JP2003094220A - 穴明け工具 - Google Patents

穴明け工具

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JP2003094220A
JP2003094220A JP2001297030A JP2001297030A JP2003094220A JP 2003094220 A JP2003094220 A JP 2003094220A JP 2001297030 A JP2001297030 A JP 2001297030A JP 2001297030 A JP2001297030 A JP 2001297030A JP 2003094220 A JP2003094220 A JP 2003094220A
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rear end
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Masaharu Takiguchi
正治 滝口
Yasuhiko Kawade
保彦 川出
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より確実に工具本体の剛性を確保しつつ、切
屑の排出性の向上を図ることが可能な穴明け工具を提供
する。 【解決手段】 軸線O回りに回転される工具本体1先端
側の切刃部2外周に切屑排出溝11が形成されるととも
に、この切屑排出溝11の工具回転方向Tを向く壁面1
1Aの先端に切刃が設けられてなる穴明け工具におい
て、切屑排出溝11の溝幅Bを、切刃部2先端側に対し
て後端側が狭くするとともに、この切刃部2における心
厚dは、切刃部2先端側に対して後端側を小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸線回りに回転さ
れる工具本体先端側の切刃部外周に切屑排出溝が形成さ
れるとともに、この切屑排出溝の工具回転方向を向く壁
面の先端に切刃が設けられ、主として金属材よりなる加
工物に穴明け加工をするのに用いられる穴明け工具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】このような穴明け工具としては、例えば
図5ないし図9に示すようなものが提案されている。こ
れらの図に示す穴明け工具では、軸線Oを中心として該
軸線O回りに工具回転方向Tに回転される概略円柱状の
工具本体1の先端側(図5〜7において左側)が切刃部
2とされ、この切刃部2の外周には一対の切屑排出溝
3,3が、軸線Oに関して互いに対称となるように、該
切刃部2の先端面、すなわち工具本体1の先端面4から
後端側(図5〜7において右側)に向けて、しかも後端
側に向かうに従い軸線O回りに工具回転方向Tの後方側
に捩れる螺旋状に形成されている。ここで、上記工具本
体1の後端部は先端側の切刃部2よりも一段大径とされ
たシャンク部5とされているとともに、このシャンク部
5と切刃部2との間には後端側に向けて漸次拡径するテ
ーパ部6が形成されており、切屑排出溝3,3はこのテ
ーパ部6において外周側に切り上げられている。
【0003】一方、切屑排出溝3,3の工具回転方向T
側を向く壁面3Aの先端には、上記先端面4に開口する
ようにチップ取付座7,7がそれぞれ形成されており、
これらのチップ取付座7,7には、超硬合金等の硬質材
料よりなるスローアウェイチップ8がその切刃8Aを上
記先端面4よりも先端側に突出させて、クランプネジ9
により着脱可能に取り付けられている。なお、これらの
図に示す穴明け工具では、これら切屑排出溝3,3の先
端に設けられるチップ取付座7,7やスローアウェイチ
ップ8,8およびその切刃8A,8Aも、軸線Oに関し
て互いに対称となるように形成、配置されている。ま
た、工具本体1にはその後端から軸線Oに沿って切削油
剤の供給孔1Aが穿設されていて、この供給孔1Aは切
刃部2の先端側において2つに分岐してそれぞれ上記先
端面4に開口させられている。そして、このような穴明
け工具にいては、工具本体1を軸線O回りに工具回転方
向Tに回転しつつ、該軸線O方向先端側に送り出すこと
により上記切刃8A,8Aによって加工物を切削して加
工穴を穿設し、その際に切刃8A,8Aによって生成さ
れた切屑は、切屑排出溝3,3を通して工具後端側に送
り出されて加工穴から排出させられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
穴明け工具において、上述のように切屑を排出するため
の切屑排出溝3,3は、一般に図6および図8,9に示
すように切刃部2の全長に亙ってその溝幅Bが一定とさ
れており、従ってこれらの切屑排出溝3,3の間に画成
されるランド10の幅Aに対して溝幅Bがなす溝幅比B
/Aも、切刃部2の全長に亙って一定とされている。な
お、図6は、螺旋状に形成された切屑排出溝3を、この
ように一定幅とされた溝幅Bの幅方向中心線が軸線Oと
平行となるように延ばした状態を想定したときの、該中
心線が軸線Oと一致する方向から見た簡略化した側面図
である。ただし、切刃8Aは、その軸線O回りの回転軌
跡で示されている。また、その一方で、図7〜9に示す
ように、この切刃部2の心厚d、すなわち切刃部2の軸
線Oに直交する断面において該軸線Oを中心として切屑
排出溝3,3の溝底面に接する心厚円の直径も、該切刃
部2の全長に亙って一定とされている。なお、図7は、
螺旋状に形成された切屑排出溝3の溝底面と上記心厚円
との軸線Oに直交する断面における接点を連ねた螺旋曲
線を軸線Oと平行な直線となるように延ばした状態を想
定したときの、該直線と軸線Oとを含む平面による断面
図である。
【0005】従って、このような穴明け工具において
は、切屑の排出性の向上を図るために切屑排出溝3の断
面積を増大させようとして、上記溝幅Bおよび溝幅比B
/Aを大きくしたり、あるいは切屑排出溝3の溝深さを
深くしたりすると、切刃部2の全長に亙って工具本体1
の断面積が減少することとなり、これによって工具本体
1の剛性が損なわれて穴明け加工中にビビリ振動が生じ
たり、場合によっては工具本体1が切刃部2で折損した
りするおそれがあった。また、このような工具本体の剛
性の低下を防ぎつつ切屑排出性の向上を図ったものとし
ては、例えば特開昭62−213911号公報に、切刃
部の先端側では切屑排出溝を螺旋状とするとともにこれ
よりも後端側では軸線Oに平行な直線状とし、この直線
状切屑排出溝の溝幅比を捩れた切屑排出溝の溝幅比より
も大きくしたものも提案されているが、この穴明け工具
においては、小さな溝幅で一定とされた先端側の捩れ溝
から大きな幅で一定とされた後端側の直線状切屑排出溝
に移行する部分で溝幅が一気に増大しているため、この
直線状切屑排出溝の先端側の部分での工具本体の断面積
の減少が大きく、言い換えればこの部分で必要以上に工
具本体の肉厚が削がれてしまうため、やはり工具剛性の
劣化が免れない。
【0006】本発明は、このような背景の下になされた
もので、上述のような穴明け工具において、より確実に
工具本体の剛性を確保しつつ、切屑の排出性の向上を図
ることが可能な穴明け工具を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して、こ
のような目的を達成するために、本発明は、軸線回りに
回転される工具本体先端側の切刃部外周に切屑排出溝が
形成されるとともに、この切屑排出溝の工具回転方向を
向く壁面の先端に切刃が設けられてなる穴明け工具にお
いて、上記切屑排出溝の溝幅を、上記切刃部先端側に対
して後端側が狭くするとともに、この切刃部における心
厚は、該切刃部先端側に対して後端側を小さくしたこと
を特徴とする。従って、このような構成の穴明け工具に
おいては、その切刃部の心厚が後端側で小さくなってい
るため、切屑排出溝の溝深さは大きくなり、これによっ
て切屑排出性の向上が図られる一方、切屑排出溝の溝幅
は後端側で狭くなっていてランド幅は逆に大きくなるの
で、切屑排出溝の溝深さが大きくなることにより失われ
る工具剛性を補うことができる。
【0008】しかも、このように構成することにより、
切刃部の後端側ではその軸線に直交する断面が外周側に
肉厚の大きなH字状になるので、切屑排出溝の断面積
を、上記切刃部先端側に対して後端側を大きくしても、
十分な工具剛性を確保することができ、切屑排出性の確
実な向上を図ることができる。なお、これら切屑排出溝
の溝幅や切刃部の心厚を後端側に向けて段階的に狭く、
または小さくした場合には、その段部の位置で切屑排出
性や工具剛性が急に変化して切屑詰まりや剛性の劣化を
招くおそれが生じるので、上記切屑排出溝の溝幅は、上
記切刃部の後端側に向かうに従い漸次狭くされるととも
に、上記切刃部における心厚は、該切刃部の後端側に向
かうに従い漸次小さくされるのが望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1ないし図4は、本発明の一実
施形態を示すものであって、このうち図1は図6に示し
たのと同様に、その切屑排出溝11,11の溝幅Bの幅
方向中心線が軸線Oと平行となるように延ばした状態を
想定したときの、該中心線が軸線Oと一致する方向から
見た簡略化した側面図であり、また図2は図7に示した
のと同様に、螺旋状に形成された切屑排出溝11の溝底
面と心厚円との軸線Oに直交する断面における接点を連
ねた螺旋曲線を軸線Oと平行な直線となるように延ばし
た状態を想定したときの、該直線と軸線Oとを含む平面
による断面図である。なお、この実施形態においては、
その上記切屑排出溝11,11が上述した図5ないし図
9に示した穴明け工具の切屑排出溝3と異なっているだ
けであるので、その他の部分についてはこの図5ないし
図9の穴明け工具と同一の符号を配して説明を簡略化す
る。
【0010】すなわち、本実施形態においても、軸線O
回りに工具回転方向Tに回転される工具本体1先端側の
切刃部2外周には、軸線Oに直交する断面においてその
溝壁面および溝底面が凹曲線状をなす一対の切屑排出溝
11,11が、それぞれ軸線Oに関して対称に、かつ切
刃部2の先端面4に開口して後端側に向かうに従い軸線
O回りに工具回転方向Tの後方側に捩れる螺旋状に形成
されており、切刃部2後端側のテーパ部6において外周
側に切り上げられている。また、各切屑排出溝11,1
1の工具回転方向Tを向く壁面11A,11Aの先端に
は、例えばスローアウェイチップ8(図示略)が取り付
けられるなどして、切刃8Aが設けられている。
【0011】そして、本実施形態では、この切屑排出溝
11の溝幅Bが、図1および図3、図4に示すように切
刃部2先端側に対して後端側で狭くされているととも
に、この切刃部2における心厚dは、図2〜図4に示す
ように該切刃部2の先端側に対して後端側で小さくされ
ている。ここで、本実施形態では、上記溝幅Bは図1に
示すように切刃部2の後端側に向かうに従い一定の割合
で漸次狭くなるようにされるとともに、上記心厚dも図
2に示すように切刃部2後端側に向かうに従いやはり一
定の割合で漸次小さくなるようにされている。従って、
切刃部2におけるランド10の幅Aは後端側に向かうに
従い漸次大きくなることとなり、このランド幅Aに対し
て上記溝幅Bがなす溝幅比B/Aは後端側に向かうに従
い漸次小さくなる。また、図3および図4に示すよう
に、軸線Oに直交する断面における切屑排出溝11の断
面積は、切刃部2の先端側よりも後端側の方が大きくな
るようにされている。
【0012】なお、本実施形態における切屑排出溝11
は、その軸線Oに対してなす捩れ角が後端側に向かうに
従い漸次小さくなるようにされている。そして、このよ
うに捩れ角が漸次小さくなる切屑排出溝11にあって、
さらにその工具回転方向Tを向く壁面(マージン側の壁
面)11Aが軸線Oに対してなす捩れ角が、工具回転方
向Tの後方側を向く壁面(ヒール側の壁面)11Bが軸
線Oに対してなす捩れ角よりも、後端側に向けての捩れ
角の減少率が大きくされることにより、溝幅Bが後端側
に向けて漸次小さくなるようにされている。ここで、本
実施形態では、これら工具回転方向Tを向く壁面11A
側と工具回転方向T後方側を向く壁面11B側とをそれ
ぞれボールエンドミルによる別行程で切削加工すること
によってこのような切屑排出溝11を形成しており、そ
の際のボールエンドミルによる工具本体1内周側への切
り込み深さを後端側に向かうに従い漸次深くすることに
より、心厚dを後端側に向けて漸次小さくなるように形
成している。
【0013】従って、このように構成された穴明け工具
では、切刃部2において先端側よりも後端側で心厚dが
小さくされており、これとは逆に切屑排出溝11の溝深
さは先端側よりも後端側で深くなるので、切屑排出性の
向上を図ることができる。そして、その一方で、切屑排
出溝の溝幅Bは切刃部2の先端側よりも後端側で小さく
されており、従ってこの後端側で切刃部2の工具剛性は
確保することができるので、心厚dを小さくしたことに
より切刃部2後端側で工具強度が損なわれて穴明け加工
中にビビリ振動が生じたり折損を招いたりするような事
態を防止することができる。しかも、このように切刃部
2後端側で溝幅Bが狭くされるとともに心厚dが小さく
されることにより、該切刃部2の断面形状は、先端側で
図3に示すように鼓状であったものが後端側ではH字状
になり、工具本体1の外周側に多くの肉厚が集中するこ
ととなるので、上述のように切屑排出溝11の断面積を
後端側で大きくしても剛性の低下を一層確実に防止する
ことができる。このため、上記構成の穴明け工具によれ
ば、ビビリ振動や折損の発生をより確実に防ぎつつも、
切屑排出性の一層の向上を図ることができ、安定かつ円
滑な穴明け加工を可能とすることができる。
【0014】また、本実施形態では、このように溝幅B
および心厚dを切刃部2後端側で小さくするに際し、先
端側から後端側に向けてこれら溝幅Bおよび心厚dが漸
次小さくなるようにされている。この点、例えば溝幅B
や心厚dを切刃部2の後端側に向けて段階的に減少させ
て先端側に対してこれら溝幅Bや心厚dを後端側で小さ
くするようにしてもよいが、その場合には、溝幅Bが小
さくなる部分で切屑排出溝11の壁面11A,11Bに
段部が形成されるため、この段部で切屑詰まりが生じる
おそれがあるとともに、心厚dを段階的に小さくして
も、溝底面に段部が形成されてしまうので、この部分で
工具剛性が急に変化して応力が集中し、折損を生じ易く
なるおそれがある。従って、溝幅Bおよび心厚dを漸次
小さくした本実施形態によれば、このような段部による
切屑詰まりや応力の集中が生じるのを避けることがで
き、さらに一層確実に切屑排出性の向上と折損の防止と
を促すことが可能となる。
【0015】なお、本実施形態ではこのように切刃部2
の先端側から後端側に向けて切屑排出溝11の溝幅Bを
漸次小さくなるようにするとともに心厚dも漸次小さく
なるようにしているが、切刃8Aに近い切刃部2の最先
端部分では、切屑が工具本体1の回転および送りによっ
て後端側に流れ出るように成長して生成されることによ
り、ある程度後端側に押し出されるようにして送り出さ
れることになる。このため、例えば上記スローアウェイ
チップ8が取り付けられる部分までの切刃部2最先端部
分においては、このように後端側に向けて特に心厚dを
小さくしたり、溝幅Bを狭くしたりしないようにしても
よい。また、本実施形態では、図5ないし図9に示した
穴明け工具と同様に、切刃部2の先端にスローアウェイ
チップ8が着脱可能に取り付けられてその切刃8Aが切
屑排出溝11,11の先端に設けられるスローアウェイ
式ドリルに本発明を適用した場合について説明したが、
このようなスローアウェイ式ドリル以外の、例えば切刃
が形成された切刃チップを切刃部の先端にろう付けした
ろう付けドリルや、あるいは切刃部先端において工具本
体に直接切刃が形成されたソリッドドリルに本発明を適
用することも、勿論可能である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
工具本体先端側の切刃部外周に形成される切屑排出溝の
溝幅を、この切刃部の先端側に対して後端側で狭くする
とともに、切刃部における心厚を先端側に対して後端側
で小さくすることにより、この切刃部における特に後端
側の剛性を確保しつつも、切屑排出性の向上を図ること
ができ、これにより穴明け加工中の工具本体のビビリ振
動や万一の折損などを防ぎながらも、円滑かつ安定した
穴明けを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す、切屑排出溝11
の溝幅Bの幅方向中心線が軸線Oと平行となるように延
ばした状態を想定したときの、該中心線が軸線Oと一致
する方向から見た簡略化した側面図である。
【図2】 図1に示す実施形態において、切屑排出溝1
1の溝底面と心厚円との軸線Oに直交する断面における
接点を連ねた螺旋曲線を軸線Oと平行な直線となるよう
に延ばした状態を想定したときの、該直線と軸線Oとを
含む平面による断面図である(ただし供給孔1Aは図示
略。)。
【図3】 図1および図2におけるYY断面図(切刃部
2先端側における軸線Oに直交する断面図)である(た
だし供給孔1Aは図示略。)。
【図4】 図1および図2におけるZZ断面図(切刃部
2後端側における軸線Oに直交する断面図)である(た
だし供給孔1Aは図示略。)。
【図5】 従来の穴明け工具の一例を示す側面図であ
る。
【図6】 図5に示す穴明け工具において、切屑排出溝
3の溝幅Bの幅方向中心線が軸線Oと平行となるように
延ばした状態を想定したときの、該中心線が軸線Oと一
致する方向から見た簡略化した側面図である。
【図7】 図5に示す穴明け工具において、切屑排出溝
5の溝底面と心厚円との軸線Oに直交する断面における
接点を連ねた螺旋曲線を軸線Oと平行な直線となるよう
に延ばした状態を想定したときの、該直線と軸線Oとを
含む平面による断面図である。
【図8】 図5〜7におけるYY断面図である。
【図9】 図5〜7におけるZZ断面図である。
【符号の説明】
1 工具本体 2 切刃部 8A 切刃 11 切屑排出溝 11A 切屑排出溝11の工具回転方向Tを向く壁面 11B 切屑排出溝11の工具回転方向T後方側を向く
壁面 O 工具本体1の軸線 T 工具回転方向 B 溝幅 d 心厚
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川出 保彦 岐阜県安八郡神戸町大字横井字中新田1528 番地 三菱マテリアル株式会社岐阜製作所 内 Fターム(参考) 3C037 DD01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線回りに回転される工具本体先端側の
    切刃部外周に切屑排出溝が形成されるとともに、この切
    屑排出溝の工具回転方向を向く壁面の先端に切刃が設け
    られてなる穴明け工具において、上記切屑排出溝の溝幅
    は、上記切刃部先端側に対して後端側が狭くされるとと
    もに、この切刃部における心厚は、該切刃部先端側に対
    して後端側が小さくされていることを特徴とする穴明け
    工具。
  2. 【請求項2】 上記切屑排出溝の断面積は、上記切刃部
    先端側に対して後端側が大きくされていることを特徴と
    する請求項1に記載の穴明け工具。
  3. 【請求項3】 上記切屑排出溝の溝幅は、上記切刃部の
    後端側に向かうに従い漸次狭くされるとともに、上記切
    刃部における心厚は、該切刃部の後端側に向かうに従い
    漸次小さくされていることを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載の穴明け工具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014144517A (ja) * 2013-01-30 2014-08-14 Kyocera Corp ドリル、工具および被削材の切削方法
US20200290134A1 (en) * 2017-04-27 2020-09-17 Kyocera Corporation Rotary tool and method for manufacturing cut product

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