JP2002106002A - シングルレバー水栓 - Google Patents

シングルレバー水栓

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JP2002106002A
JP2002106002A JP2000303612A JP2000303612A JP2002106002A JP 2002106002 A JP2002106002 A JP 2002106002A JP 2000303612 A JP2000303612 A JP 2000303612A JP 2000303612 A JP2000303612 A JP 2000303612A JP 2002106002 A JP2002106002 A JP 2002106002A
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Kunihiro Yamamoto
邦博 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厨房等に於いて使用されているシングルレバ
ー水栓に於いて、レバーの押し下げがあまりにも容易に
行われているため、無駄に大量の水を吐出しているばか
りでなく、多量の水を吐出する際に起きがちな、水の跳
ねかえりを防止出来る水栓を提供する。 【解決手段】 水栓のレバーの頂部を個性するドーム及
びレバーの底部を構成する部分球状部の一方に溝内の表
面側に球体を、その背後に開口方向に付勢されているコ
イルバネを有する係止部材を設け、他方に環状の凹溝を
設け、レバーを下げるときに、係止部材の球体の頭が凹
溝内に嵌合することにより、レバーの急激な摺動移動を
防止し、これによって、無駄な水の吐出を防止するもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は厨房、浴室等で多く
使用されている水道の水栓特にシングルレバーの水栓で
あって、温水冷水の混合型水栓の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の古い形式の水栓の代表的な構造
は、固定された蛇口の基部にゴムパッキンを有する止水
栓を設けて、吐水、止水を上部のハンドルの回動により
行うものであり、この構造のものは温水と冷水の混合が
できないばかりでなく、使用中にゴムパッキンが磨耗す
るので自分で交換しなければならず、現代人にはこの交
換作業が面倒であり、次第に使用箇所が減っている。近
時はその改良として、図3の分解斜視図に示すように、
レバーカバー1と、レバー3を有し、レバー3は弁カー
トリッジ押さえ5内のシングルカートリッジ6の上部と
小ねじ2で結合されている。シングルカートリッジ6の
上部では、ドーム4の中央上部の開口位置で弁の上部と
の小ねじ2による結合部がその結合部の支点を軸に、上
方でレバーの上下の動きに応じて動くようになってい
る。又、レバーの左右の回動により温水と冷水とを任意
の比率で混合できるようになっている。
【0003】次に胴部8の内側には、弁カートリッジ押
さえ5を設け、その内部に弁カートリッジ6を設けてお
り、その上部には断熱カバー7、その下部には断熱カバ
ー9を組合わせて包被している。又、断熱カバー9の下
部中央には回動自在な断熱吐水口(蛇口)10が設けら
れている。従って、レバー3を下げれば、弁カートリッ
ジ6の中央上部のレバーとの結合部が傾斜し、吐出する
水量が多くなり、レバー3を上げれば弁カートリッジ6
の中央上部のレバーとの結合部が正常位置に復帰して止
水される。又更にレバー3を回動すれば弁カートリッジ
6も回動して温水と冷水の量を所望の比率で混合するこ
とができる。
【0004】図4は従来のレバーと弁カートリッジの関
係をより詳細に示す説明図で、図1の弁の上部とレバー
との関係を示している。水栓ボディー21の上には部分
球曲面のドーム25が設けられ、該水栓ボディー21の
内側には弁カートリッジ押さえ22aを介して弁カート
リッジ22が設けられている。この弁カートリッジ22
には左右に可動(図では支点22cにより斜めに傾斜し
ている)な、水量調節弁22bを有し、これが止めねじ
24でレバーの摺動部27と一体に結合されている。2
3はレバーで、これを下げたり上げたりすると弁カート
リッジ22の水量調節弁22bが傾斜すると水を吐出
し、直立すると、水の吐出を停止する作用をなす。更に
レバー23を回動すると弁カートリッジ22が回動し温
水と冷水の混合を回動の比率に応じてなすようになって
いる。
【0005】この種のシングルレバーの水栓は、上記説
明した機能を有するが具体的には多くの構造のものが市
販されているが、似たりよったりで、いずれも水栓の頂
部のレバーを下げて放水させ、上げて止水する形式の温
水冷水混合型水栓であり、吐出水量の調節はできないも
のが少なくない。尤も吐出水量の調節を目的とし、特開
平3−180630号公報に記載のように例えばドーム
の端部と連結用ロッドに設けたスリーブの突起の接触に
よりレバーの動きを制御する構造のもの、特開平11−
350556号公報に記載のように例えば弁装置を駆動
す操作軸と突設された筒状体を有し、水栓本体と、レバ
ーとの間の位置ズレの影響を受けない方向に沿って係合
部を係合体に係止する構造のものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記図3或いは図4に
示すようなレバー式の止水栓の多くは、僅かな力でレバ
ーを上下すなわち吐水と止水ができるので、一般の使用
者が水を出す場合に、何も考えずにレバーを極端に下げ
て水を吐出させるため、ついレバーが必要以上に下がり
全開となり、これにより勢い良く水が流出することにな
る。この水は蛇口の下にある洗浄すべき物や、桶や鍋、
蓋等に勢い良く当たるため、周囲に跳ね返り、必要もな
い所を水で濡らすため、濡れた箇所を拭いたり、慌てて
レバーを停止状態にするなどの処理をしているのが現状
である。このレバー式の水栓でも、レバーの下げ方を調
整し僅かにすれば、必要なだけ水を放散できることには
なるが現実には僅かな力で全開されてしまうので、途中
の段階にすることは事実上不可能という他はない。
【0007】なお、上記特開平3−180630号公報
に記載のものも、特開平11−350556号公報に記
載のものも、弁に接続する部分の改良でそれ自体は評価
できるにしても、精密加工を要するものであり、更に低
コストで使用者の不用意なレバー操作をも構造的に阻止
できるシングルレバーの水栓の出現は依然として待望さ
れている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになされたもので、その概要はレバーの基
部もしくはドームを改良することにより、比較的簡単な
構造で、弁の開閉を緩やかに行い、水の吐水量を調整で
きるようにしたもので、入来技術に比べて、特にドーム
と弁とレバーの関係を改良したものである。
【0009】そして、請求項1の発明は、水栓ボディー
内に、温水、冷水もしくはその混合水を吐出し得る弁を
有し、該弁を操作するレバーを備え、レバーを上下に回
動させることにより弁を開閉させ、レバーを左右に回動
させることにより冷水と温水を選択もしくは混合し得る
ようにした水栓に於いて、水栓ボディー上端を包被する
ドームを設け、かつ該ドームを包被し、その表面に接し
て摺動し得る部分球曲面を付した摺動部を基部に有する
レバーを、内部の該弁に接続して設け、更に、該レバー
の該摺動部の内面側に開口部を狭くした溝内の表面開口
側に球体をその背面側に開口方向に付勢するようなコイ
ルバネを内蔵させた係止部材を設け、該ドームには該レ
バーの該球体が嵌合したときに係止し得る円環状溝を設
け、レバーを操作して止水弁を開閉するときに、該レバ
ーの該係止部材の球体が該ドームの該円環状溝内に係止
することによってレバーの急激な開閉を制御し吐水量を
制御すると共に、かつ該球体が該円環状溝内を移動する
ことによって温水と冷水とを任意の比率で混合し得るよ
うにしてなることを特徴とするシングルレバー水栓であ
る。
【0010】又、請求項2の発明は、水栓ボディー内
に、温水、冷水もしくはその混合水を吐出し得る弁を有
し、該弁を操作するレバーを備え、レバーを上下に回動
させることにより弁を開閉させ、レバーを左右に回動さ
せることにより冷水と温水を選択もしくは混合し得るよ
うにした水栓に於いて、水栓ボディー上端を包被するド
ームを設け、かつ該ドームを包被し、その表面に接して
摺動し得る部分球曲面を付した摺動部を基部に有するレ
バーを、内部の該弁に接続して設け、更に、該ドームに
表面側に開口部を狭くした溝内の表面開口側に球体をそ
の背面側に開口方向に付勢するようなコイルバネを内蔵
させた係止部材を設け、該レバーの摺動部の内面側に該
ドームの該球体が嵌合時に係止し得る円環状溝を設け、
レバーを操作して止水弁を開閉するときに、該ドームの
該係止部材の球体が該レバーの摺動部内面の円環状溝内
に係止することによってレバーの急激な開閉を制御し吐
水量を制御すると共に、かつ該球体が該円環状溝内を移
動することによって温水と冷水とを任意の比率で混合し
得るようにしてなることを特徴とするシングルレバー水
栓である。
【0011】請求項3の発明は、係止部材を1〜3個、
円環状溝を1〜3の範囲で選択し、組合わせたことを特
徴とする請求項1もしくは2に記載のシングルレバー水
栓であり、請求項4の発明は、球体が鋼球、硬質合金又
はセラミックから選択されたものである請求項1もしく
は2に記載のシングルレバー水栓である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明の請求項1に対応する実施例で、
(イ)は水栓ボディー21内には温水と冷水を所定の割
合で混合したり、吐出水量を規制できる弁カートリッジ
を有し、特に、水量調節弁を22bで示してあり、その
頂部はレバー23に例えば止めねじ24の如き接続部材
で接続されている。22aは弁カートリッジ押さえであ
る。又、水栓ボディー21の頂部にはこれを包被する部
分球曲面のドーム25が設けられている。そしてこれに
接して摺動する摺動部27を有するレバー23を部分球
曲面のドーム25に接して設けられている。但し部分球
曲面を付したドーム25の中央には開口部26を有し、
前記止めねじ24の如き接続部材が水量調節弁22bの
上部に挿通固定できるようになっている。なお、開口部
26はレバーの操作を自由にする空間である。
【0013】又レバー23の構造は、前記部分球曲面を
付したドーム25の表面に接して摺動し得るような球曲
面を付した摺動部27を底部側に有しており、レバー2
3を操作するときにドームの表面に接して上下又は横方
向に回動できるようになっている。そして該レバー23
の摺動部27は、その内面側に係止部材28を1〜3個
設けてある。(図では1個の場合を示している)。該係
止部材28の具体的構造は、図1(ロ)に示すように、
開口部29を狭くした係止部材用溝30内に、開口側に
球体31をその頭が僅かに突出し得るように設け、その
背後には該球体31を溝の開口方向に付勢されたコイル
バネ32を設けてある。図ではコイルバネ32の背面を
ねじ蓋33で封止している。又、更に、部分球曲面のド
ーム25の表面には、その下部の端縁と平行に、つま
り、頂部の中心から一定の半径で、1〜3条の円環状溝
34(図では2条)が設けられている。上記の構造を有
しているから、混合し、かつレバー23の操作で弁22
の状態を変えることにより水を吐出し得るようになって
いる。
【0014】従って、上記水栓に於いて、止水状態では
レバー23は上方に上げられた状態であるが、水を吐出
させるときはレバー23を下げることは従来の水栓と同
様である。しかしながら、レバー23にはその基部に部
分球曲面のドーム25を有し、レバー23の操作により
摺動部27が部分球曲面のドーム25の表面を摺動して
下方に動くと、係止部材28の球体31が開口方向に付
勢されたコイルバネ32で押されているので、ドーム2
5の円環状溝34に係合し、急激な下降を阻止するの
で、急に多量の水を放出することはなく節水効果を上げ
ることができる。この場合、レバー23側の係止部材2
8の数と、ドーム25側の円環状溝34の数は設計によ
り任意の組合わせとすることができ、両者共複数あると
きは、その下部側の係止部材28と、上部側の円環状溝
34とが、最初に係合され、あとは改めて意識的にレバ
ーを下げることにより吐出水量を増加することができ
る。なお、水の放出を止めるときは、勿論力を若干強く
して最終位置にレバーを戻せば良いことは当然である。
又、レバー23側の係止部材28の球体31がドーム2
5側の円環状溝34に係合しているときに、レバー23
を回動させれば、温水又は冷水のいずれか、又は好まし
い温度の混合水を容易に放出させることができる。
【0015】図2は本発明の請求項2に対応する実施例
で、(イ)は水栓ボディー21内には温水と冷水を所定
の割合で混合したり、吐出水量を規制できる弁カートリ
ッジ22を有し、その頂部の水量調節弁22bはレバー
23に例えば止めねじ24の如き接続部材で接続されて
おり、左右に傾斜のための支点22cを有している。
又、水栓ボディー21の頂部にはこれを包被する部分球
曲面を付したドーム25が設けられている。但し部分球
曲面を付したドーム25の中央には開口部26を有し、
前記接続部材が挿通でき、水量調節用の弁を支点により
傾斜できるようになっていることは図1(イ)と同様で
ある。
【0016】又レバー23の構造は、前記部分球曲面を
付したドーム25の表面に接して摺動し得るような部分
球曲面の摺動部27を底部側に有し、レバー23を操作
するときにドーム25の表面に接して上下又は横方向に
移動できるようになっている点も図1(イ)と同様であ
る。そして該レバー23の摺動部27は、その内面の適
当な位置、通常は半径方向の1/2以上裾側の特定の半
径の位置に円環状溝34を設けてある。この溝の長さは
円状でなく半円状でもよいが、加工上と強度の点から円
状にする方が製造が容易である。
【0017】他方、部分球曲面を付したドーム25の表
面には、係止部材28を1〜3個設けてある。(図では
2個の場合を示している)。該係止部材28の具体的構
造は、図2(ロ)に示すように、開口部29を狭くした
係止部材用溝30内に、開口側に球体31をその頭が僅
かに突出し得るように設け、その背後には該球体31を
溝の開口方向に付勢されたコイルバネ32を設けてあ
る。図ではコイルバネ32の背面をねじ蓋33で封止し
ている。又、係止部材を複数個設ける場合は図では同一
径方向に設けているが、これには限定されない。
【0018】従って、上記水栓に於いて、止水状態では
レバー22は上方に上げられた状態であるが、水を吐出
させるときはレバー22を下げることは従来の水栓と同
様である。しかしながら、レバー22にはその基部に部
分球曲面のドーム25を有し、摺動部27がドーム25
の表面を摺動して下方に動くと、該ドーム25の表面の
係止部材28の球体が開口方向に付勢されたコイルバネ
32で押されているので、レバー22の内面の円環状溝
34に係合し、急激なレバーの下降を阻止するので、急
に多量の水を放出することはなく節水効果を上げること
ができる。この場合、レバー22側の円環状溝34の数
と、ドーム側の係止部材28の数は設計により任意の組
合わせとすることができ、両者共複数あるときは、その
下部側の係止部材と、上部側の溝とが、最初に係合さ
れ、あとは改めて意識的にレバーを下げることにより吐
出水量を増加することができる。なお、水の放出を止め
るときは、勿論力を若干強くして最終位置にレバーを戻
せば良いことは当然である。又、レバー22側の円環状
溝34にドーム側の係止部材28の球体31が係合して
いるときに、レバーを左右に回動させれば、温水又は冷
水のいずれか又は好ましい温度の混合水を容易に放出さ
せることができる。なお、図では半球状のドームが示さ
れているが、半球状でなくても半球より小さい球曲の部
分球曲面のドームでもよいことは勿論である。
【0019】本発明の実施に際しては係止部材に使用さ
れる球体は長く使用して磨耗の少ないものが好ましいの
で、鋼、硬質合金又はサイアロンや窒化ケイ素等のセラ
ミックが好ましく選択される。
【0020】
【発明の効果】本発明によるときは、図1、図2で詳細
に説明したように、部分球曲面のドームの表面とレバー
の基部の摺動部の内面の何れか一方に円環状溝34を、
他方に係止部材を設けており、係止部材は球体の頭が摺
動時回転し、円環状溝に入るときは溝の深さに対応して
突出して係合するのであるから、必要ならば僅かな力を
加えることにより該溝から逸脱することも容易である。
しかし、この係合があるために、極端なレバーの下げ過
ぎによる水の吐出がなく、無駄な水を使用しないばかり
でなく、例えば厨房の流しで、食器や鍋或いは食品素材
等を洗浄する場合に、急激な強い放水の場合、これに水
が当たり、周囲を水が跳ねて濡らしたり汚染したりする
おそれがない。又、その簡単な構造の故に比較的低コス
トで製造することができ、場合により実用されている水
栓の上部のレバー及びドームを交換するだけで改造する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の(イ)一部断面図、(ロ)
レバーと弁の係合部の拡大断面図
【図2】本発明の他の1実施例の(イ)一部断面図、
(ロ)レバーと弁の係合部の拡大断面図
【図3】従来の水栓の一例の分解斜視図。
【図4】従来の水栓のレバーと弁の関係を示す拡大断面
図。
【符号の説明】
1 カバー 2 小ねじ 3 レバー 4 ドーム 5 弁カートリッジ押さえ 6 弁カートリッジ 7 断熱カバー 8 胴 9 断熱カバー 10 パッキン 11 断熱吐水口 21 水栓ボディー 22 弁カートリッジ 22a 弁カートリッジ押さえ 22b 水量調節弁 22c 支点 23 レバー 24 止めねじ 25 部分球曲面のドーム 26 開口部 27 摺動部 28 係止部材 29 開口部 30 係止部材用溝 31 球体 32 コイルバネ 33 ねじ蓋 34 円環状溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水栓ボディー内に、温水、冷水もしくは
    その混合水を吐出し得る弁を有し、該弁を操作するレバ
    ーを備え、レバーを上下に回動させることにより弁を開
    閉させ、レバーを左右に回動させることにより冷水と温
    水を選択もしくは混合し得るようにした水栓に於いて、
    水栓ボディー上端を包被するドームを設け、かつ該ドー
    ムを包被し、その表面に接して摺動し得る部分球曲面を
    付した摺動部を基部に有するレバーを、内部の該弁に接
    続して設け、更に該レバーの該摺動部の内面側に開口部
    を狭くした溝内の表面開口側に球体をその背面側に開口
    方向に付勢するようなコイルバネを内蔵させた係止部材
    を設け、該ドームには該レバーの該球体が嵌合したとき
    に係止し得る円環状溝を設け、レバーを操作して止水弁
    を開閉するときに、該レバーの該係止部材の球体が該ド
    ームの該円環状溝内に係止することによってレバーの急
    激な開閉を制御し吐水量を制御すると共に、かつ該球体
    が該円環状溝内を移動することによって温水と冷水とを
    任意の比率で混合し得るようにしてなることを特徴とす
    るシングルレバー水栓。
  2. 【請求項2】 水栓ボディー内に、温水、冷水もしくは
    その混合水を吐出し得る弁を有し、該弁を操作するレバ
    ーを備え、レバーを上下に回動させることにより弁を開
    閉させ、レバーを左右に回動させることにより冷水と温
    水を選択もしくは混合し得るようにした水栓に於いて、
    水栓ボディー上端を包被するドームを設け、かつ該ドー
    ムを包被し、その表面に接して摺動し得る部分球曲面を
    付した摺動部を基部に有するレバーを、内部の該弁に接
    続して設け、更に該ドームには表面側に開口部を狭くし
    た溝内の表面開口側に球体をその背面側に開口方向に付
    勢するようなコイルバネを内蔵させた係止部材を設け、
    該レバーの摺動部の内面側に該ドームの該球体が嵌合時
    に係止し得る円環状溝を設け、レバーを操作して止水弁
    を開閉するときに、該ドームの該係止部材の球体が該レ
    バーの摺動部内面の円環状溝内に係止することによって
    レバーの急激な開閉を制御し吐水量を制御すると共に、
    かつ該球体が該円環状溝内を移動することによって温水
    と冷水とを任意の比率で混合し得るようにしてなること
    を特徴とするシングルレバー水栓。
  3. 【請求項3】 係止部材を1〜3個、円環状溝を1〜3
    の範囲で選択し、組合わせたことを特徴とする請求項1
    もしくは2に記載のシングルレバー水栓。
  4. 【請求項4】 球体が鋼球、硬質合金又はセラミックか
    ら選択されたものである請求項1もしくは2に記載のシ
    ングルレバー水栓。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013007247A (ja) * 2011-06-27 2013-01-10 Lixil Corp シングルレバー混合水栓
CN104136819A (zh) * 2012-01-11 2014-11-05 株式会社高城 冷热水混合龙头
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