JP2002144124A - 小型ドリル - Google Patents

小型ドリル

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Drilling Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い剛性をもち、切り屑排出性が良好で、穴
位置精度が高い 【解決手段】 刃先部11の周面に1条の切屑排出溝1
2と該切屑排出溝12のドリル回転方向T前方側に連通
して、刃先部11の周面に開口する溝状部15とを設け
る。芯厚割合d/Dを60%以上に設定する。マージン
角θを120゜以上に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてプリント
基板に小径深穴の孔部を穿設するのに用いられる小型ド
リル等の切削工具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に小型ドリルは、穿孔すべき穴がき
わめて小径であり、ドリル本体の先端側に例えば直径
0.05〜3.175mm程度の小径棒状の刃先部が設
けられ、後端側にドリル本体を工作機械の回転軸に把持
するための比較的大径のシャンク部が刃先部と一体にま
たはろう付けや締まり嵌め等で接続されて設けられてい
る。刃先部の材質は、通常、超硬合金が採用され、シャ
ンク部は超硬合金やスチール等の鋼材等が採用されてい
る。従来の小型ドリルでは、回転軸線周りに回転される
小型ドリルの刃先部の周面に、刃先部の先端から基端側
に向けて回転軸線周りにねじれる2条の切屑排出溝が対
向して形成されている。このような2条の切屑排出溝が
設けられた従来の小型ドリルでは、2条の切屑排出溝に
よって芯厚が薄くなりドリルの剛性が低くなるので、穴
径が1mm以下、かつ穴深さと穴径との比が5以上のよ
うな小径深穴加工の場合、穴曲がりによる穴位置精度低
下、刃先部の折損が発生する。それらを解決する方法の
一つにステップ送りがあるが、穴明け速度が極端に低下
して生産性が大幅に低下する。
【0003】上記のような問題を解決するために、US
P5584617に開示されているような小型ドリルが
ある。図9はこの小型ドリルの側面図、図10は同小型
ドリルの刃先部の断面図である。この小型ドリル10
は、刃先部1とシャンク部とを備えており、刃先部1は
図9に示すように、その先端から基端側に向けて回転軸
線O周りにねじれる1条の切屑排出溝2が設けられてお
り、なおかつ切屑排出溝2のねじれ角γを刃先部1の先
端から基端に向かうにしたがい連続的に大きくさせて、
切り屑の排出処理を向上させる点に特徴がある。また、
刃先部1の断面図において、図10に示すように、刃先
部1の外周面、すなわちランド3はマージン4と一定の
二番取り深さaをもつ二番取り面5によって構成され、
マージン4は小型ドリル10の回転方向Tにおいて、切
屑排出溝2のすぐ後方側に形成され、さらにマージン4
の後方に続いて二番取り面5が形成されている。このよ
うな小型ドリル10では、切屑排出溝2が1条のみであ
るため、刃先部1の芯厚を薄くすることがなく、剛性を
高く保つことができ、前記のような問題はある程度解決
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、小型ドリル1
0の剛性を高く保つために刃先部1の周面に設けられる
切屑排出溝2を1条のみにしたため、切り屑を逃がすた
めの空間が従来の2条の切屑排出溝が設けられた小型ド
リルよりも小さくなり、切り屑の排出性能が悪くなって
切り屑つまりが起こるといった切り屑排出不良が発生す
るようになる。また、マージン4の回転方向T後方側に
位置する二番取り面5は、その二番取り深さaがわずか
であるために、切り屑を逃がすのに十分な大きさをもつ
空間が形成されておらず、切り屑を逃がす役割は果たさ
ない。その結果、特に穴径が0.5mm以下、かつ穴深
さと穴径との比が10以上となるような極小径深穴加工
になると、切り屑排出不良が頻繁に発生するようにな
り、昨今のより小径、より深穴の要求には十分応えられ
ない。
【0005】本発明は、上述のような課題に鑑みて、ド
リルの剛性を高く保ち、良好な切り屑排出性を得ること
ができ、穴位置精度の高い小径深穴加工用の小型ドリル
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる小型ドリ
ルは、穿孔する穴の穴径が1mm以下、かつ穴深さと穴
径との比が5以上である小径深穴加工に用いられ、刃先
部の周面に該刃先部の先端から基端側に向けて回転軸線
周りにねじれる切屑排出溝が形成された小型ドリルにお
いて、前記刃先部の周面に形成される切屑排出溝が1条
のみであり、さらに、前記切屑排出溝のドリル回転方向
前方側に位置し、前記刃先部の周面に開口するとともに
該切屑排出溝と連通しており、かつ被削材の切削の際に
生じる切り屑を逃がすのに十分な大きさをもつ溝状部が
形成されていることを特徴とする。
【0007】このような構成とすると、小型ドリルの刃
先部に設けられる切屑排出溝が1条のみであるため、刃
先部に2条の切屑排出溝が設けられた従来の小型ドリル
に比べて芯厚が厚くなり、高いドリル剛性が得られる。
さらに、切屑排出溝のドリル回転方向前方側に、切り屑
を逃がすのに十分な大きさをもつ溝状部が形成されてい
ることにより、切屑排出溝のみならず溝状部によっても
切り屑を逃がすことができ、良好な切屑排出性が得られ
る。なお、溝状部の最深部の深さMが刃先部の最大外径
Dに対してなす割合M/Dは10%以上とされるのが好
ましく、この割合M/Dが10%より小さくなると切屑
排出性が悪化する。
【0008】また、前記刃先部の断面に内接する最大の
円の直径dが刃先部の最大外径Dに対してなす割合d/
D(以下、芯厚割合と称する。)が60%以上であるこ
とを特徴とする。このような構成とすると、小型ドリル
の芯厚を十分に確保でき、ドリル剛性を高く保つことが
できる。また、芯厚割合が60%より小さいと、小型ド
リルの芯厚が薄くなってしまい、十分なドリル剛性を保
つことができなくなってしまう。
【0009】また、前記刃先部のマージンの形成されて
いる部分の断面において、マージンの両端部と回転軸線
とをそれぞれ結ぶ線がなす角度(以下、マージン角と称
する。)が120°以上であることを特徴とする。前記
マージンは切削中に加工穴の内壁と接触してバリ取りの
効果を有するとともに、切刃部分が径方向外側に引っ張
られる力を相殺することと刃先部を案内して小型ドリル
の直進性を向上させる働きがあり、上記のような構成と
すると安定したドリルの直進性を有することができる。
また、マージン角が120°より小さくなるとドリルの
直進性が損なわれ、十分な穴位置精度が得られなくな
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を用いて説明する。図1は本発明の第一実施形態に
よる小型ドリルの側面図、図2は図1に示す小型ドリル
の刃先部の断面図である。
【0011】本発明の第一実施形態による小型ドリル2
0は刃先部11とシャンク部とから構成され、刃先部1
1は図1に示すように、例えば直径0.05〜1mmの
小径で略円柱状とされており、その先端から基端まで同
一の外径Dをもつようなストレートタイプとされてい
る。すなわち、刃先部11の外径Dは最大外径Dとされ
ている。また、刃先部11にはその先端から基端側に向
けて回転軸線Oを中心に外周面に開口する1条の切屑排
出溝12が螺旋状にねじれて形成されている。
【0012】さらに、同じく刃先部11の先端から基端
側に向けて小型ドリル20の回転軸線Oを中心に刃先部
11の外周面に開口する1条の溝状部15が螺旋状にね
じれて形成されている。ここで、溝状部15は、図2に
示すように、回転軸線O側に向かって凹むような凹曲面
をなす壁面16によって凹溝状に形成されているもので
あり、また、切屑排出溝12の回転方向Tにおけるすぐ
前方側に位置して、その壁面16の回転方向T後方側が
切屑排出溝12と連通した状態となっている。なお、溝
状部15の最深部の深さM(すなわち、回転軸線Oと直
交して交わる直線上における刃先部11の外周面から溝
状部15の壁面16までの長さの最大値)が刃先部11
の最大外径Dに対してなす割合M/Dは10%以上とさ
れているのが好ましく、割合M/Dが10%より小さく
なると切屑排出性が悪化する。
【0013】切屑排出溝12の小型ドリル20の回転方
向Tを向く壁面の先端側領域をすくい面13とし、該す
くい面13と刃先部11の先端逃げ面14との交差稜線
部には切刃17が形成されている。また、ここで、刃先
部11の最大外径D(本第一実施形態においては、刃先
部11の断面視において、回転軸線Oを中心とし、後述
のマージン18を円弧とする円の直径)が1mm以下、
なおかつ、刃先部11の有効刃長Lと最大外径Dとの比
L/Dは5以上となるように刃先部11が形成されてい
る。
【0014】刃先部11において、切屑排出溝12及び
溝状部15を除く外周面、すなわちランド19はマージ
ン18とされており、切屑排出溝12及び溝状部15と
同様に刃先部11の先端から基端側に向けて小型ドリル
20の回転方向Tの後方側にねじれて螺旋状に形成され
ている。ここで、本第一実施形態においては、マージン
18は刃先部11の先端から基端まで形成されている。
【0015】ここで、図2に示すように、刃先部11の
断面視で、マージン18の回転方向Tの最も前方側に位
置する端部(第一実施形態では切屑排出溝12とマージ
ン18との交差稜線に形成されている端部)を18a、
マージン18の回転方向Tの最も後方側に位置する端部
(溝状部15とマージン18との交差稜線部に形成され
ている端部)を18bとすると、それら両端部18a,
18bと軸線Oとをそれぞれ結ぶ線AOBがなす角度θ
(マージン角θ)は120°以上に設定されている(例
えば本第一実施形態においては、マージン角θ=200
゜)。
【0016】また、図2に示すように刃先部11の断面
に内接する最大の円(いわゆる芯厚)の直径dが、刃先
部11の最大外径Dに対してなす割合d/D(芯厚割合
d/D)が60%以上とされている。ここで、第一実施
形態においては、図2に示すようにマージン18と切屑
排出溝12とに内接する円が最大の外径dをもち、その
芯厚割合d/Dは例えば65%とされている。なお、本
第一実施形態において、芯厚割合d/Dは刃先部11の
先端から基端まで一定とされている。
【0017】第一実施形態における小型ドリル20で
は、次のようにしてプリント基板等の被削材21の穴明
け加工が行われる。図3に第一実施形態による小型ドリ
ル20の刃先部11の先端面図を示す。図3に示すよう
に、小型ドリル20が回転方向Tに回転することによっ
て、切刃17が被削材21を切削する。この際に生じる
切り屑は切屑排出溝12に沿って刃先部11の基端方向
に誘導され、加工穴の外部に排出される。このとき、切
り屑を逃がすのに十分な大きさをもつ溝状部15が形成
されていることから、切削の際に生じた切り屑が切屑排
出溝12のみならず溝状部15によっても刃先部11の
基端方向に誘導されて、加工穴の外部に排出される。そ
して、刃先部11の外周面に設けられたマージン18が
加工穴の内壁のバリ取り等の表面仕上げを行いながら、
加工穴の内壁を案内することにより、小型ドリル20は
刃先部11の先端側の回転軸線O方向に切削しながら進
行する。
【0018】上述のように、第一実施形態による小型ド
リル20では、刃先部11に切屑排出溝12が1条のみ
形成されており、芯厚割合d/Dが60%以上とされて
いることから、刃先部11の芯厚を薄くすることがな
く、高いドリル剛性を有するので、穴曲がりによる穴位
置精度低下、ドリルそのものの折損を防止することがで
きる。さらに、刃先部11に溝状部15が設けられてい
ることから、切屑排出溝12のみならず溝状部15によ
っても切り屑を刃先部11の基端側に逃がすことができ
て切り屑詰まりを防ぎ、従来の1条の切屑排出溝が設け
られた小型ドリルよりも良好な切り屑排出性を得ること
ができる。
【0019】また、マージン18は切削中に加工穴の内
壁と接触して、バリ取りの効果を有するとともに、刃先
部11を案内して小型ドリルの直進性を向上させる働き
があり、マージン角θを120゜以上に設定したことに
よって、十分なドリルの直進性を有して良好な穴位置精
度を得ることができる。ここで、マージン角θが120
°より小さくなるとマージン18による案内性が損なわ
れ、回転軸線Oを中心としたドリルの回転バランスが崩
れ、ドリルの直進性が失われて、十分な穴位置精度が得
られなくなる。また、マージン角θは大きければ大きい
ほど好ましい。
【0020】また、切削中には、図3に示すように、切
刃17部分は被削材21の切削により回転軸線Oから径
方向外側に引っ張られるような力Pを受け、マージン1
8は加工穴の内壁から回転軸線Oに向かう方向に押され
る応力Qを受ける。第一実施形態のようにマージン角θ
が120°以上(例えば200°)とされているマージ
ン18が設けられていると、マージン18が受ける応力
Qが大きくなって、切刃17部分が引っ張られる力Pと
相殺するように働きかけ、ドリルの曲がりを防ぎ、より
安定したドリルの直進性を得て、穴位置精度が安定す
る。
【0021】次に、図4及び図5に本発明の第二、第三
実施形態による小型ドリルの刃先部の断面図を示す。こ
こで、第二、第三実施形態による小型ドリル30,40
は上述した第一実施形態による小型ドリル20とほぼ同
様の構成をなしており、マージン角θと芯厚割合d/D
が異なるものであり、上述の第一実施形態と同一または
同様の部分には同一の符号を用いて説明を省略する。
【0022】第二実施形態による小型ドリル30は、図
4に示すように、そのマージン角θが例えば170°と
設定されており、かつ芯厚割合d/Dが例えば65%に
設定されている。ここで、第二実施形態においては、マ
ージン18と切屑排出溝12及び溝状部15とに内接す
る円が最大の外径dをもつようになっている。
【0023】第二実施形態では、第一実施形態よりもマ
ージン角θが小さく設定されているので、溝状部15の
空間の大きさが第一実施例よりも大きくなっている。ま
た、芯厚割合d/Dは第一実施形態と同じに設定されて
いるが、刃先部11の断面積は溝状部15が大きくとら
れている分だけ減少している。これらのことにより、第
一実施例と比較して、加工穴の内壁に接触するマージン
18の面積が小さくなり、かつ刃先部11の断面積が小
さくなっているので、多少のドリルの直進性とドリルの
剛性は失われるが、溝状部15が大きくとられているこ
とにより良好な切り屑排出性が得られる。
【0024】また、第三実施形態による小型ドリル40
は、図5に示すように、そのマージン角θが例えば12
0°に設定されており、かつ芯厚割合d/Dが例えば6
0%に設定されている。ここで、第三実施形態において
は、マージン18と切屑排出溝12及び溝状部15とに
内接する円が最大の外径dをもつようになっている。第
三実施形態では、第一実施形態及び第二実施形態よりも
マージン角θが小さく設定されているので、溝状部15
の空間の大きさが第一実施形態及び第二実施形態よりも
大きくなっている。また、芯厚割合d/Dは第一実施形
態及び第二実施形態より小さく設定されている。このこ
とにより、第一実施形態及び第二実施形態と比較して、
加工穴の内壁に接触するマージン18の面積がさらに小
さくなり、かつ刃先部11の断面積が小さくなっている
ので、多少のドリルの直進性とドリルの剛性は失われる
が、溝状部15がさらに大きくとられていることにより
一層良好な切り屑排出性が得られる。
【0025】上述したように、マージン角θは大きくな
ればなるほど、加工穴の内壁に接触するマージン18の
面積が増大してより安定したドリルの直進性が得られる
が、その分、溝状部15の空間が小さくなり切り屑排出
性が劣ってしまう。また、芯厚割合d/Dは大きくなれ
ばなるほど、ドリルの剛性を高めることができるが、そ
の分切り屑排出溝12や溝状部15の空間が小さくな
り、切り屑排出性が劣ってしまう。これらのような関係
を考慮して、本発明の範囲内でマージン角θ、芯厚割合
d/D、溝状部15及び切屑排出溝12の大きさを、被
削材や穴明け加工の環境などに応じて適宜設定すること
で、所望の特性をもつ小型ドリルを得ることができる。
【0026】なお、本実施形態において、ランド19に
は被削材の加工穴の壁面との摩擦を減らすために一定の
二番取り深さで隙間が形成されるように二番取り面が設
けられていてもよく、このような場合を本発明の第四、
第五実施形態によって説明する。第四、第五実施形態に
よる小型ドリル50,60は、第一実施形態による小型
ドリル10とほぼ同様の構成とされており、同様の部分
には同一の符号を用いてその説明を省略する。図6に第
四実施形態による小型ドリルの刃先部の断面図、図7に
第五実施形態による小型ドリルの刃先部の断面図を示
す。
【0027】第四実施形態による小型ドリル50は、図
6に示すように、その刃先部11の切屑排出溝12を除
く外周面、すなわちランド19はマージン18及び二番
取り面19aによって構成され、切屑排出溝12と同様
に刃先部11の先端から基端側に向けて小型ドリル50
の回転方向Tの後方側にねじれて螺旋状に形成されてい
る。マージン18は回転方向Tにおいて切り屑排出溝1
2のすぐ後方に形成され、さらに、マージン18の後方
に続いて二番取り面19aが形成されている。また二番
取り面19aの二番取り深さbは一定とされている。こ
こで、マージン角θは例えば150゜に設定されてお
り、かつ芯厚割合d/Dは例えば65%に設定されてい
る。
【0028】上述のように、被削材の加工穴の壁面との
摩擦を避けるために一定の二番取り深さbの隙間ができ
るように二番取り面19aが形成されているので、被削
材の穿孔の際に、加工穴の内壁に接触するマージン18
の面積が減少することになる。しかしながら、二番取り
深さbがわずかであるために、刃先部11の断面積の減
少量もわずかであり、ドリル剛性を高く保つことができ
る。このような構成の小型ドリル50は、上述した第一
乃至第三実施形態と同様の効果を奏するが、切削抵抗が
とくに大きい被削材を穿孔する場合のように、加工穴の
内壁に接触するマージン18の面積を大きくとることが
有効ではない場合に好適である。
【0029】また、第四実施形態においては、二番取り
面19aが回転方向Tにおいてランド19の後方側部分
(マージン18の後方側)に形成されたものであるが、
この二番取り面19aがランド19の中央部分に形成さ
れており、マージン18が例えば2つに分別されていて
もよく、このような場合の小型ドリルを第五実施形態と
してその刃先部の断面図を図7に示す。
【0030】第五実施形態による小型ドリル60は、図
7に示すように、刃先部11の切屑排出溝12及び溝状
部15を除く外周面、すなわちランド19は、第一マー
ジン23、第二マージン24と二番取り面19aによっ
て構成され、切屑排出溝12と同様に刃先部11の先端
から基端側に向けて小型ドリル60の回転方向Tの後方
側にねじれて螺旋状に形成されている。第一マージン2
3は回転方向Tにおいて切屑排出溝12のすぐ後方に形
成され、さらに、第一マージン23の後方に続いて二番
取り面19aが形成され、二番取り面19aの後方に続
いて第二マージン24が形成されている。
【0031】第五実施形態による小型ドリル60は、第
一実施形態乃至第四実施形態と同様の効果を奏するが、
さらに、この小型ドリル60を用いて被削材を穿孔する
際には、第一マージン23及び第二マージン24が加工
穴の内壁と接触して、それぞれ回転軸線Oに向かう方向
に押される力を受ける。これにより、切刃17のすぐ後
方に位置しているマージン(第一マージン23)が押さ
れる応力が、切刃17部分が引っ張られる力と相殺する
ように働きかけ、さらに、第一マージン23及び第二マ
ージン24が内壁から受ける力同士も互いに相殺するよ
うに働くので、これらのことからドリルの曲がりを防
ぎ、より安定した小型ドリルの直進性を得て、穴位置精
度が安定する。
【0032】なお、第五実施形態においては、マージン
18の数が二つに分別されて設けられた小型ドリル60
について述べたが、これに限定されることなく、三つ以
上に分別されたマージンを有してもいてもよい。
【0033】なお、本実施形態においては、刃先部11
はその先端から基端まで一定の外径D(最大外径D)を
もつ小型ドリルについて説明したが、本発明は図8にお
ける刃先部の概略図で示すように、刃先部11が、その
先端部分に位置する第一刃先部11aと、第一刃先部1
1aの後端側に位置し、第一刃先部11aの外径Dより
小さい外径D′をもつ第二刃先部11bとから構成され
るようなアンダーカットタイプの小型ドリルに用いられ
てもよい。この場合、第一刃先部11aの外径Dが最大
外径Dとなり、マージン18は第一刃先部11aの外周
面に形成されていることになる。
【0034】また、本実施形態においては、刃先部11
の外径Dがその先端から基端まで一定とされたストレー
トタイプの小型ドリルについて説明したが、これに限定
されることなく、刃先部11の外径が先端から基端側に
向かうにしたがい、徐々に小さくなるようなバックテー
パを有する小型ドリルでもよい。この場合、刃先部11
の先端側部分の外径が最大外径Dとなる。
【0035】また、本実施形態においては、溝状部15
が回転軸線側に膨らむ凸溝状に形成されているが、これ
に限定されることなく、例えば直角状の溝などでもよ
い。
【0036】また、本実施形態においては、芯厚割合d
/Dが刃先部11の先端から基端まで一定とされている
が、これに限定されることなく、芯厚割合d/Dを刃先
部11の先端から基端側に向かうにしたがい、徐々に大
きくさせてもよい。
【0037】また、本実施形態においては、回転軸線O
周りにねじれる切屑排出溝12及び溝状部15のねじれ
角を刃先部11の先端から基端まで一定としたが、その
ねじれ角を先端から基端側に向かうにしたがい連続的に
変化させてもよい。
【0038】
【実施例】本発明の一例による小型ドリルを実施例1〜
5とし、上述した本発明の範囲よりも芯厚割合d/Dが
小さい小型ドリルを比較例1、マージン角θが小さい小
型ドリルを比較例2、さらに従来例として刃先部11に
2条の切屑排出溝12が設けられている小型ドリルを従
来例1、刃先部11に1条の切屑排出溝12が設けらて
いるが溝状部15は形成されていない小型ドリルを従来
例2〜4として用いて被削材の穴明け試験を行った。な
お、実施例1〜5、比較例1,2及び従来例1は、その
切屑排出溝12のねじれ角が40゜とされており、従来
例2〜4は、その切屑排出溝12のねじれ角が刃先部1
1の先端で30゜とされ、基端側に向かうにしたがい、
ねじれ角が連続的に大きくなり基端側で60゜とされて
いる。試験条件と結果を表1に示す。
【0039】
【表1】
【0040】本実施例、比較例及び従来例では刃先部1
1の外径が該刃先部11の先端から基端まで一定の0.
1mmであるストレートタイプで、有効刃長Lが1.2
mmの小型ドリルを用いて、被削材(厚み0.2mmの
BTレジンの両面板を4枚重ねたもの)にあて板(厚み
0.2mmのLE400)と敷板(厚み1.6mmのベ
ークライト樹脂板)をつけて、穴明け試験を行った。ド
リルの回転数は160000min-1(rpm)、送り
速度は0.015mm/rev.としてステップ送りはせず
に被削材の穴明け加工を行い、100穴ずつの平均穴位
置精度を±50μmより小さい値に維持しながら穿孔で
きた穴数を測定した。ここで表1における寿命とは、平
均穴位置精度が±50μmを越える直前までに穿孔した
穴数を示す。
【0041】表1に示すように、芯厚割合d/Dが60
%以上に設定され、なおかつマージン角θが120゜以
上に設定されている実施例1〜5では穿孔した穴数がど
れも6200以上まで安定した穴位置精度を保つことが
でき、とくに芯厚割合d/Dが65%以上に設定され、
なおかつマージン角θが150゜以上の範囲に設定され
ている実施例3〜5は穿孔した穴数がどれも6700以
上まで安定した穴位置精度を保つことができ、顕著な効
果がみられた。
【0042】また、芯厚割合d/Dが55%と本発明の
範囲よりも小さい比較例1は芯厚が小さいために剛性が
低下し、ドリルの直進性が得られず、穴曲がりが発生し
て穿孔した穴数が4300までしか穴位置精度が安定し
なかった。また、マージン角θが90゜と本発明の範囲
よりも小さい比較例2は、加工穴の内壁に接触するマー
ジンの面積が小さいためにドリルの直進性が得られず、
穴曲がりが発生して穿孔した穴数が4100までしか穴
位置精度が安定しなかった。
【0043】さらに、刃先部11に2条の切屑排出溝1
2が形成されている従来例1では、芯厚がとくに小さく
ドリル剛性が低いために、穿孔した穴数が1400まで
しか穴位置精度が安定しなかった。また、刃先部11に
1条の切屑排出溝12が形成されるが溝状部15が設け
られていない従来例2では、切り屑排出性が悪く、切り
屑詰まりが発生して穿孔した穴数が3800までしか穴
位置精度が安定しなかった。また、同じく、刃先部11
に1条の切り屑排出溝12が形成されるが溝状部15が
設けられていない従来例3,4では、切り屑排出性が悪
く、切り屑詰まりが発生して穿孔した穴数がそれぞれ2
800,1800の時点で刃先部11が折損した。
【0044】以上のように、芯厚割合d/Dが60%以
上に設定され、なおかつマージン角θが120゜以上の
範囲に設定されている実施例1〜5は、本発明の範囲よ
りも芯厚割合d/Dが小さい比較例1、マージン角θが
小さい比較例2、また刃先部11に2条の切屑排出溝1
2が形成された従来例1、及び刃先部11に1条の切屑
排出溝12が形成されているが溝状部15が形成されて
いない従来例2〜4と比較して、穴位置精度が安定した
まま数多くの穴を穿孔できた。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の小型ドリ
ルによれば、刃先部に設けられる切屑排出溝が1条のみ
であるため、芯厚を薄くすることなく、高いドリル剛性
が得られ、穴位置精度が安定する。さらに、切屑排出溝
のドリル回転方向前方側に、切り屑を逃がす程度の大き
さをもつ溝状部が形成されていることから、切削の際に
生じた切り屑をこの溝状部でも逃がすことができるの
で、切り屑排出性を良好に保って切り屑排出不良を防
ぎ、ドリルの刃先部の折損等を防止できる。
【0046】また、芯厚割合が60%以上であることを
特徴とするので、小型ドリルの芯厚を十分に確保でき、
ドリル剛性を高く保つことができる。また、マージン角
が120°以上であることを特徴とするから、切刃部分
が径方向外側に引っ張られる力を相殺することと刃先部
を案内して小型ドリルの直進性を向上させ、十分なドリ
ルの直進性と良好な穴位置精度が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施形態による小型ドリルを示
す側面図である。
【図2】 図1に示す小型ドリルの刃先部の断面図であ
る。
【図3】 本発明の第一実施形態による小型ドリルが被
削材を切削している様子を示す先端面図である。
【図4】 本発明の第二実施形態による小型ドリルの刃
先部の断面図である。
【図5】 本発明の第三実施形態による小型ドリルの刃
先部の断面図である。
【図6】 本発明の第四実施形態による小型ドリルの刃
先部の断面図である。
【図7】 本発明の第五実施形態による小型ドリルの刃
先部の断面図である。
【図8】 本発明の実施形態の変形例を示す小型ドリル
の刃先部の概略側面図である。
【図9】 従来の小型ドリルを示す側面図である。
【図10】 図9に示す小型ドリルの刃先部の断面図で
ある。
【符号の説明】
11 刃先部 12 切屑排出溝 13 すくい面 14 先端逃げ面 15 溝状部 16 壁面 17 切刃 18 マージン 19 ランド 20,30,40,50,60 小型ドリル 21 被削材 d 刃先部の断面に内接する最大の円の直径 D 刃先部の最大外径 M 溝状部の最深部の深さ O 回転軸線 T 回転方向 θ マージン角

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穿孔する穴の穴径が1mm以下、かつ穴
    深さと穴径との比が5以上である小径深穴加工に用いら
    れ、刃先部の周面に該刃先部の先端から基端側に向けて
    回転軸線周りにねじれる切屑排出溝が形成された小型ド
    リルにおいて、 前記刃先部の周面に形成される切屑排出溝が1条のみで
    あり、 さらに、前記切屑排出溝のドリル回転方向前方側に位置
    し、前記刃先部の周面に開口するとともに該切屑排出溝
    と連通しており、かつ被削材の切削の際に生じる切り屑
    を逃がすのに十分な大きさをもつ溝状部が形成されてい
    ることを特徴とする小型ドリル。
  2. 【請求項2】 前記刃先部の断面に内接する最大の円の
    直径dが前記刃先部の最大外径Dに対してなす割合d/
    Dが60%以上とされることを特徴とする請求項1に記
    載の小型ドリル。
  3. 【請求項3】 前記刃先部のマージンが形成されている
    部分の断面において、マージンの両端部と回転軸線とを
    それぞれ結ぶ線がなす角度が120°以上とされること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の小型ドリ
    ル。
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