JP2002139713A - 眼鏡レンズのレンズホルダ取付方法及び装置 - Google Patents

眼鏡レンズのレンズホルダ取付方法及び装置

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JP2002139713A
JP2002139713A JP2000332680A JP2000332680A JP2002139713A JP 2002139713 A JP2002139713 A JP 2002139713A JP 2000332680 A JP2000332680 A JP 2000332680A JP 2000332680 A JP2000332680 A JP 2000332680A JP 2002139713 A JP2002139713 A JP 2002139713A
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holder
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Hisanori Akiyama
久則 秋山
Masahiro Jinbo
昌宏 神保
Norihisa Tanaka
紀久 田中
Masahiko Sagawa
正彦 寒川
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Hoya Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 累進多焦点レンズや多焦点レンズにレンズホ
ルダを取り付ける際、加工干渉のない取り付け位置を能
率的に求めて取り付けることを可能にする眼鏡レンズの
レンズホルダ取付方法及び装置を提供する。 【解決手段】 画像処理装置によって被加工レンズ10
0の画像を取り込んで画像処理を施して前記被加工レン
ズ100の隠しマークの位置又はセグメント位置を求
め、前記求めた隠しマークの位置又はセグメント位置の
データ、予め求めてあるフレーム形状データ及び前記レ
ンズホルダのレンズ保持面形状データ等を処理して、前
記レンズホルダを被加工レンズに取り付けたとき、その
レンズホルダのレンズ保持面形状がフレーム形状からは
み出て加工ができなくなる加工干渉が起きる範囲である
加工干渉範囲以外の位置をレンズホルダの取付位置に定
めてレンズホルダを取り付けることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼鏡レンズの縁摺
り加工の際に被加工レンズの回転中心軸となる治具とし
てあらかじめ被加工レンズに取り付けられるレンズホル
ダを被加工レンズに取り付けるレンズホルダ取付方法及
びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】眼鏡は、未加工の眼鏡用レンズ(一般的
には円形形状をなしたいわゆる丸レンズである)を、眼
鏡フレームの枠形状に適合した形状に加工してこの眼鏡
フレームにはめ込んで製作される。この眼鏡製作のため
には、まず、装用者の眼の処方データ(度数、乱視度
数、左右眼の距離その他の処方)や装用者が選定した眼
鏡フレームの形状データ等から光学中心の位置等を定め
るレイアウトを行う必要がある。このレイアウトは、基
本的に、完成後の眼鏡を装用したとき、装用者の瞳孔中
心が眼鏡レンズの光学中心(単焦点レンズの場合)又は
アイポイント(多焦点レンズの場合)位置に一致するよ
うにするために行われる。
【0003】すなわち、一般的に、装用者が選定した眼
鏡フレームを装用した場合、装用者の瞳孔中心がフレー
ム枠形状の幾何学的中心に一致することはむしろまれで
ある。このため、被加工レンズを眼鏡フレーム枠形状に
合う形状に加工する場合、その加工形状(フレーム形
状)の幾何学的中心を単純にレンズの光学中心に一致さ
せて加工すると、この加工後のレンズを眼鏡フレームに
嵌めて完成した眼鏡を装用したときに、瞳孔中心がレン
ズの光学中心やアイポイントからずれてしまうからであ
る。このため、光学中心やアイポイントを幾何学的中心
からずらして光学中心やアイポイントが瞳孔中心に一致
するようにする。
【0004】レイアウトが決まると、このレイアウト条
件や装用者の処方条件等を満たすとともに加工が可能な
被加工レンズ(処方レンズ)が選定され、レンズ加工が
行われる。この被加工レンズの加工は、被加工レンズの
光学面にほぼ直交する所定の軸を中心にしてこの被加工
レンズを回転しながらその縁を砥石又はカッタ等で削り
取るレンズ加工装置によって行なわれる。このレンズ加
工装置によって被加工レンズを加工する際には、レンズ
回転の軸となる治具であるレンズホルダを予め被加工レ
ンズに取り付けることが行われる。
【0005】従来は、このレンズホルダ取付位置は、単
焦点レンズの場合は光学中心とされるが、累進多焦点レ
ンズと多焦点レンズ(一般的には二重焦点レンズ)の場
合はレンズのアイポイント位置とされていた。このアイ
ポイント位置にレンズホルダを取り付ける装置として
は、特開平11−216650号公報に記載の装置が知
られている。
【0006】特開平11−216650号公報に記載の
装置は、被加工レンズをスクリーンに投影して隠しマー
ク等の像を観察し、これらの像の位置からアイポイント
位置を求め、このアイポイント位置が、スクリーン上に
おいてレンズホルダ取付装置の基準位置を示す十字レチ
クルの中心に一致するように、被加工レンズ移動して位
置決めし、レンズホルダを取り付けるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
アイポイント位置にレンズホルダを取り付ける方法で
は、フレーム形状によっては加工ができない場合のある
ことが分ってきた。すなわち、装用者の好みの多様化に
ともない、例えば、フレーム形状の縦方向のサイズが著
しく小さいものもみられるようになってきた。縦方向寸
法が所定以下の場合、レンズホルダをアイポイント位置
に取り付けると、レンズホルダの外周部がフレーム形状
(加工すべき形状)からはみ出すという、加工干渉が生
じてしまい、加工が不可能となる場合がある。
【0008】本発明は、上述の背景のもとでなされたも
のであり、累進多焦点レンズや多焦点レンズにレンズホ
ルダを取り付ける際、加工干渉のない取り付け位置を能
率的に求めて取り付けることを可能にする眼鏡レンズの
レンズホルダ取付方法及び装置を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めの手段として、第1の手段は、数値制御による眼鏡レ
ンズ加工装置によってフレーム形状データ等の加工デー
タに基づいてレンズを縁摺り加工する際に、被加工レン
ズの回転中心軸とされる治具としてあらかじめ被加工レ
ンズに取り付けられるレンズホルダを被加工レンズに取
り付けるレンズホルダ取付方法において、前記被加工レ
ンズは、度数が累進的に変化する累進多焦点レンズ、又
は、台玉レンズに小玉レンズが組み込まれた多焦点レン
ズであり、前記累進多焦点レンズは、予め処方に基づい
たレイアウト設計によってフレーム形状に関して定めら
れた幾何中心位置や光学中心位置等の規準位置に対し
て、特定の位置関係に予め付された隠しマークを有する
ものであり、前記多焦点レンズは、予め処方に基づいた
レイアウト設計によってフレーム形状に関して定められ
た幾何中心位置や光学中心位置等の規準位置に対して、
前記台玉レンズと小玉レンズとの境界であるセグメント
位置が特定の位置関係になるように台玉レンズに対して
小玉レンズが配置されたものであって、画像処理装置に
よって前記被加工レンズの画像を取り込んで画像処理を
施して前記被加工レンズの隠しマークの位置又はセグメ
ント位置を求め、前記求めた隠しマークの位置又はセグ
メント位置のデータ、予め求めてあるフレーム形状デー
タ及び前記レンズホルダのレンズ保持面形状データ等を
コンピュータによって情報処理して、前記レンズホルダ
を被加工レンズに取り付けたとき、そのレンズホルダの
レンズ保持面形状がフレーム形状からはみ出て加工がで
きなくなる加工干渉が起きる範囲である加工干渉範囲以
外の位置を算出してレンズホルダの取付位置に定めてレ
ンズホルダを取り付けることを特徴とするレンズホルダ
取付方法である。第2の手段は、数値制御による眼鏡レ
ンズ加工装置によってフレーム形状データ等の加工デー
タに基づいてレンズを縁摺り加工する際に、被加工レン
ズの回転中心軸とされる治具としてあらかじめ被加工レ
ンズに取り付けられるレンズホルダを被加工レンズに取
り付けるレンズホルダ取付方法において、前記被加工レ
ンズは、度数が累進的に変化する累進多焦点レンズ、又
は、台玉レンズに小玉レンズが組み込まれた多焦点レン
ズであり、前記累進多焦点レンズは、予め処方に基づい
たレイアウト設計によってフレーム形状に関して定めら
れた幾何中心位置や光学中心位置等の規準位置に対し
て、特定の位置関係に予め付された隠しマークを有する
ものであり、前記多焦点レンズは、予め処方に基づいた
レイアウト設計によってフレーム形状に関して定められ
た幾何中心位置や光学中心位置等の規準位置に対して、
前記台玉レンズと小玉レンズとの境界であるセグメント
位置が特定の位置関係になるように台玉レンズに対して
小玉レンズが配置されたものであって、前記被加工レン
ズを固定して所定の制御情報によりその位置を所望の位
置に移動し、その位置情報を計測して出力できる移動ス
テージに前記被加工レンズを固定し、前記移動ステージ
の規準位置に対してその規準位置が特定の位置関係に設
定されている画像処理装置によって前記被加工レンズの
画像を取り込んで画像処理を施して前記被加工レンズの
隠しマークの位置又はセグメント位置を求め、前記求め
た隠しマークの位置又はセグメント位置のデータ、予め
求めてあるフレーム形状データ及び前記レンズホルダの
レンズ保持面形状データ等をコンピュータによって情報
処理して、前記レンズホルダを被加工レンズに取り付け
たとき、そのレンズホルダのレンズ保持面形状がフレー
ム形状からはみ出て加工ができなくなる加工干渉が起き
る範囲である加工干渉範囲以外の位置を算出してレンズ
ホルダの取付位置に定め、前記定めた取付位置に前記レ
ンズホルダを取り付けるために、前記移動ステージによ
って、この移動ステージの規準位置とレンズホルダの取
付位置とが特定の関係に設定されているレンズホルダ取
付装置の所定の位置に前記被加工レンズを移動し、前記
レンズホルダ取付装置によってレンズホルダを取り付け
ることを特徴とするレンズホルダ取付方法である。第3
の手段は、数値制御による眼鏡レンズ加工装置によって
フレーム形状データ等の加工データに基づいてレンズを
縁摺り加工する際に、被加工レンズの回転中心軸とされ
る治具としてあらかじめ被加工レンズに取り付けられる
レンズホルダを被加工レンズに取り付けるレンズホルダ
取付装置において、前記被加工レンズは、度数が累進的
に変化する累進多焦点レンズ、又は、台玉レンズに小玉
レンズが組み込まれた多焦点レンズであり、前記累進多
焦点レンズは、予め処方に基づいたレイアウト設計によ
ってフレーム形状に関して定められた幾何中心位置や光
学中心位置等の規準位置に対して、特定の位置関係に予
め付された隠しマークを有するものであり、前記多焦点
レンズは、予め処方に基づいたレイアウト設計によって
フレーム形状に関して定められた幾何中心位置や光学中
心位置等の規準位置に対して、前記台玉レンズと小玉レ
ンズとの境界であるセグメント位置が特定の位置関係に
なるように台玉レンズに対して小玉レンズが配置された
ものであって、コンピュータと、前記被加工レンズを固
定して前記コンピュータからの所定の制御情報によりそ
の位置を所望の位置に移動し、その位置情報を計測して
前記コンピュータに出力できる移動ステージと、この移
動ステージの規準位置とレンズホルダの取付位置とが特
定の関係に設定されているレンズホルダ取付装置と、前
記移動ステージの規準位置に対してその規準位置が特定
の位置関係に設定されている画像処理装置であって、前
記コンピュータの指令情報に基づいてこの画像処理装置
によって前記被加工レンズの画像を取り込んで画像処理
を施して前記被加工レンズの隠しマークの位置又はセグ
メント位置を求める画像処理装置とを有し、前記コンピ
ュータは、前記求めた隠しマークの位置又はセグメント
位置のデータ、予め求めてあるフレーム形状データ及び
前記レンズホルダのレンズ保持面形状データ等を処理し
て、前記レンズホルダを被加工レンズに取り付けたと
き、そのレンズホルダのレンズ保持面形状がフレーム形
状からはみ出て加工ができなくなる加工干渉が起きる範
囲である加工干渉範囲以外の位置を算出してレンズホル
ダの取付位置に定める機能と、前記定めた取付位置に前
記レンズホルダを取り付けるために、前記移動ステージ
によって、この移動ステージの規準位置とレンズホルダ
の取付位置とが特定の関係に設定されているレンズホル
ダ取付装置の所定の位置に前記被加工レンズを移動し、
前記レンズホルダ取付装置によってレンズホルダを取り
付ける制御を行う機能とを有することを特徴とするレン
ズホルダ取付装置である。
【0010】上述の第1の手段によれば、例えば、フレ
ーム形状の縦方向のサイズが著しく小さいものであって
も、確実に加工干渉のない位置にレンズホルダを取り付
けることが可能になる。また、第2及び第3の手段によ
れば、レンズホルダを加工干渉のない位置に自動的に確
実・迅速に取り付けることが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態にかか
る眼鏡レンズのレンズホルダ取付方法の説明図、図2は
本発明の実施の形態にかかる眼鏡レンズのレンズホルダ
取付装置の全体構成を示す図、図3は累進多焦点レンズ
(HR)の説明図、図4は多焦点レンズ(二重焦点レン
ズ;HN)の説明図、図5はレンズメータの説明図、図
6はレンズメータによる被加工レンズの撮像の様子を示
す部分拡大図、図7はレンズブロッキング装置によって
レンズホルダを被加工レンズに取り付ける様子を示す
図,図8はレンズホルダを被加工レンズに取り付けた状
態を示す図である。以下、これらの図面を参照にしなが
ら本発明の実施の形態にかかる眼鏡レンズのレンズホル
ダ取付方法及び装置を説明する。
【0012】図1に示されるように、実施の形態にかか
る眼鏡レンズのレンズホルダ取付方法は、ステップS1
〜S8よりなるが、これらのステップは、基本的に、移
動ステージによる被加工レンズの移動並びに位置決め及
び位置計測、レンズメータによる測定並びに画像取込及
び画像処理、並びにブロッキング装置によるブロッキン
グ操作を伴うものである。それゆえ、まず、これら装置
とコンピュータとにより構成される眼鏡レンズのレンズ
ホルダ取付装置を説明し、次に、この装置を用いた眼鏡
レンズのレンズホルダ取付方法を説明する。
【0013】図2において、ブロッキング装置2、移動
ステージ3、レンズメータ4は、コンピュータ6と情報
交換可能に接続されており、コンピュータ6によって必
要な動作制御や情報処理がなされるようになっている。
後で詳述するように、被加工レンズ100は、コンピュ
ータ6の指令により、移動ステージ3のレンズ保持部3
4に設けられたレンズ保持用の吸着装置34aに吸着保
持され、この被加工レンズ100の所定の位置がレンズ
メータ4の測定位置やブロッキング装置2の取付位置に
正確に一致するように移動されて位置決めされるように
なっており、また、その位置情報はコンピュータ6に送
られるようになっている。なお、以下に掲げる例は、被
加工レンズ100を前記吸着装置34aに吸着保持した
ままの状態で、レンズメータ4による測定等を行ない、
また、ブロッキング装置2への移動を行なうことによ
り、動作をより迅速にできるようにした例である。しか
し、必ずしもそうする必要はなく、レンズメータ4での
測定の際には、移動ステージ3によって位置決めした後
に、レンズメータ4に設けた載置台によって被加工レン
ズを固定し、吸着装置34aによる保持を一旦解除し、
測定終了後に再度吸着して移動するようにしても良い。
【0014】レンズメータ4は、多焦点レンズ(HR)
や二重焦点レンズ(HN)等の被加工レンズ100の球
面度数、乱視度数、乱視軸度、プリズム量等の光学特性
を測定するとともに、被加工レンズ100の画像を取り
込み、この取り込んだ画像データに画像処理を行なっ
て、隠しマークやセグメント位置を求める。コンピュー
タ6は、この位置データと、予め得ているレンズのフレ
ーム形状データ、処方データ(レイアウトデータ)及び
レンズホルダの形状データ等とに、所定の処理を施して
レンズホルダの取付位置(ブロッキング位置)を求め
る。
【0015】ここで、図3及び図4を参照にしながら累
進多焦点レンズ(HR)140及び二重焦点レンズ(多
焦点レンズ;HN)150を説明する。図3において、
累進多焦点レンズHR140は、幾何学中心Oを通る水
平基準線102上の前記中心Oから等距離(例えば17
mm)離れた2箇所に隠しマークと呼ばれるマーク10
3A,103Bを表示しており、これらの隠しマーク1
03A,103Bの位置からレンズHRの幾何学中心
O、遠用度数測定部分105、近用度数測定部分106
の光学中心、アイポイント107の位置等を導き出せる
ように設計されているため、これらの隠しマーク103
A,103Bの位置から遠用度数測定部分105を見つ
けて度数(遠用度数)の測定を行うようにしている。
【0016】隠しマーク103A,103Bは、同一の
小円または小円と文字で表示され、また、各マークの下
にはレンズHRの加入度数(遠用部の外側頂点屈折力と
近用部の外側頂点屈折力の差)を表示する数字108
と、レンズの種類を表示する識別マーク109(例え
ば、G1)が表示されている。加入度数を表示する数字
108は、装用時に耳側に位置する隠しマークの下に3
桁の数字(例えば300)で表示される。したがって、
この3桁の数字が左右どちらの隠しマークの下に表示さ
れているかを知ることにより、左眼用レンズであるか右
眼用レンズであるかを識別することができる。この場
合、図3においては、右眼用のレンズを示し、左側の隠
しマーク103Aを小円「○」で、右側の隠しマーク1
03Bをローマ字「H」で表示している。なお、隠しマ
ーク103A,103B、加入度数を表示する数字8お
よび識別マーク109は、成形時にレンズHRの凸面に
微小な突起(2〜4μm程度)の形で形成される。
【0017】遠用度数測定部分105、近用度数測定部
分106およびアイポイント107の位置は、レンズH
Rの設計によって異なるが、幾何学中心Oから離れた所
定の基準位置、例えばアイポイント7の位置は幾何学中
心Oの上方に所定距離d1 (例えば、2mm)だけ離れ
た位置に、また遠用中心110はアイポイント107の
位置から上方に所定距離d2 (例えば、4mm)だけ離
れた位置に決められている。したがって、隠しマーク1
03A,103Bの画像を取り込み、画像処理してその
位置座標を算出すれば、幾何学中心O、アイポイント1
07および遠用中心110の位置等を求めることができ
る。なお、111は遠くを見る部分(遠用部)、112
は近くを見る部分(近用部)、113は度数が連続的に
変わる部分(累進部)である。
【0018】図4において、多焦点レンズ(HN)15
0は、台玉151と小玉152とを有し、小玉152の
上縁117を基準マーク(セグメント)として幾何学中
心O、近用度数測定部の光学中心118、アイポイント
119の位置を求めることができるように設計されてい
るため、小玉152の上縁117の位置からアイポイン
ト119の位置を見つけて度数(遠用度数)の測定を行
うようにしている。
【0019】前記小玉152は、プラスティック製レン
ズの場合、台玉151の表面に側面視くさび形に突出し
た形で形成されており、その上縁117が幾何学中心O
を通る水平基準線102の下方に所定距離d3 (例え
ば、5mm)だけ離れるように形成されている。また、
小玉152は、右眼用レンズの場合、近用度数測定部の
光学中心118が幾何学中心Oから右方に所定距離d4
(例えば、5mm)だけずれるように形成されている。
また、アイポイント119の位置は、水平基準線102
上で幾何学中心Oから所定距離d5 (例えば、2.5m
m)だけ小玉152側にずれた位置に決められている。
したがって、小玉152の画像を撮像し、その上縁11
7を台玉と小玉との境界たるセグメントとし、このセグ
メントの中央の位置座標を画像処理によって算出すれ
ば、幾何学中心Oやアイポイント119の位置を求める
ことができる。この場合、小玉152の上縁117は、
前記累進多焦点レンズHRにおける隠しマーク103
A,103Bに相当している。また、小玉152が幾何
学中心Oから左右のどちら側にずれているかを知ること
により、左眼用か右眼用かを識別することができる。1
20は遠用度数測定部である。なお、図4においては、
右眼用のレンズを示している。
【0020】次に、図5を参照しながら、レンズメータ
4の構成を説明する。レンズメータ4は、マーク検出に
よってアイポイント位置を算出する画像撮像処理装置4
40と、遠用度数を測定するレンズメータ441と、凹
面高さを測定する高さ測定装置442を備えている。
【0021】前記画像撮像処理装置440は、マーク検
出位置E1 の上方に配設された累進多焦点レンズ用の光
源450と、この光源450とレンズHRまたはレンズ
HN間の光路中に配設されたコンデンサレンズ451、
絞り452、ハーフミラー453等を備えている。前記
光源450は、図3に示した累進多焦点レンズHRのマ
ーク検出に用いられるもので、隠しマーク103A,1
03B、加入度数を表示する数字108および識別マー
ク109のシャープな画像を得るために、例えば波長の
幅が狭い赤色光を発するLEDが用いられる。前記ハー
フミラー453は、例えば透過率と反射率の比が7対3
のものが用いられる。
【0022】また、前記画像撮像処理装置440は、レ
ンズHRまたはレンズHNの凸面a側に配設された切替
手段454、CCD等の撮像装置458、画像撮像装置
459、ピント補正用レンズ460と、マーク検出位置
E1 の下方に、支持筒472に取付て配設された集光レ
ンズ461,462、結像レンズ463、反射型スクリ
ーン464、光源465等を備えている。
【0023】前記切替手段454は、シャッター455
と、このシャッター455を前記ハーフミラー453と
前記レンズ保持装置443の間の光路中に選択的に挿入
するエアシリンダ等の駆動装置456とからなり、マー
ク検出時においてはシャッター455を光路外に待避さ
せ、レンズ度数の測定時に光路中に挿入するように構成
されている。これは、度数測定時に画像撮像処理装置4
40からの外来光がハーフミラー453を介して撮像装
置458に入るのを防止するためである。
【0024】前記ピント補正用レンズ460は、レンズ
HRのマーク検出時においては光路外に待避しており、
レンズHNのマークとしてのセグメント位置(小玉15
2の上縁117)の検出時に撮像装置458の焦点をレ
ンズHNの凸面aに合わせるために、ハーフミラー45
3と撮像装置458の間の光路中に挿入、使用されるも
のである。
【0025】図5において、前記結像レンズ463は凸
レンズからなり、前記集光レンズ461,462によっ
て集光された前記レンズHRまたはレンズHNの凸面側
表面の画像をこれと略同一の大きさで前記反射型スクリ
ーン464に結像させる。なお、結像レンズ463は、
レンズが多焦点レンズHNの場合、送光レンズとして用
いられる。
【0026】前記反射型スクリーン464は、反射率を
高め、かつ光の散乱作用を高める粒子として基材の表面
にガラス、アルミニウム等の微細な粉を塗布した反射シ
ートが貼着されている。また、表面の明るさおよび背景
を均一化させるためにモータ476によって高速回転
(例えば、3400rpm)させ、レンズHRまたはレ
ンズHNの凸面側表面の画像を反射させる。このため、
隠しマーク部と非隠しマーク部とのコントラストが明瞭
になり、レンズHRまたはレンズHNの凸面側表面の画
像は、元の光路を通って前記レンズHRまたはレンズH
Nの凸面a側に戻り、前記ハーフミラー453によって
反射することにより撮像装置458の受光面に結像され
る。そして、この画像は前記画像撮像装置459に取り
込まれることにより画像処理される。
【0027】前記光源465は、図4に示す多焦点レン
ズHNの撮像に用いられるもので、赤色光のLEDが用
いられ、結像レンズ463の下方で外周寄りに周方向に
等間隔おいて、例えば8個配設されている。この光源4
65から出た光は、前記反射型スクリーン464に当た
って反射した後、結像レンズ463および集光レンズ4
62,461を通って多焦点レンズHNの凹面bを照射
し、その凸面側表面の画像を前記ハーフミラー453で
反射してピント補正用レンズ460を経て前記撮像装置
458に結像させる。なお、光源465によって多焦点
レンズHNを凹面b側から照射する理由は、凸面a側か
ら照射する場合に比べてセグメントたる小玉152の上
縁117の影を鮮明に投影することができるからであ
る。
【0028】レンズのマーク検出に際して、前記吸着装
置34aに吸着固定されたレンズが累進多焦点レンズH
Rの場合は、累進多焦点レンズ用の光源450を点灯
し、切替手段454およびピント補正用レンズ460を
画像撮像処理装置440の光路外に待避させたままの状
態でマーク検出を行う。このとき、光源465は消灯し
ておく。
【0029】光源450を点灯すると、その光がレンズ
HRを照射し、隠しマーク103A,103B、加入度
数を表示する数字108および識別マーク109が表示
されている凸面側表面の画像を集光レンズ461,46
2によって集光し、結像レンズ463によって反射型ス
クリーン464に投影する。この投影画像は、反射型ス
クリーン464で反射すると元の光路を通ってレンズH
Rの凸面a側に戻り、ハーフミラー453によって撮像
装置458に結像される。そして、この画像を画像撮像
装置459が取り込んで画像処理することにより、隠し
マーク103A,103B、加入度数を表示する数字1
08および識別マーク109を検出し、隠しマーク10
3A、103Bの位置を算出する。
【0030】また、加入度数を表示する数字108の位
置によって左右どちら側のレンズであるかを識別し、識
別マーク109によってレンズの種類を検出する。さら
に、隠しマーク103A,103Bの位置情報からレン
ズHRの幾何学中心O、アイポイント107の位置(図
3)等を演算処理することによって求める。そして、こ
の求めたレンズ情報とレンズ枠形状データおよび装用者
の処方データから加工中心およびレンズHRに対するレ
ンズホルダ20(後述)の軸線回りの取付け角度等を決
定する。
【0031】一方、レンズが多焦点レンズHNの場合
は、累進多焦点レンズ用の光源450を用いる代わりに
多焦点レンズ用の光源465を用いる。また、ピント補
正用レンズ460をハーフミラー453と撮像装置45
8の間の光路中に挿入して撮像装置458の焦点をレン
ズHNの凸面aに合わせる。光源465を点灯すると、
その光は反射型スクリーン464に当たって反射し結像
レンズ463および投影レンズ462,461を透過し
た後、レンズHNをその凹面b側から照射し、凸面a側
に形成されている小玉152の上縁117の画像をハー
フミラー453によって反射して撮像装置458に導
く。そして、この画像を画像撮像装置459に取り込ん
で画像処理することにより前記上縁17を検出しその位
置を算出する。
【0032】また、この上縁117の位置情報から幾何
学中心O、アイポイント119の位置(図4)等を算出
する。そして、この得られたレンズ情報とレンズ枠形状
データおよび装用者の処方データから加工中心およびレ
ンズHNに対するレンズホルダ20の軸線回りの取付け
角度等を決定する。
【0033】このように、累進多焦点レンズ用の光源4
50と撮像装置458をレンズHTまたはレンズHNの
凸面a側に配置し、レンズHRの凸面側表面の画像を撮
像するとき、レンズHRの凸面側表面の画像を凹面b側
に配置した反射型スクリーン464に投影し、この反射
型スクリーン464で反射した画像をレンズHTの凸面
a側に戻して撮像装置458に導くようにすると、乱視
度数の入ったレンズHRであっても乱視軸による画像の
歪みが生じず、良好な画像を得ることができる。すなわ
ち、凸面a側から照射すると、レンズHRを透過すると
き凸面側表面の画像は乱視軸によって歪みが生じて反射
型スクリーン464に投影される。しかし、この歪んだ
画像は反射型スクリーン464で反射するとレンズHR
を通って凸面a側に戻るため、このとき乱視軸によって
画像が歪み、往路における画像の歪みを元の歪みのない
画像に戻す。したがって、撮像装置458の受光面には
歪みのない画像が結像され、画像処理装置459による
画像処理において、複雑な補正を加える必要がなく、画
像処理を容易に行うことができる。
【0034】また、レンズが多焦点レンズHNの場合
は、凹面側表面から照射して凸面側の小玉152の上縁
117の影を撮像装置458によって直接撮像するよう
にしているので、乱視軸による像の歪みが生じず、良好
な画像を得ることができる。したがって、この場合も画
像処理が容易である。
【0035】被加工レンズ100のレンズHRまたはレ
ンズHNのマーク検出等が終了すると、被加工レンズ1
00は、吸着装置34aに保持されたままで、高さ兼度
数測定位置E2 に搬送され、レンズHRまたはレンズH
Nの凹面bの高さおよび遠用度数が測定されるようにな
っている。
【0036】すなわち、図5において、前記高さ兼度数
測定位置E2 には、レンズHRまたはレンズHNの凹面
bの高さを測定する高さ測定装置442が配設されてい
る。この高さ測定装置441は、前記高さ兼度数測定位
置E2 の下方に配設されてレンズHRまたはレンズHN
を凹面b側から照射する前記光源500と、この光源5
00から出た光483を平行光にする送光レンズ501
と、レンズHNの凹面bに光源像を結像させるコリメー
タレンズ490と、このコリメータレンズ490と前記
送光レンズ501との間に光軸方向に移動自在に配設さ
れたターゲット502を備えている。
【0037】また、レンズHRまたはレンズHNの凸面
a側に配設された3枚のミラー503a,503b,5
03cと、対物レンズ504と、透過型スクリーン50
5を備えている。この場合、本実施の形態においては、
被検レンズが上記した累進多焦点レンズHRまたは多焦
点レンズHNであるため、その遠用度数が測定定され
る。レンズメータ441によるレンズ度数の測定範囲と
しては、例えば−20D〜+15Dとされる。
【0038】前記光源500は、4個の超高輝度の発光
ダイオード(LED)500a〜500dからなり、演
算処理を容易にするために、光軸を中心とする正方形の
各頂点位置に配置されている。前記ターゲット502と
しては、中心に直径が1mmφ程度のピンホール510
を有するピンホール板が用いられ、前記ピンホール51
0の像がコリメータレンズ490と対物レンズ504の
作用により前記透過型スクリーン505にターゲット5
02のパターン像として結像される。
【0039】前記対物レンズ504は、前記ミラー50
3aとミラー503bとの間に配設される。前記透過型
スクリーン505は、乳白色の合成樹脂板または摺りガ
ラスからなり、前記画像撮像処理装置440の撮像装置
458と前記ハーフミラー453を挟んで対向するよう
に配設されている。
【0040】レンズHRまたはレンズHNの遠用度数を
測定する場合は、ピント補正用レンズ460を光路外に
退出させ、切替手段454を光路中に挿入する。また、
光源450,465を消灯し、被検レンズを高さ兼度数
測定位置E2 に設置しない状態で光源500を点灯す
る。光源500を点灯すると、その光は483は送光レ
ンズ501によって平行光となりピンホール板502を
照明してコリメータレンズ490に至り、コリメータレ
ンズ490によりレンズHRまたはレンズHNの凹面b
の位置で集光されて光源像を作る。そして、この光束は
再び発散光となり対物レンズ504に至り透過型スクリ
ーン505を照明する。
【0041】一方、ピンホール板502のピンホール像
510の透過型スクリーン505への結像では、レンズ
の度数作用がない場合(0.00D)、ピンホール板5
02のピンホール像はコリメータレンズ490により平
行光となり、対物レンズ504の作用により透過型スク
リーン505にピンホール像が結像される。すなわち、
レンズHRまたはレンズHNを高さ測定装置442に設
置しない状態でLED500a〜500dを順次点灯す
ると、その光483は、送光レンズ501−ピンホール
板502のピンホール510−コリメータレンズ490
−ミラー503a−対物レンズ504−ミラー503b
−ミラー503cを通り、透過型スクリーン505にピ
ンホール像を投影させる。このとき、ピンホール板50
2は各LED500a〜500dを1つずつ点灯したと
きのピンホール像が略同一の位置に結像するように基準
位置に保持されている。
【0042】透過型スクリーン505に投影されたピン
ホール像は透過型スクリーン505およびハーフミラー
453を透過した後、撮像装置458によって撮像さ
れ、このピンホール像を画像撮像装置459に取り込ん
で画像処理することにより、ピンホール像の位置を算出
し基準位置として記憶しておく。なお、被検レンズが光
路中に配置された場合、LED500a〜50dを1つ
ずつ順次点灯したとき、ピンホール板502のピンホー
ル像が透過型スクリーン505の略同一の位置に結像し
ないので、通常のレンズメータと同様に略同一の位置に
結像するようにピンホール板502を光軸方向に移動調
整して結像させる機構を有する。
【0043】次に、被検レンズの遠用度数を測定する場
合、被検レンズを高さ測定装置442の上に設置する。
このとき、高さ測定装置442によって測定した凹面b
の高さ情報に基づいてZステージ33(図2)を駆動制
御し、被検レンズの凹面bの遠用度数測定部分を所定の
測定基準高さと一致させる。この測定基準高さは、コリ
メータレンズ490の焦点位置である。被検レンズの凹
面bの遠用度数測定部分が所定の測定基準高さと一致す
ると、この状態で度数(遠用度数)の測定を行う。度数
測定は、LED500a〜500dを1つずつ順次点灯
して行う。
【0044】このときは、LED500a〜500dか
らの光483が被検レンズを透過するため、透過型スク
リーン505に投影されるそれぞれのLEDからのピン
ホール像の位置は、被検レンズのレンズ度数に応じたプ
リズム作用を受けることにより前述の基準位置から変位
する。そして、このピンホール像を撮像装置458で撮
像して画像撮像装置459により画像処理することによ
り各LED500a〜500d毎のピンホール像の変位
量を算出する。すなわち、ピンホール板502を移動調
整してピンホール像を透過型スクリーン505の略同一
位置に結像させ、このときのピンホール板502の移動
量を画像撮像装置459に記憶させ、ピンホール像の変
位量と、ピンホール板502の移動量から度数換算する
ことによりレンズHRまたはレンズHNのレンズ度数を
算出する。なお、基本的な光学的度数計算に関しては、
本特許出願人による特開平2−216428号公報に詳
しく記載されている。
【0045】次に、ブロッキング装置2を説明する。ブ
ロッキング装置2は、図7及び図8に示されるように、
レンズホルダ20を保持し、このレンズホルダ20を弾
性シール20aを介して被加工レンズ100の表面に押
し付けて取り付ける公知の装置である。この場合、被加
工レンズ100は、移動ステージ3のレンズ保持部34
によって保持され、レンズホルダ20の中心軸が被加工
レンズ100の取り付け位置に正確に一致するように位
置決めされてレンズ載置台21に載置され、しかる後、
レンズホルダ20が取り付けられる。
【0046】移動ステージ3は、コンピュータ6の指令
により、レンズ保持部34に設けられたレンズ保持用の
吸着装置34aで被加工レンズ100を吸着保持し、こ
の被加工レンズ100の所定の位置がレンズメータ4や
ブロッキング装置2の測定位置や取付位置に正確に一致
するように移動する位置制御を行なう。また、その位置
情報をコンピュータ6に送る機能を有する。
【0047】すなわち、上記レンズ保持部34は、Zス
テージ33に取り付けられている。このZステージ33
は、図示しないが、周知の上下移動機構にによって、前
記レンズ保持部34を支持して上下(Z軸方向)に移動
できるように構成されている。このZステージ33はX
ステージ31に取り付けられている。このXステージ3
1はYステージ32上に設けられた2本のレール31a
の上をX方向に移動自在に取り付けられている。Xステ
ージ31は、このXステージ31にねじ込まれていると
ともにYステージ32に回転自在に取り付けられたネジ
棒31bを駆動パルスモータ31cで回転駆動すること
により、移動制御される。
【0048】また、Yステージ32は、基台30上に設
けられた2本のレール32aの上をY方向に移動自在に
取り付けられている。Yステージ32は、このYステー
ジ32にねじ込まれているとともに基台34に回転自在
に取り付けられたネジ棒32bを駆動パルスモータ32
cで回転駆動することにより、移動制御される。なお、
Xモータ31c及びYモータ32cは、コントローラ3
5を通じてコンピュータ6に接続されている。
【0049】コンピュータ6は、レンズメータ4、ブロ
ッキング装置2、移動ステージ3に必要な制御信号を送
ってこれらを制御するとともに、これら装置から送られ
る画像処理データや位置データ、あるいは、図示しない
フレーム形状測定装置による測定データもしくは入力デ
ータとして与えられるフレーム形状データ、レンズホル
ダ形状データ、処方(レイアウト)データ、その他の情
報を処理して、レンズホルダ取付位置の決定処理をし、
その結果に基づきさらに上記各装置に必要な制御を加え
る。コンピュータ6は、具体的には図1に示したよう
に、以下のステップS1〜S8を実行する制御を行な
う。
【0050】(ステップS1〜S2)まず、図示しない
被加工レンズ供給装置から供給される被加工レンズ10
0を、移動ステージ3のレンズ保持部34の吸着装置3
4aで保持し(S1)、レンズメータ4の測定部まで移
動して、レンズメータ4の規準位置が被加工レンズ10
0の初期位置に位置するように位置決めする(S2)。
ここで、初期位置としては、被加工レンズ(丸レンズ)
のほぼ中心位置等が選ばれる。これは、図示しない被加
工レンズ供給装置で搬送される被加工レンズを、移動ス
テージ3のレンズ保持部34の吸着装置34aで保持す
る際に、その保持位置として容易に指定制御ができるか
らである。
【0051】(ステップS3)次に、被加工レンズが累
進多焦点レンズ(HR)であるか、又は、多焦点レンズ
(HN)であるかによって、レンズメータの測定モード
の切り替えを行なう(S3)。
【0052】(ステップS4)レンズメータ4によっ
て、被加工レンズの画像を取り込み、これによって得ら
れた画像データを処理して隠しマークやセグメント位置
を求める。この場合、上記画像処理データのほかに、図
示しないフレーム形状測定装置による測定データもしく
は入力データとして与えられるフレーム形状データ、レ
ンズホルダ形状データ、処方(レイアウト)データ、そ
の他のデータを用いて情報の処理がなされ、フレーム形
状上での光学的もしくは幾何学的規準点に対して、上記
初期位置が特定される。また、このステップでは、レン
ズメータ4によって、さらに、厚さ測定や度数測定がな
される。
【0053】(ステップS5)上記初期位置でレンズホ
ルダをレンズにブロッキングした場合に、加工干渉が起
きないか否かを判断する。すなわち、フレーム形状デー
タ、処方データ及びレンズホルダの形状(直径)データ
等を用い、上記ブロッキング位置でブロッキングした場
合を想定し、加工干渉の有無を判断する。
【0054】(ステップS6〜S8)上記ステップS5
で加工干渉がないと判断された場合には、ブロッキング
位置を初期位置に決定する(S6)。一方、上記ステッ
プS5で加工干渉があると判断された場合には、ブロッ
キング位置の変更を行ない(S7)、ブロッキング装置
まで移動して、ブロッキングが行なわれる(S8)。な
お、上記ブロッキング位置変更の処理は、初期位置がほ
ぼ被加工レンズ(丸レンズ)の中心(光学中心)であれ
ば、ほぼ幾何中心位置に変更する。あるいは、加工干渉
がなく、しかも、加工中心として必要な条件を充たして
任意の位置に変更する。
【0055】上述の実施の形態にかかる眼鏡レンズのレ
ンズホルダ取付方法及び装置によれば、例えば、フレー
ム形状の縦方向のサイズが著しく小さいものであって
も、確実に加工干渉のない位置にレンズホルダを取り付
けることが可能になる。また、レンズメータにおける画
像取込や度数等の測定及びブロッキング装置でのブロッ
キングの操作が、移動ステージの吸着装置で被加工レン
ズを保持したままで行われるので、迅速な処理が可能で
ある。
【0056】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、画像処理
装置によって前記被加工レンズの画像を取り込んで画像
処理を施して前記被加工レンズの隠しマークの位置又は
セグメント位置を求め、前記求めた隠しマークの位置又
はセグメント位置のデータ、予め求めてあるフレーム形
状データ及び前記レンズホルダのレンズ保持面形状デー
タ等を処理して、前記レンズホルダを被加工レンズに取
り付けたとき、そのレンズホルダのレンズ保持面形状が
フレーム形状からはみ出て加工ができなくなる加工干渉
が起きる範囲である加工干渉範囲以外の位置をレンズホ
ルダの取付位置に定めてレンズホルダを取り付けること
を特徴とするもので、累進多焦点レンズや多焦点レンズ
にレンズホルダを取り付ける際、加工干渉のない取り付
け位置を能率的に求めて取り付けることを可能にしてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる眼鏡レンズのレン
ズホルダ取付方法の説明図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかる眼鏡レンズのレン
ズホルダ取付装置の全体構成を示す図である。
【図3】累進多焦点レンズ(HR)の説明図である。
【図4】多焦点レンズ(二重焦点レンズ;HN)の説明
図の説明図。
【図5】レンズメータの説明図である。
【図6】レンズメータによる被加工レンズの撮像の様子
を示す部分拡大図。
【図7】図7はレンズブロッキング装置によってレンズ
ホルダを被加工レンズに取り付ける様子を示す図であ
る。
【図8】レンズホルダを被加工レンズに取り付けた状態
を示す図である。
【符号の説明】
2…ブロッキング装置、3…移動ステージ、4…レンズ
メータ、6…コンピュータ、100…被加工レンズ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 紀久 東京都新宿区中落合二丁目7番5号 ホー ヤ株式会社内 (72)発明者 寒川 正彦 東京都新宿区中落合二丁目7番5号 ホー ヤ株式会社内 Fターム(参考) 2H006 DA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数値制御による眼鏡レンズ加工装置によ
    ってフレーム形状データ等の加工データに基づいてレン
    ズを縁摺り加工する際に、被加工レンズの回転中心軸と
    される治具としてあらかじめ被加工レンズに取り付けら
    れるレンズホルダを被加工レンズに取り付けるレンズホ
    ルダ取付方法において、 前記被加工レンズは、度数が累進的に変化する累進多焦
    点レンズ、又は、台玉レンズに小玉レンズが組み込まれ
    た多焦点レンズであり、 前記累進多焦点レンズは、予め処方に基づいたレイアウ
    ト設計によってフレーム形状に関して定められた幾何中
    心位置や光学中心位置等の規準位置に対して、特定の位
    置関係に予め付された隠しマークを有するものであり、 前記多焦点レンズは、予め処方に基づいたレイアウト設
    計によってフレーム形状に関して定められた幾何中心位
    置や光学中心位置等の規準位置に対して、前記台玉レン
    ズと小玉レンズとの境界であるセグメント位置が特定の
    位置関係になるように台玉レンズに対して小玉レンズが
    配置されたものであって、 画像処理装置によって前記被加工レンズの画像を取り込
    んで画像処理を施して前記被加工レンズの隠しマークの
    位置又はセグメント位置を求め、 前記求めた隠しマークの位置又はセグメント位置のデー
    タ、予め求めてあるフレーム形状データ及び前記レンズ
    ホルダのレンズ保持面形状データ等をコンピュータによ
    って情報処理して、前記レンズホルダを被加工レンズに
    取り付けたとき、そのレンズホルダのレンズ保持面形状
    がフレーム形状からはみ出て加工ができなくなる加工干
    渉が起きる範囲である加工干渉範囲以外の位置を算出し
    てレンズホルダの取付位置に定めてレンズホルダを取り
    付けることを特徴とするレンズホルダ取付方法。
  2. 【請求項2】 数値制御による眼鏡レンズ加工装置によ
    ってフレーム形状データ等の加工データに基づいてレン
    ズを縁摺り加工する際に、被加工レンズの回転中心軸と
    される治具としてあらかじめ被加工レンズに取り付けら
    れるレンズホルダを被加工レンズに取り付けるレンズホ
    ルダ取付方法において、 前記被加工レンズは、度数が累進的に変化する累進多焦
    点レンズ、又は、台玉レンズに小玉レンズが組み込まれ
    た多焦点レンズであり、 前記累進多焦点レンズは、予め処方に基づいたレイアウ
    ト設計によってフレーム形状に関して定められた幾何中
    心位置や光学中心位置等の規準位置に対して、特定の位
    置関係に予め付された隠しマークを有するものであり、 前記多焦点レンズは、予め処方に基づいたレイアウト設
    計によってフレーム形状に関して定められた幾何中心位
    置や光学中心位置等の規準位置に対して、前記台玉レン
    ズと小玉レンズとの境界であるセグメント位置が特定の
    位置関係になるように台玉レンズに対して小玉レンズが
    配置されたものであって、 前記被加工レンズを固定して所定の制御情報によりその
    位置を所望の位置に移動し、その位置情報を計測して出
    力できる移動ステージに前記被加工レンズを固定し、 前記移動ステージの規準位置に対してその規準位置が特
    定の位置関係に設定されている画像処理装置によって前
    記被加工レンズの画像を取り込んで画像処理を施して前
    記被加工レンズの隠しマークの位置又はセグメント位置
    を求め、 前記求めた隠しマークの位置又はセグメント位置のデー
    タ、予め求めてあるフレーム形状データ及び前記レンズ
    ホルダのレンズ保持面形状データ等をコンピュータによ
    って情報処理して、前記レンズホルダを被加工レンズに
    取り付けたとき、そのレンズホルダのレンズ保持面形状
    がフレーム形状からはみ出て加工ができなくなる加工干
    渉が起きる範囲である加工干渉範囲以外の位置を算出し
    てレンズホルダの取付位置に定め、 前記定めた取付位置に前記レンズホルダを取り付けるた
    めに、前記移動ステージによって、この移動ステージの
    規準位置とレンズホルダの取付位置とが特定の関係に設
    定されているレンズホルダ取付装置の所定の位置に前記
    被加工レンズを移動し、前記レンズホルダ取付装置によ
    ってレンズホルダを取り付けることを特徴とするレンズ
    ホルダ取付方法。
  3. 【請求項3】 数値制御による眼鏡レンズ加工装置によ
    ってフレーム形状データ等の加工データに基づいてレン
    ズを縁摺り加工する際に、被加工レンズの回転中心軸と
    される治具としてあらかじめ被加工レンズに取り付けら
    れるレンズホルダを被加工レンズに取り付けるレンズホ
    ルダ取付装置において、 前記被加工レンズは、度数が累進的に変化する累進多焦
    点レンズ、又は、台玉レンズに小玉レンズが組み込まれ
    た多焦点レンズであり、 前記累進多焦点レンズは、予め処方に基づいたレイアウ
    ト設計によってフレーム形状に関して定められた幾何中
    心位置や光学中心位置等の規準位置に対して、特定の位
    置関係に予め付された隠しマークを有するものであり、 前記多焦点レンズは、予め処方に基づいたレイアウト設
    計によってフレーム形状に関して定められた幾何中心位
    置や光学中心位置等の規準位置に対して、前記台玉レン
    ズと小玉レンズとの境界であるセグメント位置が特定の
    位置関係になるように台玉レンズに対して小玉レンズが
    配置されたものであって、 コンピュータと、 前記被加工レンズを固定して前記コンピュータからの所
    定の制御情報によりその位置を所望の位置に移動し、そ
    の位置情報を計測して前記コンピュータに出力できる移
    動ステージと、 この移動ステージの規準位置とレンズホルダの取付位置
    とが特定の関係に設定されているレンズホルダ取付装置
    と、 前記移動ステージの規準位置に対してその規準位置が特
    定の位置関係に設定されている画像処理装置であって、
    前記コンピュータの指令情報に基づいてこの画像処理装
    置によって前記被加工レンズの画像を取り込んで画像処
    理を施して前記被加工レンズの隠しマークの位置又はセ
    グメント位置を求める画像処理装置とを有し、 前記コンピュータは、前記求めた隠しマークの位置又は
    セグメント位置のデータ、予め求めてあるフレーム形状
    データ及び前記レンズホルダのレンズ保持面形状データ
    等を処理して、前記レンズホルダを被加工レンズに取り
    付けたとき、そのレンズホルダのレンズ保持面形状がフ
    レーム形状からはみ出て加工ができなくなる加工干渉が
    起きる範囲である加工干渉範囲以外の位置を算出してレ
    ンズホルダの取付位置に定める機能と、前記定めた取付
    位置に前記レンズホルダを取り付けるために、前記移動
    ステージによって、この移動ステージの規準位置とレン
    ズホルダの取付位置とが特定の関係に設定されているレ
    ンズホルダ取付装置の所定の位置に前記被加工レンズを
    移動し、前記レンズホルダ取付装置によってレンズホル
    ダを取り付ける制御を行う機能とを有することを特徴と
    するレンズホルダ取付装置。
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