JPH06148279A - 電子デバイス試験・測定装置、およびそのタイミングならびに電圧レベル校正方法 - Google Patents

電子デバイス試験・測定装置、およびそのタイミングならびに電圧レベル校正方法

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JPH06148279A
JPH06148279A JP4316572A JP31657292A JPH06148279A JP H06148279 A JPH06148279 A JP H06148279A JP 4316572 A JP4316572 A JP 4316572A JP 31657292 A JP31657292 A JP 31657292A JP H06148279 A JPH06148279 A JP H06148279A
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timing
circuit
voltage level
voltage
level
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JP4316572A
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Masaharu Goto
正治 後藤
Kenichi Ito
健一 伊藤
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Hewlett Packard Japan Inc
Original Assignee
Yokogawa Hewlett Packard Ltd
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Publication date
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R35/00Testing or calibrating of apparatus covered by the other groups of this subclass
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/319Tester hardware, i.e. output processing circuits
    • G01R31/31903Tester hardware, i.e. output processing circuits tester configuration
    • G01R31/31908Tester set-up, e.g. configuring the tester to the device under test [DUT], down loading test patterns
    • G01R31/3191Calibration

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の試験信号パターンの入出力タイミング
の校正、電圧レベルの校正等を、簡単な回路で、高精度
かつ短時間に行うことができる上記試験・測定装置およ
びその校正方法を提供する。 【構成】 タイミング生成回路(キャプチャタイミング
ジェネレータ14)を有するユニット(タイミングベク
タジェネレータ1)が複数設けられており、かつ例えば
前記各ユニットの外部に共通の基準タイミング回路(ゴ
ールデンエッジジェネレータ5)を有してなる電子デバ
イス試験・測定装置に係り、前記各タイミング生成回
路のタイミングと、前記基準タイミング回路のタイミン
グとの遅れ・進みを比較するタイミング比較回路(キャ
プチャコンパレータ15)、前記両タイミングの遅れ
・進みの比較回数をカウントし、両タイミングの遅れ・
進みの関係が逆転したときはカウントを停止するカウン
タ回路7を前記各ユニットにそれぞれ有していることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号測定用の複数のユ
ニットを有する電子デバイス試験・測定装置(ICテス
タ等)およびそのタイミングならびに電圧レベル校正方
法に関し、複数の試験信号パターンの入出力タイミング
の校正、電圧レベルの校正等を、簡単な回路で、高精度
かつ短時間に行うことができる上記試験・測定装置およ
びその校正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ICテスタ等のディジタル回路
のテスト装置には、ユーザが欲する任意のタイミングで
波形を変化させたり、該波形の電圧レベルを検知したり
する能力が要求される。当然、タイミングには高い精度
が要求されるが、その精度はテストされるデバイスの動
作スピード等によってまちまちであり、高速なデバイス
では数百psecよりも高い精度が要求されることも少
なくない。このような厳しいタイミング精度を実現する
には、タイミングの校正が不可欠である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、IC
デバイスが多ピン化するにしたがって、これを試験する
ICテスタも多ピン化(例えば、256ピン)する傾向
にある。しかもこの多ピン化に伴い、パーピン構成のユ
ニット(例えば、タイミングベクトルジェネレータやピ
ンエレクトロニクス等)の増加を余儀無くされ、必然的
にタイミングや電圧レベルの校正を必要とするハードウ
ェアも増やさざるを得ない状況にある。
【0004】従来、例えば、ピン相互間でのタイミング
の校正を行うために、基準ピンあるいは外部基準に対し
てシリアルに校正する方法が知られている。この方法で
は、各ピン毎にタイミングの測定を行い、測定結果をそ
の都度キャプチャメモリ(テストデータを保存する目的
で設けられた記憶素子)に記憶させ、全てのピンについ
ての測定が終了した後に、メインCPUによってキャプ
チャメモリの内容を解析して校正データを得る方法が考
えられる。しかし、この方法では、各ピンについて、順
次校正のための測定を行わなければならないので、多大
な時間を要すると言った問題がある。また、測定結果等
のデータ量が膨大になるため、転送時間やCPUによる
計算時間が膨大になると言った問題もある。
【0005】このような問題を緩和するために、各ピン
毎にコントロールCPUを持ち、校正のシーケンスを並
列的に処理する方法も知られている(特開昭64−41
875号公報参照)。この方法によれば、前記シリアル
な校正方法と比較して、タイミングの測定時間は短縮さ
れる。しかし、各ピン毎の測定の結果を、例えばキャプ
チャメモリに一括して保存し、後にメインCPUによっ
て校正しなくてはならない等のため、CPUによる計算
時間が膨大になると言った問題は解消することはできな
い。しかも、各パーピンリソース毎に、コントロールC
PUを持つことが必要となるため、測定装置全体のコス
トアップを招来することにもなる。
【0006】本発明は、このような問題を解決するため
に提案されたものであって、複数の試験信号パターンの
入出力時のタイミングの校正、電圧レベルの校正等を、
簡単な回路で、高精度かつ短時間に行うことができる試
験・測定装置、およびそのタイミングおよび電圧レベル
の校正方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電子デバイス試
験・測定装置は、タイミング生成回路を有するユニット
が複数設けられており、かつ各ユニットの外部または何
れかのユニットの内部に共通の基準タイミング回路を有
し、あるいは各ユニット上に独自の基準タイミング回路
を有している試験・測定装置に係るものであり、各タイ
ミング生成回路のタイミングと、基準タイミング回路の
タイミングとの遅れ・進みを比較するタイミング比較回
路、および、両タイミングの遅れ・進みの比較回数をカ
ウントし、両タイミングの遅れ・進みの関係が逆転した
ときはカウントを停止するカウンタ回路を各ユニットに
それぞれ有してなることを特徴とする。
【0008】また、本発明のタイミング校正方法は、各
タイミング生成回路のタイミングが、基準タイミング回
路のタイミングを追い越し、または該タイミングに追い
越されるように、各タイミング生成回路または基準タイ
ミング回路のタイミングの位相を順次を規則的に変化さ
せ、各タイミング生成回路のタイミングと基準タイミン
グ回路のタイミングとの遅れ・進み関係が逆転するまで
の位相変化の回数をカウンタ回路によりカウントし、基
準タイミング回路のタイミングと各タイミング生成回路
のタイミングとの関係を特定することで、各タイミング
生成回路のタイミングを校正することを特徴とする。
【0009】さらに、本発明の電子デバイス試験・測定
装置は、電圧生成回路を有するユニットが複数設けられ
てなり、かつ各ユニットの外部または何れかのユニット
の内部に共通の基準電圧レベル回路を有し、あるいは各
ユニット上に独自の基準電圧レベル回路を有してなる試
験・測定装置に係り、電圧生成回路の電圧レベルと、基
準電圧レベル回路の電圧レベルとの高・低を比較するレ
ベル比較回路、および、両電圧レベルの高・低の比較回
数をカウントし、両電圧レベルの高・低関係が逆転した
ときはカウントを停止するカウンタ回路を各ユニットに
それぞれ有してなることを特徴とする。
【0010】また、本発明の電圧レベル校正方法は、各
電圧生成回路の電圧レベルが、基準電圧レベル回路の電
圧レベルより高くなり、または該電圧レベルより低くな
るように、各電圧生成回路または基準電圧レベル回路の
電圧レベルを順次レベル変化させ、各電圧生成回路の電
圧レベルと基準電圧レベル回路の電圧レベルとの高・低
関係が逆転するまでのレベル変化の回数をカウンタ回路
によりカウントし、基準電圧レベル回路の電圧レベルと
各電圧生成回路の電圧レベルとの関係を特定すること
で、各電圧生成回路の電圧レベルを校正することを特徴
とする。
【0011】ここで、電子デバイス試験・測定装置は、
例えば、ICテスタに代表されるが、本発明はこれに限
定されるものでなく、複数のユニット相互間のタイミン
グや電圧レベルの校正が必要とされるICベリファイヤ
等の試験・測定装置がこれに含まれることは勿論であ
る。また、本発明における「ユニット」とは、例えばI
Cテスタでは、パーピン構成のタイミングベクタジェネ
レータやピンエレクトロニクス等のボード(パーピンボ
ード)がこれに相当するが、必ずしもこれに限定される
ものではない。
【0012】
【作用】以下、本発明の作用を、(1)タイミング生成
回路の校正をする場合と、(2)電圧生成回路の校正を
する場合とに分けて説明する。 (1)タイミング生成回路の校正 ICテスタ等のテスト装置においては、タイミングベク
タジェネレータなどのユニットに、タイミング生成回路
が設けられており、通常、各ユニットの外部に共通の基
準タイミング回路が存在し、この基準タイミング回路の
タイミングを基準として、各ユニットに設けられたタイ
ミング生成回路のタイミングの校正が行われる。
【0013】基準タイミング回路は、上述したように、
通常は各ユニットの外部に設けられるが、何れかのユニ
ット内に設けられることもある。この場合には、あるユ
ニットのタイミング生成回路を「基準タイミング回路」
として、他のユニットのタイミング生成回路のタイミン
グが校正される。また、テスト装置では、各ユニット上
に2以上のタイミング生成回路が設けられることが多い
が、このような場合には、校正ずみのタイミング生成回
路を「独自の基準タイミング回路」として、同一ユニッ
ト上の他のタイミング生成回路のタイミングの校正が行
われることもある。
【0014】本発明において、各ユニット相互間のタイ
ミングの校正は以下のように行われる。なお、ここでは
説明の便宜上、各ユニットの外部に共通の基準タイミン
グ回路があるものとする。まず、各ユニット内の、校正
の対象となるタイミング生成回路のタイミングと、基準
タイミング回路のタイミングとの遅れ・進みの関係が、
各ユニットにそれぞれ設けられたタイミング比較回路に
より一斉に検出される。両タイミングの遅れ・進みの関
係を検出する場合、例えば、基準タイミング回路から所
定周期(T)のH/L周期信号(所定デューティの方形
波)を出力させる。
【0015】一方、各ユニットのタイミング生成回路か
らは、例えば、位相が順次規則的に変化するトリガを出
力させる。このトリガは、位相が、例えばTから2Tの
範囲で順次規則的に増大する(具体的には、例えばT/
10づつ増加する)ものであってもよいし、例えばT
から0の範囲で順次規則的に減少する(具体的には、例
えばT/210づつ減少する)ものであってもよい。こ
のとき、最初のトリガは、上記H/L周期信号がLレベ
ルにあるときに出力されるように設定しておいてもよい
し、Hレベルにあるときに出力されるように設定してお
いてもよい。このように、タイミング生成回路のタイミ
ングは、その位相が順次規則的に変化(増大または減
少)することで、基準タイミング回路のタイミングをい
ずれは追い越し、または基準タイミング回路のタイミン
グにいずれは追い越されることになる。
【0016】各ユニットのタイミング比較回路は、基準
タイミング回路からのH/L周期信号とタイミング生成
回路からのトリガとのマッチ(一致)/アンマッチ(不
一致)を検出することで、両回路のタイミングの遅れ・
進みの関係が逆転したか否かを知ることができる。
【0017】カウンタ回路は、タイミング比較回路によ
る上記マッチ/アンマッチの検出回数をカウントしてお
り、遅れ・進みの関係が逆転しない場合にはカウントを
続行するが、遅れ・進みの関係が逆転したときにはカウ
ントを停止する。
【0018】上記遅れ・進みの関係の逆転は、各ユニッ
トにおいて同時に生じるとは限らない。したがって、こ
のカウント値から各ユニットのタイミング生成回路相互
間のタイミング誤差を、一定の精度で特定することがで
きる。この精度は、上記位相に依存するものであり、タ
イミング生成回路の位相変化が完全に直線的であると仮
定すると位相がT/210づつ変化する場合には、精度
もT/210となる。
【0019】以上のような測定を、タイミング生成回路
が出力するトリガの最初のタイミングに対して、基準タ
イミング回路のH/L周期信号のタイミングを相対的に
変えて、複数回行うことにより、基準タイミング回路の
タイミングと、タイミング生成回路のタイミングとの関
係を高精度で知ることことができる。すなわち、タイミ
ング生成回路相互間のタイミング誤差のみならず、各タ
イミング回路のオフセット,リニアリティ,ゲインエラ
ー等を高精度で知ることができる。これにより、該タイ
ミング生成回路の高精度な校正を行うことができる。
【0020】(2)電圧生成回路の校正 ICテスタ等のテスト装置においては、通常、ピンエレ
クトロニクスなどのユニットの外部に共通の基準電圧レ
ベル回路が存在し、この基準電圧レベル回路の電圧を基
準として、各ユニットに設けられた電圧生成回路の電圧
レベルの校正が行われる。上記基準電圧レベル回路も、
上述のように、通常は各ユニットの外部に設けられる
が、何れかのユニット内に設けられることもある。この
場合には、あるユニットの電圧生成回路を「基準電圧レ
ベル回路」として、他のユニットの電圧生成回路のタイ
ミングが校正される。また、テスト装置では、各ユニッ
ト上に2以上の電圧生成回路が設けられることが多い
が、このような場合には、校正ずみの電圧生成回路を
「独自の基準電圧レベル回路」として、同一ユニット上
の他の電圧生成回路のタイミングの校正が行われること
もある。
【0021】本発明において、各ユニット相互間の電圧
レベルの校正は以下のように行われる。なお、ここでは
説明の便宜上、各ユニットの外部に共通の電圧生成回路
があるものとする。まず、各ユニット内の、校正の対象
となる電圧生成回路の電圧レベルと、前記基準電圧レベ
ル回路の電圧レベルとの高・低の関係が、各ユニットに
設けられた電圧レベル比較回路により一斉に検出され
る。両電圧レベルの高・低の関係の検出をする場合、例
えば、基準電圧レベル回路から一定のレベルの電圧信号
を出力させる。
【0022】一方、各ユニットの電圧生成回路からは、
電圧が順次変化する電圧信号を出力させる。この電圧信
号は、電圧値が、例えば0からフルレンジVの範囲で順
次増大する(具体的には、例えばV/210づつ増加す
る)ものであってもよいし、例えばVから0に順次減少
する(具体的には、例えばV/210づつ減少する)も
のであってもよい。このように、電圧生成回路の電圧レ
ベルは、その値を順次変化(増大または減少)させるこ
とで、基準電圧レベル回路の電圧レベルより高くなり、
または低くなる。そして、各ユニットの電圧レベル比較
回路は、電圧生成回路からの電圧レベルが該基準電圧レ
ベル回路の電圧より低いか、または高いかを検出してい
る。
【0023】カウンタ回路は、電圧レベル比較回路によ
る上記電圧の高・低の検出回数をカウントしており、高
・低の関係が逆転しない場合にはカウントを続行する
が、高・低の関係が逆転したときにはカウントを停止す
る。なお、ここで用いるカウンタ回路は、タイミングの
校正に用いたカウンタ回路と同一の回路を使用すること
ができる。
【0024】上記高・低の関係の逆転は、各ユニットに
おいて同時に生じるとは限らない。したがって、このカ
ウント値から各ユニットの電圧生成回路相互間の電圧レ
ベルの誤差を、一定の精度で特定できる。この精度は、
電圧生成回路の電圧をどの程度順次変化させるかに依存
するものであり、電圧生成回路の電圧変化が完全に直線
であると仮定すると電圧変化がV/210づつ変化する
場合には、精度もV/210となる。
【0025】以上のような測定を、基準電圧レベル回路
の電圧を変えて、複数回行うことにより、前記基準電圧
レベル回路の電圧レベルと各電圧生成回路の電圧レベル
との関係を高精度で知ることができる。すなわち、電圧
生成回路相互間の誤差のみならず、各電圧生成回路のオ
フセット,リニアリティ等をも高精度で知ることができ
る。これにより、該電圧生成回路の高精度な校正を行う
ことができる。
【0026】
【実施例】図1は本発明の実施例を説明するためのIC
テスタの概略を示す部分説明図である。まず、説明の便
宜上、同図のICテスタの基本的な構成および動作を簡
単に説明する。図1では、パーピン構成のn個のタイミ
ングベクタジェネレータ(TVG1)は、これらにそれ
ぞれ対応して設けられた、同じくパーピン構成のn個の
ピンエレクトロニクスPE2を介して、図示しないDU
Tにテスト信号を与え、あるいはDUTからの応答信号
を取り込むように構成されている。上記n個のTVG1
あるいはPE2が、本発明における各ユニットをそれぞ
れ構成している。
【0027】また、コントロールCPU3は、シーケン
サ4のスタート、ストップを含めて、ICテスタ全体の
動作をコントロールしている。シーケンサ4はTVG1
等をリアルタイムで制御しており、ベクタメモリ(VM
em)11にアドレスを供給することができるし、後述
するEXORゲート17の出力するマッチ/アンマッチ
によって、条件ジャンプ、テストの停止等の操作も行
う。ここで、TVG1に設けられたVMem11には、
TVG1が発生するべきパターン、タイミング、フォー
マット(ドライブデータ)等の情報がストアされてい
る。
【0028】DUTにテスト信号を与える場合、ドライ
ブ用のタイミングジェネレータ(DTG)12は、VM
em11にストアされた情報に基づき所定分解能(20
〜100psec程度が適当である)のタイミングを生
成してフォーマッタ(FMTR)13に出力する。FM
TR13は、DTG12からのタイミングエッジと、V
Mem11からのパターン、フォーマット情報を元にド
ライブ波形を生成する。PE2に設けられたピンドライ
バ21は、このドライブ波形をユーザが望む電圧レベル
にドライブし、これをスイッチ(SW)1,2を介して
DUTに与える。なお、ピンドライバ21の電圧は、ピ
ンドライブレベル設定用のD/Aコンバータ(DAC)
22により供給される。通常この電圧は、+10〜−4
V程度のスパンと14bit(0.855mV)程度の
分解能で十分である。
【0029】DUTからの応答信号を取り込む場合、D
UTのピン出力電圧はSW2を介して、ピンコンパレー
タ(PCMP)23の一方の入力端子に与えられる。P
CMP23の他方の入力端子には、PCMP23のピン
コンパレートレベル設定用のDAC24から基準電圧が
供給されている。通常この電圧は、上記DAC22の場
合と同様、+10〜−4V程度のスパンと14bit程
度の分解能で十分である。DAC24のピンコンパレー
トレベルの設定は、データカウンタ25により与えられ
る。このデータカウンタ25は、シーケンサ4からの信
号の入力によりインクリメントされ、コントロールCP
U3からのリセット入力によりリセットされる。
【0030】上記PCMP23の出力信号(以下、「キ
ャプチャデータ」と言う)は、キャプチャ用のコンパレ
ータ(CCMP)15に取り込まれ、キャプチャ用のタ
イミングジェネレータ(CTG)14が生成するタイミ
ングで、EXORゲート17に与えられる。なお、CT
G14が生成するタイミングは、VMem11からのタ
イミング情報により決定される。このタイミングの分解
能は、前述したDTG12のタイミングの分解能と同
様、20〜100psec程度が適当である。EXOR
ゲート17では、VMem11からのエクスペクトデー
タと、上記したCCMP15からのキャプチャデータと
が一致しているかを判定し、その結果をシーケンサ4に
与える。シーケンサ4は、CTG14からのタイミング
をストローブ信号生成用のディレイ回路16を介して入
力している。これにより、上記判定結果は適切なタイミ
ングでシーケンサ4に取り込まれれる。
【0031】なお、図1にはシーケンサ4の制御により
動作する基準タイミング回路(ここでは、ゴールデンエ
ッジジェネレータ(GEG)5)およびコントロールC
PU3の制御により動作する基準電圧レベル回路(ここ
では、基準電圧ジェネレータ6)が設けられている。G
EG5は、ゴールデンエッジのタイミング生成用のタイ
ミングジェネレータ(TG)51とゴールデンエッジド
ライバー(GEドライバー)52とから構成され、基準
電圧ジェネレータ6は、校正用の基準電圧を作る校正用
電圧源61により構成される。GEG5および基準電圧
ジェネレータ6からの出力信号はPE2に設けられたS
W3あるいはSW4、ピンコンパレータ23、コンパレ
ータ15、EXORゲート17を介して、次に述べるカ
ウンタ回路7に出力される。
【0032】本発明の電子デバイス試験・測定装置で
は、上記の構成に加え、各TVG1にカウンタ回路7が
設けられている。同図では、カウンタ回路7は、アンマ
ッチロギングカウンタ(ULカウンタ)71と、AND
ゲート72と、RSラッチ73とにより構成されてい
る。RSラッチ73は、S端子に前記コントロールCP
U3からの信号を入力することによりセットされ、R端
子にEXORゲート17からの前記判定結果(キャプチ
ャデータとエクスペクトデータとの一致の判定結果)を
入力することでリセットされる。ANDゲート72は、
RSラッチ73の出力と、前記ディレイ回路16の出力
との論理積をULカウンタ71に出力する。ULカウン
タ71は、前記RSラッチ73がセットされると同時に
リセットされるように、S端子にコントロールCPU3
からの信号を入力しており、該ULカウンタ71のカウ
ント値は、コントロールCPU3により適宜読み取られ
る。以下、本発明の校正方法の実施例を説明する。
【0033】CTG14のタイミングの校正方法 ここでは、タイミング生成回路(この場合には、CTG
14)のタイミングが、基準タイミング回路(この場合
には、GEG5)のタイミングを追越すように、各タイ
ミング生成回路のタイミングの位相が順次規則的に変化
する場合を例にとり説明する。
【0034】この場合には、図1のSW1,SW2,S
W3をOFFとし、SW4のみをONとしておく。な
お、CTG14の分解能を20psecとし、校正前の
最悪タイミング誤差を±10nsecとする。この誤差
は、比誘電率が5のプリント基板上の電気長の約2m分
に相当し、誤差の見積もりとして十分大きなものであ
る。また、ULカウンタ71のデータ長を10bitと
する。
【0035】VMem11のあるアドレス範囲NからN
+1023の間に、CTG14ののタイミングデータお
よびエクスペクトデータを順次書き込んでおく。タイミ
ングデータは、周期Tに対して、T/210づつ規則的
にずれたものとなっており、エクスペクトデータは全て
“0”(ここでは、期待する信号レベルがLレベル)で
あるものとする。この場合には、各TVG1のVMem
11には、それぞれ全く同一のデータ(タイミングデー
タおよびエクスペクトデータ)が書き込まれるので、全
ピン並列の書き込みを行うことができる。ここで、アド
レスのデータ長が16bitであるとすると、全体で1
6×1024/8=2kbyteのデータを書き込むだ
けでよいことになる。本発明では、VMem11の代わ
りにカウンタを用いれば、この転送は不要となり、校正
に要する時間がさらに短縮する。
【0036】GEG51には、もしタイミング誤差が0
ならば各PINのアドレスN+512のデータ内に書か
れているタイミングと一致すると期待されるようなタイ
ミングを設定してあり、GEドライバ52は、このタイ
ミングでLレベル(“0”)からHレベル(“1”)に
変化する矩形波を出力するものとする。
【0037】本校正方法では、まずULカウンタ71を
リセットすると同時に、RSラッチ73をセットする。
設定が完了したなら、シーケンサ4をアドレスNからス
タートさせる。GEドライバ52は1アドレス毎に1回
ずつタイミングエッジ(ゴールデンエッジ)を発生し、
それを毎回TVG1でキャプチャし、タイミング比較回
路として動作するEXOR17がマッチ/アンマッチを
判定する。
【0038】VMem11のアドレスが若いうちは、図
2のタイミング図のキャプチャタイミングCt、Ct
k+1に示すようにCTG14のタイミング(キャプチ
ャタイミング)が、ゴールデンエッジのタイミング(L
からHレベルに変化するタイミング(同図p、p
k+1、・・・参照))より早いため、CCMP15は
L(“0”)をキャプチャすることになる。エクスペク
トデータは、前述したように“0”に設定されているか
ら、マッチ状態となって、EXOR17は、RSラッチ
73をリセットしない。したがって、ディレイ回路16
がストローブ信号(同図s、sk+1、・・・参照)
を発生する度にULカウンタ71はカウントを続行する
(同図c、ck+1参照)。
【0039】VMem11のアドレスが進んでCTG1
4のタイミングが、ゴールデンエッジのタイミングより
遅くなると、CCMP15はH(“1”)をキャプチャ
することになる。エクスペクトデータは、この場合にも
“0”に設定されているので、図2のキャプチャタイミ
ングCtk+2で示すように、エクスペクトデータとキ
ャプチャデータとはアンマッチ状態となってRSラッチ
73がリセットされる(同図t、t参照)。RSラ
ッチ73がリセットされ、その出力が“0”になると、
ストローブ信号はULカウンタ71には届かなくなる
(図2sk+2、sk+3参照)。このとき、ULカウ
ンタ7にはカウンタデータB(n番目のTVG1のU
Lカウンタ71のカウント値)が保存される。
【0040】全てのTVG1におけるエクスペクトデー
タとキャプチャデータとがアンマッチ状態となったとこ
ろでシーケンサ4の動作を停止する。
【0041】コントロールCPU3によって、TVG1
のULカウンタ71のカウント値を読み込む。読み込ま
れたBによって、n番目のTVG1においては、N+
−1に書き込まれたタイミングデータが、ゴールデ
ンエッジのタイミングと一致(精度は、周期T)/2
10)していることがわかる。仮に、VMem11を用
いて同様の結果を保存し、所定のプロセッサに転送する
ことを想定すると、1ピンあたり1024bit、25
6ピンシステムでは1024bit×256/8=32
kbyteのデータの転送が必要となる。これに対し、
本実施例では読み込むデータは、1つのTVG1あたり
高々10bitであり、256ピンのシステムでも、ト
ータルで320byte(=10×256bit)と極
めて少ない転送量で、高精度のタイミング測定を行うこ
とができる。
【0042】上記の測定では、ゴールデンエッジのタイ
ミングが、アドレスN+512のに記載されたタイミン
グと一致するように設定した場合を説明したが、必要に
応じて、上記のステップをアドレスN+X(X≠51
2)について何回か行うことによって、各CTG14の
オフセット、ゲインエラー、リニアリティを知ることが
でき、これにより各CTG14のタイミングを、高精度
に校正することができる。
【0043】DTG12のタイミングの校正方法 ここでは、各タイミング生成回路(この場合には、DT
G12)のタイミングが、各基準タイミング回路(この
場合には、すでに校正ずみのCTG14がこれに相当す
る)のタイミングに追越されるように、各タイミング生
成回路のタイミングの位相を順次規則的に変化させ、こ
れにより、タイミング生成回路のタイミングの校正を行
う場合を説明する。
【0044】この場合には、図1において、SW2,S
W3,SW4をOFF、SW1のみをONとしておく。
前述のように、CTG14は、すでに校正ずみであるた
め、CTG14が本発明における「独自の基準タイミン
グ回路」となる。また、ここでは、DTG12の分解能
を20psecとし、また校正前の最悪タイミング誤差
を±10nsecとする。VMem11のアドレスN〜
N+1023の間に書き込まれたデータは、の場合と
同様であるので、CTG14のタイミング出力もの場
合と同様となる。
【0045】各TVG1のDTG12には、もし該DT
Gの誤差が0ならばVMem11のアドレスN+512
のデータ内に書かれているタイミングと一致すると期待
されるようなタイミングがそれぞれ設定され、FMTR
13は上記アドレスでLレベルからHレベルに変化する
矩形波をピンドライバ21、SW1、PCMP23を介
して、CCMP14に出力している。
【0046】この場合にも、ULカウンタ71をリセッ
トすると同時に、RSラッチ73をセットし、シーケン
サ4をアドレスNからスタートさせる。FMTR13は
1アドレス毎に1回ずつタイミングエッジ(校正対象と
なるタイミングのエッジ)を発生し、それを毎回CCM
P15でキャプチャし、マッチ/アンマッチを判定す
る。
【0047】カウンタ回路7の動作は、前述の場合と同
様であるので、簡単に述べるに止める。VMem11の
アドレスが若いうちは、の場合と同様CTG14のタ
イミング(キャプチャタイミング)が、FMTR13の
タイミングより早いため、CCMP15はLレベルをキ
ャプチャすることになり、ディレイ回路16がストロー
ブ信号を発生する度にULカウンタ71はカウントを続
行(すなわち、インクリメント)する。
【0048】VMem11のアドレスが進んでCTG1
4のタイミングが、FMTR13のタイミングより遅く
なると、CCMP15はHレベルをキャプチャすること
になるので、RSラッチ73がリセットされ、ULカウ
ンタ71にはこのときのカウンタデータC(n番目の
TVG1のULカウンタ71のカウント値)が保存され
る。
【0049】全てのTVG1における、エクスペクトデ
ータとキャプチャデータとがアンマッチ状態となったと
ころでシーケンサ4の動作を停止し、コントロールCP
U3によって、TVG1のULカウンタ71のカウント
値を読み込む。読み込まれたCによって、n番目のT
VG1においては、FMTR13のタイミングが、N+
−1に書き込まれたCTG14のタイミングと一致
していることがわかる。この場合にも、極めて少ない転
送量で、高精度のタイミング測定を行うことができる。
【0050】この場合にも、の場合と同様必要に応じ
て、以上のステップをアドレスN+X(X≠512)に
ついて何回か行うことによって、各DTG12のオフセ
ット、ゲインエラー、リニアリティを知ることができ、
これにより各DTG12のタイミングを、高精度に校正
することができる。
【0051】PCMP16の電圧レベルの校正方法 ここでは、電圧生成回路(この場合には、PCMP1
6)の電圧レベルが、基準電圧レベル回路(この場合に
は、基準電圧ジェネレータ6)の電圧レベルより高くな
るように、前記電圧生成回路の電圧レベルの電圧レベル
を順次レベル変化させ、これにより、電圧生成回路のタ
イミングの校正を行う場合を例にとり説明する。
【0052】この場合の実施要領は、およびの場合
と概ね同様であるので、簡単に説明する。まず、図1に
おいて、SW1,SW2,SW4をOFF、SW3のみ
をONとしておく。また、予め、ULカウンタ71はリ
セットされ、RSラッチ73はセットされているものと
する。コントロールCPU3によりカウンタ25をリセ
ットした後、シーケンサ4によりデータカウンタ25を
インクリメントすることによりDAC24の電圧レベル
を順次レベル変化させる。
【0053】ここで、電圧比較回路として動作するPC
MP23が、DAC24の電圧レベルと、基準電圧ジェ
ネレータ6の校正用電圧源61からの電圧を比較する。
当初は、DAC24の電圧レベルは、校正用電圧源61
の電圧レベルより低いため、PCMP23はLレベルを
出力する。DAC24の電圧レベルが一定電圧以上にな
ると、PCMP23はLレベルを出力する。PCMP2
3からの出力は、CCMP15に出力され、更にCTG
14のタイミングでEXOR17に出力される。なお、
CTG14のタイミングは、およびで述べたタイミ
ングの校正の場合ほどの精度は必要ない。
【0054】EXOR17は、VMem11からの
“0”出力と、CCMP15からのキャプチャデータと
を比較し、キャプチャデータが“0”であるときは、R
Sラッチ73に“0”を出力し、キャプチャデータが
“1”であるときにはRSラッチ73に“1”を出力す
る。したがって、キャプチャデータが“1”になったと
きに、ANDゲート72からの出力は“0”となり、U
Lカウンタ71はインクリメントされないことになり、
カウンタデータDが保存される。
【0055】そして、全てのTVGにおけるエクスペク
トデータとキャプチャデータとがアンマッチ状態となっ
たところで、シーケンサ4の動作を停止し、コントロー
ルCPU3によって、ULカウンタ71のカウント値を
読み込む。読み込まれたDによって、該当するデータ
カウンタ25のカウント値がわかり、これによりDAC
24のスレショルド電圧をカウンタの分解能の精度で特
定することができ、DAC24の電圧レベルの校正を行
うことができる。また、基準電圧ジェネレータ6の電圧
レベルを変更して上記と同様の測定を行うことで、DA
C24のリニアリティ等をも測定することができる。
【0056】ピンドライバ21の電圧レベルの校正方
法 ここでは、電圧生成回路(この場合には、ピンドライバ
21)の電圧レベルが、基準電圧レベル回路(この場合
には、すでに校正ずみのPCMP23)の電圧レベルよ
り低くなるように、前記基準電圧レベル回路の電圧レベ
ルを順次レベル変化させ、これにより、電圧生成回路の
タイミングの校正を行う。この場合には、図1におい
て、SW2,SW3,SW4をOFF、SW1のみをO
Nとしておく。そして、順次レベル変化するDAC24
の電圧レベルを基準として、の場合と同様にしてピン
ドライバ21の電圧レベルの校正を行うことができる。
【0057】本発明では、上述したように、VMem1
1に代えてCTG14の位相を順次変化させるためにカ
ウンタを用いることができる。この場合、シーケンサ4
からのトリガにより該カウンタがインクリメントされる
ことによって、タイミングエッジが位相差をもって順次
ずれていくように構成する。
【0058】
【発明の効果】(1)本発明では、校正用のカウンタ回
路は、例えば10bit程度のカウンタと、簡単なゲー
ト素子により構成でき、しかも並列校正測定を前提とし
たものなので、校正機能を向上させると同時に装置全体
のコストダウンを図ることができる。 (2)校正をキャプチャメモリを用いて行った場合に
は、256のピンシステムで、1測定ポイントあたり3
2kbyteもの測定データの転送や計算が必要にな
る。 これに対し、本発明では、校正測定データも1測定ポイ
ントあたり、256のピンシステムで、高々2kbyt
e程度であるので、コントロールCPUへの転送時間が
極端に短く、計算量も格段に少ない。また、校正に用い
るタイミングデータの生成をメモリを用いずに、カウン
タを用いれば、更にわずかの転送量(例えば、320b
yte程度)で済ますことができる。 (3)タイミングのみならず、電圧レベルについても同
一のカウンタ回路で校正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置の実施例を示す部分回路図であ
る。
【図2】図1に示す回路において外部の共通の基準タイ
ミング回路を用いてタイミング校正を行う場合のタイミ
ング図である。
【符号の説明】
1 タイミングベクタジェネレータ 11 ベクタメモリ 12 ドライブタイミングジェネレータ 13 フォーマッタ 14 キャプチャタイミングジェネレータ 15 キャプチャコンパレータ 16 ディレイ回路 17 EXORゲート 2 ピンエレクトロにクス 21 ピンドライバ 22,24 DCコンバータ 23 ピンコンパレータ 25 データカウンタ 3 コントロールCPU 4 シーケンサ 5 ゴールデンエッジジェネレータ 51 タイミングジェネレータ 52 ドライバ 6 基準電圧ジェネレータ 61 校正用電圧源 7 カウンタ回路 71 アンマッチロギングカウンタ 72 ANDゲート 73 RSラッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイミング生成回路を有するユニットが
    複数設けられており、かつ前記各ユニットの外部または
    何れかのユニットの内部に共通の基準タイミング回路を
    有し、あるいは各ユニット上に独自の基準タイミング回
    路を有してなる電子デバイス試験・測定装置において、 前記各タイミング生成回路のタイミングと、前記基準タ
    イミング回路のタイミングとの遅れ・進みを比較するタ
    イミング比較回路、および、 前記両タイミングの遅れ・進みの比較回数をカウント
    し、両タイミングの遅れ・進みの関係が逆転したときは
    カウントを停止するカウンタ回路を前記各ユニットにそ
    れぞれ有してなることを特徴とする電子デバイス試験・
    測定装置。
  2. 【請求項2】 各タイミング生成回路のタイミングが、
    基準タイミング回路のタイミングを追い越し、または該
    タイミングに追い越されるように、前記各タイミング生
    成回路または前記基準タイミング回路のタイミングの位
    相を順次規則的に変化させ、 前記各タイミング生成回路のタイミングと前記基準タイ
    ミング回路のタイミングとの遅れ・進み関係が逆転する
    までの位相変化の回数をカウンタ回路によりカウント
    し、前記基準タイミング回路のタイミングと各タイミン
    グ生成回路のタイミングとの関係を特定することで、前
    記各タイミング生成回路のタイミングを校正することを
    特徴とする請求項1記載の電子デバイス試験・測定装置
    のタイミング校正方法。
  3. 【請求項3】 電圧生成回路を有するユニットが複数設
    けられており、かつ前記各ユニットの外部または何れか
    のユニットの内部に共通の基準電圧レベル回路を有し、
    あるいは各ユニット上に独自の基準電圧レベル回路を有
    している電子デバイス試験・測定装置において、 前記電圧生成回路の電圧レベルと、前記基準電圧レベル
    回路の電圧レベルとの高・低を比較するレベル比較回
    路、および、 前記両電圧レベルの高・低の比較回数をカウントし、両
    電圧レベルの高・低関係が逆転したときはカウントを停
    止するカウンタ回路を前記各ユニットにそれぞれ有して
    なることを特徴とする電子デバイス試験・測定装置。
  4. 【請求項4】 各電圧生成回路の電圧レベルが、基準電
    圧レベル回路の電圧レベルより高くなり、または該電圧
    レベルより低くなるように、前記各電圧生成回路または
    前記基準電圧レベル回路の電圧レベルを順次レベル変化
    させ、 前記各電圧生成回路の電圧レベルと前記基準電圧レベル
    回路の電圧レベルとの高・低関係が逆転するまでのレベ
    ル変化の回数をカウンタ回路によりカウントし、前記基
    準電圧レベル回路の電圧レベルと各電圧生成回路の電圧
    レベルとの関係を特定することで、前記各電圧生成回路
    の電圧レベルを校正することを特徴とする請求項3記載
    の電子デバイス試験・測定装置の電圧レベル校正方法。
JP4316572A 1992-09-01 1992-10-30 電子デバイス試験・測定装置、およびそのタイミングならびに電圧レベル校正方法 Withdrawn JPH06148279A (ja)

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