JP2001345140A - リヤホルダ付きコネクタおよびその仮係止装置 - Google Patents
リヤホルダ付きコネクタおよびその仮係止装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 リヤホルダに押圧部材との位置決め機能を持
たせることにより、正確にコネクタハウジングに仮係止
できるようにすること。 【解決手段】 コネクタハウジング1とリヤホルダ2と
を備え、リヤホルダ2をコネクタハウジング1に対して
仮係止位置と本係止位置の2位置に嵌着可能としたリヤ
ホルダ付きコネクタであって、リヤホルダ2を押圧して
コネクタハウジング1に仮係止させる押圧部材6の先端
に設けられた凸部6aが嵌入される凹部24をリヤホル
ダ2の外面に設ける。
たせることにより、正確にコネクタハウジングに仮係止
できるようにすること。 【解決手段】 コネクタハウジング1とリヤホルダ2と
を備え、リヤホルダ2をコネクタハウジング1に対して
仮係止位置と本係止位置の2位置に嵌着可能としたリヤ
ホルダ付きコネクタであって、リヤホルダ2を押圧して
コネクタハウジング1に仮係止させる押圧部材6の先端
に設けられた凸部6aが嵌入される凹部24をリヤホル
ダ2の外面に設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタハウジン
グとリヤホルダとを備えたリヤホルダ付きコネクタおよ
びその仮係止装置に関するものである。
グとリヤホルダとを備えたリヤホルダ付きコネクタおよ
びその仮係止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5および図6に示すように、コネクタ
ハウジングに可撓性紐状のヒンジ片を介して一体成形さ
れたリヤホルダを備えたリヤホルダ付きコネクタが知ら
れている(特開平7−161405号公報参照)。
ハウジングに可撓性紐状のヒンジ片を介して一体成形さ
れたリヤホルダを備えたリヤホルダ付きコネクタが知ら
れている(特開平7−161405号公報参照)。
【0003】図5において、コネクタハウジング1の上
面と下面に紐状のヒンジ片3を介して2つのリヤホルダ
2、2が形成されている。コネクタハウジング1の両側
には、リヤホルダ2を取付けるガイド突起14a及びロ
ック突起14bが突設され、このガイド突起14aとロ
ック突起14bとにより、リヤホルダ2を仮係止位置と
本係止位置の2位置にロックするようになっている。
面と下面に紐状のヒンジ片3を介して2つのリヤホルダ
2、2が形成されている。コネクタハウジング1の両側
には、リヤホルダ2を取付けるガイド突起14a及びロ
ック突起14bが突設され、このガイド突起14aとロ
ック突起14bとにより、リヤホルダ2を仮係止位置と
本係止位置の2位置にロックするようになっている。
【0004】すなわち、ヒンジ片3を撓ませてリヤホル
ダ2、2を上下から押し込めて嵌着することにより、図
6に示す仮係止位置に止着する。
ダ2、2を上下から押し込めて嵌着することにより、図
6に示す仮係止位置に止着する。
【0005】図7は、コネクタハウジング1の仮係止装
置の一部であって、装置ハウジング4と、コネクタハウ
ジング1を移送する移送手段である移送べルト5と、押
圧部材6より構成されている。押圧部材6は、装置ハウ
ジング4に設けられたガイド角孔45内に摺動自在に設
けられている。この押圧部材6の前面は、平面とされて
いる。
置の一部であって、装置ハウジング4と、コネクタハウ
ジング1を移送する移送手段である移送べルト5と、押
圧部材6より構成されている。押圧部材6は、装置ハウ
ジング4に設けられたガイド角孔45内に摺動自在に設
けられている。この押圧部材6の前面は、平面とされて
いる。
【0006】移送ベルト5により搬送されるコネクタハ
ウジング1は、仮係止位置、すなわちガイド角孔45の
側方にリヤホルダ2が位置するように位置決めされて停
止し、押圧部材6によりリヤホルダ2を押し出すことに
より、図7の2点鎖線で示すように、リヤホルダ2の両
側の係止片21がガイド突起14aを乗り越えて、ガイ
ド長孔23がガイド突起14aに嵌合し、仮係止位置に
嵌着されることになる。
ウジング1は、仮係止位置、すなわちガイド角孔45の
側方にリヤホルダ2が位置するように位置決めされて停
止し、押圧部材6によりリヤホルダ2を押し出すことに
より、図7の2点鎖線で示すように、リヤホルダ2の両
側の係止片21がガイド突起14aを乗り越えて、ガイ
ド長孔23がガイド突起14aに嵌合し、仮係止位置に
嵌着されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
仮係止装置では、所定位置に停止したリヤホルダ2を押
圧部材6で押し込むだけで、押圧部材6には位置決め機
能を有しないため、リヤホルダ2を押圧部材6の位置に
正確に位置決めしないと、リヤホルダ2がコネクタハウ
ジング1に確実に仮係止できない。
仮係止装置では、所定位置に停止したリヤホルダ2を押
圧部材6で押し込むだけで、押圧部材6には位置決め機
能を有しないため、リヤホルダ2を押圧部材6の位置に
正確に位置決めしないと、リヤホルダ2がコネクタハウ
ジング1に確実に仮係止できない。
【0008】しかしながら、移送ベルト5で間欠的に搬
送するコネクタハウジング1を正確な位置に停止させる
には高精度の機構が要求され、機構が複雑でコスト高を
招く。
送するコネクタハウジング1を正確な位置に停止させる
には高精度の機構が要求され、機構が複雑でコスト高を
招く。
【0009】また、押圧部材6とガイド角孔45の間に
はある程度のクリアランスが必要であるため、完全にガ
タをなくすることは困難であり、このため、押圧部材6
とリヤホルダ2間にずれが生じやすい。したがって、従
来は、リヤホルダ2とコネクタハウジング1間の係止ミ
スが起こりやすいという問題がある。
はある程度のクリアランスが必要であるため、完全にガ
タをなくすることは困難であり、このため、押圧部材6
とリヤホルダ2間にずれが生じやすい。したがって、従
来は、リヤホルダ2とコネクタハウジング1間の係止ミ
スが起こりやすいという問題がある。
【0010】本発明は上述の点に着目してなされたもの
で、リヤホルダに押圧部材との位置決め機能を持たせる
ことにより、正確にコネクタハウジングに仮係止できる
ようにしたリヤホルダ付きコネクタおよびその仮係止装
置を提供することを目的とする。
で、リヤホルダに押圧部材との位置決め機能を持たせる
ことにより、正確にコネクタハウジングに仮係止できる
ようにしたリヤホルダ付きコネクタおよびその仮係止装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するべ
く、請求項1に記載の発明は、コネクタハウジングとリ
ヤホルダとを備え、該リヤホルダを前記コネクタハウジ
ングに対して仮係止位置と本係止位置の2位置に嵌着可
能としたリヤホルダ付きコネクタであって、該リヤホル
ダを押圧して前記コネクタハウジングに仮係止させる押
圧部材の先端に設けられた凸部が嵌入される凹部を、前
記リヤホルダの外面に設けたことを特徴とするものであ
る。
く、請求項1に記載の発明は、コネクタハウジングとリ
ヤホルダとを備え、該リヤホルダを前記コネクタハウジ
ングに対して仮係止位置と本係止位置の2位置に嵌着可
能としたリヤホルダ付きコネクタであって、該リヤホル
ダを押圧して前記コネクタハウジングに仮係止させる押
圧部材の先端に設けられた凸部が嵌入される凹部を、前
記リヤホルダの外面に設けたことを特徴とするものであ
る。
【0012】このため、請求項1の発明では、仮係止操
作時、リヤホルダの位置が多少ずれていても凸部と凹部
の嵌合によりリヤホルダの位置が修正され、正確に位置
決めがされて確実な仮係止が行われる。
作時、リヤホルダの位置が多少ずれていても凸部と凹部
の嵌合によりリヤホルダの位置が修正され、正確に位置
決めがされて確実な仮係止が行われる。
【0013】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のリヤホルダ付きコネクタの仮係止装置であっ
て、前記押圧部材は、装置ハウジングに摺動可能に設け
られると共に、前記凸部が先端に設けられており、仮係
止のために前記装置ハウジングにセッティングされた前
記コネクタハウジングおよび前記リヤホルダの内、前記
リヤホルダを押圧して前記コネクタハウジングに仮係止
させる仮係止用押圧子からなることを特徴とするもので
ある。
に記載のリヤホルダ付きコネクタの仮係止装置であっ
て、前記押圧部材は、装置ハウジングに摺動可能に設け
られると共に、前記凸部が先端に設けられており、仮係
止のために前記装置ハウジングにセッティングされた前
記コネクタハウジングおよび前記リヤホルダの内、前記
リヤホルダを押圧して前記コネクタハウジングに仮係止
させる仮係止用押圧子からなることを特徴とするもので
ある。
【0014】このため、請求項2の発明では、仮係止操
作時、仮係止用押圧子の先端に設けられた凸部が、リヤ
ホルダの凹部に嵌合して、リヤホルダの位置を修正する
ことができるので、リヤホルダが正確に位置決めされ
て、確実に仮係止される。
作時、仮係止用押圧子の先端に設けられた凸部が、リヤ
ホルダの凹部に嵌合して、リヤホルダの位置を修正する
ことができるので、リヤホルダが正確に位置決めされ
て、確実に仮係止される。
【0015】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載のリヤホルダ付きコネクタの仮係止装置であっ
て、前記押圧部材は、前記コネクタハウジングおよびリ
ヤホルダの成形用金型としてのスライド金型で構成され
ると共に、前記凸部は、前記リヤホルダの凹部を成形す
るために前記スライド金型の壁面に突出形成された成形
用凸部で構成されていることを特徴とするものである。
に記載のリヤホルダ付きコネクタの仮係止装置であっ
て、前記押圧部材は、前記コネクタハウジングおよびリ
ヤホルダの成形用金型としてのスライド金型で構成され
ると共に、前記凸部は、前記リヤホルダの凹部を成形す
るために前記スライド金型の壁面に突出形成された成形
用凸部で構成されていることを特徴とするものである。
【0016】このため、請求項3の発明では、コネクタ
ハウジングおよびリヤホルダの成形後、同じ成形用金型
を用いて仮係止装置を構成することができる。この仮係
止装置においては、成形用凸部を凹部に嵌入させた成形
後の状態をそのまま維持して、リヤホルダをスライド金
型で押圧するようにしたので、リヤホルダが正確に位置
決めされて、確実に仮係止される。
ハウジングおよびリヤホルダの成形後、同じ成形用金型
を用いて仮係止装置を構成することができる。この仮係
止装置においては、成形用凸部を凹部に嵌入させた成形
後の状態をそのまま維持して、リヤホルダをスライド金
型で押圧するようにしたので、リヤホルダが正確に位置
決めされて、確実に仮係止される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、図4乃至図6と同一部材ま
たは同一機能のものは同一符号で示している。
に基づいて説明する。なお、図4乃至図6と同一部材ま
たは同一機能のものは同一符号で示している。
【0018】図1において、樹脂により一体成形された
略直方体のコネクタハウジング1の上面と下面のそれぞ
れに可撓性紐状のヒンジ片3を介して2つのリヤホルダ
2、2が一体成形により形成されている。このコネクタ
ハウジング1の後端面1aにはハニカム状に区画形成さ
れた筒状の端子収容室11が開口している。この端子収
容室11に、図示しない電線端末の雄側の端子金具を挿
入すると、端子収容室11の内部に設けられたランス
(図示せず)に係合して一次係止される。そして挿入さ
れた端子金具は、その先端がコネクタハウジング1の前
端面1bに臨み、ここに相手側の雌側のコネクタハウジ
ング内に収容された雌端子金具と接続可能になってい
る。
略直方体のコネクタハウジング1の上面と下面のそれぞ
れに可撓性紐状のヒンジ片3を介して2つのリヤホルダ
2、2が一体成形により形成されている。このコネクタ
ハウジング1の後端面1aにはハニカム状に区画形成さ
れた筒状の端子収容室11が開口している。この端子収
容室11に、図示しない電線端末の雄側の端子金具を挿
入すると、端子収容室11の内部に設けられたランス
(図示せず)に係合して一次係止される。そして挿入さ
れた端子金具は、その先端がコネクタハウジング1の前
端面1bに臨み、ここに相手側の雌側のコネクタハウジ
ング内に収容された雌端子金具と接続可能になってい
る。
【0019】コネクタハウジング1の上下の両側面に
は、リヤホルダ2が嵌着される嵌着凹部12が形成され
ている。この嵌着凹部12に端子収容室11の上下に開
口するリヤホルダ挿入開口13が前後方向に向く長いス
リット状に形成されている。また、嵌着凹部12に対応
するコネクタハウジング1の左右の側面には、取付凹部
14が設けられている。この取付凹部14の中央にはリ
ヤホルダ2を取付けるガイド突起14aが前後方向に傾
斜して突設されるとともに、そのガイド突起14aの延
長線上にロック突起14bが突設されている。このガイ
ド突起14aとロック突起14bとにより、後述するリ
ヤホルダ2を仮係止位置と本係止位置の2位置にロック
するようになっている。
は、リヤホルダ2が嵌着される嵌着凹部12が形成され
ている。この嵌着凹部12に端子収容室11の上下に開
口するリヤホルダ挿入開口13が前後方向に向く長いス
リット状に形成されている。また、嵌着凹部12に対応
するコネクタハウジング1の左右の側面には、取付凹部
14が設けられている。この取付凹部14の中央にはリ
ヤホルダ2を取付けるガイド突起14aが前後方向に傾
斜して突設されるとともに、そのガイド突起14aの延
長線上にロック突起14bが突設されている。このガイ
ド突起14aとロック突起14bとにより、後述するリ
ヤホルダ2を仮係止位置と本係止位置の2位置にロック
するようになっている。
【0020】リヤホルダ2は、図1に示すように、嵌着
凹部12へ嵌着するリヤホルダ本体20の両側に袖状の
係止片21が設けられた略門形のもので、コネクタハウ
ジング1の上下面の左右2か所に形成された可撓性紐状
のヒンジ片3の先端に一体成形により支持されている。
リヤホルダ本体20の外面には、リヤホルダ本体20の
長手方向に向く凹部24が3箇所に形成されている。こ
の凹部24は、有底形状でもよいし、あるいはリヤホル
ダ本体20を貫通した形状でもよく、また、個数も任意
である。
凹部12へ嵌着するリヤホルダ本体20の両側に袖状の
係止片21が設けられた略門形のもので、コネクタハウ
ジング1の上下面の左右2か所に形成された可撓性紐状
のヒンジ片3の先端に一体成形により支持されている。
リヤホルダ本体20の外面には、リヤホルダ本体20の
長手方向に向く凹部24が3箇所に形成されている。こ
の凹部24は、有底形状でもよいし、あるいはリヤホル
ダ本体20を貫通した形状でもよく、また、個数も任意
である。
【0021】このリヤホルダ本体20の内側には、リヤ
ホルダ挿入開口13に対応して、前部へ向けて三角形状
に突出するロック片22が形成されている(図1参
照)。また、係止片21には、ガイド長孔23が形成さ
れ、ガイド突起14aおよびロック突起14bに嵌合し
て、リヤホルダ2をコネクタハウジング1に取着するよ
うになっている。この取着には、図2に示される仮係止
位置と、図示しない本係止位置への取着が可能であり、
両位置への移動は、ガイド突起14aに沿ってリヤホル
ダ2を前後方向にスライドして行われる。
ホルダ挿入開口13に対応して、前部へ向けて三角形状
に突出するロック片22が形成されている(図1参
照)。また、係止片21には、ガイド長孔23が形成さ
れ、ガイド突起14aおよびロック突起14bに嵌合し
て、リヤホルダ2をコネクタハウジング1に取着するよ
うになっている。この取着には、図2に示される仮係止
位置と、図示しない本係止位置への取着が可能であり、
両位置への移動は、ガイド突起14aに沿ってリヤホル
ダ2を前後方向にスライドして行われる。
【0022】端子金具(図示せず)を挿入した上で、こ
の仮係止位置から、リヤホルダ本体20の外面20aを
前方に押出すと、係止片21は、外側へ撓んでロック突
起14bを乗り越えて、ロック突起14bがガイド長孔
23に嵌合して、本係止位置に保持される。これによ
り、リヤホルダ本体20のロック片22が、端子収容室
11内へ侵入し、収容されている端子金具にその側部か
ら係合して二次係止される。具体的には、次の様にす
る。
の仮係止位置から、リヤホルダ本体20の外面20aを
前方に押出すと、係止片21は、外側へ撓んでロック突
起14bを乗り越えて、ロック突起14bがガイド長孔
23に嵌合して、本係止位置に保持される。これによ
り、リヤホルダ本体20のロック片22が、端子収容室
11内へ侵入し、収容されている端子金具にその側部か
ら係合して二次係止される。具体的には、次の様にす
る。
【0023】端子金具を端子収容室11に装着するに先
立って、先ず、図1に示される2つのリヤホルダ2、2
をヒンジ片3を撓ませて嵌着凹部12の上下から押し込
めて嵌着することにより、図2に示す仮係止位置に止着
する。このためには、係止片21をガイド突起14aに
のみ嵌合し、ロック突起14bとは嵌合しない取付凹部
14の後部側に配置した上で、コネクタハウジング1の
上下面に対してほぼ直交する方向より取付凹部14内へ
押し込む。これにより、係止片21は、弾性変形してガ
イド突起14aを乗り越え、そのガイド長孔23にガイ
ド突起14aが嵌合して、紐状に形成されているヒンジ
片3がコネクタハウジング1に沿った図2の状態とされ
る。この仮係止状態とされたコネクタは、ヒンジ片3が
搬送途中などで他のものと引っかかりを生じて折れたり
切れたりすることなく、端子挿入工程に搬送される。
立って、先ず、図1に示される2つのリヤホルダ2、2
をヒンジ片3を撓ませて嵌着凹部12の上下から押し込
めて嵌着することにより、図2に示す仮係止位置に止着
する。このためには、係止片21をガイド突起14aに
のみ嵌合し、ロック突起14bとは嵌合しない取付凹部
14の後部側に配置した上で、コネクタハウジング1の
上下面に対してほぼ直交する方向より取付凹部14内へ
押し込む。これにより、係止片21は、弾性変形してガ
イド突起14aを乗り越え、そのガイド長孔23にガイ
ド突起14aが嵌合して、紐状に形成されているヒンジ
片3がコネクタハウジング1に沿った図2の状態とされ
る。この仮係止状態とされたコネクタは、ヒンジ片3が
搬送途中などで他のものと引っかかりを生じて折れたり
切れたりすることなく、端子挿入工程に搬送される。
【0024】すべての端子金具の挿入を完了した後に、
リテーナ本体20をガイド突起14aに沿って斜め前方
へ移動させると、係止片2はロック突起14bを乗り越
えて、ガイド突起14aに加えてロック突起14bも長
孔23内に嵌合する。これによりリテーナ2は、長孔2
3内に嵌合した両突起14a,14bにより、本係止位
置に止着される。
リテーナ本体20をガイド突起14aに沿って斜め前方
へ移動させると、係止片2はロック突起14bを乗り越
えて、ガイド突起14aに加えてロック突起14bも長
孔23内に嵌合する。これによりリテーナ2は、長孔2
3内に嵌合した両突起14a,14bにより、本係止位
置に止着される。
【0025】図3に、リヤホルダ2をコネクタハウジン
グ1に仮係止する仮係止装置を示している。
グ1に仮係止する仮係止装置を示している。
【0026】仮係止装置は、案内手段を兼ねる略筒状の
装置ハウジング4と、コネクタハウジング1を移送する
移送手段である移送べルト5と、押圧部材6より構成さ
れている。移送ベルト5は、押圧部材6の動きに協動し
て移動・停止を繰り返す間欠駆動され、移送べルト5上
に突出する移送爪51でコネクタハウジング1を係止し
て搬送し、リヤホルダ2は、リヤホルダ案内溝44に沿
って案内されて移動するようになっている。
装置ハウジング4と、コネクタハウジング1を移送する
移送手段である移送べルト5と、押圧部材6より構成さ
れている。移送ベルト5は、押圧部材6の動きに協動し
て移動・停止を繰り返す間欠駆動され、移送べルト5上
に突出する移送爪51でコネクタハウジング1を係止し
て搬送し、リヤホルダ2は、リヤホルダ案内溝44に沿
って案内されて移動するようになっている。
【0027】また、本実施形態では、押圧部材は、装置
ハウジング4に摺動可能に設けられると共に、凸部6a
が先端に設けられており、仮係止のために装置ハウジン
グ4にセッティングされたコネクタハウジング1および
リヤホルダ2の内、リヤホルダ2を押圧してコネクタハ
ウジング1に仮係止させる仮係止用押圧子6から構成さ
れている。
ハウジング4に摺動可能に設けられると共に、凸部6a
が先端に設けられており、仮係止のために装置ハウジン
グ4にセッティングされたコネクタハウジング1および
リヤホルダ2の内、リヤホルダ2を押圧してコネクタハ
ウジング1に仮係止させる仮係止用押圧子6から構成さ
れている。
【0028】装置ハウジング4には、リヤホルダ案内溝
44と直交するガイド角孔45が設けられている。この
ガイド角孔45内には仮係止用押圧子6が進退可能に設
けられている。この仮係止用押圧子6の前面は平面とさ
れ、その略中央に前記凹部24と嵌合する形状の凸部6
aが突設されている。
44と直交するガイド角孔45が設けられている。この
ガイド角孔45内には仮係止用押圧子6が進退可能に設
けられている。この仮係止用押圧子6の前面は平面とさ
れ、その略中央に前記凹部24と嵌合する形状の凸部6
aが突設されている。
【0029】移送ベルト5の移送爪51により搬送され
るコネクタハウジング1は、リヤホルダ案内溝44内で
移送され、仮係止位置、すなわち仮係止用押圧子6の前
方位置に移動すると移送ベルト5が停止して大体の位置
決めがされる。そして、プッシャ61等で駆動される仮
係止用押圧子6がリヤホルダ2を嵌着凹部12に向けて
押し出す。このとき凸部6aがリヤホルダ2の凹部24
に嵌合することにより、リヤホルダ2の位置が多少ずれ
ていても凸部6aと凹部24の嵌合により位置が修正さ
れ、正確に位置決めがされる。
るコネクタハウジング1は、リヤホルダ案内溝44内で
移送され、仮係止位置、すなわち仮係止用押圧子6の前
方位置に移動すると移送ベルト5が停止して大体の位置
決めがされる。そして、プッシャ61等で駆動される仮
係止用押圧子6がリヤホルダ2を嵌着凹部12に向けて
押し出す。このとき凸部6aがリヤホルダ2の凹部24
に嵌合することにより、リヤホルダ2の位置が多少ずれ
ていても凸部6aと凹部24の嵌合により位置が修正さ
れ、正確に位置決めがされる。
【0030】このようにして、図3の2点鎖線で示すよ
うに、係止片21がガイド突起14aを乗り越えて、ガ
イド長孔23がガイド突起14aに嵌合する。この際、
リヤホルダ2は取付凹部14の後部側の外方から直交す
る横方向に押圧されるので、仮係止位置に取着されるこ
とになる。
うに、係止片21がガイド突起14aを乗り越えて、ガ
イド長孔23がガイド突起14aに嵌合する。この際、
リヤホルダ2は取付凹部14の後部側の外方から直交す
る横方向に押圧されるので、仮係止位置に取着されるこ
とになる。
【0031】仮係止状態とされたコネクタハウジング1
は、端子挿入工程に搬送される。端子挿入工程では、電
線端末に圧着された端子金具を挿入して、一次係止状態
とする。
は、端子挿入工程に搬送される。端子挿入工程では、電
線端末に圧着された端子金具を挿入して、一次係止状態
とする。
【0032】次に、リヤホルダ2を指により、ガイド突
起14aに沿って斜め前方へ移動させる操作により、ロ
ック突起14bもガイド長孔23に嵌合し、リヤホルダ
2が本係止位置に止着される。
起14aに沿って斜め前方へ移動させる操作により、ロ
ック突起14bもガイド長孔23に嵌合し、リヤホルダ
2が本係止位置に止着される。
【0033】以上のように、本実施の形態のリヤホルダ
付きコネクタでは、リヤホルダ2を押圧してコネクタハ
ウジング1に仮係止させる仮係止用押圧子6の先端に設
けられた凸部6aが嵌入される凹部24をリヤホルダ2
の外面に設けたので、押圧部材6での仮係止操作時、リ
ヤホルダ2の位置が多少ずれていても凸部6aと凹部2
4の嵌合によりリヤホルダ2の位置が修正され、正確に
位置決めがされ、確実な仮係止が行われる。また、凹部
24により、リヤホルダ本体20の肉抜きがなされるた
め、リヤホルダ2の反りが出にくくなり、リヤホルダ2
の変形による仮係止不能も防止できる。
付きコネクタでは、リヤホルダ2を押圧してコネクタハ
ウジング1に仮係止させる仮係止用押圧子6の先端に設
けられた凸部6aが嵌入される凹部24をリヤホルダ2
の外面に設けたので、押圧部材6での仮係止操作時、リ
ヤホルダ2の位置が多少ずれていても凸部6aと凹部2
4の嵌合によりリヤホルダ2の位置が修正され、正確に
位置決めがされ、確実な仮係止が行われる。また、凹部
24により、リヤホルダ本体20の肉抜きがなされるた
め、リヤホルダ2の反りが出にくくなり、リヤホルダ2
の変形による仮係止不能も防止できる。
【0034】図4は、他の実施の形態としての仮係止装
置を示す。この仮係止装置は、成形用金型70を利用し
て構成されている。
置を示す。この仮係止装置は、成形用金型70を利用し
て構成されている。
【0035】すなわち、本実施形態では、前記実施形態
の仮係止用押圧子6に対応する押圧部材は、コネクタハ
ウジング1およびリヤホルダ2の成形用金型70として
のスライド金型60で構成されると共に、前記実施形態
の凸部6aに対応する凸部は、リヤホルダ2の凹部24
を成形するためにスライド金型60の壁面に突出形成さ
れた成形用凸部60aで構成されている。
の仮係止用押圧子6に対応する押圧部材は、コネクタハ
ウジング1およびリヤホルダ2の成形用金型70として
のスライド金型60で構成されると共に、前記実施形態
の凸部6aに対応する凸部は、リヤホルダ2の凹部24
を成形するためにスライド金型60の壁面に突出形成さ
れた成形用凸部60aで構成されている。
【0036】このときの成形用金型70は、下金型71
と、上下方向に、すなわち矢印A、B方向に移動するよ
うに構成された上金型72と、水平方向に、すなわち紙
面に平行な矢印C、D方向に移動するように構成された
スライド金型60と、水平方向に、すなわち紙面に直交
する方向に移動するように構成されたスライド金型73
とを備えて構成されており、これら金型71、72、7
3、および60の共働によりコネクタハウジング1およ
びリヤホルダ2を同時に成形することができるようにな
っている。この成形用金型70においては、前記実施形
態における可撓性紐状のヒンジ片3は成形されること無
く、コネクタハウジング1とリヤホルダ2とは、個別に
独立して成形される。
と、上下方向に、すなわち矢印A、B方向に移動するよ
うに構成された上金型72と、水平方向に、すなわち紙
面に平行な矢印C、D方向に移動するように構成された
スライド金型60と、水平方向に、すなわち紙面に直交
する方向に移動するように構成されたスライド金型73
とを備えて構成されており、これら金型71、72、7
3、および60の共働によりコネクタハウジング1およ
びリヤホルダ2を同時に成形することができるようにな
っている。この成形用金型70においては、前記実施形
態における可撓性紐状のヒンジ片3は成形されること無
く、コネクタハウジング1とリヤホルダ2とは、個別に
独立して成形される。
【0037】また、この成形用金型70は、リヤホルダ
2をコネクタハウジング1に組み付ける仮係止装置とし
て機能するときは、下金型71が基盤およびスライド金
型60のガイドとして作用し、スライド金型60がリヤ
ホルダ2を押圧して移動させる押圧部材として作用し、
かつ上金型72がコネクタハウジング1の抑え用として
作用する。次に、本実施形態の作用について説明する。
2をコネクタハウジング1に組み付ける仮係止装置とし
て機能するときは、下金型71が基盤およびスライド金
型60のガイドとして作用し、スライド金型60がリヤ
ホルダ2を押圧して移動させる押圧部材として作用し、
かつ上金型72がコネクタハウジング1の抑え用として
作用する。次に、本実施形態の作用について説明する。
【0038】すなわち、先ず、コネクタハウジング1お
よびリヤホルダ2を成形する場合には、各金型71、7
2、73、および60を図4に示すように配置し、図示
しない充填孔から樹脂材が充填され、これによりコネク
タハウジング1およびリヤホルダ2が成形される。この
成形後、スライド金型73を紙面に直交する方向に退避
させると共に、その退避後スライド金型60をC方向へ
移動させて、リヤホルダ2をコネクタハウジング1方向
に付勢する。このときリヤホルダ2は、成形用凸部60
aが凹部24に嵌合してスライド金型60の壁面に保持
された状態でコネクタハウジング1方向に移動する。
よびリヤホルダ2を成形する場合には、各金型71、7
2、73、および60を図4に示すように配置し、図示
しない充填孔から樹脂材が充填され、これによりコネク
タハウジング1およびリヤホルダ2が成形される。この
成形後、スライド金型73を紙面に直交する方向に退避
させると共に、その退避後スライド金型60をC方向へ
移動させて、リヤホルダ2をコネクタハウジング1方向
に付勢する。このときリヤホルダ2は、成形用凸部60
aが凹部24に嵌合してスライド金型60の壁面に保持
された状態でコネクタハウジング1方向に移動する。
【0039】そして、このスライド金型60のC方向へ
の移動をさらに継続すると、リヤホルダ2の係止片21
は、弾性変形してガイド突起14aを乗り越え、そのガ
イド長孔23にガイド突起14aが嵌合して、リヤホル
ダ2のコネクタハウジング1に対する仮係止状態を得る
ことができる。
の移動をさらに継続すると、リヤホルダ2の係止片21
は、弾性変形してガイド突起14aを乗り越え、そのガ
イド長孔23にガイド突起14aが嵌合して、リヤホル
ダ2のコネクタハウジング1に対する仮係止状態を得る
ことができる。
【0040】このように本実施形態においては、成形用
凸部60aを凹部24に嵌入させた成形後の状態をその
まま維持して、リヤホルダ2をスライド金型60で押圧
するようにしたので、リヤホルダ2が正確に位置決めさ
れて、確実に仮係止される。
凸部60aを凹部24に嵌入させた成形後の状態をその
まま維持して、リヤホルダ2をスライド金型60で押圧
するようにしたので、リヤホルダ2が正確に位置決めさ
れて、確実に仮係止される。
【0041】また、本実施形態においては、コネクタハ
ウジング1およびリヤホルダ2を成形する成形用金型7
0を利用し、コネクタハウジング1およびリヤホルダ2
の成形に続いて、リヤホルダ2の仮係止作業を、同じ金
型70上で行うことができるので、作業工数を大幅に削
減することができる。
ウジング1およびリヤホルダ2を成形する成形用金型7
0を利用し、コネクタハウジング1およびリヤホルダ2
の成形に続いて、リヤホルダ2の仮係止作業を、同じ金
型70上で行うことができるので、作業工数を大幅に削
減することができる。
【0042】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1の発明
によれば、仮係止用の押圧部材の先端に設けられた凸部
が嵌入される凹部をリヤホルダの外面に設けたので、仮
係止操作時、リヤホルダの位置が多少ずれていても凸部
と凹部の嵌合によりリヤホルダの位置が修正され、正確
に位置決めがされ、確実な仮係止が行われると共に、リ
ヤホルダ本体の肉抜きがなされるため、リヤホルダの反
りが出にくくなり、リヤホルダの変形による仮係止不能
も防止できる。
によれば、仮係止用の押圧部材の先端に設けられた凸部
が嵌入される凹部をリヤホルダの外面に設けたので、仮
係止操作時、リヤホルダの位置が多少ずれていても凸部
と凹部の嵌合によりリヤホルダの位置が修正され、正確
に位置決めがされ、確実な仮係止が行われると共に、リ
ヤホルダ本体の肉抜きがなされるため、リヤホルダの反
りが出にくくなり、リヤホルダの変形による仮係止不能
も防止できる。
【0043】また、請求項2の発明によれば、仮係止操
作時、仮係止用押圧子の先端に設けられた凸部が、リヤ
ホルダの凹部に嵌合して、リヤホルダの位置を修正する
ことができるので、リヤホルダが正確に位置決めされ
て、確実に仮係止され、これにより作業効率の一層の向
上を図ることができる。
作時、仮係止用押圧子の先端に設けられた凸部が、リヤ
ホルダの凹部に嵌合して、リヤホルダの位置を修正する
ことができるので、リヤホルダが正確に位置決めされ
て、確実に仮係止され、これにより作業効率の一層の向
上を図ることができる。
【0044】また、請求項3の発明によれば、成形用凸
部を凹部に嵌入させた成形後の状態をそのまま維持し
て、リヤホルダをスライド金型で押圧するようにしたの
で、リヤホルダが正確に位置決めされて、確実に仮係止
されると共に、コネクタハウジングおよびリヤホルダの
成形後、同じ成形用金型を用いて仮係止装置を構成する
ことができるので、作業工数を大幅に削減することがで
き、これにより作業効率の一層の向上を図ることができ
る。
部を凹部に嵌入させた成形後の状態をそのまま維持し
て、リヤホルダをスライド金型で押圧するようにしたの
で、リヤホルダが正確に位置決めされて、確実に仮係止
されると共に、コネクタハウジングおよびリヤホルダの
成形後、同じ成形用金型を用いて仮係止装置を構成する
ことができるので、作業工数を大幅に削減することがで
き、これにより作業効率の一層の向上を図ることができ
る。
【図1】本発明のリヤホルダ付きコネクタの実施の形態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】リヤホルダの仮係止状態の斜視図である。
【図3】リヤホルダ仮係止装置による仮係止状態の断面
図である。
図である。
【図4】本発明のリヤホルダ付きコネクタの成形用金型
の断面図である。
の断面図である。
【図5】従来のリヤホルダ付きコネクタの斜視図であ
る。
る。
【図6】従来のリヤホルダの仮係止状態の斜視図であ
る。
る。
【図7】従来のリヤホルダ仮係止装置による仮係止状態
の断面図である。
の断面図である。
1 コネクタハウジング 2 リヤホルダ 3 ヒンジ片 6 押圧部材 6a 凸部 24 凹部 60 スライド金型 60a 成形用凸部 70 成形用金型
Claims (3)
- 【請求項1】 コネクタハウジングとリヤホルダとを備
え、該リヤホルダを前記コネクタハウジングに対して仮
係止位置と本係止位置の2位置に嵌着可能としたリヤホ
ルダ付きコネクタであって、 前記リヤホルダを押圧して前記コネクタハウジングに仮
係止させる押圧部材の先端に設けられた凸部が嵌入され
る凹部を、前記リヤホルダの外面に設けたことを特徴と
するリヤホルダ付きコネクタ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のリヤホルダ付きコネク
タの仮係止装置であって、 前記押圧部材は、装置ハウジングに摺動可能に設けられ
ると共に、前記凸部が先端に設けられており、仮係止の
ために前記装置ハウジングにセッティングされた前記コ
ネクタハウジングおよび前記リヤホルダの内、前記リヤ
ホルダを押圧して前記コネクタハウジングに仮係止させ
る仮係止用押圧子からなることを特徴とするリヤホルダ
付きコネクタの仮係止装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載のリヤホルダ付きコネク
タの仮係止装置であって、 前記押圧部材は、前記コネクタハウジングおよびリヤホ
ルダの成形用金型としてのスライド金型で構成されると
共に、前記凸部は、前記リヤホルダの凹部を成形するた
めに前記スライド金型の壁面に突出形成された成形用凸
部で構成されていることを特徴とするリヤホルダ付きコ
ネクタの仮係止装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000162787A JP2001345140A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | リヤホルダ付きコネクタおよびその仮係止装置 |
EP01112820A EP1160927A1 (en) | 2000-05-31 | 2001-05-30 | Connector and locking fixture thereof |
US09/866,750 US20010051468A1 (en) | 2000-05-31 | 2001-05-30 | Connector and locking fixture thereof |
US10/152,814 US6918797B2 (en) | 2000-05-31 | 2002-05-23 | Connector and locking fixture thereof |
US10/152,567 US6655025B2 (en) | 2000-05-31 | 2002-05-23 | Connector and locking fixture thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000162787A JP2001345140A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | リヤホルダ付きコネクタおよびその仮係止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001345140A true JP2001345140A (ja) | 2001-12-14 |
Family
ID=18666645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000162787A Abandoned JP2001345140A (ja) | 2000-05-31 | 2000-05-31 | リヤホルダ付きコネクタおよびその仮係止装置 |
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Country | Link |
---|---|
US (3) | US20010051468A1 (ja) |
EP (1) | EP1160927A1 (ja) |
JP (1) | JP2001345140A (ja) |
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- 2000-05-31 JP JP2000162787A patent/JP2001345140A/ja not_active Abandoned
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2001
- 2001-05-30 US US09/866,750 patent/US20010051468A1/en not_active Abandoned
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-
2002
- 2002-05-23 US US10/152,814 patent/US6918797B2/en not_active Expired - Lifetime
- 2002-05-23 US US10/152,567 patent/US6655025B2/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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