JP2005134554A - バックライト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 均一な輝度でかつLEDの出射光の利用効率に優れたバックライト装置を提供する。
【解決手段】 導光板18と枠体10と回路基板16と回路基板16に取り付けられた光源27と光源27の上方を覆うように設ける遮蔽シート9とを備えたバックライト装置において、枠体10は回路基板16に対して光源27と反対側の位置に設ける第1の側壁11と、回路基板16の両端に対応する位置にそれぞれ設ける第2の側壁と第3の側壁と、各側壁に連接する底部19とを備え、第1の側壁11の上面11aに上方に向かって突出する遮蔽シート突当部11bを有し、遮蔽シート9の一端9aを第1の側壁11の遮蔽シート突当部11bに当接させる共に遮蔽シート9の一端9aを第1の側壁11の上面11aに固定し、遮蔽シート9の他端9bを導光板18における光源側の一端18aに固定し、遮蔽シート9と枠体10の底部19とで回路基板16を狭持したことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明はバックライト装置に係り、特にLEDを光源に用いたサイドライト型のバックライト装置に関する。
透過型または半透過型液晶表示パネルには、その背面にバックライトが設けられる。このバックライトには、大別して光拡散板などの下に光源を配置した直下型と、導光体の側面に光源を配置したサイドライト型とがある。サイドライト型バックライトは、液晶表示パネルとほぼ同じ大きさに形成された合成樹脂からなる平板状の導光体を備え、その一つの側面が受光面とされ、その受光面に対向して光源が配置される(例えば、特許文献1参照。)。
このように、サイドライト型バックライトは、導光体の側方に光源を配置する構成であるため、直下型バックライトに比べて薄型化が可能であり、また、液晶表示パネルに対する光源の発熱の影響を少なくし得る点で有利であるとされているが、光源で発した光を導光板内に有効に取り込むためには、導光板に対して光源の位置を適正に保持することが重要であリ、これに対応した例が提案されている(例えば、非特許文献1参照。)。
以下、図面を用いて従来技術における液晶表示装置用のバックライト装置の具体的例について説明する。図11は従来技術における液晶表示装置用のバックライト装置の分解斜視図、図12は図11における組み立てられたバックライト装置のB−B断面図である。図11及び図12に示すように、このバックライト装置50は、上面が開放した箱型の枠体24内に導光板28、液晶セル25及び光源であるLED27を備えている。枠体24は第1収容部24aと第2収容部24bとを備え、第1収容部24aに導光板28、光拡散シート31、液晶セル25が順次積層形成され、第2収容部24bにLED27を実装した回路基板26が組み込まれている。この第2収容部24bには、底面22aの端部にLED27を実装した回路基板26を立てた状態で支持する取付溝33及びガイド溝34が形成されている。また、第2収容部24bに組み込まれた回路基板26の上端部には、遮光壁32が第2収容部24bの上方に配設されている。
導光板28は、透明なアクリル材で形成された薄板で、第1収容部24aのスペース内に適合するサイズに形成されており、その一側面にはLED27を入れるために湾曲状に凹設した受光部29が形成されている。また、導光板28の両側面にはそれぞれフック35が突出形成され、このフック35を枠体24の段部の両側面に予め形成された溝部36に嵌め合うことで、枠体24に位置決め固定される。
枠体24の第2収容部24bに組み込まれる回路基板26は、ガラスエポキシ基板やシート状のフレキシブル基板を使用することができ、図13(a)に示すように、下端に突出部39を備えた実装部44と、回路配線部40とで一体形成されている。突出部39の幅は実装するLED27が収まるような寸法で形成されており、LED27は突出部39の上方に実装される。回路配線部40は、枠体24の段部22cに載置され、枠体24に設けた切欠部41から突出させて図示しない外部装置に接続される。回路配線部40からは配線がLED27に向かって形成されている。また、突出部39に近い回路基板26の一端にはガイド突起38が設けられている。この回路基板26は図13(b)に示すように、枠体24の底面22aの端部に開設された取付溝33とガイド溝34に突出部39とガイド突起38を嵌め込んで位置決めされ、枠体24の側壁23bと図11に示した導光板28の受光部29との間に挟まれて固定される。さらに、図11及び図12に示したように、回路基板26が枠体24と遮光壁32によって光潟れを防止する構造となっている。
また、さらに薄型化するために図14に示すような構造のバックライト装置60も開示されている。バックライト装置60は導光板18と、導光板18を保持する枠体54と、枠体54に装着される回路基板56と、導光板18の受光部となる側面に近接または密接して対向する如く回路基板56に取り付けられた光源27と、光源27の上方を覆うように設ける遮蔽シート52とを備えている。この枠体54は回路基板56に対して光源27と反対側の位置に設ける第1の側壁53と、第1の側壁53に連接する底部59とを有している。また、遮蔽シート52の一端52aは第1の側壁53の上面53aに貼り付け固定され、他端52bが導光板18における光源側の一端である斜面部18aに貼り付け固定されており、遮蔽シート52と枠体54の底部59とで回路基板56を狭持する構造になっている。
特開2002−357823号公報(第2頁、図1−2) 特願2002−078828号(第4−6頁、図1−3)
しかしながら、図11から図13に示した従来技術におけるバックライト装置50は枠体24の取付溝33とガイド溝34に回路基板26の突出部39とガイド突起38を嵌め込んで位置決めされるため、ガイド溝34のサイズはガイド突起38の外形より若干大きく形成される。このため枠体24や回路基板26の寸法公差で、ガイド溝34とガイド突起38のとの間に隙間が生じ、導光板28と光源であるLED27との位置ずれが発生する場合がある。特に上下方向は動き易く輝度むらが発生する場合があった。
また、図14に示したバックライト装置60においては遮蔽シート52の一端52aを第1の側壁53の上面53aに固定し、他端52bを導光板18の斜面部18aに貼り付ける時の位置決めが難しいという問題があった。例えば、第1の側壁53における上面53aの外壁側に遮蔽シート52の一端52aを合わせるように位置決めして貼り付けようとしても、図15に示すように、遮蔽シート52の一端52aが第1の側壁53の外壁側より外側にずれる場合がある。この場合、遮蔽シート52の他端52bは、光源27側にずれ、導光板18の一部51が露出する。この結果、露出した導光板18の一部51から光が漏れることになる。また、図16に示すように、遮蔽シート52の一端52aが第1の側壁53の外壁側より内側にずれる場合もあり、この場合は、遮蔽シート52の他端52bは液晶セル25側にずれ、導光板18の斜面部18aと液晶セル25との間で跳ね上がり変形する。このため遮蔽シート52と導光板18との間に空間ができ、この空間から光が漏れ光の反射性能が低下する。さらに、第1の側壁53の上面53aと遮蔽シート52との貼り付け面積が小さくなり、遮蔽シート52の弾性によって遮蔽シート52の一端52aが上面53aから剥がれることがある。この結果、上面側から光りが漏れることになる。このように、遮蔽シート52の位置決めが難しく出射光の利用効率が悪くなり、輝度が低下し、輝度ムラが増加するという問題があった。
(発明の目的)
本発明の目的は、上記従来技術における課題を解決して枠体に配置された導光板の受光部に光源からの光を効率よく照射するように光源の発光面を適正位置に配置し固定することによって、均一な輝度でかつLEDの出射光の利用効率に優れたバックライト装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明のバックライト装置は、導光板と、該導光板を保持する枠体と、該枠体に装着される回路基板と、導光板の受光部となる側面に近接または密接して対向する如く回路基板に取り付けられた光源と、該光源の上方を覆うように設ける遮蔽シートとを備えたバックライト装置において、枠体は、回路基板に対して光源と反対側の位置に設ける第1の側壁と、回路基板の両端に対応する位置にそれぞれ設ける第2の側壁と第3の側壁と、各側壁に連接する底部とをを備え、第1の側壁の上面に上方に向かって突出する遮蔽シート突当部を有し、遮蔽シートの一端を第1の側壁の遮蔽シート突当部に当接させる共に遮蔽シートの一端を第1の側壁の上面に固定し、遮蔽シートの他端を導光板における光源側の一端に固定し、遮蔽シートと枠体の底部とで回路基板を狭持したことを特徴とする。
また、遮蔽シートは、光遮蔽層と光反射層とを有する積層構造をなし、光反射層が導光板と対向するように装着されていることを特徴とする。
また、遮蔽シートが回路基板の上端部の一部に固定されていることを特徴とする。
また、第2の側壁及び第3の側壁の一方の端部にそれぞれ切欠部を設け、該切欠部によって形成される第2の側壁及び第3の側壁のそれぞれの端面に弾性押圧部を設け、弾性押圧部により回路基板を第1の側壁の内面に押圧保持したことを特徴とする。
また、弾性押圧部が第2の側壁及び第3の側壁のそれぞれの端面から突出する凸部からなり、横断面形状が略半円形形状であることを特徴とする。
また、遮蔽シート突当部における第1の側壁の上面からの高さは遮蔽シートの厚さに比較して大きい値に設定されていることを特徴とする。
また、第2の側壁及び第3の側壁のそれぞれの端面に回路基板両端をガイドするための第4の側壁と第5の側壁とを有し、回路基板の両端を第4の側壁と第5の側壁とで狭持したことを特徴とする。
また、第2の側壁の端面から突出する突起部を有し、回路基板の突起部に対応する位置に凹部を設け、該凹部に突起部が嵌合されていることを特徴とする。
以上のように本発明のバックライト装置は回路基板を安定した状態で固定することができると共に、枠体の第2、第3の側壁に回路基板を固定するための弾性押圧部及び第4、第5を設けることにより、枠体や回路基板の出来上がり寸法のばらつきに関係なく回路基板を安定して固定することができるため、導光板に対してLEDの位置を適正な位置に配置、固定することができる。この結果、バックライトの輝度むらが低減され、LEDの出射光の有効利用を図ることができる。
また、回路基板の上端を当接保持し第1の側壁の上面から導光板の斜面部に延びる遮光シートを設け、遮蔽シートの一端を第1の側壁の上面に設ける遮蔽シート突当部に当接させて上面に貼り付けることにより、遮蔽シート貼り付けの作業性が良くなり、貼り位置が安定する。この結果、光漏れを防止し、LEDの出射光の利用効率を向上させることができる。また、小型で低価格のバックライト装置を提供することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図1から図7を参照して詳細に説明する。図1は本実施形態におけるバックライト装置の一部を示す斜視図、図2は図1におけるAーA断面図、図3はバックライト装置の主要部を示す平面図、図4は枠体の一部を示す斜視図、図5は導光板を示す斜視図、図6は回路基板を示す斜視図、図7は枠体の主要部を示す平面図である。本実施形態におけるバックライト装置は枠体に回路基板を取り付ける構造が従来例と異なっており基本構造は従来例におけるバックライト装置に類似している。従って、枠体に回路基板を取り付ける構造について詳細に説明し、その他の従来例と同様な構成については説明を省略する。
本実施形態におけるバックライト装置は図1、図2、図3に示すように上面が開放した箱型の枠体10に、液晶セル25の下方に配置される導光板18と、導光板18の受光部となる側面に近接または密接して対向する如く回路基板16に取り付けられた光源としてのLED27と、該LED27の上方を覆うように設ける遮蔽シート9とを備えている。枠体10は回路基板16のLED27が装着されている面と反対側の面が密着保持されるように設ける第1の側壁11と、回路基板16の左右両端側の位置にそれぞれ設ける第2の側壁12と第3の側壁13と、各側壁に連接する底部19とを備えている。
第1の側壁11の上面11aには遮蔽シート9の一端9aを当接させて位置決めするための遮蔽シート突当部11bが設けられている。また、第2の側壁12及び第3の側壁13には、回路基板16が配置される側の端部にそれぞれ切欠部17a、17bを設け、この切欠部17a、17bによって形成される第2の側壁12及び第3の側壁13のそれぞれの端面に回路基板16を押圧保持するための弾性押圧部12a、13aが設けられている。
遮蔽シート9は、その一端9aが第1の側壁11の遮蔽シート突当部11bに当接させる共に遮蔽シート9の一端9aを第1の側壁11の上面11aに貼着固定し、LED27の上方を覆うように導光板18の方向に延長され、固定基板16の上端に当接すると共に遮光シート9の他端9bが導光板18におけるLED27側の一端に形成されている斜面部18aに貼着固定されている。また、枠体10の底部19から上面11aまでの高さが枠体10に装着されている回路基板16の高さと略等しいか、若干低い値に設定されている。これによって、回路基板16は遮蔽シート9によって下方に押圧され、枠体10の底部19と遮蔽シート9とによって狭持され固定され、回路基板16の寸法にばらつきが生じた場合にも遮蔽シート9の弾性によって対応が可能であり、回路基板16を確実に保持することができる。このように、回路基板16は、遮蔽シート9と枠体10の底部19とで狭持されように配置されると共に、弾性押圧部12a、13aにより第1の側壁11の内壁面に密着するように押圧保持されている。
また、遮蔽シート9は、幅が導光板18の幅とほぼ同じ値に設定されており、光遮蔽層と光反射層とを有する積層構造をなし、光反射層が導光板9と対向するように装着されている。回路基板16が第1の側壁11の内壁と、第2、第3の側壁12、13にそれぞれ設ける弾性押圧部12a、13aとの間に装着された後、遮蔽シート9の一端9aは、第1の側壁11の遮蔽シート突当部11bに当接して位置決めされ第1の側壁11の上面11aに粘着剤で貼着固定され、導光板18の方向に延長され回路基板16の上端の一部に貼着され、さらに延長された遮蔽シート9の他端9bは導光板18の斜面部18aに粘着剤で貼着固定されている。このように遮蔽シート9の一端9aを遮蔽シート突当部11bに当接させることによって遮蔽シート9の貼着位置がずれることがなく安定し作業性も向上する。
また、第1の側壁11の上面11aに設けられている遮蔽シート突当部11bの上面11aからの高さhの値は、遮蔽シート9の板厚tの値に比較してやや大きい値に設定されている。また、図7に示すように遮蔽シート突当部11bは、第1の側壁11の外壁側に沿って形成され、幅方向の中央付近に設けられている。また、遮蔽シート突当部11bの幅は特に限定されないが、遮蔽シート突当部11bの両端と第2、第3の側壁12、13の内壁に対応する位置とのそれぞれの間にできる領域の幅a、bの値を遮蔽シート9を保持する工具(例えばピンセット等)が挿入できる大きさに設定することが好ましい。また、遮蔽シート突当部11bの厚さも特に限定されないが、遮蔽シート突当部11bにおける遮蔽シート9の突当面から第1の側壁11の内壁に至る長さ、即ち遮蔽シート9を貼着する上面11aにおける第1の側壁11の厚さ方向の長さcの値は、出来るだけ大きい方が固定力安定するため、0.8mm、または、これより大きい値に設定することが好ましい。
図4に枠体10の主要部の斜視図を示す。図4(a)は枠体の主要部を示し、図4(b)は弾性押圧部12a、13aの形状を分かりやすくするため、図4(a)における第1の側壁11の一部を省略して描いてある。図4に示すように、第2の側壁12及び第3の側壁13に設ける弾性押圧部12a、13aは、第2の側壁、第3の側壁のそれぞれの端面から突出する凸部からなり横断面形状が略半円形形状で、端面の上部から下部までの全長に亘って設けられている。また、この弾性押圧部12a、13aは、回路基板16の両端の近傍で中心よりの位置に対応する位置に設けられている。また、弾性押圧部12a、13aの先端と第1の側壁11の内壁面との距離は、回路基板16の厚さと略一致し、やや小さい値に設定されている。これによって、回路基板16の厚さのばらつきに対して弾性押圧部12a、13aである略半円形形状の凸部の頂点の部分が弾性変形することによって対応し、回路基板16を第1の側壁11の内壁面に確実に押圧保持することができる。
さらに、回路基板16の両端のそれぞれの近傍に回路基板16の両端をガイドするための第4の側壁14と第5の側壁15とが設けられており、第4の側壁14の内壁と第5の側壁15の内壁との間の距離は、この内壁間に収納される回路基板16の長さと略一致するように設定されている。これによって回路基板16の左右方向の動きが規制されている。第4の側壁14の一端は第1側壁11の一方の端部と連接し、他端は第2の側壁12と連接して設けられている。同様に第5の側壁15の一端は第1側壁11の他方の端部と連接し、他端は第3の側壁12に連接して設けられている。また、第4の側壁14の高さは第2の側壁12と同じ高さで良いが、第5の側壁15の高さは第3の側壁13の高さと比較して低い値に設定する。第5の側壁15の高さは回路基板16をガイドするために必要な高さを確保出来ればよい。この回路基板15の上方に設ける隙間は、回路基板16に接続されているリード線の取り出し口となっている。
図5に示すように導光板18には上面から光源27側の端部に向かって高さが高くなるように延長されている斜面部18aが設けられている。この斜面部18aが形成されている導光板18の端部の高さは、枠体10に装着されている回路基板16の高さと略等しいか、若干低い値に設定されている。
また、図6に示すように、回路基板16は長方形の形状をなし所定の位置に光源としてのLED27が1個搭載された構造で従来例と基本的に類似している。また、その他の構成についても従来例とほぼ同様であるため説明を省略する。
以上のように本実施形態のバックライト装置によれば、LED27を搭載した回路基板16の上端を当接保持し第1の側壁11の上面11aから導光板18の斜面部18aに延びる遮光シート9を設けることにより上方向の光漏れを有効に防止すると共に、回路基板16が前後、左右、上下方向共に枠体10に確実に固定され、適正な位置を確保することができる。また、外力の作用に対しても強く安定した固定力を有する。従って、導光板18に対する位置が適正に保持され、輝度むらを低減することができる。さらに光漏れを防止し出射光の利用効率を向上させることができる。
また、遮蔽シート9の一端9aを第1の側壁11の上面11aに設ける遮蔽シート突当部11bに当接させて上面11aに貼着固定することにより遮蔽シート9の貼り位置が安定し、遮蔽シート9の貼着工程での作業性が良くなる。これによって光漏れを防止し、LEDの出射光の利用効率を向上させることができると共に小型で低価格のバックライト装置を提供することができる。
また、本実施形態においては、回路基板16の左右両側の位置を規制するために第4の側壁14、第5の側壁15を設けた例で説明したが、図9に示すように第2の側壁12の端面における高さ方向の中央付近から突出する突起部14aを設け、図9(b)に示すように回路基板16の一端で突起部14aに対応する位置に凹部16aを設け、図9(c)に示すように凹部16aに突起部14aを嵌合させても良い。この場合、第1の側壁11における第2の側壁12に対応する端部に切欠部11eを設けることが好ましく、回路基板16を枠体10に装着する場合に有効である。また、第5の側壁15は第1の実施形態と同様で良い。また、突起部14aの内側と第5の側壁15の内壁との間の距離は、この間に収納される回路基板16の一端と他端の凹部16aの端面16bとの長さと略一致するように設定されている。また、突出部14aの幅、厚さ、突出する長さは適度な強度と弾性を有するように設定されており、これによって回路基板16の左右の動きが規制される。
次に、本例における回路基板16を枠体10に装着する方法について図10を用いて説明する。まず、図10(a)に示すように回路基板16を枠体10に装着された状態における第1の側壁11の切欠部11eに対応する位置から外側の部分をLED27が実装されている側と反対の方向に曲げて弾性変形させる。次に、図10(b)に示すように回路基板16を枠体10の上方から下方(図中矢印Aの方向)に移動させ、第1の側壁11と弾性押圧部12a、13aとの間に差し込む。この時、回路基板16の曲げられた部分は第1側壁11の切欠部11eから枠体10の外側に突出している。さらに、回路基板16を下方に押し下げ枠体10の底部19に回路基板16の下面16cを当接させる。その後、回路基板16の変形させた部分を弾性を利用して元の状態に戻し、図9(c)に示すように第2の側壁12の突起部14aに回路基板16の凹部16aを嵌合させ、回路基板16を枠体10に装着する。また、回路基板16を枠体10から取り外すときは、逆の手順で簡単に取り外すことができる。尚、本例においても前述の実施形態と同様の効果を得ることができる。
尚、本実施形態においては遮蔽シート突当部11bを第1の側壁11の幅方向の中央付近に設けた例で説明したが、これに限定されるものではなく、図8に示すように第1の側壁11の両端から中央に向かって延長する二つの遮蔽シート突当部11c、11dを設けても良い。この場合は遮蔽シート突当部11cと遮蔽シート突当部11dとの間の領域の幅dの値を遮蔽シート9を保持する工具(例えばピンセット等)が挿入できる大きさに設定することが好ましい。また、遮蔽シート突当部11c、11dにおける遮蔽シート9の突当面から第1の側壁11の内壁に至る長さcの値は前述したように0.8mm、または、これより大きい値に設定することが好ましい。
また、本実施形態において、弾性押圧部は横断面形状が略半円形形状の凸部で端面の上部から下部までの全長に亘って設けた例で説明したが、部分的に分けて設けても良い。又形状についても半円形に限定されるものではなく適正な弾性を有する形状で有ればよい。
また、光源としてのLEDについても1個搭載した例で説明したが、2個以上搭載する場合においても、同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態におけるバックライト装置は、携帯電話や携帯情報端末等の小サイズに限らず比較的大サイズのコンピュータ、各種端末機、自動販売機、ATM等の機器の液晶ディスプレイにも適用できる。
本発明の実施形態におけるバックライト装置の一部を示す斜視図である。 図1におけるA−A断面を示す図である。 本発明の実施形態におけるバックライト装置の主要部を示す平面図である。 本発明の実施形態におけるバックライト装置の枠体を示す斜視図である。 本発明の実施形態における導光板を示す斜視図である。 本発明の実施形態における回路基板を示す斜視図である。 本発明の実施形態におけるバックライト装置の枠体の主要部を示す平面図である。 本発明の実施形態における他の例の枠体の主要部を示す平面図である。体を示す斜視図である。 本発明の実施形態における他の例のバックライト装置の一部を示す斜視図である。 本発明の実施形態における他の例の回路基板の装着方法を示す図である。 従来の液晶表示装置用のバックライト装置の全体構成を説明する分解斜視図である。 従来の液晶表示装置用のバックライト装置の全体構成を説明する断面図である。 従来の回路基板と枠体の一部を示す斜視図である。 従来のバックライト装置の他の例を示す断面図である。 従来のバックライト装置の他の例を示す断面図である。 従来のバックライト装置の他の例を示す断面図である。
符号の説明
9 遮蔽シート
9a 遮蔽シートの一端
9b 遮蔽シートの他端
10 枠体
11 第1の側壁
11a 第1の側壁の上面
11b、11c、11d 遮蔽シート突当部
11e 第1の側壁の切欠部
12 第2の側壁
12a 弾性押圧部
13 第3の側壁
13a 弾性押圧部
14 第4の側壁
14a 突起部
15 第5の側壁
16 回路基板
16a 凹部
16b 凹部の壁
17a、17b 切欠部
18 導光板
18a 導光板の斜面部
19 枠体の底部
22a 底部
23b 側壁
24 枠体
24a 第1収容部
24b 第2収容部
25 液晶セル
26 回路基板
27 LED
28 導光板
29 受光部
31 光拡散シート
32 遮光壁
33 取付溝
34 ガイド溝
35 フック
36 溝部
38 ガイド突起
39 突出部
40 回路配線部
41 切欠部
44 実装部
50、60 バックライト装置
51 導光板の一部
52 遮蔽シート
52a 遮蔽シートの一端
52b 遮蔽シートの他端
53 第1の側壁
53a 第1の側壁の上面
54 枠体
56 回路基板
59 底部

Claims (8)

  1. 導光板と、該導光板を保持する枠体と、該枠体に装着される回路基板と、前記導光板の受光部となる側面に近接または密接して対向する如く前記回路基板に取り付けられた光源と、該光源の上方を覆うように設ける遮蔽シートとを備えたバックライト装置において、
    前記枠体は、前記回路基板に対して前記光源と反対側の位置に設ける第1の側壁と、前記回路基板の両端に対応する位置にそれぞれ設ける第2の側壁と第3の側壁と、各側壁に連接する底部とを備え、前記第1の側壁の上面に上方に向かって突出する遮蔽シート突当部を有し、前記遮蔽シートの一端を前記第1の側壁の遮蔽シート突当部に当接させる共に前記遮蔽シートの一端を前記第1の側壁の上面に固定し、前記遮蔽シートの他端を前記導光板における光源側の一端に固定し、前記遮蔽シートと前記枠体の底部とで前記回路基板を狭持したことを特徴とするバックライト装置。
  2. 前記遮蔽シートは、光遮蔽層と光反射層とを有する積層構造をなし、前記光反射層が前記導光板と対向するように装着されていることを特徴とする請求項1記載のバックライト装置。
  3. 前記遮蔽シートが前記回路基板の上端部の一部に固定されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のバックライト装置
  4. 前記第2の側壁及び第3の側壁の一方の端部にそれぞれ切欠部を設け、該切欠部によって形成される前記第2の側壁及び第3の側壁のそれぞれの端面に弾性押圧部を設け、前記弾性押圧部により前記回路基板を前記第1の側壁の内面に押圧保持したことを特徴とする請求項1記載のバックライト装置。
  5. 前記弾性押圧部が前記第2の側壁及び第3の側壁のそれぞれの端面から突出する凸部からなり、横断面形状が略半円形形状であることを特徴とする請求項4記載のバックライト装置。
  6. 前記遮蔽シート突当部における前記第1の側壁の上面からの高さは前記遮蔽シートの厚さに比較して大きい値に設定されていることを特徴とする請求項1記載のバックライト装置。
  7. 前記第2の側壁及び第3の側壁のそれぞれの端面に前記回路基板両端をガイドするための第4の側壁と第5の側壁とを有し、前記回路基板の両端を前記第4の側壁と第5の側壁とで狭持したことを特徴とする請求項1、請求項4、請求項5のいずれか1項に記載のバックライト装置。
  8. 前記第2の側壁の端面から突出する突起部を有し、前記回路基板の前記突起部に対応する位置に凹部を設け、該凹部に前記突起部が嵌合されていることを特徴とする請求項1又は請求項4記載のバックライト装置。
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