JP2002129793A - Id照合連動マンションhaシステム - Google Patents

Id照合連動マンションhaシステム

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JP2002129793A
JP2002129793A JP2000321073A JP2000321073A JP2002129793A JP 2002129793 A JP2002129793 A JP 2002129793A JP 2000321073 A JP2000321073 A JP 2000321073A JP 2000321073 A JP2000321073 A JP 2000321073A JP 2002129793 A JP2002129793 A JP 2002129793A
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elevator
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wheelchair
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JP2000321073A
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English (en)
Inventor
Takeshi Ueda
毅 上田
Toshiaki Tanaka
敏明 田中
Nobuo Hisamatsu
伸夫 久松
Junji Senoo
純二 妹尾
Tadashi Omori
正 大森
Hiroyuki Akita
博行 秋田
Toru Kubo
透 久保
Seiji Kawai
清司 河合
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】マンションのID照合制御システムに、エレベ
ータ昇降制御装置を組み込んだセキュリティーに優れ、
居住者、来客のいずれにも利便な連動制御システムを提
供する。 【解決手段】共同玄関にID照合端末器Aを設け、この
ID照合端末器Aから入力されたIDデータを、予め居
住者のIDデータを登録したIDデータ蓄積手段20を
備えたID照合コントローラBで照合して認証した後、
共同玄関の電気錠8を解錠するID照合制御システム
と、エレベータ昇降制御装置7とを組み合わる。ID照
合コントローラBは、ID照合端末器Aから入力された
IDデータを認証したときには、共同玄関の電気錠8を
解錠するとともに、エレベータ昇降制御装置7を作動し
て、エレベータを共同玄関の設置階まで自動的に移送さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ID照合端末器か
ら入力されたIDデータを、予めマンション居住者のI
Dデータを登録したID照合コントローラで照合して認
証したときに、共同玄関の電気錠を解錠するようにした
ID照合制御システムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、マンションなどにおいて、ID照
合端末器で居住者のIDデータを読み取らせて共同玄関
の電気錠を解錠するID照合制御システムが開発されて
おり、このようなものでは、居住者が万一、鍵を紛失し
たり、暗証コードを他人に盗まれたとしても、居住者本
人でなければ、マンションに入室できないため、セキュ
リティーが確保され、防犯対策上極めて望ましいもので
ある。
【0003】一方、エレベータを設置したマンションな
どでは、居住者が共同玄関の電気錠をテンキー操作や逆
マスターキー操作などで解錠すると、エレベータを自動
的に呼び出すシステムが導入されているが、このような
システムでは、テンキーによる住戸番号や暗証番号の入
力操作、逆マスターキーの操作などが必要であり手間が
かかっていた。
【0004】また、車椅子を使用している居住者が、共
同玄関の電気錠を解錠したときにも、エレベータを共同
玄関の設置階に自動的に呼び出すことができるが、車椅
子がエレベータに行くまでの時間が、健常者に比べて長
くなるので、エレベータに乗り込む前に、他の階から呼
出があったときに、その呼出があった階にエレベータが
移送されてしまう場合があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みてなされたもので、共同玄関の電気錠の解錠
とエレベータの移送とを連動させたシステムに、ID照
合技術を利用することにり、マンションの防犯性の向上
と、エレベータ呼出時の利便性を改善し得た新規なID
照合連動制御システムを提供するものである。
【0006】したがって、本発明は、ID照合端末器で
居住者のIDデータを認証したときに、共同玄関の電気
錠を解錠すると同時に、エレベータを共同玄関の設置階
まで移送することにより、防犯性に優れた上に、居住者
によるエレベータの呼出操作を不要とし、利便性の改善
されたID照合連動マンションHAシステムを提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される本発明は、以下のような構成としている。
すなわち、請求項1に記載のID照合連動マンションH
Aシステムでは、共同玄関にID照合端末器を設け、こ
のID照合端末器から入力されたIDデータを、予め居
住者のIDデータを登録したIDデータ蓄積手段を備え
たID照合コントローラで照合して認証した後、共同玄
関の電気錠を解錠するID照合制御システムと、マンシ
ョンのエレベータ昇降制御装置とを組み合わせ、ID照
合端末器は、IDデータを読み取らせる構成とされ、I
D照合コントローラは、ID照合端末器から入力された
IDデータを認証したときには、共同玄関の電気錠を解
錠するとともに、エレベータ昇降制御装置を作動して、
エレベータを共同玄関の設置階まで自動的に移送させる
構成としている。
【0008】また、請求項2に記載のID照合連動マン
ションHAシステムでは、エレベータ昇降制御装置は、
ID照合コントローラによるIDデータの認証の結果、
該コントローラから作動信号を受け取ったときには、エ
レベータを共同玄関の設置階まで移送した後に、更に居
住者の階まで昇降し、そこで自動停止する構成としてい
る。
【0009】請求項3に記載のID照合連動マンション
HAシステムでは、請求項1に記載の、ID照合端末
器、ID照合コントローラ、エレベータ昇降制御装置に
加えて、共同玄関に設置された呼出通話端末器と、各住
戸に設置された通話機能を備えた住戸端末機とを更に備
えており、呼出通話端末器から、いずれかの住戸に設置
された住戸端末機を呼び出し、その住戸端末機が応答し
て解錠信号が送出されたときには、共同玄関の電気錠を
解錠させるとともに、エレベータ昇降制御装置を作動し
て、エレベータを共同玄関の設置階まで移送させる構成
としている。
【0010】請求項4に記載のID照合連動マンション
HAシステムでは、エレベータ昇降制御装置は、呼出通
話端末器によって呼び出された住戸端末機から解錠信号
を受けたときには、エレベータを共同玄関の設置階まで
移送した後に、その住戸端末機の設置階まで昇降し、そ
こで自動停止するように構成されている。
【0011】請求項3、4において、共同玄関に設置さ
れた呼出通話端末器、各住戸に設置された通話機能を備
えた住戸端末機は、従来からマンションにおいて広く使
用されているロビーインターホンや住宅情報盤などが使
用できるが、これに限定されるものではない。
【0012】このシステムでは、マンションの居住者に
対する来客に対しても、呼出に応答した居住者が共同玄
関の電気錠を解錠させれば、エレベータは来客を出迎え
るために共同玄関の設置階まで移送される。
【0013】請求項5に記載のID照合連動マンション
HAシステムでは、ID照合端末器は、居住者よりID
データを読み取るためのIDデータ読取手段と、居住階
に応じたグループ区分を指定するためのグループ区分指
定手段とを備え、ID照合コントローラのIDデータ蓄
積手段は、マンション居住者のIDデータを、予め居住
階に応じたグループに区分して登録する構成としてい
る。
【0014】ここに、居住者の居住階に応じたグループ
とは、例えば、1階、2階、・・・といった階名のほ
か、各階を更にグループA、グループBなどに細分化す
るものであってもよい。
【0015】請求項6に記載のID照合連動マンション
HAシステムでは、ID照合端末器は、住戸呼出操作手
段、住戸指定操作手段、呼び出した住戸端末機との間で
通話をするためのマイク、スピーカなどの通話手段を更
に備えた構成としている。
【0016】請求項7に記載のID照合連動マンション
HAシステムでは、グループ区分指定手段は、住戸指定
操作手段によって兼用する構成としている。
【0017】請求項6、7は、ID照合端末器の機能
に、更にマンションの住戸を呼び出して、通話を行うイ
ンターホン機能を組み込んだものを想定しており、この
ような実施例としては、既存のロビーインターホンに、
ID照合端末器を組み込むなどして容易に構成される。
また、マイク、スピーカなどの通話手段としては、ハン
ズフリー通話が出来るものでもよい。
【0018】請求項8に記載のID照合連動マンション
HAシステムでは、ID照合端末器は、グループ区分指
定手段には、車椅子の居住者のグループ区分を指定可能
にしており、ID照合コントローラのIDデータ蓄積手
段は、車椅子の居住者のIDデータを、予めグループ区
分して登録する構成としている。
【0019】ID照合コントローラは、ID照合端末器
から、車椅子の居住者のグループ区分が指定された後に
入力されたIDデータを、車椅子の居住者のIDデータ
として認証したときには、共同玄関の電気錠を解錠する
とともに、エレベータ昇降制御装置を作動して、エレベ
ータを共同玄関の設置階まで自動的に移送させる。
【0020】請求項9に記載のID照合連動マンション
HAシステムでは、ID照合コントローラのIDデータ
蓄積手段は、車椅子の居住者のIDデータを、予めグル
ープ区分して登録する構成として、ID照合コントロー
ラは、ID照合端末器から入力されたIDデータを、I
Dデータ蓄積手段に登録された車椅子の居住者のIDデ
ータと照合して認証したときには、共同玄関の電気錠を
解錠するとともに、エレベータ昇降制御装置を作動し
て、エレベータを共同玄関の設置階まで自動的に移送さ
せる。
【0021】請求項10に記載のID照合連動マンショ
ンHAシステムでは、車椅子の居住者専用のID照合端
末器を更に備えており、ID照合コントローラのIDデ
ータ蓄積手段は、車椅子の居住者のIDデータを、予め
グループ区分して登録する構成としている。
【0022】ID照合コントローラは、車椅子の居住者
専用のID照合端末器から入力されたIDデータを、車
椅子の居住者のIDデータとして認証したときには、共
同玄関の電気錠を解錠するとともに、エレベータ昇降制
御装置を作動して、エレベータを共同玄関の設置階まで
自動的に移送させる。
【0023】請求項11に記載のID照合連動マンショ
ンHAシステムでは、ID照合端末器は、グループ区分
指定手段には、車椅子の居住者のグループ区分を指定可
能にしており、ID照合コントローラのIDデータ蓄積
手段は、車椅子の居住者のIDデータを、予めグループ
区分して登録する構成としている。
【0024】ID照合コントローラは、ID照合端末器
から、車椅子の居住者のグループ区分が指定された後に
入力されたIDデータを、車椅子の居住者のIDデータ
として認証したときには、共同玄関の電気錠を解錠する
とともに、エレベータ昇降制御装置を作動して、エレベ
ータを共同玄関の設置階まで自動的に移送させ、エレベ
ータの扉開放時間を通常の扉開放時間よりも長くさせ
る。
【0025】請求項12に記載のID照合連動マンショ
ンHAシステムでは、ID照合コントローラのIDデー
タ蓄積手段は、車椅子の居住者のIDデータを、予めグ
ループ区分して登録する構成として、ID照合コントロ
ーラは、ID照合端末器から入力されたIDデータを、
IDデータ蓄積手段に登録された車椅子の居住者のID
データと照合して認証したときには、共同玄関の電気錠
を解錠するとともに、エレベータ昇降制御装置を作動し
て、エレベータを共同玄関の設置階まで自動的に移送さ
せ、エレベータの扉開放時間を通常の扉開放時間よりも
長くさせる。
【0026】請求項13に記載のID照合連動マンショ
ンHAシステムでは、車椅子の居住者専用のID照合端
末器を更に備えており、ID照合コントローラのIDデ
ータ蓄積手段は、車椅子の居住者のIDデータを、予め
グループ区分して登録する構成としている。
【0027】ID照合コントローラは、車椅子の居住者
専用のID照合端末器から入力されたIDデータを、車
椅子の居住者のIDデータとして認証したときには、共
同玄関の電気錠を解錠するとともに、エレベータ昇降制
御装置を作動して、エレベータを共同玄関の設置階まで
自動的に移送させ、エレベータの扉開放時間を通常の扉
開放時間よりも長くさせる。
【0028】請求項14に記載のID照合連動マンショ
ンHAシステムでは、車椅子の居住者専用のID照合端
末器は、通常のID照合端末器よりも低い位置に設けら
れている。ここに、通常のID照合端末器とは、請求項
1〜9,11〜13に記載のID照合端末器を含む、車
椅子の居住者の専用ではないID照合端末器のことであ
る。
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面とともに説明する。図1は本発明の最も基本
的なID照合連動マンションHAシステムの構成の一例
を示すブロック図である。
【0029】図示するシステムは、ID照合端末器であ
るキーリーダヘッド部Aと、IDコントローラB(ID
照合コントローラ)と、電気錠制御装置(図3に「6」
で示す)とを組み合わせて構成されるID照合制御シス
テムに加えて、更にエレベータ昇降制御装置(図3に
「7」で示す)を組み込んだものである。
【0030】ここに、キーリーダヘッド部Aは、LED
や液晶画面などで構成される表示部11と、居住者が持
つ非接触型キー3(RFキー)から送信されたIDデー
タを読み取るためのIDデータ読取部12と、IDデー
タ読取部12で読み取ったIDデータをIDコントロー
ラBに送出するとともに、IDコントローラBから必要
な信号を受けるためのインターフェイス部13とを備え
る。
【0031】また、IDコントローラBは、予めマンシ
ョンの居住者のIDデータを登録したIDデータ蓄積部
20と、キーリーダヘッド部Aから入力されたIDデー
タと、IDデータ蓄積部20に登録されたIDデータと
を照合するためのIDデータ照合部21とを備える。
【0032】ここでは、キーリーダヘッド部Aは、ID
データ読取部12によって、非接触型キー3のIDデー
タ発信部30から発信される、各居住者固有のIDデー
タを受信する非接触型のキーリーダヘッドを構成してい
るが、本発明はこれには限定されず、IDデータ読取部
12は、電波によってIDデータを受信する電波受信
部、居住者の眼の網膜の模様、虹彩の模様や色などを撮
影するカメラ、IDカードの読取走査によりIDカード
からIDデータを読み取るIDカードリーダ、居住者の
指紋を読み取る指紋読取部などを含んでおり、居住者の
個人情報を特定できる手段であれば何でもよい。
【0033】キーリーダヘッド部Aは、IDデータの照
合結果や電気錠の施解錠結果を、表示部11のLEDラ
ンプの点灯や点滅で示したり、ブザーを鳴動させたりす
る。IDコントローラBのIDデータ蓄積部20へのI
Dデータの登録・更新は、非接触型キー3の場合は、I
DコントローラBの操作は必要ではなく、新たなIDデ
ータを読み取らせるだけでよい。居住者の転出入やキー
の紛失があっても、旧いキーや紛失したキーの登録抹
消、新しいキーの登録が簡単にでき、キーの複製も殆ど
不可能なので、防犯性、安全性が高い。
【0034】IDの照合に非接触型キー3を利用すれ
ば、そのキー3をキーリーダヘッド部Aに近づけるだけ
で、共同玄関の電気錠の解錠、エレベータの移送などが
行える。また、IDの照合に網膜検知を利用すれば、確
実に、居住者以外の他人の進入が防止できる。無電池方
式の送受信機を搭載した非接触型キー3を採用すれば、
メンテナンスは不要になり、寿命は半永久的になる。
【0035】図2には、電磁誘導コイルによる非接触型
キー3を用いた場合のIDデータ発信部30Aと、キー
リーダヘッド部AのIDデータ読取部12Aの構成をブ
ロック図で示している。
【0036】IDデータ発信部30Aは、主制御装置3
0aと、予めIDデータを記憶したメモリ30bと、送
信する電磁波の変調及び増幅を行う変調・増幅部30c
と、送信アンテナ30dと、受信した電磁波中から電
力、データ、クロックを取り出す復調・増幅部30e
と、受信アンテナ30fとで構成される。一方のIDデ
ータ読取部12Aは、主制御装置12aと、動作プログ
ラムなどを格納したメモリ12bと、受信した電磁波の
中からデータを取り出す復調・増幅部12cと、受信ア
ンテナ12dと、送信する電磁波の変調及び増幅を行う
変調・増幅部12eと、送信アンテナ12fとで構成さ
れる。
【0037】両者は、電磁波による簡易な通信を行うよ
うになっており、非接触型キー3の電磁誘導コイルが、
送信アンテナ30dと受信アンテナ30fの機能を果た
す。IDデータ読取部12Aは、発振器を備えており、
任意の無線周波数を発生させる。IDデータ発信部30
Aは、受信アンテナ30fで電磁波を受信すると、コイ
ルを通過する電磁波で起電力を発生させ、この起電力に
よって各部を動作させる。主制御装置30aは、メモリ
30bに格納されているIDデータを取り出して、送信
アンテナ30dから送信する。IDデータ読取部12B
は、受信アンテナ12dによってIDデータを受信する
と、そのIDデータをメモリ12bに一時格納し、イン
ターフェイス部13に対して送出する。
【0038】図3には、持ち歩きが可能なキーホルダー
型などの電波式リモコンキーを用いた場合のIDデータ
発信部30BとIDデータ読取部12Bの構成をブロッ
ク図で示している。IDデータ発信部30Bは、主制御
装置30aと、メモリ30bと、変調・増幅部30c
と、送信アンテナ30dと、操作部30g(送信スイッ
チ)とで構成される。一方のIDデータ読取部12B
は、主制御装置12aと、メモリ12bと、復調・増幅
部12cと、受信アンテナ12dとで構成される。
【0039】IDデータ発信部30Bは、操作部30g
が操作されると、メモリ30bに格納されているIDデ
ータを送信アンテナ30dから送信する。IDデータ読
取部12Bは、受信アンテナ12dによってIDデータ
を受信すると、インターフェイス部13に対してIDデ
ータを送出する。
【0040】図1に示すID照合端末器Aは、共同玄関
のエントランスなどに単独で設置されて、インターホン
システムを構成するロビーインターホンなどのような呼
出通話端末器とは別体として構成されるが、後述するよ
うに、呼出通話端末器(図4の「C」)に一体的に組み
込んでもよい。また、ID照合コントローラBも同様に
呼出通話端末器や、警報監視盤などに一体的に組み込ん
でもよい。
【0041】図4はインターホンシステムに組み込ん
で、本発明のID照合連動マンションHAシステムを構
成しだ場合のシステム構成図を示している。
【0042】このシステムでは、ID照合端末器A
(I)は、図1に示した基本構成に加えて、更に、呼出
した居住者の住戸端末機5との間で通話を行うためのマ
イクM、スピーカSPを有したインターホン呼出通話部
14と、呼出釦15とを呼出通話端末器Cに備え、イン
ターホン呼出通話部14は、通話線Ls、多重伝送線L
を介して、管理人室などに設置された通話呼出コントロ
ーラ4に接続されている。また、呼出通話端末器Cは、
マンション居住者のグループ区分を指定するためのグル
ープ区分指定操作手段として、テンキーなどを備えてい
る。
【0043】通話呼出コントローラ4は、多重伝送制御
部40を備え、この多重伝送制御部40は、多重伝送線
Lを介してID照合端末器A(I)、住戸端末機5を端
末器として接続しており、ID照合端末器A(I)のイ
ンターホン呼出通話部14から住戸番号などを指定した
呼出を受ければ、アドレスを指定した制御信号を多重伝
送線Lを介して送出して、住戸端末機5を呼び出し、呼
出した住戸端末機5が応答すれば、住戸端末機5との間
で通話線Lsを通じてのマイクM、スピーカSPによる
相互通話が可能となる。
【0044】住戸端末機5は、CPUなどで構成された
制御部50、ID照合端末器A(I)のインターホン呼
出通話部14との通話をなすため、マイク、スピーカ
(いずれも不図示)を有したインターホン通話部51を
備えるとともに、解錠釦52を備え、住戸人が、来客な
どの呼出を受けたときに、この解錠釦52を押圧操作す
れば、後述するように電気錠制御装置に接点出力などに
よって解錠信号を送出して、共同玄関に設置された電気
錠を解錠する。
【0045】一方のID照合コントローラBは、IDデ
ータ登録装置3によって、予め住居者のIDデータを登
録したIDデータ蓄積部20と、IDデータ照合部21
とを備え、IDデータ照合部21では、ID照合端末器
A(I)のIDデータ読取部12によって読み取られた
IDデータと、IDデータ蓄積部20に登録されたID
データとの照合を行って一致すれば、IDデータが認証
され、電気錠制御装置に解錠信号を出力すると、同時に
エレベータ昇降制御装置にもエレベータ作動信号を送出
する。電気錠制御装置は、解錠信号を受けると共同玄関
の電気錠を解錠し、エレベータ昇降制御装置はエレベー
タ作動信号を受けると、エレベータを共同玄関設置階ま
で移送させる。
【0046】図5は、マンション監視通話システムにお
いてコントローラとして使用される警報監視盤4に、I
D照合コントローラBを接続付加して構成された本発明
のID照合連動マンションHAシステムの全体構成を示
しており、ここで示すID照合端末器A(II)は、警報
監視盤4によってコントロールされるロビーインターホ
ンに一体的に組み込まれたような外観をしている。
【0047】ID照合コントローラBは、警報監視盤4
とともに、マンションの管理人室に設置されており、I
D照合コントローラBに共同玄関に設置された電気錠8
を接続した電気錠制御装置6と、エレベータ昇降制御装
置7とが接続され、後述するような制御がなされてい
る。
【0048】このシステムでは、警報監視盤4は、ID
照合端末器A(II)からマンション内の任意の住戸端末
機5を呼出して通話制御をなす他、各住戸の住戸端末機
5に設置した火災センサなどのセキュリティーセンサS
を監視し、いずれかの住戸端末機5から異常信号を受け
たときには、警報を出力するようになっている。
【0049】このシステムでも、ID照合端末器A(I
I)と、ID照合コントローラBとは、警報監視盤4の
端末器として、多重伝送線Lを介して接続されている
が、住戸端末機5の解錠釦52を操作して出力される解
錠信号は、警報監視盤4から別の信号線で受けるように
してもよい。なお、Dは各住戸の玄関先などに設置され
るドアホン子器である。
【0050】図6は、このID照合端末器A(II)の外
観を示しており、共同玄関などに呼出通話端末器として
設置されるロビーインターホンに、IDを読み取るため
のキーリーダヘッド部などを付加した外観をなしてい
る。
【0051】SP,Mは呼出した住戸端末機と通話する
ためのマイク、スピーカ、17は居住者の住戸番号とグ
ループ区分とを兼用して指定するためのテンキー、11
は通電ランプ、12はIDデータ読取部を示しており、
図例のものは、マンションの共同玄関などに設置される
ロビーインターホンに、ID照合端末器Aを組み込んだ
外観をなしている。
【0052】次に、本発明のHAシステムにおける基本
動作を説明する。図7は、居住者がIDの認証を行うこ
とによって、マンションの共同玄関の電気錠を解錠した
とき、同時にエレベータを連動制御する場合の基本手順
を示したフローチャートである。
【0053】この基本動作では、居住者のIDデータは
ID照合コントローラBのIDデータ蓄積部20に、予
め居住者の居住階に応じたグループに区分されて登録さ
れているので、居住者は、網膜検知などを利用して、I
Dデータの読み取りを行う際に、そのグループを指定す
ることによって、ID照合コントローラB側で検索対象
となるIDデータのデータ量を少なくして、迅速化を図
っている。特に、グループ区分を居住階に一致させてお
けば、居住者は、自己の居住階を指定すればよいので、
登録されたグループ区分の指定が容易になる。
【0054】また、IDデータをグループ区分して登録
しておくことによって、他人受入率を低下できる。すな
わち、居住者以外の他人がIDの照合をしようとした場
合に、多くのIDデータの中からIDを照合すると、両
者が合致してしまう可能性が高くなるが、グループを限
定して、グループ内の少数のIDデータと照合すれば、
誤ってIDが合致する可能性(他人受入率)が減少す
る。
【0055】ID照合端末器Aのいずれかの操作釦を操
作するなどして、入力の準備状態が確認されると、最初
の所定時間は、ウエイト状態となり、その時間の間にグ
ループ区分が指定されるかどうかを待ち、グループ区分
が指定されると、指定されたグループ区分のIDデータ
を検索対象にするように、ID照合コントローラBに指
示する。所定のウエイト時間内にグループ区分が指定さ
れない場合には、グループ区分は指定されなかったもの
とみなされて、ステップ104に進み、IDデータの入
力を待つ(以上、ステップ100〜104)。
【0056】そして、IDデータの入力を待つウエイト
時間では、その時間の間にIDデータの入力があれば、
ID照合コントローラBのIDデータ蓄積部20に登録
されたIDデータのうちから、指定されたグループ区分
に登録されているIDデータを検索して、同一のIDデ
ータがあるかどうかを検索する。グループ区分の指定の
ない場合には、IDデータ蓄積部20に登録されている
すべてのIDデータが検索対象となって検索される(以
上、ステップ104〜106)。
【0057】これらの検索の結果、入力されたIDデー
タと同じパターンのIDデータが存在すれば、ID照合
コントローラBは電気錠解錠信号を電気錠制御装置6に
出力し、同時にエレベータ昇降制御装置7にもエレベー
タ作動信号を出力するが、IDデータの入力ウエイト時
間の間に、IDデータが入力されないか、入力されたI
Dデータが登録されていない場合には、ID照合端末器
Aはアラームを出力し、その表示部11には、エラーあ
るいはNGの表示がなされる(以上、ステップ106〜
109)。
【0058】電気錠制御装置6がID照合コントローラ
Bから電気錠解錠信号を受けると、共同玄関に設置され
た電気錠8は解錠される。また、エレベータ昇降制御装
置7がID照合コントローラBからエレベータ作動信号
を受けると、エレベータは共同玄関の設置階まで移動
し、居住者を出向かえる。
【0059】このようなシステムでは、ID照合コント
ローラBよりエレベータ昇降装置7にエレベータ作動信
号を送出する際に、認証された居住者の居住階などのデ
ータを一緒に送出すれば、エレベータ昇降制御装置7
は、エレベータを共同玄関の設置階まで移送させて、居
住者をエレベータに乗せた後に、居住者の居住階で自動
停止させることができ、より一層、便利で快適な連動制
御システムが実現する。
【0060】そして、この場合、エレベータの停止階の
情報は、ID照合コントローラB内にIDデータと居住
階を対応させた参照テーブルを予め準備しておいて、そ
こから検索する他、ID照合端末器A内に指定されたグ
ループ区分と居住階を対応させた参照テーブルを準備し
て、居住者がID照合端末器AでIDの読取を行う際
に、判別できるようにしてもよい。
【0061】このように、居住者の居住階でエレベータ
を自動停止できるようにすれば、特定の階(例えば、V
IPルームやオーナー宅がある階)を、エレベータ内の
行き先階釦から無くし、特定の人以外は、その階に行く
ことができないので、防犯上有効となる。
【0062】図8は、マンションの来客などがマンショ
ンの居住者を呼出して、共同玄関の電気錠8が解錠され
るときに、エレベータを共同玄関の設置階まで移送させ
るシステムの基本動作を、フローチャートをもって説明
するものである。
【0063】来客が呼出通話端末器Cでマンション内の
所定の住戸の住戸端末機5を呼び出し、呼び出された居
住者が応答し、通話を行った結果、居住者が住戸端末機
5の解錠釦52を操作をすると、電気錠制御装置6には
解錠信号が送出され、同時にエレベータ昇降制御装置7
にもエレベータ作動信号が送出される(以上、ステップ
200〜205)。
【0064】このシステムでは、居住者のIDの照合は
必要なく、マンションの居住者が来客の呼出に応答し、
共同玄関の電気錠8を解錠させると、その動作に連動し
て、エレベータを共同玄関の設置階まで移送させて来客
を招くことが出来る。
【0065】このようなシステムでは、共同玄関におけ
る電気錠8の解錠と、エレベータの共同玄関設置階まで
の移送との連動制御を、マンションの住居者が、実際に
来客の呼出に応答したときにのみ許容されるように構成
することが望ましく、それによって、居住者が不用意に
解錠操作を行ったり、いたずらによって操作を行って
も、電気錠8の解錠や、エレベータの移送が不用意にな
されることが防止できる。
【0066】また、このようなシステムにおいても、前
述したシステムと同様にして、エレベータが共同玄関の
設置階まで移送し、来客を乗せた後は、居住者の設置階
まで移送させ、そこで自動停止させるようにしてもよ
く、そのようなシステムでは、来客に対してもより配慮
された便利で快適なマンションが実現する。
【0067】なお、ステップ201における呼出応答
と、203における解錠操作は、所定の時間の間、ウエ
イト時間が設けられ、その時間内に入力がなかった場合
には、すべての動作はクリアされる。
【0068】次に、歩行が不自由である車椅子を使用し
ている居住者が利用しやすいシステムについて説明す
る。図9には、この場合のID照合連動マンションHA
システムの全体構成を示しており、ロビーインターホン
で構成されているID照合端末器A(II)に、車椅子の
居住者専用のID照合端末器A(III) を付加接続して
いる。
【0069】この場合、ID照合コントローラBのID
データ蓄積部20は、車椅子の居住者のIDデータを、
予めグループ区分して登録しており、ID照合コントロ
ーラBは、車椅子の居住者専用のID照合端末器A(II
I) から入力されたIDデータを、車椅子の居住者のI
Dデータとして認証したときには、共同玄関の電気錠8
を解錠するとともに、エレベータ昇降制御装置7を作動
して、エレベータを共同玄関の設置階まで自動的に移送
させる。これによって、車椅子の居住者は、グループ区
分を指定する必要がなくなる。
【0070】また、自動移送されたエレベータの扉開放
時間を通常の扉開放時間よりも長くさせることができ
る。これによって、車椅子の居住者が電気錠8を解錠し
たときには、エレベータの扉開放時間が通常よりも長く
なるので、この居住者は余裕をもってエレベータに乗り
込むことが出来る。一方、車椅子の居住者に対しての
み、エレベータの扉開放時間が長くなるので、健常者に
対してはエレベータの扉開放時間が長くならず、イライ
ラさせることがない。
【0071】ここでは、車椅子の居住者専用のID照合
端末器A(III) では、グループ区分を指定せずに、I
Dデータ読取部12からIDデータを読み取るだけでよ
い構成になっている。ID照合コントローラBは、ID
照合端末器A(III) から入力されたIDデータを、I
Dデータ蓄積部20に登録された車椅子の居住者のID
データと照合して認証したときには、共同玄関の電気錠
8を解錠するとともに、エレベータ昇降制御装置7を作
動して、エレベータを共同玄関の設置階まで自動的に移
送させる。更に、エレベータの扉開放時間を通常の扉開
放時間よりも長くさせることもできる。
【0072】このID照合端末器A(III) は、呼出通
話端末器Cにおいてテンキーなどで指定されたグループ
区分を受ける構成としてもよい。その場合、ID照合コ
ントローラBは、ID照合端末器A(III) から、車椅
子の居住者のグループ区分が指定された後に入力された
IDデータを、車椅子の居住者のIDデータとして認証
したときに、共同玄関の電気錠8を解錠するとともに、
エレベータ昇降制御装置7を作動して、エレベータを共
同玄関の設置階まで自動的に移送させる。更に、エレベ
ータの扉開放時間を通常の扉開放時間よりも長くさせる
こともできる。このような構成にすれば、ID照合端末
器A(III) を、車椅子の住居者以外の居住者が操作し
た場合にも、電気錠8とエレベータの制御が可能にな
る。
【0073】図では、更に、車椅子の居住者専用のID
照合端末器A(III) は、通常のID照合端末器A(I
I)よりも低い位置に設置されており、車椅子に座った
ままの状態で、IDデータを読み取らせることができる
ようになっている。これによって、車椅子の居住者に対
する操作性が向上する。
【0074】なお、車椅子の居住者専用のID照合端末
器A(III) を、ID照合端末器A(II)に付加接続せ
ずに、ID照合端末器A(II)によって、車椅子の居住
者専用のID照合端末器A(III) の機能を実現するこ
ともできる。
【0075】その場合、ID照合端末器A(II)は、車
椅子の居住者のグループ区分が指定され、ID照合コン
トローラBのIDデータ蓄積部20は、車椅子の居住者
のIDデータを、予めグループ区分して登録する構成と
する。
【0076】ID照合コントローラBは、ID照合端末
器A(II)から、車椅子の居住者のグループ区分が指定
された後に入力されたIDデータを、車椅子の居住者の
IDデータとして認証したときには、共同玄関の電気錠
8を解錠するとともに、エレベータ昇降制御装置7を作
動して、エレベータを共同玄関の設置階まで自動的に移
送させる。更に、エレベータの扉開放時間を通常の扉開
放時間よりも長くさせることができる。
【0077】また、ID照合コントローラBは、ID照
合端末器A(II)からIDデータが入力されたときに、
まず、車椅子の居住者のIDデータと照合することによ
って、グループ区分の指定を不要にすることができる。
すなわち、ID照合端末器A(II)から入力されたID
データが、IDデータ蓄積部20に登録された車椅子の
居住者のIDデータと照合して認証したときには、共同
玄関の電気錠8を解錠するとともに、エレベータ昇降制
御装置7を作動して、エレベータを共同玄関の設置階ま
で自動的に移送させる。更に、エレベータの扉開放時間
を通常の扉開放時間よりも長くさせることができる。
【0078】図10には、車椅子の居住者専用のID照
合端末器A(III) からIDデータを入力して、グルー
プ区分データの指定を不要としている場合の動作をフロ
ーチャートで示している。
【0079】ID照合コントローラBは、ID照合端末
器A(III) からIDデータの入力があれば(30
0)、IDデータ蓄積部20から車椅子の居住者のグル
ープ区分のデータを読み込んで(301)、その中か
ら、入力されたIDデータと同一のIDデータがあるか
どうかを検索する(302)。
【0080】この検索の結果、入力されたIDデータと
同じパターンのIDデータが存在すれば、ID照合端末
器A(III) は、表示部11において「照合OK」の点
灯を行い(303,304)、ID照合コントローラB
は電気錠解錠信号を電気錠制御装置6に出力し、同時に
エレベータ昇降制御装置7にも車椅子対応のエレベータ
作動信号を出力する(305)。このとき、入力された
IDデータが登録されていない場合には、ID照合端末
器A(III) は、表示部11において「照合NG」の点
灯を行い(306)、IDの再入力待ち状態になる。
【0081】電気錠制御装置6はID照合コントローラ
Bから電気錠解錠信号を受けると、共同玄関に設置され
た電気錠8を解錠する。また、エレベータ昇降制御装置
7はID照合コントローラBから車椅子対応のエレベー
タ作動信号を受けると、エレベータは共同玄関の設置階
まで移動し、居住者を出向かえ、扉の開放時間を通常の
開放時間よりも長くする。
【0082】このとき、ID照合コントローラBは、エ
レベータ昇降装置7にエレベータ作動信号を送出する際
に、認証された居住者の居住階などのデータを一緒に送
出すれば、エレベータ昇降制御装置7は、エレベータを
共同玄関の設置階まで移送させて、居住者をエレベータ
に乗せた後に、居住者の居住階で自動停止させることが
でき、より一層、便利で快適な連動制御システムが実現
する。
【0083】この場合、エレベータの停止階の情報は、
ID照合コントローラB内にIDデータと居住階を対応
させた参照テーブルを予め準備しておいて、そこから検
索する。
【0084】なお、ここでは、操作を簡単にするため、
ID入力のみによって動作しているが、図7に示した動
作と同様に、ID照合端末器Aのいずれかの操作釦を操
作するなどして、入力の準備状態が確認された後に、グ
ループ区分を入力してから、IDデータを入力するよう
にしてもよい。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が奏さ
れる。すなわち、請求項1、2に記載のマンションHA
システムによれば、マンションの居住者がIDデータを
登録しておけば、マンションに入室する際、非接触型キ
ー、電波、網膜検知、IDカード、指紋照合などを利用
したID照合端末器によってIDデータを読み取るだけ
で、共同玄関の電気錠が解錠され、エレベータホールに
エレベータを移送させることができるので、従来のよう
なキー操作を軽減でき、防犯面で優れ、且つ利便性にも
優れたシステムを提供できる。
【0086】特に、請求項2では、共同玄関の電気錠を
解錠させたときに、共同玄関の設置階まで移送させたエ
レベータに居住者を乗せた後、その居住者の居住階まで
移送するので、居住者が行き先階を指定する必要がない
ので利便である。
【0087】請求項3,4に記載のマンションHAシス
テムによれば、マンションの居住者を来訪者が呼び出
し、これに居住者が応答し、解錠操作を行ったときに
は、共同玄関の電気錠を解錠させることができ、また、
このとき、エレベータを共同玄関の設置階まで移送する
ので、入室を許可した来客者のみをマンション内へスム
ーズに入室させることができる。
【0088】特に、請求項4では、共同玄関の電気錠を
解錠させたときに、共同玄関の設置階まで移送させたエ
レベータに来客者を乗せた後、呼出を行った居住者の居
住階まで移送するので、来客者が行き先階を指定する必
要がなく、すこぶる利便である。
【0089】請求項5に記載のシステムでは、ID照合
コントローラには、予め居住階に応じてグループ区分さ
れたIDデータが蓄積され、ID照合端末器では、その
グループ区分をして、IDデータを読取させることが出
来るので、ID照合コントローラにおいてID照合のた
め検索すべきIDデータのデータ量が削減され、居住
者、居住階が多いマンションに対してもデータ照合の時
間が短縮でき、システムの制御動作を迅速に行わせるこ
とが出来る。特に、グループ区分を居住階に一致させて
おけば、居住者は、自己の居住階を指定すればよいの
で、登録されたグループ区分の指定が容易になる。
【0090】また、IDデータをグループ区分して登録
しておくことによって、他人受入率を低下できる。すな
わち、居住者以外の他人がIDの照合をしようとした場
合に、多くのIDデータの中からIDを照合すると、両
者が合致してしまう可能性が高くなるが、グループを限
定して、グループ内の少数のIDデータと照合すれば、
誤ってIDが合致する可能性(他人受入率)が減少す
る。
【0091】請求項6に記載のシステムでは、住戸端末
機を直接呼出し、通話することが出来る。
【0092】請求項7に記載のシステムでは、請求項6
のID照合端末器において、グループ区分指定手段を住
戸指定手段で兼用するため、通話機能を備えた、部品点
数の少ないID照合端末器が提供できる。
【0093】請求項8に記載のシステムでは、ID照合
コントローラは、ID照合端末器から、車椅子の居住者
のグループ区分が指定された後に入力されたIDデータ
を、車椅子の居住者のIDデータとして認証したときに
は、共同玄関の電気錠を解錠するとともに、エレベータ
昇降制御装置を作動して、エレベータを共同玄関の設置
階まで自動的に移送させるので、車椅子の居住者はグル
ープ区分を指定する必要がない。
【0094】請求項9に記載のシステムでは、ID照合
コントローラは、ID照合端末器から入力されたIDデ
ータを、IDデータ蓄積手段に登録された車椅子の居住
者のIDデータと照合して認証したときには、共同玄関
の電気錠を解錠するとともに、エレベータ昇降制御装置
を作動して、エレベータを共同玄関の設置階まで自動的
に移送させるので、車椅子の居住者はグループ区分を指
定する必要がない。
【0095】請求項10に記載のシステムでは、ID照
合コントローラは、車椅子の居住者専用のID照合端末
器から入力されたIDデータを、車椅子の居住者のID
データとして認証したときには、共同玄関の電気錠を解
錠するとともに、エレベータ昇降制御装置を作動して、
エレベータを共同玄関の設置階まで自動的に移送させる
ので、車椅子の居住者はグループ区分を指定する必要が
ない。
【0096】請求項11に記載のシステムでは、ID照
合コントローラは、ID照合端末器から、車椅子の居住
者のグループ区分が指定された後に入力されたIDデー
タを、車椅子の居住者のIDデータとして認証したとき
には、共同玄関の電気錠を解錠するとともに、エレベー
タ昇降制御装置を作動して、エレベータを共同玄関の設
置階まで自動的に移送させ、エレベータの扉開放時間を
通常の扉開放時間よりも長くさせるので、車椅子の居住
者は、エレベータの扉開放時間が通常よりも長くなるた
め、余裕をもってエレベータに乗り込むことが出来る。
一方、車椅子の居住者に対してのみ、エレベータの扉開
放時間が長くなるので、健常者に対してはエレベータの
扉開放時間が長くなることがなく、イライラさせること
がない。
【0097】請求項12に記載のシステムでは、ID照
合コントローラは、ID照合端末器から入力されたID
データを、IDデータ蓄積手段に登録された車椅子の居
住者のIDデータと照合して認証したときには、共同玄
関の電気錠を解錠するとともに、エレベータ昇降制御装
置を作動して、エレベータを共同玄関の設置階まで自動
的に移送させ、エレベータの扉開放時間を通常の扉開放
時間よりも長くさせるので、車椅子の居住者は、エレベ
ータの扉開放時間が通常よりも長くなるため、余裕をも
ってエレベータに乗り込むことが出来る。一方、車椅子
の居住者に対してのみ、エレベータの扉開放時間が長く
なるので、健常者に対してはエレベータの扉開放時間が
長くなることがなく、イライラさせることがない。ま
た、車椅子の居住者は、グループ区分を指定する必要が
ない。
【0098】請求項13に記載のシステムでは、ID照
合コントローラは、車椅子の居住者専用のID照合端末
器から入力されたIDデータを、車椅子の居住者のID
データとして認証したときには、共同玄関の電気錠を解
錠するとともに、エレベータ昇降制御装置を作動して、
エレベータを共同玄関の設置階まで自動的に移送させ、
エレベータの扉開放時間を通常の扉開放時間よりも長く
させるので、車椅子の居住者は、エレベータの扉開放時
間が通常よりも長くなるため、余裕をもってエレベータ
に乗り込むことが出来る。一方、車椅子の居住者に対し
てのみ、エレベータの扉開放時間が長くなるので、健常
者に対してはエレベータの扉開放時間が長くなることが
なく、イライラさせることがない。また、車椅子の居住
者は、グループ区分を指定する必要がない。
【0099】請求項14に記載のシステムでは、車椅子
の居住者専用のID照合端末器は、通常のID照合端末
器よりも低い位置に設けられているので、車椅子に座っ
たままの状態で、IDデータを読み取らせることがで
き、車椅子の居住者の操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明システムの要部構成を示したブロック
図。
【図2】本発明システムの要部構成の他の例を示したブ
ロック図。
【図3】本発明システムの要部構成の更に他の例を示し
たブロック図。
【図4】本発明システムをインターホンシステムに組み
込んだ場合の基本構成を示すブロック図。
【図5】マンション警報監視システムに本発明システム
を組み込んだ基本構成を示すシステム系統図。
【図6】ID照合端末器の外観構成を示す図。
【図7】本発明の基本動作(居住者に対する動作)を説
明するフローチャート。
【図8】本発明の基本動作(来客に対する動作)を説明
するフローチャート。
【図9】マンション警報監視システムに本発明システム
を組み込んだ他の構成を示すシステム系統図。
【図10】本発明の他の動作(居住者に対する動作)を
説明するフローチャート。
【符号の説明】
A、A(I)、A(II)、A(III) ID照合端末器 B ID照合コントローラ 12、12A、12B IDデータ読取部 20 IDデータ蓄積部 21 IDデータ照合部 30、30A、30B IDデータ発信部 L 多重伝送線 Ls 通話線 5 住戸端末機 6 電気錠制御装置 7 エレベータ昇降制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B66B 1/14 B66B 1/14 L (72)発明者 田中 敏明 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 久松 伸夫 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 妹尾 純二 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 大森 正 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 秋田 博行 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 久保 透 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 河合 清司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2E250 AA03 BB08 BB61 BB62 BB63 DD06 DD08 DD09 FF24 FF26 FF27 FF36 FF44 3F002 AA05 FA08

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共同玄関にID照合端末器を設け、このI
    D照合端末器から入力されたIDデータを、予め居住者
    のIDデータを登録したIDデータ蓄積手段を備えたI
    D照合コントローラで照合して認証した後、共同玄関の
    電気錠を解錠するID照合連動システムと、エレベータ
    昇降制御装置とを組み合わせ、 上記ID照合端末器は、IDデータを読み取らせる構成
    とされ、 上記ID照合コントローラは、上記ID照合端末器から
    入力されたIDデータを認証したときには、上記共同玄
    関の電気錠を解錠するとともに、上記エレベータ昇降制
    御装置を作動して、エレベータを共同玄関の設置階まで
    自動的に移送させる構成としたID照合連動マンション
    HAシステム。
  2. 【請求項2】請求項1において、 上記エレベータ昇降制御装置は、上記ID照合コントロ
    ーラによるIDデータの認証の結果、該コントローラか
    ら作動信号を受け取ったときには、上記エレベータを上
    記共同玄関の設置階まで移送した後に、更に居住者の階
    まで昇降させ、そこで自動停止する構成としたID照合
    連動マンションHAシステム。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の、ID照合端末器、ID
    照合コントローラ、エレベータ昇降制御装置に加えて、
    共同玄関に設置された呼出通話端末器と、各住戸に設置
    された通話機能を備えた住戸端末機とを更に備えてお
    り、 上記呼出通話端末器から、いずれかの住戸に設置された
    住戸端末機を呼び出し、その住戸端末機が応答して解錠
    信号が送出されたときには、上記共同玄関の電気錠を解
    錠させるとともに、上記エレベータ昇降制御装置を作動
    して、上記エレベータを共同玄関の設置階まで移送させ
    る構成としたID照合連動マンションHAシステム。
  4. 【請求項4】請求項3において、 上記エレベータ昇降制御装置は、上記呼出通話端末器に
    よって呼び出された住戸端末機から解錠信号を受けたと
    きには、上記エレベータを上記共同玄関の設置階まで移
    送した後に、その住戸端末機の設置階まで昇降し、そこ
    で自動停止するように構成されているID照合連動マン
    ションHAシステム。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかにおいて、 上記ID照合端末器は、居住者よりIDデータを読み取
    るためのIDデータ読取手段と、居住者の居住階に応じ
    たグループ区分を指定するためのグループ区分指定手段
    とを備え、上記ID照合コントローラのIDデータ蓄積
    手段は、マンション居住者のIDデータを、予め居住者
    の居住階に応じたグループに区分して登録する構成とし
    ているID照合連動マンションHAシステム。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかにおいて、 上記ID照合端末器は、住戸呼出操作手段、住戸指定操
    作手段、呼出した住戸端末機との間で通話をするための
    マイク、スピーカなどのインターホン通話手段を更に備
    えた構成としているID照合連動マンションHAシステ
    ム。
  7. 【請求項7】請求項6において、 上記グループ区分指定手段は、上記住戸指定操作手段と
    兼用された構成にしているID照合連動マンションHA
    システム。
  8. 【請求項8】請求項5〜7のいずれかにおいて、 上記ID照合端末器は、上記グループ区分指定手段に
    は、車椅子の居住者のグループ区分を指定可能にしてお
    り、 上記ID照合コントローラのIDデータ蓄積手段は、車
    椅子の居住者のIDデータを、予めグループ区分して登
    録する構成として、 上記ID照合コントローラは、上記ID照合端末器か
    ら、上記車椅子の居住者のグループ区分が指定された後
    に入力されたIDデータを、上記車椅子の居住者のID
    データとして認証したときには、上記共同玄関の電気錠
    を解錠するとともに、上記エレベータ昇降制御装置を作
    動して、エレベータを共同玄関の設置階まで自動的に移
    送させる構成としたID照合連動マンションHAシステ
    ム。
  9. 【請求項9】請求項5〜7のいずれかにおいて、 上記ID照合コントローラのIDデータ蓄積手段は、車
    椅子の居住者のIDデータを、予めグループ区分して登
    録する構成として、 上記ID照合コントローラは、上記ID照合端末器から
    入力されたIDデータを、上記IDデータ蓄積手段に登
    録された車椅子の居住者のIDデータと照合して認証し
    たときには、上記共同玄関の電気錠を解錠するととも
    に、上記エレベータ昇降制御装置を作動して、エレベー
    タを共同玄関の設置階まで自動的に移送させる構成とし
    たID照合連動マンションHAシステム。
  10. 【請求項10】請求項5〜7のいずれかにおいて、 車椅子の居住者専用のID照合端末器を更に設けてお
    り、 上記ID照合コントローラのIDデータ蓄積手段は、車
    椅子の居住者のIDデータを、予めグループ区分して登
    録する構成として、 上記ID照合コントローラは、上記車椅子の居住者専用
    のID照合端末器から入力されたIDデータを、上記車
    椅子の居住者のIDデータとして認証したときには、上
    記共同玄関の電気錠を解錠するとともに、上記エレベー
    タ昇降制御装置を作動して、エレベータを共同玄関の設
    置階まで自動的に移送させる構成としたID照合連動マ
    ンションHAシステム。
  11. 【請求項11】請求項5〜7のいずれかにおいて、 上記ID照合端末器は、上記グループ区分指定手段に
    は、車椅子の居住者のグループ区分を指定可能にしてお
    り、 上記ID照合コントローラのIDデータ蓄積手段は、車
    椅子の居住者のIDデータを、予めグループ区分して登
    録する構成として、 上記ID照合コントローラは、上記ID照合端末器か
    ら、上記車椅子の居住者のグループ区分が指定された後
    に入力されたIDデータを、上記車椅子の居住者のID
    データとして認証したときには、上記共同玄関の電気錠
    を解錠するとともに、上記エレベータ昇降制御装置を作
    動して、エレベータを共同玄関の設置階まで自動的に移
    送させ、エレベータの扉開放時間を通常の扉開放時間よ
    りも長くさせる構成としたID照合連動マンションHA
    システム。
  12. 【請求項12】請求項5〜7のいずれかにおいて、 上記ID照合コントローラのIDデータ蓄積手段は、車
    椅子の居住者のIDデータを、予めグループ区分して登
    録する構成として、 上記ID照合コントローラは、上記ID照合端末器から
    入力されたIDデータを、上記IDデータ蓄積手段に登
    録された車椅子の居住者のIDデータと照合して認証し
    たときには、上記共同玄関の電気錠を解錠するととも
    に、上記エレベータ昇降制御装置を作動して、エレベー
    タを共同玄関の設置階まで自動的に移送させ、エレベー
    タの扉開放時間を通常の扉開放時間よりも長くさせる構
    成としたID照合連動マンションHAシステム。
  13. 【請求項13】請求項5〜7のいずれかにおいて、 車椅子の居住者専用のID照合端末器を更に設けてお
    り、 上記ID照合コントローラのIDデータ蓄積手段は、車
    椅子の居住者のIDデータを、予めグループ区分して登
    録する構成として、 上記ID照合コントローラは、上記車椅子の居住者専用
    のID照合端末器から入力されたIDデータを、上記車
    椅子の居住者のIDデータとして認証したときには、上
    記共同玄関の電気錠を解錠するとともに、上記エレベー
    タ昇降制御装置を作動して、エレベータを共同玄関の設
    置階まで自動的に移送させ、エレベータの扉開放時間を
    通常の扉開放時間よりも長くさせる構成としたID照合
    連動マンションHAシステム。
  14. 【請求項14】請求項10又は13において、 上記車椅子の居住者専用のID照合端末器は、通常のI
    D照合端末器よりも低い位置に設けられているID照合
    連動マンションHAシステム。
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