JP2001339609A - 画像形成装置およびその画像処理方法 - Google Patents

画像形成装置およびその画像処理方法

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JP2001339609A JP2000155338A JP2000155338A JP2001339609A JP 2001339609 A JP2001339609 A JP 2001339609A JP 2000155338 A JP2000155338 A JP 2000155338A JP 2000155338 A JP2000155338 A JP 2000155338A JP 2001339609 A JP2001339609 A JP 2001339609A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の入出力特性値を有する画像形成装置に
おける、各入出力特性値の設定作業時間を短縮する。 【解決手段】 原稿を画像データとして読取る画像デー
タ入力部40を設ける。基準原稿2を読み取ったとき
の、入出力特性値の目標値を格納する目標値メモリ部3
aを設ける。基準原稿2の画像データと、上記目標値と
を比較して新たな入出力特性値を生成する比較部3を設
ける。オリジナル原稿と、コピー原稿との間での入出力
特性値を違いを固定値として格納しておく固定値メモリ
部4aを設ける。基準原稿2の画像データに上記固定値
を加算して比較部3に出力する加算部4を設ける。固定
値メモリ部4aと加算部4とを設けたことにより、1度
の基準原稿2の読取りによって、複数の入出力特性値を
設定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の色処理モード
等の各画像形成モードを有する画像形成装置、およびそ
の画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像形成装置としてのカラー複写
装置では、画像読取部の固体撮像素子で走査した原稿を
電気信号の画像情報に変換し、その電気信号をカラー画
像形成部に入力してカラー画像を形成している。固体撮
像素子としては、一般的にRGB(赤、緑、青)の各フ
ィルタが受光部上に備えられたカラーCCDセンサが用
いられている。
【0003】原稿を走査することにより得られた画像情
報の電気信号は、カラー画像形成部で出力される前に、
原稿に忠実な画像形成が行われるように画像処理され
る。つまり、固体撮像素子を有する画像読取部やカラー
画像形成部等の入出力手段の入出力特性値に合わせ、忠
実な画像形成が行われるように画像情報の電気信号を制
御する画像処理が行われる。
【0004】入出力手段の入出力特性値は、構成する部
品や制御方法等により異なるために、装置毎に入出力特
性値を設定する必要がある。この設定方法として、基準
原稿を画像読取部で読取り、入出力特性値を設定する方
法、および、画像読取部より得られた画像情報の電気信
号を基にカラー画像形成部で画像形成物として出力し、
出力された画像形成物を、再度、画像読取部で読取り、
入出力特性値を設定する方法などが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な画像形成装置は、通常の文字画像の原稿や、網点画像
を含む原稿や、写真画像を含む原稿といった種々な原稿
に対する複数の画像形成モードを有しているため、従来
の入出力特性値の設定方法では、各画像形成モード毎
に、それぞれに対応する基準原稿を使用しそれぞれ別々
に入出力特性値の設定を行う必要があり、各入出力特性
値の設定に非常に手間取るという問題を有している。
【0006】つまり、従来では、画像形成モードの数に
対応する回数の入出力特性値の設定を行うために設定作
業時間が長くなってしまうという問題と、基準原稿が画
像形成モード毎に異なる場合には、使用すべき基準原稿
を誤って異なる基準原稿を使用して誤設定を行ってしま
い、再設定のために、やはり設定作業時間が長くなって
しまうという問題が生じている。
【0007】本発明は、この問題に鑑み1回だけ基準原
稿を読み取ることで同時に複数の入出力特性値を設定可
能とし、入出力特性値の設定作業時間を短縮すること
や、誤設定を未然に防止できる画像形成装置およびその
画像処理方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の画像形成装置
は、以上の課題を解決するために、原稿を読取る画像読
取部と、読取られた原稿の画像データを基に画像形成を
行う画像形成部とを、複数の画像形成モードにてそれぞ
れ画像形成できるように有する画像形成装置において、
階調パターンが形成されている基準原稿を前記画像読取
部で画像データとして読取り、それぞれの画像形成モー
ドに対応する各入出力特性値を上記画像データからそれ
ぞれ設定する第1設定手段を備えていることを特徴とし
ている。
【0009】上記構成によれば、複数の画像形成モード
毎に複数回の入出力特性値の設定作業を行うことを省い
て、基準原稿の1回の読取りにより、複数の画像形成モ
ードに対応する各入出力特性値を同時に設定できるの
で、各入出力特性値の設定作業時間を大幅に短縮するこ
とができ、調整コストを低減することができる。
【0010】上記画像形成装置においては、さらに、前
記複数の画像形成モードが、通常の原稿を読取り画像形
成を行う第1の画像形成モードと、画像形成部により複
製された原稿に対して読取り画像形成を行う第2の画像
形成モードとを有し、第1設定手段は、第1の画像形成
モードに用いる第1の入出力特性値と、第2の画像形成
モードに用いる第2の入出力特性値とを、前記画像読取
部で前記の基準原稿を読取ることでそれぞれ設定するよ
うになっていてもよい。
【0011】上記構成によれば、通常の原稿に対する画
像形成だけでなく、1回以上、複製(コピー)された原
稿について画像形成の場合にも基の原稿と遜色のない良
好な複製された原稿が得られるように、基準原稿を1回
読取るだけで、通常の原稿および複製された原稿のそれ
ぞれに対応する各入出力特性値を、短時間の作業で設定
することができる。
【0012】上記画像形成装置では、前記第1設定手段
は、第1の入出力特性値を、前記の基準原稿を前記の画
像読取部で読取り生成された第1の画像データと、予め
記憶されている目標値とを比較することで作成し、か
つ、第2の入出力特性値を、各入出力特性値の間の相違
に対応させた、予め記憶されている固定値により、前記
の第1の画像データを補正した第2の画像データと前記
の目標値とを比較することで作成するようになっている
ことが好ましい。
【0013】上記構成によれば、第2の入出力特性値
は、第1の画像データを予め設定して記憶させた固定値
により補正した第2の画像データと、第1の入出力特性
値を求めたときに使用した目標値とを比較して設定され
る。
【0014】このことから、上記構成では、基準となる
原稿を1回だけ読み取った第1の画像データを基に、第
1の入出力特性値と第2の入出力特性値の両方を同時に
設定することができて、各入出力特性値の設定を迅速化
できる。
【0015】また、上記構成では、第2の入出力特性値
の設定には、第1の入出力特性値を求めるときに使用す
る目標値を用いるので、第2の入出力特性値の設定を迅
速化および簡素化できる。よって、上記構成では、精度
が高い各入出力特性値を自動的に、簡便に瞬時に作成し
設定することができる。
【0016】上記画像形成装置においては、階調パター
ンが形成されている基準原稿を前記の画像読取部で読取
った画像データを、第1の入出力特性値を基に画像形成
部に出力し、画像形成部にて複製された基準原稿を、前
記の画像読取部で読取ることにより第2の入出力特性値
を設定する第2設定手段をさらに有していてもよい。
【0017】上記構成によれば、基準原稿に基づいて画
像形成部で形成した複製された基準原稿を第2の入出力
特性値を設定するときに用いるため、実際に用いる複製
された原稿に対応した第2の入出力特性値を設定できる
ので、第2の画像形成モードで使用する第2の入出力特
性値をさらに精度良く設定することができる。
【0018】上記画像形成装置では、さらに、前記第2
の画像形成モードに使用する第2の入出力特性値を設定
するときに、第2の入出力特性値を調整できる操作部を
有していてもよい。
【0019】上記構成によれば、複製された原稿に対し
画像形成を行う第2の画像形成モードにおいて、使用者
が操作部により所望する第2の入出力特性値に設定で
き、複製された原稿からの画像形成、つまりコピーto
コピーにおいても、例えば好みの色再現が可能な第2の
入出力特性値を設定することができる。
【0020】上記画像形成装置においては、さらに、基
準原稿上に対し、第2の入出力特性値の設定用であるこ
とを示すパターンを検出する検出手段と、上記パターン
が検出されたときに、前記第2の入出力特性値を設定す
る第2設定手段とを備えていてもよい。
【0021】上記構成によれば、読取り時に読取り原稿
が必要とする、例えば複製された基準原稿であるか否か
が自動的に検出手段により判別されるため、第2の入出
力特性値の設定時に誤って別の原稿(例えば基の基準原
稿)を使用することによる誤った設定がされてしまうこ
とを未然に防止することができる。
【0022】上記画像形成装置では、さらに、前記第2
の画像形成モードに使用する第2の入出力特性値を設定
するときに、前記の基準原稿を前記の画像読取部で読取
り、前記画像形成部で形成される際に、再読取り用の複
製された基準原稿上にパターンを付加して画像形成部よ
り出力する付加手段を有していてもよい。
【0023】上記構成では、複製された基準原稿に対
し、パターンを付加することにより、上記の複製された
基準原稿と基の基準原稿との違いを明確化できるので、
複製された基準原稿を用いる場合に、基の基準原稿を用
いるといった誤った設定作業を回避できて、設定作業を
確実化でき、また、設定作業の遅延も防止できる。
【0024】上記画像形成装置においては、前記付加手
段は、パターンを再読取り用の複製された基準原稿にお
ける、搬送方向の先端部に設けるようになっていること
が好ましい。
【0025】上記構成によれば、第2の入出力特性値の
設定用に設置された、階調パッチ等を有する基準原稿に
対して、パターンが先端部に設けられているので、容易
に複製された基準原稿か否かを判別できる。よって、上
記構成では、読取り設定を目的とした画像処理に入る前
に、第2の入出力特性値の設定用の再読取りされた、複
製された基準原稿か否かを判別でき、設定のための基準
原稿の間違えを、より確実に回避できる。
【0026】上記画像形成装置では、さらに、前記パタ
ーンが検出されなかったときには第2の入出力特性値を
設定することを禁止する禁止手段を有していてもよい。
上記構成によれば、基準原稿を間違えた場合に瞬時に設
定処理動作を停止し調整者に対して報知することができ
るので、設定作業の遅延を軽減できる。
【0027】上記画像形成装置においては、さらに、前
記第2設定手段では、前記の複製された基準原稿を画像
読取部により読取って得られた第3の画像データと、予
め記憶されている前記の目標値とを比較することで、第
2の入出力特性値を作成し設定するようになっていても
よい。
【0028】上記構成によれば、複製された基準原稿を
読取った第3の画像データを、目標値との比較対象とす
るため、実際に用いる複製された基準原稿の第3の画像
データに基づいて第2の入出力特性値を設定できるの
で、精度の高い第2の入出力特性値を設定することがで
きる。
【0029】本発明の画像形成装置の画像処理方法は、
前記の課題を解決するために、複数の画像形成モードに
て画像形成を可能とし、それぞれの画像形成モードに対
応する各入出力特性値を備え、階調パターンが形成され
ている基準原稿を、画像データとして読取り、入出力特
性値の設定のための予め設定された目標値と、上記画像
データとから、第1の画像形成モードに対応した第1の
入出力特性値を設定し、各入出力特性値の相違に対応し
た固定値により、上記画像データから疑似画像データを
生成して、その疑似画像データと上記目標値とから第2
の画像形成モードに対応した第2の入出力特性値を設定
することを特徴としている。
【0030】上記方法によれば、第2の画像形成モード
に対応した、疑似画像データを、第1の画像形成モード
に対応した画像データから生成することにより、複数の
画像形成モード毎に複数回の入出力特性値の設定作業を
行うことを省いて、基準原稿の1回の読取りにより、複
数の画像形成モードに対応する各入出力特性値を同時に
設定できるので、各入出力特性値の設定作業時間を大幅
に短縮することができ、調整コストを低減することがで
きる。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図1
ないし図14に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
【0032】本発明の画像形成装置に係る実施の形態例
であるデジタルカラー複写機1では、図2に示すよう
に、箱形状である複写機本体1aの上面に、光透過性を
有する原稿台111及び操作パネルが設けられ、複写機
本体1aの内部に、上記原稿から電気信号の原稿画像情
報を生成するための画像データ入力部(画像読取部)4
0、および上記原稿画像情報から原稿の画像に応じた複
写物を形成するための画像データ出力部(画像形成部)
42が設けられている。
【0033】原稿台111の上面には該原稿台111に
対して開閉可能な状態で支持され、原稿台111面に対
して所定の位置関係を有した両面自動原稿送り装置(R
ADF;Recirculating Automatic Document Feeder)1
12が装着されている。
【0034】両面自動原稿送り装置112は、まず、原
稿の一方の面が原稿台111の所定位置において画像デ
ータ入力部40に対向するよう原稿を搬送し、この一方
の面についての画像読取りが終了した後に、原稿の他方
の面が原稿台111の所定位置において画像データ入力
部40に対向するよう原稿を反転して原稿台111に向
かって搬送するようになっている。
【0035】そして、両面自動原稿送り装置112は、
1枚の原稿について両面の画像読取りが終了した後にこ
の原稿を排出し、次の原稿についての両面搬送動作を実
行するようになっている。
【0036】以上の原稿の搬送および表裏反転の動作
は、デジタルカラー複写機1の全体の動作に関連して制
御されるものである。画像データ入力部40は、両面自
動原稿送り装置112により原稿台111上に搬送され
てきた原稿の画像を読み取るために、原稿台111の下
方に配置されている。
【0037】画像データ入力部40は、原稿を走査して
読み取るために、上記原稿からの反射光を導くための、
該原稿台111の下面に沿って平行に往復移動する第1
および第2走査ユニット113、114と、上記第1お
よび第2走査ユニット113、114からの光を集光す
る光学レンズ115と、光学レンズ115からの光を電
気信号に変換する光電変換素子であるカラーCCD40
aとを有している。
【0038】第1走査ユニット113は原稿画像表面を
露光する露光ランプと、原稿からの反射光像を所定の方
向に向かって偏向する第1ミラーとを有し、原稿台11
1の下面に対して一定の距離を保ちながら所定の走査速
度で平行に往復移動するものである。
【0039】第2走査ユニット114は、第1走査ユニ
ット113の第1ミラーにより偏向された原稿からの反
射光像をさらに所定の方向に向かって偏向する第2およ
び第3ミラーとを有し、第1走査ユニット113と一定
の速度関係を保って平行に往復移動するものである。
【0040】光学レンズ115は、第2走査ユニット1
14の第3ミラーにより偏向された原稿からの反射光像
を縮小し、縮小された光像を、カラーCCD40a上の
所定位置に結像させるものである。
【0041】カラーCCD40aは、結像された光像を
順次光電変換して電気信号として出力するものである。
カラーCCD40aは、白黒画像あるいはカラー画像を
読取り、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色成分に色
分解したラインデータを出力することのできる3ライン
のカラーのCCDラインセンサである。このカラーCC
D40aにより電気信号に変換された原稿画像情報は、
さらに、図示しない画像処理部に転送されて所定の画像
データ処理が施される。
【0042】次に、前述の画像データ出力部42の構
成、および画像データ出力部42に係わる各部の構成に
ついて説明する。画像データ出力部42の下方には、用
紙トレイ内に積載収容されている用紙(記録媒体)Pを
1枚ずつ分離して画像データ出力部42に向かって供給
する給紙機構211が設けられている。
【0043】そして、1枚ずつ分離供給された用紙P
は、画像データ出力部42の手前に配置された一対のレ
ジストローラ212によりタイミングが制御されて画像
データ出力部42に搬送される。さらに、用紙Pの両面
に画像を形成する場合には、片面に画像が形成された用
紙Pは、画像データ出力部42の画像形成にタイミング
を合わせて画像データ出力部42に再供給されるように
搬送される。
【0044】画像データ出力部42の下方、かつ、給紙
機構211の上方には、転写搬送ベルト機構213が配
置されている。転写搬送ベルト機構213は、駆動ロー
ラ214と従動ローラ215との間に略平行に伸びるよ
うに張架された転写搬送ベルト216に用紙Pを静電吸
着させて搬送する構成となっている。
【0045】さらに、用紙搬送路における転写搬送ベル
ト機構213の下流側には、用紙P上に転写形成された
トナー像を用紙P上に定着させるための定着装置217
が配置されている。この定着装置217の一対の定着ロ
ーラ間におけるニップ部を通過した用紙Pは、搬送方向
切換えゲート218を経て、排出ローラ219により複
写機本体1aの外壁に取り付けられている排紙トレイ2
20上に排出される。
【0046】切換えゲート218は、定着後の用紙Pの
搬送経路を、複写機本体1aの外へ用紙Pを排出する経
路と、画像データ出力部42に向かって用紙Pを再供給
する経路との間で選択的に切換えるものである。切換え
ゲート218により再び画像データ出力部42に向かっ
て搬送方向が切換えられた用紙Pは、スイッチバック搬
送経路221を介して表裏反転された後、画像データ出
力部42へと再度供給される。
【0047】また、画像データ出力部42における転写
搬送ベルト216の上方には、転写搬送ベルト216に
近接して、第1の画像形成ステーションPa、第2の画
像形成ステーションPb、第3の画像形成ステーション
Pc、および第4の画像形成ステーションPdが、用紙
搬送経路上流側から順に並設されている。
【0048】転写搬送ベルト216は駆動ローラ214
によって、図2において矢印Z(反時計方向)で示す方
向に摩擦駆動され、前述したように給紙機構211を通
じて給送される用紙Pを静電吸着によって保持し、用紙
Pを画像形成ステーションPa〜Pdへと順次搬送す
る。
【0049】各画像形成ステーションPa〜Pdは、実
質的に同一の構成を有している。各画像形成ステーショ
ンPa、Pb、Pc、Pdは、図1に示す矢印F方向に
回転駆動される各感光体ドラム222a、222b、2
22c、222dをそれぞれ含んでいる。
【0050】各感光体ドラム222a〜222dの周辺
には、感光体ドラム222a〜222dをそれぞれ一様
に帯電する帯電器223a、223b、223c、22
3dと、感光体ドラム222a〜222d上に形成され
た静電潜像をそれぞれ現像する現像装置224a、22
4b、224c、224dと、現像された感光体ドラム
222a〜222d上のトナー像を用紙Pへ転写する転
写用放電器225a、225b、225c、225d
と、感光体ドラム222a〜222d上に残留するトナ
ーを除去するクリーニング装置226a、226b、2
26c、226dとが感光体ドラム222a〜222d
の回転方向に沿って順次配置されている。
【0051】また、各感光体ドラム222a〜222d
の上方には、各レーザービームスキャナ42b、42
c、42d、42eがそれぞれ設けられている。
【0052】各レーザービームスキャナ42b〜42e
は、原稿画像情報(画像データ)に応じて変調されたド
ット光を発する半導体レーザー素子(図示せず)、半導
体レーザー素子からのレーザービームを主走査方向に偏
向させるためのポリゴンミラー(偏向装置)240a〜
240dと、ポリゴンミラー240a〜240dにより
偏向されたレーザービームを感光体ドラム222a〜2
22d表面に結像させるためのfθレンズ241a〜2
41dやミラー242a〜242d、243a〜243
dなどから構成されている。
【0053】レーザービームスキャナ42bにはカラー
の原稿画像情報の黒色成分像に対応する画素信号が、レ
ーザービームスキャナ42cには、上記原稿画像情報の
シアン色成分像に対応する画素信号が、レーザービーム
スキャナ42dには、上記原稿画像情報のマゼンタ色成
分像に対応する画素信号が、そして、レーザービームス
キャナ42eには、上記原稿画像情報のイエロー色成分
像に対応する画素信号がそれぞれ入力される。
【0054】これにより、色変換された原稿画像情報に
対応する静電潜像が各感光体ドラム222a〜222d
上に形成される。そして、現像装置224aには黒色の
トナーが、現像装置224bにはシアン色のトナーが、
現像装置224cにはマゼンタ色のトナーが、現像装置
224dにはイエロー色のトナーがそれぞれ収容されて
おり、感光体ドラム222a〜222d上の静電潜像
は、これら各色のトナーにより現像される。
【0055】これにより、画像データ出力部42にて色
変換された原稿画像情報が各色のトナー像として再現さ
れる。また、第1の画像形成ステーションPaと給紙機
構211との間には用紙吸着用(ブラシ)帯電器228
が設けられている。この用紙吸着用帯電器228は転写
搬送ベルト216の表面を帯電させるものである。給紙
機構211から供給された用紙Pは、転写搬送ベルト2
16上に確実に吸着させた状態で第1の画像形成ステー
ションPaから第4の画像形成ステーションPdの間
を、位置ずれを防止しながら搬送される。
【0056】一方、第4の画像形成ステーションPdと
定着装置217との間で駆動ローラ214のほぼ真上部
には除電器229が設けられている。この除電器229
には転写搬送ベルト216に静電吸着されている用紙P
を転写搬送ベルト216から分離するための交流電流が
印加されている。
【0057】上記構成のデジタルカラー複写機1におい
ては、用紙Pとしてカットシート状の紙が使用される。
この用紙Pは、給紙カセットから送り出されて給紙機構
211の給紙搬送経路のガイド内に供給されると、その
用紙Pの先端部分がセンサ(図示せず)にて検知され、
このセンサから出力される検知信号に基づいて一対のレ
ジストローラ212により一旦停止される。
【0058】そして、用紙Pは各画像形成ステーション
Pa〜Pdとタイミングをとって図2の矢印Z方向に回
転している転写搬送ベルト216上に送られる。このと
き転写搬送ベルト216には前述したように用紙吸着用
帯電器228により所定の帯電が施されているので、用
紙Pは、各画像形成ステーションPa〜Pdを通過する
間、安定して搬送供給される。
【0059】各画像形成ステーションPa〜Pdにおい
ては、各色のトナー像が、それぞれ形成され、転写搬送
ベルト216により静電吸着されて搬送される用紙Pの
支持面上で重ね合わされる。第4の画像形成ステーショ
ンPdによる画像の転写が完了すると、用紙Pは、その
先端部分から順次、除電器229により転写搬送ベルト
216上から剥離され、定着装置217へと導かれる。
最後に、トナー画像が定着された用紙Pは、用紙排出口
(図示せず)から排紙トレイ220上へと排出される。
【0060】なお、上述の説明ではレーザービームスキ
ャナ42b〜42eによって、レーザービームを走査し
て、感光体ドラム222a〜222dを露光することに
より、感光体ドラム222a〜222dへの光書き込み
を行なう。しかし、レーザービームスキャナの代わり
に、発光ダイオードアレイと結像レンズアレイからなる
書き込み光学系(LEDヘッド)を用いてもよい。LE
Dヘッドはレーザービームスキャナに比べ、サイズも小
さく、また可動部分がなく無音である。よって、複数個
の光書き込みユニットを必要とするタンデム方式のデジ
タルカラー複写機1などの画像形成装置では、好適に用
いることができる。
【0061】次にデジタルカラー複写機1に搭載されて
いるカラー画像情報の画像処理部の構成および機能を説
明する。このデジタルカラー複写機1に含まれている画
像処理部は、例えば図3に示すように、画像データ入力
部40、画像処理部41、画像データ出力部42、ハー
ドディスク装置もしくはRAM(ランダムアクセスメモ
リ)等から構成される画像メモリ43、中央処理装置
(CPU)44、画像編集部45、および各インターフ
ェース46、47を有している。
【0062】画像データ入力部40は、白黒原稿あるい
はカラー原稿画像を読取りRGBの色成分に色分解した
画像ラインデータを出力することのできる3ラインのカ
ラーCCD40a、カラーCCD40aにて読み取られ
た画像ラインデータのライン画像レベルを補正するシェ
ーディング部40b、3ラインのカラーCCD40aに
て読み取られた画像ラインデータのずれを補正するライ
ンバッファなどのライン合わせ部40c、3ラインのカ
ラーCCD40aから出力される各色の画像ラインデー
タの色データを補正するセンサー色補正部40d、各画
素の信号の変化にめりはりを付与するよう補正するMT
F補正部40e、画像の明暗を補正して視感度補正を行
うγ補正部40fなどを備えている。
【0063】γ補正部40fは、相異なる原稿に対して
複数のγ入出力特性データ(入出力特性値)を有してお
り、用いる原稿に応じて、複数のγ入出力特性データを
選択使用できるようになっている。
【0064】画像処理部41は、画像データ入力部40
から入力されるカラー画像信号であるRGB信号よりモ
ノクロデータを生成するモノクロデータ生成部41a
(白黒原稿)と、RGB信号を、各記録部であるレーザ
ービームスキャナ42b〜42eに対応したYMC信号
に変換し、またクロック変換する入力処理部41b、入
力された画像データが文字部なのか網点写真なのか印画
紙写真なのかをそれぞれを分離する領域分離部41c、
入力処理部41bから出力されるYMC信号に基づいて
下色除去処理を行い黒生成する黒生成部41d、各色変
換テーブルに基づいてカラー画像信号の各色を調整する
色補正部41e、設定されている倍率に基づいて入力さ
れた画像情報を倍率変換するズーム処理部41f、及び
空間フィルタ部41g、多値誤差拡散や多値ディザなど
の階調性を表現するための中間調処理部41hなどから
成っている。
【0065】中間調処理された各色画像データは画像メ
モリ43にいったん貯えられる。画像メモリ43は画像
処理部41からシリアル出力される8ビット4色(32
ビット)の画像データを順次受け取り、バッファに一時
的に貯えながら32ビットのデータから8ビット4色の
画像データに変換して色毎の画像データとして記憶管理
する4基のハードディスク(回転記憶媒体)43a、4
3b、43c、43dを有している。
【0066】また各画像形成ステーションPa〜Pdの
位置が異なるため、画像メモリ43の遅延バッファメモ
リ43e(半導体メモリ)に各色画像データを一旦記憶
させ、それぞれ時間をずらして出力すことにより、各レ
ーザービームスキャナ42b〜42eに対する、それぞ
れの各画像データの送りタイミングを合わせ色ずれを防
ぐようになっている。
【0067】画像データ出力部42は中間調処理部41
hからの各色画像データに基づいてパルス幅変調を行う
レーザーコントロールユニット42a、レーザーコント
ロールユニット42aから出力される各色の画像信号に
応じたパルス幅変調信号に基づいてレーザー記録を行う
各色のレーザービームスキャナ42b、42c、42
d、42eからなる。
【0068】中央処理装置(CPU)44は、画像デー
タ入力部40、画像処理部41、画像メモリ43、画像
データ出力部42、さらに後述する画像編集部45、お
よびインターフェース46、47を所定のシーケンスに
基づいてコントロールするためのものである。また画像
編集部45は、画像データ入力部40、画像処理部4
1、あるいは後述するインターフェースを経て一旦画像
メモリ43に記憶された画像データに対して所定の画像
編集を施すためのものである。画像データの編集作業
は、画像合成用メモリ(図示せず)を用いて行われる。
【0069】さらに、インターフェース46は、デジタ
ルカラー複写機1とは別に設けられた外部の画像入力処
理装置(通信携帯端末、デジタルカメラ、デジタルビデ
オカメラ等)からの画像データを、IR等の無線によっ
て受け入れるための通信インターフェース手段である。
【0070】なお、このインターフェース46から入力
される画像データも、一旦画像処理部41に入力して色
空間補正などを行うことでデジタルカラー複写機1の画
像データ出力部42で取扱うことのできるデータレベル
に変換してハードディスク43a、43b、43c、4
3dに記憶管理されることとなる。
【0071】さらに、インターフェース47はパーソナ
ルコンピュータ(図示せず)により作成された画像デー
タを入力するプリンタインターフェースであり、またF
AX受信した画像データを受け入れるための白黒または
カラーFAXインターフェースでもある。このインター
フェース47から入力される画像データは、すでにCM
YK信号であり、一旦、中間調処理部41hを施して画
像メモリ43のハードディスク43b、43c、43
d、43eに記憶管理されることとなる。
【0072】次に、デジタルカラー複写機1全体の制御
構成について説明する。
【0073】図4はデジタルカラー複写機1の装置全体
の各部を中央処理装置(CPU)44により動作管理し
ている状態を示すブロック図である。画像データ入力部
40、画像処理部41、画像メモリ43、画像データ出
力部42、及び中央処理装置(CPU)44の詳細につ
いては、図3に基づいて説明した前述の通りであって、
重複するのでここでの説明は省略する。
【0074】中央処理装置44は、その他、RADF、
スキャナ部、レーザープリンタ部などデジタルカラー複
写機1を構成する各駆動機構部をシーケンス制御により
管理すると共に、各部へ制御信号を出力している。さら
に、操作パネルからなる操作基板ユニット49が、中央
処理装置44に対し相互通信可能な状態で接続されてお
り、操作パネルの操作に応じて操作者が設定入力した複
写モード内容を示す制御信号を中央処理装置44に転送
するように設けられている。制御信号が入力された中央
処理装置44は、デジタルカラー複写機1全体を設定さ
れた複写モードに応じて動作するように制御している。
【0075】また、中央処理装置44からはデジタルカ
ラー複写機1の各種動作状態を示す制御信号を操作基板
ユニット49へと転送して、操作基板ユニット49側で
はこの制御信号により装置が現在どのような状態にある
のか操作者に示すように表示部などにより動作状態を表
示するようになっている。
【0076】次に、操作パネルについて以下に説明す
る。
【0077】図5は、デジタルカラー複写機1における
操作パネルの操作基板ユニット49を表したものであ
る。この操作パネルの操作基板ユニット49の左部分に
は、カラー表示のタッチパネル液晶表示装置20(以後
カラーLCDと呼称する)が配置されていて、その右側
にテンキー21、スタートキー26、クリアキー25、
割込キー22及び全解除キー27が配置されている。
【0078】このカラーLCD20の画面上には、後述
するように、種々の画面が切換えて表示される。これら
の画面中では、種々の条件を設定するタッチキーが配置
されており、タッチキーを指で直接押圧操作して、各種
の条件設定が可能になっている。
【0079】また、操作のガイダンスや警告等もこのカ
ラーLCD20に表示される。カラーLCD20の右側
に配置されたキー群のうち、テンキー21はカラーLC
D画面における数値を入力するのに使用するキーであ
る。スタートキー26は複写動作の開始を指示するため
のキーである。スタートキー26の上部のキーはカラー
画像を形成する場合のキーでありスタートキー26の下
部のキーは白黒画像を形成する場合のキーである。
【0080】クリアキー25はカラーLCD20に表示
される設定値をクリアしたり複写動作の中断を行うキー
であり、全解除キー27は複写条件の設定をデフォルト
値に戻すためのキーであり、割込キー22は実行中の複
写を一時中断して他の複写を許容するためのキーであ
る。
【0081】続いて、画像像形成装置の画像処理方法に
ついて以下に説明する。
【0082】本発明に係る画像形成装置は、原稿の画質
の種類〔原稿が通常の印刷物や写真等のオリジナル原稿
か、1度以上複写機等で複製(コピー)された原稿〕に
応じて複数の画像形成モードを有している。
【0083】これらの各画像形成モードは、操作パネル
のカラーLCD20の条件キーにより原稿の種類を選択
することで切換えができるようになっている。図6に示
す操作パネルのカラーLCD20の画面では、コピー原
稿が選択されている状態を示している。
【0084】オリジナル原稿を選択するためには条件キ
ーを押すことにより切換えることができる。つまり、条
件キー“原稿”を押す毎にコピー、オリジナルが交互に
表示され表示内容に応じて画像形成モードが切換えられ
るようになっている。
【0085】画像形成モードの切換えは、入出力特性テ
ーブルの切換えによって行い、例えば、オリジナル原稿
の場合はγ特性が選択され、コピー原稿の場合にはγ
特性が選択される。
【0086】これは、図7に示すように、オリジナル原
稿を読取った場合とオリジナル原稿をコピーした複製物
を再度読取った場合とでは、特にハイライト(高明度)
の部分で読取り値が互いに異なり、複製物はハイライト
の部分がオリジナル原稿を読取った場合に比べ明るい値
になってしまうからである。
【0087】したがって、このような画像形成装置で
は、何ら画像処理を施さずにコピーすると、カラー画像
の形成においては明るさの違いだけでなく色が異なって
しまうことになり、コピーtoコピーを行うに従いどん
どん色合いも変化するという不都合を生じることにな
る。
【0088】そこで、従来では、画像形成装置に設定し
ているそれぞれの原稿に対する入出力特性テーブル(例
えば、γ特性とγ特性)はそれぞれの画像形成装置
毎に異なるため、通常はメーカの組み立て工場の調整時
や画像形成装置を使用する場所に設置する時などに画像
形成装置に対し、それぞれ設定する作業が行われてお
り、上記の各設定作業をそれぞれ行うため、上記各設定
作業に手間取るという問題を生じている。
【0089】一方、本発明では、上記問題を回避するた
めに、1回の基準原稿の読取りにより、原稿がオリジナ
ルかコピーかに応じた、γ特性といった入出力特性テー
ブルを選択してコピーtoコピーを繰り返しても色差が
大きくならないように設定されている。
【0090】次に、本発明に係る画像形成装置およびそ
の画像処理方法における各入出力特性テーブルを設定す
る方法について詳細に説明する。本発明では、入出力特
性テーブルを設定する場合には、画像形成装置を入出力
特性テーブル設定モードにし、図8に示す基準原稿2を
画像データ入力部40にて読取ることにより、γ特性
とγ特性とを同時に設定するようになっている。
【0091】まず、操作パネルより、テンキー21等を
予め決められた順番に押した後にスタートキー26の上
部のキーを押すことにより入出力特性テーブル設定モー
ドに画像形成装置を設定する。入出力特性テーブル設定
モードに設定されると図9に示す画面が操作パネルのカ
ラーLCD20に表示される。
【0092】設定モードの“自動”はγ特性およびγ
特性を基準原稿を1回読取ることで設定するモードで
あり、作業時間を短縮した設定モードである。設定モー
ドの“手動”はγ特性のみを使用者の好みに応じて設
定するモードであり、きめ細かな設定を行うことができ
るようになっている。
【0093】まず、図1のブロック図、図8の基準原稿
を示す説明図、および図10のフローチャートを用いて
自動設定モードについて説明する。(ステップ1、以
下、ステップをSと略す)では操作パネルのカラーLC
D20の表示画面より“自動”を選択し、図8に示す基
準原稿2を画像データ入力部40の原稿台111に三角
マーク2aを、原稿台111の原稿基準に合わせて置
き、操作パネルのスタートキー26の上部のカラースタ
ートキーを押す。画像データ入力部40では原稿として
の基準原稿2の基準パッチの読取りが開始され(S
2)、例えば、γ補正部40fでの、γ特性である入出
力特性値(以下、入出力特性テーブルという)に基づ
き、画像データ(1) が生成される(S3)。
【0094】生成された画像データ(1) については、比
較部(第1設定手段)3において、目標値メモリ部3a
にて予め記憶されている、基準原稿2に対応した目標値
との比較が行われ(S5)、γ特性の入出力特性テー
ブルが新たに作成され(S6)図示しないメモリに記憶
される(S7)。このとき、新たに作成されたγ特性
の入出力特性テーブルを、例えば、γ補正部40fに記
憶されている、以前の入出力特性テーブルと書き換えて
もよい。
【0095】一方、基準原稿2を読取り生成された画像
データ(1) に対し、固定値メモリ部4aにて予め記憶さ
れている固定値を加算部(第1設定手段)4にて加算
(補正)し別の画像データ(2) を生成し(S4)、この
別の画像データ(2) とγ特性作成時に用いた目標値を
用いて同様に比較を行い(S5’)、γ特性の入出力
特性テーブルが同時に作成され(S6’)、γ特性と
異なるγ特性の入出力特性テーブルがメモリに格納さ
れる(S7’)。このとき、新たに作成されたγ特性
の入出力特性テーブルを、例えば、γ補正部40fに記
憶されている、以前の入出力特性テーブルと書き換えて
もよい。
【0096】なお、上記では、入出力特性テーブルをγ
補正部40fに記憶されているものを例として挙げた
が、画像形成装置の他の各部の画像処理に用いる各パラ
メータについても同様に適用できる。また、上記画像デ
ータ(2) は、例えば、複製原稿用の基準原稿を、画像デ
ータ入力部40にて読取った場合に相当する、疑似画像
データであるといえる。
【0097】さらに、詳しく説明すると、図8の基準原
稿には、例えば、複数色(R、G、B、C、M、Y、
K)の階調パターンが形成されており、カラーパッチは
おのおの12パッチで、無彩色の(白→黒)の階調パタ
ーンは24パターンがそれぞれ形成されている。画像デ
ータ入力部40での基準原稿2の読取りはK(無彩色)
の24パターンが読取られ図11に示すようにパッチN
O.(BK1〜BK24)までの各成分データが各色毎
にそれぞれ生成される。
【0098】つまり、R成分のRXi(RX1〜RX2
4)、G成分のGXi(GX1〜GX24)、B成分の
BXi(BX1〜BX24)がそれぞれ形成される。予
め記憶されている目標値もR成分のRRi(RR1〜R
R24)、G成分のGRi(GR1〜GR24)、B成
分のBRi(BR1〜BR24)と各成分毎に設けられ
ている。
【0099】また、別の画像データ(2) は基準原稿2の
複製原稿2bを読取った場合の予測値でR成分のRX’
i(RX’1〜RX’24)、G成分のGX’i(G
X’1〜GX’24)、B成分のBX’i(BX’1〜
BX’24)であり、予め実験等で求めておいた固定値
のR成分のRCi(RC1〜RC24)、G成分のGC
i(GC1〜GC24)、B成分のBCi(BC1〜B
C24)を加算することで求める。
【0100】
【数1】
【0101】比較部3では、基準原稿2で生成された
(RXi、GXi、BXi)と算出された(RX’i、
GX’i、BX’i)とがそれぞれ(RRi、GRi、
BRi)と比較されγ特性とγ特性とがそれぞれ画
像形成装置に設定される。
【0102】次に、前述の手動設定モードについて図
1、図10、図12、図13、図14を用いて説明す
る。図10に示すように、操作パネルより手動モードが
選択されると(S1)、図14に示すように、手動設定
モードでは基準原稿2を読取り(S10)、画像データ
(1) を生成し(S11)、その画像データ(1) から、予
め設定されている入出力特性テーブル(γ特性)に基
づいて画像データ出力部42にて画像形成を行い基準原
稿2の複製原稿2bを作成する。
【0103】このとき画像処理を行い複製原稿2bには
基準原稿2にない画像(認識マーク)を付加して形成す
る(S12、S13)。本実施の形態では図13のよう
に基準原稿2の先端部に設けられている三角マーク2a
を塗りつぶすことで行っているが、これに限った方法だ
けでなく文字やパターンを所定の位置に新たに追加して
もよい。
【0104】続いて、形成された基準原稿2のコピーで
ある複製原稿2bを画像データ入力部40の原稿台11
1に塗りつぶされた三角マーク2aを原稿基準に合わせ
て置き、再び読取りを行う(S14)。
【0105】もし、この読取り時に塗りつぶされた三角
マーク2aが認識部5で、認識パターンメモリ部5aに
て予め格納されている認識パターンに基づいて検出され
なかった場合には(S15)、使用している原稿が正し
くないと判定され設定作業を中止し、操作パネルのカラ
ーLCD20の表示部に警告文(例えば“正しくコピー
された複製原稿を使用してください”)が表示されて終
了するようになっている(S16)。そしてこの場合
は、終了するか再度実行するか何れかを選択することに
なる。
【0106】一方、この読取りで塗りつぶされた三角マ
ーク2aが認識部5で検出された場合は(S15)、手
動設定用の正しい複製原稿2bが使用されていると判定
され、画像データ(3) が生成され(S17)、読取られ
た画像データ(3) が比較部3に送られる。
【0107】このとき、前述の中央処理装置(第2設定
手段)44からの指示にしたがって、加算部4では加算
を実行せずに(つまり、上記画像データ(3) は前述の疑
似画像データに相当するものとなっている)、比較部3
に画像データ(3) をそのまま送る。送られた画像データ
(3) は、比較部3において、γ特性を作成時に用いた
目標値と同様に比較され(S18)、γ特性の入出力
特性テーブルが新たに作成され(S19)、操作パネル
上に表示される(S20)。
【0108】さらに、手動設定モードでは、γ特性を
設定後に操作パネルからの直接変更設定ができるように
なっている。図12は手動設定モードのγ特性の直接
変更画面であり、R、G、Bのキーにより各色成分毎に
選択して表示させ、左右の矢印キーにてパッチNO.を
指定し、上下の矢印キーにて選択した調整点の値を調整
し実行キーで値を確定することができるようになってい
る。図12ではパッチNO.10が選択されていること
を示している(S21)。
【0109】設定完了は終了キー操作する事により行わ
れ(S22)、終了キー操作後は以前に作成され格納さ
れていたγ特性の入出力特性テーブルに変更調整され
たγ特性の入出力特性テーブルが上書きされる(S2
3)。
【0110】このように、本発明では基準原稿2の1回
の読取りにより、通常のオリジナル原稿に対する入出力
特性テーブルと、1回以上コピーされた複製物の原稿に
対する入出力特性テーブルとが同時に画像形成装置に設
定することができるので、工場での組立て調整時や画像
形成装置を使用場所に設置するときに行う装置毎の入出
力特性テーブル設定作業を簡素化でき、装置の調整に要
する時間を大幅に短縮できる。
【0111】また、従来では、複製物をコピーするコピ
ーtoコピーでは元の原稿からの色差が大きくなり易い
という問題を生じている。一方、本願発明では、上記問
題を回避するために、コピーtoコピー用の入出力特性
テーブルを別に設けることにより、複製物からのコピー
であっても元の原稿のコピーとあまり遜色のないコピー
を得ることができる。
【0112】さらに、本願発明では、コピーtoコピー
用の入出力特性テーブルを単独で調整可能であり、使用
者の好みや別の画像形成装置で作成された複製物に合わ
せて自由に調整できるモードにてきめ細かな入出力特性
テーブルの画像形成装置への設定を行うことができる。
【0113】
【発明の効果】本発明の画像形成装置は、以上のよう
に、階調パターンが形成されている基準原稿を画像読取
部で画像データとして読取り、それぞれの画像形成モー
ドに対応する各入出力特性値を上記画像データからそれ
ぞれ設定する第1設定手段を有する構成である。
【0114】それゆえ、上記構成は、複数の画像形成モ
ード毎に複数回の入出力特性値の設定作業を行うことを
省いて、基準原稿の1回の読取りにより、複数の画像形
成モードに対応する各入出力特性値を同時に設定できる
ので、各入出力特性値の設定作業時間を大幅に短縮する
ことができ、調整コストを低減することができるという
効果を奏する。
【0115】本発明の画像形成装置の画像処理方法は、
以上のように、複数の画像形成モードにて画像形成を可
能とし、それぞれの画像形成モードに対応する各入出力
特性値を備え、階調パターンが形成されている基準原稿
を、画像データとして読取り、入出力特性値の設定のた
めの予め設定された目標値と、上記画像データとから、
第1の画像形成モードに対応した第1の入出力特性値を
設定し、各入出力特性値の相違に対応した固定値によ
り、上記画像データから疑似画像データを生成して、そ
の疑似画像データと上記目標値とから第2の画像形成モ
ードに対応した第2の入出力特性値を設定する方法であ
る。
【0116】それゆえ、上記方法は、第2の画像形成モ
ードに対応した、疑似画像データを、第1の画像形成モ
ードに対応した画像データから生成することにより、複
数の画像形成モード毎に複数回の入出力特性値の設定作
業を行うことを省いて、基準原稿の1回の読取りによ
り、複数の画像形成モードに対応する各入出力特性値を
同時に設定できるので、各入出力特性値の設定作業時間
を大幅に短縮することができ、調整コストを低減するこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の要部ブロック図であ
る。
【図2】上記画像形成装置の概略断面図である。
【図3】上記画像形成装置全体の概略ブロック図であ
る。
【図4】上記画像形成装置の各部の相互関係を示すブロ
ック図である。
【図5】上記画像形成装置の操作パネルの概略平面図で
ある。
【図6】上記操作パネルのカラーLCDにおける表示例
を示す説明図である。
【図7】上記画像形成装置における、オリジナル原稿
と、それから複製された原稿との間での読取りデータの
違いを示すグラフである。
【図8】上記画像形成装置に用いる基準原稿の説明図で
ある。
【図9】上記カラーLCDのγ特性の設定初期画面例を
示す説明図である。
【図10】上記画像形成装置の画像処理方法を示すフロ
ーチャートである。
【図11】上記画像形成装置の画像処理方法における、
基準原稿からの各成分データを示す説明図である。
【図12】上記カラーLCDのγ特性の変更画面例を
示す説明図である。
【図13】上記画像形成装置に用いる基準原稿からの複
製原稿の説明図である。
【図14】上記画像形成装置の、他の画像処理方法を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
2 基準原稿 3 比較部(第1設定手段) 3a 目標値メモリ部 4 加算部(第1設定手段) 4a 固定値メモリ部 40 画像データ入力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/60 H04N 1/40 D 1/46 1/46 Z (72)発明者 堀内 孝郎 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 高 京介 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 芳本 光晴 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 坂上 英和 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA09 DE02 DE07 EB02 EB03 EB04 EC03 EC06 EC08 EC20 FA35 FB05 FB07 FB15 FC03 5C062 AA05 AB05 AB17 AB20 AB22 AC03 AC21 AC58 AF00 BA04 5C077 LL19 MM27 MP06 MP08 PP15 PP37 PP65 TT01 5C079 HA19 LA12 LB12 NA03 NA05 PA01 PA02 PA03

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿を読取る画像読取部と、読取られた原
    稿の画像データを基に画像形成を行う画像形成部とを、
    複数の画像形成モードにてそれぞれ画像形成できるよう
    に有する画像形成装置において、 階調パターンが形成されている基準原稿を前記画像読取
    部で画像データとして読取り、それぞれの画像形成モー
    ドに対応する各入出力特性値を、上記画像データからそ
    れぞれ設定する第1設定手段を備えていることを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記複数の画像形成モードが、通常の原稿
    を読取り画像形成を行う第1の画像形成モードと、画像
    形成部により複製された原稿に対して読取り画像形成を
    行う第2の画像形成モードとを有し、 第1設定手段は、第1の画像形成モードに用いる第1の
    入出力特性値と、第2の画像形成モードに用いる第2の
    入出力特性値とを、前記画像読取部で前記の基準原稿を
    読取ることでそれぞれ設定するようになっていることを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記第1設定手段は、第1の入出力特性値
    を、前記の基準原稿を前記の画像読取部で読取り生成さ
    れた第1の画像データと、予め記憶されている目標値と
    を比較することで作成し、かつ、第2の入出力特性値
    を、各入出力特性値の間の相違に対応させた、予め記憶
    されている固定値により、前記の第1の画像データを補
    正した第2の画像データと前記の目標値とを比較するこ
    とで作成するようになっていることを特徴とする請求項
    1または2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】階調パターンが形成されている基準原稿を
    前記の画像読取部で読取った画像データを、第1の入出
    力特性値を基に画像形成部に出力し、画像形成部にて複
    製された基準原稿を、前記の画像読取部で読取ることに
    より第2の入出力特性値を設定する第2設定手段をさら
    に有していることを特徴とする請求項1ないし3の何れ
    かに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】さらに、前記第2の画像形成モードに使用
    する第2の入出力特性値を設定するときに、第2の入出
    力特性値を調整できる操作部を有していることを特徴と
    する請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】基準原稿上に対し、第2の入出力特性値の
    設定用であることを示すパターンを検出する検出手段
    と、 上記パターンが検出されたときに、前記第2の入出力特
    性値を設定する第2設定手段とを備えていることを特徴
    とする請求項4または5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記第2の画像形成モードに使用する第2
    の入出力特性値を設定するときに、前記の基準原稿を前
    記の画像読取部で読取り、前記画像形成部で形成される
    際に、再読取り用の複製された基準原稿上にパターンを
    付加して画像形成部より出力する付加手段を有している
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】前記付加手段は、パターンを再読取り用の
    複製された基準原稿における、搬送方向の先端部に設け
    るようになっていることを特徴とする請求項7記載の画
    像形成装置。
  9. 【請求項9】前記パターンが検出されなかったときに
    は、第2の入出力特性値を設定することを禁止する禁止
    手段を有していることを特徴とする請求項6記載の画像
    形成装置。
  10. 【請求項10】前記第2設定手段では、前記の複製され
    た基準原稿を画像読取部により読取って得られた第3の
    画像データと、予め記憶されている前記の目標値とを比
    較することで、第2の入出力特性値を作成し設定するよ
    うになっていることを特徴とする請求項4ないし9の何
    れかに記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】複数の画像形成モードにて画像形成を可
    能とし、それぞれの画像形成モードに対応する各入出力
    特性値を備え、 階調パターンが形成されている基準原稿を、画像データ
    として読取り、 入出力特性値の設定のための予め設定された目標値と、
    上記画像データとから、第1の画像形成モードに対応し
    た第1の入出力特性値を設定し、 各入出力特性値の相違に対応した固定値により、上記画
    像データから疑似画像データを生成して、その疑似画像
    データと上記目標値とから第2の画像形成モードに対応
    した第2の入出力特性値を設定することを特徴とする画
    像形成装置の画像処理方法。
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