JP2013167199A - エンジンの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】可変動弁機構はその遷移過程において目標位相に素早く遷移出来なく、遅れを持って目標位相まで到達するものである。遅れて遷移していく実位相に対して目標位相に対応して決められた補正係数を用いて流入空気量に補正していると、シリンダ流入空気量と実シリンダ流入空気量の間に誤差が発生するようになる。
【解決手段】エンジンの吸気弁及び排気弁の一方の位相の検出値と目標値とに基づいて、エンジンのシリンダに流入するシリンダ流入空気量の演算値を補正する機能を備えることで、可変動弁機構の作動遅れを考慮してシリンダ流入空気量を補正して正確なシリンダ流入空気量を求めることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は吸気弁或いは排気弁の開閉位相を可変にできる可変動弁機構を備えたエンジンの制御装置に係り、特にエンジンの過渡運転時にシリンダに流入する空気量を正確に検出して所望の空燃比を維持することができるエンジンの制御装置に関するものである。
従来の自動車等に使用されるエンジンにおいては燃費向上、排気ガス有害成分の抑制等の目的から種々の制御機構や制御方法が提案されている。その中で、例えば特開2011−99391号公報(特許文献1)にあるように、エンジンの吸気弁や排気弁の開閉位相を調整して上述したようなエンジン性能を向上する可変動弁機構が知られている。
このような可変動弁機構はエンジンの運転状態に応じて吸気弁の開閉位相や排気弁の開閉位相、及び両弁のバルブオーバーラップ等を調整してエンジンの燃焼室に吸入される空気量や、排気系から再び燃焼室に排気ガスが戻る内部EGR量を制御できるので燃費向上や排気ガス有害成分抑制等の効果が期待されている。
特開2011−99391号公報
ところで、この種エンジンはエンジンのシリンダ(燃焼室)に流入する空気量を正確に測定、或いは推定して、このシリンダに吸入された空気量に見合った燃料量をエンジンのシリンダに供給することが要請されている。
したがって、この要請に応えるため可変動弁機構を用いたエンジンにおいても種々の制御方法が提案されている。
例えば、可変動弁機構がある所定の状態から別の異なった所定の状態に遷移するとき、開閉位相に対応してピストンのシリンダに対する位置が変わるため流入空気量も変動する。このため、遷移しようとする状態の可変動弁の位相に応じた流入空気量の補正係数を予め決めておき、この補正係数を利用してシリンダに流入する空気量を補正演算してより正確なシリンダ流入空気量を求めるようにしている。
しかしながら、更にエンジン性能(燃費向上や排気有害成分の抑制等)を向上するためには、より精度の高い空気量の補正演算が必要となる。例えば、上記の技術において可変動弁の目標位相に対応して演算される空気量の補正係数を決めているが、実際の可変動弁機構は油圧機構や電動機を用いた機構系を使用しているため、その遷移過程において目標位相に素早く遷移出来なく、程度の差こそあれ必ず遅れを持って目標位相まで到達するものである。
したがって、実際に遅れて遷移していく実位相に対して目標位相に対応して決められた補正係数を用いることは流入空気量を正確に補正しているとはいえないものであった。このため、演算されたシリンダに流入するシリンダ流入空気量と実際にシリンダに吸入された実シリンダ流入空気量の間に誤差が発生するようになる。
本発明の目的は、可変動弁機構によって吸気弁或いは排気弁、もしくは両方の弁がある状態から別の異なる状態に遷移するときに、可変動弁機構の作動遅れを考慮してシリンダ流入空気量を補正してより正確なシリンダ流入空気量を求めることができるエンジンの制御装置を提供することにある。
本発明の特徴は、エンジンの運転状態に基づいて吸気弁の位相及び排気弁の位相の少なくとも一方を可変にする可変動弁手段と、吸気弁の位相及び排気弁の位相の少なくとも一方を検出する位相検出手段と、エンジン回転数を検出する手段と、エンジンの吸入空気量を検出する空気量検出手段とを備えたエンジンに使用され、少なくともエンジンのシリンダに流入する空気流量を演算する機能を備えたエンジンの制御装置において、エンジンの吸気弁及び排気弁の少なくとも一方の位相の検出値と、エンジンの吸気弁及び排気弁の少なくとも一方の目標値とに基づいて、エンジンのシリンダに流入するシリンダ流入空気量の演算値を補正する機能を備えた、ところにある。
本発明によれば、可変動弁機構によって吸気弁或いは排気弁、もしくは両方の弁がある状態から別の異なる状態に遷移するときに、可変動弁機構の作動遅れを考慮してシリンダ流入空気量を補正してより正確なシリンダ流入空気量を求めることができるようになる。
更にこの結果として、このシリンダ流入空気量を基本パラメータとする他の制御機能の制御精度も向上できることが期待できるようになる。
本発明が適用されるエンジンの概略を示す概略構成図である。 エンジン制御装置の内部構成の概略を示す概略構成図である。 本発明の一実施例になるエンジンの制御装置の制御ブロックを示すブロック図である。 図3にあるシリンダ流入空気量演算手段であるブロック102の詳細なブロック構成を示すブロック図である。 図4にあるVVT充填効率変化率演算手段であるブロック402の詳細なブロック構成を示すブロック図である。 図5にあるVVT検出値充填効率演算手段であるブロック501の詳細なブロック構成を示すブロック図である。 図5にあるVVT目標値充填効率演算手段であるブロック502の詳細なブロック構成を示すブロック図である。 図5にあるVVT充填効率基本変化率補正手段であるブロック504の詳細なブロック構成を示すブロック図である。 図8にあるVVT充填効率基本変化率平滑化手段であるブロック806の詳細なブロック構成を示すブロック図である。 図8にあるVVT充填効率基本変化率平滑化手段であるブロック806の他の詳細なブロック構成を示すブロック図である。 VVT充填効率基本変化率の補正に伴うシリンダ流入空気量の変化状態を示すグラフである。 図3に示す制御ブロックをCPUで実行する場合のフローチャートを示すフローチャート図である。 図4に示す制御ブロックをCPUで実行する場合のフローチャートを示すフローチャート図である。 図5に示す制御ブロックをCPUで実行する場合のフローチャートを示すフローチャート図である。 図6に示す制御ブロックをCPUで実行する場合のフローチャートを示すフローチャート図である。 図7に示す制御ブロックをCPUで実行する場合のフローチャートを示すフローチャート図である。 図8に示す制御ブロックをCPUで実行する場合のフローチャートを示すフローチャート図である。 図9に示す制御ブロックをCPUで実行する場合のフローチャートを示すフローチャート図である。 図10に示す制御ブロックをCPUで実行する場合のフローチャートを示すフローチャート図である。
以下、本発明の一実施例になるエンジンの制御装置を図面に基づき詳細に説明するが、まず図1はエンジンの制御装置の概略構成を示す図である。
図1において、エンジン201は運転者の開度調整により吸入する空気量を制限するスロットルバルブ202、スロットルバルブをバイパスして、吸気管206へ接続された流路の流路面積を制御し、エンジンのアイドル時の回転数を制御するアイドルスピードコントロールバルブ203、スロットル上流側を通過する空気量を計測する吸入空気量センサ204、吸入空気流量センサ204の下流側に設置され排気側のタービンに連動して吸入空気量を加圧する過給器205、吸気管206内の圧力を検出する吸気管圧力センサ207、排気ガスの一部を吸気管206内へ戻すEGRバルブ208、吸気管206の流入空気に対して渦流発生により流速を制御するスワールコントロールバルブ209よりなる吸気系統を備えている。
また、エンジンの要求する燃料を供給する燃料噴射弁210、吸気弁の開閉の位相信号を出力するカム角度センサ211、エンジンのシリンダ内に供給された燃料の混合気に点火する点火栓に、エンジン制御装置219の点火信号に基づいて点火エネルギを供給する点火モジュール212、排気弁の開閉の位相信号を出力するカム角度センサ213、エンジンのシリンダブロックに設置されエンジンの冷却水温を検出する水温センサ214、エンジンの排気管に設置され排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素濃度センサ215、エンジンのクランク角度を検出するクランク角度センサ216、アクセル開度(踏み込み量)を検出するアクセル開度センサ217、エンジンの運転、停止のメインスイッチであるイグニッションキイスイッチ218、エンジンの各補機類を制御するエンジン制御装置219を備えている。
ただし、吸気管圧力センサ207は、吸気の温度を計測する吸気温センサが一体化されることもある。尚、酸素濃度センサ215は、排気空燃比に対して比例的な信号を出力するもの、もしくは、排気ガスが理論空燃比に対して、リッチ側/リーン側の2つの信号を出力するものでも良い。また、本実施例では過給器205を備えているが、備えていなくても、空気量、燃料、点火の各制御が成立することは言うまでもない。
次にエンジン制御装置219の概略の内部構成を図2に基づき説明すると、CPU301の内部にはエンジンに設置された各センサの電気的信号をデジタル演算処理用の信号に変換、及びデジタル演算用の制御信号を実際のアクチュエータの駆動信号に変換するI/O部302が設定されている。
I/O部302には、水温センサ303、クランク角度センサ304、カム角度センサ305、酸素濃度センサ306、吸入空気量センサ307、吸気管圧力センサ308、スロットル開度センサ309、アクセル開度310、イグニッションSW311が入力されており、これらの信号はCPU301に送られ制御機能の実行に必要な演算に使用される。
また、CPU301で演算された出力信号はドライバ312を介して、燃料噴射弁313〜316、点火コイル317〜320、スロットル駆動モータ321へ出力信号が送られ、夫々の制御量が調整されるようになっている。
次にエンジン制御装置219によって実行されるエンジンの制御機能を示した図3に示す制御ブロックによって各制御機能の概略を説明する。
図2において、ブロック101はエンジン回転数計算手段のブロックであり、エンジンの所定のクランク角度位置に設置されたクランク角度センサ216の電気的な信号、主にパルス信号変化の単位時間当たりの入力数をカウントし、演算処理することで、エンジンの単位時間当りの回転数を演算する。
ブロック102は本発明の特徴となる制御機能であり、この制御機能はシリンダ流入空気量演算手段のブロックである。
前述のブロック101で演算されたエンジン回転数、H/Wセンサ(熱式空気流量計)出力、カム角度センサ出力、スロットル開度センサ出力、吸気温センサ出力、及び後述のブロック106で演算される吸排VVT目標値により、吸気管圧力を推定し、さらに、VVT充填効率変化率を演算し、それらを用いてシリンダ流入空気量を演算する。
このシリンダ流入空気量は他の制御機能に使用される基本的な制御パラメータであり、このシリンダ流入空気量を正確に演算できれば他の制御機能の制御精度も向上できるようになる。これらの詳細については図4以降において説明する。
ブロック103は基本燃料演算手段であり、前述のブロック101で演算されたエンジン回転数、及び前述のブロック102で演算されたシリンダ流入空気量により、各領域におけるエンジンの要求する基本燃料、及びエンジン負荷指標を演算する。
ブロック104は基本燃料補正係数演算手段であり、前述のエンジン回転数、及び前述のブロック103で演算されたエンジン負荷により、前述のブロック103で演算された基本燃料のエンジンの各運転領域における補正係数の演算を、マップ検索で行う。
ブロック105は基本点火時期演算手段であり、前述のエンジン回転数、及び前述のエンジン負荷により、エンジンの各運転領域における基本点火時期の演算を、マップ検索で行う。
ブロック106はISC(アイドルスピードコントロール)制御手段であり、前述のエンジン回転数、及びエンジン水温により、エンジンのアイドリング回転数を一定に保つためにアイドリング時の目標回転数、及び目標空気量を演算する。
ブロック107は吸気弁及び排気弁の開閉位相の目標位相を演算する吸排VVT目標値演算手段であり、前述のエンジン回転数、及び前述のエンジン負荷により、吸気弁、排気弁に設定された可変動弁機構(VVT)の位相目標値を演算する。
ブロック108はトルクベース演算手段であり、前述のエンジン回転数、アクセル開度、前述のブロック106で演算されたISC目標空気量等により、目標トルクを演算し、その値に基づき、燃料カット気筒数、要求点火時期、目標スロットル開度を演算する。
ブロック109は空燃比帰還制御係数演算手段であり、前述のエンジン回転数、及び前述のエンジン負荷、排気管に設置された酸素濃度センサの出力等により燃料のフィードバック制御を行い、空燃比フィードバック係数を演算する。
ブロック110は基本燃料補正手段であり、前述のブロック103で演算された基本燃料に対して、前述のブロック104で演算された基本燃料の補正係数、前述のエンジン水温、前述のブロック109で演算された空燃比フィードバック係数等で補正を行う。
ブロック111は点火時期補正手段であり、前述のブロック105で検索された基本点火時期に対して、前述のエンジン水温、前述のブロック105で演算された要求点火時期等で補正を行うものである。
ブロック112〜115は、前述のブロック110で補正された燃料量をエンジンに供給する燃料噴射手段である。
ブロック116〜119は、前述のブロック111で補正されたエンジンの点火時期に応じてシリンダに流入した混合気を点火する点火手段である。
ブロック120は、前述のブロック108で演算された目標スロットル開度を実現するスロットル駆動手段である。
それでは、以下に本発明の特徴であるブロック102で示したシリンダ流入空気量演算手段の詳細について説明する。
図4は本発明の特徴であるブロック102で示したシリンダ流入空気量演算手段の詳細なブロックの一例である。
ブロック401では、エンジン回転数、エンジン負荷、H/Wセンサ出力値、スロットル開度より、吸気管圧力を推定する。
ブロック402では、エンジン回転数、エンジン負荷、吸気側VVT(位相)検出値、吸気側VVT(位相)目標値、排気側VVT(位相)検出値、排気側VVT(位相)目標値よりVVT充填効率変化率を演算する。このVVT充填効率変化率が本発明で取り扱うシリンダ流入空気量の補正係数に該当するものである。
ここで、VVTとは可変動弁機構を表すもので、吸気弁及び排気弁の開閉位相を制御するものである。尚、図面ではVVT(位相)をVVTで省略して表示している。
ブロック403ではエンジン回転数、及び、ブロック401で求めた吸気管圧力推定値、ブロック402で求めたVVT充填効率変化率により、理論式に基づいてシリンダ流入空気量を演算する。
以下の式(1)はブロック403のシリンダ流入空気量を演算する理論式を示している。式(1)の吸気効率ηairは、エンジンの諸元、全性能データ、理論式等によるマップ検索等で設定される。そして、式(1)の最後の項にあるηvvtがVVT充填効率変化率であり、これが遷移する実位相に対応して決められる補正係数となるものである。
QAR=[(PMMAIR*KSV*Ne/2)/{KAIRGAS*(THA+273)}]*ηair*ηvvt…(1)
ここで、QAR:シリンダ流入空気量
PMMAIR:スロットルバルブと吸気弁の間の吸気圧力
KSV:エンジン排気量
Ne:エンジン回転数
KAIRGAS:空気ガス定数
THA:吸気温度
ηair:吸気効率
ηvvt:VVT充填効率変化率
次に、図5に基づいて図4にあるブロック402で示したVVT充填効率変化率演算手段の詳細なブロックを説明する。
ブロック501では、エンジン回転数、エンジン負荷、吸気側VVT(位相)検出値、排気側VVT(位相)検出値より、VVT検出値側の充填効率を演算する。
ブロック502では、エンジン回転数、エンジン負荷、吸気側VVT(位相)目標値、排気側VVT(位相)目標値より、VVT目標値側の充填効率を演算する。
ブロック503では、VVT検出値充填効率をVVT目標値充填効率で除算し、VVT充填効率基本変化率として出力する。
ブロック504では、VVT充填効率基本変化率、吸気側VVT(位相)検出値、吸気側VVT(位相)目標値、排気側VVT(位相)検出値、排気側VVT(位相)目標値より、VVT充填効率基本変化率を補正する。
図6は図5にあるブロック501のVVT検出値充填効率演算手段の詳細なブロックの一例である。
前述のブロック403のシリンダ流入空気量演算手段では、過渡状態で変化する充填効率を考慮してシリンダ流入空気量を演算するが、本充填効率はエンジン回転数、エンジン負荷といった運転状態と相関をもつため、ブロック601では、エンジン回転数、エンジン負荷よりVVT検出値充填効率をマップ検索する。
更に、本充填効率は吸気側VVT位相、排気側VVT位相に対しても相関をもつため、ブロック602に示すように、ブロック601のマップ設定の各地点において、吸気側VVT検出値、排気側VVT検出値よりVVT検出値充填効率をマップ検索する。また、本演算では、本マップ検索方式におけるROM容量の増大を防ぐため、マップに代えて多項式近似によりVVT検出値充填効率を求めてもよい。
図7は図5にあるブロック502のVVT目標値充填効率演算手段の詳細なブロックの一例である。
本ブロックでも前述のブロック601及び602同様に、ブロック701ではエンジン回転数、エンジン負荷よりVVT目標値充填効率をマップ検索し、さらに、ブロック702に示すように、ブロック701のマップ設定の各地点において、吸気側VVT目標値、排気側VVT目標値よりVVT目標値充填効率をマップ検索する。
また、本演算においても、本マップ検索方式におけるROM容量の増大を防ぐため、マップに代えて多項式近似によりVVT目標値充填効率を求めてもよい。
図8は図5にあるブロック504のVVT充填効率基本変化率補正手段の詳細なブロックの一例である。
加算器801及びブロック802では、吸気側VVT目標値と吸気側VVT検出値の偏差である吸排VVT差分値の絶対値を演算する。
加算器803及びブロック804では、排気側VVT目標値と排気側VVT検出値の偏差である吸排VVT差分値の絶対値を演算する。
ブロック805では、前述のブロック802の出力値と前述のブロック804の出力を比較し、大きい方を吸排VVT差分値として出力する。
ブロック806では、ブロック503からのVVT充填効率基本変化率、吸排VVT差分値、後述のブロック809で出力されるVVT充填効率変化率の前回演算値より、VVT充填効率基本変化率を平滑化する。
ブロック807及び808では、吸排VVT差分値が所定値以下か否かを判定し、判定成立の場合、ブロック809では、VVT充填効率変化率を1.0として出力し、判定値不成立の場合、前述のブロック806の出力値である平滑後のVVT充填効率基本変化率をVVT充填効率変化率として出力する。
したがって、VVT充填効率変化率が1.0である場合は補正なしとして式(1)のηvvtを1.0に設定し、VVT充填効率変化率が1.0以外は式(1)のηvvtをブロック806の出力値のVVT充填効率基本変化率に設定してシリンダ流入空気量を補正演算するものである。
図9は図8にあるブロック806で示したVVT充填効率基本変化率平滑化手段の詳細なブロックの一例である。
ブロック901では吸排VVT差分値よりフィルタ係数をテーブル検索する。ブロック902、903、904、905及び906では、VVT充填効率変化率の前回演算値、フィルタ係数より、VVT充填効率基本変化率の加重平均演算を行い、演算値を平滑化後のVVT充填効率基本変化率として出力する。
図10は図8にあるブロック806で示したVVT充填効率基本変化率平滑化手段の他の詳細なブロックの一例である。
ブロック1001では吸排VVT差分値より増加除変係数をテーブル検索し、ブロック1002ではVVT充填効率変化率の前回演算値と増加除変係数を乗算する。ブロック1003では前述のブロック1002の乗算値とVVT充填効率基本変化率を比較し、小さい方を出力する。
ブロック1004では、吸排VVT差分値より減少除変係数をテーブル検索し、ブロック1005では、VVT充填効率変化率の前回演算値と減少除変係数を乗算する。ブロック1006では前述のブロック1005の乗算値とVVT充填効率基本変化率を比較し、大きい方を出力する。
ブロック1007では、VVT充填効率基本変化率がVVT充填効率変化率の前回演算値以上か否かを判定し、判定成立の場合はブロック1008では、前述のブロック1003の出力値を平滑化後のVVT充填効率基本変化率として出力し、判定不成立の場合は前述のブロック1006の出力値を平滑化後のVVT充填効率基本変化率として出力する。
図11はVVT充填効率基本変化率の補正に伴うシリンダ流入空気量の挙動の一例である。破線1101は補正前であるVVT充填効率基本変化率を反映したシリンダ流入空気量、実線1102は補正後であるVVT充填効率基本変化率を反映したシリンダ流入空気量である。補正前のVVT充填効率基本変化率に対し、加重平均等の平滑化による補正を反映させることにより、シリンダ流入空気量の変動を抑制し、空燃比の変動を抑えることが可能になる。
以上は各制御ブロックの機能、作用を説明したが、実際はエンジン制御装置219のCPU301によって論理演算としてプログラムにより実行されるものであるので、以下そのフローチャートを簡単に説明する。
図12は図3に示した制御ブロックを実行する場合のフローチャートの一例であり、ステップ1201でエンジン回転数を演算する。
ステップ1202でH/Wセンサ出力、カム角度センサ出力、スロットル開度センサ出力、吸気温、ステップ1213及び1214で演算される吸排VVTの目標値を読み込む。
ステップ1203でH/Wセンサ出力等により、吸気管圧力を推定する。
ステップ1204で吸排VVT目標値等により、VVT充填効率変化率を演算する。
ステップ1205でエンジン回転数、吸気管圧力及びVVT充填効率変化率により、
シリンダ流入空気量を演算する。
ステップ1206でエンジン回転数及びシリンダ流入空気量により、基本燃料量を演算する。
ステップ1207でH/Wセンサ出力等により、エンジン負荷を演算する。
ステップ1208でエンジン回転数及びエンジン負荷により、基本燃料補正係数を検索する。
ステップ1209でエンジン回転数及びエンジン負荷により、基本点火時期を検索する。
ステップ1210でエンジン水温、アクセル開度、酸素濃度センサ出力を読み込む。
ステップ1211で前記エンジン水温等により、ISC目標回転数を演算する。
ステップ1212で前記エンジン水温等により、ISC目標空気量を演算する。
ステップ1213で前記エンジン回転数及び前記エンジン負荷により、吸気側VVT目標値を演算する。
ステップ1214で前記エンジン回転数及び前記エンジン負荷により、排気側VVT目標値を演算する。
ステップ1215で前記エンジン回転数等により、燃料カット気筒数を演算する。
ステップ1216で前記エンジン回転数、ステップ1220で補正される点火時期等により、要求点火時期を演算する。
ステップ1217で前記エンジン回転数等により、目標スロットル開度を演算する。ステップ1218で前記エンジン回転数、前記エンジン負荷、前記酸素濃度センサ出力により、空燃比帰還制御係数を演算する。
ステップ1219で前記基本燃料補正係数等により、基本燃料を補正する。
ステップ1220で前記要求点火時期等により、点火時期を補正する。
以上が全体的な制御の概略であるが、次に本発明の特徴であるVVT充填効率基本変化率を求める場合のフローチャートを説明する。
図13は図4の制御ブロックのフローチャートの一例であり、ステップ1301でエンジン回転数、エンジン負荷、H/Wセンサ出力値、スロットル開度より、吸気管圧力を推定する。
ステップ1302でエンジン回転数、エンジン負荷、吸排VVT検出値、吸排VVT目標値より、VVT充填効率変化率を演算する。
ステップ1303でエンジン回転数、前記吸気管圧力推定値及び前記VVT充填効率変化率により、シリンダ流入空気量を演算する。
図14は図5の制御ブロックのフローチャートの一例であり、ステップ1401でエンジン回転数、エンジン負荷、吸排VVT検出値より、VVT検出値充填効率を演算する。
ステップ1402でエンジン回転数、エンジン負荷、吸排VVT目標値より、VVT目標値充填効率を演算する。
テップ1403で前記VVT検出値充填効率を前記VVT目標値充填効率で除算し、VVT充填効率基本変化率を演算する。
ステップ1404で吸排VVT検出値、吸排VVT目標値、前記VVT充填効率基本変化率により、VVT充填効率基本変化率を補正する。
図15は図6の制御ブロックのフローチャートの一例であり、ステップ1501でエンジン回転数、エンジン負荷、吸排VVT検出値より、VVT検出値充填効率を検索する。
図16は図7の制御ブロックのフローチャートの一例であり、ステップ1601でエンジン回転数、エンジン負荷、吸排VVT目標値より、VVT目標値充填効率を検索する。
図17は図8の制御ブロックのフローチャートの一例であり、ステップ1701で吸気側VVT目標値と吸気側VVT検出値の偏差の絶対値を演算する。
ステップ1702で排気側VVT目標値と排気側VVT検出値の偏差の絶対値を演算する。
ステップ1703で前述のステップ1701の演算値と前述のステップ1702の大小比較を行い、大きい方を吸排VVT差分値として出力する。
ステップ1704で吸排VVT差分値、VVT充填効率基本変化率、後述のステップ1706またはステップ1707で演算されるVVT充填効率変化率の前回演算値より、VVT充填効率基本変化率を平滑化する。
ステップ1705で吸排VVT差分値が所定値以下か否かを判断し、所定値以下の場合、後述のステップ1706に進み、それ以外の場合、後述のステップ1707に進む。ステップ1707でVVT充填効率変化率として1.0を出力する。ステップ1708でVVT充填効率変化率として前述のステップ1704の平滑化後のVVT充填効率基本変化率を出力する。
図18は図9の制御ブロックのフローチャートの一例であり、ステップ1801で吸排VVT差分値より、フィルタ係数を検索する。
ステップ1802でVVT充填効率変化率の前回演算値、前述のフィルタ係数より、VVT充填効率基本変化率の加重平均値を演算する。
図19は図9の制御ブロックのフローチャートの一例であり、ステップ1901で吸排VVT差分値より、増加除変係数を検索する。
ステップ1902VVT充填効率変化率の前回演算値と増加除変係数を乗算する。
ステップ1903でVVT充填効率基本変化率と前述のステップ1902の乗算値の大小比較を行い、小さい方を出力する。
ステップ1904で吸排VVT差分値より、減少除変係数を検索する。
ステップ1905VVT充填効率変化率の前回演算値と減少除変係数を乗算する。
ステップ1906でVVT充填効率基本変化率と前述のステップ1905のっ乗算値の大小比較を行い、大きい方を出力する。
ステップ1907でVVT充填効率基本変化率がVVT充填効率変化率の前回演算値以上か否かを判断し、前回演算値以上の場合、後述のステップ1908に進み、それ以外の場合、後述のステップ1909に進む。
ステップ1908で平滑化後のVVT充填効率基本変化率としてステップ1903の演算値を出力する。
ステップ1909で平滑化後のVVT充填効率基本変化率としてステップ1906の演算値を出力する。
以上が本発明の典型的な実施例であるが、繰り返しなるが以下に述べるような効果が期待できる。
上述したように、本発明がなされる以前の可変動弁機構を有するエンジンのシリンダ流入空気量の演算では以下のような課題があった。
つまり、可変動弁の目標位相に対応して演算される空気量の補正係数を決めているが、実際の可変動弁機構は油圧機構や電動機を用いた機構系を使用しているため、その遷移過程において目標位相に素早く遷移出来なく、程度の差こそあれ必ず遅れを持って目標位相まで到達するものである。
したがって、実際に遅れて遷移していく実位相に対して目標位相に対応して決められた補正係数を用いることは流入空気量を正確に補正しているとはいえないものであった。このため、演算されたシリンダに流入するシリンダ流入空気量と実際にシリンダに吸入された実シリンダ流入空気量の間に誤差が発生するようになる。
これに対して、本発明によればエンジンの吸気弁及び排気弁の少なくとも一方の位相の検出値と、エンジンの吸気弁及び排気弁の少なくとも一方の目標値とに基づいて定まる補正値によってシリンダ流入空気量の演算値を補正するようにしたので、実際の可変動弁の動きに対応してシリンダ流入空気量の演算ができ、シリンダ流入空気量の推定精度を高めることが可能になる。
このため、結果としてこのシリンダ流入空気量を基本パラメータとする他の制御機能の制御精度も向上できることが期待できるようになる。
更に、シリンダ流入空気量の変動が大きくなる領域に対しては、吸排VVTの検出値と目標値に基づいて補正量の平滑化を行うことで、空燃比の変動を抑えることが可能になる。
以上では本発明の一実施形態について詳述したが、本発明は説明した実施形態に限定されるものではなく、また、本発明の特徴的な機能を損なわない限り各構成要素は上記構成に限定されるものではない。
102…シリンダ流入空気量演算手段、202…スロットルバルブ、204…吸入空気量センサ、211…吸気弁側カム角度センサ、213…排気弁側カム角度センサ、214…水温センサ、215…酸素濃度センサ、216…クランク角度センサ、217…アクセル開度センサ、219…エンジン制御装置、402…VVT充填効率変化率演算手段、403…シリンダ流入空気量演算手段、501…VVT検出値充填効率演算手段、502…VVT目標値充填効率演算手段、504…VVT充填効率基本変化率補正手段、806…VVT充填効率基本変化率平滑化手段。

Claims (8)

  1. エンジンの運転状態に基づいて吸気弁の位相及び排気弁の位相の少なくとも一方を可変にする可変動弁手段と、前記吸気弁の位相及び排気弁の位相の少なくとも一方を検出する位相検出手段と、前記エンジン回転数を検出する手段と、前記エンジンの吸入空気量を検出する空気量検出手段とを備えたエンジンに使用され、少なくとも前記エンジンのシリンダに流入するシリンダ流入空気流量を演算するシリンダ流入空気流量演算機能を備えたエンジンの制御装置において、
    前記シリンダ流入空気流量演算機能は、前記エンジンの前記吸気弁及び前記排気弁の少なくとも一方の位相の検出値と、前記エンジンの前記吸気弁及び前記排気弁の少なくとも一方の目標値とに基づいて、前記エンジンのシリンダに流入するシリンダ流入空気量の演算値を補正する補正演算機能を備えたことを特徴とするエンジンの制御装置。
  2. エンジンの運転状態に基づいて吸気弁の位相及び排気弁の位相の少なくとも一方を可変にする可変動弁手段と、前記吸気弁の位相及び排気弁の位相の少なくとも一方を検出する位相検出手段と、前記エンジン回転数を検出する手段と、前記エンジンの吸入空気量を検出する空気量検出手段とを備えたエンジンに使用され、少なくとも前記エンジンのシリンダに流入するシリンダ流入空気流量を演算するシリンダ流入空気流量演算機能を備えたエンジンの制御装置において、
    前記シリンダ流入空気流量演算機能は、前記エンジンの前記吸気弁及び前記排気弁の少なくとも一方の位相の検出値に基づいて実位相での充填効率と、前記エンジンの前記吸気弁及び前記排気弁の少なくとも一方の目標値とに基づいて目標位相での充填効率を求め、前記実位相での充填効率と前記目標位相での充填効率の割合から前記エンジンのシリンダに流入するシリンダ流入空気量の演算値を補正する補正演算機能を備えたことを特徴とするエンジンの制御装置。
  3. エンジンの運転状態に基づいて吸気弁の位相及び排気弁の位相の少なくとも一方を可変にする可変動弁手段と、前記吸気弁の位相及び排気弁の位相の少なくとも一方を検出する位相検出手段と、前記エンジン回転数を検出する手段と、前記エンジンの吸入空気量を検出する空気量検出手段とを備えたエンジンに使用され、少なくとも前記エンジンのシリンダに流入するシリンダ流入空気流量を演算するシリンダ流入空気流量演算機能を備えたエンジンの制御装置において、
    前記シリンダ流入空気流量演算機能は、
    前記エンジンの吸入空気量検出値と、前記エンジンのスロットル開度検出値とに基づいて前記エンジンの吸気管圧力を推定する吸気圧力推定演算機能と、
    前記吸気弁及び前記排気弁の位相の少なくとも一方の目標値を演算する目標位相演算機能と、
    前記吸気弁及び前記排気弁の少なくとも一方の検出値と、前記吸気弁及び前記排気弁の少なくとも一方の目標値とに基づいて前記エンジンのシリンダに流入するシリンダ流入空気量の演算値を補正する過渡補正値を演算する過渡補正値演算機能と、
    前記エンジンの回転数と、前記吸気管圧力推定値と、前記過渡補正値とに基づいてシリンダ流入空気量を演算する過渡シリンダ流入空気量演算機能と
    を備えたことを特徴とするエンジンの制御装置。
  4. エンジンの運転状態に基づいて吸気弁の位相及び排気弁の位相の少なくとも一方を可変にする可変動弁手段と、前記吸気弁の位相及び排気弁の位相の少なくとも一方を検出する位相検出手段と、前記エンジン回転数を検出する手段と、前記エンジンの吸入空気量を検出する空気量検出手段とを備えたエンジンに使用され、少なくとも前記エンジンのシリンダに流入するシリンダ流入空気流量を演算するシリンダ流入空気流量演算機能を備えたエンジンの制御装置において、
    前記シリンダ流入空気流量演算機能は、
    前記エンジンの吸入空気量検出値と、前記エンジンのスロットル開度検出値とに基づいて前記エンジンの吸気管圧力を推定する吸気圧力推定演算機能と、
    前記吸気弁及び前記排気弁の位相の少なくとも一方の目標値を演算する目標位相演算機能と、
    前記エンジンの前記吸気弁及び前記排気弁の少なくとも一方の位相の検出値に基づいて実位相での充填効率と、前記エンジンの前記吸気弁及び前記排気弁の少なくとも一方の目標値とに基づいて目標位相での充填効率を求め、前記実位相での充填効率と前記目標位相での充填効率の割合から前記エンジンのシリンダに流入するシリンダ流入空気量の演算値を補正する過渡補正値を演算する過渡補正値演算機能と、
    前記エンジンの回転数と、前記吸気管圧力推定値と、前記過渡補正値とに基づいてシリンダ流入空気量を演算する過渡シリンダ流入空気量演算機能と
    を備えたことを特徴とするエンジンの制御装置。
  5. 請求項2或いは請求項4のいずれかに記載のエンジンの制御装置において、
    前記シリンダ流入空気流量演算機能は、
    前記前記実位相での充填効率と前記目標位相での充填効率の割合は両者の充填効率比であり、この充填効率比と前記吸気弁及び前記排気弁の少なくとも一方の位相の検出値及び前記吸気弁及び前記排気弁の少なくとも一方の位相の目標値とからシリンダ流入空気量の演算値を補正することを特徴とするエンジンの制御装置。
  6. 請求項2或いは請求項4のいずれかに記載のエンジンの制御装置において、
    前記シリンダ流入空気流量演算機能は、
    前記前記実位相での充填効率と前記目標位相での充填効率の割合は両者の充填効率比であり、前記吸気弁及び排気弁の少なくとも一方の検出値と前記吸気弁及び排気弁の少なくとも一方の目標値とに基づいて前記充填効率比を平滑化する平滑化機能を備えていることを特徴とするエンジンの制御装置。
  7. 請求項6に記載のエンジンの制御装置において、
    前記平滑化機能は、
    前記吸気弁及び前記排気弁の少なくとも一方の検出値と、前記吸気弁及び前記排気弁の少なくとも一方の目標値とに基づいて、目標値と検出値の差分を演算する差分演算機能と、前記差分に基づいて所定の係数を演算する係数演算機能と、前記所定の係数を用いて前記充填効率比を平滑化することを特徴とするエンジンの制御装置。
  8. 請求項2或いは請求項4に記載のエンジンの制御装置において、
    前記シリンダ流入空気量を演算する手段は、以下に示す演算式(1)
    QAR=[(PMMAIR*KSV*Ne/2)/{KAIRGAS*(THA+273)}]*ηair*ηvvt…(1)
    ここで、
    QAR:シリンダ流入空気量
    PMMAIR:スロットルバルブと吸気弁の間の吸気圧力
    KSV:エンジン排気量
    Ne:エンジン回転数
    KAIRGAS:空気ガス定数
    THA:吸気温度
    ηair:吸気効率
    ηvvt:実位相での充填効率と目標位相での充填効率の割合から決まるVVT充填効率変化率
    を実行して前記エンジンのシリンダに流入するシリンダ流入空気量演算することを特徴とするエンジンの制御装置。
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