JP2002145092A - ラックピニオン式油圧パワーステアリング装置 - Google Patents

ラックピニオン式油圧パワーステアリング装置

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JP2002145092A JP2000345441A JP2000345441A JP2002145092A JP 2002145092 A JP2002145092 A JP 2002145092A JP 2000345441 A JP2000345441 A JP 2000345441A JP 2000345441 A JP2000345441 A JP 2000345441A JP 2002145092 A JP2002145092 A JP 2002145092A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】加工公差や組み立て公差によるハウジングに対
する出力シャフトの軸方向のがたつきを規制するための
環状弾性部材の交換を容易に行うことができるドロップ
イン構造のラックピニオン式油圧パワーステアリング装
置を提供する。 【解決手段】出力シャフト4の外周のピニオンを覆うピ
ニオンハウジング21と、出力シャフト4の周囲の油圧制
御弁を覆うバルブハウジング22とを連結する。ピニオン
7と油圧制御弁11との間で出力シャフト4を支持する転
がり軸受41の内輪41aは出力シャフト4に固定され、外
輪41bはバルブハウジング22のバルブ側受け部45とピニ
オンハウジング21のピニオン側受け部44とにより、その
外輪41bのピニオン側端面とピニオン側受け部44との間
に配置される環状弾性部材46と共に挟み込まれる。その
環状弾性部材46は出力シャフト軸方向に圧縮される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるドロップ
イン構造のラックピニオン式油圧パワーステアリング装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示すドロップイン構造のラックピ
ニオン式油圧パワーステアリング装置100は、操舵に
より回転する出力シャフト101の外周に一体形成され
るピニオン102をピニオンハウジング103により覆
い、そのピニオン102から軸方向に離れた位置におい
て出力シャフト101の周囲に設けられる油圧制御弁1
04をバルブハウジング105により覆い、その油圧制
御弁104により制御される油圧に応じて作動する油圧
アクチュエータ(図示省略)により操舵補助力を発生す
る。そのピニオンハウジング103の端面103aとバ
ルブハウジング105の端面105aとが接するよう
に、両ハウジング103、105は互いに連結されてい
る。その出力シャフト101は、ピニオン102と油圧
制御弁104との間において転がり軸受106により支
持される。その転がり軸受106の内輪106aは、出
力シャフト101の外周に形成された内輪受け部110
と出力シャフト101に嵌め合わされる止め輪111と
の間に挟まれることで出力シャフト101に固定され
る。そのピニオンハウジング103内に、その転がり軸
受106の外輪106bのピニオン側端部を受けるピニ
オン側受け部108が設けられ、そのバルブハウジング
105内に、その転がり軸受106の外輪106bのバ
ルブ側端部を受けるバルブ側受け部109が設けられて
いる。その外輪106bとバルブ側受け部109との間
に、出力シャフト軸方向に弾性変形可能なスプリングワ
ッシャ112が配置されている。両ハウジング103、
105が連結されることで、その外輪106bはスプリ
ングワッシャ112と共に両受け部108、109の間
に挟まれ、そのスプリングワッシャ112は軸方向にお
いて圧縮される。
【0003】上記構造においては、バルブハウジング1
05に油圧制御弁104と出力シャフト101とを組み
込んで組み立て体とした後に、その組み立て体における
出力シャフト101をピニオンハウジング103に挿入
するドロップイン工程の後に、バルブハウジング105
とピニオンハウジング103とを連結するだけで組み立
てが完了するので、組み立てが作業が簡単化される。
【0004】また、もし上記のようなスプリングワッシ
ャ112がなければ、加工公差や組み立て公差により、
両受け部108、109間の距離が転がり軸受106の
外輪106bの軸方向寸法よりも大きくなり、両受け部
108、109と外輪106bとの間に軸方向隙間が生
じる。そのため、ハウジング103、105に対する出
力シャフト101の軸方向のがたつきが大きくなり、剛
性の低下や音の発生等の問題が生じる。その軸方向隙間
を、上記のように外輪106bとバルブ側受け部109
との間で圧縮されるスプリングワッシャ112によりな
くすことで、その加工公差や組み立て公差を吸収するこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成におけ
るスプリングワッシャ112は、転がり軸受106の外
輪106bとバルブ側受け部109との間に配置されて
いる。そのため、スプリングスプリングワッシャ112
を交換するには両ハウジング103、105の連結を解
除した後に、組み立て体とされた出力シャフト101、
油圧制御弁104、転がり軸受106をバルブハウジン
グ105から取り外す必要がある。そのため、その交換
作業に要する工数が多くなるという問題がある。さら
に、その油圧制御弁104とバルブハウジング105と
の間や、出力シャフト101とバルブハウジング105
との間にはオイルシール等の複数のシール部材が介在す
ることから、そのように組み立て体をバルブハウジング
105から取り外すと、そのシール部材が破損したり交
換の必要性が生じるといった問題も生じる。また、スプ
リングワッシャ112の軸方向における弾性変形可能量
が充分でない場合、加工公差や組み立て公差を充分に吸
収することができなくなる。
【0006】本発明は、上記問題を解決することのでき
るラックピニオン式油圧パワーステアリング装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、操舵により回
転する出力シャフトと、その出力シャフトの外周に一体
的に形成されるピニオンと、そのピニオンに噛み合うラ
ックと、そのピニオンを覆うピニオンハウジングと、そ
のピニオンから軸方向に離れた位置において、その出力
シャフトの周囲に設けられる油圧制御弁と、その油圧制
御弁を覆うと共に、そのピニオンハウジングに連結され
るバルブハウジングとを備えるラックピニオン式油圧パ
ワーステアリング装置に適用される。本発明は、そのピ
ニオンと油圧制御弁との間において、その出力シャフト
を支持する転がり軸受が設けられ、その転がり軸受の内
輪は出力シャフトに固定され、そのピニオンハウジング
に、その転がり軸受の外輪のピニオン側端面を受けるピ
ニオン側受け部が設けられ、そのバルブハウジングに、
その外輪のバルブ側端面を受けるバルブ側受け部が設け
られ、その外輪のピニオン側端面とピニオン側受け部と
の間に、環状弾性部材が配置され、そのピニオンハウジ
ングとバルブハウジングとの連結により、その外輪と環
状弾性部材とは両受け部により挟み込まれ、且つ、その
環状弾性部材が出力シャフト軸方向に圧縮されることを
特徴とする。本発明の構成によれば、バルブハウジング
に油圧制御弁と出力シャフトとを組み込んで組み立て体
とした後に、その組み立て体における出力シャフトをピ
ニオンハウジングに挿入するドロップイン工程の後に、
バルブハウジングとピニオンハウジングとを連結するだ
けで組み立てが完了し、組み立て作業が簡単化される。
その出力シャフトを支持する転がり軸受の内輪は出力シ
ャフトに固定され、外輪は環状弾性部材と共に両ハウジ
ングの受け部の間に挟まれ、その環状弾性部材は軸方向
において圧縮されるので、加工公差や組み立て公差によ
るハウジングに対する出力シャフトの軸方向のがたつき
を規制できる。そして、その環状弾性部材は、その外輪
のピニオン側端面とピニオン側受け部との間に配置され
るので、ピニオンハウジングとバルブハウジングとの連
結を解除するだけで交換可能であり、交換作業を容易に
行うことができる。
【0008】その環状弾性部材はゴム製とされ、その環
状弾性部材に、出力シャフト軸方向に沿う複数の貫通孔
が周方向における間隔をおいて形成されているのが好ま
しい。あるいは、その環状弾性部材はゴム製とされ、且
つ、その表裏面の軸方向における位置が周方向における
位置の変化に伴い変化するのが好ましい。これにより、
環状弾性部材の軸方向における弾性変形可能量が大きく
なり、加工公差や組み立て公差を充分に吸収できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1に示すラックピニオン式油圧パ
ワーステアリング装置1は、ステアリングホイール(図
示省略)に連結される入力シャフト2と、この入力シャ
フト2にトーションバー3を介して連結される出力シャ
フト4とを備えている。そのトーションバー3はピン5
を介して入力シャフト2に連結され、また、セレーショ
ン6を介して出力シャフト4に連結されている。これに
より、その入力シャフト2と出力シャフト4とは操舵ト
ルクに応じて弾性的に相対回転する。その出力シャフト
4の外周にピニオン7が同行回転するように一体的に形
成され、このピニオン7に噛み合うラック8が車輪(図
示省略)に連結されている。操舵による入力シャフト2
の回転がトーションバー3を介して伝達されることで、
出力シャフト4はピニオン7と共に回転し、ラック8は
車両幅方向に移動する。このラック8の移動により車輪
の舵角が変化する。なお、そのラック8を支持するサポ
ートヨーク16がバネ17の弾力によりラック8に押し
付けられている。
【0010】操舵補助力発生用油圧アクチュエータとし
て油圧シリンダ12が設けられている。その油圧シリン
ダ12は、上記ピニオン7とラック8とを覆うピニオン
ハウジング21により構成されるシリンダチューブと、
ラック8に一体に形成されたピストン13と、そのピス
トン13により仕切られる一対の油室14、15を備え
る。
【0011】そのピニオン7から軸方向に離れた位置に
おいて、その出力シャフト4の周囲にロータリー式油圧
制御弁11が設けられている。その油圧制御弁11は、
上記ピニオンハウジング21に連結されるバルブハウジ
ング22により覆われ、上記出力シャフト4に同行回転
するように連結される筒状の第1バルブ部材24と、こ
の第1バルブ部材24により覆われる上記入力シャフト
2の外周に一体的に設けられる第2バルブ部材25とを
有する。その第1バルブ部材24は出力シャフト4の回
転によりバルブハウジング22に対して出力シャフト4
の軸中心に相対回転する。操舵トルクに応じた入出力シ
ャフト2、4の弾性的な相対回転により両バルブ部材2
4、25は相対回転する。両バルブ部材24、25の間
は弁間油路27とされ、この弁間油路27にポンプPと
油圧シリンダ12の各油室14、15が、バルブハウジ
ング22に設けられたポート22a、22b、22cと
第1バルブ部材24に形成された油路24a、24b、
24cとを介して個別に接続され、また、その弁間油路
27にタンクTがバルブハウジング22に設けられたポ
ート22d、入力シャフト2に形成された油路2a、2
b、および入力シャフト2とトーションバー3との間を
介して接続される。その第1バルブ部材24の外周面と
バルブハウジング22の内周面とは、その出力シャフト
4と同心の円筒面に沿うと共に微小隙間を介して対向す
るものとされ、その微小隙間は各ポート22a、22
b、22c、22dの間においてシールリング26によ
りシールされている。その弁間油路27に、両バルブ部
材24、25の相対回転量に応じて開度が変化する絞り
が、その相対回転量に応じてポンプPから吐出される圧
油の油圧を制御できるように設けられている。その圧油
は、操舵方向に応じて油圧シリンダ12の両油室14、
15の中の一方に供給され、他方から油圧制御弁11を
介してタンクTに還流する。これにより、その油圧制御
弁11により制御される油圧に応じて油圧シリンダ12
が作動することで、ラック8に作用する操舵補助力が発
生する。その油圧制御弁11は公知のものを用いること
ができる。
【0012】そのピニオンハウジング21の一端側内周
にバルブハウジング22の一端側外周がシールリング2
8を介して嵌め合わされることで、両ハウジング21、
22は互いに出力シャフト径方向におけるがたつきなく
連結されている。
【0013】その入力シャフト2は、バルブハウジング
22内に設けられたボールベアリング31と、出力シャ
フト4の端部に形成された凹部に嵌め合わされたブッシ
ュ32とにより支持されている。そのベアリング31と
ブッシュ32との間に上記油圧制御弁11が配置されて
いる。その入力シャフト2の外周とバルブハウジング2
2の内周との間をシールするオイルシール33が、その
ボールベアリング31とバルブハウジング22の他端と
の間に設けられている。
【0014】その出力シャフト4は、ピニオン7と油圧
制御弁11との間において、バルブハウジング22内に
設けられたボールベアリング(転がり軸受)41により
支持され、ピニオン7よりも油圧制御弁11から離れた
側においてニードルベアリング49により支持されてい
る。
【0015】図2に示すように、そのボールベアリング
41の内輪41aは、出力シャフト4の外周に形成され
る段差により構成される内輪受け部42と、出力シャフ
ト4の外周に嵌め合わされた止め輪43とにより挟まれ
ることで出力シャフト4に固定されている。そのピニオ
ンハウジング21の内周に形成される段差により、その
ボールベアリング41の外輪41bのピニオン側端面を
受けるピニオン側受け部44が構成されている。そのバ
ルブハウジング22の端面は、その外輪41bのバルブ
側端面を受けるバルブ側受け部45を有する。その外輪
41bのピニオン側端面とピニオン側受け部44との間
に、図3の(1)、(2)に示すゴム製の環状弾性部材
46が配置されている。
【0016】そのピニオンハウジング21とバルブハウ
ジング22は外方に突出するフランジ21b、22eを
有し、一方のフランジ部22eに挿通されるボルト55
が他方のフランジ部21bに形成される雌ねじにねじ合
わされることで、両ハウジング21、22は連結され
る。そのピニオンハウジング21とバルブハウジング2
2との連結により、上記外輪41bと環状弾性部材46
とは両受け部44、45により挟み込まれ、且つ、その
環状弾性部材46が出力シャフト軸方向に圧縮される。
【0017】その出力シャフト4の外周とバルブハウジ
ング22の内周との間をシールするオイルシール51
が、油圧制御弁11とボールベアリング41との間に配
置されている。本実施形態のオイルシール51は、バル
ブハウジング22の内周に形成された段差22′とボー
ルベアリング41との間に配置されることで位置決めさ
れている。そのオイルシール51は公知のもので、芯金
をゴムにより被覆した構成で、そのゴムの内周側に出力
シャフト4の外周に接するリップ部51′が設けられて
いる。
【0018】上記構成によれば、バルブハウジング22
に油圧制御弁11と出力シャフト4とを組み込んで組み
立て体とした後に、その組み立て体における出力シャフ
ト4をピニオンハウジング21に挿入するドロップイン
工程の後に、バルブハウジング22とピニオンハウジン
グ21とをボルト55により連結するだけで組み立てが
完了し、組み立て作業が簡単化される。その出力シャフ
ト4を支持するボールベアリング41の内輪41aは出
力シャフト4に固定され、外輪41bは環状弾性部材4
6と共に両ハウジング21、22の受け部44、45の
間に挟まれ、その環状弾性部材46は軸方向において圧
縮されるので、加工公差や組み立て公差によるハウジン
グ21、22に対する出力シャフト4の軸方向のがたつ
きを規制できる。そして、その環状弾性部材46は、そ
の外輪41bのピニオン側端面とピニオン側受け部との
間に配置されるので、ピニオンハウジング21とバルブ
ハウジング22との連結を解除するだけで交換可能であ
る。
【0019】図4の(1)、(2)は上記実施形態の第
1変形例の環状弾性部材46′を示す。その環状弾性部
材46′における上記実施形態の環状弾性部材46との
相違は、出力シャフト4の軸方向に沿う複数の貫通孔6
1が周方向における間隔をおいて形成されている点にあ
る。本変形例では、周方向において相隣接する貫通孔6
1の径方向における位置は互いに相違するものとされて
いる。他は上記第1実施形態と同様とされる。図5の
(1)、(2)は上記実施形態の第2変形例の環状弾性
部材46″を示す。その環状弾性部材46″における上
記実施形態の環状弾性部材46との相違は、その表裏面
46a、46bの軸方向における位置が周方向における
位置の変化に伴い変化する点にある。本変形例では、環
状弾性部材46の径方向から視て表裏面は波形とされて
いる。他は上記第1実施形態と同様とされる。各変形例
においては環状弾性部材46′、46″の軸方向におけ
る弾性変形可能量が上記実施形態のような単なる円環形
状の環状弾性部材46よりも大きくなり、加工公差や組
み立て公差の吸収量が大きくなる。
【0020】本発明は上記実施形態に限定されない。例
えば、上記実施形態ではボールベアリング41をピニオ
ンハウジング21内に配置したが、図6の第3変形例に
示すようにバルブハウジング22内に配置してもよい。
また、環状弾性部材として皿バネを用いてもよい。ま
た、ピニオンと油圧制御弁との間において出力シャフト
を支持するのはボールベアリングに限定されず、転がり
軸受であればよい。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、加工公差や組み立て公
差によるハウジングに対する出力シャフトの軸方向のが
たつきを規制するための環状弾性部材の交換を容易に行
うことができ、さらに、その公差の増大に対応し得るラ
ックピニオン式油圧パワーステアリング装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のステアリング装置の断面図
【図2】本発明の実施形態のステアリング装置の要部の
断面図
【図3】本発明の実施形態のステアリング装置における
環状弾性部材の(1)は正面図、(2)は断面図
【図4】本発明の実施形態の第1変形例のステアリング
装置における環状弾性部材の(1)は正面図、(2)は
断面図
【図5】本発明の実施形態の第2変形例のステアリング
装置における環状弾性部材の(1)は正面図、(2)は
断面図
【図6】本発明の実施形態の第3変形例のステアリング
装置の断面図
【図7】従来のステアリング装置の断面図
【符号の説明】
1 ラックピニオン式油圧パワーステアリング装置 4 出力シャフト 7 ピニオン 8 ラック 11 油圧制御弁 12 油圧シリンダ 21 ピニオンハウジング 22 バルブハウジング 41 ボールベアリング 41a 内輪 41b 外輪 44 ピニオン側受け部 45 バルブ側受け部 46、46′、46″環状弾性部材 61 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16H 19/04 F16H 19/04 K

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操舵により回転する出力シャフトと、その
    出力シャフトの外周に一体的に形成されるピニオンと、
    そのピニオンに噛み合うラックと、そのピニオンを覆う
    ピニオンハウジングと、そのピニオンから軸方向に離れ
    た位置において、その出力シャフトの周囲に設けられる
    油圧制御弁と、その油圧制御弁を覆うと共に、そのピニ
    オンハウジングに連結されるバルブハウジングとを備え
    るラックピニオン式油圧パワーステアリング装置におい
    て、そのピニオンと油圧制御弁との間において、その出
    力シャフトを支持する転がり軸受が設けられ、その転が
    り軸受の内輪は出力シャフトに固定され、そのピニオン
    ハウジングに、その転がり軸受の外輪のピニオン側端面
    を受けるピニオン側受け部が設けられ、そのバルブハウ
    ジングに、その外輪のバルブ側端面を受けるバルブ側受
    け部が設けられ、その外輪のピニオン側端面とピニオン
    側受け部との間に、環状弾性部材が配置され、そのピニ
    オンハウジングとバルブハウジングとの連結により、そ
    の外輪と環状弾性部材とは両受け部により挟み込まれ、
    且つ、その環状弾性部材が出力シャフト軸方向に圧縮さ
    れることを特徴とするラックピニオン式油圧パワーステ
    アリング装置。
  2. 【請求項2】その環状弾性部材はゴム製とされ、その環
    状弾性部材に、出力シャフト軸方向に沿う複数の貫通孔
    が周方向における間隔をおいて形成されている請求項1
    に記載のラックピニオン式油圧パワーステアリング装
    置。
  3. 【請求項3】その環状弾性部材はゴム製とされ、且つ、
    その表裏面の軸方向における位置が周方向における位置
    の変化に伴い変化する請求項1に記載のラックピニオン
    式油圧パワーステアリング装置。
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