JP2001315401A - シート状媒体搬送装置 - Google Patents
シート状媒体搬送装置Info
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- JP2001315401A JP2001315401A JP2000132243A JP2000132243A JP2001315401A JP 2001315401 A JP2001315401 A JP 2001315401A JP 2000132243 A JP2000132243 A JP 2000132243A JP 2000132243 A JP2000132243 A JP 2000132243A JP 2001315401 A JP2001315401 A JP 2001315401A
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Abstract
ート状媒体の除電を確実に行なうことによりシート状媒
体の搬送性とスタック性を向上したシート状媒体搬送装
置及び画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 除電部材200を、シート状媒体に接触
する導電性の接触子(202)と、該導電性の接触子と
一体的な導電性の基板(201)で構成し、前記シート
状媒体を案内する搬送ガイド部材の一部として構成され
ていて前記基板を支持する第1の支持部(180、19
0)と、前記搬送ガイド部材を覆う搬送カバー(25
0)の内側に形成された第2の支持部(252)との間
に接地手段(210)と共に前記基板(201)をその
厚み方向から挟んで押圧保持した。
Description
装置及び画像形成装置に関する。
気を該シート状媒体の搬送中に除電する手段としての除
電部材に関し、従来、次の公知技術がある。 .特開平6−45089号公報において、除電手段に
関し、導電性ブラシ材を保持する保持部材に柔軟なアー
ス線をはめ込み、該保持部材の一端側にネジ止め可能な
端子からなるアース具を具備したアース具付き除電ブラ
シについての開示がある。
を保持する保持部材に柔軟なアース線から成るアース具
をはめ込む形態のもので、当該公報には、このアース具
付き除電ブラシを取り付ける方法に関しての記述はな
く、特別な取り付け部材が必要と推察される。さらにア
ース具が設けられた側の他端側端子をネジ止めして除電
ブラシする構成としている。 .特開平8−76623号公報において、開閉部を閉
じたとき、ローラ近傍に配した除電ブラシと接触するア
ース板と弾性部材を介し開閉部内の板金にローラの静電
気を逃がすような導通関係を構成する記録装置について
の開示がある。
り付け、固定法に関する開示はなく、固定に関しては粘
着テープ或いはネジの固定が特別に必要と推察される。 .特開平10−125490号公報において、搬送路
中に配置された板金からなるアース板に除電ブラシを粘
着し、用紙が通過するとき除電ブラシが変形することで
アース板に接触し、接地される除電ブラシについての開
示がある。
プにより固定されるものであり、粘着力が弱ければ取り
付けが不安定になるし、粘着力が強ければ除電ブラシの
交換が難しくなるので適度の粘着力の設定が難しい。
部材の取り付けを容易にし、搬送中のシート状媒体の除
電を確実に行なうことによりシート状媒体の搬送性とス
タック性を向上したシート状媒体搬送装置及び画像形成
装置を提供することにある。
成するため、以下の構成とした。 (1).排紙手段より送り出されてきたシート状媒体に
除電部材を接触させて除電した上で下流側に送り出す機
能を有しているシート状媒体搬送装置において、前記除
電部材を、シート状媒体に接触する導電性の接触子と、
該導電性の接触子と一体的な導電性の基板で構成し、前
記シート状媒体を案内する搬送ガイド部材の一部として
構成されていて前記基板を支持する第1の支持部と、前
記搬送ガイド部材を覆う搬送カバーの内側に形成された
第2の支持部との間に接地手段と共に前記基板をその厚
み方向から挟んで押圧保持した(請求項1)。 (2).(1)記載のシート状媒体搬送装置において、
前記第2の支持部と前記第1の支持部との間に、前記基
板と共に前記接地手段としての導電性弾性部材を重ねて
押圧保持し、前記導電性接触子から前記基板を経て前記
導電性弾性部材に至る導通経路を構成すると共に、前記
導電性弾性部材を接地した(請求項2)。 (3).(1)又は(2)記載のシート状媒体搬送装置
において、前記搬送ガイド部材を構成する上ガイド部材
は少なくとも前記第1の支持部と、前記排紙手段を構成
する上ローラの支持部と、シート状媒体を案内するガイ
ドを具備した一体成形品からなることとした(請求項
3)。 (4).(1)乃至(3)の何れか1つに記載のシート
状媒体搬送装置において、前記第2の支持部は前記搬送
カバーと樹脂材で一体成型されたものとした(請求項
4)。 (5).(1)乃至(4)の何れか1つに記載のシート
状媒体搬送装置において、前記搬送カバーは透明とした
(請求項5)。 (6).(2)乃至(5)の何れか1つに記載のシート
状媒体搬送装置において、前記第2の支持部の一部に、
前記排紙手段と協働してシート状媒体を搬送過程で、該
搬送方向の下流側から見て略U字状となるように湾曲さ
せて腰付けを行なう腰付け部を設けた(請求項6)。 (7).(3)乃至(5)の何れか1つに記載のシート
状媒体搬送装置において、前記搬送カバーの前記カバー
側位置決め部が凸部又は凹部で構成されていて、この凸
部又は凹部の軸線方向が前記基板の厚み方向と直交する
面に沿う方向とした(請求項7)。 (8).画像形成済みのシート状媒体を排出する画像形
成装置の本体と不離一体的な構成である第1の排紙装置
の他に、前記本体に対して着脱可能な第2の排紙装置を
備えた画像形成装置において、(1)乃至(7)の何れ
か1つに記載のシート状媒体搬送装置を前記第1の排紙
装置又は前記第2の排紙装置の一部として構成した(請
求項8)。 (9).(8)記載の画像形成装置において、原稿を読
み取る原稿読み取り手段を備えていることとした(請求
項9)。
する。 [1]画像形成装置の構成 本例にかかる画像形成装置は、画像形成済みのシート状
媒体を排出する画像形成装置の本体と不離一体な構成と
して本来備えられている第1の排紙装置の他に、ユーザ
ーの要望に応じて、オプションで、本体に対して着脱可
能な第2の排紙装置を設けることができるように構成さ
れている。
り装置と、この原稿読み取り装置の下方に空間部を隔て
て配設された画像形成部とを備え、前記原稿読み取り装
置下方の空間部に画像形成済みのシート状媒体(以下、
用紙という。)を排出する第1の排紙装置を備え、この
第1の排紙装置を通過して排紙方向に搬送される用紙を
受け取る第2の排紙装置を前記空間部に着脱可能に設け
ている。
ない状態、つまり、第1の排紙装置だけが設けられてい
る画像形成装置の構成を説明する。図3に示したのは、
箱型をした装置の内部に記録済みの用紙を排出するタイ
プの所謂、胴内排紙型の画像形成装置であり、この画像
形成装置の略中央に画像形成部1が配置され、この画像
形成部1のすぐ下方に給紙部2が配置されている。給紙
部2は給紙カセット21を備えている。給紙部2は1つ
しか示してないが、必要に応じ給紙部2と同様の別の給
紙部を増設することができる。増設された給紙部からの
給紙は、搬送経路40により行う。
が開閉自在に画像形成装置の正面右手に設けられてい
る。手差し給紙台47は、通常は画像形成装置本体内に
収納されており、必要に応じて支点47Jを中心に回動
させて起こした状態に変位させて使用される。また、台
の先端側から補助台47aの部分が引出せるようになっ
ている。
て、原稿を読み取る原稿読み取り手段としての原稿読み
取り装置3が配設されている。画像形成部1と原稿読み
取り装置3との間の空間部Sの下部には排紙収納部4が
設けられ、画像形成された用紙が排紙収納される。
作パネル46(図2参照)等の操作部がある正面側で外
部と連通した状態となる空間部、つまり、正面側に通じ
得る空間部を構成し、この空間部を利用して排紙収納部
4に排紙された用紙を外部に取り出すことができる。
気的に駆動したり、制御したりする電装ユニットE、F
が配置されている。また、ドラム状をした感光体5が配
置されている。感光体5の周囲には、該感光体5の表面
に帯電処理を行う帯電装置6、画像情報を感光体表面に
レーザ光で照射する露光装置7、感光体5の表面に露光
されて形成された静電潜像を可視化する現像装置8、感
光体5上で可視化されたトナー像を用紙に転写する転写
装置9、転写後感光体表面に残留するトナーを除去回収
するクリーニング装置10等がそれぞれ配置されてい
る。感光体8の略上方であって、感光体8よりも用紙搬
送経路の下流には、定着装置11が配置されている。
合、画像形成に際しては、先ず原稿の読み取りが行われ
る。図示していないが、原稿読み取り装置3の上方に、
原稿を自動的にコンタクトガラス上に搬送する自動原稿
搬送装置が取り付けられるようになっている。
ガラス32上に自動原稿搬送装置を利用するなどして原
稿が載置される。この原稿は、原稿照明用光源43とミ
ラー44等よりなる読み取り用の走行体31が図中の左
右方向に往復移動することにより走査され、レンズ31
aの後方に設置されている撮像素子CCDに画像信号と
して読み込まれる。
は、デジタル化され画像処理される。予め、感光体5は
暗中にて帯電装置6により一様に帯電されている。この
一様に帯電された感光体5に、画像処理された信号に基
づいて露光装置7のレーザダイオードLD(不図示)の
発光により露光光が照射され、公知のポリゴンミラーや
レンズを介して感光体5に至り、感光体5の表面に静電
潜像が形成される。この静電潜像は感光体5の回転と共
に移動し、現像装置8により可視像化され、さらに移動
して転写装置9に向かう。
未使用の用紙が収容されており、回動可能に支持された
底板22上の最上位置の用紙42が給紙ローラ23に押
し付けられるように、底板22がばね24により加圧さ
れるようになっている。転写のための給紙に際しては、
給紙ローラ23が回転し、この回転により、用紙42は
給紙カセット21から送り出され、一対のレジストロー
ラ14へと搬送される。
搬送は、ここで一時的に止められる。レジストローラ1
4は、感光体5の表面のトナー像と用紙の先端との位置
関係が転写装置9が設けられた転写位置で画像転写に適
する所定の位置になるよう、タイミングをとって用紙の
搬送を開始する。
過する間にトナー像が定着される。定着装置11を通過
した用紙は排紙手段としての排紙ローラ12により排紙
収納部4に送り出されて排紙収納される。この例では、
排紙収納部4と排紙ローラ12とで第1の排紙装置45
が構成されている。
を走査して読み取り、デジタル化して用紙に複写する、
いわゆるデジタル複写機としての機能の他に、図示せぬ
制御装置により原稿の画像情報を遠隔地と授受するファ
クシミリの機能や、コンピュータが扱う画像情報を用紙
上に印刷するいわゆるプリンタの機能を有する多機能の
画像形成装置である。 [2]シート状媒体搬送装置 第1の排紙装置45しか備えていない画像形成装置で
は、どの機能によって画像形成された用紙もすべて一つ
の排紙収納部4に排出・収納される。また、図1により
後述するように第1の排紙装置45の他に第2の排紙装
置100を設けた構成では、用紙は排紙収納部4又はレ
シービングトレイT上に排出・収納される。
面が下になっていて、複写、ファクシミリ、プリンタで
扱う原稿の処理順が1ページから行われて印刷されて
も、排紙収納部4から取り出したときに、1ページ目が
最上位になっており、改めてページを揃えるなどの作業
から解放される。
態での画像形成装置の構成を図1により説明する。図1
では、図3で説明した画像形成装置の構成に、第2の排
紙装置100を付加した構成となるので、図3に示した
構成と共通の構成を含んでいる。この共通の構成につい
ては、同じ符号で示し、説明は省略する。
の画像形成装置にあっては、複写印刷物の排紙収納部が
一箇所であることで不都合が生じることがある。たとえ
ば緊急を要するファクシミリによる画像が他の複写印刷
物に紛れ込んだり、画像形成装置が多人数で使用される
ケースでは、他人が複写・印刷物を持ち去ったりするこ
とがある。
体に常備されている第1の排紙装置45とは別に、要望
に応じて第2の排紙装置100を画像形成装置本体に対
して装着できるように、着脱可能な構成としている。予
め第2の排紙装置100を装備しないのは、必要としな
いユーザに余計な経済的負担をかけないためである。こ
の例では、第2の排紙装置100は搬送路を構成する以
下の(イ)から(ヘ)の部材からなる。
の下流に位置していて、排紙ローラ12から排出された
用紙を受け取り、第2の排紙装置100のガイド手段に
向けて案内するか、或いはそのまま排紙収納部4に排出
するかを切り換える切り換えガイドG。
02および該下ガイド部材102に取り付けられたソレ
ノイドSOLに組み付けられていて、駆動源としての該
ソレノイドSOLにより切り換えられる。切り換えは、
オペレータの指示により行なわれる。例えば、特定の複
写印刷物を、第2の排紙装置100へ送り出す場合に
は、切り換えガイドGの傾き位置が用紙を搬送ガイド部
材49に導くように向きが整えられる。
われるような設定になっている場合、用紙がレジストロ
ーラ14の停止、回転を制御するためのセンサ(不図
示)を通過するときの信号に基き、ソレノイドSOLが
作動して第2の排紙装置100への排紙が行なわれる。
第1の排紙装置45を構成する排紙収納部4上に用紙が
排出・スタックされているときには、図2に示す表示部
L1を点灯状態にして第1の排紙装置45が使用状態で
あることが表示される。
ドGよりも下流に位置していて、少なくともリブ状のガ
イド110を備えた上ガイド部材101、及び、該上ガ
イド部材101に少なくともリブ状のガイド126を備
えた下ガイド部材102を対向させて設けた搬送ガイド
部材49。なお、ガイド110とガイド126との対向
間を以って搬送路103が構成される。
ド110。下ガイド部材102と一体のガイド126の
下流に位置していて、回転駆動される上ローラ120。
上ローラ120に接触して従動回転する下ローラ132
とからなる排紙手段としての排紙ローラ50。
方向上、下流かつ、下方に位置していて、下ガイド部材
102と一体で用紙を受け取る部位を構成している下ガ
イドトレイ48。
排紙方向上、下流に隣接して配置されていて、用紙を受
け取るレシービングトレイT。
じる空間部Sに第2の排紙装置100として配置され
る。図1では、ソレノイドSOLが作動していないとき
は後述するスプリングにより切り換えガイドGは、図1
に示す状態から反時計まわりの向きに回動した位置にあ
り、排紙ローラ12から排出される用紙は排紙収納部4
にスタックされる。
第2の排紙装置100の主要部を表した図4において、
既に図1で説明したように、搬送路103は図4に示す
回動軸104が上ガイド部材101、下ガイド部材10
2の各軸支持部114、125の軸支持部114,12
5に設けられた穴を挿通することにより、上ガイド部材
101と下ガイド部材102とが軸支持部114、12
5で連結され、下側の搬送ガイド部材102が該回動軸
104部を中心として回動自在となり、閉じ状態で両者
は合体する。
けられた対向する上下1対の軸支持部125の該対向間
にガイド部材101における上下1対の軸支持部114
を入れた状態の下で軸心を合致させ、これら軸支持部1
14、125の全ての穴に回動軸104を貫通して枢着
支持状態を得、さらに、これらがイド部材101、10
2について該回動軸104による枢着支持部の反対側の
部位で、ガイド部材101の係合部123とガイド部材
102の係合部129とを係合させ、同様に、ガイド部
材101の係合部122とガイド部材102の係合部1
28とを係合させることにより構成される。
部材101と一体のガイド110と、下側の搬送ガイド
部材102と一体のガイド126とにより、排紙ローラ
12から排紙ローラ50に至る用紙の搬送路103が構
成される。
材101は少なくとも第1の支持部180、190と、
排紙手段としての排紙ローラ50を構成する上ローラ1
20の支持部170A、170Bと、シート状媒体を案
内するガイド110を具備した一体成形品からなる。ガ
イド110はガイド126と共に用紙を搬送して排紙ロ
ーラ50に導く搬送路103を構成するものである。
材200を支持する第1の支持部180、190と、用
紙を所定の排紙方向aに向けて排出する排紙ローラ50
を構成する上ローラ120の位置を下ローラ120との
所定の関係をもたせて支持する支持部170A、170
Bと、用紙を排紙ローラ50へ導くガイド110を一体
成型により形成しているので、これらの位置関係を正確
に確保することができ、従って、除電ブラシ202を用
紙に対して確実に適度の接触圧を以って接触させて、効
率よく除電を行なうことができる。
部品の生産効率がよく、部品コストを低減させることが
できる。よって、搬送中の用紙が搬送路103を搬送中
に擦れて静電気を帯びることがあっても、除電部材20
0により除電機能をもたせているので、後述のように装
着されるレシービングトレイT上に用紙を良好にスタッ
クすることができる。
に組み込むには、両ガイド部材101、102を合体し
た(閉じた)状態で、画像形成装置の正面側(図2の操
作パネル46側)からセットする。その際、予め、画像
形成装置の小さなカバー(図2のc)を取り外してお
き、ガイド部材101と一体的に設けられたガイドピン
111の方から画像形成装置本体に入れていく。
本体の奧側には2本のガイドピン111を受け入れる穴
111Aが形成されたブラケットBK1が、画像形成装
置本体の手前側には2本のガイドピン112を受け入れ
る穴及び固定用の雌ねじを有するブラケットBK3が備
えられている。
1を穴111Aに入れ、ブラケットBK3についてガイ
ドピン112を穴に入れ、固定用ねじを穴113(図4
参照)から入れてブラケットBK3にねじ止めし、ガイ
ド部材101を画像形成装置の本体に固定する。
11が画像形成装置本体側の部材であるブラケットBK
1の穴111Aにガイドされるとき、電気的信号等を授
受するための接続用コネクタCN2も画像形成装置本体
側のコネクタCN1と接続される。
には排紙ローラ50から排出される用紙に直接、接して
該用紙を案内する複数のリブ状のガイド110が一体的
に形成されている。上ローラ120は軸に固定されてい
て、該軸はその長手方向の端部側で軸受により回転可能
に支持されており、その軸端部に歯車119が固定され
ている。
固定したとき、金属製のブラケット150に固定された
金属軸151の先端小径部が支持部170Bに開けられ
た穴106に嵌合し、該金属軸151に枢着されたアイ
ドル歯車118が歯車119と噛み合い状態となる。ア
イドル歯車119はブラケット150に固定されたモー
タMOの出力軸に固定された歯車117と噛み合わされ
ている。
歯車117、アイドル歯車118、歯車119を経て上
ローラ120に伝達され回転される。ブラケット150
には、制御基板115が設けられている。
前側からセットする。画像形成装置本体の奧側に設けら
れた本体フレーム290には、レシービングトレイTの
一端側の凸部T1を受け入れる凹部300が設けられて
いる。この凹部300に凸部T1を挿入することにより
レシービングトレイTは所定の用紙受け入れ位置に固定
される。
イTを画像形成装置本体にセットした状態を図6に示
す。図6に示すようにレシービングトレイT及び下ガイ
ド部材102において、用紙の幅方向の中心に用紙の幅
中心を合致させて、図示する最小紙から最大紙までのサ
イズの用紙をスタックすることができる。
ど必要に応じて開くことができる。下ガイド部材102
を開いた状態を図7に示す。下ガイド部材102が開い
た状態にあるか、閉じた状態にあるかは、上ガイド部材
101に設けた開閉検知センサ121により検知するこ
とができる。
の部材をU字状に折り曲げた如き形状の基板201と、
このU字状の溝部に一端側を挟んだ導電性の除電ブラシ
202からなる。樹脂製の搬送ガイド部材101の上面
には、除電部材200の一部である基板201の部位を
支持するための第1の支持部を構成するブロック片状の
取り付け部180、190が設けられている。
長手方向の各端部近傍に穴203、204が開けられて
いて、基板201はこれらの穴203、204を利用し
て取り付け部190、180に取り付けられる。一方の
取り付け部190には取り付けの確実化と除電部材20
0の接地を確実にするため接地手段としての導電性弾性
部材210が取り付けられる。除電部材200を取り付
け部190、180に取り付ける方法の詳細は図8乃至
図14を用いて後述する。
駆動モータMOにより駆動される。駆動モータMOは金
属製のブラケット150に支持されている。金属軸15
1はブラケット151に固定された軸であり、両者は導
通している。導電性弾性部材210は、除電部材200
が取り付け部190と一体の軸191から抜けるのを防
止する抜け止め防止機能を果たすと共に、一端側を基板
201に接し他端側を金属軸151に接する状態に取り
付けられるので、基板201をブラケット150に導通
する機能を果たしている。
字状に折り曲げた如き形状をした導電性の板ばね(以
下、導電性バネという)155がネジ止め或いはカシメ
により固定されている。第2の排紙装置100を本体に
装着するのに伴い、導電性バネ155は撓んで、当該画
像形成装置本体の一部であるブラケットBK1に導通を
得る適度の接触圧で当接して導通させる。これにより、
除電部材200と本体部材のブラケットBK1の間には
導通関係が成立する。よって、電線を介しての接続のよ
うに端子をねじで止める等の複雑な構成が不要である。
電気的容量を有するので、ブラケットBK1との導通は
接地状態を意味する。従って、除電ブラシ202は基板
201→導電性弾性部材210→金属軸151→ブラケ
ット150→導電性バネ155→ブラケットBK1の導
通経路で導通し接地状態を得る。
ら排出される用紙は、搬送の過程で除電ブラシ202に
摺接するので、帯電した用紙の電荷は上記の導通経路で
除電され、帯電による電気的な吸着が解除されて整然と
レシービングトレイTにスタックされる。
に固定されるがガイド部材102は回動軸104を回動
中心にして回動可能であり、図7に示すようにガイド部
材102を開くことにより、搬送路103(図1参照)
を開放することができる。開放するには図4に示したガ
イド部材102において、手前側にある指かけ部133
をつまんで左の方向に引く。
すようにガイド部材102が開放されているときは、突
起127が開閉検知センサ121から離れており、開閉
検知ンサ121の内部回路が開き、モータMO等電装部
品の作動を禁止すると共に、適宜、操作パネル46やホ
ストコンピュータの表示部などに表示する。
部材102には用紙を案内する複数のリブ状のガイド1
26が一体に形成されている。下ローラ132は板バネ
として機能するホルダHに回転可能に保持され、相手の
上ローラ120に当接して用紙を搬送する。
向奥側にはソレノイド収納部131が設けられていて、
このソレノイド収納部131内にソレノイドSOLが取
り付けられている。このソレノイドSOLのプランジャ
160には連接部材140が取り付けられている。連接
部材140の一端部142は切り換えガイドGの一端側
の軸部G3と係合している。
ノイド収納部131の一部に掛けられており、連結部材
140の一部として形成されたストッパ141はソレノ
イド収納部131内に形成された係止部に当接するよう
になっている。
は用紙をガイドする複数の爪部G1を有している。切り
換えガイドGの両端部にはそれぞれ軸部G2が形成され
ていて、これらの軸部G2がガイド部材102の下部で
軸支されている。軸部G2はアーム52の一端側に固定
されている。アーム52の他端側、つまり、軸部G2と
中心がずれた位置には軸部G3が固定され、この軸部G
3はアーム52のボス部142に枢着されている。よっ
て、ソレノイドSOLをオン、オフするのに連動して切
り換えガイドGを回動させることができる。
Lをオフにした状態では、引っ張りスプリング143に
よりストッパ141がソレノイド収納部の係止部に突き
当たるまで引かれた状態にあり、定着装置11から排出
された用紙は切り換えガイドGの下面にガイドされて排
紙収納部4に向かうし、ソレノイドSOLをオンにした
状態では、プランジャ160が引かれて切り換えガイド
Gが図21に示す状態よりも時計まわりの向きに傾くの
で、図1において定着装置11から排出された用紙は切
り換えガイドGの上面にガイドされて搬送路103に向
かうようになる。
制御することにより、定着装置11から排出される用紙
の向きを排紙収納部4又は搬送路103の何れかに切り
換えることができる。
0は、搬送路103を経て第2の排紙装置100に用紙
が排出・スタックされていることを検出する。そして図
2に示した表示部L2に表示する。なお、前記したよう
に、排紙収納部4上に用紙が排出・スタックされている
ときには、表示部L1が点灯状態となる。[3]除電部
材とその支持に関する説明図4に示した除電部材200
と、その取り付け部180、190と、導電性弾性部材
210を拡大した詳細図を示した図8において、除電部
材200の穴204は長穴であり、この穴204の短い
方の幅はL字状をした軸181の厚みより若干大きく形
成されている。他方の穴203は丸穴で円柱状の軸19
1より若干大きくしてある。
い(板厚0.2から0.5ミリ程度)ステンレス板で作
られていて、除電部材200が取り付けられたとき該除
電部材200の穴203から突出する取り付け部190
の軸191に嵌合して除電部材200を保持する抜け止
め部211と、この抜け止め部211が設けられた面に
対し90°の角度をなす一片212を具備している。
に嵌合するU字状の溝からなる当接部215が形成され
ている。この金属軸151は、図4に示した歯車118
を回転自在に支持している軸であって、カシメにより板
金製のブラケット150に対し一体的に設けられてい
る。
め部211の詳細を示した図9において、抜け止め部2
11は、矩形穴の対向片からそれぞれ切り起こされた少
なくとも2つの爪213a、213bを有し、観音開き
状に形成されていて、これらの爪213a、213bが
閉じ傾向に弾性的に付勢された状態になっている。
の取り付け手順について説明する。
穴204側を下にしてほぼ垂直に立てた状態にし、軸1
81に穴204を入れ、除電部材200を矢印の向きに
90°回転させる。これにより、図11(a)に示すよ
うに、溝182に除電部材200の基板201がはまり
込み、軸181除電部材はL字状をした軸181に抜け
止めされた状態で装着される。
軸191に嵌合させる。その際、穴204は長穴で構成
されているので、除電部材200の長手方向に自由度が
あり、穴203と軸191との嵌合作業は円滑に行なう
ことができる。この作業後の状態は図11(a)に示す
ようになり、軸191の先端部分は除電部材200を突
き抜けて突出している。
0の抜け止め部211を軸191に差し込む。この差し
込まれた状態を図13に示す。この動作と一緒に、該導
電性弾性部材210の他端側の一片212に設けられた
当接部215を、図4に示した金属軸151の段部(小
径部)の直上から該段部に向けて下ろして当接部215
を上記段部に嵌合させる。
aを、図4に示すガイド部材101の一端側に形成した
支持部170Bに形成した凹部105に嵌合させる。導
電性弾性部材210は前述の通り薄い板なので変形し易
い。そのため当接部215を軸151の段(小径部)に
嵌合させた後から、変形させて抜け止め部211を軸1
91に入れることも可能である。
0は取り付け部180、190に止められた状態にな
り、図14に示すように、除電部材200は導電性弾性
部材210を介して金属軸151に導通されたことにな
る。さらに、金属軸151はブラケット150と一体的
で導通状態にあるので、前記したように、導電性バネ1
55を介して本体の一部であるブラケットBK1に導通
し、除電部材を接地する。
示した図11(b)において、上ローラ120と下ロー
ラ132とのニップ部から排紙方向aの延長上に除電ブ
ラシ202が位置する関係となり、排紙ローラ50から
排紙される用紙は除電ブラシ202に擦られつつスタッ
クされることになる。
体と一体的に取り付けられていて、上ガイド部材101
を覆う搬送カバー250が本例では透明材を使用してい
て透明であるので、上方から透かして上ローラ120部
の構成を見ることができる。図15は、この搬送カバー
250の上方から下方を見た図である。さらに、この図
15におけるイーイ断面を図16、ローロ断面を図1
7、ハーハ断面を図18にそれぞれ示す。
50は樹脂材により成型されていて、折曲部250aの
内側面、本例ではリブ状に突出した第2の支持部252
の内側面と、取り付け部180、190との間に基板2
01を挟圧して支持している。第2の支持部252は基
板201の長手方向に沿って間隔をおいて数個、搬送カ
バー250の一部をなす折曲部の内側部に形成されてい
る。
2の支持部252を設けたことにより、平坦面で押圧す
るのに比べて、確実に基板201に該第2の支持部25
2を当接させることができる。しかも、本例では、第2
の支持部252を搬送カバー250と樹脂材で一体成型
するので、格物の部品を用いることなく、簡単な構成で
除電部材200を確実に支持することができる。
板201は、ネジや粘着材を用いることなく、搬送カバ
ー250の内側の第2の支持部252と取り付け部18
0、190との間で挟圧支持する構成としているので、
組み付け、分解が容易となり、基板201の厚み方向か
ら押しつけて固定するので、除電部材200は確実に固
定されて支持の信頼性が確保される。また、搬送カバー
250の内側の第2の支持部に基板201が押圧支持さ
れているので、除電ブラシ202を搬送カバー250で
覆われることとなり、外観上の美観を向上させることが
できる。
持部252を形成することなく、折曲部250aの内側
面に直接、基板201を押し当てる構成としても、基本
的には上記と同様の利益を得ることができるが、第2の
支持部252を形成した方がより、長手方向の当たりを
均一にして支持の確実性を得る。
は、除電部材200のみならず導電性弾性部材210を
も重ねて挟圧して支持している。図16、図17、図1
8に示すように、これら第2の支持部252はいずれも
除電部材200をその厚み方向に押し付けるように作用
し、除電部材200の取り付けを確実にしている。特
に、導電性弾性部材210を押す構成としていることに
より、除電部材200と導電性弾性部材210との接触
がより強固になり、除電ブラシ202は基板201→導
電性弾性部材210→金属軸151→ブラケット150
→導電性バネ155→ブラケットBK1の導通経路を通
じての接地が確実になる。
として、凸部、本例では丸軸からなる位置決めピン25
0A、250Bが設けられている。これに対する第1の
支持部180、190には、位置決めピン250A、2
50Bと嵌合する穴101A、101Bが設けられてい
る。この位置決めピン250A、250Bの軸線方向
は、基板201の厚み方向と直交する面に沿う方向、本
例では、鉛直方向である。
が、図16乃至図18のように見て、上方より真っ直ぐ
下に下ろす方向に組む。その際、予め除電部材200や
導電性弾性部材210は組み付けられている。
第2の支持部252の下端の傾斜部252aから順次当
接してスライドしていき、ある程度の深さ位置で搬送カ
バー250側の位置決めピン250A、250Bが搬送
ガイド部材101の支持部180、190の上面に設け
られた穴101A、101Bに入りしっかり位置決めさ
れる。
直方向に持ち上げることにより、第2の支持部252が
基盤201の面をスライドしていき、やがて、基板20
1から外れる。その間、基板201は図11(a)に示
したように軸181、軸191で挿通されているので、
ずれることはない。その上で、軸181、軸191から
基板201を取り外せばよい。このように、搬送カバー
250の着脱を、基板201の厚み方向と直交する面に
沿う鉛直方向としたので、搬送カバーのみならず、基板
の着脱作業も容易である。
05、306よりネジ等の締結部品でガイド部材101
に固定する。この作業の間、搬送カバー250が透明の
樹脂で作られているので、内部が観察でき、除電部材が
所定の正しい姿勢になっているかどうかを簡単に目視チ
ェック可能である。
位置決め部として、上記のように凸部(位置決めピン2
50A、250B)でなく、穴を以って構成し、これに
対する第1の支持部180、190には、上記穴に嵌合
する丸軸を設けた構成とすることもできる。その場合で
もこれらの丸軸や穴の軸線方向は基板201の厚み方向
と直交する面に沿う鉛直方向とする。
から搬送される用紙の幅方向の略中央に位置する第2の
支持部252は、図17に示すように排紙方向aと交差
する高さ位置まで垂下していて下端部にはリブ状の腰付
け部253が形成されている。
ラ120、下ローラ132と協働して用紙を搬送過程
で、該搬送方向の下流側から見て略U字状となるように
湾曲させて腰付けを行なう腰付け部として機能する。
53は、用紙の幅方向については、2つの上ローラ12
0、120の中間に位置し、排紙方向aについては排紙
ローラ50の下流に位置している。また、上下方向につ
いては、図17で説明したように、上ローラ120と下
ローラ132とのニップ部から排紙方向aに延びるライ
ンの方向と交差する高さ位置まで垂下している。
ついて上ローラ120と下ローラ132とで挟まれてロ
ーラ120を通過直後の部位で、腰付け部253が上方
から用紙にかなり強く当接するので、図19に示すよう
に用紙を下に凸の凹状に変形させる。その結果、用紙の
先端部は図20に示すように垂れ下がることなくレシー
ビングトレイTに着地する。排紙ローラ50から排出さ
れる用紙は、腰付け部253と排紙ローラ50との協働
作用により、先端部が丸まることなく、確実にレシービ
ングトレイT上にスタックされる。
合には、排紙ローラ50から送り出される用紙は図20
に示すように、用紙の先端部が垂れ下がり、最悪の状態
では先端部がレシービングトレイTに当たり、そのま
ま、つんのめる状態で丸まってしまい、整列状態が乱さ
れてしまい、さらに、その後続の用紙も、その先行の用
紙に当たり、正規の排紙、スタックができなくなる。
の排紙装置100に除電部材やアース部材を取り付けた
例で説明したが、同様の構成を、第2の排紙装置100
を使用しない画像形成装置、例えば、図3で説明したよ
うに、第2の排紙装置を装着していない状態、つまり、
第1の排紙装置45だけが設けられている画像形成装置
に対して適用することも可能である。
用紙について、静電気を帯びても除電され、かつ、腰付
け部材の腰付け機能により用紙が丸まることなく良好に
スタックされる。本例のような除電部材や腰付け部材
を、排紙装置ばかりでなく、給紙装置や定着装置などの
排紙部分に設けることも可能である。
1の上方には、空間部Sを隔てて、原稿を読み取る原稿
読み取り手段としての原稿読み取り装置3が配設されて
いる。画像形成部1と原稿読み取り装置3との間の空間
部Sの下部には排紙収納部4が設けられ、画像形成され
た用紙が排紙収納される。
記した本例の構成により用紙の除電が図られるので、排
紙収納部4やレシービングトレイT上にスタックされる
用紙が直ぐ上に位置する原稿読み取り手段としての原稿
読み取り装置3の構成部品に静電気により吸着されるこ
とがない。よって、原稿読み取り装置3からレシービン
グトレイTまで、或いは、原稿読み取り装置3から排紙
収納部4までの距離を少なくすることができ、コンパク
トな画像形成装置を構成することが可能となる。
は、画像形成されたシート状媒体を排出する複写機、プ
リンタ、ファクシミリ、その他が広く包含される。
定するのにネジや粘着材を用いなくても済むことから、
組み付け、分解が容易となり、基板の厚み方向から押し
つけて固定するので、除電部材は確実に固定されて信頼
性が確保され、また、前記搬送カバーの内側に形成され
た第2の支持部と前記搬送ガイド部材との間に基板が位
置するので除電ブラシが搬送カバーで覆われ、外観上の
美観を向上させることができる。
第2の支持部との間に導電性弾性部材を介して基板を挟
圧支持しているので、導電性弾性部材を介して除電部材
を接地する導通関係を簡単に得ることができる。
ついて第1の支持部と、上ローラを支持する支持部と、
シート状媒体を案内するガイドを一体成型により形成し
ているので、これらの位置関係を正確に確保することが
でき、除電部材による確実な除電効果を得る。また、分
解組み立て時、等において、排紙ローラやシート状媒体
搬送路に対する除電部材の位置関係を正確に確保するこ
とができる。
いることなく、簡単な構成で除電部材を確実に支持する
ことができる。
状態が正しくなされているかどうかを外部から簡単に目
視チェック可能である。
手段との協働作用により、シート状媒体の先端部が丸ま
ることなく、確実にレシービングトレイT上にスタック
される。
脱に伴い除電部材の着脱も行なうことが可能である。
に排紙される用紙が静電気を帯びても除電され、かつ、
腰付け部材の腰付け機能により用紙が丸まることなく良
好にスタックされる。
段に対するシート状媒体の静電吸着の影響を無視できる
ので、原稿読み取り手段から排紙部までの距離を短縮で
き、コンパクトな画像形成装置を構成することが可能と
なる。
成図である。
成図である。
る。
る。
説明した分解斜視図である。
視図である。
を説明した斜視図である。
の取り付け状態を説明した斜視図、図11(b)は図1
1(a)におけるZ−Z矢視断面図である。
け状態を説明した分解斜視図である。
け状態を説明した部分斜視図である。
紙装置の部分平面図である。
面図である。
した斜視図である。
の部分斜視図である。
面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】排紙手段より送り出されてきたシート状媒
体に除電部材を接触させて除電した上で下流側に送り出
す機能を有しているシート状媒体搬送装置において、 前記除電部材を、シート状媒体に接触する導電性の接触
子と、該導電性の接触子と一体的な導電性の基板で構成
し、 前記シート状媒体を案内する搬送ガイド部材の一部とし
て構成されていて前記基板を支持する第1の支持部と、
前記搬送ガイド部材を覆う搬送カバーの内側に形成され
た第2の支持部との間に接地手段と共に前記基板をその
厚み方向から挟んで押圧保持したことを特徴とするシー
ト状媒体搬送装置。 - 【請求項2】請求項1記載のシート状媒体搬送装置にお
いて、 前記第2の支持部と前記第1の支持部との間に、前記基
板と共に前記接地手段としての導電性弾性部材を重ねて
押圧保持し、前記導電性接触子から前記基板を経て前記
導電性弾性部材に至る導通経路を構成すると共に、前記
導電性弾性部材を接地したことを特徴とするシート状媒
体搬送装置。 - 【請求項3】請求項1又は2記載のシート状媒体搬送装
置において、 前記搬送ガイド部材を構成する上ガイド部材は少なくと
も前記第1の支持部と、前記排紙手段を構成する上ロー
ラの支持部と、シート状媒体を案内するガイドを具備し
た一体成形品からなることを特徴とするシート状媒体搬
送装置。 - 【請求項4】請求項1乃至3の何れか1つに記載のシー
ト状媒体搬送装置において、 前記第2の支持部は前記搬送カバーと樹脂材で一体成型
されたものであることを特徴とするシート状媒体搬送装
置。 - 【請求項5】請求項1乃至4の何れか1つに記載のシー
ト状媒体搬送装置において、 前記搬送カバーは透明であることを特徴とするシート状
媒体搬送装置。 - 【請求項6】請求項2乃至5の何れか1つに記載のシー
ト状媒体搬送装置において、 前記第2の支持部の一部に、前記排紙手段と協働してシ
ート状媒体を搬送過程で、該搬送方向の下流側から見て
略U字状となるように湾曲させて腰付けを行なう腰付け
部を設けたことを特徴とするシート状媒体搬送装置。 - 【請求項7】請求項3乃至5の何れか1つに記載のシー
ト状媒体搬送装置において、 前記搬送カバーの前記カバー側位置決め部が凸部又は凹
部で構成されていて、この凸部又は凹部の軸線方向が前
記基板の厚み方向と直交する面に沿う方向であることを
特徴とするシート状媒体搬送装置。 - 【請求項8】画像形成済みのシート状媒体を排出する画
像形成装置の本体と不離一体的な構成である第1の排紙
装置の他に、前記本体に対して着脱可能な第2の排紙装
置を備えた画像形成装置において、 請求項1乃至7の何れか1つに記載のシート状媒体搬送
装置を前記第1の排紙装置又は前記第2の排紙装置の一
部として構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項9】請求項8記載の画像形成装置において、 原稿を読み取る原稿読み取り手段を備えていることを特
徴とする画像形成装置。
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