JP2002039808A - 車両用指示計器 - Google Patents

車両用指示計器

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JP2002039808A JP2000224089A JP2000224089A JP2002039808A JP 2002039808 A JP2002039808 A JP 2002039808A JP 2000224089 A JP2000224089 A JP 2000224089A JP 2000224089 A JP2000224089 A JP 2000224089A JP 2002039808 A JP2002039808 A JP 2002039808A
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Takashi Komura
敬司 甲村
Hideki Asano
秀樹 浅野
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Denso Corp
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    • B60K35/60Instruments characterised by their location or relative disposition in or on vehicles
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
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    • G01R7/04Instruments capable of converting two or more currents or voltages into a single mechanical displacement for forming a quotient
    • G01R7/06Instruments capable of converting two or more currents or voltages into a single mechanical displacement for forming a quotient moving-iron type
    • GPHYSICS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステップモータを指針の駆動源として用いる
車両用指示計器において、指針に指示動作させるために
ステップモータに印加する交流信号の更新時間を、指針
の帰零位置の検出時には長くしてステップモータの界磁
巻線の誘導電圧を適正に検出する。 【解決手段】 ステップモータへのA相及びB相の駆動
電圧は、通常駆動時のパルス幅W1に対応する更新時間
t1よりも2倍長い更新時間t2(パルス幅W1に対
応)で印加される。このため、ステップモータの界磁巻
線に生ずる誘導電圧が十分に上記更新時間t2でもって
立ち上がることから、この誘導電圧でもってステップ1
30の判定を行い、指針のストッパとの係合時に帰零位
置の調整及び駆動電圧の印加の停止を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はステップモータを指
針の駆動源として採用してなる車両用指示計器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両用指示計器では、ス
テップモータが、そのマグネットロータにより指針を回
動させて指示表示するようになっている。この指示計器
では、ステップモータのマグネットロータは、通常、多
極着磁型ロータであるのが通常であるから、ステップモ
ータに例えば正弦波状駆動電圧を与えた場合、マグネッ
トロータには複数の安定回転位置が存在する。
【0003】このため、ステップモータの回転軸に過負
荷が加わった場合に、当該ステップモータは容易に脱調
し、マグネットロータの回転位置が隣接の安定回転位置
にずれる。このような現象は、例えば、指示計器が車速
計の場合、その指示値を誤って示すことになるため、使
用上問題がある。
【0004】そこで、通常は、ステップモータへの電源
投入時や電源遮断時に、指針を零値よりも負側に向けて
回動するようにステップモータを駆動し、指針を目盛り
盤のストッパに当てて、一定の回転位置にてマグネット
ロータを停止させることで、指針の原点位置を出すよう
にして、脱調を調整するようにしている。
【0005】しかし、指針がストッパに当たった時点
で、ステップモータへの駆動電圧の印加を停止しない
と、指針が、小刻みに振れた状態となり、ストッパを繰
り返し叩く音を発生する。このため、指針がストッパに
当たった時点でマグネットロータの回転の停止を電気的
に検出してステップモータへの駆動電圧の印加を停止す
るようにしている。
【0006】例えば、指針がストッパに当たるまでは、
マグネットロータが回転しているため、ステップモータ
のステータの界磁巻線に誘導電圧が発生する。また、指
針がストッパに当たると、マグネットロータの回転が停
止するため、上記界磁巻線には誘導電圧は発生しない。
このような誘導電圧の差を利用してマグネットロータの
回転の停止を検出する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記指示計
器が車速計や回転計の場合、ステップモータには、車速
変動やエンジン回転数変動に追従できるだけの迅速な応
答性が要求されるため、ステップモータへ印加する駆動
電圧の更新時間を短くすることで、ステップモータの最
高回転速度を高めている。一般には、上記更新時間は
0.5ms乃至1.5msとなっている。
【0008】しかし、マグネットロータの回転位置の検
出が、この更新時間での駆動電圧に基づく誘導電圧の検
出で行われると、上記更新時間が短いために界磁巻線に
誘導される電圧が十分には立ち上がらず低い電圧に留ま
ることから、当該誘導電圧の検出が困難である。
【0009】そこで、本発明は、以上のようなことに着
目して、ステップモータを指針の駆動源として用いる車
両用指示計器において、指針に指示動作させるためにス
テップモータに印加する交流信号の更新時間を、指針の
帰零位置の検出時には長くしてステップモータの界磁巻
線の誘導電圧を適正に検出することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決にあた
り、請求項1に記載の発明に係る車両用指示計器は、ア
ナログ値を下限値から上限値にかけて円弧状に表示して
なるアナログ値表示部(11)を有する目盛り盤(10
a)と、目盛り盤の面に沿い回動するように支持された
指針(20)と、アナログ値表示部の下限値を特定する
帰零位置にて指針を停止させるストッパ手段(13)
と、交流信号の入力により励磁される界磁巻線(34
a、34b)を備えたステータ(30a)と、このステ
ータ内で同軸的に回転可能に支持されて界磁巻線の励磁
に応じて回転するマグネットロータ(30b)とを備
え、マグネットロータの回転に伴い指針を回動するステ
ップモータ(M)と、界磁巻線に更新時間毎に交流信号
を入力する入力手段(60a、60b、110、12
0、121、130、140)とを備える。
【0011】当該入力手段は、指針の帰零位置を調整す
るときには、交流信号を上記更新時間を長くして界磁巻
線に入力し、交流信号が零レベルを経た後界磁巻線に生
ずる誘導電圧が閾値に達したとき指針のストッパ手段に
よる停止に基づくマグネットロータの停止と判定し、交
流信号の界磁巻線への入力を停止する。
【0012】このように、針の帰零位置を調整するとき
には、交流信号の更新時間を通常駆動時よりも長くする
ので、指針がストッパ手段により停止されるときに界磁
巻線に生ずる誘導電圧を、通常駆動時の更新時間のとき
の誘導電圧よりも大きく立ち上げ得る。その結果、上記
閾値を大きくすることができ、指針のストッパ手段によ
る停止に基づくマグネットロータの停止を精度よく判定
でき、この判定により交流信号の界磁巻線への入力をタ
イミングよく停止できる。よって、指針の小刻みな振れ
等を招くことなく、指針の原点出しの調整を精度よく行
える。
【0013】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づき説明する。図1は、本発明に係る乗用車用指示
計器の一実施形態を示しており、この指示計器は、車速
計として、当該乗用車の車室内に設けたインストルメン
トパネルに配設されている。
【0015】この指示計器は、図1及び図2にて示すご
とく、計器板10を備えている。この計器板10は、図
1にて示すごとく、目盛り盤10aを備えており、この
目盛り盤10aには、車速を下限値(車速零km/h)
から上限値(車速180km/h)にかけて円弧状に表
示する車速表示部11が形成されている。
【0016】また、指示計器は、指針20、回動内機3
0及び配線板40を備えている。指針20は、その回動
基部21にて、後述する指針軸31の先端部に支持され
て目盛り盤10aの表面に沿い回動するようになってい
る。この指針20は、目盛り盤10aの円弧状車速表示
部11の全範囲に亘り回動するようになっており、当該
指針20は、その帰零位置にて、目盛り盤10aに設け
たストッパ13に係合するようになっている。ストッパ
13は、図1にて図示位置(上記帰零位置に対応する)
にて、目盛り盤10aにその表面側へ向け突出されてい
る。
【0017】回動内機30は、目盛り盤10aに対応す
る位置にて、計器板10の裏面側に設けた配線板40に
その裏面側から組み付けられている。回動内機30は、
指針軸31と、内機本体32とを備えている。内機本体
32は、2相式ステップモータM(図3及び図4参照)
及び減速歯車列(図示しない)を内蔵してなるもので、
この内機本体32は、ステップモータMの回転に伴う上
記減速歯車列の減速回転により、この減速歯車列の出力
段歯車と同軸的に支持した指針軸31を回動する。な
お、指針軸31は、配線板40及び目盛り盤10aの貫
通穴部12を通り回動可能に延出ている。
【0018】ステップモータMは、図3にて示すごと
く、ステータ30aと、マグネットロータ30bとを備
えている。ステータ30aは、ヨーク33と、両界磁巻
線34a、34bとを備えている。ヨーク33は、ポー
ル状の両磁極33a、33bを備えており、磁極33a
には界磁巻線34aが巻装され、磁極33bには界磁巻
線34bが巻装されている。
【0019】また、マグネットロータ30bは、ヨーク
33内にてこのヨーク33と同軸的にかつ回転可能に支
持されており、このマグネットロータ30bの外周面に
はその周方向に沿い、N極とS極とが交互に複数着磁し
て形成されている。なお、マグネットロータ30bは、
その回転に伴い、その外周面にて、そのN極及びS極又
は一方でもって、ヨーク33の各磁極33a、33bの
先端面に狭隙を介して対向するようになっている。
【0020】このように構成したステップモータMにお
いて、互いに位相を異にする各パルス状の交流の駆動電
圧(図6参照)が対応の各界磁巻線34a、34bに印
加されると、これら各界磁巻線34a、34bに流れる
電流により生ずる余弦波状磁束が互いに位相を異(例え
ば、90度)にして発生し、ヨーク33及びマグネット
ロータ30bの磁極を通り流れる。これにより、マグネ
ットロータ30bが回転する。
【0021】次に、ステップモータMのための電気回路
構成について図4を参照して説明する。マイクロコンピ
ュータ50は、図5にて示すフローチャートに従いコン
ピュータプログラムを実行し、この実行中において、車
速センサSの検出出力に応じて、両駆動回路60a、6
0bを介しステップモータMを駆動する処理を行う。な
お、マイクロコンピュータ50は、イグニッションスイ
ッチIGを介し、バッテリBaから給電されて作動す
る。また、上記コンピュータプログラムはマイクロコン
ピュータ50のROMに予め記憶されている。
【0022】車速センサSは、当該乗用車の車速を検出
する。各駆動回路60a、60bは、マイクロコンピュ
ータ50による制御のもと、ステップモータMの各界磁
巻線34a、34bに互いに位相を異にする各略正弦波
状の交流の駆動電圧を印加する。なお、本実施形態で
は、界磁巻線34aをA相界磁巻線といい、界磁巻線3
4bをB相界磁巻線という。これに伴い、界磁巻線34
aへの駆動電圧をA相駆動電圧といい、界磁巻線34b
への駆動電圧をB相駆動電圧という。また、ステップモ
ータMの通常時の駆動電圧の更新時間は図6にて示すご
とくt1(0.5ms乃至1.5msの範囲の時間)と
なっている。
【0023】ここで、駆動回路60aから界磁巻線34
aへの駆動電圧の印加は両切り替えスイッチ70、80
を介して行われる。両切り替えスイッチ70、80は、
それぞれ、マイクロコンピュータ50により共に切り替
え制御されるアナログスイッチからなるもので、切り替
えスイッチ70は、駆動回路60aの一側出力端子61
に接続した固定接点71と、開放状態に維持される固定
接点72と、界磁巻線34aの一側端子に接続した切り
替え接点73とを備えている。また、切り替えスイッチ
80は、駆動回路60aの他側出力端子62に接続した
固定接点81と、マイクロコンピュータ50の入力ポー
ト51に接続した固定接点82と、界磁巻線34aの他
側端子に接続した切り替え接点83とを備えている。
【0024】これにより、これら両切り替えスイッチ7
0、80においては、切り替え接点73が固定接点71
へ投入(以下、第1投入状態という)されるとともに切
り替え接点83が固定接点81に投入(以下、第1投入
状態という)されているとき、駆動回路60aはその出
力電圧を界磁巻線34aに印加する。また、切り替え接
点73が固定接点72へ切り替え投入(以下、第2投入
状態という)されるとともに切り替え接点83が固定接
点82に切り替え投入(以下、第2投入状態という)さ
れると、界磁巻線34aは、駆動回路60aの出力電圧
から遮断されるとともに、このときの界磁巻線34aの
端子電圧が、切り替えスイッチ80の切り替え接点83
及び固定接点82を通してマイクロコンピュータ50の
入力ポート51に入力される。
【0025】このように構成した本実施形態において、
当該乗用車がイグニッションスイッチIGのオンのもと
走行状態におかれるものとする。そして、マイクロコン
ピュータ50がイグニッションスイッチIGのオンによ
りバッテリBaから給電されて作動すると、当該マイク
ロコンピュータ50は、図5のフローチャートに従いコ
ンピュータプログラムの実行を開始する。
【0026】これに伴い、ステップ100において、両
切り替えスイッチ70、80を共に第1投入状態に切り
替える処理がなされる。これにより、両切り替えスイッ
チ70、80がマイクロコンピュータ50により第1投
入状態に共に切り替えられて駆動回路60aを界磁巻線
34aに接続する。
【0027】ついで、ステップ110において、A相及
びB相の各略正弦波状の交流の駆動電圧(図7参照)を
パルス幅W2(更新時間t2に対応する)にて各駆動回
路60a、60bへ出力する処理がなされる。これに伴
い、駆動回路60aは、マイクロコンピュータ50から
のA相駆動電圧を両切り替えスイッチ70、80を介し
界磁巻線34aに印加するとともに、駆動回路60b
は、マイクロコンピュータ50からのB相駆動電圧を界
磁巻線34bに印加する。ここで、パルス幅W2は更新
時間t2は、後述する更新時間t1(0.5ms乃至
1.5msの範囲の時間)の2倍に相当する(図7参
照)。
【0028】上述のように駆動電圧の印加がなされる
と、マグネットロータ30bが回転する。ここで、界磁
巻線34aにはA相駆動電圧に基づく電流が流れて誘導
電圧が発生し、また、界磁巻線34bにはB相駆動電圧
に基づく電流が流れて誘導電圧が発生する。これら両誘
導電圧は、その位相の変化に応じて、互いに異なるレベ
ルにて変化しつつ発生する。
【0029】上記ステップモータMの回転に伴い、回動
内機30は、マグネットロータ30bの回転に応じて指
針軸31を介し指針20を回動するが、この指針20の
回動、即ち指示値の更新は、上記更新時間t2でもって
なされる。なお、指針20の回動角とA相及びB相の各
駆動電圧の位相との関係は、互いに一義的に定められて
いる。
【0030】このような状態において、ステップ120
にてA相駆動電圧が零レベルか否かが判定される。A相
駆動電圧が零レベルでなければ、ステップ120におけ
る判定がNOとなり、ステップ121において、ステッ
プ110での両駆動電圧の出力処理が継続処理される。
このため、両駆動回路60a、60bは、マイクロコン
ピュータ50からのA相及びB相の両駆動電圧に基づき
その位相差に応じてステップモータMを回転させる。従
って、指針20の回動が継続される。
【0031】一方、上記ステップ120における判定が
YESとなるときには、A相駆動電圧が零レベルにある
ことから、ステップ122において、両切り替えスイッ
チ70、80が第2投入状態に切り替え処理される。こ
のため、両切り替えスイッチ70、80はマイクロコン
ピュータ50により第2投入状態に切り替えられる。
【0032】これにより、界磁巻線34aは、その一側
端子にて、切り替え接点73の固定接点72への投入に
より、開放状態におかれ、その他側端子にて、切り替え
接点83の固定接点82への投入により、マイクロコン
ピュータ50の入力ポート51に接続される。また、両
切り替えスイッチ70、80の第2投入状態への切り替
え時に、界磁巻線34aにおいてマグネットロータ30
bの回転に応じて生ずる誘導電圧が入力ポート51を介
しステップ123にてマイクロコンピュータ50に入力
される。
【0033】これに伴い、ステップ130において、ス
テップ123での誘導電圧が閾値電圧以上か否かにつき
判定される。本実施形態では、当該閾値電圧は、所定電
圧(約0.5V)に設定されている。この所定電圧は、
上記パルス幅W2に対応する更新時間t2が、通常駆動
時の更新時間t1の2倍と長いこととの関係で設定され
ている。
【0034】このような状態で、両ステップ130、1
23の処理の繰り返し中において、誘導電圧が閾値電圧
以上になると、ステップ130における判定がYESと
なり、ステップ131にて指針20が帰零位置にてスト
ッパ13に係合したと判定し、ステップ132にてパル
ス幅W2の両駆動電圧の出力が停止される。
【0035】この場合、上述のごとく更新時間t2が通
常よりも長いために誘導電圧が図8にて符号ΔV2によ
り示すごとく、通常駆動時の更新時間t1の時の誘導電
圧(図9にて符号ΔV1参照)よりも高く立ち上がるた
め、ステップ130でのYESとの判定が精度よく適正
になされ得る。よって、指針20のストッパ13との係
合によるステップモータMの回転位置の原点出し(帰零
位置への指針20の指示位置の調整)が精度よく行われ
るのは勿論のこと、ステップ132での駆動電圧の停止
もタイミングよく指針20のストッパ13との係合とほ
ぼ同時に行われるので、指針20のストッパ13との係
合時に生じがちな小刻みな振れが生ずることもない。
【0036】上述のようにステップ132の処理が終了
すると、イグニッションスイッチIGがオフでなけれ
ば、ステップ150における判定がNOとなり、ステッ
プ140において、両切り替えスイッチ70、80の第
1投入状態への切り替え処理がなされる。これに伴い、
駆動回路60aから界磁巻線34aへA相駆動電圧(図
6参照)がパルス幅W1(更新時間t1に対応)にて印
加され、駆動回路60bから界磁巻線34bへB相駆動
電圧(図6参照)がパルス幅W1(更新時間t1に対
応)にて印加される。
【0037】これに伴い、ステップモータMは、更新時
間t1にて更新される両駆動電圧に基づき回転するが、
当該更新時間t1は、上述のごとく短いため、指針20
の指示値は迅速に更新される。なお、ステップ150に
おける判定がYESとなれば、マイクロコンピュータ5
0の処理が終了する。このとき、両駆動電圧60a、6
0bはその出力を終了する。
【0038】なお、本発明の実施にあたり、ステップモ
ータMの界磁巻線に印加する駆動電圧は、台形波状電圧
等の交流信号であればよい。
【0039】また、本発明の実施にあたり、上記実施形
態にて述べたように目盛り盤10aにストッパ13を設
けるのではなく、指針軸31の中間部位に当該ストッパ
13を設けるとともに、配線板40その他の静止部材に
ストッパ13と係合可能に腕を設けて、指針20が帰零
位置に達したときストッパ13を上記腕に係合させるよ
うにして、指針20の回動を停止するようにしてもよ
い。
【0040】また、本発明の実施にあたり、指示計器
は、車速を指示するものに限ることなく、乗用車のエン
ジンの回転数や燃料の残量等のアナログ値を指示するも
のであってもよい。
【0041】また、本発明の実施にあたり、乗用車用指
示計器に限ることなく、バス、トラックや自動二輪車等
の各種車両用指示計器その他各種の指示計器に本発明を
適用して実施してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る乗用車用指示計器の一実施形態を
示す正面図である。
【図2】図1の指示計器の部分断面図である。
【図3】図2の回動内機に内蔵したステップモータの模
式的断面図である。
【図4】図3のステップモータのための電気回路構成図
である。
【図5】図4のマイクロコンピュータの作用を示すフロ
ーチャートである。
【図6】上記ステップモータへ通常駆動時に印加する各
駆動電圧波形を示すタイミングチャートである。
【図7】上記ステップモータへ帰零位置調整時に印加す
る各駆動電圧波形を示すタイミングチャートである。
【図8】指針の帰零位置調整時の誘導電圧波形を示すタ
イミングチャートである。
【図9】指針の通常指示時の誘導電圧波形を示すタイミ
ングチャートである。
【符号の説明】
10a…目盛り盤、11…車速表示部、13…ストッ
パ、20…指針、30a…ステータ、30b…マグネッ
トロータ、34a、34b…界磁巻線、50…マイクロ
コンピュータ、60a、60b…駆動回路、70、80
…切り替えスイッチ、M…ステップモータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ値を下限値から上限値にかけて
    円弧状に表示してなるアナログ値表示部(11)を有す
    る目盛り盤(10a)と、 前記目盛り盤の面に沿い回動するように支持された指針
    (20)と、 前記アナログ値表示部の前記下限値を特定する帰零位置
    にて前記指針を停止させるストッパ手段(13)と、 交流信号の入力により励磁される界磁巻線(34a、3
    4b)を備えたステータ(30a)と、このステータ内
    で同軸的に回転可能に支持されて前記界磁巻線の励磁に
    応じて回転するマグネットロータ(30b)とを備え、
    前記マグネットロータの回転に伴い前記指針を回動する
    ステップモータ(M)と、 前記界磁巻線に更新時間毎に前記交流信号を入力する入
    力手段(60a、60b、110、120、121、1
    30、140)とを備え、 この入力手段は、前記指針の帰零位置を調整するときに
    は、前記交流信号を上記更新時間を長くして前記界磁巻
    線に入力し、前記交流信号が零レベルを経た後前記界磁
    巻線に生ずる誘導電圧が閾値に達したとき前記指針の前
    記ストッパ手段による停止に基づく前記マグネットロー
    タの停止と判定し、前記交流信号の前記界磁巻線への入
    力を停止するようにした車両用指示計器。
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