JP2001305197A - 半導体集積回路試験におけるパルス幅タイミング誤差補正のための較正方法および装置 - Google Patents

半導体集積回路試験におけるパルス幅タイミング誤差補正のための較正方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 自動式試験装置(ATE)で高性能集積
回路デバイスの試験中にパルス幅タイミング誤差を補正
する方法および装置を提供する。 【解決方法】 二つの出力をドライバフォーマット論理
82に供給し、往復伝送遅延のあと、ストローブフォー
マット論理84に供給する。これら論理回路で両者のO
Rがとられる。二つの互いに独立のイベントシーケンサ
AおよびBを用いることにより、より高いイベント速度
を達成する。すなわち、一方のイベントシーケンサを他
方のイベントシーケンサから、僅かな値、すなわち、後
続のイベントの繰り返し発生に片方のシーケンサが費や
す時間の値よりも小さい僅かな値だけずらすことによっ
てこれを達成する。一方のシーケンサがデータを出力し
ている間に他方のシーケンサにデータをロードするので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体集積回路デバ
イスを試験する自動式試験装置に関し、より詳しくいう
とこの種の試験装置におけるパルス幅タイミング誤差の
補正に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】集積回路デバイス試験
(例えば、半導体チップ製造工場における)用の自動式
試験装置(ATE)は集積回路が実用に供される段階で
遭遇する種々の動作状態をシミュレーションするのに用
いられる。試験対象の集積回路デバイスは被験デバイス
(DUT)と呼ばれる。
【0003】ATEは一連の命令(試験プログラム)を
実行するコンピュータによって制御する。ATEは正確
な電圧、電流、タイミング信号および機能状態をDUT
に供給するとともに、各試験項目についてそのDUTか
らの応答信号を監視しなければならない。次に、ATE
は各試験の結果を予め規定ずみの限界値と比較して合格
/不合格を判定する。
【0004】試験「イベント」は機能状態「S」とこの
Sへの遷移に伴う時間「T」とで表記(S,T)の形に
表した対である。「イベント系列」はそれら対の時間順
のリストである。例えば、図1に示した信号波形図で
は、イベント系列は(D1,3)、(D0,7)(D
1,10)および(D0,14)で表した四つのイベン
トから成る。この第1のイベントは時点=3ナノ秒(n
s)で信号をハイ状態(1)にする。第2のイベントは
時点=7nsで信号をロウ状態(0)にする。第3のイ
ベントは時点10nsで信号をハイにし、第4のイベン
トは時点=14nsで信号をロウ状態にする(図1にお
ける「振幅」は試験プログラムが設定する信号電圧であ
る)。
【0005】初めの二つのイベントは、パルス101、
すなわちパルス幅が狭く一つの極性を有するパルス10
1を記述するものといわれる。このパルスは前縁103
と後縁105とを有する。パルス幅、すなわちパルス持
続時間は、特定電圧値で見た前記前縁点および後縁点の
時間軸上の間隔、すなわち通常はパルスの半振幅値の間
隔である。したがって、パルス101のパルス幅は約4
ナノ秒(ns)である。同様に、パルス107のパルス
幅も約4ナノ秒である。
【0006】ATE信号は多数の誤差誘因に影響される
が、高性能試験装置において最も大きい問題になるの
は、図に示すとおり、パルス幅に関する誤差である。パ
ルス幅の目標(公称)値が小さいほど、パルス振幅の最
大値到達が試験装置によるパルス振幅減少命令の前に起
こる可能性が少なくなる。したがって、パルスの前縁が
所望のタイミングよりも早く生ずる。実際のパルス幅は
パルス幅公称値よりも小さく、そのためにタイミング誤
差が生ずる。図2の曲線205は誤差を表し、パルス幅
公称値が小さくなるほどタイミング誤差が大きくなるこ
とを示している。この誤差は曲線207で示すとおりさ
らに変則的になり得る。しかし、誤差曲線が予測可能で
ある限り、パルス幅タイミング誤差は補正できる。パル
ス幅タイミング誤差は特定の試験装置ではパルス幅を1.
25ns以下に減らしたとき生ずることが判明した。した
がって、意図した間隔1nsの二つのタイミング縁部の
うちの2番目の縁部は、三つの条件、すなわち(1)回
路に小さいパルス誤差を生じさせるのに1nsで十分に
小さい、(2)1番目の縁部が機能データの状態に遷移
を実際に生じさせる、(3)2番目の縁部の極性が1番
目の縁部の極性と逆である、という三つの条件が満たさ
れた場合、すなわちその場合だけ、タイミング誤差を含
む。
【0007】上述の条件(2)および(3)は、試験装
置のドライバ回路からDUTの端子に伝達される機能状
態遷移がなければ、パルス幅はない(したがって、パル
ス幅タイミングの小さい誤差はない)ことを意味する。
したがって、パルス幅誤差はDUT端子に入来する機能
データストリームの関数である。例えば、機能データ系
列(F1−F8)「01111010」を考慮し、各デ
ータがDUT端子に1ns間隔でこの順序で生ずるよう
に試験装置が命令するものとする。この機能データ系列
に対応する波形を図3に示す。この場合、データF5は
遷移を生じないのでパルス幅をもたない。F6は1から
0への遷移を生じさせ、パルス幅4nsを有する。F7
は0から1への遷移を生じさせ、パルス幅1nsを有す
る。F8は1から0への遷移を生じさせ、パルス幅1n
sを有する。F5は機能状態に遷移がないので、それに
伴うパルス幅タイミング誤差はない。F6では、機能状
態に遷移があるがパルス幅が臨界値1.25ns以上の4n
sになるので、それに伴う有意なパルス幅タイミング誤
差はない。F6はパルスの立下りであって「短」パルス
(パルス幅1.25ns以下の場合「短」パルスと呼ぶ)で
はないといえる。F7では、機能状態に遷移がありパル
ス幅が1nsであるので、それに伴うパルス幅タイミン
グ誤差がある。F7は短パルス立下りといえる。同様
に、F8では(F7と同様に)機能状態に遷移を生じ、
パルス幅1nsを有するので、それに伴うパルス幅タイ
ミング誤差がある。すなわち、F8も短パルスの立下り
といえる。このパルス幅タイミング誤差は、機能データ
が1ns間隔で生じた場合、30ピコ秒(ps)程度で
あることが判明した。パルス幅誤差は機能データ出力の
周波数の増大とともに大きくなる。例えば、機能データ
が800ps間隔で生ずると、パルス幅誤差は50ps
まで大きくなる。上述のとおり、パルス幅タイミング誤
差は、パルス幅を1.25ns以下に減らした場合に特定の
試験装置で生ずることが判明した。したがって、間隔1
nsにプログラムされた二つのタイミング端縁の2番目
の端縁(機能データ1ビットで表示)がパルス幅タイミ
ング誤差を有するか否かを判定するには、機能データの
そのビットをそれに先行する2ビットを考慮して分析し
なければならない。例えば、F4の前のパルス幅を算定
するには、F2、F3およびF4が必要である。
【0008】このパルス幅タイミング誤差の補正を、と
くに高性能集積回路デバイスの試験の際に可能にする必
要がある。例えば、RAMBUS64/72MビットD
RAM(RAMBUS標準に適合したダイナミックラン
ダムアクセスメモリ)は使用周波数が非常に高いので、
デバイスを首尾良く試験するには、極端に高精度の試験
装置、すなわちタイミング端部設定精度(EPA)±5
0ピコ秒(ps)程度の高精度の試験装置を必要とす
る。これまでのところ、この問題の解決策は実現されて
いない。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は上述のパルス
幅タイミング誤差を補正する方法および装置を対象とす
る。現在慣用されている試験手法によると、試験ベクト
ル中に起こるべきイベントについてのイベントタイミン
グ値データおよびイベント種類データを表す情報を試験
プログラムによりスクランブラメモリおよびシーケンサ
メモリ(DUTの端子の各々をこれらメモリの各々の一
つと関連づけてある)にまずロードする(周知の Schlu
mberger 社製 Sequencer Per Pin アーキテクチャの場
合など)。
【0010】集積回路デバイスの試験期間中のパルス幅
タイミング誤差の補正の方法を次に述べる。この方法
は、集積回路デバイスの一つの選ばれた端子と関連づけ
られたメモリにその集積回路デバイスの試験に関するイ
ベントタイミングデータを蓄積する過程を含む。一方、
その試験に関する機能データを供給し、その機能データ
がパルス発生を伴う状態遷移を生ずるか否かを判定す
る。パルス発生があった場合は、そのイベントタイミン
グデータを修正し、パルス幅調整ずみのイベントタイミ
ングを生ずる。次に、そのパルス幅調節ずみのイベント
タイミングを含む試験信号を集積回路デバイスの上記選
ばれた端子に加える。
【0011】この発明の方法を実施する二つの装置を次
に説明する。一つの装置は単一値パルス幅較正を行う。
その装置の一つの具体例は、構成要素として、デコーダ
と、そのデコーダに接続した出力端子を有するとともに
もう一つの出力端子を有する機能データ源とを備える。
また、集積回路デバイスの選ばれた端子と関連づけた第
1のひと組の蓄積位置を含み、イベントタイミングデー
タおよびイベント種類データを蓄積するイベントシーケ
ンサを備える。イベントタイミングデータには公称のイ
ベントタイミングとパルス幅調節ずみのイベントタイミ
ングとが含まれる。論理回路は上記機能データ源の出力
端子に接続した入力端子を有するとともに出力端子を有
する。また、この具体例の装置は集積回路デバイスの選
ばれた端子と関連づけた第2のひと組の蓄積位置をさら
に含む。この第2のひと組の蓄積位置は上記論理回路の
出力端子に接続した入力端子と、上記第1のひと組の蓄
積位置の入力端子に接続した少なくとも一つの出力端子
とを含み、その第1のひと組の蓄積位置についての互い
に異なるアドレスデータを蓄積する。デコーダは、上記
第1のひと組の蓄積位置からイベントタイミングデータ
およびイベント種類データを受けるように接続した第1
の入力端子と、機能データ供給源の出力端子に接続した
第2の入力端子とを備える。
【0012】上述の例と同様に単一値パルス幅較正を行
う装置として説明するこの発明の一つの実施例において
は、パルス幅タイミング誤差予測値を補償する追加のイ
ベントタイミング値を生ずる。これら追加のイベントタ
イミング値を、ユーザの特定する公称タイミングデータ
値に較正値を加えて生成する。パルス幅タイミング誤差
の大きさはパルス幅(持続時間)の関数であるので、パ
ルス幅によって特有の較正値を適用する。また、追加の
スクランブラメモリ位置に、調整ずみのイベントタイミ
ング値へのポインタをロードする。
【0013】機能試験の期間中に、試験装置のローカル
イベントシーケンサの外付けの一連の論理ゲートで各試
験サイクルごとにイベント極性記述機能データのデータ
ストリームを分析する。一つの実施例では、機能データ
8ビットを各試験サイクル期間に供給して、互いに異な
る四系列の論理ゲートで機能データ各々の2ビットを分
析する。これら論理ゲートは、機能データの特定のビッ
トが「短」パルス、すなわち補正を要するほどに小さい
パルス幅で終わるなどのデータ状態遷移を生ずるか否か
を判別する。この分析の結果は2進符号で表され、スク
ランブラメモリへのアドレスの一部になる。特定のスク
ランブラメモリアドレスに蓄積されたデータは、パルス
幅調節ずみの正しいイベントタイミングデータを含むシ
ーケンサメモリのメモリ位置選択のポインタとして作用
する。したがって、従来技術の場合と同様に、イベント
種類デコーダは機能データ値(例えば、試験装置のアル
ゴリズム利用のパターン発生器やローカルメモリなどの
パターンデータ源から供給する)をシーケンサメモリか
らのイベントタイミングデータおよびイベント種類デー
タと合成して、追加のイベントタイミング較正(イベン
トタイミングに影響する上記以外の要因を補償するため
の)を行い、第2の回路への出力信号を生ずる。この第
2の回路は、上記イベントタイミングデータ(パルス幅
タイミング誤差補正ずみ)、イベント種類データおよび
機能データを対応のイベント信号に変換する。このイベ
ント信号を試験装置のテストヘッドのドライバ回路に伝
達する(DUTは試験装置のテストヘッドの上のロード
ボード上のソケットに通常の手法で装着してある)。こ
のドライバ回路はユーザの要求に応じて信号振幅を変化
させその信号をDUTの特定の入力端子に加える。その
信号に対する応答出力の受け方も分析も慣用の手法どお
りである。
【0014】この装置のもう一つの具体例では全体的パ
ルス幅較正を行う。その具体例は、構成要素として、デ
コーダと、そのデコーダに接続した出力端子を有すると
ともに第2の出力端子を有する機能データ源とを備え
る。また、集積回路デバイスの選ばれた端子と関連づけ
た第1のひと組の蓄積位置を有し、イベントタイミング
データおよびイベント種類データを蓄積するイベントシ
ーケンサを備える。このイベントタイミングデータは公
称のイベントタイミングのみを含む。デコーダは上記第
1のひと組の蓄積位置からイベントタイミングデータお
よびイベント種類データを受けるように接続した第1の
入力端子と、機能データ源の出力端子に接続した第2の
入力端子とを有する。この装置は集積回路デバイスの上
記選ばれた端子と関連づけた第2のひと組の蓄積位置を
さらに含む。これら第2のひと組の蓄積位置は、上記第
1のひと組の蓄積位置の入力端子に接続した出力端子を
備え、それら第1のひと組の蓄積位置への互いに異なる
アドレスデータを蓄積する。これら第2のひと組の蓄積
位置の出力端子およびデコーダの出力端子には回路を接
続する。この回路は最近のイベントについてのイベント
タイミングデータとイベント種類データとを蓄積し、現
在のイベントのパルス幅を算出し、出力端子に送る。こ
の出力端子に参照テーブルを接続し、この参照テーブル
の出力ポートに較正値を生じ、それによってパルス幅調
整ずみのイベントタイミングを生ずる。
【0015】上述の第1の実施例と同様にパルス幅較正
として説明するこの発明の第2の実施例によると、最近
のイベントの経緯を維持し、現在のイベントのパルス幅
の計算を逆極性直近イベント公称タイミング値を現在の
イベントの公称タイミング値から減算することによって
行うイベントシーケンサにパルス幅計算回路を備える。
ここで算出したパルス幅の値が、パルス幅誤差補正のた
めにイベントタイミング値に加えるべき対応の較正値を
生ずる参照テーブルのためのアドレスとして作用する。
【0016】この発明およびその変形を図面およびそれ
に関連する説明により次に述べる。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の実施例によると、市販
のシュルンベルジェ社製 DX2400 型ATEなどシュルン
ベルジェ社 Sequencer Per Pin 試験装置アーキテクチ
ャを備えるATEを用いる。この発明はそれらシュルン
ベルジェ社製ATEに限定されない。このアーキテクチ
ャではDUTの端子の各々をアルゴリズム式にプログラ
ムする。ピンスライス回路と呼ばれる個々の回路は試験
信号の供給を受けるDUTの各端子と関連づけてある。
ピンスライス回路の各々は専用のメモリ、レジスタおよ
び必要な試験信号の発生回路を備える。この試験装置ア
ーキテクチャのうちこの明細書ではこの発明に関連する
部分だけを述べるので、出力信号の捕捉および分析には
言及しない。この試験装置アーキテクチャは、West お
よび Graeve 共同名義で1995年12月19日付で発
行され本願と同じ譲受人に譲渡された米国特許第5,4
47,139号に開示してあり、ここに同特許を参照し
てその記載内容をこの明細書に組み入れる。同様に、こ
の出願と同じ譲受人に譲渡された1995年10月24
日発行の米国特許第5,461,310号および199
3年5月8日発行の米国特許第5,212,443号も
併せてここに参照してその記載内容をこの明細書に組み
入れる。
【0018】ATEによる集積回路デバイスの試験は互
いに協働関係にある回路とソフトウェアとの両方を通常
伴う。そのソフトウェアは試験装置の実行する試験プロ
グラムであり、テストパターン、プログラム情報(通常
は被験デバイス提出ユーザが試験のために提供する)、
およびより詳細なプログラム情報(通常はATEの一
部)を含む。この試験プログラムは試験ベクトル中に起
こるべき多数のイベントについてのイベントタイミング
値およびイベント種類を記述するデータをメモり回路に
まずロードする。それらメモリ回路がロードされると、
ソフトウェアがATEにプログラムを実行させて集積回
路デバイスを試験させる。集積回路の試験が完了したあ
とソフトウェアに試験結果通知が返送される。次に、ソ
フトウェアはATEの種々のレジスタのデータを読み出
し、試験結果をユーザに送る。
【0019】Sequencer Per Pin 試験装置アーキテクチ
ャのブロック図(従来技術の説明図)を図4に示す。大
域イベント系列始点メモリ(ESSM)102およびイ
ベント系列蓄積メモリ(ESS)70はDUTの各関連
入力端子と関連づけてある。ベクトル種類選択(VT
S)符号信号は大域イベント系列始点メモリ(ESS
M)102全部に供給される大域系列アドレスであっ
て、試験装置(図示してない)の主要イベントシーケン
サが供給する。ESSM102の各々に送られるVTS
符号信号は互いに同じである。しかし、DUTの互いに
異なる端子は互いに異なる機能を備え得る(例えば制御
端子、アドレス端子など)ので、ESSM102の各々
には互いに異なるロード(プログラム)を施すこともで
きる。例えば、DUTの端子全部に書込みサイクル実行
の大域命令があった場合は、互いに異なる端子の種類で
互いに異なる動作をしなければならない。このようにし
て、ESSM102は集積回路デバイス試験中に互いに
異なる端子に互いに異なるタイミング組合せを予めプロ
グラムすることを可能にする。ESSM102の出力は
ESS70の蓄積位置へのアドレスとして作用し、この
ESS70から特定のイベントタイミングおよびイベン
ト種類を有する特定のイベント系列を生ずる。ESSM
102はその出力と入力との関係が間接的に過ぎないの
で、次の説明ではスクランブラメモリとも呼ぶ。イベン
ト系列を表すデータをESS70の各々にロードする。
イベント系列は試験ベクトル期間中に生ずる多数のイベ
ントについてタイミング値(すなわち、パルス端縁およ
び比較器ストローブの位置)およびイベント種類(すな
わち、パルス端縁または比較器ストローブの種類)を記
述する。イベント種類には、例えば、Fをドライブ(D
F)(Fの値に移るという意味)、Fについての試験(T
F)、駆動回路をオフに(DZ)、および無動作(NO
P)などがある。ESSの各々は、一つの試験サイクル
につき、いくつかの互いに独立なイベントを蓄積でき
る。
【0020】イベント種類デコーダ74はパターンデー
タ源72からFデータを受けESS70からイベント系
列を受けて、いろいろの構成要素への制御線にイベント
種類S記述出力信号を生じ、これによってDUTに適切
なドライブイベントおよび比較イベントを生ずる。
【0021】各イベントにつき、イベント種類に加えて
各イベントの生起タイミングを供給しなければならな
い。加算器86への個別の入力信号を周期バーニア線1
8(試験周期の実際の始点について時点零信号からのオ
フセットを表す信号を伝送する)に供給する。最後に、
加算器86への第3の入力信号を較正メモリから供給す
る。較正メモリ88は、イベント種類、そのイベントに
ついての機能データ値、および信号の送り先(または信
号の発信元)のDUT端子の関数であるタイミングずれ
値を蓄積する。そのイベントについて最終的較正タイミ
ング値を較正ずみタイミングレジスタ90に蓄積し、最
終的にドライバフォーマット論理82およびストローブ
フォーマット論理84に供給する。
【0022】DUTへの信号供給中はドライバフォーマ
ット論理82は活性状態にある。DUTからの出力信号
をある値と比較しようとするときストローブフォーマッ
ト論理84を活性化する。ドライバフォーマット論理8
2はイベントシーケンサからのイベント信号を合成して
ピン電子回路(ドライバ回路114を含む)へのフォー
マットずみF信号およびI/O信号を生ずる。ドライバ
回路114からDUT118の端子に信号を送り込む。
ストローブフォーマット論理84はイベントシーケンサ
からのイベント信号をDUT出力状態と比較して合格/
不合格状態データを生ずる。これらの構成要素は試験装
置(図示してない)のテストヘッドに配置してある。
【0023】図4、図5および図6に示した構成要素の
いくつかはこの発明に直接に関係しないので、この明細
書では説明しない。それら構成要素の上述の機能および
相互関係は上述の米国特許を参照すれば当業者には理解
されよう。
【0024】図5はこの発明の実施例の装置のブロック
図であって、二つのイベントについての単一値パルス幅
較正を図解する。この実施例では、DUTの各端子は図
5に符号AおよびBで示した二つのイベントシーケンサ
と関連づけてある。二つの出力をドライバフォーマット
論理に供給し、往復伝送遅延のあとストローブフォーマ
ット論理84に供給し、これら論理回路で両者のOR論
理がとられる。二つの互いに別々のイベントシーケンサ
AおよびBを用いることにより、より高いイベント速度
を達成する。すなわち、一方のイベントシーケンサを他
方のイベントシーケンサから僅かな値、すなわち後続の
イベントの繰返し発生に片方のシーケンサが費やす時間
の値よりも小さい僅かな値だけずらすことによってこれ
を達成する。一方のイベントシーケンサがデータを出力
している間に他方のイベントシーケンサにデータをロー
ドするのである。
【0025】図5に示したブロックの各々は慣用のもの
であり、それら構成要素の相互接続も当業者には自明で
あろう。この実施例では、大域イベント系列始点メモリ
(ESSM)102(スクランブラメモリ)およびイベ
ント系列蓄積メモリ(ESS)70(シーケンサメモ
リ)に、通常の Sequencer Per Pin アーキテクチャの
場合と同様に、試験ベクトル期間中に起こるべきイベン
トのイベントタイミングデータおよびイベント種類デー
タを表す符号(値)を試験プログラムでまずロードす
る。しかし、追加のイベントタイミングデータ値、すな
わち Sequencer PerPin アーキテクチャにおける較正メ
モリ88では補償されないパルス幅タイミング誤差によ
るユーザ指定のイベントタイミング値の変動を反映する
追加のイベントタイミングデータ値はシーケンサメモリ
に供給する。
【0026】この追加のイベントタイミング値は較正値
をユーザの特定する公称タイミング値に加えることによ
って発生する。パルス幅タイミング誤差の大きさはパル
ス幅(持続時間)の関数であるので、所与のパルス幅に
は特有の較正係数を適用する。同様に、追加の位置を、
適当なタイミング値(すなわちパルス幅誤差補正つき、
および補正なしの)を指示するスクランブラメモリにロ
ードする。この実施例は二つのイベントの同時並行的分
析のための論理回路を備えているので、所要の追加ES
S位置数は3であり、次の条件、すなわち(1)第1の
イベントが補正の要る短パルスを生ずる、(2)第2の
イベントが補正の要る短パルスを生ずる、(3)両方の
イベントが補正の要る短パルスを生ずる、の三つの条件
に対する変形を表す。したがって、ユーザの試験プログ
ラムがある端子について五つのイベント系列を必要とす
る場合は、このソフトウェアは20の系列を生ずる(ユ
ーザの入力した公称タイミングの五つのイベント系列、
プラスこれら五つの系列の各々についての公称タイミン
グの三つの変形)。したがって、この実施例でパルス幅
較正を達成するには、ESSM102はパルス幅較正な
しの場合の所要蓄積位置の4倍の蓄積位置を要する。
【0027】イベント極性を記述する機能データ(パタ
ーンデータ源72から供給)のデータストリームを試験
サイクルの各々の期間中に回路で分析し、機能データの
あるビットが「短」パルスで終わったかどうかを判定す
る。この判定結果は2進数で表され、スクランブラメモ
リへのアドレスの一部となる。スクランブラメモリの蓄
積位置からの出力はパルス幅調整ずみのイベントタイミ
ングデータを含むシーケンスメモリの蓄積位置へのアド
レスとなる。
【0028】例えば、試験プログラムでユーザはDUT
118の端子へのイベント対として、1nsでF1をド
ライブ、2nsでF2をドライブを特定する。次に、試
験プログラムはスクランブラメモリ102およびシーケ
ンサメモリ70にこのイベント対についての公称イベン
トタイミングおよびイベント種類をロードし、併せてシ
ーケンサメモリ70にパルス幅タイミング誤差補正公称
イベントタイミング値の変動分をロードする。イベント
タイミング値の三つの変形は、第1のイベントだけにつ
いて公称タイミング値にパルス幅較正値を適用(例え
ば、1.03nsでF1をドライブ、2nsでF2をドライ
ブ)、第2のイベントだけについて公称タイミング値に
パルス幅較正値を適用(例えば、1nsでF1をドライ
ブ、2.03nsでF2をドライブ)、および第1および第
2のイベントの両方について公称タイミング値にパルス
幅較正値を適用(例えば、1.03nsでF1をドライブ、
2.03nsでF2をドライブ)を含む。ESS70からの
パルス幅補正ずみイベントタイミング値を加算器86に
加えて、較正メモリ88からのタイミングずれ値と合成
する。このイベントについての最終較正ずみタイミング
値を較正ずみタイミング値レジスタ90に蓄積し、最終
的にはドライバフォーマット論理82およびストローブ
フォーマット論理84に供給する。
【0029】上述の例では間隔1nsで生起するイベン
トについての較正値は+0.03ns(+30ps)であ
る。しかし、この実施例では一回で補正できるパルス幅
値はごく小さい(例えば1nsまたは900ps)。す
なわち、異なる較正値(異なるパルス幅値の補正のため
の)を適用するにはESS70およびESSM102を
再ロードする必要があるからである。この実施例は、ド
ライブイベントはすべて一定の時間間隔で隔てられてお
り(すなわち、パルス幅のとり得る値は一つだけであ
る)、その時間間隔と等しいパルス幅のパルスだけ補正
を要し、それ以上の幅のパルスは補正を要しないとの前
提で構成されている。
【0030】この実施例では、シーケンサメモリ70の
容量は64×52ビットである。各イベントのイベント
タイミングおよびイベント種類を記述するのにこの実施
例では52ビットを要するので、シーケンサメモリ70
はイベント対64個を収容する。この実施例でユーザに
実際に利用できる試験端子あたりおよび試験サイクルあ
たりのスクランブラメモリおよびシーケンサメモリの蓄
積位置は通常の Sequencer Per Pin アーキテクチャの
場合よりも少なく、後者の場合の2028に対して51
2、64に対して16であるが、各イベント端縁検出精
度(EPA)は向上する。すなわち、イベント相互間の
一定時間間隔に関連づけたパルス幅タイミング誤差を考
慮するからである。
【0031】上述のとおり、図5の回路は、試験サイク
ルの各々の期間中のイベント極性を記述する機能データ
(パターンデータ源72から供給)のデータストリーム
を分析し、機能データのあるビットが「短」パルスで終
わったかどうかを判定する。この回路の動作の詳細は後
述する。ESSM102およびESS70にデータをロ
ードしたのち、論理回路120aおよび120bに(図
5の点線の枠の中に示す)に動作開始のための信号を送
る。ESSM102およびESS70の内容は試験期間
中に書直しせず、後続の試験のセットアップの期間中だ
け書直しする。論理回路120aおよび120b(試験
装置のローカルイベントシーケンサに対して外付け)
は、試験装置のパターンデータ源72から試験サイクル
ごとに供給されるFデータのデータストリームの一部を
分析する。一つの実施例では、機能データ8ビット(1
バイト)、すなわちFn−Fn+7は回路120aで分
析し、Fn+1は回路120bで分析する。図示の明確
化のために機能データビットFn+2乃至Fn+7分析
用の回路は図示してないが、それら回路はビットFnお
よびFn+1分析用の回路と同じである。回路120a
および120bで行う分析により、あるイベントが
「短」パルスで終わったかどうか、そのイベントについ
てパルス幅較正を行う必要があるかどうか(上述のとお
り)を判定する。これら分析の結果(2進数で表示)
は、一つの実施例では、ESSM102へのアドレスと
なる11ビットベクトル種類選択(VTS)符号の2ビ
ットを構成する。これら2ビットの値でESSM102
内の9ビットVTS符号のための四つの蓄積位置の一つ
を選択し、それら蓄積位置がESS70内のタイミング
値の四つの変化量の一つを選択する。次の論理表示、す
なわち、 Fn=Fn−2≠Fn−1 は図示の排他的NORゲート121a、ORゲート12
2a、ANDゲート123aなどの論理ゲートで定ま
る。
【0032】この表示が正しい(すなわち、Fnが短パ
ルスで終わった)場合はESSM102およびESS7
0に送られるべき2進表示の論理出力は1となり、誤り
である(すなわち、Fnが短パルスで終わらない)場合
はESSM102およびESS70に送られるべき論理
出力は0となる。したがって、機能データビットFn,
Fn−2,Fn−1がそれぞれ0,0,1である場合は
上記論理表示は正しく(すなわちFnは短パルスで終わ
らない)、それに伴うパルス幅タイミング誤差が生ず
る。すなわち、パルスの後縁を時間補正するための較正
係数を適用する必要がある。
【0033】次に、機能データビットFn+1が短パル
スで終わったか否かの判定のために、図示の排他的NO
Rゲート124a、ORゲート125a、ANDゲート
126aなどの論理ゲートにより、次の論理表示、すな
わち Fn+1=Fn−1≠Fn を判定しなければならない。
【0034】この表示が正しい(すなわちFn+1が短
パルスで終わった)場合はESSM102およびESS
70に蓄積されるべき論理出力は1となり、誤りである
(すなわちFn+1が短パルスで終わらなかった)場合
はESSM102およびESS70に蓄積されるべき論
理出力は0となる。したがって、機能データビットFn
+1,Fn−1,Fnがそれぞれ0,0,0である場合
は、上記論理表示は誤りとなる。データビットFn+1
は「短」パルスでは終わっていない。したがって、補正
すべきパルス幅誤差はなく、較正値の適用もない。この
例では、機能データビットFnおよびFn+1の分析の
結果の2進表示は“10”となる。これら二つのビット
はESS70の正しいアドレス、すなわち「第1のイベ
ントだけについて公称タイミングに較正値を適用」(例
えば1.03nsでFnをドライブ、2nsでFn+1をド
ライブ)というアドレスの選択のためのポインタとな
る。
【0035】機能データビットFn+2乃至Fn+7の
分析も同様にして行う。上述の論理表示は図5に示すと
おり例えばNORゲート、ORゲートおよびANDゲー
トで実働化できるがそれらに限定されない。
【0036】図6に示したこの発明のもう一つの実施例
は図5の実施例と同じ構成要素を多数含んでいるが、全
体的パルス幅タイミング較正の達成のためにイベントシ
ーケンサ110に実質的変形を加えてある。同図の実施
例では、イベントシーケンサ110は所定期間内に八つ
のイベントのデータを収容できる。DUT端子1個あた
り二つのイベントを用いた図5の実施例と対照的に、図
6の実施例ではDUT端子1個あたりイベントシーケン
サを一つだけ備える。この実施例は先行イベントのタイ
ミング値が既知であることを動作の前提としているから
である。先行イベントのタイミング値が2番目のイベン
トシーケンサに常駐していれば、このデータは妥当な時
間内に読み込みできる。
【0037】この発明のこの実施例はパルス幅の直接算
出、およびパルス幅算出値対応の較正値の供給を前提と
している。したがって、この実施例はパルス幅計算回路
111を備える。パルス幅計算回路111は当業者に周
知の三つの構成要素、すなわちレジスタ、比較回路およ
び減算回路を含む。レジスタは先行イベントについての
イベント極性データを蓄積する。比較回路は現イベント
の極性を調べて、それを先行イベントの極性(レジスタ
に蓄積)と比較する。現在のイベントと先行イベントと
の極性が同じであれば比較回路は何もしない。しかし、
現在のイベントの極性が先行イベントの極性と逆であれ
ば、比較回路は二つの作用を及ぼす。減算回路が活性化
され、現在のイベントのパルス幅を現在のイベントの公
称タイミング値から先行イベントの公称タイミング値を
減算することによって算出する。このパルス幅算出値が
参照テーブル値113内の蓄積位置へのアドレスとして
作用し、その蓄積位置から対応の較正値(すなわち、較
正値はパルス幅算出値に対応)を出力する。加算器13
0はこの較正値を較正ずみタイミング値レジスタ90に
蓄積ずみのイベントタイミング値に加算し、パルス幅タ
イミング誤差を補正する。次にパルス幅計算回路11の
レジスタを更新して、現在のイベント極性データが先行
イベント極性データとなり、後続イベントについて上記
の処理過程が繰り返されるようにする。
【0038】上述の第1の実施例がパルス幅値を一つの
特定の値または補正を要しないほど十分に大きい値と仮
定しているのに対して、この第2の実施例は、同一パタ
ーン内のあらゆるパルス幅値についてパルス幅タイミン
グ誤差補正を行う。また、第2の実施例はスクランブラ
メモリESSM102またはシーケンサメモリ70内の
蓄積位置を用いることなくパルス幅タイミング誤差補正
を行うので、DUT端子1個あたり試験サイクル1サイ
クルあたりユーザに利用可能なスクランブラメモリ蓄積
位置およびシーケンサメモリ蓄積位置がそれぞれ202
8および64となり、Sequencer Per Pin 試験装置アー
キテクチャ利用の場合と同じになる。
【0039】図5および図6は上述の実施例の具体的構
成を示すが、これら以外の構成も当業者には自明であ
り、それら構成も特許請求の範囲の各請求項の範囲内に
含めることを意図するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】被験デバイス(DUT)への信号送出時に試験
装置が発生する一連の波形を示す図。
【図2】パルス後縁のタイミング誤差を公称パルス幅の
関数として示す図。
【図3】DUT端子上で生ずるように試験装置がプログ
ラムした機能データ系列に対応する出力波形を示す図。
【図4】慣用の Sequencer Per Pin 試験装置アーキテ
クチャを示すブロック図。
【図5】この発明の一つの実施例による装置のプロック
図。
【図6】この発明の第2の実施例による装置のブロック
図。
【符号の説明】
101、107 パルス 103 前縁 105 後縁 205、207 誤差曲線 102 大域イベント系列始点メモリ(ES
SM) 70 イベント系列蓄積メモリ(ESS) 72 ローカルメモリ 74 イベント種類デコーダ 82 ドライバフォーマット論理 84 ストローブフォーマット論理 86 加算器 88 較正メモリ 90 較正ずみタイミングレジスタ 110 イベントシーケンサ 118 被験デバイス(DUT) 120a,120b 論理回路 113 参照テーブル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月12日(2001.4.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集積回路の試験のためのパルス幅タイミン
    グ誤差を補正する方法であって、 (a)前記集積回路の試験に関するイベントタイミング
    データを、前記集積回路の選ばれた端子と関連づけられ
    ているメモリに蓄積する過程と、 (b)前記試験に関する機能データを生ずる過程と、 (c)前記機能データがパルス発生を伴う状態遷移を前
    記集積回路の中に生じさせるか否かを判定する過程と、 (d)パルス幅調整ずみのイベントタイミングを生ずる
    ように前記イベントタイミングデータを調整する過程
    と、 (e)前記選ばれた端子に加えるべき試験信号であって
    前記パルス幅調節ずみのイベントタイミングを含む試験
    信号を発生する過程とを含む方法。
  2. 【請求項2】前記集積回路の前記選ばれた端子に前記試
    験信号を送り込む過程をさらに含む請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】前記機能データが前記試験の期間中に生起
    すべきイベントの極性を特定する請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】前記状態遷移が持続時間1.25ナノ秒以下の
    パルスを生じさせる請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】前記イベントタイミングデータがパルス幅
    調整ずみのイベントタイミングを含み、前記タイミング
    が前記メモリに蓄積ずみのイベントタイミングデータに
    較正値、すなわち前記パルスの持続時間の関数で表され
    る大きさを有する較正値を加えて得られる請求項1記載
    の方法。
  6. 【請求項6】前記パルスの持続時間が1.25ナノ秒であ
    り、前記較正値が+0.03ナノ秒である請求項5記載の方
    法。
  7. 【請求項7】前記メモリが少なくとも3328ビットの
    データを蓄積している請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】前記機能データをパターンデータ源から供
    給する過程をさらに含む請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】前記機能データを発生する過程をさらに含
    む請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】被験集積回路に試験信号を供給する装置
    であって、 デコーダと、 前記デコーダに接続した第1の出力端子を有するととも
    に第2の出力端子をさらに有する機能データ源と、 前記集積回路の選ばれた端子と関連づけた第1のひと組
    の蓄積位置を有し、イベントタイミングデータ、すなわ
    ち公称イベントタイミングおよびパルス幅調整ずみのイ
    ベントタイミングを含むイベントタイミングデータとイ
    ベント種類データとを蓄積するイベントシーケンサと、 前記機能データ源の前記第2の出力端子に接続した入力
    端子を有するとともに第2の出力端子をさらに有する論
    理回路と、 前記集積回路の前記選ばれた端子と関連づけた第2のひ
    と組の蓄積位置であって、前記論理回路の前記出力端子
    に接続した入力端子と前記第1のひと組の蓄積位置の入
    力端子に接続した少なくとも一つの出力端子とを有し、
    前記第1のひと組の蓄積位置のための互いに異なるアド
    レスデータを蓄積する第2のひと組の蓄積位置とを含
    み、前記デコーダが前記イベントタイミングデータおよ
    び前記イベント種類データを前記第1の組の蓄積位置か
    ら受ける第1の入力端子と、前記機能データ源の前記出
    力端子に接続した第2の入力端子とを含み試験信号を前
    記集積回路に送る装置。
  11. 【請求項11】前記機能データ源がメモリである請求項
    10記載の装置。
  12. 【請求項12】前記機能データ源がパターン発生器であ
    る請求項10記載の装置。
  13. 【請求項13】前記第1の組の蓄積位置が少なくとも3
    328ビットのデータを蓄積する請求項10記載の装
    置。
  14. 【請求項14】前記パルス幅調整ずみのイベントタイミ
    ングが前記第1のひと組の蓄積位置に蓄積したイベント
    タイミング値に較正値、すなわち前記パルスの持続時間
    の関数で表される大きさを有する較正値を加算して得ら
    れる値である請求項10記載の装置。
  15. 【請求項15】前記パルス持続時間が1.25ナノ秒以下で
    あり、前記較正値が約+0.03ナノ秒乃至+1.0ナノ秒の
    範囲にある請求項14記載の装置。
  16. 【請求項16】被験集積回路に試験信号を供給する装置
    であって、 デコーダと、 前記デコーダに接続した出力端子を有する機能データ源
    と、 前記集積回路の選ばれた端子と関連づけた第1のひと組
    の蓄積位置を有し、イベントタイミングデータ、すなわ
    ち公称イベントタイミングを含むイベントタイミングデ
    ータとイベント種類データとを蓄積するイベントシーケ
    ンサと、 前記集積回路の前記選ばれた端子と関連づけた第2のひ
    と組の蓄積位置であって、前記第1のひと組の蓄積位置
    の入力端子に接続した少なくとも一つの出力端子を有
    し、前記第1のひと組の蓄積位置のための互いに異なる
    アドレスデータを蓄積する第2のひと組の蓄積位置と、 前記第2のひと組の蓄積位置の出力端子および前記デコ
    ーダの出力端子に接続され、最近のイベントについての
    イベントタイミングデータおよびイベント種類データを
    蓄積し、現在のイベントのパルス幅を計算し、出力端子
    を有する回路とを含み、前記デコーダが前記イベントタ
    イミングデータおよび前記イベント種類データを前記第
    1のひと組の蓄積位置から受ける第1の入力端子と、前
    記機能データ源の前記出力端子に接続した第2の入力端
    子とを含み、試験信号を前記集積回路に送り、 前記回路の前記出力端子に接続したアドレスポートを有
    し、較正値をアドレスポートに出力し、それによってパ
    ルス幅調整ずみのイベントタイミングを出力する参照テ
    ーブルをさらに含む装置。
  17. 【請求項17】前記機能データ源がメモリである請求項
    16記載の装置。
  18. 【請求項18】前記機能データ源がパターン発生器であ
    る請求項16記載の装置。
  19. 【請求項19】前記第1のひと組の蓄積位置が少なくと
    も3328ビットのデータを蓄積する請求項16記載の
    装置。
  20. 【請求項20】前記パルス幅を逆極性の直近イベントの
    タイミング値を現在のイベントのタイミング値から減算
    することによって算出する請求項16記載の装置。
  21. 【請求項21】前記回路が、 前記先行イベントについての前記イベントタイミングデ
    ータおよび前記イベント種類データを蓄積し出力端子を
    有するレジスタと、 前記現在のイベントの極性と前記先行イベントの極性と
    を比較する入力端子を有するとともに出力端子を有する
    比較回路と、 前記比較回路の出力端子に接続した入力端子を有し、前
    記先行イベントについてのイベントタイミング値を前記
    現在のイベントの前記タイミング値から減算する減算回
    路とを含む請求項16記載の装置。
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