JP2002114185A - 小型車両の収納ボックス - Google Patents
小型車両の収納ボックスInfo
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- JP2002114185A JP2002114185A JP2001266567A JP2001266567A JP2002114185A JP 2002114185 A JP2002114185 A JP 2002114185A JP 2001266567 A JP2001266567 A JP 2001266567A JP 2001266567 A JP2001266567 A JP 2001266567A JP 2002114185 A JP2002114185 A JP 2002114185A
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- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 10
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 6
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 5
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J1/00—Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts
- B62J1/28—Other additional equipment, e.g. back-rests for children
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 該略平板状延長部の強度・剛性を
高めることができ、前記小型車両後部下方スペースを広
げ、このスペースを有効に利用することができるものを
提供する。 【解決手段】 シート34下方に収納ボックス18が
配置された小型車両において、該小型車両の後部車体の
左右フレーム7が車体中央部から車体後部に亘り車体下
部から上方へ向って傾斜され、該左右フレーム7の後部
に、前記シート34の後部を迂回して上方へ立上がるグラ
ブレールが一体に装着され、前記収納ボックス18の収納
部上方開口から後方へ延長した略平板状延長部19に、上
方へ盛上がった隆出部が形成されたものである。
高めることができ、前記小型車両後部下方スペースを広
げ、このスペースを有効に利用することができるものを
提供する。 【解決手段】 シート34下方に収納ボックス18が
配置された小型車両において、該小型車両の後部車体の
左右フレーム7が車体中央部から車体後部に亘り車体下
部から上方へ向って傾斜され、該左右フレーム7の後部
に、前記シート34の後部を迂回して上方へ立上がるグラ
ブレールが一体に装着され、前記収納ボックス18の収納
部上方開口から後方へ延長した略平板状延長部19に、上
方へ盛上がった隆出部が形成されたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートに腰掛けて
前輪操舵用バーハンドルを操舵するスクータ型自動二輪
車または自動三輪車等の小型車両において、収納ボック
スに関するものである。
前輪操舵用バーハンドルを操舵するスクータ型自動二輪
車または自動三輪車等の小型車両において、収納ボック
スに関するものである。
【0002】
【従来技術および解決しようとする課題】ヘルメットの
如き大きな物品を収納しうる収納ボックスとグラブレー
ルとを備えたスクータの如き小型車両においては、シー
トは、前記収納ボックスの上端縁に支持され、該収納ボ
ックスはフレームボディに固定されている。
如き大きな物品を収納しうる収納ボックスとグラブレー
ルとを備えたスクータの如き小型車両においては、シー
トは、前記収納ボックスの上端縁に支持され、該収納ボ
ックスはフレームボディに固定されている。
【0003】また、グラブレールは、その後部にてブラ
ケットを介してフレームボディに取付けられるととも
に、その前部にて他のブラケットを介してボルト,ナッ
トにより前記収納ボックスと一体の隔板と共締めにより
前記フレームボディーに取付けられている。
ケットを介してフレームボディに取付けられるととも
に、その前部にて他のブラケットを介してボルト,ナッ
トにより前記収納ボックスと一体の隔板と共締めにより
前記フレームボディーに取付けられている。
【0004】そして、シートの前部は、収納ボックスの
上端縁に支持されるが、シートの後部は、収納ボックス
の後部と一体の隔板およびグラブレールから離れ、該隔
板およびグラブレールはシートの荷重を負担していな
い。
上端縁に支持されるが、シートの後部は、収納ボックス
の後部と一体の隔板およびグラブレールから離れ、該隔
板およびグラブレールはシートの荷重を負担していな
い。
【0005】従って、シートの後部に同乗者が着座する
と、シートの後部が下方へ曲がる方向へシートに大きな
曲げ応力が発生し、かつシートの前部にシートの負荷荷
重が集中してかかるのを阻止するためには、シートの後
部に荷重を負担する受け部材を別個に設ける必要が生
じ、部品点数が増大する難点があった。
と、シートの後部が下方へ曲がる方向へシートに大きな
曲げ応力が発生し、かつシートの前部にシートの負荷荷
重が集中してかかるのを阻止するためには、シートの後
部に荷重を負担する受け部材を別個に設ける必要が生
じ、部品点数が増大する難点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段および効果】本出願発明
は、このよう難点を克服した小型車両の収納ボックスの
改良に係り、請求項1記載の発明は、シート下方に収納
ボックスが配置された小型車両において、該小型車両の
後部車体の左右フレームが車体中央部から車体後部に亘
り車体下部から上方へ向って傾斜され、該左右フレーム
の後部に、前記シートの後部を迂回して上方へ立上がる
グラブレールが一体に装着され、該シートの後部が前記
グラブレールの左右内方突出部に支持されるとともに、
前記収納ボックスの収納部上方開口から後方へ延長した
略平板状延長部に、上方へ盛上がった隆出部が形成され
たことを特徴とするものである。
は、このよう難点を克服した小型車両の収納ボックスの
改良に係り、請求項1記載の発明は、シート下方に収納
ボックスが配置された小型車両において、該小型車両の
後部車体の左右フレームが車体中央部から車体後部に亘
り車体下部から上方へ向って傾斜され、該左右フレーム
の後部に、前記シートの後部を迂回して上方へ立上がる
グラブレールが一体に装着され、該シートの後部が前記
グラブレールの左右内方突出部に支持されるとともに、
前記収納ボックスの収納部上方開口から後方へ延長した
略平板状延長部に、上方へ盛上がった隆出部が形成され
たことを特徴とするものである。
【0007】請求項1記載の発明は、前述したように構
成されているので、該略平板状延長部の強度・剛性を高
めることができ、前記小型車両後部下方スペースを広
げ、このスペースを有効に利用することができる。
成されているので、該略平板状延長部の強度・剛性を高
めることができ、前記小型車両後部下方スペースを広
げ、このスペースを有効に利用することができる。
【0008】
【実施例】以下、図1ないし図8に図示された本発明の
一実施例について説明する。
一実施例について説明する。
【0009】スクータ型自動二輪車1に搭載されるパワ
ーユニット2は、シリンダヘッドが前方よりやや、上方
へ指向した空冷式内燃機関3と、該空冷式内燃機関3の
左側より後方へ指向したVベルト式無段変速機4とを相
互に一体に結合してなり、該Vベルト式無段変速機4の
出力軸(図示されず)に後車輪5が一体に嵌着され、前
記パワーユニット2は空冷式内燃機関3のクランク部上
方へ位置したハンガー6にて、左右後部フレーム7のブ
ラケット8にリンク9を介して上下へ揺動可能に取付け
られ、Vベルト式無段変速機4の後端近くで緩衝装置10
を介して後部フレーム7のブラケット11に支持されてお
り、パワーユニット2の出力で回転駆動される後車輪5
によってスクータ型自動二輪車1は走行しうるようにな
っている。
ーユニット2は、シリンダヘッドが前方よりやや、上方
へ指向した空冷式内燃機関3と、該空冷式内燃機関3の
左側より後方へ指向したVベルト式無段変速機4とを相
互に一体に結合してなり、該Vベルト式無段変速機4の
出力軸(図示されず)に後車輪5が一体に嵌着され、前
記パワーユニット2は空冷式内燃機関3のクランク部上
方へ位置したハンガー6にて、左右後部フレーム7のブ
ラケット8にリンク9を介して上下へ揺動可能に取付け
られ、Vベルト式無段変速機4の後端近くで緩衝装置10
を介して後部フレーム7のブラケット11に支持されてお
り、パワーユニット2の出力で回転駆動される後車輪5
によってスクータ型自動二輪車1は走行しうるようにな
っている。
【0010】また左右の後部フレーム7は、空冷式内燃
機関3の前端近傍と、ブラケット11の前方とに位置し
て、クロスメンバー12,13でもって相互に一体に結合さ
れるとともに、左右後部フレーム7の後端には弯曲した
テールパイプ14の前端が一体に嵌着され、前方のクロス
メンバー12には、ボックススティ15が一体に固着される
とともに、後方のクロスメンバー13とテールパイプ14と
には、タンクスティ16,17が一体に固着されている。
機関3の前端近傍と、ブラケット11の前方とに位置し
て、クロスメンバー12,13でもって相互に一体に結合さ
れるとともに、左右後部フレーム7の後端には弯曲した
テールパイプ14の前端が一体に嵌着され、前方のクロス
メンバー12には、ボックススティ15が一体に固着される
とともに、後方のクロスメンバー13とテールパイプ14と
には、タンクスティ16,17が一体に固着されている。
【0011】さらに図示されないフルフェイス型ヘルメ
ットを収納しうるヘルメット収納ボックス18の後部は後
方へ延長してタンクカバー19が形成され、該ヘルメット
収納ボックス18の底部には開口部が形成され、該開口部
はメンテナンス蓋20でもって上下へ開閉自在に枢着され
ており、該ヘルメット収納ボックス18の前部下端は前記
ボックススティ15に載置され、該ボックススティ15を下
方から上方へ貫通した図示されないボルトでもって該ボ
ックススティ15に一体に取付けられ、前記タンクカバー
19には、図4に図示されるように、後記燃料タンク23の
タンクキャップ24を露出させることができる開口21と、
燃料タンク23の上面から上方へ突出する残量メータ25の
電気信号取出コードを避けるために上方へ盛上った隆出
部22とが設けられている。
ットを収納しうるヘルメット収納ボックス18の後部は後
方へ延長してタンクカバー19が形成され、該ヘルメット
収納ボックス18の底部には開口部が形成され、該開口部
はメンテナンス蓋20でもって上下へ開閉自在に枢着され
ており、該ヘルメット収納ボックス18の前部下端は前記
ボックススティ15に載置され、該ボックススティ15を下
方から上方へ貫通した図示されないボルトでもって該ボ
ックススティ15に一体に取付けられ、前記タンクカバー
19には、図4に図示されるように、後記燃料タンク23の
タンクキャップ24を露出させることができる開口21と、
燃料タンク23の上面から上方へ突出する残量メータ25の
電気信号取出コードを避けるために上方へ盛上った隆出
部22とが設けられている。
【0012】さらにまた図3に図示されるように、前記
後方のクロスメンバー13より後方に位置して左右の後部
フレーム7にタンクスティ27が突設され、図3および図
5に図示されるように、前記燃料タンク23の上部外周に
形成されたフランジ26が、後部クロスメンバー13のタン
クスティ16と、テールパイプ14のタンクスティ17と、左
右後部フレーム7のタンクスティ27とに当接され、該フ
ランジ26を貫通してタンクスティ16,17,27に螺着され
る図示されないボルトでもって燃料タンク23は左右の後
部フレーム7に一体に取付けられている。
後方のクロスメンバー13より後方に位置して左右の後部
フレーム7にタンクスティ27が突設され、図3および図
5に図示されるように、前記燃料タンク23の上部外周に
形成されたフランジ26が、後部クロスメンバー13のタン
クスティ16と、テールパイプ14のタンクスティ17と、左
右後部フレーム7のタンクスティ27とに当接され、該フ
ランジ26を貫通してタンクスティ16,17,27に螺着され
る図示されないボルトでもって燃料タンク23は左右の後
部フレーム7に一体に取付けられている。
【0013】しかも図3に図示されるように、後部クロ
スメンバー13とタンクスティ27との中間に位置して左右
の後部フレーム7に前部グラブレールスティ28が一体に
突設されるとともに、テールパイプ14に後部グラブレー
ルスティ41が上方へ一体に装着され、グラブレール29の
両端取付け基部30は、図3および図4に図示されるよう
に、該取付け基部30を上方から下方へ貫通して前記前部
グラブレールスティ28に螺着される図示されないボルト
によって該前部グラブレールスティ28に一体に装着され
るとともに、グラブレール29および後部グラブレールス
ティ41を貫通したボルト42の下部にナット43が螺着さ
れ、前記グラブレール29の左右内方突出支持部31の先端
に、ヘルメット収納ボックス18と一体のタンクカバー19
の後方外周部が載置されている。
スメンバー13とタンクスティ27との中間に位置して左右
の後部フレーム7に前部グラブレールスティ28が一体に
突設されるとともに、テールパイプ14に後部グラブレー
ルスティ41が上方へ一体に装着され、グラブレール29の
両端取付け基部30は、図3および図4に図示されるよう
に、該取付け基部30を上方から下方へ貫通して前記前部
グラブレールスティ28に螺着される図示されないボルト
によって該前部グラブレールスティ28に一体に装着され
るとともに、グラブレール29および後部グラブレールス
ティ41を貫通したボルト42の下部にナット43が螺着さ
れ、前記グラブレール29の左右内方突出支持部31の先端
に、ヘルメット収納ボックス18と一体のタンクカバー19
の後方外周部が載置されている。
【0014】またヘルメット収納ボックス18の上部前端
には、図2ないし図4に図示されるように、シート枢支
部32が形成されるとともに、ヘルメット収納ボックス18
の上部全外周縁にシート支持部33が形成され、シート34
のシート底板35の前端は前記シート枢支部32に上下へ揺
動自在に枢着されるとともに、図6に図示されるよう
に、シート底板35の下面外周部にシール38が一体に嵌着
されている。
には、図2ないし図4に図示されるように、シート枢支
部32が形成されるとともに、ヘルメット収納ボックス18
の上部全外周縁にシート支持部33が形成され、シート34
のシート底板35の前端は前記シート枢支部32に上下へ揺
動自在に枢着されるとともに、図6に図示されるよう
に、シート底板35の下面外周部にシール38が一体に嵌着
されている。
【0015】そしてシート34を下方に倒して図示されな
いシート錠止装置をロックすると、ヘルメット収納ボッ
クス18はシート底板35およびシール38で気水密に密閉さ
れるとともに、シート34はシート底板35の外周部のシー
ル38を介してヘルメット収納ボックス18のシート支持部
33に支持されるようになっている。
いシート錠止装置をロックすると、ヘルメット収納ボッ
クス18はシート底板35およびシール38で気水密に密閉さ
れるとともに、シート34はシート底板35の外周部のシー
ル38を介してヘルメット収納ボックス18のシート支持部
33に支持されるようになっている。
【0016】なお、シート34は、シート底板35上に詰物
36を載置し、その上面にシート表皮37を張設することに
より、構成されている。
36を載置し、その上面にシート表皮37を張設することに
より、構成されている。
【0017】そしてヘルメット収納ボックス18のシート
支持部33の下面には、後部車体カバー40が張設されてお
り、後部フレーム7やヘルメット収納ボックス18の外側
が後部車体カバー40でもって覆われている。
支持部33の下面には、後部車体カバー40が張設されてお
り、後部フレーム7やヘルメット収納ボックス18の外側
が後部車体カバー40でもって覆われている。
【0018】図1ないし図8に図示の実施例は、前記し
たように構成されているので、シート34を下方へ倒して
図示されないシート錠止装置をロックした状態では、バ
ーハンドル39とグラブレール29とを両手で握って、前後
に押すことによりスクータ型自動二輪車1を取回すこと
ができるとともに、図示されないスタンドを起立または
倒伏させることができる。
たように構成されているので、シート34を下方へ倒して
図示されないシート錠止装置をロックした状態では、バ
ーハンドル39とグラブレール29とを両手で握って、前後
に押すことによりスクータ型自動二輪車1を取回すこと
ができるとともに、図示されないスタンドを起立または
倒伏させることができる。
【0019】また前記ロック状態において、前記シート
錠止装置を解錠すれば、ヘルメット収納ボックス18のシ
ート枢支部32とシート底板35とを中心に、シート34が上
方へ開放可能となり、ヘルメット収納ボックス18へ図示
されないフルフェース型ヘルメットを装入し、または該
ヘルメット収納ボックス18より該フルフェース型ヘルメ
ットを取出すことができ、しかも燃料タンク23のタンク
キャップ24を外して、燃料タンク23への給油を行なうこ
とができる。
錠止装置を解錠すれば、ヘルメット収納ボックス18のシ
ート枢支部32とシート底板35とを中心に、シート34が上
方へ開放可能となり、ヘルメット収納ボックス18へ図示
されないフルフェース型ヘルメットを装入し、または該
ヘルメット収納ボックス18より該フルフェース型ヘルメ
ットを取出すことができ、しかも燃料タンク23のタンク
キャップ24を外して、燃料タンク23への給油を行なうこ
とができる。
【0020】なお隆出部22の代わりに開口を形成すれ
ば、該開口を通して残量メータ25の燃料残量を目視で知
ることができる。
ば、該開口を通して残量メータ25の燃料残量を目視で知
ることができる。
【0021】さらにシート34を倒伏させて前記シート錠
止装置を施錠した状態では、シート底板35の外周部全周
に亘りシール38が装着されているため、ヘルメット収納
ボックス18内は気水密に保持され、横なぐりの風雨が吹
付け、または路面からの跳上がり水がシート34の側方下
面に当っても、ヘルメット収納ボックス18内に水が浸入
することが確実に防止される。
止装置を施錠した状態では、シート底板35の外周部全周
に亘りシール38が装着されているため、ヘルメット収納
ボックス18内は気水密に保持され、横なぐりの風雨が吹
付け、または路面からの跳上がり水がシート34の側方下
面に当っても、ヘルメット収納ボックス18内に水が浸入
することが確実に防止される。
【0022】さらにまたタンクカバー19を支持するため
のクロスメンバーを不必要としたので、ヘルメット収納
ボックス18の前部下端を貫通してボックススティ15に螺
着された図示されないボルトを外せば、ヘルメット収納
ボックス18をスクータ型自動二輪車1の後部フレーム7
より取外すことができ、タンクカバー19を支持するため
の部材に邪魔されずに、燃料タンク23の取外しや交換を
容易に遂行することができる。
のクロスメンバーを不必要としたので、ヘルメット収納
ボックス18の前部下端を貫通してボックススティ15に螺
着された図示されないボルトを外せば、ヘルメット収納
ボックス18をスクータ型自動二輪車1の後部フレーム7
より取外すことができ、タンクカバー19を支持するため
の部材に邪魔されずに、燃料タンク23の取外しや交換を
容易に遂行することができる。
【0023】しかもヘルメット収納ボックス18の底部に
メンテナンス蓋20が開閉自在に枢着されているため、ヘ
ルメット収納ボックス18を取外さなくても、メンテナン
ス蓋20を開放するだけで、空冷式内燃機関3上方の図示
されない吸気系や補機の保守、整備を楽に行なうことが
できる。
メンテナンス蓋20が開閉自在に枢着されているため、ヘ
ルメット収納ボックス18を取外さなくても、メンテナン
ス蓋20を開放するだけで、空冷式内燃機関3上方の図示
されない吸気系や補機の保守、整備を楽に行なうことが
できる。
【0024】またヘルメット収納ボックス18の後方のタ
ンクカバー19をグラブレール29の内方突出支持部31に支
持させるようにしたため、該タンクカバー19を支持する
ための特別なステー等を省略して、部品点数を削減し、
コストダウンを図ることができる。
ンクカバー19をグラブレール29の内方突出支持部31に支
持させるようにしたため、該タンクカバー19を支持する
ための特別なステー等を省略して、部品点数を削減し、
コストダウンを図ることができる。
【0025】さらにヘルメット収納ボックス18の前部下
端と、タンクカバー19の左右外縁とをボックススティ15
とグラブレール29の左右の内方突出支持部31とで3点支
持したため、ヘルメット収納ボックス18およびタンクカ
バー19を安定して保持することができる。
端と、タンクカバー19の左右外縁とをボックススティ15
とグラブレール29の左右の内方突出支持部31とで3点支
持したため、ヘルメット収納ボックス18およびタンクカ
バー19を安定して保持することができる。
【0026】さらにまた燃料タンク23の上部をヘルメッ
ト収納ボックス18の後方のタンクカバー19で覆い、また
該タンクカバー19をシート底板35で覆い、しかもその重
合せ部側方にグラブレール29を配置するとともに該重合
せ部下方を後部車体カバー40が覆ったため、燃料タンク
23上部を確実に遮って外観性を向上させることができ
る。
ト収納ボックス18の後方のタンクカバー19で覆い、また
該タンクカバー19をシート底板35で覆い、しかもその重
合せ部側方にグラブレール29を配置するとともに該重合
せ部下方を後部車体カバー40が覆ったため、燃料タンク
23上部を確実に遮って外観性を向上させることができ
る。
【0027】なおグラブレール29の取付け基部30と内方
突出支持部31との形状を図9に図示するように形成して
もよい。
突出支持部31との形状を図9に図示するように形成して
もよい。
【図1】本発明に係るシート下方収納ボックスの支持構
造を備えた小型車両たるスクータ型自動二輪車の側面図
である。
造を備えた小型車両たるスクータ型自動二輪車の側面図
である。
【図2】図1の要部拡大斜視図である。
【図3】スクータ型自動二輪車の車巾方向中心を通って
スクータ型自動二輪車の後部を截断した縦断側面図であ
る。
スクータ型自動二輪車の後部を截断した縦断側面図であ
る。
【図4】図3においてシートを取外した状態の平面図で
ある。
ある。
【図5】図4においてヘルメット収納ボックスおよびタ
ンクカバーを取外した状態の平面図である。
ンクカバーを取外した状態の平面図である。
【図6】図4のIV−IV線に沿って截断した要部拡大断面
図である。
図である。
【図7】グラブレールの平面図である。
【図8】グラブレールの背面図である。
【図9】他の実施例におけるグラブレールの要部斜視図
である。
である。
1…スクータ型自動二輪車、2…パワーユニット、3…
空冷式内燃機関、4…Vベルト式無段変速機、5…後車
輪、6…ハンガー、7…後部フレーム、8…ブラケッ
ト、9…リンク、10…緩衝装置、11…ブラケット、12,
13…クロスメンバー、14…テールパイプ、15…ボックス
スティ、16,17…タンクスティ、18…ヘルメット収納ボ
ックス、19…タンクカバー、20…メンテナンス蓋、21…
開口、22…隆出部、23…燃料タンク、24…タンクキャッ
プ、25…残量メータ、26…フランジ、27…タンクステ
ィ、28…前部グラブレールスティ、29…グラブレール、
30…取付け基部、31…内方突出支持部、32…シート枢支
部、33…シート支持部、34…シート、35…シート底板、
36…詰物、37…シート表皮、38…シール、39…バーハン
ドル、40…後部車体カバー、41…後部グラブレールステ
ィ、42…ボルト、43…ナット。
空冷式内燃機関、4…Vベルト式無段変速機、5…後車
輪、6…ハンガー、7…後部フレーム、8…ブラケッ
ト、9…リンク、10…緩衝装置、11…ブラケット、12,
13…クロスメンバー、14…テールパイプ、15…ボックス
スティ、16,17…タンクスティ、18…ヘルメット収納ボ
ックス、19…タンクカバー、20…メンテナンス蓋、21…
開口、22…隆出部、23…燃料タンク、24…タンクキャッ
プ、25…残量メータ、26…フランジ、27…タンクステ
ィ、28…前部グラブレールスティ、29…グラブレール、
30…取付け基部、31…内方突出支持部、32…シート枢支
部、33…シート支持部、34…シート、35…シート底板、
36…詰物、37…シート表皮、38…シール、39…バーハン
ドル、40…後部車体カバー、41…後部グラブレールステ
ィ、42…ボルト、43…ナット。
Claims (1)
- 【請求項1】シート下方に収納ボックスが配置された小
型車両において、該小型車両の後部車体の左右フレーム
が車体中央部から車体後部に亘り車体下部から上方へ向
って傾斜され、該左右フレームの後部に、前記シートの
後部を迂回して上方へ立上がるグラブレールが一体に装
着され、該シートの後部が前記グラブレールの左右内方
突出部に支持されるとともに、前記収納ボックスの収納
部上方開口から後方へ延長した略平板状延長部に、上方
へ盛上がった隆出部が形成されたことを特徴とする小型
車両の小型車両の収納ボックス。
Priority Applications (1)
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Related Child Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2001
- 2001-09-03 JP JP2001266567A patent/JP2002114185A/ja active Pending
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