JP2001300322A - 縮合剤およびその保存方法 - Google Patents

縮合剤およびその保存方法

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JP2001300322A JP2000122628A JP2000122628A JP2001300322A JP 2001300322 A JP2001300322 A JP 2001300322A JP 2000122628 A JP2000122628 A JP 2000122628A JP 2000122628 A JP2000122628 A JP 2000122628A JP 2001300322 A JP2001300322 A JP 2001300322A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カルボン酸化合物とアミン化合物とからのア
ミド化合物を製造、またはカルボン酸化合物とアルコー
ル化合物からエステル化合物の製造等に使用可能な縮合
剤であって、長期間安定に保存することができる縮合剤
およびその保存方法を提供する。 【解決手段】 それ自体が縮合剤としての機能を有する
4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−
2−イル)−4−メチルモルホリニウムクロライド等の
四級アンモニウム塩を、該四級アンモニウム塩100重
量部に対し200〜4000重量部となる量の水に溶解
させて水溶液状の縮合剤とし、該縮合剤を凍結保存す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アミド化合物及び
エステル化合物を製造する際に好適に使用できる縮合
剤、並びに該縮合剤及び該縮合剤の有効成分である四級
アンモニウム塩を長期間安定に保存する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アミド化合物及びエステル化合物は、医
薬、農薬、染料、高分子化合物等の様々な有機化合物の
基本骨格を形成する極めて重要な化合物である。このた
め、アミド化合物及びエステル化合物の製造方法は古く
から検討されている。例えば、アミド化合物の製造方法
としては、エステル化合物とアミン化合物との交換反応
によるアミド化合物の製造方法、或いはカルボン酸化合
物とアミン化合物から直接アミド化合物を製造する方法
等が特に一般的な製造方法であり、エステル化合物の製
造方法としては、酸の存在下にカルボン酸とアルコール
化合物から直接エステル化合物を製造する方法、或いは
カルボン酸化合物と塩化チオニル等の酸ハロゲン化剤を
反応させてカルボン酸クロライドを生成させた後、アル
コールと作用させることによってエステル化合物を製造
する方法が特に一般的な製造方法である。
【0003】しかしながら、アミド化合物の製造方法は
加熱下に行われるため、熱的に不安定な化合物或いは同
一分子内にアミノ基とアルコキシカルボニル基を有する
化合物に適用することは不可能であった。また、エステ
ル化合物の製造方法は酸性条件下に行われるため、酸に
対して不安定な化合物には適用する事はできなかった。
【0004】このような課題を解決することを目的とし
て、温和な条件下でアミド化合物を製造するためにカル
ボジイミド系等の縮合剤を用いた様々な方法が提唱され
ている。特に、アミド化合物合成用縮合剤としてカミン
スキー(Z.J.Kaminski)らによって提唱さ
れた、4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリア
ジン−2−イル)−4−メトキシモルホリニウムクロラ
イド{ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリ
ー、63巻、4248〜4255頁、1998年(J.
Org.Chem.,63,4248−4255(19
98))}は、カルボジイミド系縮合剤が皮膚にかぶれ
を引き起こし易くその取り扱いに注意を要するのに対
し、このような問題が無いことから注目を集めている。
【0005】また、エステル化合物の製造に関しては、
温和な条件下でエステル化合物を製造する方法として、
向山らによって提唱されたピリジニウムオキサイド化合
物{ブレチン オブ ケミカル ソサイアティー オブ ジ
ャパン、50巻、1863−1866頁、1977年
(Bull.Chem.Soc.Jpn.)、50巻、
1863−1866頁(1977)}からなる縮合剤を
用いた方法が知られている。
【0006】しかしながら、前記文献に記載されている
カミンスキー等によって提唱された方法では、カルボン
酸化合物と該縮合剤をそれぞれ等量反応させて中間体と
しての反応性誘導体を一旦生成させた後に、該反応性誘
導体とアミン化合物とを反応させてアミド化合物を得て
いるため、その収率は17〜73%とばらつきが大き
く、満足の行くものではなかった。
【0007】また、エステル化合物の製造に使用される
上記のピリジニウムオキサイド化合物には、該ピリジニ
ウムオキサイド化合物を製造する際に、発ガン性が指摘
されているヨウ化メチルを用いなければならないため、
作業環境に細心の注意を払わなければならないという問
題があった。
【0008】そこで、本発明者らは、この様な背景に鑑
み、検討を行なったところ、前記一般式(I)で示され
る四級アンモニウム塩を縮合剤として用い、前記のよう
な2段階反応を行うことなく、カルボン酸化合物及びア
ミン化合物と混合して反応させた場合には反応性及び収
率が向上することを見出すに至り、既に提案している
(特願平11−60765号)。
【0009】また、エステル化合物の製造に関しても上
記四級アンモニウム塩からなる縮合剤を用いてカルボン
酸化合物とアルコール化合物とを反応させた場合には、
温和な条件下でエステル化合物が製造できることを見出
し、これについても既に提案している(特願平11−1
37693号)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記一般式
(I)で示される四級アンモニウム塩を用いた縮合反応
についての更なる検討過程において、本発明者等は、長
期間保存した四級アンモニウム塩は、その純度が低下し
ていることに気付いた。すなわち、上記四級アンモニウ
ム塩は、分解しやすく、長期間安定に保存することが難
しいという問題があることを見出した。
【0011】そこで、本発明は、前記一般式(I)で示
される四級アンモニウム塩、ひいては該四級アンモニウ
ム塩を有効成分とする縮合剤を簡便に長期間安定に保存
する方法を提供することを目的とする。
【0012】
【発明を解決するための手段】本発明者らは、かかる課
題を解決すべく鋭意検討を行った。その結果、前記四級
アンモニウム塩は、水の存在下でも縮合剤として機能
し、水溶液の状態で縮合剤となり得ること、更に、該四
級アンモニウム塩を水に溶解させてから凍結した場合に
は、長期間保存後に解凍しても水溶液中の四級アンモニ
ウム塩は殆ど分解しないことを見出し本発明を完成させ
るに至った。
【0013】即ち、第一の本発明は、下記一般式(I)
【0014】
【化4】
【0015】(式中、R1は炭素数1〜4のアルキル基
又は炭素数6〜8のアリール基であり、R2は炭素数1
〜4のアルキル基であり、Xはハロゲン原子である。)
で示される四級アンモニウム塩100重量部、及び水2
00〜4000重量部を含んでなる縮合剤である。
【0016】上記本発明の縮合剤は、上記四級アンモニ
ウム塩は水の存在下でも縮合剤として機能するという特
異な性質に基づくものであり、従来の縮合剤は通常非水
系で使用されることからも分かるように、本発明の縮合
剤のように水溶液の状態で使用可能な縮合剤はこれまで
知られていない。
【0017】また、第二の本発明は、上記本発明の縮合
剤を凍結して保存することを特徴とする縮合剤の保存方
法である。該保存方法によれば、本発明の縮合剤を長期
間安定に保存できるばかりでなく、解凍という簡単な操
作で、縮合剤として使用可能な状態とすることができ
る。
【0018】また、上記保存方法によれば、水溶液中の
前記一般式(I)で示される四級アンモニウム塩を分解
せずに保存することができることから、該保存方法は、
前記一般式(I)で示される四級アンモニウム塩の保存
方法であるとも言える。
【0019】すなわち、第三の本発明は、前記一般式
(I)で示される四級アンモニウム塩を該四級アンモニ
ウム塩100重量部に対し200〜4000重量部の水
に溶解し、得られた水溶液を凍結して保存することを特
徴とする上記四級アンモニウム塩の保存方法である。
【0020】また、第四の本発明は、前記一般式(I)
で示される四級アンモニウム塩100重量部、及び水2
00〜4000重量部を含んでなる水溶液の凍結体から
なることを特徴とする前記四級アンモニウム塩保存用凍
結体である。該凍結体は、前記一般式(I)で示される
四級アンモニウム塩100重量部と水200〜4000
重量部とを混合した後、凍結することにより製造でき
る。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の縮合剤は、前記一般式
(I)で示される四級アンモニウム塩を含んでなる。
【0022】前記一般式(I)中のR1は炭素数1〜4
のアルキル基又は炭素数6〜8のアリール基であり、R
2は炭素数1〜4のアルキル基である。炭素数1〜4の
アルキル基としてはメチル基、エチル基、n−プロピル
基、イソプロピル基、n−ブチル、イソブチル基等を挙
げる事ができ、炭素数6〜8のアリール基としてはフェ
ニル基、トリル基、キシリル基等を挙げる事ができる。
これらの中でも、特に四級アンモニウム塩の合成が容易
という意味において、アルキル基としてはメチル基、エ
チル基が、アリール基としてはフェニル基が好適に採用
される。
【0023】また、上記一般式(I)中のXは、ハロゲ
ン原子を示し、ハロゲン原子としては、フッ素、塩素、
臭素、ヨウ素等を挙げることができる。これらの中で
も、特に四級アンモニウム塩の合成が容易という意味に
おいて、塩素が好適に採用される。
【0024】本発明で使用される前記一般式(I)で示
される四級アンモニウム塩を具体的に例示すると、4−
(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−
イル)−4−メチルモルホリニウムクロライド、4−
(4,6−ジエトキシ−1,3,5−トリアジン−2−
イル)−4−メチルモルホリニウムクロライド、4−
(4,6−ジプロポキシ−1,3,5−トリアジン−2
−イル)−4−メチルモルホリニウムクロライド、4−
(4,6−ジイソプロポキシ−1,3,5−トリアジン
−2−イル)−4−メチルモルホリニウムクロライド、
4−(4,6−ジブトキシ−1,3,5−トリアジン−
2−イル)−4−メチルモルホリニウムクロライド、4
−(4,6−ジフェノキシ−1,3,5−トリアジン−
2−イル)−4−メチルモルホリニウムクロライド、4
−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2
−イル)−4−エチルモルホリニウムクロライド、4−
(4,6−ジエトキシ−1,3,5−トリアジン−2−
イル)−4−エチルモルホリニウムクロライド、4−
(4,6−ジプロポキシ−1,3,5−トリアジン−2
−イル)−4−エチルモルホリニウムクロライド、4−
(4,6−ジイソプロポキシ−1,3,5−トリアジン
−2−イル)−4−エチルモルホリニウムクロライド、
4−(4,6−ジブトキシ−1,3,5−トリアジン−
2−イル)−4−エチルモルホリニウムクロライド、4
−(4,6−ジフェノキシ−1,3,5−トリアジン−
2−イル)−4−エチルモルホリニウムクロライド、4
−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2
−イル)−4−イソブチルモルホリニウムクロライド、
4−(4,6−ジエトキシ−1,3,5−トリアジン−
2−イル)−4−イソブチルモルホリニウムクロライ
ド、4−(4,6−ジプロポキシ−1,3,5−トリア
ジン−2−イル)−4−イソブチルモルホリニウムクロ
ライド、4−(4,6−ジイソプロポキシ−1,3,5
−トリアジン−2−イル)−4−イソブチルモルホリニ
ウムクロライド、4−(4,6−ジブトキシ−1,3,
5−トリアジン−2−イル)−4−イソブチルモルホリ
ニウムクロライド、4−(4,6−ジフェノキシ−1,
3,5−トリアジン−2−イル)−4−イソブチルモル
ホリニウムクロライド等を挙げることができる。
【0025】これらの中でも特に、合成が容易でしかも
縮合剤として使用したときに高い縮合収率が期待でき
る、4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジ
ン−2−イル)−4−メチルモルホリニウムクロライ
ド、4−(4,6−ジエトキシ−1,3,5−トリアジ
ン−2−イル)−4−メチルモルホリニウムクロライ
ド、4−(4,6−ジプロポキシ−1,3,5−トリア
ジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウムクロライ
ド、4−(4,6−ジフェノキシ−1,3,5−トリア
ジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウムクロライ
ド、4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジ
ン−2−イル)−4−エチルモルホリニウムクロライ
ド、4−(4,6−ジエトキシ−1,3,5−トリアジ
ン−2−イル)−4−エチルモルホリニウムクロライ
ド、4−(4,6−ジプロポキシ−1,3,5−トリア
ジン−2−イル)−4−エチルモルホリニウムクロライ
ド、4−(4,6−ジフェノキシ−1,3,5−トリア
ジン−2−イル)−4−エチルモルホリニウムクロライ
ド等が特に好適に採用される。
【0026】前記一般式(I)で示される四級アンモニ
ウム塩は、下記一般式(II)
【0027】
【化5】
【0028】{式中、R1及びXは、それぞれ前記一般式
(I)におけるものと同義である。}で示されるトリア
ジン化合物と、下記一般式(III)
【0029】
【化6】
【0030】{式中、R2は、前記一般式(I)におけ
るものと同義である。}で示されるモルホリン化合物と
を、必要に応じて水の共存下に、有機溶媒中で反応させ
ることにより容易に得ることができる。
【0031】上記一般式(II)で示されるトリアジン誘
導体を具体的に例示すると、2−クロロ−4,6−ジメ
トキシ−1,3,5−トリアジン、2−クロロ−4,6
−ジエトキシ−1,3,5−トリアジン、2−クロロ−
4,6−ジプロキシ−1,3,5−トリアジン、2−ク
ロロ−4,6−ジイソプロキシ−1,3,5−トリアジ
ン、2−クロロ−4,6−ジ−n−ブトキシ−1,3,
5−トリアジン、2−クロロ−4,6−ジイソブトキシ
−1,3,5−トリアジン、2−クロロ−4,6−ジフ
ェノキシ−1,3,5−トリアジンを挙げる事ができ
る。これらの中でも、特に合成が容易な2−クロロ−
4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン、2−ク
ロロ−4,6−ジエトキシ−1,3,5−トリアジン、
2−クロロ−4,6−ジプロポキシ−1,3,5−トリ
アジン、2−クロロ−4,6−ジフェノキシ−1,3,
5−トリアジンが特に好適に採用される。
【0032】これらのトリアジン誘導体は工業原料とし
て入手可能なものもあるが、一般に、塩化シアヌルと対
応するアルコールを炭酸水素ナトリウム存在下に反応さ
せることによって取得することができる。
【0033】上記一般式(III)で示されるモルホリン
化合物としては、4−メチルモルホリン、4−エチルモ
ルホリン、4−イソブチルモルホリン等を挙げる事がで
きる。これらのモルホリン化合物はすべて試薬及び工業
原料として入手容易である。
【0034】前記四級アンモニウム塩を合成するに際
し、上記一般式(III)で示されるモルホリン化合物の
使用量は特に限定されないが、該化合物は通常上記一般
式(II)で示されるトリアジン化合物1モルに対して上
記一般式(III)で示されるモルホリン化合物を0.7
〜1.3モル、特に0.8〜1.2モルの使用するのが
好適である。
【0035】前記四級アンモニウム塩を合成するに際し
て使用する有機溶媒としては反応を阻害しない有機溶媒
であれば何等制限なく用いる事ができる。このとき使用
される有機溶媒を具体的に例示すると、テトラヒドロフ
ラン、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、ジイソ
プロピルエーテル等のエーテル類、塩化メチレン、クロ
ロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化脂肪族炭化水素
類、酢酸エチル、酢酸プロピル等のエステル類、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等の
ケトン類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニト
リル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化
水素類、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等のハロゲ
ン化芳香族炭化水素類、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、N,N−ジメチルアセトアミド等のアミド類、ヘキ
サン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素類、ジメチルカーボ
ネート等のカーボネート類、t−ブチルアルコール、t
−アミルアルコール等のアルコール類、ジメチルスルホ
キシド等を挙げる事ができる。これらの中でも特に、高
い単離収率が期待できる、テトラヒドロフラン、1,4
−ジオキサン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエー
テル等のエーテル類、塩化メチレン、クロロホルムのハ
ロゲン化脂肪族炭化水素類、酢酸エチル、酢酸プロピル
等のエステル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトン等のケトン類、アセトニトリル、プ
ロピオニトリル等のニトリル類、ベンゼン、トルエン、
キシレン等の芳香族炭化水素類、ジメチルカーボネート
等のカーボネート類等の有機溶媒が好適に採用される。
【0036】有機溶媒の使用量としては特に制限はない
が、あまり量が多いと1バッチあたりの収量が落ち経済
的ではなく、あまり量が少ないと攪拌等に支障をきたす
ため、通常生成する上記一般式(I)で示される四級ア
ンモニウム塩の濃度が0.1〜60質量%、好ましくは
1〜50質量%になるように選択するのが良い。
【0037】また、高純度の四級アンモニウム塩を短時
間で容易に得るために、有機溶媒中で前記トリアジン化
合物と前記モルホリン化合物との反応を行なうに際し、
前記トリアジン化合物1モルに対して0.1〜10モ
ル、好ましくは0.2〜8モルの水を存在させてもよ
い。
【0038】前記トリアジン化合物と前記モルホリン化
合物との反応は、有機溶媒中で両者を接触させることに
より行なうことができる。反応を均一に短時間で行なう
ためには、攪拌を行なうのが好適である。また、反応は
通常、大気下で実施可能であるが使用する化合物や生成
物が吸湿性を有する場合には、塩化カルシウム管等の乾
燥管を通した乾燥空気或いは窒素、ヘリウム、アルゴン
等の不活性気体雰囲気下で実施するのが好ましい。該反
応は、減圧、常圧、加圧のいずれの状態でも実施可能で
ある。
【0039】上記反応の反応温度としては特に制限はな
いが、あまり温度が低いと反応速度が小さくなり、あま
り温度が高いと副反応を助長するため、通常−20〜7
0℃、好ましくは−10〜60℃の範囲から選択するの
が良い。また、反応時間としては特に制限はいが、通常
0.1〜10時間もあれば充分である。
【0040】このようにして生成した上記一般式(I)
で示される四級アンモニウム塩は、通常結晶として析出
するため、遠心分離、遠心濾過、加圧濾過、減圧濾過等
の通常の固液分離方法によって固体を分離した後、送風
乾燥、減圧乾燥等の通常の乾燥方法によって乾燥する事
により取得することができる。
【0041】また、結晶が析出しない場合には、用いた
有機溶媒を可能な限り除去した後、テトラヒドロフラン
等の溶媒を加えてスラリー状態とし、上記方法によって
取得できる。
【0042】本発明の縮合剤においては、前記四級アン
モニウム塩100重量部に対し、水200〜4000重
量部を含んでいることが必須である。
【0043】前記四級アンモニウム塩100重量部に対
し、水の量が200重量部未満の場合には、該四級アン
モニウム塩が水に完全に溶解せず、ペースト状となって
しまい取り扱い性が悪くなるばかりでなく、分解を十分
抑制するのに要する冷却エネルギーが大きくなる。ま
た、水の量が4000重量部を越えると、それ以上の安
定性向上効果は得られないばかりでなく、容量が大きく
なり保存スペースの問題を含めて保存時における取り扱
いが煩雑となり、さらに有効成分である四級アンモニウ
ム塩の希釈倍率が大きくなり、縮合剤としても使用しに
くいものとなる。
【0044】保存時の取り扱い性、安定性、及び縮合剤
としての使用しやすさの観点から、本発明の縮合剤にお
ける水分量は、前記四級アンモニウム塩100重量部に
対し、250〜2000重量部であるのが好適である。
【0045】なお、前記四級アンモニウム塩は、含水物
として得られることもあり、そのような場合においては
該含水物に含まれる水の量も上記水分量に含める。四級
アンモニウム塩が含水物である場合における該含水物中
の水分量の測定は、熱天秤を用いた測定、カールフィッ
シャ水分計等を用いた測定等、通常の水分量測定方法に
より行なうことができる。
【0046】本発明の縮合剤は前記四級アンモニウム塩
と所定量(四級アンモニウム塩が含水物である場合には
その水分量を考慮して決定した量)の水とを混合し、該
四級アンモニウム塩を溶解させることにより簡単に調製
することができる。なお、この時、四級アンモニウム塩
は必ずしも全て溶解する必要はなく、少量であれば未溶
解のものが残っていても縮合剤としての使用および後述
する保存においてなんら差支えない。また、縮合剤とし
ての性能や凝固点に悪影響を与えない範囲であれば有機
溶媒等、その他第三成分を含んでいてもよい。
【0047】四級アンモニウム塩と水の混合方法として
は、通常の混合方法が何等制限なく採用されるが、好ま
しくは攪拌混合等により、混合物が均一になるように混
合するのがよい。この際、両者を同時に混合容器に添加
してもよいし、混合容器に順次添加して混合してもよ
い。
【0048】混合時における温度としては、あまり高い
と四級アンモニウム塩が分解してしまうため、通常、3
0℃以下、好ましくは10℃以下がよい。
【0049】本発明の縮合剤は水溶液の状態であるにも
かかわらず、水を除去すること無くそのままの状態で反
応系に添加して使用することができる。すなわち、本発
明の縮合剤は、水溶液であるため調製および取り扱いが
容易であり、使用時の計量も簡単に行なうことができ
る。
【0050】また、本発明の縮合剤の機能は、従来の一
般式(I)で示される四級アンモニウム塩と特に変わる
ところはなく、例えばカルボン酸化合物とアミン化合物
とを反応させてアミド化合物を製造する際、またはカル
ボン酸化合物とアルコール化合物とを反応させてエステ
ル化合物を製造する際の縮合剤として好適に使用するこ
とができる。
【0051】但し、本発明の縮合剤は、室温以上の温度
で長時間保存すると四級アンモニウム塩が分解するの
で、調製後は速やかに使用するか、或いは凍結保存する
のが好適である。なお、数日間程度であれば、5℃程度
の低温で保存することも可能である。
【0052】本発明の縮合剤は、凍結することにより長
期間安定に保存することができる。凍結保存させる時の
温度としては、凍結する温度であればよく、通常、0℃
以下、好ましくは−10℃以下がよい。
【0053】この様にして保存された本発明の縮合剤
は、解凍という簡単な操作をすることにより保存前と同
等の性能を有する縮合剤の形に戻すことができる。ま
た、凍結体の状態でそのまま反応系に添加し、反応系内
で解凍して使用することも可能である。
【0054】また、凍結保存後の本発明の縮合剤を解凍
し、得られた水溶液から水分を除去することにより、四
級アンモニウム塩を容易に回収する事ができるので、一
旦、前記特定濃度の水溶液とし、これを凍結して四級ア
ンモニウム塩保存用凍結体の形で保存する方法は、四級
アンモニウム塩の保存方法としても有効である。なお、
この場合には、回収される四級アンモニウム塩の純度を
落とさないためには、水溶液化する過程において第三成
分を添加しないことが好ましい。
【0055】
【実施例】以下、実施例を掲げて本発明を説明するが、
本発明はこれらの実施例に制限されるものではない。
【0056】製造例1 2000mlの四つ口フラスコに2−クロロ−4,6−
ジメトキシ−1,3,5−トリアジン87.8g(0.
5mol)、酢酸エチル1000ml、及び水27g
(1.5mol)を加え、5〜10℃で10分間攪拌さ
せた。次に、4−メチルモルホリン53.1g(0.5
25mol)を添加し、5〜10℃で6時間反応させ
た。析出した結晶を吸引濾過し、酢酸エチル400ml
で洗浄した後、室温で4時間減圧乾燥し、前記一般式
(I)で示される四級アンモニウム塩として4−(4,
6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)
−4−メチルモルホリニウムクロライドの白色固体14
1.7gを得た。なお、該白色固体中の水分量は8.4
質量%であり、収率は93.8%であった。
【0057】得られた白色固体を高速液体クロマトグラ
フィーで分析したところ、その純度(水以外の成分の全
ピーク面積に占める上記四級アンモニウム塩のピーク面
積の割合)は面積%で99.5%であった。
【0058】実施例1 100mlのナスフラスコにN−tret−ブトキシカ
ルボニルフェニルアラニン2.65g(0.01mo
l)、フェニルアラニンメチルエステル1.79g
(0.01mol)、ジクロロメタン25mlを加え、
室温下10分間攪拌した。
【0059】次いで、200mlのナスフラスコに、製
造例1で得られた4−(4,6−ジメトキシ−1,3,
5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウ
ムクロライド27.3g(水分量8.4質量%、純度9
9.5%)及び水72.7gを入れ、20℃で攪拌溶解
して別途調製した本発明の縮合剤11.08g(0.0
1モル)を、上記100mlのナスフラスコにゆっくり
添加し、室温で3時間反応させた。
【0060】反応終了後、ジクロロメタン25mlを加
え、50mlの水で洗浄し、有機層を分液後、硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、濃縮した後、シリカゲルクロマトグ
ラフィーで分離精製を行なったところ、N−tert−
ブトキシカルボニル−L−フェニルアラニル−L−フェ
ニルアラニンメチルエステル4.05g(収率95.0
%)が得られた。
【0061】このことから、本発明の縮合剤が縮合剤と
しての機能を有することが確認された。
【0062】実施例2 実施例1で調製した本発明の縮合剤の残りを−20℃で
凍結保存した。1ヶ月後に解凍し、高速液体クロマトグ
ラフィーで4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−ト
リアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウムクロ
ライドの純度を測定したところ99.3%であり、本発
明の縮合剤および四級アンモニウム塩が安定に保存され
ていることが確認された。
【0063】実施例3 実施例2で解凍された本発明の縮合剤を用いる他は実施
例1と同様にして反応を行なったところ、N−tert
−ブトキシカルボニル−L−フェニルアラニル−L−フ
ェニルアラニンメチルエステル4.04g(収率94.
8%)が得られた。このことから、凍結保存後の本発明
の縮合剤は保存前の性能を維持していることが確認され
た。
【0064】実施例4〜6 製造例1で得られた4−(4,6−ジメトキシ−1,
3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリ
ニウムクロライド(水分量8.4質量%、純度99.5
%)用い、その使用量及び混合する水の量を表1に示す
量に変える他は実施例1と同様にして本発明の縮合剤を
調製した。次いで、得られた本発明の縮合剤を実施例2
と同様にして凍結保存を行ない、解凍後実施例2と同様
にして4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリア
ジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウムクロライ
ドの純度を測定した。その結果を表1に示した。
【0065】
【表1】
【0066】比較例1 実施例1におけるのと同様にして調製した本発明の縮合
剤を凍結させずに20〜25℃で1ヶ月保存した。保存
後、高速液体クロマトグラフィーで四級アンモニウム塩
の純度を測定したところ4.8%であった。
【0067】
【発明の効果】本発明の縮合剤は、従来の縮合剤と異な
り水溶液として使用可能であり、調製し易く、取り扱い
も容易であるばかりでなく、凍結保存することにより長
期間安定に保存することができる。
【0068】また、本発明の四級アンモニウム塩の保存
方法によれば、四級アンモニウム塩を分解させることな
く長期間安定に保存することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07C 269/06 C07C 269/06 271/22 271/22 C07D 251/46 C07D 251/46 C Fターム(参考) 4G069 AA02 AA15 BA21A BA21B BE14A BE14B BE16A BE16B BE38A BE38B CB75 CB77 DA02 ED05 4H006 AA02 AC53 AD16 AD17 BA51 BB12 BB31 BC10 BC19 BC31 BC34 RA12 4H039 CA71 CL25

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(I) 【化1】 (式中、R1は炭素数1〜4のアルキル基又は炭素数6
    〜8のアリール基であり、R2は炭素数1〜4のアルキ
    ル基であり、Xはハロゲン原子である。)で示される四
    級アンモニウム塩100重量部、及び水200〜400
    0重量部を含んでなる縮合剤。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の縮合剤を凍結して保存す
    ることを特徴とする縮合剤の保存方法。
  3. 【請求項3】 下記一般式(I) 【化2】 (式中、R1は炭素数1〜4のアルキル基又は炭素数6
    〜8のアリール基であり、R2は炭素数1〜4のアルキ
    ル基であり、Xはハロゲン原子である。)で示される四
    級アンモニウム塩を該四級アンモニウム塩100重量部
    に対し200〜4000重量部の水に溶解し、得られた
    水溶液を凍結して保存することを特徴とする前記四級ア
    ンモニウム塩の保存方法。
  4. 【請求項4】 下記一般式(I) 【化3】 (式中、R1は炭素数1〜4のアルキル基又は炭素数6
    〜8のアリール基であり、R2は炭素数1〜4のアルキ
    ル基であり、Xはハロゲン原子である。)で示される四
    級アンモニウム塩100重量部、及び水200〜400
    0重量部を含んでなる水溶液の凍結体からなることを特
    徴とする前記四級アンモニウム塩保存用凍結体。
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