JP2001299838A - 医療または歯科医治療椅子、またはこのような治療椅子用に頭支持体 - Google Patents

医療または歯科医治療椅子、またはこのような治療椅子用に頭支持体

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JP2001299838A JP2001083917A JP2001083917A JP2001299838A JP 2001299838 A JP2001299838 A JP 2001299838A JP 2001083917 A JP2001083917 A JP 2001083917A JP 2001083917 A JP2001083917 A JP 2001083917A JP 2001299838 A JP2001299838 A JP 2001299838A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 治療椅子または頭支持体に関して支持機能を
向上させることを目的とする。 【解決手段】 本発明は背もたれ(4)および頭支持体
(7)を有する医療または歯科医治療椅子に関する。頭
支持体(7)は第1ジョイント(24)を有するジョイ
ント装置(17)により背もたれ(4)に枢動可能に連
結されており、且つ固定装置(19a)により各枢動位
置に固定可能である。支持機能を向上させるために、固
定装置(19a)は2つの作用室(36、37)を備え
たピストンシリンダ(34a)を有しており、このピス
トンシリンダは第1ジョイント(24)のジョイント部
分と連結されており、作用室(36、37)は選択的に
開閉することができる弁(39)が配置された連結管路
(38)により互いに連結されており、弁(39)を選
択的に開閉するための作動部材(45)が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1または2
の前提項による医療または歯科医治療椅子またはこのよ
うな治療椅子用の頭支持体に関する。
【0002】
【従来技術】これらの種類の治療椅子または頭支持体が
DE29620801U1号公報にのべられている。こ
の公知な治療椅子またはこの種類の公知な頭支持体で
は、頭支持体を設定するために、4バーチェーンの形態
のピボット装置が設けられており、同様に、ピボット装
置を各枢動位置に固定するための関連固定装置が設けら
れている。この固定装置は4バーチェーンの基ジョイン
トの領域に継手を有しており、ジョイントを選択的に固
定すなわち拘束したり解放したりするために連結位置と
連結解除位置との間で移動可能な継手要素を備えてい
る。頭支持体には、継手を開いたり閉じたりするための
手動で移動可能な作動部材が設けられており、この作動
部材はケーブル線を介して継手と連結されている。更
に、作動部材を作動してないときに継手の開放を防ぎ、
作動部材の作動で開放を許容する拘束部分を有する拘束
装置が継手と関連されている。
【0003】EP0701806A1号公報には、同様
に、序文に示した種類の治療椅子または頭支持体が開示
されている。この公知な構成では、ピボット装置はその
端部領域に2つのジョイントを持つリンクを有してお
り、このリンクは、関連した背もたれの頭支持体ホルダ
を有するその基ジョイントにより、その第2ジョイント
において頭支持体を支持している。これらのジョイント
を締め付けるために作用室を備えた空気圧ピストンシリ
ンダを有する固定装置がジョイントと関連されている。
ハンドポンプの空気がこのピストンシリンダに作用し、
この空気圧によってピストンシリンダを作動することが
できる。ジョイントの固定締め付けのために、かなりの
締め付け力が必要とされる。何故なら、機能性操作にお
いて、頭支持体は、主に患者が加えることができ、且つ
頭支持体を移動させようとするかなりの荷重を受けるか
らである。かくして、頭支持体をその設定位置に固着す
るためにかなりの固定力が必要である。この公知な構成
の更に他の欠点は、頭支持体を各所望位置に設定するの
に複雑な取り扱い手順が必要とされる。このために、両
方の操作手が不可避に必要とされ、頭支持体を一方の操
作手で調整し、位置決めし、空気圧部材を他方の操作手
で作動する。
【0004】また、EP0673663A2号公報に
は、序文に示した種類の治療椅子または頭支持体が述べ
られている。この公知な構成では、頭支持体のピボット
装置がいわゆる4バーチェーンにより構成されており、
それによりピボット装置を背もたれと連結する基ジョイ
ントと、ジョイントを拘束するための継手が関連されて
おり、頭支持体に移動可能に設けられた作動装置の手動
作動によりこの継手を開くことができる。この公知な構
成では、作動部材は操作手で傾動することができる傾動
可能に設けられた部材である。作動部材は継手を開くた
めに傾動を利用することができるように、ケーブル線に
よって継手と連結されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、序文
に示した種類の治療椅子または頭支持体に関して支持機
能を向上させることである。頭支持体を調整し、設定す
るための製造費用および/取り扱い労苦が小さくあるべ
きである。更に、頭支持体は意図しない移動の恐れが回
避または減じられるように、その設定位置で安定である
べきである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的は、請求項1ま
たは2の特徴により達成される。また、本発明の有利な
展開を関連した従属請求項に記載してある。即ち、請求
項1に記載の本発明の医療または歯科医治療椅子(1)
は、背もたれ(4)、頭支持体(7)を有しており、第
1ジョイント(24)を有するジョイント装置(17)
により頭支持体(7)が背もたれ(4)に枢動可能に連
結され、且つ固定装置(19a)により各枢動位置に固
定可能である医療または歯科医治療椅子(1)におい
て、固定装置(19a)は2つの作用室(36、37)
を備えたピストンシリンダ(34a)を有しており、該
ピストンシリンダは第1ジョイント(24)のジョイン
ト部分と連結されており、作用室(36、37)は選択
的に開閉することができる弁(39)が配置された連結
管路(38)により互いに連結されており、弁(39)
を選択的に開閉するための作動部材(45)が設けられ
ていることを特徴とする。また、請求項2に記載の本発
明の医療または歯科医治療椅子(1)用の頭支持体
(7)は、背もたれ(4)、頭支持体(7)を有してお
り、頭支持体(7)が第1ジョイント(24)を有する
ジョイント装置(17)により背もたれ(4)に枢動可
能に連結され、且つ固定装置(19a)により各枢動位
置に固定可能である医療または歯科医治療椅子(1)用
の頭支持体(7)において、固定装置(19a)は2つ
の作用室(36、37)を備えたピストンシリンダ(3
4a)を有しており、該ピストンシリンダは第1ジョイ
ント(24)のジョイント部分と連結されており、作用
室(36、37)は選択的に開閉することができる弁
(39)が配置された連結管路(38)により互いに連
結されており、弁(39)を選択的に開閉するための作
動部材(45)が設けられていることを特徴とする。ま
た、請求項3に記載の本発明の治療椅子または頭支持体
は、請求項1または2に記載の治療椅子または頭支持体
において、作動部材(45)は、頭支持体(7)に配置
されたグリップ部分(8a)の一方の側に配置されてお
り、操作手の親指および少なくとも1本の指によりグリ
ップ部(8a)とともに掴むことができ、且つ圧力を手
で及ぼすことによって戻り力に抗して移動可能であるこ
とを特徴とする。また、請求項4に記載の本発明の治療
椅子または頭支持体は、1ないし3のうちのいずれかの
項に記載の治療椅子または頭支持体において、ピボット
装置(17)は第2固定装置(19b)によって固定可
能な第2ジョイント(25)を有しており、第2固定装
置(19b)は作動部材(45)により解放可能であ
り、それにより第2固定装置(19b)は好ましくは2
つの作用室(36、37)を備えたピストンシリンダ
(34b)を有しており、該ピストンシリンダ(34
b)は第2ジョイント(25)のジョイント部分と連結
されており、また作用室(36、37)は弁(39)が
配置された連結管路(38)によって互いに連結されて
おり、上記弁を作動部材(45)により選択的に開閉す
ることができることを特徴とする。また、請求項5に記
載の本発明の治療椅子または頭支持体は、請求項1ない
し4のうちのいずれかの項に記載の治療椅子または頭支
持体において、頭支持体(7)に関して、作動部材(4
5)が長さ方向側部に配置されていることを特徴とす
る。また、請求項6に記載の本発明の治療椅子または頭
支持体は、請求項4または5に記載の治療椅子または頭
支持体において、両固定装置(19a、19b)用の共
通の作動部材(45)が設けられていることを特徴とす
る。また、請求項7に記載の本発明の治療椅子または頭
支持体は、請求項1ないし6のうちいずれかの項に記載
の治療椅子または頭支持体において、連結管路(38)
はピストンシリンダ(34a、34b)のピストン(3
5)を通って延びていることを特徴とする。また、請求
項8に記載の本発明の治療椅子または頭支持体は、請求
項7に記載の治療椅子または頭支持体において、弁(3
9)はピストンシリンダ(34a、34b)のピストン
(35)またはピストンロッド(42)に配置されてい
ることを特徴とする。また、請求項9に記載の本発明の
治療椅子または頭支持体は、請求項8に記載の治療椅子
または頭支持体において、ピストンロッド(42)にお
いて弁タペット(41)が長さ方向に変位可能に案内さ
れることを特徴とする。また、請求項10に記載の本発
明の治療椅子または頭支持体は、請求項1ないし9のう
ちのいずれかの項に記載の治療椅子または頭支持体にお
いて、作動部材(45)はピストンシリンダ(34a、
34b)の長さ方向軸線に対して横方向に移動可能であ
り、作動部材(45)と弁(39)との間には、作動部
材(45)の移動を弁(39)がピストンシリンダ(3
4a、34b)の長さ方向に延びるための弁タッペト
(41)の移動に変換するための伝達機構(55)が設
けられていることを特徴とする。また、請求項11に記
載の本発明の治療椅子または頭支持体は、請求項1ない
し10のうちのいずれかの項に記載の治療椅子または頭
支持体において、作動部材(45)は好ましくは枢動平
面に対して平行に延びる作動表面を有しており、任意の
枢動位置において弁(39)または弁タペット(41)
または伝達機構(55)を作動することが可能であるよ
うな大きさであることを特徴とする。また、請求項12
に記載の本発明の治療椅子または頭支持体は、請求項1
ないし11のうちのいずれかの項に記載の治療椅子また
は頭支持体において、ピストンシリンダ(34a、34
b)は関連ジョイント(24、25)のジョイント部分
に枢動可能に連結されていることを特徴とする。また、
請求項13に記載の本発明の治療椅子または頭支持体
は、請求項1ないし12のうちのいずれかの項に記載の
治療椅子または頭支持体において、第1ジョイント(2
4)および第2ジョイント(25)はリンク(23)の
端部に配置されていることを特徴とする。また、請求項
14に記載の本発明の治療椅子または頭支持体は、請求
項13に記載の治療椅子または頭支持体において、第2
ジョイント(25)は関連ジョイント部分の傾斜肢部
(31c)に配置されていることを特徴とする。また、
請求項15に記載の本発明の治療椅子または頭支持体
は、請求項1ないし14のうちのいずれかの項に記載の
治療椅子または頭支持体において、グリップ部分(8
a)は頭支持体(7)の下側に配置されていることを特
徴とする。
【0007】本発明による構成では、関連ジョイントを
設定位置に拘束するピストンシリンダを有する固定装置
が用いられている。頭支持体のより大きい負荷で、設定
位置におけるその位置決めが確保される。ピストンシリ
ンダが特に適切であり、その作用室には、小さい圧縮性
によりピストンシリンダの拘束、かくしてジョイントの
拘束をもたらす流体、詳細には、オイルが満たされてい
る。この係止を取り外すには、僅かな労苦、詳細には、
僅かな手による操作、つまり、作用室を互いに連結する
連結管路における弁の開放が必要とされる。この手段は
僅かな労苦、詳細には僅かな力の付加、および小さい移
動で行なうことができ、したがって、弁の開閉を迅速に
操作容易な方法で実施することができる。この種類のピ
ストンシリンダはそれ自身、技術品市場で得ることが可
能であって、今日まで他の目的で用いられていた公知の
部品である。
【0008】本発明の更に他の展開により、同様に、取
り扱いに関して僅かな労苦で頭支持体の調整および設定
を可能にし、それにより片手操作で頭に合わせ調整して
所望位置に設定することが可能である。ここで、作動部
材を支持するグリップ部分と作動部材とを好ましくは側
部から掴むことによって頭支持体を迅速に操作容易な方
法で把持することができ、頭支持体をその設定移動で案
内することができる。それにより作動部材を操作する手
の親指により、或いは少なくとも1つの対向指と共に、
移動させ、詳細には、その解放位置へ押し入れることが
できる。この掴み位置では、頭支持体は同時に操作手に
しっかりと保持され、それにより頭支持体を第1ジョイ
ントおよび第2ジョイントの両方を中心として移動させ
て所望の支持位置にすることが可能である。この位置で
は、作動部材の圧力解放のみが必要とされ、それにより
作動部材はその弾性戻り力により自己作用でその係止位
置へ移動され、この係止位置では、ジョイントが拘束さ
れる。この構成の更に他の利点は右利きの人にも左利き
の人にも適していることである。
【0009】第1ジョイント用および/または第2ジョ
イント用の本発明による構成を提供することが可能であ
る。2つのジョイントの各々と本発明による各々のピス
トンシリンダを関連させる場合、両ピストンシリンダ用
に共通の作動部材を設け、両ジョイントが作動部材の作
動により係止解除され、作動部材の解放で係止(拘束)
されるようにすることが特に有利である。この構成で
は、両ジョイントの同時移動で選択的な支持体の位置を
手動の移動で設定することができるので、頭支持体は特
に迅速に操作し易い方法で設定可能である。しかも、こ
れに関して、ジョイントの移動平面と平行に延びる作動
表面を作動部材に形成するのが有利であり、この作動表
面はいずれの枢動位置でも関連弁部材を作動することが
可能であるような大きさである。
【0010】更に、本発明による構成は、設定装置に簡
単に一体化することができ、信頼ある機能を可能にする
簡単でコンパクトな且つ経済的に製造可能な構成におい
て顕著になる。
【0011】
【発明の実施の形態】全体的に1で示す歯科または医療
用治療椅子の主部品は、好ましくは垂直な長さ方向中間
平面Eにおける位置に設定可能であって、脚支持体3を
有する座部分2と、治療椅子1の横方向に延びる水平ジ
ョイント軸線を有する背もたれジョイント5により座部
分2の後端部で座部分2と連結され、詳細には図示して
いない第1設定装置により直立着座位置とほぼ水平な横
たわり位置との間でジョイント軸線のまわりに移動する
ことができ、また第1固定装置により各調整位置に固定
することができる背もたれ4と、背もたれ4の長さ方向
に延びる1つまたは2つのキャリヤロッド9によって背
もたれ4に調整可能に設けられた基体8を有する頭支持
体7とである。12は主に歯科医が使用する治療器具1
3用の調整可能な第1キャリヤを示しており、14は主
に助手が使用する治療器具15用の第2の調整可能なキ
ャリアを示している。
【0012】背もたれ4と調整可能に連結され、且つ或
る力の運動で解放する(または、抑える)ことができる
図2に示す固定装置11によって固定可能であり、背も
たれ4の長さ方向に延びるキャリアロッド9は頭支持体
ホルダ16を構成している。このホルダにおいて、頭支
持体7は、治療椅子1の垂直な長さ方向中間平面Eにお
いてピボット装置17によって調整可能であり、且つ頭
支持体7を、その前方側または上方側にクッション21
を配置して患者の頭に対して所望の支持位置に設定する
ために、全体として19として示す第2固定装置によっ
て各ピボット位置に固定可能に保持される。このように
構成された第2設定装置を全体として22として示して
ある。
【0013】ピボット装置17はリンク23を有してお
り、このリンク23は、その一端が第1ジョイント24
により長さ方向中間平面Eにおいて枢動可能となるよう
に頭支持体ホルダ16と連結されているとともに、その
他端部が第2ジョイント25により基体8のジョイント
部分と連結されている。リンク23はいわゆる開放型リ
ンクであり、すなわち、互いから水平方向の間隔を有す
る2つのリンクウェッブ23aよりなり、これらのウェ
ッブ23aは好ましくは上端部または下端部に配置され
た横部材23bにより剛性のリンク部品に安定に固定さ
れており、それによりリンクウェッブ23aの端部は横
部材23bから自由に突き出て延びている。第1ジョイ
ント24は、ここではほぼ円筒形体の形態の基部27に
配置されており、この基部27には、リンク23用のジ
ョイント凹部28が位置決めされており、それによりジ
ョイントボルトと関連したジョイント軸線24aが基部
27において偏心して、ここでは、上方に片寄って配置
されている。ジョイント凹部28により構成された基部
27の端部分の領域には、例えば、割線方向の挿入穴2
9がキャリアロッド9の横断する空間に配置されてお
り、これらの穴29にキャリアロッド9が挿入され、固
着要素により固定される。
【0014】頭支持体側の第2ジョイント25のジョイ
ント部分はリンク23と同様に、細長い基部キャリア3
1の2つの側部基体ウェッブ31aにより構成されてお
り、ウェッブ31aには、基体シェル32が固定されて
おり、基体シェル32は、第2ジョイント25の領域に
おいて下方側に中空箱形のボディ部分32aを有してお
り、これは、好ましくは1つの部片に形成される。上方
側にクッション21を支持しており、このクッション2
1は好ましくは、解放可能にクリップ留めすることがで
きるようにして基体シェル32に取付けられている。こ
の目的で、簡単化のために図示していない1つまたはそ
れ以上の押えスタッド連結部を利用してもよい。
【0015】リンクウェッブ23aおよび基体ウェッブ
31aは、第2ジョイント25を形成するために、上方
および斜め下方に曲げられ、互いに係合するウェッブ延
長部23c、31cを有しており、これらのウェッブ延
長部23c、31cの領域に第2ジョイント25が形成
され、例えば、ジョイントボルトがジョイント穴におけ
るウェッブ延長部を通り、それに固定されている。第2
ジョイント25を受け入れるために、基体シェル32は
関連領域に凹部33を有しており、この凹部は側ボディ
ウェッブ8b間に延びて前方に出ている。これらの手段
により、特に図2に示すように、空間の節約または低い
姿勢の構成が達成され、この構成では、リンク23がそ
の高さでウェッブ8b間の枢動位置に配置されており、
基体キャリア31がリンク23の上方で比較的近くに位
置決めされている。
【0016】第1および第2ジョイント24、25と関
連された固定装置19a、19bは原則的に互いに同じ
に構成されており、これらの固定装置19a、19bは
各々ピストンシリンダ34a、34bを有しており、ピ
ストン35の両側に配置された作用室36、37は選択
的に開閉するように弁39が配置された連結管路38に
より互いに連結されており、連結管路38は長さ方向に
移動可能に案内される弁タペット41により開放され、
例えば、ばね力により自己作用で閉じる。図7による好
例の実施例では、連結管路38および弁39はピストン
35に配置されており、それにより連結管路38はピス
トン35の両側に通じており、弁39の弁体をピストン
ロッド42の長さ方向孔に移動可能に設けられた弁タペ
ット41によりその開放位置に変位させることができ
る。これは戻りばね41aの弾性戻り力に抗して弁タペ
ット41の押し込みにより行なわれ、戻りばね41aは
弁タペット41を図7に示す開放位置に戻し、この開放
位置では、弁39から離れた方の弁タペット41の接触
端部41bはピストンロッド42を超えて突出する。ピ
ストンロッド42の自由端部領域は雄ねじ部の形態の連
結部42aを有している。シリンダ43の反対端部は連
結要素42bを有しており、この連結要素42bは例え
ば、横方向に延びるジョイント穴(図2)を有するねじ
付けジョイントアイの形状で形成され、かくして、後述
のジョイントと連結されている。ジョイントアイは簡単
化のために図7には図示していない。ピストン35は例
えばこれにねじ込まれる同軸に配置されたピストンロッ
ド部分42c、42dを両側に有しており、一方のピス
トンロッド部分42cは弁タペット41が軸方向に変位
可能に設けられる軸方向挿通孔42eを有している。厚
い弁体41eを有する弁タペット41の内端部に圧接す
る弁ピン42dは弁座39aおよび弁タペット41に向
かう方向に戻りばね41aにより付勢されている。戻り
ばね41aはピストンロッド部分42dの盲穴42fに
配置されてもよい。連結管路38は一方のピストンロッ
ド部分42cを通り、弁座を通り、部分的に盲穴42f
を通り、且つできるだけ他方のピストンロッド部分42
dの2部分壁部を通って延びており、かくして開放弁3
9と共に2つの作用室36、37を互いに連結してい
る。ピストンロッド部分42c、42dが同じ横断面サ
イズであるので、作用室36、37の横断面サイズは同
じである。ピストン室37はピストンシリンダ34a、
34bの中空シリンダに固定配置された分割壁部により
境界決めされており、この分割壁部は密封的に穴内のピ
ストンロッド部分42dにより貫通されており、それに
よりピストンロッドがその背後に配置された自由室34
cに入り得る。弁タペット41を破線で示す位置41c
(図7)へ数ミリだけ右側に押すと、弁39は開弁さ
れ、ピストン35をピストンロッド部分42c、42d
および弁タペット41と共に両方向に選択的に自由に変
位することができ、それにより流体媒体、例えば、オイ
ルが弁開口部を通って流れる。弁タペット41を解放す
ると、弁39はばね力により自己作用で閉じる。これら
の手段により、ピストンロッド42をいずれの所望のス
トローク位置でも変位しないように拘束することがで
き、それにより第1または第2ジョイント24、25の
固定すなわち拘束を行なう。
【0017】ピストンシリンダ34a、34bは各々、
関連ジョイント24、25の2つのジョイント部分と枢
動可能に連結されており、それにより連結箇所は各々、
関連ジョイント24、25のジョイント軸線から間隔す
なわち片寄りV1、V2(図2)を有している。この構
成により、リンク23および/または基体8の枢動で、
関連シリンダピストンは各々の場合に枢動方向に応じて
押し込まれるか、或いは押し出される。しかしながら、
これは弁39が開いておれば、可能であるだけである。
弁39は閉じていれば、各ジョイント24、25は関連
ピストンシリンダ34a、34bにより拘束される。ジ
ョイントを解放し、且つ弁39を開弁するために、弁3
9を開弁するように、関連弁タペット41を作動部材4
5の手動の作動により移動させ、この場合、押し込む。
作動部材45は、例えば、これに作用する戻りばねによ
り生じる直接または間接的に作用する弾性戻り力を受け
る。作動部材45に対する手動圧力が減じるやいなや、
或いは基体部分8aが移動されるやいなや、作動部材4
5は自己作用で閉じる弁39を閉じる初めの位置に自己
作用で移動する。
【0018】作動部材45は各ピストンシリンダ34
a、34bと関連されるのがよい。取り扱いの簡単化の
ために、且つ片手操作を可能にするために、共通の作動
部材45を2つのピストンシリンダ34a、35aと関
連させることが有利であり、この共通の作動部材45の
作動で両弁39が開弁し、且つ両ジョイント24、25
が解放される。共通の作動部材45の解放により両ジョ
イント24、25が自己作用で拘束される。
【0019】好例の本実施例では、ピストンシリンダ3
4aは第3ジョイント46により基部27と連結されて
おり、第3ジョイント46は、第1、第2および第3ジ
ョイント24、25、46が仮想の三角形のコーナをな
すように、リンク23の横方向に第1ジョイント24に
対して片寄っている。好例の本実施例では、図2でわか
るように、第3ジョイント46は第1ジョイント24に
対して片寄り量V1だけ下方に片寄っている。ピストンシ
リンダ34aの他端部すなわち後端部は好ましくは第2
ジョイント25に一体化された第4ジョイント47によ
りリンク23と連結されている。この目的で、横ヘッド
48aをピストンシリンダ34aに連結し、好ましくは
ねじ付け、ここでは、そのピストンロッド42と連結す
ることが適しており、この横ヘッドは1つまたは2つの
横方向貫通側ジョイントボルト49によりリンク23a
および基体ウェッブ31aを外側まで貫通しており、そ
れにより第2ジョイント25および第4ジョイント47
が同時に形成される。好ましくは、第2ジョイント25
を形成するために、リンク23および/または基体キャ
リア31は肢部が互いに向けられて傾斜を有する形に形
成されている。これらの手段により、特に図2でわかる
ように、枢着状態でコンパクトな構成が達成される。好
例の本実施例では、基体ウェッブ31aはウェッブ延長
部31cが横方向または斜め下方に延びて傾斜を有する
形に形成されている。
【0020】原則的に、同じようにして、上方ピストン
シリンダ34bはその後端部が第2ジョイント25に対
して片寄り量V2だけ片寄ってリンク23と連結されて
いる。この目的で、リンク23は図2で最もはっきりわ
かるように上方に傾斜された突出ウェッブ延長部23c
を有しており、これらのウェッブ延長部23cはジョイ
ント穴51を有しており、この穴51に、1つまたは2
つの横方向貫通側ジョイントボルト52により横ヘッド
48bが横ヘッド48aに対応して設けられ、それによ
り横ヘッド48bはピストンシリンダ34bのピストン
ロッド42に連結され、詳細には、ねじ付けされる。こ
れらの手段により、ピストンシリンダ34b用の第5ジ
ョイント53が形成されており、この第5ジョイント5
3は第2ジョイント25に対して横方向に片寄ってお
り、ここでは、量V2だけ上方に片寄っている。ピスト
ンシリンダ34bの前端部は基体シェル32に設けられ
ており、本実施例では、枢動平面内で枢動可能に基体シ
ェルに形成された第6ジョイント54に自己支持式に形
成されている。同様に、第2、第5および第6ジョイン
ト25,53,54は仮想の三角形のコーナに位置決め
されている。
【0021】ピストンシリンダ34a、34bの両方
は、弁タペット41が互いに近接して配置され、且つ好
ましくは弁タペット41を共通に作動部材45により作
動することができるように、ピストンシリンダのピスト
ンロッド42が後方に向けられて配置されている。作動
部材45の移動方向は枢動方向に対して直角に向けられ
ており、且つ弁タペット41の移動方向が枢動平面にあ
るので、作動部材45と弁タペット41との間に伝達機
構55が必要とされる。しかも、ピストンロッド42か
ら突出している弁タペット41の接触端部41bが枢動
中に円形の弧状移動を行なうので、いずれの枢動位置で
も好ましくは関連した両伝達機構55と連結されるよう
な作動部材45の形状が必要とされる。この目的で、作
動表面が枢動平面または長さ方向中間平面Eと平行に延
びる作動板45aを作動部材45に配置することが適し
ている。作動板45aはいずれの枢動位置でも伝達機構
55と駆動連結状態にあるように寸法決めされている。
好例の本実施例では、ガイドにおいて枢動平面に対して
横方向に移動可能な作動ボルト56によって形成された
各ピストンシリンダ34a、34b用の伝達機構55が
設けられており、作動部材45側の作動ボルトの端部は
作動板45aに圧接しており、作動ボルト56は作動部
材45の内方移動で弁39が開弁されるように接触端部
41bと接触状態にある湾曲または斜めの表面57を有
している。作動ボルト56の戻りは作動ボルト56を介
して作動部材45の戻り移動のために役立つことができ
るばねによって行なわれる。図6でわかるように、作動
ボルト56は横ヘッド48a、48b上で関連接触端部
41bの両側に配置された取付け壁部58においてそこ
に形成されたガイド穴に設けられている。作動ボルト5
6の回転を防ぐために、作動ボルト56と取付け壁部5
8のうちの一方との間に回転止め体が設けられており、
この回転止め体は関連した取付け壁部58と作動ボルト
56のスロットとを貫通するピンにより構成されてい
る。他方の伝達機構55も対応して形成されている。
【0022】作動部材45は基体キャリア31および/
または基体シェル32においてガイド61で案内され
る。好例の本実施例では、ガイド61はリンク23また
はリンクウェッブ23aの後方に延長された延長部材2
3dの2つのガイド穴62a、62bにより構成されて
おり、それにより作動部材45はガイド穴62a、62
bに嵌合する2つの内方に突出したガイドロッド63
a、63bを有している。案内のために、或いは追加の
案内のために、作動部材45を挿入することができる開
口部の開口縁部64を設けてもよい(図6参照)。戻り
ばねとして延長ばね65が設けられており、この延長ば
ね65は作動部材45から離れた方の取付け壁部58と
関連した作動ボルト56との間に配置され、その端部が
これらの2つの部分に取付けられるようにしてもよい。
【0023】延長部分31cが近傍の作動ボルト56の
領域に位置決めされていれば、例えば、作動ボルト56
の関連端部が通ることができる湾曲した細長い穴60が
延長部分31dに設けられることが必要である(図
6)。
【0024】一方では、基体部分8a及び作動部材45
の上方に水平に測定した寸法a(図4)、他方では、基
体部分8aの後側からの作動部材45の平均間隔bは、
基体部分8aおよび作動部材45を矢印で示す下から或
いは背後から操作し、作動部材の押し込み移動を手で把
持することができ、且つ、操作し易い方法で手で行なう
ことができるような大きさである。それにより、操作す
る手の1本またはそれ以上の指で矢印67で示す基体部
分8aの反対側に対立する力を及ぼす。この操作位置に
おいて、ジョイント24,25が外され、頭支持体7
を、片手操作の場合、同じ一方の手で所望の枢動位置す
なわち支持位置へ枢動させることができる。作動部材4
5が解放されるやいなや、この作動部材45は弾性ばね
力によりその始めの位置に戻り、それによりジョイント
24、25が自己作用で拘束される。
【0025】特に、指の損傷を回避し且つ/或いは頭支
持体7の外観を向上させるために、図2に示すカバー部
分68によってリンク23を覆うことができる。
【0026】69は作動部材に一体に形成された肢部を
示しており、この肢部は外側でジョイントシール32に
係合し、作動部材45用のガイド穴の関連縁部の上方を
覆っている。
【0027】頭支持体7のむずかしい位置でも、取り扱
いを容易にするために、頭支持体には、特に両側には、
例えば、基体8または基体シェル32に取り付けられ、
好ましくは、それに形成される突出したグリップ部71
を設けるようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】最後に、更に下記の利点を述べる。無段
階設定が達成され、それにより機械的ラチェット機構が
必要とされない。信頼性のある作動が可能である。頭ク
ッション21から背もたれクッションへの水平方向変化
部を設定することができる(子供の治療)。頭クッショ
ン21を背もたれクッションに直接押し付けることがで
きる。また、操作および設定を高荷重下で行なうことが
できる。簡単な取付けおよび取外しが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 側部から見た本発明による治療椅子の図であ
る。
【図2】 側部から見た本発明による治療椅子の頭支持
体の図である。
【図3】 背後から見た頭支持体の図である。
【図4】 上方から見た頭支持体の図である。
【図5】 枢動支持位置にある頭支持体の幾らか拡大し
た図である。
【図6】 背後および上方から斜めに見た頭支持体の斜
視図である。
【図7】 ピストンロッドの液圧係止位置に位置決めさ
れた頭支持体用のピストンシリンダの軸方向断面図であ
る。
【符号の説明】
1 治療椅子 2 座部分 3 脚部支持体 4 背もたれ 5 背もたれジョイント 7 頭支持体 8 基体 8a グリップ部分 17 ジョイント装置 19a 固定装置 19b 固定装置 23 リンク 24 第1ジョイント 25 第2ジョイント 34a ピストンシリンダ 36 作用室 37 作用室 38 連結管路 39 弁 42 ピストンロッド 45 作動部材 55 伝達装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 500577585 Bismarckring 39 D− 88400 Biberach/Riss (72)発明者 フォン バンク レインハルト ドイツ,シェメルホッフェン D−88433, ベートヴェンヴェーク 6 (72)発明者 ラップ カールハインツ ドイツ,ミッテルヴィベラッハー D− 88441,リンデンシュトラーセ 33

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背もたれ(4)、頭支持体(7)を有し
    ており、第1ジョイント(24)を有するジョイント装
    置(17)により頭支持体(7)が背もたれ(4)に枢
    動可能に連結され、且つ固定装置(19a)により各枢
    動位置に固定可能である医療または歯科医治療椅子
    (1)において、固定装置(19a)は2つの作用室
    (36、37)を備えたピストンシリンダ(34a)を
    有しており、該ピストンシリンダは第1ジョイント(2
    4)のジョイント部分と連結されており、作用室(3
    6、37)は選択的に開閉することができる弁(39)
    が配置された連結管路(38)により互いに連結されて
    おり、弁(39)を選択的に開閉するための作動部材
    (45)が設けられていることを特徴とする医療または
    歯科医治療椅子(1)。
  2. 【請求項2】 背もたれ(4)、頭支持体(7)を有し
    ており、頭支持体(7)が第1ジョイント(24)を有
    するジョイント装置(17)により背もたれ(4)に枢
    動可能に連結され、且つ固定装置(19a)により各枢
    動位置に固定可能である医療または歯科医治療椅子
    (1)用の頭支持体(7)において、固定装置(19
    a)は2つの作用室(36、37)を備えたピストンシ
    リンダ(34a)を有しており、該ピストンシリンダは
    第1ジョイント(24)のジョイント部分と連結されて
    おり、作用室(36、37)は選択的に開閉することが
    できる弁(39)が配置された連結管路(38)により
    互いに連結されており、弁(39)を選択的に開閉する
    ための作動部材(45)が設けられていることを特徴と
    する医療または歯科医治療椅子(1)用の頭支持体
    (7)。
  3. 【請求項3】 作動部材(45)は、頭支持体(7)に
    配置されたグリップ部分(8a)の一方の側に配置され
    ており、操作手の親指および少なくとも1本の指により
    グリップ部(8a)とともに掴むことができ、且つ圧力
    を手で及ぼすことによって戻り力に抗して移動可能であ
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の治療椅子
    または頭支持体。
  4. 【請求項4】 ピボット装置(17)は第2固定装置
    (19b)によって固定可能な第2ジョイント(25)
    を有しており、第2固定装置(19b)は作動部材(4
    5)により解放可能であり、それにより第2固定装置
    (19b)は好ましくは2つの作用室(36、37)を
    備えたピストンシリンダ(34b)を有しており、該ピ
    ストンシリンダ(34b)は第2ジョイント(25)の
    ジョイント部分と連結されており、また作用室(36、
    37)は弁(39)が配置された連結管路(38)によ
    って互いに連結されており、上記弁を作動部材(45)
    により選択的に開閉することができることを特徴とする
    請求項1ないし3のうちのいずれかの項に記載の治療椅
    子または頭支持体。
  5. 【請求項5】 頭支持体(7)に関して、作動部材(4
    5)が長さ方向側部に配置されていることを特徴とする
    請求項1ないし4のうちのいずれかの項に記載の治療椅
    子または頭支持体。
  6. 【請求項6】 両固定装置(19a、19b)用の共通
    の作動部材(45)が設けられていることを特徴とする
    請求項4または5に記載の治療椅子または頭支持体。
  7. 【請求項7】 連結管路(38)はピストンシリンダ
    (34a、34b)のピストン(35)を通って延びて
    いることを特徴とする請求項1ないし6のうちのいずれ
    かの項に記載の治療椅子または頭支持体。
  8. 【請求項8】 弁(39)はピストンシリンダ(34
    a、34b)のピストン(35)またはピストンロッド
    (42)に配置されていることを特徴とする請求項7に
    記載の治療椅子または頭支持体。
  9. 【請求項9】 ピストンロッド(42)において弁タペ
    ット(41)が長さ方向に変位可能に案内されることを
    特徴とする請求項8に記載の治療椅子または頭支持体。
  10. 【請求項10】 作動部材(45)はピストンシリンダ
    (34a、34b)の長さ方向軸線に対して横方向に移
    動可能であり、作動部材(45)と弁(39)との間に
    は、作動部材(45)の移動を弁(39)がピストンシ
    リンダ(34a、34b)の長さ方向に延びるための弁
    タッペト(41)の移動に変換するための伝達機構(5
    5)が設けられていることを特徴とする請求項1ないし
    9のうちのいずれかの項に記載の治療椅子または頭支持
    体。
  11. 【請求項11】 作動部材(45)は好ましくは枢動平
    面に対して平行に延びる作動表面を有しており、任意の
    枢動位置において弁(39)または弁タペット(41)
    または伝達機構(55)を作動することが可能であるよ
    うな大きさであることを特徴とする請求項1ないし10
    のうちのいずれかの項に記載の治療椅子または頭支持
    体。
  12. 【請求項12】 ピストンシリンダ(34a、34b)
    は関連ジョイント(24、25)のジョイント部分に枢
    動可能に連結されていることを特徴とする請求項1ない
    し11のうちのいずれかの項に記載の治療椅子または頭
    支持体。
  13. 【請求項13】 第1ジョイント(24)および第2ジ
    ョイント(25)はリンク(23)の端部に配置されて
    いることを特徴とする請求項1ないし12のうちのいず
    れかの項に記載の治療椅子または頭支持体。
  14. 【請求項14】 第2ジョイント(25)は関連ジョイ
    ント部分の傾斜肢部(31c)に配置されていることを
    特徴とする請求項13に記載の治療椅子または頭支持
    体。
  15. 【請求項15】 グリップ部分(8a)は頭支持体
    (7)の下側に配置されていることを特徴とする請求項
    1ないし14のうちのいずれかの項に記載の治療椅子ま
    たは頭支持体。
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