JP2002131080A - 回転位置センサ及び、回転位置センサ用回転軸 - Google Patents
回転位置センサ及び、回転位置センサ用回転軸Info
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
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Abstract
より、回転軸とマグネットとの接着作業を省いてコスト
ダウンを図ると共に、回転軸からのマグネットの脱落が
なくその信頼性の向上を図った回転位置センサ及び、回
転位置センサ用回転軸を提供する。 【解決手段】 回転軸5が、その外周面5aの少なくと
も一部に沿ってNS極が着磁された円筒形状の磁石部材
から形成され、かつ回転駆動源に接続されたカップリン
グが嵌挿される中空部5bを有する。
Description
及び、回転位置センサ用回転軸に係わり、特に、回転駆
動源が接続される回転軸の回転を磁気的に検出して、回
転軸の回転角度に応じた電気信号を発生する回転位置セ
ンサ及び、該回転位置センサに用いられる回転位置セン
サ用回転軸に関する。
ロットルセンサとして、磁気感応素子に近接配置された
マグネットにスロットルバルブの回転を伝達し、この回
転による磁界の変化を、スロットルバルブの開度として
検出する回転位置センサが多く用いられている。
は、具体的には、スロットルバルブのバルブシャフトと
接続されたカップリングが嵌挿され、バルブシャフトと
共に回転する回転軸と、該回転軸に接着剤により固定さ
れ、該回転軸と共に回転するマグネットと、該マグネッ
トに近接して配置されたコアと、該コアのギャップ間に
設けられた磁気感応素子としてのホール素子とを備えて
構成される。
は、回転軸と、マグネットとが別体に形成されているた
め、マグネットと回転軸とを接着剤で固定しなければな
らず、手間がかかる。また、接着剤が回転軸や、マグネ
ットの外観に露出した場合、回転軸や、マグネットをコ
アに対して回転自在に取り付けることができない。この
ため、接着剤を回転軸や、マグネットの外観に露出させ
ない管理も必要となり手間がかかる。さらに、回転軸
と、マグネットとを接着が弱かったりすると、マグネッ
トが回転軸から脱落してしまうという問題も生じる。
着目し、回転軸とマグネットを一体に形成することによ
り、回転軸とマグネットとの接着作業を省いてコストダ
ウンを図ると共に、回転軸からのマグネットの脱落がな
くその信頼性の向上を図った回転位置センサ及び、当該
回転位置センサに用いられる回転位置センサ用回転軸を
提供することを課題とする。
になされた請求項1記載の発明は、外周面の少なくとも
一部に沿ってNS極が着磁された円筒形状の磁石部材か
ら形成され、かつ回転駆動源に接続されたカップリング
が嵌挿される中空部を有する回転軸と、前記回転軸の前
記NS極が着磁されている前記外周面に沿って設けられ
た磁性体と、前記磁性体のギャップ間に設けられた磁気
感応素子とを備えたことを特徴とする回転位置センサに
存する。
からの回転がカップリングを介して回転軸に伝達される
と、この回転軸が回転する。外周面の少なくとも一部に
沿ってNS極が着磁された回転軸が回転すると、外周面
に沿って設けられた磁性体に発生する磁界が変化する。
そして、この磁性体のギャップ間に設けられた磁気感応
素子が、回転軸の回転による磁界の変化に応じた電気信
号を、回転駆動源の回転に応じた出力として出力する。
形成することにより、回転軸とマグネットとの接着作業
を省くと共に、回転軸からのマグネットの脱落をなくす
ことができる。しかも、回転軸の外周面をNS極に着磁
することにより、同時に中空部の内周面もNS極に着磁
され、回転軸とカップリングとの抜け落ちを防止するこ
とができる。
転位置センサであって、前記回転軸は、前記磁石部材と
してのプラスチックマグネットから形成されることを特
徴とする回転位置センサに存する。
磁石部材としてのプラスチックマグネットから形成され
ている。従って、加工しやすいプラスチックマグネット
を磁石部材として用いることにより、容易に回転軸を形
成することができる。
も一部に沿ってNS極が着磁された円筒形状の磁石部材
から形成され、かつ回転駆動源に接続されたカップリン
グが嵌挿される中空部を有することを特徴とする回転位
置センサ用回転軸に存する。
からの回転がカップリングを介して回転軸に伝達される
と、この回転軸が回転する。外周面の少なくとも一部に
沿ってNS極が着磁された回転軸が回転すると、外周面
に沿って設けられた磁性体に発生する磁界が変化する。
そして、この磁性体のギャップ間に設けられた磁気感応
素子が、回転軸の回転による磁界の変化に応じた電気信
号を、回転駆動源の回転に応じた出力として出力する。
形成することにより、回転軸とマグネットとの接着作業
を省くと共に、回転軸からのマグネットの脱落をなくす
ことができる。しかも、回転軸の外周面をNS極に着磁
することにより、同時に中空部の内周面もNS極に着磁
され、回転軸とカップリングとの抜け落ちを防止するこ
とができる。
図面を参照して説明する。図1は、本発明の回転位置セ
ンサ用回転軸を組み込んだ回転位置センサの天面図及
び、断面図である。同図において、回転位置センサは、
円筒状の筐体11と、該筐体11の開口部に設けられる
カバー12とから構成される樹脂ケース1を備えてい
る。
円弧状のコア2と、コア2のギャップ間に設けられた磁
気感応素子としてのホール素子3と、該ホール素子3の
出力端子が半田付けされた配線板4とが収納されてい
る。そして、配線板4からはホール素子3が出力する電
気信号を外部に出力するためのターミナル6が引き出さ
れている。また、この樹脂ケース1は、その中空部に回
転軸5が回転自在に嵌挿されている。
の天面図、正面図及び、断面図を参照して説明する。こ
の回転軸5は、円筒状かつ、内部中空状のプラスチック
マグネット材から形成されている。そして、このプラス
チックマグネット材から形成されている回転軸5は、図
2(b)に示すように、その外周面5aに沿ってNS極
の2極が着磁されている。
は、例えばスロットルバルブのバルブシャフトと接続さ
れたカップリングが嵌通されるようになっている。従っ
て、スロットルバルブが回転して、回転軸5が回転する
と、このNS極が着磁された回転軸5の回転により、コ
ア2に生じる磁界が変化する。この変化をホール素子3
が検出して、スロットルバルブの回転位置に応じた電気
信号として出力する。すなわち、回転軸5は、スロット
ルバルブの回転が伝達されて回転するマグネットとして
も働く。
プラスチックマグネット材により一体形成することによ
り、回転軸とマグネットとの接着作業を省くと共に、回
転軸からのマグネットの脱落をなくすことができる。
により、回転軸5内部の中空部5bの内周面5cは、図
2(c)に示すように、外周面のN極に対向する面はS
極に、S極に対向する面はN極に着磁されている。この
ため、カップリングと、回転軸5内部の内周面5cとの
間に形成される磁力により、回転軸5からのカップリン
グの抜け落ちを防ぐことができる。
クマグネットにより形成することにより、容易に回転軸
を形成することができる。
明によれば、回転軸とマグネットとの接着作業を省くの
で、コストダウンを図ることができる。しかも、回転軸
からのマグネットの脱落をなくすことができると共に、
回転軸とカップリングとの抜け落ちを防止することがで
きるので、その信頼性を向上した回転位置センサを得る
ことができる。
いプラスチックマグネットを磁石部材として用いること
により、容易に回転軸を形成することができる回転位置
センサを得ることができる。
グネットとの接着作業を省くので、コストダウンを図る
ことができる。しかも、回転軸からのマグネットの脱落
をなくすことができると共に、回転軸とカップリングと
の抜け落ちを防止することができるので、回転位置セン
サの信頼性を向上することができる回転位置センサ用回
転軸を得ることができる。
回転位置センサの天面図及び、断面図である。
面図及び、断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 外周面の少なくとも一部に沿ってNS極
が着磁された円筒形状の磁石部材から形成され、かつ回
転駆動源に接続されたカップリングが嵌挿される中空部
を有する回転軸と、 前記回転軸の前記NS極が着磁されている前記外周面に
沿って設けられた磁性体と、 前記磁性体のギャップ間に設けられた磁気感応素子とを
備えたことを特徴とする回転位置センサ。 - 【請求項2】 請求項1記載の回転位置センサであっ
て、 前記回転軸は、前記磁石部材としてのプラスチックマグ
ネットから形成されることを特徴とする回転位置セン
サ。 - 【請求項3】 外周面の少なくとも一部に沿ってNS極
が着磁された円筒形状の磁石部材から形成され、かつ回
転駆動源に接続されたカップリングが嵌挿される中空部
を有することを特徴とする回転位置センサ用回転軸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000325476A JP3769182B2 (ja) | 2000-10-25 | 2000-10-25 | 回転位置センサ及び、回転位置センサ用回転軸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000325476A JP3769182B2 (ja) | 2000-10-25 | 2000-10-25 | 回転位置センサ及び、回転位置センサ用回転軸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002131080A true JP2002131080A (ja) | 2002-05-09 |
JP3769182B2 JP3769182B2 (ja) | 2006-04-19 |
Family
ID=18802837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000325476A Expired - Lifetime JP3769182B2 (ja) | 2000-10-25 | 2000-10-25 | 回転位置センサ及び、回転位置センサ用回転軸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3769182B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004061146A (ja) * | 2002-07-25 | 2004-02-26 | Asahi Denso Co Ltd | 角度センサ |
JP2009204567A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Nippon Seiki Co Ltd | 回転角度検出装置 |
-
2000
- 2000-10-25 JP JP2000325476A patent/JP3769182B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2004061146A (ja) * | 2002-07-25 | 2004-02-26 | Asahi Denso Co Ltd | 角度センサ |
JP2009204567A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-10 | Nippon Seiki Co Ltd | 回転角度検出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3769182B2 (ja) | 2006-04-19 |
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