JP3360209B2 - 建具部材 - Google Patents

建具部材

Info

Publication number
JP3360209B2
JP3360209B2 JP26152299A JP26152299A JP3360209B2 JP 3360209 B2 JP3360209 B2 JP 3360209B2 JP 26152299 A JP26152299 A JP 26152299A JP 26152299 A JP26152299 A JP 26152299A JP 3360209 B2 JP3360209 B2 JP 3360209B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
groove
notch groove
bending
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP26152299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001082043A (ja
Inventor
和宏 里村
Original Assignee
アサヒドアー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アサヒドアー株式会社 filed Critical アサヒドアー株式会社
Priority to JP26152299A priority Critical patent/JP3360209B2/ja
Publication of JP2001082043A publication Critical patent/JP2001082043A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3360209B2 publication Critical patent/JP3360209B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物のドアやクローゼ
ット或いは本箱等の建具に使用される部材に関するもの
で、特に板状部材とその周縁部に装着される枠材をから
なり且つ角部に曲面を有する建具部材に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種建具部材の構造は、図12
に扉の場合の一例を示している様に、左右及び上下一対
の框材或いは縁材と呼ばれる枠材1の夫々の対向面とな
る内側面1aに板状部材挿入用の凹溝2が形成され、該
凹溝2内に板状部材6が挿入配置され、又、枠材1の外
側面1bの角部3には意匠的観点から曲面が形成された
構造のものが多い。
【0003】係る従来の建具において、枠材1は一木材
又は薄板を積層して接着した重合板或いは木粉と樹脂と
を接着剤と共に混練して固化した合成木材等から形成さ
れ、板状部材6は、化粧板或いは硝子板等で形成されて
おり、該板状部材6は、前記枠材1の凹溝2内に挿入さ
れて接着剤を用いて固着されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述の通
り、前記枠材1の角部を曲面3に形成して意匠的美観を
持たせたりする場合が多いが、細長い枠材の加工は手間
の掛かる作業であった。
【0005】そこで、簡便な手段で枠材の曲面形成が行
える方策が要求されており、本発明は、この要求に応え
るものであって、簡便な手段で枠材の曲面形成が行える
様にした枠材の構造及び該枠材を用いた建具部材の提供
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、係る観点のも
とになされたものであって、大きくは3つの方式に大別
される。先ず、第一の方式は、建具部材の辺部に容易に
曲面を形成するものであって、枠材は、その内面側に長
手方向に沿って形成された2条の平行な折曲用切欠溝を
有し、該切欠溝内に接着性充填材を充填し、該枠材を、
前記切欠溝に沿って折り曲げて板状部材の周縁部を抱き
込む様に該周縁部に固着する様にしたものであり、枠材
を折り曲げによって枠材外面に曲面が形成される様にし
たものである。
【0007】次に、第二の方式は、建具部材の隅部に容
易に曲面を形成するものであって、枠材は、その内面側
に長手方向に沿って形成された板状部材挿入用の凹溝
と、その内面側の適所を幅方向に切削して形成された折
曲用切欠溝とを有しており、該切欠溝内に接着性充填材
を充填し、該切欠溝が前記板状部材の角部に位置する様
に前記枠材を配置して前記板状部材の周縁部を前記枠材
の凹溝内に挿入すると共に、前記折曲用切欠溝に沿って
該枠材を折り曲げて前記板状部材の角部部分における枠
材を連続一体化させてなるものである。
【0008】本発明の第三の方式は、枠材を使用せず、
本体部材である板状部材のみによって周縁部に曲面を形
成する様にしたものであり、本体となる板状部材の適所
に、その長手方向又は幅方向と平行に折曲用切欠溝を形
成すると共に該切欠溝内に櫛歯状の補強突起を該溝方向
に沿って形成し、該切欠溝内に接着性充填材を充填して
該切欠溝に沿って折り曲げて前記板状部材を重合する事
により、折曲用でもって縁部に曲面を形成する様にした
ものである。
【0009】
【発明の実施の態様】以下に本発明の建具部材の実施例
について図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発
明の第一の方式で使用する枠材の一例を示す断面概念図
であり、枠材1には、その長手方向に平行に2条の折曲
用切欠溝7が形成されており、該切欠溝7内には、複数
の補強突起8が溝方向と平行に形成されている。この補
強突起8は、溝中央部に位置する中央突起8aよりも溝
の両側に位置する側方突起8bの方の高さが高くなる様
に成形されている。又、該切欠溝の底部の板厚tは、枠
材1を該切欠溝に沿って直角に折り曲げても破断しない
程度の肉厚に形成されている。
【0010】次に図2は、図1の枠材1を、本体部材で
ある板状部材6の周縁部に装着した状態を示す断面概念
図であり、該枠材1は、前記2条の折曲用切欠溝7の部
分で前記板状部材6の周縁部を抱き込む様に折り曲げら
れて板状部材6に装着されている。尚、前記枠材1の折
曲用切欠溝7内には、板状部材6への装着に先立って接
着性を有する充填材9が充填されており、これにより、
該折曲用切欠溝7における空隙の発生を防止すると共
に、折曲加工後の板状部材6と枠材1との該切欠溝での
接着を強固なものにしている。尚、板状部材6と枠材1
とが面する板状部材6の表裏面部6a,6b及び端面6
cの部分には、該板状部材6又は枠材1の該当部分に接
着剤を事前に塗布しておく事はいうまでもない。この様
にして板状部材6の周縁所要部に枠材1を装着した後、
枠材1の表裏面(図中上下面)及び端面(図中右側)か
ら加圧力が作用する様に拘束し、常法に従って接着剤の
乾燥を行う事により、建具部材の製作を完了する。
【0011】ここで、前記折曲用切欠溝7は、板状部材
6の周縁角部を巻き込む様に位置しているから、該切欠
溝内の補強突起8は、前述の通り、中央部に位置してい
る部分8aは板状部材6の稜線部に接触しない様に両側
部の突起8bに比して高さが低く形成されている。又、
枠材の折曲部には曲げ応力が集中しているので、経時劣
化によって該折曲部にひび割れが発生する虞れがあるの
で、これを防止するため該切欠溝7内には接着性を有す
る充填材9が充填されており、該充填材9の接着力によ
って各補強突起8が強固に保持されている。又、枠材1
の表面に、ビニール樹脂等の化粧シート15を貼着する
方式は、前記折曲用切欠溝7での経時劣化による割れ防
止に一層有効である。
【0012】次に、図3,図4は、本発明の第一の方式
の変形例を示すものであり、図3は枠材1の要部断面
図、図4は、図3の枠材を板状部材6に装着した状態を
示す断面概念図であって、図1,2と同一構成は同一符
号を付して詳細な説明を省略する。本例では、図3に示
す様に、枠材1の折曲用切欠溝7の両側部には、枠材を
折り曲げた際に当接する様に、約45°の傾斜面10
a,10bが形成されており、該傾斜面の対応位置に
は、互いに係合可能に突起16aと凹部16bとが形成
されている。
【0013】 この枠材1を、図2の説明で述べたと同
様の要領で折り曲げて板状部材6の所要周縁部に装着す
ると、前記傾斜面10a,10bは当接して互いに支持
しあう関係となるので、図1,2に示した例に比して折
り曲げた後の前記切欠溝7の強度が向上する事になる。
尚、前記傾斜面の内の一方の傾斜面10aには突起16
aを形成し、他方の傾斜面10bの対応位置には凹部1
6bを形成し、両傾斜面の当接時に該凸部16aと凹部
16bとが係合する様にしておけば、枠材1の折曲加工
時の位置決めが容易となる。この位置決め用凸部及び凹
部は必須ではないが、位置決めを確実にするには好まし
い態様である。又、この凸部及び凹部は、ピン状突起と
該ピン状突起に適応する凹孔との組合せ或いは線状凸部
とスリット状の凹部等、その組合せは任意である。
【0014】尚、図4のA部に示す様に、折り曲げ用溝
部7’内には前述の補強突起8を省略する方式も採用可
能であり、この方式は、前述の図1,2に示した例にお
いても同様である。即ち、前記折り曲げ用溝部内に充填
する接着性充填材9として適度の固さと強度を有するも
のを選択すれば、前述の補強突起8を省略する事も可能
となる。
【0015】次に図5は、上記第一の方式の他の変形例
を示すものであり、ハニカム状芯材5の両面に一対の平
板4,4’を接着し、前記ハニカム状芯材5の周縁部に
中実芯材6aが挿入固着されてなるハニカム構造物を板
状部材6として用いており、又、枠材1は、該ハニカム
構造物の周縁部を幅広く覆う様に前記折曲用切欠溝7の
部分で折り曲げられて前記ハニカム構造物と一体化され
たものである。
【0016】又、該枠材1の肉厚自体は比較的薄く形成
され、その表面には意匠面としての意匠用表面シート1
5が貼着されると共に意匠的な美観を供する目的で凹部
21や凸部22が形成されており、更に先端部1aは次
第に厚さが薄くなる様な傾斜面が形成されている。即
ち、該枠材1自体には強度部材としての機能よりも、稜
線部を曲面に形成すると共に、外観の美観に重点をおい
たものである。従って、板状部材6の端部強度は、前記
中実芯材6aが担っている。
【0017】 次に、図6〜9は、本発明の第二の方式
を示す概念図であり、図6は、この第二の方式で用いる
枠材の要部概略断面図、図7は図6のイ−イ概略断面
図、図8は図6のロ−ロ概略断面図であり、図9は、図
6〜8に示した枠材を板状部材に装着した状態の板状部
材の角部の概略図である。これらの図において、枠材1
には板状部材6が挿入される板状部材挿入用の凹溝2
が、該枠材1の長手方向に沿って形成されており、該枠
材1は板状部材6の周縁部に嵌め込む構造となってい
る。この枠材1には、その幅方向(前記凹溝2と直交す
る方向)に折曲用切欠溝11が形成され、該切欠溝内に
は櫛歯状の補強突起12が適当数12a,12b形成さ
れている。又、該切欠溝11の両側部には、約45°の
角度の傾斜面10a,10bが形成されている。
【0018】係る枠材1を板状部材6に装着する場合に
は、先ず、前記折曲用切欠溝11内に接着性を有する充
填材9を充填すると共に、板状部材挿入用凹溝2内の各
内面又は板状部材6の該枠材装着部に接着剤を塗布した
後、該枠材1の前記折曲用切欠溝11が板状部材6の角
部に位置する様に配置し、該折曲用切欠溝11を挟んだ
一方の部分1Aの前記凹溝2内に板状部材6の周縁部6
Aを挿入し、続いて前記折曲用切欠溝11の部分で該枠
材1の傾斜面10a,10bが当接する様に直角に折り
曲げると共に、枠材1の他方の部分1Bの前記凹溝2内
に該板状部材6の他の周縁部6Bを挿入する。この状態
で該枠材1と板状部材6とを拘束して常法に従って乾燥
させて接着を完了する。
【0019】この場合も、折曲用切欠溝11内の補強突
起12の寸法は、該突起が板状部材6の角部と接触しな
い様に、前述の場合と同様に中央部の突起12aは外側
の突起12bよりも高さを低く設定している。
【0020】次に、図10,11は、本発明の第三の方
式を示すものであり、前記第一方式及び第二方式では枠
材と板状部材との2つの部品が必要であったが、本方式
ではこれらを1つに纏めたものである。即ち、図10
は、第三方式で使用する板状部材20の要部断面図を示
しており、該板状部材20には、その長手方向又は幅方
向のいずれか一方と平行に折曲用切欠溝17が形成さ
れ、該切欠溝17内には前述の場合と同様に補強突起1
8が該溝方向と平行に複数条形成されている。この突起
は、中央の突起18cが最も高く、両側部にいくに従っ
て高さが低くなる様に側部突起18a,18bが形成さ
れている。又、板状部材20の適所には、該折曲用切欠
溝17に対して対称な位置に、位置決め用凸部19aと
凹部19bとが形成されている。
【0021】 この板状部材20の前記折曲用切欠溝1
7内に、前述の場合と同様に接着性を有する充填材9を
充填し、板状部材20の内面側に接着材を塗布し、これ
を前記折曲用切欠溝17の部分で該溝に沿って折り曲
げ、前記位置決め用凸部19aと凹部19bとを係合さ
せて位置決めをなし、該折曲用切欠溝17の両側の板状
部材を重ね合わせる様にすると、前記折曲用切欠溝17
の部分の外面には曲面が形成され、この曲面部が前述の
図1,2に示した曲面部を形成する枠材の代わりをなす
事になる。この様にして重合した板状部材20を拘束し
て常法により接着剤の乾燥固化を行って建具部材の製作
を完了する。
【0022】この第三の方式では、板状部材20に折曲
用切欠溝17を形成するだけで、前述の枠材1の成形加
工を省略する事が可能となるので、建具部材の成形が一
層容易となる。
【0023】以上の説明において、前記折曲用切欠溝内
に充填する接着性を有する充填材としては、従来の木工
用接着剤の他、木材のヒビ割れ補修等に使用されるエポ
キシ系の充填材が使用可能であり、本発明においては、
この充填材の選択は任意である。
【0024】又、上述した第一方式又は第二方式による
枠材と板状部材との組合せによる建具部材において、板
状部材の4辺の全てを本発明方式によって組み立てる事
も可能であるが、枠材を必要とする辺部のみに本発明を
適用したり、或いは、従来の枠材と板状部材の装着方式
との組合せであっても本発明方式を逸脱するものではな
い。又、板状部材とは別体の枠材を用いない第三方式に
おいても、建具部材の一辺を第三方式によって形成し、
他の辺は、第一方式又は第二方式或いは従来の方式によ
り枠材を装着する方式も可能である事は言うまでもな
い。
【0025】又、本発明に係る建具部材の用途として
は、クローゼット,本箱,食器棚,飾り棚等の扉や家屋
の仕切りドアや入口ドアが代表的なものであるが、外枠
を有する建具であれば、本発明を適用できる事はいうま
でもない。
【0026】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明に係る第一の
方式によれば、枠材の長手方向に沿って2条の平行な折
曲用切欠溝を形成し、該枠材を板状部材の周縁に沿わせ
て、これを抱き込む様に前記2つの折曲用切欠溝に沿っ
て該枠材を折り曲げる様にしているので、建具部材の周
縁部に長手方向に沿った曲面を容易に形成できる事にな
り、しかも、枠材自体には単に直線状の溝加工のみを施
せば良く、煩雑な曲面加工が不要となるので長手方向の
曲面を有する建具部材の製作が極めて容易となって、製
作費の低減が可能となる。
【0027】又、本発明に係る第二方式によれば、枠材
の長手方向に板状部材挿入用の凹溝を形成すると共に適
所に幅方向の折曲用切欠溝を形成し、板状部材の角部と
前記折曲用切欠溝との位置を一致させて前記板状部材挿
入用凹溝内に板状部材を挿入すると共に、板状部材の角
部を前記枠材の折曲用切欠溝で形成する様にしているの
で、ドア部材等の隅部に曲面を有する建具部材の製作
が、板状部材に格別な加工を施す事なく容易に行える様
になる。
【0028】又、本発明の第三の方式は、広幅の板状部
材自体に折曲用切欠溝を形成し、該折曲用切欠溝に沿っ
て板状部材を折り曲げて重ね合わせて建具部材を形成す
る様にしているので、枠材自体の成形加工が不要になる
と共に、辺部に曲面を容易に形成する事が可能となる。
特に、長手方向に曲面を有する煩雑な枠材の加工が不要
になると共に、板状部材に必要な加工も単純な直線状の
溝加工のみであるから製作工程の大幅な短縮が可能とな
る。
【0029】更に、ドア部材の如く板厚の厚い建具部材
の場合には、従来は、その板厚に合った大きな枠材の製
作が必要であったが、本発明においては、板厚に合わせ
て折曲用切欠溝の幅を設定するのみであるから、各種建
具における板厚の設定も容易となり、建具設計の自由度
が大きくなる効果も期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の方式で使用する枠材の一例を示
す要部概略断面図である。
【図2】図1の枠材を用いた建具部材の要部断面概念図
である。
【図3】本発明の第一の方式で使用する枠材の他の例を
示す要部概略断面図である。
【図4】図3の枠材を用いた建具部材の要部断面概念図
である。
【図5】本発明の第一の方式での他の例を示す要部概略
断面図である。
【図6】本発明の第二の方式で使用する枠材の一例を示
す要部概略断面図である。
【図7】図6のイ−イ断面概略図である。
【図8】図6のロ−ロ断面概略図である。
【図9】図6の枠材を用いた建具部材の要部断面概念図
である。
【図10】本発明の第三の方式で使用する板状部材の一
例を示す要部概略断面図である。
【図11】図10に示した板状部材を用いた建具部材の
要部断面概念図である。
【図12】従来の建具部材の要部断面概念図である。
【符号の説明】
1 枠材 2 板状部材挿入用の凹溝 3 枠材の曲面部 4 平板 5 ハニカム状芯材 6,20 板状部材 7,7’11,17 折曲用切欠溝 8,12,18 補強突起 9 接着性充填材 10 傾斜面 15 意匠用表面シート 16a,19a 位置決め用凸部 16b,19b 位置決め用凹部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 3/70 - 3/88 B27M 3/00 B27M 1/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状部材と、その周縁部に装着される枠
    材とを有する建具部材であって、前記枠材は、その内面
    側に長手方向に沿って形成された2条の平行な折曲用切
    欠溝を有し、該切欠溝内に接着性充填材を充填し、該枠
    材を、該切欠溝に沿って折り曲げて前記板状部材の周縁
    部を抱き込む様に該周縁部に固着してなる建具部材にお
    いて、 前記折曲用切欠溝内に、該溝方向に沿って平行に形成さ
    れた櫛歯状の補強突起は、中央部に位置する突起を両側
    部に位置する突起よりも、その高さを低く形成してなる
    事を特徴とする建具部材
  2. 【請求項2】 板状部材と、その周縁部に装着される枠
    材とを有する建具部材であって、前記枠材は、その内面
    側に長手方向に沿って形成された前記板状部材挿入用の
    凹溝と、その内面側の適所を幅方向に切削して形成され
    た折曲用切欠溝とを有し、該切欠溝内に接着性充填材を
    充填し、該切欠溝が前記板状部材の角部に位置する様に
    前記枠材を配置して該板状部材の周縁部を前記枠材の挿
    入用凹溝内に挿入すると共に、前記折曲用切欠溝に沿っ
    て該枠材を折り曲げて前記板状部材の角部部分における
    枠材を連続一体化させてなる建具部材において、 前記折曲用切欠溝内に、該溝方向に沿って平行に形成さ
    れた櫛歯状の補強突起は、中央部に位置する突起を両側
    部に位置する突起よりも、その高さを低く形成してなる
    事を特徴とする建具部材
  3. 【請求項3】 前記枠材の折曲用切欠溝の両側部に、該
    切欠溝に沿って該枠材を折り曲げた際に互いに当接する
    様に約45°の傾斜面を形成してなる請求項1又は請求
    項2に記載の建具部材
  4. 【請求項4】 前記傾斜面の一方に凸部を、他方には凹
    部を形成し、前記折曲用切欠溝に沿って前記枠材を折り
    曲げて前記傾斜面を当接させた際に、前記凸部を前記凹
    部に係合させる事により該傾斜面の位置決めを行う様に
    してなる請求項3に記載の建具部材
  5. 【請求項5】 前記板状部材が、ハニカム状芯材の両面
    に一対の平板を接着してなり、前記ハニカム状芯材の周
    縁部に中実芯材が固着されてなるハニカム構造物である
    請求項1乃至4のいずれかに記載の建具部材
  6. 【請求項6】 前記枠材の外面に意匠用凹凸が形成され
    てなる請求項1乃至5のいずれかに記載の建具部材
  7. 【請求項7】 板状部材を重合わせてなる建具部材であ
    って、前記板状部材の適所に、その長手方向又は幅方向
    と平行に折曲用切欠溝を形成すると共に該切欠溝内に櫛
    歯状の補強突起を該溝方向に沿って形成し、該切欠溝内
    に接着性充填材を充填し、前記板状部材を前記切欠溝に
    沿って折り曲げて重合してなる建具部材において、 前記板状部材の重合面の適所で且つ前記折曲用切欠溝を
    挟んで対称位置に、凸部と凹部が形成されており、前記
    板状部材を重合した際に該凸部と凹部が互いに係合して
    該板状部材の位置決めを行う様にしてなる事を特徴とす
    る建具部材
  8. 【請求項8】 前記櫛歯状の補強突起は、中央部に位置
    する突起から両側部に位置する突起に向かって順次高さ
    が低くなる様に成形されてなる請求項7に記載の建具部
JP26152299A 1999-09-16 1999-09-16 建具部材 Expired - Fee Related JP3360209B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26152299A JP3360209B2 (ja) 1999-09-16 1999-09-16 建具部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26152299A JP3360209B2 (ja) 1999-09-16 1999-09-16 建具部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001082043A JP2001082043A (ja) 2001-03-27
JP3360209B2 true JP3360209B2 (ja) 2002-12-24

Family

ID=17363082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26152299A Expired - Fee Related JP3360209B2 (ja) 1999-09-16 1999-09-16 建具部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3360209B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7426457B1 (ja) 2022-10-05 2024-02-01 イビケン株式会社 扉および扉の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7426457B1 (ja) 2022-10-05 2024-02-01 イビケン株式会社 扉および扉の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001082043A (ja) 2001-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4685109B2 (ja) パネル組立セット及びその施工方法
US20150093539A1 (en) Glass laminate comprising at least one shaped part made of metal
US20200370362A1 (en) Doors containing core inserts, and method of making the same
US9074418B2 (en) Door facing alignment assembly and method of forming a door
JP3360209B2 (ja) 建具部材
JP3330111B2 (ja) 扉の構造
JP2011111737A (ja) 框状パネル製造方法
JP5243320B2 (ja) 収納付き壁および収納付き壁の施工方法
JP6807731B2 (ja) 棚板の固定構造および棚板の施工方法
JP3955244B2 (ja) 戸パネルおよびその製造方法
JP2000179244A (ja) 扉及び扉用合板
JPS6061232A (ja) 合成樹脂化粧合板の曲面曲げ加工法
JP6273569B2 (ja) 建築用パネル材
JP6863782B2 (ja) ドアおよびドアの製造方法
JP2002248609A (ja) 化粧板およびその製造方法
KR20090093504A (ko) 진공성형방식에 의한 음향반사판용 패널, 음향반사판 및 그제조방법
JP3533189B2 (ja) 化粧パネル
JP2897857B2 (ja) 外装板状体の固定方法と外装板状体の固定構造
JPH0429839A (ja) 端部曲面パネルの製造方法
JPH09287361A (ja) 扉パネルの構造
JP5386299B2 (ja) 化粧部材固定方法
JP2021025549A (ja) 部材接合構造、キャビネット、調理台及び部材接合方法
JP2000096930A (ja) 建具用枠材及び該枠材を用いた建具部材
JPH10196017A (ja) 間仕切パネルの連結具
JP2006028916A (ja) 室内用建具およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees