JP2589451Y2 - 油圧パワーステアリング装置 - Google Patents

油圧パワーステアリング装置

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JP2589451Y2 JP1993024975U JP2497593U JP2589451Y2 JP 2589451 Y2 JP2589451 Y2 JP 2589451Y2 JP 1993024975 U JP1993024975 U JP 1993024975U JP 2497593 U JP2497593 U JP 2497593U JP 2589451 Y2 JP2589451 Y2 JP 2589451Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、入力軸と出力軸との相
対回転量に応じて操舵補助力を制御するコントロールバ
ルブを備えた油圧パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】操舵により回転する入力軸と、この入力
軸にトーションバーを介し連結される出力軸と、操舵補
助力制御用コントロールバルブとを備え、そのコントロ
ールバルブは、その入力軸の外周に相対回転可能に嵌合
されると共に出力軸の外周に同行回転するよう嵌合され
る筒状の弁部材を有し、その弁部材と入力軸との間に形
成された絞り部の開度が入力軸と出力軸との相対回転量
に応じて変化することで操舵補助力が制御される油圧パ
ワーステアリング装置が従来より用いられている。
【0003】図5に示すように、従来のコントロールバ
ルブにおいては、その弁部材101に形成された径方向
に沿うピン挿入孔102と、出力軸103に形成された
径方向に沿うピン挿入孔104とにダウェルピン105
が挿入されることで、弁部材101と出力軸103とが
同行回転するものとされている。
【0004】その弁部材101と出力軸103とのピン
105による連結は、出力軸103に弁部材101を嵌
合した後に両ピン挿入孔102、104にピン105を
挿入するのは、ステアリング装置の組立工程上において
弁部材101と出力軸103の相対位置調節のため再分
解するのが困難なことから、まず、出力軸103のピン
挿入孔104にピン105を圧入し、次に、その出力軸
103に弁部材101を嵌合し、次に、弁部材101を
出力軸103に対し径方向に変位させることで、弁部材
101のピン挿入孔102にピン105を挿入してい
る。この場合、弁部材101のピン挿入孔102へのピ
ン105の嵌め合いはすきまばめとされる。
【0005】上記のような作業手順でピン105を各ピ
ン挿入孔102、104に挿入する必要上、弁部材10
1の出力軸103との嵌合部の内径をD2、その出力軸
103の弁部材101との嵌合部の外径をD1′、その
ピン105の出力軸103からの突出寸法をL、弁部材
101の外径をD4として、D2>D1′+LかつD4
>D1′+2L>D2とされている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上記のような油圧パワ
ーステアリング装置にあっては、小型軽量化のために弁
部材101の外径D4は可及的に小さくすることが望ま
れる。さらに、弁部材101とピン105との径方向の
接触長さを大きくして弁部材101と出力軸103との
連結を確実なものにするため、弁部材101の出力軸1
03との嵌合部の内径D2を可及的に小さくすることが
望まれる。
【0007】しかし、弁部材101の外径D4と内径D
2を小さくしようとすると、出力軸103の外径D1′
を小さくしなければならず、出力軸103の強度が低下
するという問題がある。特に、図6に示すように、出力
軸103の軸端に凹部103aを形成し、この凹部10
3aの内面に入力軸106の外周に形成した非円形部1
06aの外面を当接させ、入力軸106と出力軸103
との相対回転量を一定範囲に規制してトーションバー1
07の破損を防止する場合、その凹部103aの周囲に
おける肉厚が薄くなるので強度低下が問題になる。その
ため、その凹部103aは全周囲を壁により囲んだ形状
として強度の向上が図られているが、そのような形状に
すると機械加工は困難で鍛造成形する必要があり、加工
コストが増大するという問題があった。
【0008】本考案は、上記従来技術の問題を解決する
ことのできる油圧パワーステアリング装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、操舵により回
転する入力軸と、この入力軸にトーションバーを介し連
結される出力軸と、操舵補助力制御用コントロールバル
ブとを備え、そのコントロールバルブは、その入力軸の
外周に相対回転可能に嵌合されると共に出力軸の外周に
同行回転するよう嵌合される筒状の弁部材を有し、その
弁部材と入力軸との間に形成された絞り部の開度が入力
軸と出力軸との相対回転量に応じて変化することで操舵
補助力が制御され、その弁部材と出力軸とに形成された
径方向に沿うピン挿入孔にピンが挿入されることで弁部
材と出力軸とが同行回転する油圧パワーステアリング装
置において、その弁部材の出力軸との嵌合部の内周に、
軸方向端部寄り部分が軸方向中央寄り部分よりも薄肉と
なるように段差が形成され、その段差により弁部材のピ
ン挿入孔は軸方向端部寄り部分と軸方向中央寄り部分と
に区画され、その弁部材のピン挿入孔の軸方向中央寄り
部分に出力軸から突出するピンが軸方向から嵌合可能と
され、その弁部材の出力軸との嵌合部の軸方向中央寄り
部分の内径をD2、その出力軸の弁部材との嵌合部の外
径をD1、そのピンの出力軸からの突出寸法をL、その
段差寸法をδとして、D2+δ>D1+LかつD1+2
L>D2+2δであることを特徴とする。
【0010】
【作用】本考案の構成によれば、出力軸のピン挿入孔に
ピンを圧入した後に出力軸に弁部材を軸方向から嵌合す
ることで、弁部材のピン挿入孔の軸方向中央寄り部分に
出力軸から突出するピンを軸方向から嵌合させることが
できる。しかる後に、弁部材を出力軸に対し径方向に変
位させることで、弁部材のピン挿入孔にピンを挿入する
ことができる。
【0011】その弁部材の出力軸との嵌合部の内周に、
軸方向端部寄り部分が軸方向中央寄り部分よりも薄肉と
なるように段差が形成され、その段差により弁部材のピ
ン挿入孔は軸方向端部寄り部分と軸方向中央寄り部分と
に区画されているので、その段差寸法δだけ、その段差
がない場合に比べ出力軸の外径を大きくすることができ
る。しかも、弁部材のピン挿入孔の軸方向中央寄り部分
とピンとの径方向の接触長さは、その段差があっても短
くなることはない。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例を説明
する。
【0013】図1に示すラックピニオン式油圧パワース
テアリング装置1は、車両のハンドル(図示省略)に連
結される筒状の入力軸2と、この入力軸2にトーション
バー6を介し連結される出力軸3とを備え、そのトーシ
ョンバー6の捩れにより入力軸2と出力軸3とは相対回
転する。すなわち、入力軸2と出力軸3とは同心で、入
力軸2の下端部は上部よりも小径とされ、この入力軸2
の下端部に対向する出力軸3の上端部に凹部3aが形成
されている。その凹部3aに入力軸2の下端部が軸受1
2を介し嵌合されている。また、入力軸2と出力軸3と
にトーションバー6が挿入され、このトーションバー6
の上端はピン4を介し入力軸2に連結され、下端はセレ
ーション5を介し出力軸3に連結されている。
【0014】その入力軸2は、バルブハウジング7にベ
アリング8を介して回転可能に支持されている。その出
力軸3は、ラックハウジング9に一対のベアリング1
0、11を介し回転可能に支持されている。その出力軸
3にピニオン15が形成され、このピニオン15に噛み
合うラック16がサポートヨーク40により支持され、
そのラック16に操舵用車輪(図示省略)が連結され
る。これにより、操舵による入力軸2の回転はトーショ
ンバー6を介してピニオン15に伝達され、このピニオ
ン15の回転によりラック16は車両幅方向に移動し、
このラック16の移動により車両の操舵がなされる。
【0015】操舵補助力を付与する油圧アクチュエータ
として油圧シリンダ20が設けられている。この油圧シ
リンダ20は、ラックハウジング9により構成されるシ
リンダチューブと、ラック16に一体化されるピストン
21を備えている。そのピストン21により仕切られる
油室22、23に、操舵方向と操舵抵抗に応じて圧油を
供給する油圧コントロールバルブ30が設けられてい
る。
【0016】そのコントロールバルブ30は、前記バル
ブハウジング7の内部に上下複数のシールリング25を
介し相対回転可能に挿入されると共に、入力軸2の外周
に相対回転可能に嵌合される筒状の弁部材31を備えて
いる。また、その弁部材31は出力軸3の外周にピン3
2を介して同行回転するよう嵌合されている。すなわ
ち、図2に示すように、その出力軸3と弁部材31と
に、それぞれ径方向に沿うピン挿入孔41、42が形成
され、両ピン挿入孔41、42にピン32が挿入されて
いる。そのピン32は出力軸3のピン挿入孔41に圧入
され、弁部材31のピン挿入孔42への嵌め合いはすき
まばめとされている。
【0017】その弁部材31の出力軸3との嵌合部31
aの内周に、軸方向端部寄り部分(図2において下方側
部分)が軸方向中央寄り部分(図2において上方側部
分)よりも薄肉となるように段差31bが形成されてい
る。本実施例では、その段差31bは弁部材31の内周
の全周に亘って形成されている。その段差31bにより
弁部材31のピン挿入孔42は軸方向端部寄り部分42
aと軸方向中央寄り部分42bとに区画されている。本
実施例では、その段差31bはピン挿入孔42の中心に
配置され、これにより、その弁部材31のピン挿入孔4
2の軸方向中央寄り部分42bに、出力軸3から突出す
るピン32が軸方向から嵌合可能とされている。
【0018】その弁部材31の出力軸3との嵌合部31
aの軸方向端部寄り部分の内径をD3、軸方向中央寄り
部分の内径をD2、その出力軸3の弁部材31との嵌合
部3bの外径をD1、そのピンの出力軸からの突出寸法
をL、弁部材31の外径をD4、前記段差31bの寸法
をδ=(D3−D2)/2として、D2+(D3−D
2)/2>D1+LかつD1+2L>D2+2δとされ
ている。これにより、出力軸3のピン挿入孔41にピン
32を圧入した後に、出力軸3に弁部材31を軸方向か
ら(図2において上方から)嵌合することで、弁部材3
1のピン挿入孔42の軸方向中央寄り部分42bに、出
力軸3から突出するピン32を軸方向から嵌合させるこ
とができる。しかる後に、弁部材31を出力軸3に対し
径方向に変位させることで、弁部材31のピン挿入孔4
2にピン32を挿入し、弁部材31と出力軸3とを連結
することができる。
【0019】図3に示すように、出力軸3の上端に形成
された前記凹部3aは、図において左右は壁とされると
共に上下は開放された溝状とされ、機械加工により成形
されている。この凹部103aの内面に、入力軸2の外
周に形成された非円形部2aの外面が当接することで、
入力軸2と出力軸3との相対回転量は一定範囲に規制さ
れ、トーションバー6の破損を防止している。
【0020】そのバルブハウジング7に、ポンプ33に
接続される入口ポート34と、タンク35に接続される
出口ポート36と、前記油圧シリンダ20の一方の油室
22に接続される第一ポート37と、他方の油室23に
接続される第二ポート38とが配置されている。各ポー
ト34、36、37、38は、入力軸2と弁部材31と
の間の油路を介し連通し、その油路に形成された絞り部
が、トーションバー6のねじれに伴う入力軸2と弁部材
31との相対回転により開度が調節される。
【0021】すなわち、図4に示すように、弁部材31
の内周に軸方向に沿う第1凹部50が周方向等間隔に8
ケ所形成されている。その第1凹部50の周方向間に対
向するように入力軸2の外周に第2凹部51が周方向等
間隔に8ケ所形成されている。その第1凹部50は、弁
部材31に形成された流路53を介し前記第1ポート3
7に連通するものと、弁部材31に形成された流路54
を介し第2ポート38に連通するものとが、周方向に交
互に並列する。その第2凹部51は、弁部材31に形成
された流路55を介し前記入口ポート34に通じるもの
と、入力軸2の下方に形成された流路52aからトーシ
ョンバー6と入力軸2との内外周間の流路52cを介し
入力軸2の上方に形成された流路52bから出口ポート
36に通じるものとが、周方向に交互に並列する。その
第1凹部50の軸方向に沿う縁と第2凹部51の軸方向
に沿う縁との周方向間が絞り部A、B、C、Dとされて
いる。図4は操舵が行なわれていない状態を示し、入口
ポート34と出口ポート36とが連通し、ポンプ33か
らコントロールバルブ30に流入する油はタンク35に
還流し、操舵補助力は発生しない。左右一方へ操舵する
ことによって生じる操舵抵抗によりトーションバー6が
ねじれ、弁部材31と入力軸2とが相対回転すると、第
1凹部50と第2凹部51との相対位置が変化し、入口
ポート34と第1ポート37との間の絞り部Aの開度が
大きくなり、第1ポート37と出口ポート36との間の
絞り部Bの開度が小さくなり、入口ポート34と第2ポ
ート38との間の絞り部Cの開度が小さくなり、第2ポ
ート38と出口ポート36との間の絞り部Dの開度が大
きくなる。これにより、油圧シリンダ20の一方の油室
22に操舵方向と操舵抵抗に応じた圧力の圧油が供給さ
れ、また、他方の油室23からタンク35に油が還流
し、車両の左右一方への操舵補助力がピストン21から
ラック16に作用する。左右他方へ操舵すると、弁部材
31と入力軸2とが左右一方へ操舵した場合と逆方向に
相対回転し、車両の左右他方への操舵補助力がピストン
21からラック16に作用する。
【0022】その油圧シリンダ20の作動油がポンプ3
3からタンク35に還流する途中でバルブハウジング7
から漏洩するのを防止するため、入力軸2の外周とバル
ブハウジング7の上部内周との間に介在するオイルシー
ル60、出力軸3の外周とバルブハウジング7の下部内
周との間に介在するオイルシール61、およびトーショ
ンバー6の上部外周と入力軸2の上部内周との間に介在
するオイルシール62が設けられている。
【0023】上記構成によれば、弁部材31の出力軸3
との嵌合部31aの内周に、軸方向端部寄り部分が軸方
向中央寄り部分よりも薄肉となるように段差31bが形
成され、その段差31bにより、弁部材31のピン挿入
孔42は軸方向端部寄り部分42aと軸方向中央寄り部
分42bとに区画されているので、その段差31bの径
方向寸法(D3−D2)/2=δだけ、その段差31b
がない場合に比べ出力軸3の外径D1を大きくすること
ができる。しかも、弁部材31のピン挿入孔42の軸方
向中央寄り部分42bとピン32との径方向の接触長さ
は、その段差31bがあっても短くなることはない。こ
れにより、ステアリング装置を大型化することなく、且
つ、弁部材31と出力軸3との連結強度を低下させるこ
となく、出力軸3の弁部材31との嵌合部3bの径を大
きくして強度を向上することができる。また、入力軸2
と出力軸3との相対回転量を規制するために出力軸3に
形成される凹部3aは、全周囲を壁により囲む必要がな
く容易に機械できるので加工コストを低減できる。
【0024】なお、本考案は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、上記実施例では段差31bは弁部
材31の内周の全周に亘り設けたが、周方向一部にのみ
形成するものでもよい。また、上記実施例の段差31b
はピン挿入孔42の中心に配置されているが、そのピン
挿入孔42の軸方向中央寄り部分42bに、出力軸3か
ら突出するピン32が軸方向から嵌合可能であれば、そ
の中心より多少上下にずれた位置であってもよい。
【0025】
【考案の効果】本考案の油圧パワーステアリング装置に
よれば、ステアリング装置を大型化することなく、且
つ、コントロールバルブの弁部材と出力軸との連結強度
を低下させることなく、出力軸の弁部材との嵌合部の径
を大きくして強度を向上することができ、また、入力軸
と出力軸との相対回転量を規制するために出力軸に形成
される凹部は、全周囲を壁により囲む必要がなく機械加
工が容易な形状にできるので加工コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の油圧パワーステアリング装置
の断面図
【図2】本考案の実施例の油圧パワーステアリング装置
の要部の断面図
【図3】図1のIII‐III線断面図
【図4】図1のIV‐IV線断面図
【図5】従来例の油圧パワーステアリング装置の要部の
断面図
【図6】図5のVI‐VI線断面図
【符号の説明】
2 入力軸 3 出力軸 6 トーションバー 30 コントロールバルブ 31 弁部材 31b 段差 32 ピン 41 ピン挿入孔 42 ピン挿入孔 A、B、C、D 絞り部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 5/083

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操舵により回転する入力軸と、この入力
    軸にトーションバーを介し連結される出力軸と、操舵補
    助力制御用コントロールバルブとを備え、そのコントロ
    ールバルブは、その入力軸の外周に相対回転可能に嵌合
    されると共に出力軸の外周に同行回転するよう嵌合され
    る筒状の弁部材を有し、その弁部材と入力軸との間に形
    成された絞り部の開度が入力軸と出力軸との相対回転量
    に応じて変化することで操舵補助力が制御され、その弁
    部材と出力軸とに形成された径方向に沿うピン挿入孔に
    ピンが挿入されることで弁部材と出力軸とが同行回転す
    る油圧パワーステアリング装置において、その弁部材の
    出力軸との嵌合部の内周に、軸方向端部寄り部分が軸方
    向中央寄り部分よりも薄肉となるように段差が形成さ
    れ、その段差により弁部材のピン挿入孔は軸方向端部寄
    り部分と軸方向中央寄り部分とに区画され、その弁部材
    のピン挿入孔の軸方向中央寄り部分に出力軸から突出す
    るピンが軸方向から嵌合可能とされ、その弁部材の出力
    軸との嵌合部の軸方向中央寄り部分の内径をD2、その
    出力軸の弁部材との嵌合部の外径をD1、そのピンの出
    力軸からの突出寸法をL、その段差寸法をδとして、D
    2+δ>D1+LかつD1+2L>D2+2δであるこ
    とを特徴とする油圧パワーステアリング装置。
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