JP4380158B2 - ズームレンズ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、写真やビデオ等用のズームレンズに関し、詳細には該ズームレンズのフォーカシング方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ズームレンズのフォーカシング方式として、第1レンズ群を物体側へ繰り出す方式、いわゆる前玉繰り出し方式が用いられる。これは、全変倍域にわたり、同一撮影距離にある物体に対して、ほぼ同一の繰り出し量で合焦が可能であるという利点があるためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の前玉繰り出し方式は、一般に大きく重い第1レンズ群を移動させるため、保持機構と駆動機構が大型化し、消費電力量が増大してしまうという問題がある。
【0004】
そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、いわゆるインナーフォーカス方式を採用することによって高性能でコンパクトなズームレンズを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、
物体側より順に、
貼り合わせレンズを含み正の屈折力を有する第1レンズ群と、
負の屈折力を有する第2レンズ群と、
正の屈折力を有する第3レンズ群と、
負の屈折力を有する第4レンズ群と、
正の屈折力を有する第5レンズ群と、
負の屈折力を有する第6レンズ群とからなり、
広角端状態から望遠端状態へのズーミングの際に、隣接する前記各レンズ群の間隔が全て変化するズームレンズにおいて、
無限遠物体から至近撮影距離物体へのフォーカシングの際に、前記第4レンズ群と前記第5レンズ群とがそれぞれ独立に物体側へ移動し、
以下の条件式を満足することを特徴とするズームレンズを提供する。
0.560≦ |f2|/fW <1.2
但し、
f2:前記第2レンズ群の焦点距離,
fW:広角端状態における前記ズームレンズ全系の合成焦点距離.
【0006】
【発明の実施の形態】
まず、本発明によるズームレンズの構成について説明する。
本発明によるズームレンズは、6つのレンズ群から構成される多群移動ズームタイプである。これによってズーミングの際に、6つのレンズ群のうちの4つのレンズ群が可動である。
【0007】
6つのレンズ群は、正の屈折力を有するレンズ群と負の屈折力を有するレンズ群とを一組(いわゆるテレフォトタイプ)とし、三組を物体側より順に配置する。従って、本発明によるズームレンズは物体側より順に、正、負、正、負、正、負の6群構成となる。これにより、ズームレンズ全長の短縮が実現される。特に、広角端状態における小型化が図られる。また、ズーミングの際に変倍を担うレンズ群が多いため、高倍率化を図ることが比較的容易となる。さらに、可動レンズ群が多いため、収差補正の点で有利であり、全ズーム領域にわたって高い結像性能を有することが可能となる。
【0008】
次に、本発明によるズームレンズのフォーカシング方式について説明する。
上述のように、一般にズームレンズには、いわゆる前玉繰り出し方式が用いられる。この方式は、大きく重い第1レンズ群を移動させるため、保持機構と駆動機構の大型化、消費電力量の増大を招いてしまう。これは、本発明によるズームレンズにおいても、第1レンズ群が大きく重いため、同様に不利である。
【0009】
そこで本発明によるズームレンズは、フォーカシングの際に、第4レンズ群と第5レンズ群が移動する、いわゆるインナーフォーカス方式を採用している。そして、無限遠物体から至近撮影距離物体へのフォーカシングの際に第4レンズ群と第5レンズ群とは、それぞれ独立に物体側へ移動する構成としている。これによって、高い結像性能を保持しつつ、小型軽量化を図ることが可能となる。
【0010】
さらに、フォーカシングの際のレンズ群の移動量をできるだけ少なくするために、レンズ群は比較的大きいパワーを有することが必要である。また、フォーカシングの際の光学性能の劣化を抑えるために、軸外光束ができるだけ光軸近傍を通るレンズ群を合焦レンズ群とすることが望ましい。
本発明によるズームレンズにおいて、これらの条件を満足させるため、第5レンズ群を物体側へ移動させることによって主に倍率を稼ぐことが望ましい。また、このとき発生する収差変動をできるだけ抑えるため、第5レンズ群の移動と同時に第4レンズ群を独立して物体側へ移動させることが望ましい。
【0011】
本発明の好ましい態様によれば、本発明の効果をより高めるために以下の条件式(1),(2)を満足することが望ましい。
0.2<|X5W/X4W|<1.0 (1)
0.4<|X5T/X4T|<2.0 (2)
但し、
X4W:広角端状態における前記第4レンズ群のフォーカシング移動量,
X5W:広角端状態における前記第5レンズ群のフォーカシング移動量,
X4T:望遠端状態における前記第4レンズ群のフォーカシング移動量,
X5T:望遠端状態における前記第5レンズ群のフォーカシング移動量.
【0012】
条件式(1)は、広角端状態におけるフォーカシングの際に移動する第4レンズ群と第5レンズ群とのフォーカシング移動量の適切な比率を規定するものである。条件式(1)の上限値を上回ると、像面湾曲がマイナスに増大してしまうため好ましくない。逆に条件式(1)の下限値を下回ると、球面収差の補正が過剰となってしまうため好ましくない。
【0013】
条件式(2)は、望遠端状態におけるフォーカシングの際に移動する第4レンズ群と第5レンズ群とのフォーカシング移動量の適切な比率を規定するものである。条件式(2)の上限値を上回ると、球面収差の補正が不足してしまうため好ましくない。逆に条件式(2)の下限値を下回ると、球面収差の補正が過剰となってしまうため好ましくない。
【0014】
本発明の好ましい態様によれば、高性能かつコンパクトなズームレンズを実現するため、以下の条件式(3)又は(4)又は(5)を満足することが望ましい。
1.7<FT・f1/fT<3.7 (3)
0.3< |f2|/fW <1.2 (4)
0.6< f5/|f6| <1.5 (5)
但し、
fW:広角端状態におけるズームレンズ全系の合成焦点距離,
fT:望遠端状態におけるズームレンズ全系の合成焦点距離,
f1:第1レンズ群の焦点距離,
f2:第2レンズ群の焦点距離,
f5:第5レンズ群の焦点距離,
f6:第6レンズ群の焦点距離,
FT:望遠端状態におけるズームレンズ全系のF値.
【0015】
条件式(3)は、望遠端状態における第1レンズ群の明るさ(見掛けのF値)の適切な値を規定するものである。条件式(3)の上限値を上回ると、第1レンズ群の焦点距離が長くなり過ぎる。このため、広角端状態から望遠端状態へのズーミングの際に、第1レンズ群の移動量が増大し、小型軽量化を達成できなくなってしまう。逆に条件式(3)の下限値を下回ると、第1レンズ群の焦点距離が短くなり過ぎる。このため、ズーミングによる諸収差の変動が抑えられなくなり、結像性能が低下してしまう。
【0016】
条件式(4)は、第2レンズ群の焦点距離と、広角端状態におけるズームレンズ全系の合成焦点距離との適切な比率を規定するものである。条件式(4)の上限値を上回ると、必要とされる十分なバックフォーカスを広角端状態において確保することが難しくなってしまう。逆に条件式(4)の下限値を下回ると、第2レンズ群よりも像側に位置する各レンズ群のレンズ径が大きくなる。このため、小型軽量化が困難となってしまう。
【0017】
条件式(5)は、第5レンズ群の焦点距離と第6レンズ群の焦点距離との適切な比率を規定するものである。条件式(5)の上限値を上回ると、第6レンズ群の焦点距離が短くなり過ぎる。このため、ペッツバール和がマイナスに行き過ぎることとなり、良好な結像性能が得られなくなってしまう。逆に条件式(5)の下限値を下回ると、第5レンズ群の焦点距離が短くなり過ぎる。このため、全ズーム領域にわたって球面収差とコマ収差の変動が大きくなり、結像性能の低下を招いてしまう。
【0018】
さらに、本発明によるズームレンズは、非球面レンズを使用することによって、さらなる高性能化とコンパクト化を図ることができる。
また、本発明によるズームレンズは、像ブレを補正するための補正光学系として一部のレンズ群を使用することによって、防振機能を有するズームレンズとすることもできる。
尚、本発明の実施例及び参考例に係るズームレンズには、屈折型レンズのみを使用している。しかし、回折光学素子や屈折率分布型レンズ等を使用することも可能である。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の実施例及び参考例に係るズームレンズを添付図面に基づいて説明する。
実施例及び参考例に係るズームレンズは、物体側から順に、貼り合わせレンズを含み正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、負の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、負の屈折力を有する第4レンズ群G4と、正の屈折力を有する第5レンズ群G5と、負の屈折力を有する第6レンズ群G6とから構成される。
【0020】
そして、広角端状態から望遠端状態への変倍(ズーミング)の際に、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が増大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間隔が減少し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間隔が増大し、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との間隔が変化し、第5レンズ群G5と第6レンズ群G6との間隔が減少する。
また、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5とは、無限遠物体から近距離物体への合焦(フォーカシング)の際に、それぞれ独立して光軸方向物体側に移動する。
【0021】
(第1実施例)
図1は本発明の第1実施例に係るズームレンズのレンズ構成を示す図である。また図には、広角端状態(W)から望遠端状態(T)へのズーム軌跡と、無限遠物体から至近撮影距離物体へのフォーカシング方向を矢印で示す。尚、以下の実施例も同様である。
本実施例に係るズームレンズにおいて、第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12との貼り合わせレンズと、両凸形状の正レンズL13とから構成される。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、両凹形状の負レンズL21と、両凹形状の負レンズL22と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL23との貼り合わせレンズとから構成される。
第3レンズ群G3は、物体側から順に、両凸形状の正レンズL31と、両凸形状の正レンズL32と両凹形状の負レンズL33との貼り合わせレンズと、開口絞りASとから構成され、開口絞りASは前記両凹形状の負レンズL33の像側面に隣接して配置されている。
【0022】
第4レンズ群G4は、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL41で構成される。
第5レンズ群G5は、物体側から順に、両凸形状の正レンズL51と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL52との貼り合わせレンズと、両凸形状の正レンズL53とから構成される。
第6レンズ群G6は、物体側から順に、両凹形状の負レンズL61と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL62との貼り合わせレンズで構成される。
【0023】
以下の表1に、本発明の第1実施例に係るズームレンズの諸元の値を掲げる。
(全体諸元)において、fは焦点距離、FNOはFナンバー、2wは画角の最大値(単位:度)をそれぞれ示す。
(レンズデータ)において、面番号は物体側からのレンズ面の順序、Rはレンズ面の曲率半径、Dはレンズ面の間隔をそれぞれ示す。Vd,Ndはそれぞれアッベ数,屈折率を示す。また、これらのアッベ数と屈折率はd線(λ=587.6nm)に対する値である。さらに、Bfはバックフォーカスを示す。
尚、以下に示す参考例の諸元値においても、本実施例と同様の符号を用いる。
【0024】
ここで、以下の全ての諸元値において掲載されている焦点距離f、曲率半径R、面間隔d、その他長さの単位は一般に「mm」が使われる。しかし光学系は、比例拡大または比例縮小しても同等の光学性能が得られるため、これに限られるものではない。
【0025】
【表1】
Figure 0004380158
Figure 0004380158
Figure 0004380158
【0026】
図2,図3は、第1実施例に係るズームレンズのd線(λ=587.6nm)に対する諸収差図である。
図2(a),(b)はそれぞれ、広角端状態,望遠端状態における無限遠合焦時の諸収差図を示す。
図3(a),(b)はそれぞれ、物体面から像面までの距離をRDとすると、広角端状態,望遠端状態における至近撮影距離(RD=1.3mを採用する)合焦時の諸収差図を示す。
【0027】
各収差図において、FNOはFナンバー、wは半画角をそれぞれ示し、値はその最大値を示す。また、非点収差図において、実線Sはサジタル像面を示し、破線Mはメリディオナル像面を示す。
尚、以下に示す参考例の諸収差図において、本実施例と同様の符号を用いる。
【0028】
各諸収差図より本実施例に係るズームレンズは、広角端状態及び望遠端状態において、特に至近撮影距離合焦時にも、諸収差を良好に補正し、優れた結像性能を有することがわかる。
【0029】
参考例
図4は本発明の参考例に係るズームレンズのレンズ構成を示す図である。
参考例に係るズームレンズにおいて、第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と両凸形状の正レンズL12との貼り合わせレンズと、両凸形状の正レンズL13とから構成される。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズL21と両凹形状の負レンズL22との貼り合わせレンズと、両凹形状の負レンズL23と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL24との貼り合わせレンズと、両凹形状の負レンズL25とから構成される。
第3レンズ群G3は、物体側から順に、両凸形状の正レンズL31と、両凸形状の正レンズL32と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL33との貼り合わせレンズと、開口絞りASとから構成され、開口絞りASは前記物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL33の像側面に隣接して配置されている。
【0030】
第4レンズ群G4は、物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL41で構成される。
第5レンズ群G5は、物体側から順に、両凸形状の正レンズL51と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL52との貼り合わせレンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL53とから構成される。
第6レンズ群G6は、物体側から順に、両凹形状の負レンズL61と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL62との貼り合わせレンズで構成される。
以下の表2に、本発明の参考例に係るズームレンズの諸元の値を掲げる。
【0031】
【表2】
Figure 0004380158
Figure 0004380158
Figure 0004380158
【0032】
図5,図6は、参考例に係るズームレンズのd線(λ=587.6nm)に対する諸収差図である。
図5(a),(b)はそれぞれ、広角端状態,望遠端状態における無限遠合焦時の諸収差図を示す。
図6(a),(b)はそれぞれ、広角端状態,望遠端状態における至近撮影距離(RD=2.3mを採用する)合焦時の諸収差図を示す。
【0033】
各諸収差図より本参考例に係るズームレンズは、広角端状態及び望遠端状態において、特に至近撮影距離合焦時にも、諸収差を良好に補正し、優れた結像性能を有することがわかる。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、いわゆるインナーフォーカス方式を採用することによって高性能でコンパクトなズームレンズを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係るズームレンズのレンズ構成を示す図である。
【図2】 (a),(b)はそれぞれ、本発明の第1実施例に係るズームレンズの広角端状態,望遠端状態における無限遠合焦時の諸収差図を示す。
【図3】 (a),(b)はそれぞれ、本発明の第1実施例に係るズームレンズの広角端状態,望遠端状態における至近撮影距離(RD=1.3mを採用する)合焦時の諸収差図を示す。
【図4】 本発明の参考例に係るズームレンズのレンズ構成を示す図である。
【図5】 (a),(b)はそれぞれ、本発明の参考例に係るズームレンズの広角端状態,望遠端状態における無限遠合焦時の諸収差図を示す。
【図6】 (a),(b)はそれぞれ、本発明の参考例に係るズームレンズの広角端状態,望遠端状態における至近撮影距離(RD=2.3mを採用する)合焦時の諸収差図を示す。
【符号の説明】
第1レンズ群
第2レンズ群
第3レンズ群
第4レンズ群
第5レンズ群
第6レンズ群
開口絞り
像面

Claims (6)

  1. 物体側より順に、
    貼り合わせレンズを含み正の屈折力を有する第1レンズ群と、
    負の屈折力を有する第2レンズ群と、
    正の屈折力を有する第3レンズ群と、
    負の屈折力を有する第4レンズ群と、
    正の屈折力を有する第5レンズ群と、
    負の屈折力を有する第6レンズ群とからなり、
    広角端状態から望遠端状態へのズーミングの際に、隣接する前記各レンズ群の間隔が全て変化するズームレンズにおいて、
    無限遠物体から至近撮影距離物体へのフォーカシングの際に、前記第4レンズ群と前記第5レンズ群とがそれぞれ独立に物体側へ移動し、
    以下の条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
    0.560≦ |f2|/fW <1.2
    但し、
    f2:前記第2レンズ群の焦点距離,
    fW:広角端状態における前記ズームレンズ全系の合成焦点距離.
  2. フォーカシングの際に、以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
    0.2<|X5W/X4W|<1.0
    0.4<|X5T/X4T|<2.0
    但し、
    X4W:広角端状態における前記第4レンズ群のフォーカシング移動量,
    X5W:広角端状態における前記第5レンズ群のフォーカシング移動量,
    X4T:望遠端状態における前記第4レンズ群のフォーカシング移動量,
    X5T:望遠端状態における前記第5レンズ群のフォーカシング移動量.
  3. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のズームレンズ。
    1.7<FT・f1/fT<3.7
    但し、
    FT:望遠端状態における前記ズームレンズ全系のF値,
    f1:前記第1レンズ群の焦点距離.
    fT:望遠端状態における前記ズームレンズ全系の合成焦点距離.
  4. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
    0.6< f5/|f6| <1.5
    但し、
    f5:第5レンズ群の焦点距離,
    f6:第6レンズ群の焦点距離.
  5. 広角端状態から望遠端状態へのズーミングの際に、前記第2レンズ群は像面に対する位置を固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  6. 広角端状態から望遠端状態へのズーミングの際に、前記第4レンズ群は像面に対する位置を固定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のズームレンズ。
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