JP2001280427A - 無端金属ベルト - Google Patents

無端金属ベルト

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JP2001280427A JP2000093342A JP2000093342A JP2001280427A JP 2001280427 A JP2001280427 A JP 2001280427A JP 2000093342 A JP2000093342 A JP 2000093342A JP 2000093342 A JP2000093342 A JP 2000093342A JP 2001280427 A JP2001280427 A JP 2001280427A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無端金属ベルトを構成するリング集合体の全
体としての耐久性の向上を図る。 【解決手段】 無端金属ベルトは、複数の金属製リング
R1,R2…が相互に摺動自在に積層されて形成されたリン
グ集合体31と、リング集合体31に摺動自在に支持された
多数の金属製ブロック32,32…とを有する。隣接するリ
ング間の摺接面である外側のリングR2,R3…の内周面に
は、潤滑油保有溝34が形成され、各ブロック32,32…の
サドル面324,324と摺接するリング集合体31の最内周の
リングR1の内周面は、潤滑油保有溝34が形成されていな
い平滑面35からなる。そのため、隣接するリング間の摺
接面は、潤滑油保有溝34に保有された潤滑油により潤滑
されて、摺接面の摩耗が低減される。さらに、各ブロッ
ク32,32…のサドル面32 4,324と摺接する最内周のリン
グR1の内周面は、表面あらさの程度が小さい平滑面35と
なっているので、該内周面の摩耗が低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、車両の無段変速
機等に使用される無端金属ベルトであって、複数の薄肉
の金属製リングが摺動自在に積層されて形成されたリン
グ集合体と、リング集合体の長手方向に並列してリング
集合体に摺動自在に支持された多数の金属ブロックとを
有し、一対のプーリに掛け渡されてトルクを伝達する無
端金属ベルトに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の無端金属ベルトとして、例えば
特公平2−22254号公報に開示された駆動ベルト
(無端金属ベルトに相当)は、複数のエンドレスなメタ
ルバンド(リングに相当)を重ねて構成されたバンドの
組合せ体からなるキャリア(リング集合体に相当)と、
該キャリアに摺動可能に組付けられた複数の横断部材
(ブロックに相当)とからなる。そして、各メタルバン
ドの内方側には交差した溝が形成されていて、該溝によ
り、相互に摺動運動するメタルバンド同士の摩擦が低減
されて、駆動ベルトの効率が改善されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、リング集合
体に作用する張力により各リングに発生する押圧力は、
より内側に位置するリングほど大きくなり、リング集合
体の最も内側のリングである最内周リングがブロックを
押し付ける押圧力が、その最大のものとなる。そのた
め、このような状態で、最内周リングとブロックとの間
で摺動運動が生じると、隣接するリング間に比べて、最
内周リングとブロックとの間で摩耗が生じやすい。そし
て、リングは薄肉であるうえに、リングには大きな張力
が作用していることから、この最内周リングの内周面の
摩耗の程度が、リング集合体、ひいては無端金属ベルト
の耐久性を決定する大きな要因の一つとなっている。
【0004】そこで、前記従来の駆動ベルトについてみ
ると、キャリアの最内周のメタルバンドの内方側にも溝
が形成されて、その最内周のメタルバンドの内方側が各
横断部材の上面と摺接することになる。しかしながら、
前述のように、最大の押圧力で横断部材を押し付けてい
る最内周のメタルバンドの内方側に溝が形成されている
と、該メタルバンドの内方側の摩耗が急速に進行するこ
とが判明した。
【0005】すなわち、図5は、内燃機関により駆動さ
れる無端金属ベルトを使用した無段変速機において、入
力トルクが161.8Nm、機関回転数が6000rp
m、速度比が0.61(増速状態)の運転条件の下での
実験結果を示すもので、時間の経過に対するリングの表
面あらさの指標である最大高さRmaxの変化を示すグラ
フであり、図6は、図5の結果に基づいて得られた、リ
ングの表面あらさ(最大高さRmax)に対する単位時間
当たりの表面あらさ(最大高さRmax)の変化量の変化
を示すグラフである。そして、従来の溝の深さは2.5
〜5.0μmであることから、これらグラフから、溝が
形成されているリングの表面では、摩耗が急速に進行す
ることがわかる。また、両グラフからは、表面あらさが
2.0μmRmax以下になると、摩耗の進行が極めて遅
くなることもわかる。
【0006】また、リングを製造する過程で、リングの
表面に溝が形成された後の熱処理や窒化等の表面硬化処
理により、リングにおいて溝が形成された面を含む表面
層には硬化層LH(図8参照)と残留圧縮応力が生じて
いる残留応力層とが形成される。
【0007】図7は、その硬化層LHが形成されたリン
グの表面からの距離に対する硬度HVの変化を示すグラ
フである。このグラフから、リングの表面の摩耗が進行
すると、硬度が小さい部分が露出することになり、摩耗
が進みやすくなることが判る。そして、前記従来の駆動
ベルトのように交差した溝(メッシュ状の溝)が形成さ
れたメタルバンドの内方面が摩耗すると、図8に図示さ
れるように、メタルバンドの表面は、硬度が大きい部分
と小さい部分とが混在した状態となり、その表面が均一
の硬度となっているときに比べて摩耗が進みやすくな
る。なお、図8においては、分かり易くするために、溝
を形成する多数の突条の幅C1および溝の深さC2は、実際
の寸法関係とはなっていない。なお、図中、摩耗前の表
面が二点鎖線で示されている。
【0008】また、図9は、その残留応力層が形成され
たリングの表面からの距離に対する残留応力の大きさの
変化を示すグラフである。このグラフからは、表面の摩
耗が進行すると、残留応力が小さい部分が露出するた
め、繰り返し応力が作用する最内周リングの内周面の疲
労強度が低下して、摩耗が進みやすくなり、さらに、硬
化層LHの場合と同様に、前記駆動ベルトにおいて、交
差した溝が形成されたメタルバンドの内方面の摩耗が進
行すると、残留応力が大きい部分と小さい部分とが混在
した表面となるため、応力が不均一となり、疲労強度が
低下する。
【0009】このように、従来の駆動ベルトでは、最内
周のメタルバンドの摩耗が著しいため、キャリアの耐久
性、ひいては駆動ベルトの耐久性の点で改善の余地があ
った。
【0010】本出願発明は、このような事情に鑑みてな
されたものであって、無端金属ベルトを構成するリング
集合体の全体としての耐久性の向上を図ることを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段および発明の効果】本出願
の請求項1記載の発明は、複数の薄肉の金属製リングが
相互に摺動自在に積層されて形成されたリング集合体
と、該リング集合体の長手方向に並列して該リング集合
体に摺動自在に支持された多数の金属製ブロックとを有
し、一対のプーリに掛け渡されて、一方の該プーリから
他方の該プーリにトルクを伝達する無端金属ベルトにお
いて、隣接する前記リング間の摺接面の少なくとも一方
の該摺接面には、潤滑油保有溝が形成され、前記各ブロ
ックのサドル面と摺接する前記リング集合体の最内周の
リングの内周面は、潤滑油保有溝が形成されていない平
滑面からなることを特徴とする無端金属ベルトである。
【0012】この請求項1記載の発明によれば、リング
集合体を構成する複数のリングにおいて、隣接するリン
グ間の摺接面は、潤滑油保有溝に保有された潤滑油によ
り潤滑されるため、それらリングの摺接面の摩耗が低減
される。さらに、各ブロックのサドル面と摺接する最内
周のリングの内周面は、表面あらさの程度が小さい面で
ある平滑面となっているので、該内周面の摩耗が低減さ
れ、そのうえ潤滑油保有溝が形成されていないため、摩
耗によって該内周面に、異なる硬度の部分および異なる
大きさの内部応力の部分が混在した表面が現出すること
が防止されて、この点でも該内周面の摩耗が低減され
る。そして、摩耗が低減されることで、内周面の表面層
の硬度および残留応力を長期に渡って維持することがで
きる。
【0013】その結果、隣接するリング間では摺接面の
潤滑油保有溝の存在によりそれらリングの摺接面の摩耗
が低減され、そして、最内周のリングの平滑面からなる
内周面とブロックのサドル面との摺接により最内周のリ
ングの内周面の摩耗が低減されることで、無端金属ベル
トを構成するリング集合体の全体としての耐久性を向上
させることができ、ひいては無端金属ベルトの耐久性を
向上させることができる。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の無
端金属ベルトにおいて、前記平滑面の表面あらさは、
2.0μmRmax以下であるものである。
【0015】この請求項2記載の発明によれば、内周面
の表面あらさの程度が小さいので、内周面の摩耗の進行
を極めて遅くすることができる。その結果、リング集合
体の全体としての耐久性をさらに向上させることができ
る。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項2記載の無
端金属ベルトにおいて、前記各ブロックの前記サドル面
の表面あらさは、2.0〜4.0μmRmaxであるもの
である。
【0017】この請求項3記載の発明によれば、最内周
のリングの内周面とブロックのサドル面との間の摩擦係
数を、両面の間に溝が形成されている従来技術に比べて
小さくすることができるので、摩耗を抑制しつつ許容入
力トルクを大きくすることができる。しかも、最内周の
リングの内周面およびブロックのサドル面のいずれの面
にも溝がないので、最内周のリングの内周面およびブロ
ックのサドル面間の面圧が減少することから、この点で
も最内周のリングの内周面の摩耗が低減される。
【0018】その結果、最内周のリングの内周面の摩耗
が一層低減されて、リング集合体の全体としての耐久性
をさらに向上させることができると共に、最内周のリン
グの内周面とブロックのサドル面との間の摩擦係数が小
さくなって、摩耗を抑制しつつ許容入力トルクを大きく
することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施例を図1な
いし図9を参照して説明する。図1は、本願発明の無端
金属ベルトを使用した車両用の金属ベルト式無段変速機
Tの概略説明図であり、該無段変速機Tは図示されない
変速機ケースに収容され、潤滑油の雰囲気中に置かれて
いる。車両に搭載された内燃機関Eのクランク軸1にダ
ンパ2を介して入力軸3が接続され、入力軸3は発進ク
ラッチ4を介して無段変速機Tの駆動軸5に接続され
る。駆動軸5に設けられた駆動プーリ6は、駆動軸5と
一体の固定プーリ半体7と、この固定プーリ半体7に対
して接離可能な可動プーリ半体8とを備えており、可動
プーリ半体8は油室9内の油圧により固定プーリ半体7
に向かって付勢され得る。
【0020】また、駆動軸5と平行に従動軸10が配置さ
れ、該従動軸10に設けられた従動プーリ11は、従動軸10
と一体の固定プーリ半体12と、この固定プーリ半体12に
対し接離可能な可動プーリ半体13とを備えており、可動
プーリ半体13は油室14内に作用する油圧により固定プー
リ半体12に向かって付勢され得る。可動プーリ半体8の
油室9および可動プーリ半体13の油室14は、油圧制御ユ
ニットU2に接続され、該油圧制御ユニットU2は電子制御
ユニットU1からの制御信号で作動される。
【0021】そして、後述する無端金属ベルト30が、駆
動プーリ6および従動プーリ11に掛け渡されている。ま
た、従動軸10には、該従動軸10から無端金属ベルト30に
向かって潤滑油穴25が開口している。さらに、従動軸10
には、セレクタ17により選択的に従動軸10に結合・離脱
可能に接続される前進用駆動ギヤ15および後進用駆動ギ
ヤ16が相対的に回転自在に支持され、前進用駆動ギヤ15
および後進用駆動ギヤ16とそれぞれ噛合する前進用従動
ギヤ18および後進用従動ギヤ19に一体に結合された出力
軸20が、これらギヤ15,16,18,19を介して正転駆動ま
たは逆転駆動される。さらに、出力軸20の駆動力は駆動
ギヤ21、従動ギヤ22、ディファレンシャル23および左右
の車軸24,24を介してそれぞれ左右の車輪W,Wに差動
的に伝達される。
【0022】ところで、無端金属ベルト30は、図2ない
し図4に図示されるように、金属製、この実施例では鋼
製であって、複数枚、この実施例では12枚の薄肉のリ
ングR1,R2…が、その厚さ方向に相互に摺動自在に積層
されて形成された一対のリング集合体31,31と、リング
集合体31,31の長手方向に沿って並列して連ねられた状
態でそれぞれ摺動自在に支持された金属製、この実施例
では鋼製の多数のブロック32,32…とから構成される。
【0023】各ブロック32,32…は、本体321と、フッ
ク部322と、本体321とフック部322と連結しているネッ
ク部323と、本体321とフック部322との間にあってネッ
ク部323を形成する一対のスリット33,33を有する。各
ブロック32,32…は、両スリット33,33に両リング集合
体31,31がそれぞれ挿入されることで、両リング集合体
31,31に摺動自在に支持される。そして、各スリット3
3,33を形成する面のうち、リング集合体31,31の内周
に面するサドル面324,324は、各リング集合体31,31を
構成するリングR1,R2…のなかで、リング集合体31,31
の最も内側に位置するリングR1、すなわち最内周リング
R1の内周面との摺接面となっている。さらに、本体321
には、無端金属ベルト30の走行方向A側の面に、ロッキ
ングエッジ325と無端金属ベルト30の径方向内方に向か
って前記走行方向Aから後退する傾斜面32 6とが形成さ
れ、ロッキングエッジ325の径方向位置を回転半径とし
て、隣接するブロック32,32同士が相対的に屈曲して両
プーリ6,11への巻き掛けが可能になっている。
【0024】そして、無端金属ベルト30において、駆動
プーリ6および従動プーリ11に巻き掛けられている部分
である巻掛け部では、隣接するブロック32,32は、傾斜
面32 6があることにより、それらロッキングエッジ325
りも径方向外方の部分に間隙Bを形成する。
【0025】また、駆動プーリ6および従動プーリ11と
の間に位置する無端金属ベルト30の部分である直線部に
ついては、前記走行方向Aで駆動プーリ6から従動プー
リ11に向かう第1直線部では、隣接するブロック32,32
間に作用する押し力により、前記走行方向Aで後側のブ
ロック32のロッキングエッジ325よりも径方向外方の部
分が、前側のブロック32に密着し、従動プーリ11からに
駆動プーリ6向かう第2直線部では、隣接するブロック
32,32間に僅かな間隙が形成される。
【0026】一方、各リングR1,R2…は、この実施例で
は、周長約660mm、幅約9.2mm、厚さ約0.1
8mmの寸法を有する。そして、図4に図示されるよう
に、最内周リングR1を除いた残りのすべてのリングR2,
R3…の内周面には、その全面に、交差する多数の突条で
メッシュ状に溝34が、ローラ圧延等により形成されてい
る。なお、溝34の深さ(突条の高さ)は、2.5〜5.
0μmとされ、突条の幅は、例えば0.1mmとされ
る。
【0027】そして、無段変速機Tが作動されていると
きは、相互に摺動運動する隣接するリングRN,RN+1(N
は1〜11の値)において、その内側のリングRNの外周
面およびその外側のリングRN+1の内周面は、隣接するリ
ングRN,RN+1間の摺接面となる。それゆえ、溝34が形成
されたリングR2,R3…の内周面は、隣接するリングRN
RN+1同士の摺接面の一方を形成している。
【0028】このとき、溝34には、無段変速機Tが収容
される変速機ケース内に飛散している潤滑油の飛沫が入
り込んで保有されるため、この溝34は潤滑油保有溝とな
っており、溝34に保有された潤滑油により、リングRN
RN+1同士の摺接面の潤滑が行われ、リングRN,RN+1同士
の摺接による摩耗が低減される。
【0029】一方、最内周リングR1の内周面は、他のリ
ングR2,R3…とは異なり、メッシュ状の溝34が形成され
ておらず、平滑面35とされ、この実施例では、その表面
あらさが、2.0μmRmax以下、好ましくは1.0〜
1.6μmRmaxになるように圧延加工等により加工さ
れて形成される。一方、ブロック32,32…のサドル面32
4,324は、潤滑油保有溝を有していない面とされ、2.
0〜4.0μmRmaxの表面あらさとなるようにせん断
加工等により加工されて形成される。
【0030】また、最内周リングR1と、該最内周リング
R1以外のリングR2,R3…であって、内周面に溝34が形成
された後の各リングR2,R3…とには、熱処理や窒化等の
表面硬化処理が施され、図7に示されるものと同様の硬
化層LH、および図9に示されるものと同様の残留圧縮
応力が生じている残留応力層が、それぞれ表面形状に略
沿って形成されている。そして、それら各リングR2,R3
…の内周面および外周面を含む表面の硬度は、850H
v程度とされる。
【0031】そして、従動プーリ11における無端金属ベ
ルト30の巻掛け部では、従動軸10に設けられた潤滑油穴
25からの潤滑油が、隣接するブロック32,32間の僅かな
間隙を介して、最内周リングR1の内周面とサドル面3
24,324との間に供給されるので、最内周リングR1の内
周面が平滑面35であっても、充分な潤滑が行われ、最内
周リングR1の内周面とサドル面324,324との間の摩耗が
低減される。
【0032】さらに、駆動プーリ6および従動プーリ11
における無端金属ベルト30の巻掛け部では、隣接するブ
ロック32,32においてロッキングエッジ325よりも径方
向外方に位置する部分の間に間隙Bが形成されるため、
変速機ケース内の潤滑油の飛沫が該間隙Bに入り込ん
で、最内周リングR1の内周面とサドル面324,324との間
に潤滑油が供給される。
【0033】そして、無端金属ベルト30の第1直線部で
は、隣接するブロック32,32間に作用する押し力により
前記間隙Bが閉じて、それらブロック32,32が駆動プー
リ6に巻き掛けられていたときに該間隙Bに入り込んだ
潤滑油が押し出されて、最内周リングR1の内周面とサド
ル面324,324との間に供給される。一方、第2直線部で
は、ブロック32,32間に僅かな間隙が形成されているの
で、この間隙に潤滑油の飛沫が入り込んで、最内周リン
グR1の内周面とサドル面324,324との間に供給される。
【0034】この実施例の無段変速機Tを使用して、高
速耐久条件、すなわち入力トルクが161.8Nm、機
関回転数が6000rpm、速度比が0.61の下で、
最内周リングR1とブロック32,32…との間の摩擦係数測
定試験をしたところ、最内周リングR1の内周面に前記溝
34を形成したものに比べて、摩擦係数を約13%小さく
することができ、この摩擦係数の減少により、無端金属
ベルト30の許容入力トルクを約20%大きくすることが
できた。
【0035】次に、前述のように構成された実施例の作
用および効果について説明する。内燃機関Eが運転され
て、クランク軸1そして駆動プーリ6が回転すると、ブ
ロック32,32…間に作用する押し力により無端金属ベル
ト30を介して駆動プーリ6から従動プーリ11にトルクが
伝達される。その際、電子制御ユニットU1からの制御信
号により、油圧制御ユニットU2が動作して、油室9内お
よび油室14内の油圧が制御され、駆動プーリ6および従
動プーリ11の各溝巾が増減して、駆動プーリ6および従
動プーリ11における無端金属ベルト30の巻掛け径が連続
的に変更されて、無段変速機Tの速度比が無段階に切換
えられる。
【0036】このとき、各リング集合体31,31を形成す
る積層されたベルトの隣接するリングRN,RN+1同士の摺
接面である外周面と内周面において摺動運動が生じ、同
時に各最内周リングR1の内周面と各ブロック32,32…の
各サドル面324,324との間で摺動運動が生じる。ここ
で、隣接するリングRN,RN+1同士の間では、外側に位置
するリングRN+1の内周面に潤滑油が保有される潤滑油保
有溝である溝34が形成されているため、隣接するリング
RN,RN+1間の摺接面は、この溝34に保有された潤滑油に
より潤滑されて、それらリングRN,RN+1の摺接面の摩耗
が低減される。
【0037】一方、各ブロック32,32…のサドル面3
24,324と摺接する最内周リングR1の内周面は、表面あ
らさが2.0μmRmax以下とされて、表面あらさの程
度が小さい面である平滑面35となっているので、該内周
面の摩耗が低減され、そのうえ溝34が形成されていない
ため、摩耗によって該内周面に、図8に図示されるよう
な異なる硬度の部分および異なる大きさの内部応力の部
分が混在した表面が現出することが防止されて、この点
でも該内周面の摩耗が低減される。そして、摩耗が低減
されることで、最内周リングR1の内周面の表面層の硬度
および残留応力を長期に渡って維持することができる。
【0038】その結果、隣接するリングRN,RN+1間では
摺接面である外側のリングRN+1の内周面に形成された溝
34の存在によりリングRN,RN+1の摺接面の摩耗が低減さ
れ、そして、最内周リングR1の平滑面35からなる内周面
とブロック32,32…のサドル面324,324との摺接により
最内周リングR1の内周面の摩耗が低減されることで、無
端金属ベルト30のリング集合体31の耐久性を向上させる
ことができ、ひいては無端金属ベルト30の耐久性を向上
させることができる。
【0039】従動プーリ11における無端金属ベルト30の
巻掛け部では、従動軸10に設けられた潤滑油穴25からの
潤滑油が、隣接するブロック32,32間の僅かな間隙を介
して、最内周リングR1の内周面とサドル面324,324との
間に供給されるので、最内周リングR1の内周面が平滑面
35であっても、充分な潤滑が行われる。そのうえ、最内
周リングR1の内周面とサドル面324,324との間には、変
速機ケース内で飛沫となって隣接するブロック32,32間
に入り込んだ潤滑油も供給される。その結果、このよう
にして供給された潤滑油による潤滑で、最内周リングR1
の内周面とサドル面324,324との間の摩耗が低減され
る。
【0040】また、最内周リングR1の内周面の表面あら
さは、2.0μmRmax以下の平滑面35とされて、その
表面あらさの程度が小さいので、図5および図6にも示
されるように、該内周面の摩耗の進行を極めて遅くする
ことができる。その結果、リング集合体31の耐久性をさ
らに向上させることができる。
【0041】さらに、最内周リングR1の内周面の表面あ
らさが、2.0μmRmax以下とされたうえで、各ブロ
ック32,32…のサドル面324,324の表面あらさが、2.
0〜4.0μmRmaxとされていて、最内周リングR1の
内周面とブロック32,32…のサドル面324,324との間の
摩擦係数を、両面の間に溝34が形成されている従来技術
に比べて小さくすることができるので、摩耗を抑制しつ
つ許容入力トルクを大きくすることができる。しかも、
最内周リングR1の内周面およびブロック32,32…のサド
ル面324,324のいずれの面にも溝が形成されていないの
で、最内周リングR1の内周面およびブロック32,32…の
サドル面324,324間の面圧が減少することから、この点
でも最内周リングR1の内周面の摩耗が低減される。
【0042】その結果、最内周リングR1の内周面の摩耗
が一層低減されて、リング集合体31,31の全体としての
耐久性をさらに向上させることができるとともに、最内
周リングR1の内周面とブロック32,32…のサドル面3
24,324との間の摩擦係数が小さくなって、許容入力ト
ルクを大きくすることができる。
【0043】なお、前記実施例では、溝34は、リングR
2,R3…の内周面に形成されたが、その外周面であって
もよく、その場合には、最内周リングR1の外周面にも溝
34が形成されることになる。また、溝34の形状もメッシ
ュ状に限られず、リングR1,R2,R3…間の摩耗低減のた
めに潤滑油を保有できるいかなる形状のものでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の無端金属ベルトを使用した金属ベル
ト式無段変速機の概略説明図である。
【図2】図1の無端金属ベルトが一対のプーリに巻き掛
けられた状態を示す説明図である。
【図3】図1の無端金属ベルトの部分斜視図である。
【図4】図3の無端金属ベルトにおいて、リングを分離
した状態を示す説明図である。
【図5】時間の経過に対するリングの表面あらさの変化
を示すグラフである。
【図6】リングの表面あらさRに対する単位時間当たり
の表面あらさの変化量の変化を示すグラフである。
【図7】硬化層が形成されたリングの表面からの距離に
対する硬度の変化を示すグラフである。
【図8】リングのメッシュ状の溝が形成された表面が摩
耗したときの硬化層の状態を示す図である。
【図9】残留応力層が形成されたリングの表面からの距
離に対する残留応力の大きさの変化を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1…クランク軸、2…ダンパ、3…入力軸、4…発進ク
ラッチ、5…駆動軸、6…駆動プーリ、7…固定プーリ
半体、8…可動プーリ半体、9…油室、10…従動軸、11
…従動プーリ、12…固定プーリ半体、13…可動プーリ半
体、14…油室、15,16…ギヤ、17…セレクタ、18,19…
ギヤ、20…出力軸、21,22…ギヤ、23…ディファレンシ
ャル、24…車軸、25…潤滑油穴、30…無端金属ベルト、
31…リング集合体、32…ブロック、324…サドル面、33
…スリット、34…溝、35…平滑面、A…走行方向、B…
間隙、E…内燃機関、R…リング、T…無段変速機、U1
…電子制御ユニット、U2…油圧制御ユニット。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月2日(2001.4.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月4日(2001.4.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の薄肉の金属製リングが相互に摺動
    自在に積層されて形成されたリング集合体と、該リング
    集合体の長手方向に並列して該リング集合体に摺動自在
    に支持された多数の金属製ブロックとを有し、一対のプ
    ーリに掛け渡されて、一方の該プーリから他方の該プー
    リにトルクを伝達する無端金属ベルトにおいて、 隣接する前記リング間の摺接面の少なくとも一方の該摺
    接面には、潤滑油保有溝が形成され、前記各ブロックの
    サドル面と摺接する前記リング集合体の最内周のリング
    の内周面は、潤滑油保有溝が形成されていない平滑面か
    らなることを特徴とする無端金属ベルト。
  2. 【請求項2】 前記平滑面の表面あらさは、2.0μm
    Rmax以下であることを特徴とする請求項1記載の無端
    金属ベルト。
  3. 【請求項3】 前記各ブロックの前記サドル面の表面あ
    らさは、2.0〜4.0μmRmaxであることを特徴と
    する請求項2記載の無端金属ベルト。
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