JP2001343584A - ズームレンズ - Google Patents

ズームレンズ

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JP2001343584A
JP2001343584A JP2000165904A JP2000165904A JP2001343584A JP 2001343584 A JP2001343584 A JP 2001343584A JP 2000165904 A JP2000165904 A JP 2000165904A JP 2000165904 A JP2000165904 A JP 2000165904A JP 2001343584 A JP2001343584 A JP 2001343584A
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JP
Japan
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lens group
lens
zoom lens
wide
focal length
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JP2000165904A
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English (en)
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Kuniaki Nobe
晋亮 野辺
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォーカシングを簡易にレンズ駆動機構で高
速に行え、コンパクトな高画像性能を有するズームレン
ズを提供する。 【解決手段】 物体側より順に、負の屈折力を有する第
1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群、負の屈
折力を有する第3レンズ群、及び、正の屈折力を有する
第4レンズ群の4つのレンズ群を有し、広角側から望遠
側の変倍に際し、前記隣接するレンズ群のレンズ群間隔
を変化させることにより変倍を行うズームレンズにおい
て、前記第3レンズ群を光軸方向に移動させることによ
って無限遠物体側から近距離物体側におけるフォーカシ
ングを行うことを特徴とするズームレンズ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ズームレンズに係
わり、更に詳しくは、特に高画素タイプの固体撮像素子
を有するデジタルカメラ等に用いるのに好適な、Fナン
バーが2.8程度で、変倍比が3倍程度のズームレンズ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、物体側より順に、負の屈折力
を有する第1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ
群、負の屈折力を有する第3レンズ群、及び、正の屈折
力を有する第4レンズ群の4つのレンズ群を有し、第1
レンズ群が負の屈折力を有する所謂負群先行型ズームレ
ンズは、下記のような技術が開示されている。すなわ
ち、(a)第1レンズ群を移動させることによりフォー
カシングを行う第1レンズ群繰出しのフォーカシング方
式を採用している。
【0003】また、(b)第1レンズ群を前群と後群と
に分け、フォーカシングを行う際は、後群を移動させる
(特開平2−201310号公報)。
【0004】更に、(c)、フォーカシングを行う際、
第2レンズ群と第3レンズ群を一体的に移動させるイン
ナーフォーカシング方式を採用している。なお、この場
合、同一物体距離に対するフォーカス用レンズ群の移動
量がほぼ一定となる(特開平2−136812号公
報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来技術は下記のような課題がある。
【0006】前記(a)のズームレンズの課題として、
第1レンズ群は比較的口径が大きくなり、必然的に第1
レンズ群が重くなりフォーカシング時に、大きな駆動力
が必要であり、またフォーカシングの高速化にも不利
で、フォーカシングによる像面湾曲の変動、特に広角側
の変動が大きくなる。
【0007】また、前記(b)の課題として、第1レン
ズ群を前群と後群とに分け、前群と後群の移動速度を変
えて繰り出すため、駆動機構が複雑で、大きな駆動力を
必要とする。
【0008】更に、前記(c)の課題として、絞り近傍
の第2レンズ群、及び、3レンズ群は比較的小径ではあ
るが、レンズ枚数が比較的多いため、フォーカシング時
に大きな駆動力を必要とし、フォーカシングの高速化に
不利である。
【0009】本発明は上記の課題に鑑みなされたもの
で、本発明の目的は、フォーカシングを簡易にレンズ駆
動機構で高速に行え、コンパクトな高画像性能を有する
ズームレンズを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、下記のい
ずれかの手段により達成される。即ち、 (1)物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズ
群、正の屈折力を有する第2レンズ群、負の屈折力を有
する第3レンズ群、及び、正の屈折力を有する第4レン
ズ群の4つのレンズ群を有し、広角側から望遠側の変倍
に際し、前記隣接するレンズ群のレンズ群間隔を変化さ
せることにより変倍を行うズームレンズにおいて、前記
第3レンズ群を光軸方向に移動させることによって無限
遠物体側から近距離物体側におけるフォーカシングを行
うことを特徴とするズームレンズ。
【0011】(2)前記広角側から前記望遠側への変倍
の際、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間隔を減
少し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間隔が増
加するように少なくとも2つのレンズ群を移動させるこ
とを特徴とする前記(1)に記載のズームレンズ。
【0012】(3)前記広角側から前記望遠側への変倍
の際、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間隔が減
少し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間隔が増
加し、さらに、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群の
間隔が増加するように少なくとも3つのレンズ群を移動
させることを特徴とする前記(1)に記載のズームレン
ズ。
【0013】(4)前記広角側から前記望遠側への変倍
の際、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間隔が減
少し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間隔が増
加し、さらに、望遠端における前記第3レンズ群と前記
第4レンズ群の間隔が広角端における前記第3レンズ群
と前記第4レンズ群の間隔より大きくなるように少なく
とも3つのレンズ群を移動させることを特徴とする前記
(1)に記載のズームレンズ。
【0014】(5)前記第4レンズ群は、前記変倍の際
に固定であることを特徴とする前記(1)、(2)、
(3)、又は、(4)に記載のズームレンズ。
【0015】(6)前記第3レンズ群の焦点距離を
3、広角端での全ズームレンズ系の焦点距離をfWとし
た時、以下の条件式を満足することを特徴とする前記
(1)から(5)のいずれか1項に記載のズームレン
ズ。
【0016】 3.0<|f3|/fW<11.0・・・・・・・・[1] (7)前記第3レンズ群の焦点距離をf3、広角端での
全ズームレンズ系の焦点距離をfWとした時、以下の条
件式を満足することを特徴とする(1)から(5)のい
ずれか1項に記載のズームレンズ。
【0017】 3.5<|f3|/fW<7.5・・・・・・・・・[2] (8)前記第3レンズ群は、負の屈折力を有する単レン
ズで構成したことを特徴とする(1)から(7)のいず
れか1項に記載のズームレンズ。
【0018】(9)前記第4レンズ群の焦点距離を
4、広角端での全ズームレンズ系の焦点距離をfWとし
た時、以下の条件式を満足することを特徴とする前記
(1)から(8)のいずれか1項に記載のズームレン
ズ。
【0019】 2.6<f4/fW<7.0・・・・・・・・・・・[3] (10)前記第4レンズ群の焦点距離をf4、広角端で
の全ズームレンズ系の焦点距離をfWとした時、以下の
条件式を満足することを特徴とする前記(1)から
(8)のいずれか1項に記載のズームレンズ。
【0020】 3.0<f4/fW<5.0・・・・・・・・・・・[4] (11)前記第4レンズ群は、正の屈折力を有する単レ
ンズで構成したことを特徴とする前記(1)から(1
0)のいずれか1項に記載のズームレンズ。
【0021】(12)前記第3レンズ群、及び、前記第
4レンズ群のレンズのレンズ材質が、それぞれプラスチ
ックであることを特徴とする前記(7)または(11)
に記載のズームレンズ。
【0022】(13)前記第3レンズ群の焦点距離をf
3、前記第4レンズ群の焦点距離をf4、及び、広角端で
の全ズームレンズ系の焦点距離をfWとした時、以下の
式を満足することを特徴とする前記(1)から(12)
のいずれか1項に記載のズームレンズ。
【0023】 −0.1<fW・(1/f3+1/f4)<0.2・・[5] (14)前記第3レンズ群の焦点距離をf3、前記第4
レンズ群の焦点距離をf4、及び、広角端での全ズーム
レンズ系の焦点距離をfWとした時、以下の条件式を満
足することを特徴とする前記(1)から(12)のいず
れか1項に記載のズームレンズ。
【0024】 0.0<fW・(1/f3+1/f4)<0.15・・[6] ここで、各項について説明する。
【0025】前記(1)に記載の発明において、比較的
小型である第3レンズ群をフォーカシングに用いること
により迅速な合焦が可能であり、また、フォーカシング
での駆動力も小さくできる。また、最も像側の第4レン
ズ群に正の屈折力を持たせることで、射出瞳位置を像面
から離すことができ、また、第3レンズ群に負の屈折力
を持たせることで、第2レンズ群と第4レンズ群で発生
するパッツバールを小さくすると共に、ズーミングによ
る収差変動とフォーカス移動の調整を行う。
【0026】前記(2)に記載の発明において、第1レ
ンズ群と第2レンズ群の間隔を減少させることによりズ
ーミングさせ、また、そのとき発生する像面位置ズレを
第2レンズ群と第3レンズ群の間隔を増加させることに
より調整する。
【0027】前記(3)に記載の発明において、無限遠
物体側から近距離物体側へのフォーカシングの際、第3
レンズ群は像側へ移動する。そのときの第3レンズ群の
移動量は、広角側から望遠側へ向けて大きくなる。そこ
で、広角側から望遠側へのズーミングの際に、第3レン
ズ群と第4レンズ群の間隔を増加させることにより、フ
ォーカシングの移動のための間隔を確保する。
【0028】前記(4)に記載の発明において、無限遠
物体側から近距離物体側へのフォーカシングの際、第3
レンズ群は像側へ移動する。そのときの第3レンズ群の
移動量は、広角側から望遠側へ向けて大きくなる。そこ
で、広角側から望遠側へのズーミングの際に、望遠端に
おける第3レンズ群と第4レンズ群の間隔を広角端にお
ける第3レンズ群と第4レンズ群の間隔より大きくなる
ようにすることにより、フォーカシングの移動のための
間隔を確保する。
【0029】前記(5)に記載の発明において、第4レ
ンズ群を固定することにより、広角側から望遠側までの
間で、安定したテレセントリック性を得ることができ、
機構的にもシンプルにできる。
【0030】前記(6)に記載の発明において、条件式
[1]は、最適な第3レンズ群のフォーカシングの移動
距離量に関する条件であり、上限を超えると、無限遠物
体から近距離物体におけるフォーカシングの移動距離が
大きくなり全長が大きくなり、高速なフォーカシングが
困難になる。また、逆に下限を超えると、フォーカシン
グの移動距離が小さくなりコンパクトになるが、コマ収
差を始め、諸収差が大きく発生し非球面を用いても補正
が困難になる。好ましくは3.5<|f3|/fW<7.
5(条件式[2])である。
【0031】前記(8)に記載の発明において、第3レ
ンズ群を単レンズにし軽量化することで、より高速なフ
ォーカシングができる。
【0032】前記(9)に記載の発明において、条件式
[3]は、ズームレンズの全長等に関するものであり、
上限を超えると、全長が長くなるとともに、第4レンズ
群で発生する正のペッツバールが小さくなるために、第
1レンズ群と第3レンズ群で発生する負のペッツバール
を打ち消せずに像面湾曲が大きくなる。また、逆に下限
を超えると、コマ収差が大きく発生し補正が困難にな
り、広角側で負の歪曲収差が大きく発生する。好ましく
は3.0<f4/fW<5.0(条件式[4])である。
【0033】前記(11)に記載の発明において、第4
レンズ群は正の屈折力を持つ単レンズとすることでコス
ト安となる。
【0034】前記(12)に記載の発明において、さら
に低コスト化を進める上で、第3レンズ群、第4レンズ
群にプラスチックレンズを用いるのが好ましい。なお、
第3レンズ群を少なくとも1面の非球面を有した1枚の
プラスチック負レンズ、第4レンズ群を1枚のプラスチ
ック正レンズで構成し、温度変化による焦点位置の移動
を小さくするのが好ましい。
【0035】前記(13)に記載の発明において、条件
式[5]は、第3レンズ群、及び、4レンズ群にそれぞ
れプラスチックレンズを用いた時の第3レンズ群、及び
4レンズ群の屈折力に関するものであり、上限を超える
と、また下限を超えると、温度変化による焦点位置のず
れが大きくなる。好ましくは、0.0<fW・(1/f3
+1/f4)<0.15である(条件式[6])。
【0036】
【実施例】本発明の上記の条件式を満たす実施例につい
て説明する。なお、使用する符号は下記の通りである。
【0037】f:焦点距離 F:Fナンバ ω:半画角 r:レンズ各面の曲率半径 d:レンズ厚またはレンズ間隔 f3:第3レンズ群の焦点距離 f4:第4レンズ群の焦点距離 fW:広角端での全系の焦点距離 nd:d線の屈折率 νd:アッベ数 非球面の形状は、光軸方向にX軸、光軸と垂直方向にY
軸をとり、Κ、A4、A6、A8、A10、A12を非球面係
数としたとき、「数1」で表している。
【0038】
【数1】
【0039】次に、温度変化による屈折率の変化を「表
1」に示す。
【0040】
【表1】
【0041】なお、表1中の(*)印は、プラスチック
レンズを表している。 (実施例1)実施例1は請求項3、及び、12を除く全
ての請求項に係わる実施例であり、実施例1のレンズ断
面を図1に、レンズデータを表2、及び、表3に示す。
【0042】
【表2】
【0043】
【表3】
【0044】広角端の収差図(a)、中間域の収差図
(b)、及び、望遠端の収差図(c)を図2に示す。
【0045】広角側から望遠側の変倍に際し、第1レン
ズ群1LGと第2レンズ群2LGのレンズ群間隔を減
少、第2レンズ群2LGと第3レンズ群3LGのレンズ
群間隔を増加するように、第1レンズ群1LG、第2レ
ンズ群2LGをそれぞれ光軸方向に移動し変倍させてい
る。さらに、好ましくは、第1レンズ群1LGは像面側
に凸を描くように、第2レンズ群2LGは物体側に、そ
れぞれ移動させる。その時、第3レンズ群3LG、及
び、第4レンズ群4LGは固定である。無限遠物体から
近距離物体のフォーカシングは第3レンズ群3LGを光
軸方向に動かして行う。
【0046】以上により、小型で軽量な第3レンズ群3
LGで、高速、且つ低駆動力のフォーカシングが可能に
なり、また、コンパクトで、高性能を有するズームレン
ズになった。第3レンズ群3LGが変倍によって広角か
ら望遠にかけて前に出ることによって、フォーカシング
の移動のための間隔を確保することで第3レンズ群3L
Gのパワーを小さくできるため、諸収差を小さくするこ
とができる。
【0047】次に、実施例2から実施例7について説明
するが、各実施例に共通する内容について図3を参照し
て説明する。図3にしめすように広角側から望遠側の変
倍に際し、第1レンズ群1LGと第2レンズ群2LGの
レンズ群間隔を減少、第2レンズ群2LGと第3レンズ
群3LGのレンズ群間隔を増加、また、望遠端における
第3レンズ群3LGと第4レンズ群4LGのレンズ群間
隔を広角端における第3レンズ群と第4レンズ群の間隔
より大きくなるように、第1レンズ群1LG、第2レン
ズ群2LG、第3レンズ群3LGをそれぞれ光軸方向に
移動し変倍させている。さらに、好ましくは、第1レン
ズ群は像面側に凸を描くように、第2レンズ群、第3レ
ンズ群3LGは物体側にそれぞれ移動させる。第4レン
ズ群4LGは固定である。無限遠物体から近距離物体の
フォーカシングは第3レンズ群3LGを光軸方向に動か
して行う。
【0048】(実施例2)実施例2は請求項3を除く全
ての請求項に係わる実施例であり、実施例2のレンズ断
面を図4に、レンズデータを表4、及び、表5に示す。
【0049】
【表4】
【0050】
【表5】
【0051】広角端の収差図(a)、中間域の収差図
(b)、及び、望遠端の収差図(c)を図5に示す。
【0052】以上により、第3レンズ群は小型で、軽量
になっておりフォーカシングを高速に行え、コンパクト
な高画像性能を有するズームレンズとなった。
【0053】(実施例3)実施例3は請求項3、及び、
12を除く全ての請求項に係わる実施例であり、実施例
3のレンズ断面を図6に示す。また、レンズデータを表
6、及び、表7に示す。
【0054】
【表6】
【0055】
【表7】
【0056】広角端の収差図(a)、中間域の収差図
(b)、及び、望遠端の収差図(c)を図7に示す。
【0057】以上により、第3レンズ群は小型で、軽量
になっておりフォーカシングを高速に行え、コンパクト
な高画像性能を有するズームレンズとなった。
【0058】(実施例4)実施例4は請求項3、8、及
び、12を除く全ての請求項に係わる実施例であり、実
施例4のレンズ断面を図8に示す。また、レンズデータ
を表8及び表9に示す。
【0059】
【表8】
【0060】
【表9】
【0061】広角端の収差図(a)、中間域の収差図
(b)、及び、望遠端の収差図(c)を図9に示す。
【0062】以上により、第3レンズ群は小型で、軽量
になっておりフォーカシングを高速に行え、コンパクト
な高画像性能を有するズームレンズとなった。
【0063】(実施例5)実施例5は請求項3、8、及
び、12を除く全ての請求項に係わる実施例である。実
施例5のレンズ断面を図10に示す。また、レンズデー
タを表10、及び、表11に示す。
【0064】
【表10】
【0065】
【表11】
【0066】広角端の収差図(a)、中間域の収差図
(b)、及び、望遠端の収差図(c)を図11に示す。
【0067】以上により、第3レンズ群は小型で、軽量
になっておりフォーカシングを高速に行え、コンパクト
な高画像性能を有するズームレンズとなった。
【0068】(実施例6)実施例6は請求項3、及び、
7を除く全ての請求項に係わる実施例である。実施例6
のレンズ断面を図12に示す。また、レンズデータを表
12、及び、表13に示す。
【0069】
【表12】
【0070】
【表13】
【0071】広角端の収差図(a)、中間域の収差図
(b)、及び、望遠端の収差図(c)を図13に示す。
【0072】以上により、第3レンズ群は小型で、軽量
になっておりフォーカシングを高速に行え、コンパクト
な高画像性能を有するズームレンズとなった。
【0073】(実施例7)実施例7は請求項8、及び、
12を除く全ての請求項に係わる実施例である。実施例
7のレンズ断面を図14に示す。また、レンズデータを
表14、及び、表15に示す。
【0074】
【表14】
【0075】
【表15】
【0076】広角端の収差図(a)、中間域の収差図
(b)、及び、望遠端の収差図(c)を図15に示す。
実施例7は特に、第3レンズ群と第4レンズ群の間隔が
増加するように移動する。
【0077】以上により、第3レンズ群は小型で、軽量
になっておりフォーカシングを高速に行え、コンパクト
な高画像性能を有するズームレンズとなった。
【0078】
【発明の効果】以上のように構成したので、次のような
効果を奏する。第3レンズ群を移動させることによって
無限遠物体側から近距離物体側におけるフォーカシング
を行うので、フォーカシングを簡易なレンズ駆動機構で
高速に行え、コンパクトな高画像性能を有するズームレ
ンズを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のレンズ断面図である。
【図2】実施例1の広角端の収差図(a)、中間域の収
差図(b)、及び、望遠端の収差図(c)である。
【図3】実施例2から実施例7のレンズ構成説明図であ
る。
【図4】実施例2のレンズ断面図である。
【図5】実施例2の広角端の収差図(a)、中間域の収
差図(b)、及び、望遠端の収差図(c)である。
【図6】実施例3のレンズ断面図である。
【図7】実施例3の広角端の収差図(a)、中間域の収
差図(b)、及び、望遠端の収差図(c)である。
【図8】実施例4のレンズ断面図である。
【図9】実施例4の広角端の収差図(a)、中間域の収
差図(b)、及び、望遠端の収差図(c)である。
【図10】実施例5のレンズ断面図である。
【図11】実施例5の広角端の収差図(a)、中間域の
収差図(b)、及び、望遠端の収差図(c)。
【図12】実施例6のレンズ断面図である。
【図13】実施例6の広角端の収差図(a)、中間域の
収差図(b)、及び、望遠端の収差図(c)である。
【図14】実施例7のレンズ断面図である。
【図15】実施例7の広角端の収差図(a)、中間域の
収差図(b)、及び、望遠端の収差図(c)である。
【符号の説明】
1LG 第1レンズ群 2LG 第2レンズ群 3LG 第3レンズ群 4LG 第4レンズ群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H087 KA01 MA14 NA08 PA09 PA10 PA18 PA19 PB10 PB11 PB12 QA02 QA07 QA14 QA17 QA22 QA25 QA26 QA34 QA42 QA45 RA05 RA12 RA13 RA36 RA42 SA24 SA26 SA30 SA32 SA62 SA63 SA64 SA75 SB04 SB05 SB15 SB16 SB22 SB23 SB32 UA01

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に、負の屈折力を有する第
    1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群、負の屈
    折力を有する第3レンズ群、及び、正の屈折力を有する
    第4レンズ群の4つのレンズ群を有し、広角側から望遠
    側の変倍に際し、前記隣接するレンズ群のレンズ群間隔
    を変化させることにより変倍を行うズームレンズにおい
    て、前記第3レンズ群を光軸方向に移動させることによ
    って無限遠物体側から近距離物体側におけるフォーカシ
    ングを行うことを特徴とするズームレンズ。
  2. 【請求項2】 前記広角側から前記望遠側への変倍の
    際、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間隔を減少
    し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間隔が増加
    するように少なくとも2つのレンズ群を移動させること
    を特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 【請求項3】 前記広角側から前記望遠側への変倍の
    際、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間隔が減少
    し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間隔が増加
    し、さらに、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群の間
    隔が増加するように少なくとも3つのレンズ群を移動さ
    せることを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  4. 【請求項4】 前記広角側から前記望遠側への変倍の
    際、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間隔が減少
    し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間隔が増加
    し、さらに、望遠端における前記第3レンズ群と前記第
    4レンズ群の間隔が広角端における前記第3レンズ群と
    前記第4レンズ群の間隔より大きくなるように少なくと
    も3つのレンズ群を移動させることを特徴とする請求項
    1に記載のズームレンズ。
  5. 【請求項5】 前記第4レンズ群は、前記変倍の際に固
    定であることを特徴とする請求項1、2、3、又は、4
    に記載のズームレンズ。
  6. 【請求項6】 前記第3レンズ群の焦点距離をf3、広
    角端での全ズームレンズ系の焦点距離をfWとした時、
    以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1から
    5のいずれか1項に記載のズームレンズ。 3.0<|f3|/fW<11.0
  7. 【請求項7】 前記第3レンズ群の焦点距離をf3、広
    角端での全ズームレンズ系の焦点距離をfWとした時、
    以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1から
    5のいずれか1項に記載のズームレンズ。 3.5<|f3|/fW<7.5
  8. 【請求項8】 前記第3レンズ群は、負の屈折力を有す
    る単レンズで構成したことを特徴とする請求項1から7
    のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  9. 【請求項9】 前記第4レンズ群の焦点距離をf4、広
    角端での全ズームレンズ系の焦点距離をfWとした時、
    以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1から
    8のいずれか1項に記載のズームレンズ。 2.6<f4/fW<7.0
  10. 【請求項10】 前記第4レンズ群の焦点距離をf4
    広角端での全ズームレンズ系の焦点距離をfWとした
    時、以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1
    から8のいずれか1項に記載のズームレンズ。 3.0<f4/fW<5.0
  11. 【請求項11】 前記第4レンズ群は、正の屈折力を有
    する単レンズで構成したことを特徴とする請求項1から
    10のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  12. 【請求項12】 前記第3レンズ群、及び、前記第4レ
    ンズ群のレンズのレンズ材質が、それぞれプラスチック
    であることを特徴とする請求項7または11に記載のズ
    ームレンズ。
  13. 【請求項13】 前記第3レンズ群の焦点距離をf3
    前記第4レンズ群の焦点距離をf4、及び、広角端での
    全ズームレンズ系の焦点距離をfWとした時、以下の式
    を満足することを特徴とする請求項1から12のいずれ
    か1項に記載のズームレンズ。 −0.1<fW・(1/f3+1/f4)<0.2
  14. 【請求項14】 前記第3レンズ群の焦点距離をf3
    前記第4レンズ群の焦点距離をf4、及び、広角端での
    全ズームレンズ系の焦点距離をfWとした時、以下の条
    件式を満足することを特徴とする請求項1から12のい
    ずれか1項に記載のズームレンズ。 0.0<fW・(1/f3+1/f4)<0.15
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