JP2001347583A - 積層板 - Google Patents

積層板

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JP2001347583A
JP2001347583A JP2000169855A JP2000169855A JP2001347583A JP 2001347583 A JP2001347583 A JP 2001347583A JP 2000169855 A JP2000169855 A JP 2000169855A JP 2000169855 A JP2000169855 A JP 2000169855A JP 2001347583 A JP2001347583 A JP 2001347583A
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JP
Japan
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substrate
laminate
decorative material
laminated sheet
shaped
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000169855A
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English (en)
Inventor
Kenji Fujimoto
健次 藤本
Mamoru Moriya
守 守屋
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Sekisui Jushi Plametal Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Plametal Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】基板に化粧材が貼着されてなる積層板に関し、
カバー材が不要で、端面の基板が確実に隠蔽される積層
板を提供する。 【解決手段】基板1の少なくとも一面に化粧材2が貼着
されてなる積層板において、この積層板の端部にW字状
の切り欠き部を形成し、この切り欠き部に形成された2
箇所のV字状の溝の底部をそれぞれ直角に屈曲すること
により積層板の縁部に二重部が形成されたもので、積層
板の端部に基板が露出されず、カバー材などの余分な部
材が不要で、端部において基板が確実に隠蔽される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板に化粧材が貼
着されてなる積層板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、基板の一面或いは両面に化粧材が
貼着された積層板が天井板、内壁材、又は外壁材として
用いられていた。この積層板においては、化粧材が貼着
された面は堅牢で耐久性に優れるものの、端面からの水
などの滲入により、化粧材が基板から剥がれやすいとい
う問題があり、積層板の縁部に弾性合成樹脂から製せら
れた断面コ字形のカバー材を被せたものが知られてい
る。又、積層板の端部の基板を削除し化粧材を折曲して
基板の端面に化粧材を添着させるという端面の処理を施
された積層板が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の如
き、縁部にカバー材が被せられた積層板においては、カ
バー材を被せるのに手間がかかり、カバー材が積層板の
表面から見えるという問題があった。又、積層板の端部
の基板を削除し化粧材を折曲して基板の端面に化粧材を
添着させるという端面の処理を施された積層板に於いて
は、化粧材のスプリングバックにより化粧材が端面から
剥がれやすいという問題があった。
【0004】そこで本発明者は従来の欠点に鑑み鋭意研
究の結果、カバー材が不要で、端面の基板が確実に隠蔽
される積層板を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1記載の積
層板は、基板の少なくとも一面に化粧材が貼着されてな
る積層板において、この積層板の端部にW字状の切り欠
き部を形成し、この切り欠き部に形成された2箇所のV
字状の溝の底部をそれぞれ直角に屈曲することにより積
層板の縁部に二重部が形成されたもので、積層板の端部
に基板が露出されず、カバー材などの余分な部材が不要
で、端部において基板が確実に隠蔽される。
【0006】又、本発明請求項2記載の積層板は、基板
の少なくとも一面に化粧材が貼着されてなる積層板にお
いて、この積層板の端部にW字状で、底部が凹溝となさ
れた切り欠き部を形成し、この切り欠き部に形成された
2箇所の凹溝の底部をそれぞれ直角に屈曲することによ
り積層板の縁部に二重部が形成されたもので、切り欠き
部の底部に凹溝が形成されているので、V字状の溝の底
部が折曲されたときに底部の相対する側壁が互いに衝接
しない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に付いて説明する。図1は本発明積層板の実施形態の一
例を示す断面図である。図面において1は基板であり、
この基板1の両面に化粧材2が貼着されて積層板となさ
れている。基板1はポリエチレンやポリプロピレン、A
BS樹脂、ポリ塩化ビニル等の熱可塑性合成樹脂から一
般には好適に作製されるが、これに限るものではなく、
木板やボール紙等適宜材料から作製される。化粧材2は
アルミニウム合金、銅、ステンレススチール等の金属箔
や、化粧クロスなどのシートが用いられる。
【0008】図2は本発明積層板の端部を折曲する前の
一例を示す断面図である。3は切り欠き部であり、積層
板の端部に平行に2本のV字状の溝が形成されてW字状
の切り欠き部3となされている。この切り欠き部3の底
部に凹溝4が形成されている。この凹溝4はV字状の溝
の底部が折曲されたときに底部の相対する側壁が互いに
衝接しないように設けられている。
【0009】積層板は端部が180°折曲されて、先端
が積層板の裏面に当接されている。積層板の端部がこの
ように折曲されることにより、積層板の端部に基板1が
露出されることがなく、積層板の基板1と化粧材2の間
から水などが滲入することがない。又、積層板の端部が
二重となされ、二重部が形成されることにより、積層板
の曲げ強度が高められる。
【0010】
【発明の効果】上述の如く、本発明請求項1記載の積層
板は、基板の少なくとも一面に化粧材が貼着されてなる
積層板において、この積層板の端部にW字状の切り欠き
部を形成し、この切り欠き部に形成された2箇所のV字
状の溝の底部をそれぞれ直角に屈曲することにより積層
板の縁部に二重部が形成されたもので、積層板の端部に
基板が露出されず、カバー材などの余分な部材が不要
で、端部において基板が確実に隠蔽されるので、積層板
の基板と化粧材の間から水などが滲入することがない。
又、積層板の端部が二重となされ、二重部が形成される
ことにより、積層板の曲げ強度が高められる。
【0011】又、本発明請求項2記載の積層板は、基板
の少なくとも一面に化粧材が貼着されてなる積層板にお
いて、この積層板の端部にW字状で、底部が凹溝となさ
れた切り欠き部を形成し、この切り欠き部に形成された
2箇所の凹溝の底部をそれぞれ直角に屈曲することによ
り積層板の縁部に二重部が形成されたもので、切り欠き
部の底部に凹溝が形成されているので、V字状の溝の底
部が折曲されたときに底部の相対する側壁が互いに衝接
しないので、化粧材の一点に引っ張り応力が集中するこ
とがなく、化粧材の亀裂を防ぐことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明積層板の実施形態の一例を示す断面図で
ある。
【図2】本発明積層板の端部折曲前の一例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 基板 2 化粧材 3 切り欠き部 4 凹溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E110 AB03 AB04 AB22 AB23 AB33 BA03 BA12 GA32W GA33Z GA42W GB03W GB06W GB07W GB42W GB42Z GB43Z GB46Z 4F100 AR00B AR00C AT00A BA03 BA06 DB15 EJ28 EJ30 GB08 JL02 JL05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の少なくとも一面に化粧材が貼着さ
    れてなる積層板において、この積層板の端部にW字状の
    切り欠き部を形成し、この切り欠き部に形成された2箇
    所のV字状の溝の底部をそれぞれ直角に屈曲することに
    より積層板の縁部に二重部が形成されたことを特徴とす
    る積層板。
  2. 【請求項2】 基板の少なくとも一面に化粧材が貼着さ
    れてなる積層板において、この積層板の端部にW字状
    で、底部が凹溝となされた切り欠き部を形成し、この切
    り欠き部に形成された2箇所の凹溝の底部をそれぞれ直
    角に屈曲することにより積層板の縁部に二重部が形成さ
    れたことを特徴とする積層板。
JP2000169855A 2000-06-07 2000-06-07 積層板 Pending JP2001347583A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009090562A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Sekisui Jushi Plametal Corp 複合板
JP2012000912A (ja) * 2010-06-18 2012-01-05 Sekisui Jushi Co Ltd 積層板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009090562A (ja) * 2007-10-10 2009-04-30 Sekisui Jushi Plametal Corp 複合板
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