JP2001286820A - 排水枝管の更生方法 - Google Patents

排水枝管の更生方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マンションのような複数階建ての建造物で、
1つの排水竪主管に接続した各階専用の排水枝管の内面
を各排水枝管と排水竪主管を切離さずに短期間に研磨、
塗装を行って更生する排水枝管の更生方法を提供するこ
と。 【解決手段】 複数階の建造物で、各階専有部の排水枝
管11a、11b、11cからの排水を1つの排水竪主
管10に集合して排水する排水枝管を更生する際、選択
された1つの排水枝管11aの排水口Aから加圧空気を
送り、この空気流に研磨材を乗せて適切な流速で管内に
供給し、同時に他のすべての排水枝管の排水口及び排水
竪主管の上端開口を塞ぐと共に排水竪主管10の下端か
ら管内の空気を吸引し、排水竪主管10と更生中の排水
枝管との接続部12a、12b、……における管内圧力
が、大気圧又はそれ以下になるように加圧空気の供給圧
又は排水竪主管からの吸引圧力のいずれか一方又は両方
を制御することで研磨し、その後研磨された排水枝管を
同様の方法により塗装することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は排水枝管の更生方法
に関し、更に詳細には、例えばマンションのような複数
階建ての集合住宅等において、共同排水設備である1つ
の排水竪主管に接続されている各階の生活水廻り設備か
ら延びている専用の排水枝管を更生(リニューアル)す
る排水枝管の更生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばマンションのような中高層
の集合住宅では、各階におけるトイレ、台所、風呂場等
の生活水廻り設備から延びた排水管(各階専有部分にお
ける排水枝管)は共同配水設備である1つの排水竪主管
に接続され、この排水竪主管に各階からの生活排水を集
合して下水若しく浄化槽などに排水している。言い換え
れば、中高層の集合住宅等においては、少なくとも1つ
の排水竪主管に各階ごとの排水枝管が接続されている。
【0003】このような排水枝管についてその更生は、
排水口の形状が非常に複雑であり、また仮設配管の設置
が困難であると共に工期に制約があるなどの理由から従
来ほとんど実施されてはない。最近になって、排水竪主
管の末端から大型の吸引装置で管内を真空にし、各階専
有部分における排水枝管に排水口から空気と共に研磨材
や塗料を吸引させて排水枝管の内面を研磨及び塗装する
技術が提案され、その実用化を目指して更に具体的な施
工技術が検討されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
提案されている前述の排水枝管の更生方法は、各排水枝
管の排水口から投入した研磨材や塗料を排水竪主管の末
端に取り付けた大型の吸引装置で吸引することで管内に
流すため、相当な吸引圧力を必要とする。しかし、実用
的な吸引装置で吸引した場合でも、吸引装置と排水口と
の間で取り得る最大差圧は90KPa迄である。
【0005】集合住宅などにおける排水枝管、例えば雑
排水枝管の管径は、通常、32A〜65A、汚水用の排
水枝管の場合には80Aである。腐食した亜鉛メッキ鋼
管内に空気で珪砂等の研磨材を送って研磨する場合、必
要な空気流速は、管径と管の長さにもよるが、最低でも
約60m/秒以上必要であり、管内の錆が強固な場合に
は約100m/秒以上の流速が必要である。
【0006】このようなことから、これらの排水枝管の
更生に必要な流速を、吸引装置による吸引力のみで得る
ことは非常に難しく、従来知られている最大の吸引装置
を使用しても排水管の管長及び管径によっては約60m
/秒程度が限度であると考えられている。
【0007】また、排水枝管の内面を塗装して更生する
時でも、排水枝管に空気流と共に塗料を流して行う場
合、塗料が環状二相流となって水平管の上部も塗装し得
るためには、塗料の粘度にもよるが、50m/秒以上の
空気流速が必要である。しかし、前述したように従来の
吸引装置では、排水管の管長及び管径によってはこのよ
うな流速を安定して得ることは難しいという問題があっ
た。
【0008】このようなことから、研磨材又は塗料を加
圧空気によって排水枝管に送ることも提案されたが、こ
の場合には、多量の空気を高速で流すため、管内の圧力
が上昇し、この排水竪主管に接続されている各階専有部
分における排水枝管に逆流して各階のトイレ、台所、或
いは風呂場等の生活水廻り設備から汚れた空気が噴出す
るという重大な問題を生ずることがある。
【0009】この場合、この排水竪主管に接続されてい
る各階の排水枝管の排水口を蓋などで厳重に閉鎖してお
けばよいが、実際に各階の生活水廻り設備のすべてに強
固な蓋をするのは排水口の構造上から困難な場合が多
い。そのため、排水枝管と排水竪主管をその接合部で切
離して施工することも考えられるが、通常、接合部はコ
ンクリート内に埋め込まれており、切離しが困難な場合
が多い。
【0010】本発明の目的は、かかる従来の問題点を解
決するためになされたもので、例えばマンションのよう
な複数階建ての建造物において、共同排水設備である1
つの排水竪主管に接続されている各階の生活水廻り設備
から延びている専用の排水枝管の内面を各階の排水枝管
と排水竪主管を切離すことなく、短期間に、かつ適正に
研磨し且つ塗装を行って更生する排水枝管の更生方法を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は排水枝管の更生
方法であり、前述した技術的課題を解決するために以下
のように構成されている。すなわち、本発明は、2階以
上の建造物において、各階の専有部に配管されている排
水枝管からの排水を1つの排水竪主管に集合して排水す
る排水枝管を更生する方法において、多数の排水枝管か
ら選択された1つの排水枝管の排水口から加圧空気を送
り、この加圧空気流に更生材料を乗せて適切な流速で管
内を流れるように排水枝管に供給すること、同時に、排
水枝管が接続されている排水竪主管の下端から管内の空
気を吸引すること、その際、他の排水枝管の排水口、他
の階の前記排水枝管の排水口と排水竪主管の上端開口を
塞ぎ、排水竪主管と更生中の排水枝管との接続部におけ
る圧力が、排水竪主管内の空気吸引との関係で、大気圧
若しくはそれ以下になるように加圧空気の供給圧又は排
水竪主管から吸引する吸引圧力のいずれか一方又は両方
を制御することから構成されることを特徴とする。
【0012】<本発明における具体的構成>本発明の排
水枝管の更生方法は、前述した必須の構成要素からなる
が、その構成要素が具体的に以下のような場合であって
も成立する。その具体的構成要素とは、更生材料が、排
水枝管内の付着物を除去して研磨する研磨材であり、排
水竪主管の下端から内部の空気を吸引することにより研
磨材を回収することを特徴とする。
【0013】また、更生材料を塗料とし、研磨後の排水
枝管内面を塗装して更生する場合にも同じである。更
に、本発明の排水枝管の更生方法は、集合住宅において
各階専有部分の生活水廻り設備からの排水を排水竪主管
に流す専有排水管の更生に適用することが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の排水枝管の更生方
法をその好適な実施形態について図を参照しながら更に
詳細に説明する。本発明の一実施形態は、複数階建て建
造物に設置されている排水竪主管に接続されている専有
枝管即ち排水枝管を更生する場合であり、図1にはこの
5階建ての集合住宅における排水竪主管10とこれに接
続されている各階専有部分に配管された専用の排水枝管
11a、11b、11c、……とが概略的に示されてい
る。
【0015】図1において、A、B、C、は排水枝管1
1aの排水口をそれぞれ示し、例えば、この建造物が集
合住宅の場合、Aは台所排水口、Bは浴室排水口、Cは
洗面排水口とする。Dはこれら排水枝管と排水竪主管1
0との接続点12aを示す。また、12b、12c、…
…は排水竪主管10と各排水枝管11b、11c、11
d、……との各接続点をそれぞれ示している。
【0016】このような既設の排水枝管11a、11
b、11c、……の内面を更生する場合には、最初に、
内面に付着している鉄錆や汚れ等を除去すべく研磨され
る。この時の研磨方法としては、図1に示されるよう
に、最上階の5階における排水枝管11aを更生する場
合、排水口A、B、Cから加熱空気を流して排水枝管内
を乾燥する。管内の汚れが激しい場合には各排水枝管を
高圧ジェット水で事前に粗洗浄しておくことが好まし
い。
【0017】次いで、排水竪主管10の最上部に連通す
る開口13及びこの排水竪主管10に接続されている更
生対象以外の各排水枝管11b、11c、11d、……
の排水口を適当な手段により塞ぐ。そして、更生を行う
排水枝管11aのA−D区間の排水口Aに、空気圧縮機
14にホース16でつながった空気分配器25に一端が
接続され、研磨材投入機15を介在させたホース22の
他端が入れられる。他の排水口B、Cも空気分配器25
とホース23、24で接続する。更に、排水竪主管の上
部の圧力を検出するための圧力計27を空気分配器の近
くに設置する。
【0018】その後、空気圧縮機14を運転し、研磨材
投入機15において研磨材である珪砂を混ぜた加圧空気
が排水枝管11aのA−D区間内に送り込まれる。この
時、送り込む空気の圧力は、この排水枝管11aの管径
を50Aとした時、この管径内での流速が100m/秒
に相当する13m3/分となるように、空気流量計26
で空気流量を見ながら空気分配器25の分配弁が調整さ
れる。この時、排水口B、Cに接続する空気分配器25
の分配弁を僅かに開けて空気を流し研磨材が排水口B、
Cに逆流するのを防止する。
【0019】一方、排水竪主管10の下部末端には、吸
引装置17から集塵機18及び研磨材セパレータ19を
介して延びるホース20が接続され、排水竪主管10内
の空気が吸引される。この時、排水竪主管の管径を65
A、排水枝管A−D区間を8mとする時、吸引装置17
による吸引力をマイナス18KPaに調整し排水枝管A
部の圧力が50KPaになるようにすると、空気流量が
13m3/分で排水竪主管10と排水枝管11aとの接
続点12aでの管内圧力がほぼ大気圧かそれより低くな
る。そして、排水竪主管内の圧力を、排水竪主管の上部
圧力を検出する圧力計27で確認する。
【0020】通常、排水竪主管10の管径は排水枝管1
1a、11b、11c、……の管径よりも1〜2サイズ
大きい。従って、排水枝管11a、11b、11c、…
…の研磨空気量に対して排水竪主管10での圧力損失は
少なく、吸引装置17の吸引能力はマイナス20KPa
程度あればよく、全て吸引のみで行う場合に比べて使用
する吸引装置17の能力を大幅に軽減することができ
る。
【0021】これにより、5階専有部分における排水枝
管11aと排水竪主管10との接続点12a以外の同様
な接続点12b、12c、12d、……では、管内圧力
が大気圧か若しくはそれ以下となり、各階専有部分に配
管された排水枝管11b、11c、……の各排水口から
加圧空気が噴出したりすることはない。
【0022】他の排水枝管11b、11c、……を更生
のために研磨する場合には、まったく同じ手順で行われ
る。その際、排水枝管の内面から剥がれた付着物や研磨
材は、排水竪主管10の末端に接続さているホース20
を介して研磨材セパレータ19に吸い込まれ、ここで空
気と分離されて集塵機18に捕捉され、空気は吸引装置
17から排気される。
【0023】この結果、排水枝管11aの内面は、各階
専有部分に配管された排水枝管の排水口から加圧空気を
噴出することなく、その後の塗装に必要な程度まで良好
に研磨できる。なお、この排水枝管11aに接続されて
いる更なる分岐管(B−D区間、及びC−D区間)につ
いても同様に洗浄、研磨することができるし、また、他
の排水枝管11b、11c、……についてもまったく同
様に洗浄、研磨することができる。
【0024】上述のようにして洗浄、研磨された排水枝
管11a、11b、11c、……の内面は、その後、塗
装される。この時の塗装方法は、基本的には前述した研
磨方法と同じである。すなわち、排水枝管11aのA−
D区間を塗装する場合、排水口Aから加圧空気で塗料を
適切な空気流量で管内に送りながら排水竪主管10の末
端から吸引装置17により排水枝管11aと排水竪主管
10との接続点12aでの管内圧力が大気圧若しくはそ
れ以下になるように吸引するものである。
【0025】具体的には、図2に示されるように、排水
竪主管10の最上部に連通する開口13及びこの排水竪
主管10に接続されている更生対象以外の各排水枝管1
1b、11c、11d、……の排水口を適当な手段によ
り塞ぐ。そして、更生を行う排水枝管11aのA−D区
間の排水口Aに、塗料供給器21が取り付けられ、塗料
供給器は空気圧縮機14にホース16を介して接続され
た空気分配器25につながったホース22の他端が入れ
られる。
【0026】その後、空気圧縮機14を運転し、加圧空
気と共に塗料が排水口Aから送り込まれる。塗料は、ビ
ニルエステル塗料やエポキシ塗料等二液性の速乾性塗料
を用いることが望ましい。排水枝管11aの管径を50
A、A−D区間の管長を8mとすると、ビニルエステル
塗料を用いる場合約1600gの塗料を空気流速50m
/sに相当する約7m3/分の加圧空気で排水口Aに送
り込む。
【0027】その際、排水竪主管10の末端に接続され
たホース20を介して吸引装置17によりマイナス10
KPaの吸引力で管内を吸引する時、排水口Aからの加
圧空気圧力を20KPaとすると、空気流量が7m3
分で接続点12aでの管内圧力は大気圧かそれより低く
なる。そして、排水竪主管内の圧力を、排水竪主管の上
部圧力を検出する圧力計27で確認する。この条件で、
管長によって定められた時間、塗料を流して排水枝管1
1aのA−D区間が塗装される。以下、同様にしてB−
D区間、及びC−D区間が塗装される。実際に行った塗
装時間は1階当たり20分であった。
【0028】また、他の階の専有部分に配管された排水
枝管11b、11c、……も同様にして塗装することが
できる。このように、排水枝管の塗装では、排水枝管の
管径よりも1〜2サイズ大きい排水竪主管へ向けて塗装
するので、特公昭60−21792号公報で述べられて
いる主管から加圧して枝管で吸引しながら塗装する場合
に比べて排水枝管の空気流速は加圧力を調整することに
より、管径や管長の制限を受けることなく適性流量で塗
装することができる。
【0029】また、塗装する排水枝管と排水竪主管との
接合部の管内圧力を大気圧以下となるように排水竪主管
の下端から吸引装置で吸引することにより排水竪主管内
は大気圧か負圧になるため、塗装中の排水枝管以外の排
水枝管内も大気圧か負圧になり、排水口から空気が吹き
出すことはない。その際、管内が負圧の場合に各排水口
に蓋等で閉鎖するのは容易であり、従って蓋の取付け作
業に困難性を生じない。
【0030】このようにしてすべての排水枝管の塗装が
終了した後に、各排水口から温風を流して塗膜を硬化さ
せる。ビニルエステル塗料の場合、約40℃の温風を送
ると、約1時間で塗膜は完全硬化することが確かめられ
ている。
【0031】前述した本発明における排水枝管の更生方
法によると、研磨材や塗料を排水口から加圧空気に乗せ
て送り込む時、排水竪主管に接続されている他の階の専
有部分に配管されている排水枝管の排水口から加圧空気
が噴出したりすることがないため、排水枝管と排水竪主
管とを切り離したりする必要がなく、非常に簡単に且つ
短時間に更生作業を行うことができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の排水枝管
の更生方法によれば、例えばマンションのような複数階
建ての建造物において、排水竪主管に接続されている各
階専有部分の排水枝管の内面を研磨し且つ塗装して更生
することが、他の階の専有部分に配管されている排水枝
管の排水口から加圧空気を噴出させたりすることなく、
短時間に且つ容易に行うことができ、しかも研磨による
付着物の除去や研磨程度も良好で、更に塗装も非常に均
一に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における排水枝管の更生方
法により排水枝管内の研磨を実施している状態を概略的
に示す構成説明図である。
【図2】本発明の一実施形態における排水枝管の更生方
法により排水枝管内の塗装を実施している状態を概略的
に示す構成説明図である。
【符号の説明】
A、B、C 排水枝管の各排水口 D 排水竪主管と排水枝管との接合点 10 排水竪主管 11a、11b、11c、…… 排水枝管 12a、12b、12c、…… 排水竪主管と排水枝管
との接続点 13 排水竪主管の最上部に連通する開口 14 空気圧縮機 15 研磨材投入機 16 ホース 17 吸引装置 18 集塵機 19 研磨材セパレーター 20 ホース 21 塗料供給器 22 ホース 23 ホース 24 ホース 25 空気分配器 26 空気流量計 27 圧力計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D061 AA04 AB10 3H024 EA01 EC04 ED01 EE01 3H025 EA03 EB13 EB23 EE04 4D075 AG08 AG21 AG26 BB20Z BB65Z CA47 DA14 DB02 DC05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2階以上の建造物において、各階の専有
    部に配管されている排水枝管からの排水を1つの排水竪
    主管に集合して排水する前記排水枝管を更生する方法に
    おいて、 多数の前記排水枝管から選択された1つの前記排水枝管
    の排水口から加圧空気を送り、この加圧空気流に更生材
    料を乗せて適切な流速で管内を流れるように前記排水枝
    管に供給すること、 同時に、前記排水枝管が接続されている排水竪主管の下
    端から管内の空気を吸引すること、 その際、他の前記排水枝管の排水口、他の階の前記排水
    枝管の排水口及び前記排水竪主管の上端の開口を塞ぎ、
    前記排水竪主管と更生中の前記排水枝管との接続部にお
    ける圧力が、前記排水竪主管内の空気吸引との関係で、
    大気圧若しくはそれ以下になるように加圧空気の供給圧
    又は前記排水竪主管から吸引する吸引圧力のいずれか一
    方又は両方を制御すること、から構成されることを特徴
    とする排水枝管の更生方法。
  2. 【請求項2】 前記更生材料が、前記排水枝管内の付着
    物を除去して研磨する研磨材であり、前記排水竪主管の
    下端から内部の空気を吸引することにより前記研磨材を
    回収することを特徴とする請求項1に記載の排水枝管の
    更生方法。
  3. 【請求項3】 前記更生材料が、前記排水枝管内を塗装
    する塗料であり、前記排水竪主管の下端から内部の空気
    を吸引することを特徴とする請求項1に記載の排水枝管
    の更生方法。
  4. 【請求項4】 前記建造物が集合住宅であり、前記排水
    竪主管に接続されている各階専有部分における排水枝管
    が各階の生活水廻り設備からの排水用であることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載の排水枝管の更生
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10030135B2 (en) 2012-08-17 2018-07-24 Cj Cheiljedang Corporation Biobased rubber modifiers for polymer blends
US10669417B2 (en) 2013-05-30 2020-06-02 Cj Cheiljedang Corporation Recyclate blends

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