JP2002130933A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2002130933A
JP2002130933A JP2000330249A JP2000330249A JP2002130933A JP 2002130933 A JP2002130933 A JP 2002130933A JP 2000330249 A JP2000330249 A JP 2000330249A JP 2000330249 A JP2000330249 A JP 2000330249A JP 2002130933 A JP2002130933 A JP 2002130933A
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food storage
storage container
vegetable
case
food
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JP2000330249A
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Koji Suzuki
浩二 鈴木
Tsuyoki Hirai
剛樹 平井
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Refrigeration Co
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品収納小物ケースを食品収納容器の任意の
位置に設置できて使い勝手と収納性を高められる冷蔵庫
を提供する。 【解決手段】 野菜室9に上面を開口した野菜収納容器
13と着脱自在の野菜収納小物ケース14とを備え、野
菜収納小物ケース14は野菜収納容器の開口縁16のう
ち両側面には固定設置され、前面では左右に摺動移動可
能とすることにが向上し使い勝手が高められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は貯蔵室の食品収納容
器と食品収納小物ケースを備えた冷蔵庫に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫の野菜室は野菜室内に野菜小物ケ
ースが設けられて、使用されていることが多い。従来の
野菜小物ケースが取付けられている冷蔵庫としては、特
開平10−176882号公報に開示されているものが
ある。
【0003】以下、図面を参照しながら上記従来の冷蔵
庫について説明する。
【0004】図10は従来の野菜収納容器の斜視図であ
る。
【0005】図10において、1は野菜容器であり、2
は野菜容器1に設けられたストッパーである。3は野菜
収納小物ケースであり、4は野菜収納小物ケース3に設
けられた引っかけ部である。
【0006】以上の様に構成された冷蔵庫について、以
下にその動作を説明する。
【0007】野菜収納小物ケース3は野菜収納容器1に
設けられたストッパー2へ引っかけ部4を嵌合させて引
っかけることにより、野菜収納容器1に位置固定され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、野菜収納容器1の奥行き方向に亘って野
菜収納小物ケース3が固定されるため、野菜収納容器1
内の収納状況に応じて野菜収納小物ケース3を野菜収納
容器1の幅方向に亘って設置したい要望に応えることが
できず、設置状態に制約があった。
【0009】本発明は、従来の課題を解決するもので、
野菜収納容器などの食品収納容器に野菜収納小物ケース
などの食品収納小物ケースを任意の位置に設置できて使
い勝手と収納性を高められる冷蔵庫を提供することを目
的としている。
【0010】また、上記従来構造は、収納食品の貯蔵性
を高めるための配慮について、特に冷却面や抗菌作用面
での対応がなされておらず、野菜などの収納食品の品質
を効率良く維持できない欠点があった。
【0011】本発明の他の目的は、野菜収納容器などの
食品収納容器や野菜収納小物ケースなどの食品収納小物
ケース内に収納した食品の品質を特に冷却面や抗菌作用
面において効率よく維持できる冷蔵庫を提供することで
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、前面開口部に引き出し式ドアを備えた貯蔵室
と、前記貯蔵室内に備えられ前記引き出し式ドアと一体
に引き出される上面を開口した食品収納容器と、前記食
品収納容器内の上部に配置される上面を開口した食品収
納小物ケースとを備え、前記食品収納容器の開口縁のう
ち、両側面および前面の開口縁に前記食品収納小物ケー
スを着脱自在に設けたものであり、食品収納容器内上部
に生じやすい無効空間のうち使いやすい部分を選んで小
物の収納スペースを有効に確保できる。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、貯蔵室を野菜室としたものであり、食
品収納容器内上部に生じやすい無効空間のうち使いやす
い部分を選んで小物野菜や果物の収納スペースを有効に
確保でき、貯蔵によくない積み重ね収納を軽減して区分
け管理ができる。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明において、食品収納小物ケース
は、食品収納容器の前面の開口縁において左右方向に摺
動自在に設けたものであり、使い勝手のよい前面部分に
おいて食品収納小物ケースの配置に自由度が与えられ、
収納性をより高められる。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、食品収納小物ケースは、食品収納容器
の両側面の開口縁に対して固定設置されるものであり、
ドアの開閉に伴う食品収納容器の前後移動で食品収納小
物ケースががたつかない。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項1から請
求項4のいずれか一項に記載の発明において、食品収納
容器の開口縁の内側に凹溝を形成し、前記凹溝に食品収
納小物ケースから延出した係合片を係合させて食品収納
小物ケースを支持したものであり、食品収納小物ケース
の着脱が容易であり、食品収納容器の前部において左右
の任意位置に摺動移動される。
【0017】請求項6に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、食品収納小物ケースの底面と食品収納
容器の底面との間隔を90mm以上としたものであり、
食品収納小物ケース下の収納スペースに果物や大型野菜
を除く汎用野菜を有効に収納できる。
【0018】請求項7に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明において、食品収納容器を良熱伝
導性の材料で形成され多数の通気孔を穿設した壁面より
構成したものであり、食品収納容器の冷却むらが軽減さ
れ、任意位置に設定した食品収納小物ケースの周囲にも
均等に冷却作用が及ぶ。
【0019】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の発明において、良熱伝導性の材料で形成され多数の通
気孔を穿設した壁面を食品収納容器の両側面に設けたも
のであり、食品収納容器内の冷却バランスと湿度の維持
が図れ、容器の構造強度も向上する。
【0020】請求項9に記載の発明は、請求項7に記載
の発明において、食品収納小物ケースより延出した支持
片を通気孔に挿着することにより食品収納小物ケースを
支持するものであり、食品収納小物ケースが特別な支持
構造なしに食品収納容器内側面の任意の位置に設置され
る。
【0021】請求項10に記載の発明は、請求項1また
は請求項2に記載の発明に、さらに、食品収納小物ケー
スに抗菌成分を放出する抗菌カセットを着脱自在に設け
たものであり、食品収納容器内と食品収納小物ケース内
のいずれにも抗菌作用が及ぶ。
【0022】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載の発明において、食品収納容器の開口縁に接する側
面と対向する食品収納小物ケースの側面外壁に抗菌カセ
ットを設けたものであり、食品収納小物ケースをどの位
置に設置しても常に抗菌カセットが食品収納容器内の中
央部に向けて配置され、抗菌成分の放出領域が偏らな
い。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明による冷蔵庫の実施
の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、
従来例と同一構成については、同一符号を付して詳細な
説明を省略する。
【0024】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1による冷蔵庫の正面図である。図2は、同実施の形
態の冷蔵庫の縦断面図である。図3は、同実施の形態の
冷蔵庫の野菜収納容器の斜視図である。図4は同実施の
形態の冷蔵庫の野菜収納容器の要部断面図である。図5
は同実施の形態の冷蔵庫の野菜収納容器の要部断面図で
ある。
【0025】図1から図5において、5は冷蔵庫本体で
ある。6,7は冷蔵庫本体5を上、中、下に区画する区
画壁であり、上部に冷蔵室8、中央部に貯蔵室9(以
下、野菜室9という)、下部に冷凍室10を形成してい
る。11は野菜室9の前面開口部に設けた引き出し式ド
アであり、フレーム12によって前後方向に開閉する。
また、13はフレーム12に装着自在に係合した食品収
納容器(以下野菜収納容器13という)であり、引き出
し式ドア11を開閉することにより、野菜室9より一体
に出し入れされる。
【0026】14は食品収納小物ケース(以下、野菜収
納小物ケース14という)であり、イチゴのパックがそ
のまま入る大きさになっている。また15は略L字状の
係合片で野菜収納小物ケース14の一側面に一体で成形
されている。16は野菜収納容器13の開口縁であり、
17は両側面および前面の開口縁16の内周部に形成さ
れた凹溝である。そして、凹溝17に係合片15を引っ
掛けることによって野菜収納小物ケース14を懸架支持
している。
【0027】ここで、野菜収納小物ケース14の支持に
ついて、凹溝17のうち前面の凹溝17においては、係
合片15が凹溝17を移動可能であり、野菜収納小物ケ
ース14を左右方向に任意の位置にスライド摺動させる
ことができる。一方、両側面の凹溝17においては、図
5に示すように係合片15が凹溝17内の相当箇所に形
成した固定部18に係合し、野菜収納小物ケース14が
前後方向に動かないように固定支持される。固定部18
は目的を達するどのような形状でもよく、最も簡便な方
法としては係合片15の先端部を嵌め込む凹部形状など
がある。
【0028】また、野菜収納小物ケース14の長辺Lは
野菜収納容器13の幅寸法Wよりも小さく、奥行き寸法
Dと略同一に設計されている。なお、D<Wであり、す
なわちL<D<Wの関係が成り立っている。本実施の形
態の場合、L=406mm、D=494mm、W=540
mmとなっている。
【0029】また、野菜収納小物ケース14の底面と野
菜収納容器13底面との間隔d=105mmであり、d
>90mmとなるよう設定されている。
【0030】19は冷蔵室8内の後方に設けられた冷凍
サイクルの冷却器、20は冷却器19で生じた冷気を強
制対流させるための送風機である。
【0031】以上のように構成された冷蔵庫において、
野菜収納小物ケース14は開口縁凹溝17に略L字状の
係合片15を上から係合させることで野菜収納容器13
内の上部に簡便に懸架支持できる。そして、野菜収納容
器13の両側面および前面の3面に野菜収納小物ケース
14を設置できることで使用者の要望に応じた自由な使
いこなしができ、野菜収納容器13内を整理しやすく使
い勝手がよくなる。さらに、通常上部に空間スペースが
できやすい野菜収納容器13の収納効率を高めることが
できる。
【0032】本実施の形態のように食品収納容器を野菜
収納容器13とし、食品収納小物ケースを野菜収納小物
ケース14とすれば、対象食品が野菜,果物となり、特
に上下に積み重ねて収納すれば品質劣化が進みやすい野
菜を区分け収納することで品質劣化を抑えることができ
る。
【0033】野菜収納小物ケース14は野菜収納容器1
3の両側面の奥行き寸法とほぼ同じ長さに設計すれば3
面での移動設置を考えた場合最大の長さ寸法を確保でき
ることになり、長ものなど収納できる食品のバリエーシ
ョンに対応できる。
【0034】また、前面においては野菜収納小物ケース
14の幅は野菜収納容器13の幅より小さいため、係合
片15を凹溝17内で摺動させることで、左右方向の任
意の位置に野菜収納小物ケース14を設置することがで
き、収納状態に応じて使用者が調整でき使い勝手がよ
い。また下の収納物を取り出す際に移動させて楽に取り
出すこともできる。特に、使いやすい前面部で収納の自
由度を持たせることができ実用効果が高い。
【0035】一方、両側面においては固定部18によっ
て係合片15が固定されるため、引き出し式ドア11の
開閉に伴う前後方向の動きに対して野菜収納小物ケース
14ががたつくことがなく、これに伴う衝突音などの問
題も回避できる。
【0036】また、野菜収納小物ケース14の底面と野
菜収納容器13底面との間隔d=105mmであるの
で、野菜収納小物ケース14の下部に十分な収納スペー
スを確保することができる。d>90mmとなるように
間隔が設定されていれば、果物や大物野菜でないかぼち
ゃや大根などの汎用野菜を収納でき、実用的には不便を
感じることがない。
【0037】(実施の形態2)図6は、本発明の実施の
形態2による冷蔵庫の野菜収納容器の斜視図である。図
6において、21は野菜収納容器であり、たとえば周壁
22をステンレスなどの良熱伝導性の材料で形成されて
いる。23は周壁22に多数設けられた通気孔である。
【0038】24は野菜収納小物ケースであり、支持片
25が設けられている。野菜収納小物ケース24は支持
片25を通気孔23に挿入し引っ掛けることにより野菜
収納容器の周壁22の任意の位置に設置される。
【0039】以上のように構成された冷蔵庫において、
支持片25を挿着する通気孔23を使用者が選択するこ
とによって、野菜収納容器21の収納状況に応じて上
下,左右,前後に自由に位置を変えることができるの
で、極めて使い勝手がよい。
【0040】また、野菜収納容器の周壁22が良熱伝導
性材料で形成されているため、野菜収納容器21内の収
納食品に対する冷却効果が高まり、冷却むらが少なくな
る。また、通気孔23によって野菜収納容器21内の空
気の自然対流が促進され、一層冷却分布の改善に寄与す
る。
【0041】また、周壁22をステンレスなど光沢のあ
る素材とすれば庫内意匠の向上も図れ、印象に残るデザ
インとして商品の特徴付けも可能となる。
【0042】なお、野菜収納容器21内の高湿度状態の
維持において、通気孔23の開口面積が影響する場合は
適切な範囲で通気孔23の数を設定すればよい。また、
野菜室9内そのものに冷却器19で冷却した冷気を対流
させず、たとえば野菜収納容器21の上面に設けた冷却
板などによって間接的に冷却する場合などでは通気孔2
3の開口面積を問題にすることなく任意の位置に任意の
数だけ通気孔23を設けることができる。
【0043】本実施の形態では野菜収納容器21を良熱
伝導性材で形成したが、野菜収納小物ケース24の支持
を目的とする場合は、合成樹脂製のインジェクション成
形などで野菜収納容器21を形成しても目的は達せられ
る。
【0044】(実施の形態3)図7は、本発明の実施の
形態3による冷蔵庫の野菜収納容器の斜視図である。図
7において、26は樹脂製の野菜収納容器した側板27
を嵌めこんでいる。側板27には多数の通気孔28が設
けられている。
【0045】以上のように構成された冷蔵庫において、
野菜収納容器の側板27が良熱伝導性材料で形成されて
いるため、野菜収納容器26内の収納食品に対する冷却
作用が促進される。また、通気孔28によって野菜収納
容器21内の空気の自然対流が促進され、より冷却効果
が高まる。
【0046】また、野菜収納容器26の周壁すべてを良
熱伝導性材料で形成する場合に比べて容器の剛性が確保
でき、且つ経済的に冷却効果と湿度維持のバランスを保
つことができる。
【0047】(実施の形態4)図8は、本発明の実施の
形態4による冷蔵庫の野菜収納容器の斜視図である。図
9は、図8のA−A線断面図である。
【0048】29は野菜収納容器13の両側面および前
面に着脱自在に取付けられる野菜収納小物ケースであ
り、その側面のうち野菜収納容器13の中央部側に面し
た側面の外壁に抗菌カセット30を着脱自在に収容する
カセットホルダー31が一体に設けられている。
【0049】抗菌カセット30は、例えばわさびの抽出
成分であるイソチオシアン酸アリルなどの抗菌成分をベ
ースに芳香成分であるハーブ系のミントを配合してマス
キングしたものや、さらに強い抗菌効果を発揮させるた
めに柑橘系のレモンの抽出成分を加えてマスキングを強
化したものなど空気中に抗菌成分を徐々に揮発させて抗
菌効果を発揮させるものである。
【0050】なお、32は抗菌成分を野菜容器13内に
循環させるためにカセットホルダー31の下部に開口し
た通気口である。抗菌カセット30の抗菌成分を放出さ
せる放出構造次第では通気口32を設けず、開放された
抗菌カセット30の前面より放出させてもよい。また、
抗菌カセット30は取外し可能であり、期間を過ぎれば
交換することができる。
【0051】以上のような構成において、野菜収納小物
ケース29を野菜収納容器13の側面または前面のいず
れかに取り付けた場合、抗菌カセット30は常に野菜収
納小物ケース29とともに移動し、且つ、野菜収納容器
13の中央部に向かって位置するようになるため野菜収
納容器13内の収納食品に対する抗菌効果を安定して発
揮させることができる。また、常に直近の位置にある野
菜収納小物ケース29内に収納した食品に対しても効果
的な抗菌作用が発揮され、野菜収納容器13内および野
菜収納小物ケース29内に収納された食品の貯蔵品質を
高めることができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、引き出し式ドアを備えた貯蔵室内とに設けた上面
を開口した食品収納容器内の上部に食品収納小物ケース
を配置し、食品収納容器の開口縁のうち、両側面および
前面の開口縁に食品収納小物ケースを着脱自在に設けた
ので、食品収納容器内上部の無効空間のうち使いやすい
部分を選んで小物の収納スペースを有効に確保でき、収
納効率を高めることができる。
【0053】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、貯蔵室を野菜室としたので、小
物野菜や果物を効率よく区分け管理でき、積み重ね収納
を軽減して貯蔵性を高めることができる。
【0054】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の発明において、食品収納小物ケ
ースは、食品収納容器の前面の開口縁において左右方向
に摺動自在に設けたので、前面部分において食品収納小
物ケースが自由に配置でき、使い勝手ををより高めるこ
とができる。
【0055】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載の発明において、食品収納小物ケースは、食品収
納容器の両側面の開口縁に対して固定設置されるので、
ドアの開閉に伴う食品収納容器の前後移動で食品収納小
物ケースが不用意に動かず、がたつきや音の発生を防止
できる。
【0056】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
から請求項4のいずれか一項に記載の発明において、食
品収納容器の開口縁の内側に凹溝を形成し、前記凹溝に
食品収納小物ケースから延出した係合片を係合させて食
品収納小物ケースを支持したので、食品収納小物ケース
の着脱が容易であり、食品収納容器の前部において左右
の任意位置に摺動移動が容易にできる。
【0057】また、請求項6に記載の発明は、請求項2
に記載の発明において、食品収納小物ケースの底面と食
品収納容器の底面との間隔を90mm以上としたので、
食品収納小物ケース下の収納スペースに果物や大型野菜
を除く汎用野菜を有効に収納でき、スペースを無駄にす
ることがない。
【0058】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載の発明において、食品収納容器を
良熱伝導性の材料で形成され多数の通気孔を穿設した壁
面より構成したので、任意位置に設定した食品収納小物
ケースの周囲を含めて食品収納容器内を均等に冷却する
ことができる。
【0059】また、請求項8に記載の発明は、請求項7
に記載の発明において、良熱伝導性の材料で形成され多
数の通気孔を穿設した壁面を食品収納容器の両側面に設
けたので、食品収納容器内の冷却バランスと湿度の維持
を図りながら、容器の構造強度を強化することができ
る。
【0060】また、請求項9に記載の発明は、請求項7
に記載の発明において、食品収納小物ケースより延出し
た支持片を通気孔に挿着することにより食品収納小物ケ
ースを支持するので、食品収納小物ケースを容易に食品
収納容器内側面の任意の位置に設置でき、収納の自由度
が高まる。
【0061】また、請求項10に記載の発明は、請求項
1または請求項2に記載の発明に、さらに、食品収納小
物ケースに抗菌成分を放出する抗菌カセットを着脱自在
に設けたので、食品収納容器内と食品収納小物ケース内
のいずれにも抗菌作用が及び貯蔵性が高まる。
【0062】また、請求項11に記載の発明は、請求項
10に記載の発明において、食品収納容器の開口縁に接
する側面と対向する食品収納小物ケースの側面外壁に抗
菌カセットを設けたので、食品収納小物ケースをどの位
置に設置しても常に抗菌カセットが食品収納容器内の中
央部に向けて配置され、抗菌成分の放出領域が偏らない
ために効率よく貯蔵性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による冷蔵庫の正面図
【図2】同実施の形態の冷蔵庫の縦断面図
【図3】同実施の形態の冷蔵庫の野菜収納容器の斜視図
【図4】同実施の形態の冷蔵庫の野菜収納容器の要部断
面図
【図5】同実施の形態の冷蔵庫の野菜収納容器の要部断
面図
【図6】本発明の実施の形態2による冷蔵庫の野菜収納
容器の斜視図
【図7】本発明の実施の形態3による冷蔵庫の野菜収納
容器の斜視図
【図8】本発明の実施の形態4による冷蔵庫の野菜収納
容器の斜視図
【図9】図8のA−A線断面図
【図10】従来の冷蔵庫の野菜収納容器の斜視図
【符号の説明】
9 野菜室(貯蔵室) 11 引き出しドア 13,21 野菜収納容器(食品収納容器) 14,24,29 野菜収納小物ケース(食品収納小物
ケース) 15 係合片 16 開口縁 17 凹溝 18 固定部 25 支持片 27 側板 30 抗菌カセット 31 カセットホルダー

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面開口部に引き出し式ドアを備えた貯
    蔵室と、前記貯蔵室内に備えられ前記引き出し式ドアと
    一体に引き出される上面を開口した食品収納容器と、前
    記食品収納容器内の上部に配置される上面を開口した食
    品収納小物ケースとを備え、前記食品収納容器の開口縁
    のうち、両側面および前面の開口縁に前記食品収納小物
    ケースを着脱自在に設けたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 貯蔵室を野菜室としたことを特徴とする
    請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 食品収納小物ケースは、食品収納容器の
    前面の開口縁において左右方向に摺動自在に設けたこと
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 食品収納小物ケースは、食品収納容器の
    両側面の開口縁に対して固定設置されることを特徴とす
    る請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 食品収納容器の開口縁の内側に凹溝を形
    成し、前記凹溝に食品収納小物ケースから延出した係合
    片を係合させて食品収納小物ケースを支持したことを特
    徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の
    冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 食品収納小物ケースの底面と食品収納容
    器の底面との間隔を90mm以上としたことを特徴とす
    る請求項2に記載の冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 食品収納容器を良熱伝導性の材料で形成
    され多数の通気孔を穿設した壁面より構成したことを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  8. 【請求項8】 良熱伝導性の材料で形成され多数の通気
    孔を穿設した壁面を食品収納容器の両側面に設けたこと
    を特徴とする請求項7に記載の冷蔵庫。
  9. 【請求項9】 食品収納小物ケースより延出した支持片
    を通気孔に挿着することにより食品収納小物ケースを支
    持することを特徴とする請求項7に記載の冷蔵庫。
  10. 【請求項10】 食品収納小物ケースに抗菌成分を放出
    する抗菌カセットを着脱自在に設けたことを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  11. 【請求項11】 食品収納容器の開口縁に接する側面と
    対向する食品収納小物ケースの側面外壁に抗菌カセット
    を設けたことを特徴とする請求項10に記載の冷蔵庫。
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Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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