JP2001154289A - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JP2001154289A
JP2001154289A JP33367799A JP33367799A JP2001154289A JP 2001154289 A JP2001154289 A JP 2001154289A JP 33367799 A JP33367799 A JP 33367799A JP 33367799 A JP33367799 A JP 33367799A JP 2001154289 A JP2001154289 A JP 2001154289A
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JP33367799A
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Takashi Hori
孝志 堀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿カバーを画像形成装置本体に装着する際
に、ヒンジ側コネクタと本体側コネクタとの結合を行う
ために、ヒンジの装着体への挿入時の位置合わせを正確
に行わなければならず、装着作業に正確性を要してい
た。また、原稿カバーを画像形成装置本体から取り外す
場合、例えば、厚さが非常に厚い書籍等の原稿や、大き
さの非常に大きな原稿の読み取りを行う場合に、ヒンジ
側コネクタと本体側コネクタの結合を解除するためのレ
バーが必要となり、構成部品が増加するという問題があ
った。 【解決手段】 原稿搬送装置を備えた原稿カバー3をヒ
ンジ2により開閉自在に複写機本体に設け、ヒンジ2の
装着部2aにヒンジ側電極12を設け、複写機本体に設
けられた装着部2aが挿入される凹部10aを有した装
着体11に、装着部2aが装着された時に当該装着部2
aのヒンジ側電極12と当接し接続される本体側電極1
1を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿搬送装置を備
えた原稿カバーをヒンジにより開閉自在に原稿読取装置
本体に設けた複写機,ファクシミリ,スキャナ等の原稿
読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿搬送装置を備えた原稿カバー
をヒンジにより開閉自在に原稿読取装置本体に設けた原
稿読取装置を用いた画像形成装置として特開平6−16
7838号公報に記載されたようなものがあった。
【0003】この従来の画像形成装置は、画像形成装置
本体にヒンジにより原稿カバーが開閉自在且つ着脱自在
に設けられている。このヒンジは画像形成装置本体への
装着部を有しており、この装着部が画像形成装置本体の
背面側上部に設けられた装着体の凹部に挿入されて原稿
カバーを画像形成装置本体に装着していた。
【0004】上記装着体の凹部内には本体側コネクタが
配置されており、上記原稿カバーを画像形成装置本体に
装着するためにヒンジの装着部を凹部に挿入したとき、
上記本体側コネクタに結合されるヒンジ側コネクタがヒ
ンジの装着部に配置されていた。上記本体側コネクタは
装着体内で所定量上下方向へ移動可能に設けられてい
た。
【0005】そして、上記ヒンジに、当該ヒンジを装着
体の凹部に挿入したままの状態でヒンジ側コネクタのみ
上方へ移動させ、ヒンジ側コネクタと本体側コネクタと
の結合を解除(分離)させるレバーを設けていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の画像形成装
置であれば、原稿カバーを画像形成装置本体に装着する
際に、ヒンジ側コネクタと本体側コネクタとの結合を行
うために、ヒンジの装着体への挿入時の位置合わせを正
確に行わなければならず、装着作業に正確性を要してい
た。
【0007】また、原稿カバーを画像形成装置本体から
取り外す場合、例えば、厚さが非常に厚い書籍等の原稿
や、大きさの非常に大きな原稿の読み取りを行う場合
に、ヒンジ側コネクタと本体側コネクタの結合を解除す
るためのレバーが必要となり、構成部品が増加するとい
う問題があった。
【0008】本発明は上記の問題に鑑みなされたもので
あり、コネクタ等を用いずに原稿カバーのヒンジを原稿
読取装置本体の装着体に装着するだけで、原稿カバーと
原稿読取装置本体との電気接続を容易に行える原稿読取
装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿搬送装置
を備えた原稿カバーをヒンジにより開閉自在に原稿読取
装置本体に設け、上記ヒンジの原稿読取装置本体への装
着部にヒンジ側電極を設け、上記原稿読取装置本体に設
けられた上記ヒンジの装着部が挿入される凹部を有した
装着体に、上記装着部が装着された時に当該装着部のヒ
ンジ側電極と当接し接続される本体側電極を設けてい
る。
【0010】上記構成によれば、ヒンジの装着部を装着
体の凹部に挿入し原稿カバーを原稿読取装置本体に装着
するだけであるので、容易にヒンジ側電極と本体側電極
との接続を行うことが可能となる。また、原稿カバーの
原稿読取装置からの取り外しをヒンジの装着部を装着体
の凹部から抜き出すだけで容易に行うことが可能とな
る。
【0011】本発明の本体側電極は原稿読取装置本体に
対する外側となる凹部内側面に設け、ヒンジ側電極はヒ
ンジの外側面に設けている。
【0012】上記構成によれば、原稿カバーを原稿読取
装置本体に装着し閉じた状態において、ヒンジの装着部
に原稿読取装置本体の外側方向への力が加わるので、ヒ
ンジ側電極と本体側電極との当接力が増し、両電極の接
続状態を安定させることが可能となる。
【0013】本発明は、本体側電極の幅を上記ヒンジ側
電極の幅より大きく形成している。
【0014】上記構成によれば、ヒンジの装着部と原稿
読取装置本体の装着体との相関位置が多少ずれても、ヒ
ンジ側電極と本体側電極との接続を確実に行うことが可
能となる。
【0015】本発明は、ヒンジ側電極及び本体側電極に
装置認識用の信号電極を形成している。
【0016】上記構成によれば、後づけ装置を装着した
場合に、装置認識用の信号電極を用いることにより、後
づけ装置の装着の検知を自動的に検知可能となる。
【0017】本発明は、装着体に電気ノイズ対策用のコ
アを装着している。
【0018】上記構成によれば、電気ノイズ対策用のコ
アを容易に装着することが可能となる。
【0019】本発明のヒンジは、筒状の装着部と、該装
着部の内側に回動軸により回動自在に軸支される原稿カ
バーへの取付部とからなり、該取付部の内側面に原稿カ
バーの原稿搬送装置に接続されるカバー側電極を設け、
上記装着部のヒンジ側電極を板状の電極板で形成し、こ
の電極板の一部を上記装着体の本体側電極と当接するよ
う装着部の外側面に配置し、他の部分を上記取付部のカ
バー側電極と当接し接続されるよう装着部の内側に配置
している。
【0020】上記構成によれば、ヒンジのヒンジ側電極
及びカバー側電極が外部に露出することがなく、異物に
よる電極間の短絡や感電,漏電等を防止することが可能
となる。
【0021】本発明は、原稿搬送装置を備えた原稿カバ
ーをヒンジにより開閉自在に原稿読取装置本体に設け、
上記原稿カバーの原稿搬送装置により搬送される原稿の
読み取りを行う搬送原稿読み取り動作と、上記原稿読取
装置本体上面に設けられた原稿台に載置された原稿の読
み取りを行う固定原稿読み取り動作を制御する制御手段
を設け、上記ヒンジの原稿読取装置本体への装着部にヒ
ンジ側電極を設け、上記原稿読取装置本体に設けられた
上記ヒンジの装着部が挿入される凹部を有した装着体
に、上記装着部が装着された時に当該装着部のヒンジ側
電極と当接し接続される本体側電極を設け、上記ヒンジ
を原稿読取装置本体に対して上下移動可能に設け、上記
ヒンジが上方へ所定量移動した時に、上記ヒンジのヒン
ジ側電極と装着体の本体側電極との接続状態が解除さ
れ、この接続状態の解除を検知して原稿の読み取り動作
を固定原稿読み取り動作により読み取り動作切換手段を
設けている。
【0022】上記構成によれば、厚さが非常に厚い書籍
等の原稿の読み取りを行う場合の上方への所定量以上の
移動や、大きさの非常に大きな原稿の読み取りを行う場
合の原稿カバーの取り外しによるヒンジ側電極と本体側
電極との接続の解除を容易に検知することができ、原稿
の読み取り動作を固定原稿読み取り動作に自動的に切り
換えることが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の原稿搬送装置を備えた原
稿カバーをヒンジにより開閉自在に原稿読取装置本体に
設けた原稿読取装置を用いた複写機の実施形態1を図1
乃至図6とともに説明する。
【0024】本発明の複写機は、複写機本体1にヒンジ
2により原稿搬送装置を有した原稿カバー3を開閉自在
且つ着脱自在に設け、複写機本体1の上面に透明なガラ
スからなる原稿台4を設け、この原稿台4の下部に原稿
の画像を読み取る原稿読取装置(図示せず)を設け、こ
の原稿台4の前方に複写機の各種複写条件の入力及び複
写機を操作する操作パネル5を設けている。
【0025】上記複写機本体1の下部に給紙カセット6
を設け、複写機本体1の一方の側部に用紙を手差しで入
れる手差しトレイ7を設け、他方の側部に複写された用
紙を排紙する排紙トレイ8を設けている。
【0026】上記ヒンジ2は、複写機本体1への装着を
行う筒状の装着部2aと、該装着部2aの内側に回動軸
2bにより回動自在に軸支される原稿カバー3へビス9
により取り付けられる取付部2cとからなり、この装着
部2aが複写機本体1の背面側上部に設けられた装着体
10の凹部10aに挿入されて原稿カバー3を複写機本
体1に装着する。
【0027】上記装着体10の凹部10aの複写機本体
1の外側(背面側)となる内側面に弾性を有した金属板
からなる本体側電極11を設けている。
【0028】上記ヒンジ2の装着部2aに、下方側が上
記本体側電極11と当接し接続されるよう装着部2aの
外周面に配置され、上方側が装着部2aの内周面に配置
され、この内周面に配置される部分に弾性を有した金属
板からなるヒンジ側電極12を設けている。また、上記
ヒンジ2の取付部2cの外側面に上記ヒンジ側電極12
と常時当接接続されるカバー側電極13を設けている。
【0029】上記本体側電極11,ヒンジ側電極12,
カバー側電極13は原稿カバー3の原稿搬送装置を駆動
制御する制御信号を送受信する信号線及び電力供給用の
電極とからなり、原稿カバー3に設けられている入紙セ
ンサ14a,排紙センサ14b,後づけ装置の認識を行
うオプション認識センサ14cを接続したセンサ基板1
4と、搬送モータ15と、ソレノイド16と、電磁クラ
ッチ17と、複写機本体1のコントロール基板18とを
接続する。
【0030】上記構成の複写機は、原稿カバー3に取り
付けられたヒンジ2の装着部2aを複写機本体1の装着
体10の凹部10aに挿入して原稿カバー3を複写機本
体1に装着する。
【0031】この装着時、ヒンジ2の装着部2aのヒン
ジ側電極12と、装着体10の凹部10aの本体側電極
11とが当接し接続され、上記原稿カバー3と複写機本
体1とが本体側電極11,ヒンジ側電極12,カバー側
電極13を介して電気的に接続される。
【0032】この装着状態において、本体側電極11は
自身の弾性力によりヒンジ2の装着部2aのヒンジ電極
12と確実に接続される。しかも、原稿カバー3を閉じ
た状態において、ヒンジ2の装着部2aには複写機本体
1の外側(背面側)方向への力が加わるので、ヒンジ電
極12と本体側電極11との当接力が増し、より安定し
た状態で接続される。
【0033】また、オプション認識センサ14cが認識
した後づけ装置に対応する信号をコントロール基板18
に送信することにより、このコントロール基板18は原
稿カバー3に後づけ装置が取り付けられたと判断し、こ
の後づけ装置に対応する制御を行うことができる。
【0034】本発明の複写機の実施形態2をその要部を
示す図7とともに説明すると、ヒンジ2の装着部2aの
ヒンジ側電極12の横幅aよりも、装着体10の本体側
電極11の横幅bの方を大きく、すなわち、横幅bを横
幅a以上に形成する。
【0035】従って、ヒンジ2の装着部2aを装着体1
0の凹部10aに挿入し、ヒンジ側電極12と本体側1
1との接続を行った時に、装着部2aと装着体10との
位置関係が多少ずれてもヒンジ側電極12と本体側電極
11との接続を確実に行うことができる。
【0036】本発明の複写機の実施形態3をその要部を
示す図8及び図9よよもに説明すると、装着体10の凹
部10aの上部周縁に電気ノイズ対策用のコア19を設
ける。
【0037】従って、ヒンジ2の装着部2aを装着体1
0の凹部10aに挿入すると、この装着部2aのヒンジ
側電極12にコア19を環装した状態となり、電気ノイ
ズの影響を防止している。
【0038】本発明の複写機の実施形態4をその要部を
示す図10及び図11とともに説明すると、ヒンジ2の
取付部cの内側面にカバー側電極13を設け、ヒンジ2
の装着部2aのヒンジ側電極12の上方側を、装着部2
aの内側において複写機本体1側(前面側)へ延設して
この複写機本体1側の内周面に配置し、その先端側を複
写機本体1の外側へ折り曲げて上記カバー側電極13に
常時当接接続させている。
【0039】従って、ヒンジ2のヒンジ側電極12及び
カバー側電極13が外部に露出することがなく、異物に
よる電極間の短絡や感電,漏電等の防止を確実に行うこ
とができる。
【0040】本発明の複写機の実施形態5を図12乃至
図14とともに説明すると、原稿カバー3側に導通状態
を検知するための導通検知配線20を設け、この導通検
知配線20用の電極をカバー側電極13,ヒンジ側電極
12,本体側電極11に設け、ヒンジ2の装着部2aを
装着体10の凹部10aに完全に挿入した状態からヒン
ジ2の装着部2aが上方へ5mm以上移動した場合、図
12に示すように本体側電極11ととヒンジ側電極12
とが離間するように形成している。
【0041】従って、原稿搬送装置を用いず原稿台4に
厚さが厚い書籍等の原稿を載置して原稿カバー3を閉じ
ると、ヒンジ2が原稿の厚み分だけ上方へ移動して原稿
カバー3と原稿台4との間に原稿の厚み分の間隙ができ
る。
【0042】このヒンジ2の上方への移動量(原稿カバ
ー3と原稿台4との間隙)が5mm以上になると、本体
側電極11とヒンジ側電極12が離間して導通状態であ
った導通検知配線20の導通がなくなり、この導通の無
を検知して搬送原稿読み取り動作から固定原稿読み取り
動作へ原稿の読み取り動作を切り換える。
【0043】この切り換え制御は、従来においては原稿
台4の前面側若しくはヒンジ側(背面側)にフォトセン
サを設けることにより、原稿カバーと原稿台との間隙を
検知し行っていたが、上記実施形態によればこのような
フォトセンサを設ける必要なく、切り換え制御を行うこ
とができる。
【0044】上記構成の複写機の動作を説明すると、使
用者がコピー(複写)キーを操作すると(S1)、ま
ず、導通検知配線20の導通状態(本体側電極11とヒ
ンジ側電極12との接続状態)を検知判断することによ
って原稿搬送装置の有無を判断し(S2)、導通が無と
判断した場合は、固定原稿読み取り動作を開始して、原
稿台4に載置された原稿の読み取りを行い(S3)、こ
の読み取った画像に基づいてコピー動作を開始する(S
4)。
【0045】上記S2で原稿搬送装置有と判断すると、
搬送原稿読み取り動作を開始し(S5)、原稿搬送装置
に原稿が有るか否かを判断し(S6)、原稿搬送装置に
原稿無と判断すると、操作パネルに原稿無の表示を行う
(S7)。
【0046】上記S6で原稿有と判断すると、原稿搬送
装置による原稿の原稿台4への原稿搬送動作を開始し
(S8)、原稿が原稿台4の所定位置に搬送されると、
この原稿の読み取り動作を開始し(S8)、この読み取
った画像に基づいてコピー動作を開始する。
【0047】このように、原稿の読み取り動作をその動
作状態に応じた読み取り動作(搬送原稿読み取り動作又
は固定原稿読み取り動作)に自動的に切り換え制御する
ことができるので、複写操作を容易に行うことができ
る。
【0048】上記固定原稿読み取り動作は、原稿読取装
置を移動させることによって原稿台4に載置された原稿
の読み取りを行うものである。
【0049】また、搬送原稿読み取り動作は、上記固定
原稿読み取り動作と同様に、原稿搬送装置によって原稿
台4の所定位置に搬送された原稿を原稿読取装置を移動
させることにより原稿の読み取りを行うものであって
も、原稿読取装置を所定位置で固定したまま、原稿搬送
装置で搬送される原稿の読み取りを行うものであっても
よい。
【0050】
【発明の効果】本発明は、原稿搬送装置を備えた原稿カ
バーをヒンジにより開閉自在に原稿読取装置本体に設
け、上記ヒンジの原稿読取装置本体への装着部にヒンジ
側電極を設け、上記原稿読取装置本体に設けられた上記
ヒンジの装着部が挿入される凹部を有した装着体に、上
記装着部が装着された時に当該装着部のヒンジ側電極と
当接し接続される本体側電極を設けているので、ヒンジ
の装着部を装着体の凹部に挿入し原稿カバーを原稿読取
装置本体に装着するだけ、容易にヒンジ側電極と本体側
電極との接続を行うことができる。
【0051】また、原稿カバーの原稿読取装置からの取
り外しをヒンジの装着部を装着体の凹部から抜き出すだ
けで容易に行うことができる。
【0052】本発明の本体側電極は原稿読取装置本体に
対する外側となる凹部内側面に設け、ヒンジ側電極はヒ
ンジの外側面に設けているので、原稿カバーを原稿読取
装置本体に装着し閉じた状態において、ヒンジの装着部
に原稿読取装置本体の外側方向への力が加わり、ヒンジ
側電極と本体側電極との当接力が増し、両電極の接続状
態をより安定させてることができる。
【0053】本発明は、本体側電極の幅を上記ヒンジ側
電極の幅より大きく形成しているので、ヒンジの装着部
と原稿読取装置本体の装着体との相関位置が多少ずれて
も、ヒンジ側電極と本体側電極との接続を確実に行うこ
とができる。
【0054】本発明は、ヒンジ側電極及び本体側電極に
装置認識用の信号電極を形成しているので、後づけ装置
を装着した場合に、装置認識用の信号電極を用いること
により、後づけ装置の装着の検知を自動的に検知するこ
とができる。
【0055】本発明は、装着体に電気ノイズ対策用のコ
アを装着しているので、電気ノイズ対策用のコアを容易
に装着することができる。
【0056】本発明は、ヒンジを、筒状の装着部と、該
装着部の内側に回動軸により回動自在に軸支される原稿
カバーへの取付部とから形成し、該取付部の内側面に原
稿カバーの原稿搬送装置に接続されるカバー側電極を設
け、上記装着部のヒンジ側電極を板状の電極板で形成
し、この電極板の一部を上記装着体の本体側電極と当接
するよう装着部の外側面に配置し、他の部分を上記取付
部のカバー側電極と当接し接続されるよう装着部の内側
に配置しているので、ヒンジのヒンジ側電極及びカバー
側電極が外部に露出することがなく、異物による電極間
の短絡や感電,漏電等を確実に防止することができる。
【0057】本発明は、原稿搬送装置を備えた原稿カバ
ーをヒンジにより開閉自在に原稿読取装置本体に設け、
上記原稿カバーの原稿搬送装置により搬送される原稿の
読み取りを行う搬送原稿読み取り動作と、上記原稿読取
装置本体上面に設けられた原稿台に載置された原稿の読
み取りを行う固定原稿読み取り動作を制御する制御手段
を設け、上記ヒンジの原稿読取装置本体への装着部にヒ
ンジ側電極を設け、上記原稿読取装置本体に設けられた
上記ヒンジの装着部が挿入される凹部を有した装着体
に、上記装着部が装着された時に当該装着部のヒンジ側
電極と当接し接続される本体側電極を設け、上記ヒンジ
を原稿読取装置本体に対して上下移動可能に設け、上記
ヒンジが上方へ所定量移動した時に、上記ヒンジのヒン
ジ側電極と装着体の本体側電極との接続状態が解除さ
れ、この接続状態の解除を検知して原稿の読み取り動作
を固定原稿読み取り動作により読み取り動作切換手段を
設けている。
【0058】従って、厚さが非常に厚い書籍等の原稿の
読み取りを行う場合の上方への所定量以上の移動や、大
きさの非常に大きな原稿の読み取りを行う場合の原稿カ
バーの取り外しによるヒンジ側電極と本体側電極との接
続の解除を容易に検知することができ、原稿の読み取り
動作を固定原稿読み取り動作に自動的に切り換えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原稿読取装置を用いた複写機の実施形
態1において原稿カバーを閉じた状態を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の原稿読取装置を用いた複写機の実施形
態1において原稿カバーを開けた状態を示す斜視図であ
る。
【図3】図1の要部を示す断面図である。
【図4】本発明の原稿読取装置を用いた複写機の実施形
態1において原稿カバーの複写機への装着前の状態を示
す斜視図である。
【図5】図3の分解斜視図である。
【図6】本発明の原稿読取装置を用いた複写機の実施形
態1における原稿カバーと本体側の制御部を示すブロッ
ク図である。
【図7】本発明の原稿読取装置を用いた複写機の実施形
態2の要部を示す斜視図である。
【図8】本発明の原稿読取装置を用いた複写機の実施形
態3において装着体へのコアの装着前の状態を示す斜視
図である。
【図9】本発明の原稿読取装置を用いた複写機の実施形
態3の要部を示す断面図である。
【図10】本発明の原稿読取装置を用いた複写機の実施
形態4において原稿カバーを閉じた状態の要部を示す断
面図である。
【図11】本発明の原稿読取装置を用いた複写機の実施
形態4において原稿カバーを開けた状態の要部を示す断
面図である。
【図12】本発明の原稿読取装置を用いた複写機の実施
形態5において原稿台に書籍を載置し原稿カバーを閉じ
た状態の要部を示す断面図である。
【図13】本発明の原稿読取装置を用いた複写機の実施
形態5における原稿カバー側の配線状態を示す説明図で
ある。
【図14】本発明の原稿読取装置を用いた複写機の実施
形態5の原稿読み取り動作のフローチャートである。
【符号の説明】
1 複写機本体 2 ヒンジ 2a 装着部 2b 回動軸 2c 取付部 3 原稿カバー 4 原稿台 10 装着体 10a 凹部 11 本体側電極 12 ヒンジ側電極 13 カバー側電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/107 H04N 1/12 Z 1/04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿搬送装置を備えた原稿カバーをヒン
    ジにより開閉自在に原稿読取装置本体に設けた原稿読取
    装置において、 上記ヒンジの原稿読取装置本体への装着部にヒンジ側電
    極を設け、 上記原稿読取装置本体に設けられた上記ヒンジの装着部
    が挿入される凹部を有した装着体に、上記装着部が挿入
    された時に当該装着部のヒンジ側電極と当接し接続され
    る本体側電極を設けたことを特徴とする原稿読取装置。
  2. 【請求項2】 上記本体側電極は原稿読取装置本体に対
    し外側となる上記凹部内側面に設け、上記ヒンジ側電極
    はヒンジの外側面に設けたことを特徴とする請求項1記
    載の原稿読取装置。
  3. 【請求項3】 上記本体側電極の幅を上記ヒンジ側電極
    の幅より大きく形成したことを特徴とする請求項1記載
    の原稿読取装置。
  4. 【請求項4】 上記ヒンジ側電極及び本体側電極に装置
    認識用の信号電極を形成したことを特徴とする請求項1
    記載の原稿読取装置。
  5. 【請求項5】 上記装着体に電気ノイズ対策用のコアを
    装着したことを特徴とする原稿読取装置。
  6. 【請求項6】 上記ヒンジは、筒状の装着部と、該装着
    部の内側に回動軸により回動自在に軸支される原稿カバ
    ーへの取付部とからなり、 該取付部の内側面に原稿カバーの原稿搬送装置に接続さ
    れるカバー側電極を設け、 上記装着部のヒンジ側電極を板状の電極板で形成し、こ
    の電極板の一部を上記装着体の本体側電極と当接するよ
    う装着部の外側面に配置し、他の部分を上記取付部のカ
    バー側電極と当接し接続されるよう装着部の内側に配置
    したことを特徴とする請求項1記載の原稿読取装置。
  7. 【請求項7】 原稿搬送装置を備えた原稿カバーをヒン
    ジにより開閉自在に原稿読取装置本体に設け、上記原稿
    カバーの原稿搬送装置により搬送される原稿の読み取り
    を行う搬送原稿読み取り動作と、上記原稿読取装置本体
    上面に設けられた原稿台に載置された原稿の読み取りを
    行う固定原稿読み取り動作を制御する制御手段を設けた
    原稿読取装置において、 上記ヒンジの原稿読取装置本体への装着部にヒンジ側電
    極を設け、 上記原稿読取装置本体に設けられた上記ヒンジの装着部
    が挿入される凹部を有した装着体に、上記装着部が装着
    された時に当該装着部のヒンジ側電極と当接し接続され
    る本体側電極を設け、 上記ヒンジを原稿読取装置本体に対して上下移動可能に
    設け、 上記ヒンジが上方へ所定量移動した時に、上記ヒンジの
    ヒンジ側電極と装着体の本体側電極との接続状態が解除
    され、この接続状態の解除を検知して原稿の読み取り動
    作を固定原稿読み取り動作により読み取り動作切換手段
    を設けたことを特徴とする原稿読取装置。
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