JP2001264733A - 電気光学装置、その製造方法および電子機器 - Google Patents

電気光学装置、その製造方法および電子機器

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JP2001264733A
JP2001264733A JP2000080674A JP2000080674A JP2001264733A JP 2001264733 A JP2001264733 A JP 2001264733A JP 2000080674 A JP2000080674 A JP 2000080674A JP 2000080674 A JP2000080674 A JP 2000080674A JP 2001264733 A JP2001264733 A JP 2001264733A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示装置その他の各種の電気光学装置に
おいて、電気光学パネルのケース体の係合方法を変更す
ることによって、装置全体の小型化や薄型化を妨げるこ
とのない電気光学パネルの収容構造を提供する。 【解決手段】 液晶パネル10を下ケース部材20の収
容凹部20aに収容する。そして、上ケース部材30を
液晶パネル10の上から被せるようにして、下ケース部
材20の凸部27がそれぞれ上ケース部材30の開口部
に挿通されるようにセットする。次に、下ケース部材2
0の内側面23aと上ケース部材30の内面34aとに
よって液晶パネル10が挟持された状態とし、この状態
で、凸部27の先端を変形させ、頭部27aとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気光学装置および
その製造方法、さらに電気光学装置を用いた電子機器に
係り、特に、電気光学パネルをケース体に収容してなる
電気光学装置の収容構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来の液晶表示装置において
は、ガラスやプラスチック等の透明材料からなる2枚の
パネル基板を、シール材を介して貼り合わせ、その間に
液晶を封入することによって液晶パネルを構成し、この
液晶パネルを種々の方法で保持固定する。例えば、この
液晶パネルを、透明なアクリル樹脂等からなる、導光機
能を有する下ケース部材の導光部上に載置し、そこにス
テンレス鋼の板材等からなる上ケース部材を被せること
によって、下ケース部材と上ケース部材からなるケース
体内に液晶パネルを収容する場合がある。この場合、下
ケース部材と上ケース部材とは、凸部と凹部とを係合さ
せたり、フックと段差部とを係合させたり、一方のケー
ス部材に設けた爪状部を折り曲げて他方の段差部に係合
させたりするなどの方法によって相互に固定される。こ
れらの係合構造は、通常、液晶パネルの側面側にある下
ケース部材及び上ケース部材の側面部に設けられる。
【0003】また、下ケース部材の上に液晶パネルを載
置した状態で上ケース部材を被せ、この上ケース部材の
側面部から下方に突出するように形成したフック等の係
合部を回路基板に形成された孔部等の被係合部に係合さ
せることによって、回路基板上においてケース体に収容
された液晶パネルを固定する方法もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の液晶装置では、下ケース部材の側面部と上ケース部
材の側面部とを厚さ方向に重ね合わせ、両側面部に設け
た係合構造によって下ケース部材と上ケース部材とを固
定したり、上ケース部材の側面部に設けた係合部を回路
基板に直接係合させることによって回路基板上に固定し
たりしているので、係合構造のために厚さ方向の余裕を
確保する必要があり、液晶装置全体の厚さを低減するこ
とが困難であり、また、係合構造を側面部に設ける必要
があるため、ケース体の平面寸法を低減することが難し
いという問題点がある。
【0005】特に、近年の携帯機器を初めとする各種機
器の小型化の進展によって、液晶装置の小型化、薄型化
も強く要請されるようになってきており、液晶パネルを
構成するパネル基板の厚さも急減する傾向にある。した
がって、液晶装置のについても薄型化が要求され、しか
も、液晶表示領域の外側に張り出し幅も低減(狭額縁
化)することが要求されてきているため、液晶パネルを
収容するケース体の構造によって液晶装置の寸法が大き
く影響を受けるようになってきている。
【0006】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、液晶装置その他の各種の電気光学
装置において、電気光学パネルを収容するケース体の係
合方法を変更することによって、装置全体の小型化や薄
型化を妨げることのない電気光学パネルの収容構造を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の電気光学装置は、基板上に電気光学材料を配
置してなる電気光学パネルと、該電気光学パネルを背面
側から支持する第1ケース部材と、前記電気光学パネル
を前面側から支持する第2ケース部材とを備えた電気光
学装置において、前記電気光学パネルを収容した状態で
前記第1ケース部材と前記第2ケース部材とが相互に接
触可能な当接面領域を設け、該当接面領域において前記
第1ケース部材と前記第2ケース部材のいずれか一方に
凸部を形成し、いずれか他方における前記凸部に対応す
る位置に開口部を形成し、該開口部に前記凸部を挿通し
た状態で、前記凸部の先端が変形されることにより前記
開口部に係合して、前記第1ケース体と前記第2ケース
体とが固定されてなることを特徴とする。
【0008】本発明によれば、第1ケース部材と第2ケ
ース部材とが相互に当接する当接面領域に凸部と開口部
が形成され、凸部の先端が変形されることによって両ケ
ース部材が係合し、相互に固定されるように構成されて
いるので、変形された凸部の突出量以外に係合構造のた
めにケース体の厚さを確保する必要がなくなるととも
に、ケース体の側部に係合構造を設ける必要もなくなる
ので、装置全体の小型化及び薄型化を図ることができ
る。
【0009】本発明において、前記凸部の先端が既定形
状に成形されていることが好ましい。この手段によれ
ば、凸部の先端が既定形状に成形されていることによっ
て凸部と開口部との係合状態のばらつきが低減されると
ともに、係合強度も均一化されるので、両ケース部材を
確実に係合、固定することができる。
【0010】本発明において、前記凸部の先端の表面は
凸曲面状であることが好ましい。この手段によれば、既
定形状の表面が凸曲面状であることによって、凸部の先
端が受ける応力を凸曲面状の表面に分散させることがで
きるので、変形後の凸部の突出量を低減しつつ、係合強
度を高めることができる。この場合、凸部の先端が半球
状であることが特に望ましい。
【0011】本発明において、前記第1ケース部材と前
記第2ケース部材とは、前記電気光学パネルを収容した
状態で相互に所定方向にスライド可能に構成され、前記
第1ケース部材には、該所定方向の一方側において前記
電気光学パネルに当接する第1当接部が設けられ、前記
第2ケース部材には、前記所定方向の他方側において前
記電気光学パネルに当接する第2当接部が設けられてい
ることが好ましい。この手段によれば、第1ケース部材
と第2ケース部材とが所定方向に相互にスライド可能に
構成され、電気光学パネルに対して所定方向の両側にお
いてそれぞれ当接する第1当接部及び第2当接部を有し
ているので、両ケース部材をスライドさせることによっ
て電気光学パネルを所定方向に位置決めすることがで
き、この状態で上記凸部と開口部とを係合させることに
よって電気光学パネルを位置決めした状態で固定するこ
とができるから、装置の組立を容易に行うことができ
る。
【0012】本発明において、前記開口部は、前記所定
方向に延長した形状を備えていることが好ましい。この
手段によれば、開口部が所定方向に延長した形状を備え
ていることにより、凸部と開口部とを嵌合させた状態で
両ケース部材を所定方向にスライド可能な範囲を広げる
ことができるので、組立作業をさらに容易に行うことが
可能になる。
【0013】次に、本発明の電気光学装置の製造方法
は、基板に沿って電気光学材料を配置してなる電気光学
パネルと、該電気光学パネルを背面側から支持する第1
ケース部材と、前記電気光学パネルを前面側から支持す
る第2ケース部材とを備えた電気光学装置の製造方法に
おいて、前記電気光学パネルを収容した状態で前記第1
ケース部材と前記第2ケース部材とが相互に接触可能な
当接面領域を設け、該当接面領域において前記第1ケー
ス部材と前記第2ケース部材のいずれか一方に凸部を形
成し、いずれか他方における前記凸部に対応する位置に
開口部を形成し、該開口部に前記凸部を挿通した状態
で、前記凸部の先端を変形させることにより前記開口部
に係合させて前記第1ケース体と前記第2ケース体とを
固定することを特徴とする。
【0014】本発明において、前記凸部の先端を既定形
状に変形させることが好ましい。
【0015】本発明において、前記凸部の先端の表面を
凸曲面状とすることが好ましい。
【0016】本発明において、所定形状の成形用凹部を
備えた成形部材を前記凸部の先端に当接させて前記凸部
を変形させることが好ましい。この手段によれば、成形
用凹部を加熱したり、成形用凹部から振動を与えたりす
ることによって成形用凹部に対応した形状に凸部を容易
に変形させることができる。
【0017】本発明において、前記凸部の先端に振動を
与えることによって変形させることが好ましい。振動を
与えて凸部を変形させることによって、大きな応力を加
えたり加熱したりする必要がないので、電気光学パネル
にダメージを与える可能性を低減することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係る電気光学装置の実施形態について詳細に説明す
る。以下に説明する各実施形態はいずれも、電気光学材
料として液晶を用いた液晶装置の具体例を示すものであ
るが、本発明は液晶装置に限らず、エレクトロルミネッ
センス装置、プラズマディスプレイ装置など、種々の電
気光学装置に適用することができるものである。
【0019】[第1実施形態]図1は本発明に係る第1
実施形態の液晶表示装置の外観を示す平面図であり、図
2は第1実施形態の外観を示す右側面図であり、図3は
第1実施形態の縦断面図(図1のIII−III線に沿って切
断した状態を示す断面矢視図)であり、図4は下ケース
部材の形状を示す平面図である。
【0020】本実施形態は、図3に示すように、ガラス
等からなるパネル基板11とパネル基板12との間に図
示しない液晶をシール材によって封止してなる液晶パネ
ル10を備えている。この液晶パネル10は、アクリル
樹脂等の透明樹脂などからなる下ケース部材20と、ス
テンレス鋼の板材等からなる上ケース部材30とによっ
て構成されるケース体の内部に収容されている。液晶パ
ネル10のパネル基板11には、パネル基板12よりも
外側に張り出してなる基板張出部11aが設けられ、こ
の基板張出部11aの表面上には液晶パネル10の液晶
封止領域から引き出された図示しない配線パターンが形
成されている。この配線パターンには液晶駆動回路であ
る集積回路チップ14が実装されている。また、この配
線パターンには、上記基板張出部11aの端部に図示し
ない入力端子が形成され、この入力端子に対して後述す
るコネクタ21が導電接触するように構成されている。
【0021】図3及び図4に示すように、下ケース部材
20は、液晶パネル10よりも一回り大きな長方形から
なる平面形状を備え、液晶パネル10を受け入れる長方
形状の収容凹部20aを有している。この収容凹部20
aの周縁部には、貫通したコネクタ収容孔20bが形成
されている。コネクタ収容孔20bには、コネクタ21
が嵌合されている。
【0022】下ケース部材20における、液晶パネル1
0を載置した収容凹部20aの底面を構成する部分は導
光部22となっており、この導光部22の外面22aに
は端面部22bから導入される光を前面側すなわち液晶
パネル側(図3において図示上側)へ均一に放出するた
めの凹凸形状が形成されている。この凹凸形状の代わり
に白色反射板等を貼り付けてもよい。上記の端面部22
bには、本実施形態の液晶表示装置を設置したときに、
図示しない回路基板上に実装されたLED(発光ダイオ
ード)が対向配置されるようになっている。
【0023】下ケース部材20における収容凹部20a
の周囲には、図4に示すように、長方形状の外縁の一辺
に沿った枠状部23と、枠状部23に一端が接する枠状
部24とが形成されている。枠状部24と対向する側に
は、外側に舌状に張り出した張出部25と、この張出部
25の両側において対向するように設けられた一対の弾
性腕部26,26とが形成されている。弾性腕部26は
導光部22に対してその外縁に沿って伸びた形状を備
え、その先端部によって収容凹部20aに収容された液
晶パネル10の側面を押圧し、反対側に設けられた上記
枠状部24に押し付けるように作用して、液晶パネル1
0を収容凹部20a内の図示左右方向に位置決めするよ
うに構成されている。収容凹部20aを取り囲む上記の
枠状部23,24,26の前面部は、収容凹部20a内
に液晶パネル10を収容したときにも、上ケース部材3
0に当接する当接面領域となっている。
【0024】この当接面領域を構成する、下ケース部材
20の枠状部23、枠状部24の端部にて広がった端角
部24a、及び、弾性腕部26の基部にて広がった端角
部26aのそれぞれの各前面部には、前面側(図3に示
す図示上側)に伸びる軸状の凸部27がそれぞれ複数形
成されている。これらの凸部27は当初、図5(a)に
示すように各前面部から上方へまっすぐに突出してい
る。
【0025】また、下ケース部材20には、上記枠状部
23における収容凹部20aに臨む内側面23aが形成
され、この内側面23aは液晶パネル10の基板張出部
11aの端面に当接して液晶パネル10を位置決めする
ようになっている。
【0026】一方、上ケース部材30は、板材をプレス
加工等によって折り曲げて成形されたものであり、図1
に示すように、中央部には長方形状に開口した表示窓部
30aが配設される。この表示窓部から液晶パネルの有
効表示領域が認知される。この表示窓部30aの図示上
方(液晶パネルの基板張出部11aを覆う部分)にはや
や広い幅の覆板部31が形成され、表示窓部30aの図
示左右の端部には、液晶パネルの左右側面を覆うように
液晶パネルの側面側に折り曲げられた折曲縁部32,3
3が設けられている。また、覆板部31から見て表示窓
部30aを挟んだ反対側には液晶パネルの下側面を覆う
ように液晶パネルの側面側に折り曲げられた折曲縁部3
4が設けられている。この折曲縁部34の内面34a
は、液晶パネル10における上記基板張出部11aとは
反対側の端部(液晶パネルの下側面)に当接するように
なっている。
【0027】上ケース部材30の表示窓部30aの周囲
には、複数の開口部30bが形成されている。これらの
開口部30bは、上記下ケース部材20に形成された凸
部27に対応する位置にそれぞれ形成され、上記凸部2
7を通することができる大きさに形成されている。
【0028】本実施形態においては、まず、液晶パネル
10のパネル基板11,12の外面上に偏光板11p,
12p、その他必要に応じて位相差膜、反射膜などを貼
着した後、液晶パネル10を下ケース部材20の収容凹
部20aに収容する。そして、上ケース部材30を液晶
パネル10の上から被せるようにして、図5(a)に示
すように、下ケース部材20の凸部27がそれぞれ上ケ
ース部材30の開口部30bに挿通されるようにセット
する。このとき、液晶パネル10における基板張出部1
1aの端部(液晶パネルの上側面)が上記内側面23a
に当接し、液晶パネル10における基板張出部11aと
は反対側の端部が上記内面34aに当接するように両ケ
ース部材を液晶パネル10に押し付けられる。つまり、
液晶パネルは、下ケース部材20と上ケース部材30と
によって液晶パネルの上下方向に(図1の上下方向)に
位置決めされる。
【0029】なお、液晶パネル10のケース体への組み
込みは上記以外にも種々の方法で行うことができる。例
えば、上ケース部材30の内面上に液晶パネル10を両
面テープや接着剤等によって貼り付けた後、上ケース部
材30を液晶パネル10ごと下ケース部材20にセット
しても構わない。また、液晶パネル10を下ケース部材
20の導光部22の内面上に接着してもよい。
【0030】次に、図5(b)に示すように、先端に半
球状の成形用凹部40aを備えた成形部材40を用い
て、成形用凹部40aを凸部27の先端に当接させ、成
形部材40に超音波振動を印加する。超音波振動は成形
用凹部40aから凸部27に伝わり、凸部40は振動に
よって溶融若しくは軟化して変形し、成形用凹部40a
の形状に倣い、半球状に成形された頭部27aが形成さ
れる。このとき、上記成形用凹部40aの内径Dは開口
部30bの内径よりも大きく形成されているので、頭部
27aは開口部30bの内径よりも大きな外径を有する
ものとなる。このように超音波振動によって凸部を変形
させることによって、ケース体に大きな応力や熱を加え
る必要がなくなるので、液晶パネルにダメージを与える
可能性を低減することができる。
【0031】このようにして、凸部27の頭部27aが
成形されると、図1及び図2に示すように、その頭部2
7aによって第2ケース部材30は第1ケース部材20
に対して固着され、その結果、液晶パネル10は、第1
ケース部材20及び第2ケース部材30からなるケース
体の内部に位置決めされた状態で保持される。
【0032】本実施形態においては、下ケース部材20
の枠状部23の表面に形成された凸部27を、上ケース
体30の覆板部31に形成された開口部30bに通し
て、凸部27の先端をカシメ加工することによって、下
ケース部材20と上ケース部材30とを固定しているの
で、各ケース部材の側面部においてケース部材の厚さ方
向に伸びるフック等の係合構造を設ける必要がなくなる
から、ケース部材自体の厚さを薄型化された液晶パネル
に合わせて薄く形成することができるとともに、ケース
部材の側方への張出量を低減することができ、小型化で
きる。また、カシメ加工による凸部27と開口部30b
との係合によって両ケース部材を固定しているので、凸
部27の突出量を制限することによって係合部自体の厚
さを低減することができる。したがって、液晶パネルの
小型化と薄型化を十分に生かしたケース体構造を形成す
ることができ、液晶表示装置全体としての小型化と薄型
化を容易に実現することができる。
【0033】特に、本実施形態では、凸部27の先端を
成形部材40によって一定の既定形状に加工しているの
で、カシメ部分の強度が安定し、半球状(凸曲面状)の
頭部27aとするように成形しているため、当該カシメ
部分に加わる応力を半球状(凸曲面状)の表面全体に向
けて分散させることができるので、頭部27aの厚さや
張出量を大きくすることなく、強度を向上させることが
できる。これに対して、凸部の頭部形状を例えば平板状
に成形した場合、上ケース部材30から受ける応力は、
頭部の張出部の根元部分に集中するので、同じ厚さや張
出量の上記頭部27aの場合に比べると、当該根元部分
が破断しやすくなる。
【0034】[第2実施形態]次に、本発明に係る第2
実施形態の液晶装置について図6乃至図8を参照して説
明する。この実施形態は、先に説明した第1実施形態と
同じ液晶パネル10を、第1実施形態と基本的に同様の
下ケース部材40と上ケース部材50とからなるケース
体に収容した構造を備えている。下ケース部材40には
枠状部43が設けられ、この枠状部43には、第1実施
形態と同様に液晶パネル10の端部に当接するように構
成された内側面43aが形成されている。また、上ケー
ス部材50には表示窓部50aが設けられ、また、上ケ
ース部材50の端部には第1実施形態と同様の折曲縁部
54が設けられ、この折曲縁部54の内面54aは液晶
パネル10のもう一方の端部に当接するように構成され
ている。
【0035】下ケース部材40には、第1実施形態と同
様の当接面領域を構成する枠状部43,44,45が設
けられ、枠状部43の前面部と、枠状部44の端角部4
4aの前面部と、枠状部45の端角部45aの前面部と
に、それぞれ凸部47が形成されている。一方、上ケー
ス部材50には、凸部47に対応した開口部50bが形
成されている。本実施形態の開口部50bは、図示上下
方向(すなわち、液晶パネル10と内側面43a及び内
面54aとが当接する方向)に延長された長円形状を備
えている。
【0036】本実施形態では、当初、下ケース部材40
と上ケース部材50とが相互に固定されておらず、従っ
て液晶パネル10もケース体内において図示上下方向に
は位置決めされていない状態において、図6に示すよう
に、下ケース部材40と上ケース部材50とが相互に図
示上下方向に多少ずれた状態(すなわち、内側面43a
と内面54aとの間の距離が液晶パネル10の図示上下
方向の幅よりも大きくなっている状態)にあっても、凸
部47を延長形状の開口部50bに挿通することができ
る。つまり、開口部50bが図示上下方向に延長された
形状に形成されているので、下ケース部材40と上ケー
ス部材50との嵌め合い状態の余裕を大きくすることが
でき、その結果、組立作業を容易にすることができる。
【0037】次に、図6に示す状態から、下ケース部材
40を図示上方へ、上ケース部材50を図示下方へと相
対的にスライドさせ、図7に示すように、液晶パネル1
0が内側面43aと内面54aとによって挟持されるよ
うにする。このとき、液晶パネル10はケース体によっ
て位置決めされた状態となる。この状態で下ケース部材
40と上ケース部材50の位置関係を保持しながら、先
の第1実施形態において説明したように、凸部47の先
端を変形させ、図8に示すように、開口部50bの幅よ
りも広幅の頭部47aを形成し、凸部47と開口部50
bの開口縁部とを完全に固着する。
【0038】本実施形態では、開口部50bを延長形状
に形成することによって下ケース部材40と上ケース部
材50とを相互に組み合わせた状態で(すなわち凸部4
7を開口部50bに挿通させた状態で)所定方向にスラ
イド可能に構成し、両ケース部材を所定方向にスライド
させることによって液晶パネル10を位置決めできると
ともに、この位置決め状態で凸部47の先端を変形させ
て下ケース部材40と上ケース部材50とを固定するよ
うにしているので、液晶パネル10のケース体への取り
付け作業が容易になるとともに、部品の寸法精度の如何
に拘わらず、液晶パネル10の位置決めを確実に行うこ
とができ、また、液晶パネル10の位置決めが正確に行
われている状態で確実に両ケース部材を係合、固定する
ことができる。なお、凸部47の先端の変形させた後の
形状は開口部50bの幅よりも広幅になり、開口部50
bに係合するようになってさえいればよいが、第1実施
形態と同様に、凸曲面状の表面を有する半球状の頭部を
形成することが好ましい。
【0039】上記の凸部と開口部との関係は種々変更す
ることが可能である。例えば、図9に示すように、凸部
67に対応する延長形状の開口部70bを設けた場合、
開口部70bの一部に凸部67の外径よりも一回り大き
な内径若しくは幅を備えた広幅部70b−1を形成する
とともに、残りの部分を凸部67の外径にほぼ対応した
幅を有する延長部70b−2とする。このとき、凸部6
7を備えた図示しない下ケース部材に対して、開口部7
0bを備えた上ケース部材を嵌合させる場合には、図9
(a)に示すように、大きく形成された広幅部70b−
1に凸部67を挿通させるようにすれば、作業を容易に
行うことができる。
【0040】この凸部67と開口部50bとを備えた液
晶表示装置を組み立てる場合には、図9(a)に示すよ
うに広幅部70b−1に凸部67を挿通させた後、図9
(b)に示すように凸部67の先端を変形させて頭部6
7aを形成し、その後、図9(c)に矢印で示すよう
に、下ケース部材と上ケース部材とを、図示しない液晶
パネルを両ケース部材によって位置決めした状態になる
まで相対的にスライドさせる。このとき、凸部67は広
幅部70b−1から延長部70b−2に入り、延長部7
0b−2によってスライド方向が規制される。
【0041】なお、上記の凸部67と開口部70bとの
係合手順を、図9に示す方法で行うことなく、第2実施
形態で示す方法と同様に、凸部67と開口部70bとが
嵌合した状態で、先に両ケース部材を相対的にスライド
させて、液晶パネルが位置決めされた状態とし、その後
に、凸部67の先端を変形させて頭部67aを形成する
ようにしてもよい。
【0042】尚、本発明の電気光学装置及びその製造方
法は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え
得ることは勿論である。例えば、上記の下ケース部材及
び上ケース部材は、ケース部材専用に設けられているも
のに限らず、例えば、回路基板の一部や、機器のケース
体の一部を構成するものなどであってもよい。また、各
ケース部材は一体のものに限らず、複数の部品によって
構成されているものであってもよく、例えば、下ケース
部材が基体と導光板とによって構成されていても構わな
い。
【0043】[第3実施形態]次に、上記の液晶表示装
置を内蔵した電子機器の構造例を第3実施形態として図
10を参照して説明する。この実施形態は携帯電話であ
り、外装ケース101の外面には、多数の操作ボタンを
配列させた操作部102と、出没自在に形成されたアン
テナ103と、音発生部104と、音検出部105と、
表示部106とが設けられている。
【0044】外装ケース101の内部には、回路基板1
が設置され、この回路基板1には、上記の液晶パネル1
0が下ケース部材20及び上ケース部材30に収容され
た状態で実装されている。液晶パネル10の液晶表示領
域は、表示部106において視認できるように構成され
ている。回路基板1には通信回路が形成されているとと
もに、上記操作部102に配列された操作ボタンが実装
され、また、音発生部104に対応する位置にスピーカ
素子が、音検出部105に対応する位置にマイク素子が
それぞれ実装され、さらに、種々の機能を実現するため
の演算処理回路やメモリ素子等からなるマイクロプロセ
ッサユニット(MPU)が実装されている。
【0045】本実施形態の携帯電話100の場合、例え
ば、下ケース部材20を上記携帯電話の前面パネルとし
て兼用するように、表示部106の端部から操作部10
2へ向けて延長した形状に構成してもよい。また、上ケ
ース部材30を表示部106の外面パネルとして用いて
もよい。これらのようにケース部材を外面に露出したパ
ネルの一部として構成することによって電子機器の薄型
化を図ることが可能になる。
【0046】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
第1ケース部材と第2ケース部材とが相互に当接する当
接面領域に凸部と開口部が形成され、凸部の先端が変形
されることによって両ケース部材が係合し、相互に固定
されるように構成されているので、変形された凸部の突
出量以外に係合構造のためにケース体の厚さを確保する
必要がなくなるとともに、ケース体の側部に係合構造を
設ける必要もなくなるので、装置全体の小型化及び薄型
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気光学装置の第1実施形態であ
る液晶表示装置の平面図である。
【図2】第1実施形態の右側面図である。
【図3】第1実施形態における図1の III−III線に沿
って切断した状態を示す縦断面図である。
【図4】第1実施形態における下ケース部材の平面図で
ある。
【図5】第1実施形態における凸部と開口部との係合部
分の処理手順を示す説明図(a)及び(b)である。
【図6】本発明に係る電気光学装置の第2実施形態であ
る液晶表示装置において、下ケース部材に対して液晶パ
ネルを介在させて上ケース部材を嵌合させた状態を示す
平面図である。
【図7】第2実施形態において、下ケース部材と上ケー
ス部材とを相対的にスライドさせて液晶パネルを位置決
めさせた状態を示す平面図である。
【図8】第2実施形態において、下ケース部材と上ケー
ス部材とを係合固定させた状態を示す平面図である。
【図9】第2実施形態に対する凸部と開口部との変形例
を用いた係合手順を示す説明図(a)〜(c)である。
【図10】第3実施形態の電子機器を示す図である。
【符号の説明】
10 液晶パネル 11,12 パネル基板 11a 基板張出部 20 下ケース部材 20a 収容凹部 21 コネクタ 22 導光部 23 枠状部 23a 内側面 27 凸部 27a 頭部 30 上ケース部材 30a 表示窓部 30b 開口部 34 折曲縁部 34a 内面 40 成形部材 40a 成形用凹部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に電気光学材料を配置してなる電
    気光学パネルと、該電気光学パネルを背面側から支持す
    る第1ケース部材と、前記電気光学パネルを前面側から
    支持する第2ケース部材とを備えた電気光学装置におい
    て、 前記電気光学パネルを収容した状態で前記第1ケース部
    材と前記第2ケース部材とが相互に接触可能な当接面領
    域を設け、該当接面領域において前記第1ケース部材と
    前記第2ケース部材のいずれか一方に凸部を形成し、い
    ずれか他方における前記凸部に対応する位置に開口部を
    形成し、該開口部に前記凸部を通した状態で、前記凸部
    の先端が変形されることにより前記開口部に係合して、
    前記第1ケース体と前記第2ケース体とが固定されてな
    ることを特徴とする電気光学装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記凸部の先端が既
    定形状に成形されていることを特徴とする電気光学装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、前記凸
    部の先端の表面は凸曲面状であることを特徴とする電気
    光学装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    おいて、前記第1ケース部材と前記第2ケース部材と
    は、前記電気光学パネルを収容した状態で相互に所定方
    向にスライド可能に構成され、前記第1ケース部材に
    は、該所定方向の一方側において前記電気光学パネルに
    当接する第1当接部が設けられ、前記第2ケース部材に
    は、前記所定方向の他方側において前記電気光学パネル
    に当接する第2当接部が設けられていることを特徴とす
    る電気光学装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記開口部は、前記
    所定方向に延長した形状を備えていることを特徴とする
    電気光学装置。
  6. 【請求項6】 基板上に電気光学材料を配置してなる電
    気光学パネルと、該電気光学パネルを背面側から支持す
    る第1ケース部材と、前記電気光学パネルを前面側から
    支持する第2ケース部材とを備えた電気光学装置の製造
    方法であって、前記電気光学パネルを収容した状態で前
    記第1ケース部材と前記第2ケース部材とが相互に接触
    可能な当接面領域を設け、該当接面領域において前記第
    1ケース部材と前記第2ケース部材のいずれか一方に凸
    部を形成し、いずれか他方における前記凸部に対応する
    位置に開口部を形成し、該開口部に前記凸部を挿通した
    状態で、前記凸部の先端を変形させることにより前記開
    口部に係合させて前記第1ケース体と前記第2ケース体
    とを固定することを特徴とする電気光学装置の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記凸部の先端を既
    定形状に変形させることを特徴とする電気光学装置の製
    造方法。
  8. 【請求項8】 請求項6又は請求項7において、前記凸
    部の先端の表面を凸曲面状とすることを特徴とする電気
    光学装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項6乃至請求項8のいずれか1項に
    おいて、所定形状の成形用凹部を備えた成形部材を前記
    凸部の先端に当接させて前記凸部を変形させることを特
    徴とする電気光学装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項6乃至請求項9のいずれか1項
    において、前記凸部の先端に振動を与えることによって
    変形させることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  11. 【請求項11】請求項1乃至5のいずれかに記載された
    電気光学装置を備えた電子機器。
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