JP4529073B2 - 動力伝達チェーンおよびこれを備える動力伝達装置 - Google Patents
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Description
このような動力伝達チェーンおよびこれを備える動力伝達装置において、実用上十分な耐久性を確保しつつ、小型化することが要請されている。本発明は、これを目的とする。
そこで、本発明は、チェーン進行方向に並ぶ複数のリンクを備え、動力伝達対象に係合する第1のピンおよび第1のピンに転がり摺動接触する第2のピンを用いて対応するリンクが相互に連結される動力伝達チェーンにおいて、上記第2のピンの表面および内部の少なくとも一方は、第1のピンの表面と比較して硬度の低い低硬度部からなり、上記複数のリンクはそれぞれ、第1および第2のピンが挿通される貫通孔を有し、各貫通孔の周縁は、第1および第2のピンの表面の硬度と比較して硬度の低い低硬度部からなることを特徴とするものである。
また、本発明において、相対向する一対の円錐面状のシーブ面をそれぞれ有する第1および第2のプーリと、これらのプーリ間に巻き掛けられ、動力伝達対象としてのシーブ面に係合して動力を伝達する上記の動力伝達チェーンとを備える場合がある。この場合、耐久性に優れ、且つコンパクトな動力伝達装置を実現することができる。
図1は、本発明の動力伝達チェーンの一実施の形態に係るチェーン式無段変速機用の動力伝達チェーン(以下では、単にチェーンという)の要部の構成を模式的に示す斜視図である。図2は、図1に示すチェーンの要部の断面平面図である。図3は、図2のII−II線に沿う断面図である。
図2および図3を参照して、各リンク2は、例えば、炭素鋼(SK5)により板状に形成されている。この炭素鋼は、熱処理(焼入れおよび焼戻し)が施されており、全体が均一な硬度を有している。すなわち、各リンク2は、全体が均一な硬度を有している。各リンク2は、チェーン進行方向Xの前後に並ぶ一対の端部としての前端部7および後端部8を含み、これらの端部7,8には前貫通孔9および後貫通孔10がそれぞれ形成されている。
各第1のピン3は、チェーン幅方向Wに延びる棒状体である。各第1のピン3の一対の端部が、チェーン幅方向Wの一対の端部に配置されるリンク2からチェーン幅方向Wに突出している。各第1のピン3の一対の端面には、動力伝達対象としてのシーブ面に接触(係合)するための動力伝達面5,6がそれぞれ設けられている。各第1のピン3は、その動力伝達面5,6によって直接動力伝達に寄与するため、例えば、軸受用鋼(例えばSUJ2)等の高強度材料で形成されている。なお、この高強度材料は、熱処理(焼入れおよび焼戻し)が施されており、全体が均一な硬度を有している。すなわち、各第1のピン3は、全体が均一な硬度を有している。
具体的には、第1のリンクとしての第1の列51の各リンク2の前貫通孔9と、第2のリンクとしての第2の列52の各リンク2の後貫通孔10とは、チェーン幅方向Wに並んで互いに対応しており、これらの各貫通孔9,10を挿通する第1および第2のピン3,4によって、第1および第2の列51,52のリンク2同士がチェーン進行方向Xに屈曲可能に連結されている。
図2において、第1〜第3の列51〜53は、それぞれ1つしか図示していないが、チェーン進行方向Xに沿って第1〜第3の列51〜53が繰り返すように配置されている。そして、チェーン進行方向Xに相隣接する2つの列のリンク2同士が第1および第2のピン3,4によって順次に連結され、無端状をなすチェーン1が形成されている。
具体的には、第1のピン3は、第1の列51の各リンク2の前貫通孔9に圧入固定されて、第1の列51の各リンク2に対する相対回転が規制されると共に、第2の列52の各リンク2の後貫通孔10に遊嵌されて、第2の列52の各リンク2に対する相対回転が可能とされている。同様に、第1のピン3は、第2の列52の各リンク2の前貫通孔9に圧入固定されると共に、第3の列53の各リンク2の後貫通孔10に遊嵌されている。
具体的には、第2のピン4は、第1の列51の各リンク2の前貫通孔9に遊嵌されて、第1の列51の各リンク2に対する相対移動(回転)が可能とされると共に、第2の列52の各リンク2の後貫通孔10に圧入固定されて、第2の列52の各リンク2に対する相対回転が規制されている。同様に、第2のピン4は、第2の列52の各リンク2の前貫通孔9に遊嵌されると共に、第3の列53の各リンク2の後貫通孔10に圧入固定されている。
本実施の形態の特徴の1つは、各第2のピン4に、対応する第1のピン3の表面11と比較して硬度の低い低硬度部を設けることで、各第2のピン4の靭性を優れたものにして十分な強度を持たせている点にある。
第1のピン3と第2のピン4との硬度差は、チェーン1の製造時において以下のようにして設けられる。すなわち、例えば、第1および第2のピン3,4の両方に同様の条件で焼入れ処理を施すが、第2のピン4の焼戻し温度を高くすることで、両者間に硬度差が設けられる。
具体的には、前述したように、各リンク2は、全体が均一な硬度を有しており、各貫通孔9,10の周縁15,16を含む全体が低硬度部とされている。各リンク2の硬度は、ロックウェル硬度HRCで例えば48に設定される。このように、各リンク2の硬度は、対応する第1および第2のピン3,4の表面11,13のうち、より硬度の低いほう(第2のピン4の表面13)と比較して、ロックウェル硬度HRCで5低くされる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、各第2のピン4は、対応する第1のピン3の表面11と比較して靭性に優れており、緩衝作用を発揮して対応する第1のピン3等から受ける衝撃を吸収することができる。しかも、第1のピン3がシーブ面に強圧に接触して撓んだときには、対応する第2のピン4も追従して撓むことができる。これにより、各第2のピン4に十分な強度を持たせることができ、各第2のピン4の実用上十分な耐久性を確保しつつ、小型化(薄型化)することが可能となる。その結果、チェーン1において、実用上十分な耐久性を確保しつつ、小型化を達成することができる。
さらに、例えば、チェーン1の製造時において、各第1および第2のピン3,4が対応するリンク2の対応する貫通孔9,10を挿通する際、各貫通孔9,10の周縁15,16が、対応する第1および第2のピン3,4の表面11,13に損傷を与えることを防止できる。その結果、第1および第2のピン3,4の強度を確実に維持して、耐久性をさらに向上できる。
さらに、各第1のピン3がプーリのシーブ面に接触して動力を伝達する際、対応する第2のピン4がこの第1のピン3に対して転がり摺動接触することにより、対応するリンク2同士のチェーン進行方向Xの屈曲が可能とされている。この際、対応する第1および第2のピン3,4に関して、互いの転がり接触成分が多くてすべり接触成分が少なく、各第1のピン3が上記シーブ面に対してほとんど回転しないこととなり、摩擦損失を低減して高い伝動効率を確保することができる。
各第2のピン4は、表面部23が、内部19よりも低い硬度を有するように形成されてもよいし、内部19が、表面部23よりも低い硬度を有するように形成されてもよい。この場合、表面部23および内部19のうち、少なくとも硬度の低いほうが、低硬度部とされる。これら表面部23および内部19のうち、硬度の高いほうは、第1のピン3の表面11の硬度よりも低い硬度であれば、低硬度部としての機能を有することとなる。
各リンク2の表面部22のうち、各貫通孔9,10の周縁部分が、周縁15,16(低硬度部)に相当する。各リンク2の表面部22(各貫通孔9,10の周縁15,16)の硬度は、内部21の硬度より高くてもよいし、低くてもよい。ただし、各第1および第2のピン3,4の表面11,13の硬度より低くされる。
図7は、本発明の動力伝達装置の一実施の形態に係るいわゆるチェーン式無段変速機(以下では、単に無段変速機ともいう)の要部構成を模式的に示す斜視図である。図7を参照して、本実施の形態に係る無段変速機は、自動車等の車両に搭載されるものであり、第1のプーリとしての金属(構造用鋼等)製のドライブプーリ60と、第2のプーリとしての金属(構造用鋼等)製のドリブンプーリ70と、これらの両プーリ60,70間に巻き掛けられた無端状のチェーン1とを備えている。なお、図7中のチェーン1は、理解を容易にするために一部断面を示している。
なお、本発明の動力伝達装置は、ドライブプーリ60およびドリブンプーリ70の双方の溝幅が変動する態様に限定されるものではなく、何れか一方の溝幅のみが変動し、他方が変動しない固定幅にした態様であっても良い。また、上記では溝幅が連続的(無段階)に変動する態様について説明したが、段階的に変動したり、固定式(無変速)である等の他の動力伝達装置に適用しても良い。
2 リンク(低硬度部、第1のリンク、第2のリンク)
3 第1のピン
4 第2のピン(低硬度部)
9 前貫通孔(貫通孔)
10 後貫通孔(貫通孔)
11 (第1のピンの)表面
13 (第2のピンの)表面
15 (前貫通孔の)周縁(低硬度部)
16 (後貫通孔の)周縁(低硬度部)
19 (第2のピンの)内部(低硬度部)
22 (リンクの)表面部(低硬度部)
23 (第2のピンの)表面部(低硬度部)
60 ドライブプーリ(第1のプーリ)
70 ドリブンプーリ(第2のプーリ)
62a,63a,72a,73a シーブ面(動力伝達対象)
X チェーン進行方向
Claims (4)
- チェーン進行方向に並ぶ複数のリンクを備え、動力伝達対象に係合する第1のピンおよび第1のピンに転がり摺動接触する第2のピンを用いて対応するリンクが相互に連結される動力伝達チェーンにおいて、
上記第2のピンの表面および内部の少なくとも一方は、第1のピンの表面と比較して硬度の低い低硬度部からなり、
上記複数のリンクはそれぞれ、第1および第2のピンが挿通される貫通孔を有し、各貫通孔の周縁は、第1および第2のピンの表面の硬度と比較して硬度の低い低硬度部からなることを特徴とする動力伝達チェーン。 - 請求項1において、上記第2のピンの低硬度部の硬度は、第1のピンの表面の硬度と比較してロックウェル硬度HRCで5以上低いことを特徴とする動力伝達チェーン。
- 請求項1または2において、上記複数のリンクは第1および第2のリンクを含み、これら各リンクは、チェーン進行方向の前後に並ぶ前貫通孔および後貫通孔をそれぞれ有し、
上記第1のピンは、第1のリンクの前貫通孔に圧入固定され且つ第2のリンクの後貫通孔に移動可能に嵌め入れられ、第2のピンは、第1のリンクの前貫通孔に移動可能に嵌め入れられ且つ第2のリンクの後貫通孔に圧入固定されることを特徴とする動力伝達チェーン。 - 相対向する一対の円錐面状のシーブ面をそれぞれ有する第1および第2のプーリと、これらのプーリ間に巻き掛けられ、動力伝達対象としてのシーブ面に係合して動力を伝達する請求項1,2,または3記載の動力伝達チェーンとを備えることを特徴とする動力伝達装置。
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