JP2001256806A - リフレクター可動型自動車用ヘッドランプ - Google Patents

リフレクター可動型自動車用ヘッドランプ

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JP2001256806A JP2000070578A JP2000070578A JP2001256806A JP 2001256806 A JP2001256806 A JP 2001256806A JP 2000070578 A JP2000070578 A JP 2000070578A JP 2000070578 A JP2000070578 A JP 2000070578A JP 2001256806 A JP2001256806 A JP 2001256806A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 合成樹脂製エイミングスクリューを用いて適
正なエイミングを可能とするリフレクター可動型自動車
用ヘッドランプの提供。 【解決手段】 エイミング機構Eは、リフレクター14
の傾動支点を構成するエイミング支点を構成する玉継手
20と、ランプボディ10のスクリュー挿通孔10aに
回転可能に支承されて前方に延出する合成樹脂製スクリ
ュー30と、リフレクター14に形成されたブラケット
150aに装着され、スクリュー30に螺合し、スクリ
ュー30の回動に連係して前後進退する合成樹脂製ナッ
ト部材130とから構成される。ランプボディ10にナ
ット部材130を担持しかつ前後方向摺動可能に支持す
るナット摺動ガイド230を一体に形成して、スクリュ
ー30の曲げ変形を防止しする。ナット部材130とブ
ラケット150aとの装着部に、ナット部材130の進
退に伴って装着部に生ずる応力を解放する玉継手構造の
応力解放手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源を装着したリ
フレクターがエイミング機構によってランプボディに対
し傾動可能に支持されたリフレクター可動型の自動車用
ヘッドランプに係わり、特に、エイミング機構構成部材
であるエイミングスクリューを合成樹脂で構成したリフ
レクター可動型の自動車用ヘッドランプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の自動車用ヘッドランプ
は、図15に示すように、光源を装着一体化した合成樹
脂製リフレクター2が合成樹脂製ランプボディ1の前面
側において、1個の傾動支点である玉継ぎ手と、2本の
エイミングスクリューにそれぞれ螺合して軸方向に進退
可能な移動支点である2個のナット部材とから構成され
たエイミング機構によって支持されている。
【0003】即ち、エイミングスクリュー4は、ランプ
ボディ1に設けられたスクリュー挿通孔1aに回転可能
に支承されるとともに、ランプボディ1の前方に延出す
るエイミングスクリュー4のねじ部4aには、リフレク
ター2に延出形成されたブラケット2aに取着された合
成樹脂製ナット部材5が螺合している。そして、エイミ
ングスクリュー4を回動することで、ナット部材5がエ
イミングスクリュー4に沿って進退し、玉継手と他のエ
イミングスクリューに螺合するナット部材とを結ぶ傾動
軸周りにリフレクター2が傾動し、これによってランプ
の光軸を調整できる。
【0004】エイミングスクリュー4は金属製で、その
後端部には冠状歯車7が一体に形成されており、ドライ
バーDを使ってエイミングスクリュー4を回動操作でき
る。また、ランプボディ1の後方からスクリュー挿通孔
1aに挿通されたエイミングスクリュー4は、プッシュ
オンフィクス8によって前後方向に弾性支持されて位置
決め固定されている。
【0005】また、エイミングスクリュー4を回転可能
に支承するスクリュー挿通孔1aには、シール材である
Oリング9が介装されて、エイミングスクリュー4の回
転支承部における防水がとられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記した従来
技術では、エイミングスクリュー4が金属製のため、エ
イミング機構やヘッドランプの重量を低減する上で限界
があった。そこで、近年では、ヘッドランプの軽量化を
図るために、エイミングスクリューを合成樹脂で構成す
るという提案がなされている。
【0007】ところが、エイミングスクリュー4を合成
樹脂で構成した場合には、次のような問題があって、実
際に合成樹脂製エイミングスクリューを用いるまでに至
っていないのが実状である。
【0008】即ち、図15符号Wに示すように、片持支
持されたエイミングスクリュー4の先端側にリフレクタ
の重量が作用して、エイミングスクリュー4の基端部側
が曲げを受けて変形しやすく、耐久性に難がある。
【0009】また、リフレクタ側ブラケット2aに装着
されたナット部材5は、ブラケット2aに対し多少揺動
できるように構成されているが、ブラケット2aとナッ
ト部材5間の装着部に生じる応力を確実になくすことは
できない。このため、エイミングスクリュー4の回動に
伴ってナット部材5がスクリューに沿って進退する際
に、ナット部材5とブラケット2a間の装着部に生じる
応力によってリフレクタ2やエイミングスクリュー4が
変形し、適正なエイミングができないおそれがある等の
問題もあった。
【0010】本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的は、合成樹脂製エイミングスクリ
ューを用いて適正なエイミングを可能とするリフレクタ
ー可動型自動車用ヘッドランプを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段および作用】前記目的を達
成するために、請求項1に係るリフレクター可動型自動
車用ヘッドランプにおいては、容器状の合成樹脂製ラン
プボディと、灯室を画成するべく前記ランプボディの前
面開口部に組み付けられた合成樹脂製前面レンズと、前
記灯室に収容された、光源を装着したリフレクターと、
前記ランプボディとリフレクター間に介装されて、前記
リフレクターをランプボディに対し傾動可能に支持する
エイミング機構とを備え、前記エイミング機構は、前記
リフレクターの傾動支点を構成するエイミング支点と、
前記ランプボディに設けられたスクリュー挿通孔に回転
可能に支承されて前方に延出する合成樹脂製エイミング
スクリューと、前記リフレクターに延出形成されたブラ
ケットに装着されるとともに、前記エイミングスクリュ
ーに螺合し、エイミングスクリューの回動に連係して前
後進退する合成樹脂製ナット部材とから構成されたリフ
レクター可動型自動車用ヘッドランプであって、前記ラ
ンプボディに、前記ナット部材を担持しかつ前後方向摺
動可能に支持するナット摺動ガイドを一体に延出形成
し、前記ナット部材と前記ブラケットとの装着部に、ナ
ット部材の進退に伴って前記装着部に生ずる応力を解放
する玉継手構造の応力解放手段を設けるようにした。 (作用)ランプボディに一体形成されたナット摺動ガイ
ドが、エイミングスクリューに螺合するナット部材(に
作用するリフレクターの重量)を担持するので、合成樹
脂製エイミングスクリューにはリフレクターの重量によ
る曲げモーメントが作用しない。また、ナット部材の進
退に伴ってリフレクターがランプボディに対し傾動する
際や、光源の発熱に起因してリフレクターが熱膨張する
際等に、ナット部材とブラケットとの装着部(エイミン
グスクリューとリフレクター間)に発生しようとする応
力は、ナット部材とブラケットとの装着部に設けられた
玉継手構造の応力解放手段によって解放される。また、
エイミングスクリューの回動に伴って前後方向に進退す
るナット部材は、ナット摺動ガイドによって、エイミン
グスクリューに沿った方向にガイドされるので、ナット
部材とエイミングスクリューとの螺合部の摩擦トルクが
一定に保持される。請求項2においては、請求項1に記
載のリフレクター可動型自動車用ヘッドランプにおい
て、前記エイミングスクリューを、前記エイミング支点
と上下方向に離間する位置に配設された上下エイミング
スクリューと、前記エイミング支点と左右方向に離間す
る位置に配設された左右エイミングスクリューと、から
構成するようにした。 (作用)上下エイミングスクリューの回動によりナット
部材が上下エイミングスクリューに沿って進退し、リフ
レクターがエイミング支点と左右エイミングスクリュー
に螺合するナット部材・ブラケット間装着部とを通る水
平傾動軸周りに傾動する。左右エイミングスクリューの
回動によりナット部材が左右エイミングスクリューに沿
って進退し、リフレクターがエイミング支点と上下エイ
ミングスクリューに螺合するナット部材・ブラケット間
装着部を通る垂直傾動軸周りに傾動する。請求項3にお
いては、請求項1または2に記載のリフレクター可動型
自動車用ヘッドランプにおいて、前記ブラケットとナッ
ト部材との装着部を、前記ナット部材の前記エイミング
支点に臨む側面に突設した玉部側の係合突起と、前記ブ
ラケットに設けられた、前記係合突起が係合する玉受部
側の係合孔で構成し、前記係合突起と係合孔を、係合方
向に相対摺動可能で、前記エイミング支点と前記エイミ
ングスクリューを含む平面に沿って相対揺動可能で、か
つ前記係合孔の周方向に相対回動可能な玉継手構造の応
力解放手段で構成するようにした。 (作用)例えば、図13に示すように、エイミングスク
リュー30の回動に伴って、ナット部材130は、矢印
Aに示すように、スクリュー30に沿って前後進退(直
線運動)し、一方、リフレクター14(のブラケット1
50aの係合孔152)は、矢印Bに示すように、エイ
ミング支点P(垂直傾動軸Ly)周りに回転(傾動)す
る。このため、移動軌跡が異なる両者(直線運動をする
ナット部材130と回転運動をするブラケット150
a)間の係合部(係合突起135と係合孔152)であ
る装着部には、移動軌跡の差(ずれ)相当の応力が発生
することになる。しかし、ナット部材130のスクリュ
ー30に沿った前後進退動作に伴って、ナット部材13
0側の係合突起135とブラケット150a側の係合孔
152が係合方向(図13左右方向である係合孔152
延在方向)に相対摺動して、ナット部材130とブラケ
ット150a間の装着部における、エイミング支点Pを
通る水平傾動軸Lxに沿った方向のずれδに対応する引
張応力(圧縮応力)を解放する。また、係合突起135
と係合孔152が水平方向に相対揺動して、ナット部材
130とブラケット150a間の装着部における、係合
孔152の延在方向L2と係合突起135の突出方向L
3の角度ずれθに対応するトルクを解放する。即ち、リ
フレクタ14がエイミング支点Pを通る垂直傾動軸Ly
周りに傾動する際の、装着部に生じる応力を解放する。
また、係合突起135と係合孔152が係合孔152の
周方向に相対回動して、リフレクタ14がエイミング支
点Pを通る水平傾動軸Lx周りに傾動する際の、装着部
に生じる応力を解放する。また、光源の発熱が原因でリ
フレクタ14が熱膨張するするなどの場合にも、ナット
部材130とブラケット150a間の装着部には、リフ
レクタ14の変形に伴う応力が生じようとするが、係合
突起135と係合孔152から構成された玉継手構造の
応力解放手段によって、その応力が解放される。請求項
4においては、請求項3に記載のリフレクター可動型自
動車用ヘッドランプにおいて、前記係合孔を前記エイミ
ングスクリューと平行な隔壁によって2つの孔に画成
し、一方、前記係合突起を二股状に分割するとともに、
前記二股部を前記隔壁に係合するように前記二股状係合
突起をそれぞれの孔に挿入して、係合孔の内周面に係合
突起を圧接状態に保持させるように構成した。 (作用)二股状係合突起と係合孔側の隔壁は、係合突起
を係合孔に挿入する際のガイドとして作用する。また、
係合孔に挿入された係合突起は、係合孔の内周面に圧接
状態に保持されて、抜け止めされるとともに、ナット部
材とブラケット間の装着部のガタをなくすべく作用す
る。また、請求項4において、前記二股状係合突起の対
応する外周面に、前記係合孔の内周面にそれぞれ圧接さ
れて、前記係合突起と前記係合孔の相対揺動軸を構成す
る凸部を設けるように構成してもよい。このようにする
ことで、係合孔の内周面に圧接された一対の凸部を通る
軸が、係合突起と係合孔の相対揺動軸となって、係合突
起と係合孔のスムーズな相対揺動が確保される。これに
より、リフレクターがスムーズに傾動し、スムーズなエ
イミングが可能となる。請求項5においては、請求項3
または4に記載のリフレクター可動型自動車用ヘッドラ
ンプにおいて、前記ナット部材を、前記エイミングスク
リューを覆うように前後に延びて前記エイミング支点側
の側面が開口する筒型の摺動ガイド内に収容するととも
に、前記摺動ガイドの側面開口部から前記係合突起を突
出させ、前記ナット部材の側面に、前記ナット摺動ガイ
ドに圧接状態に摺接する板ばね状弾性延出部を形成する
ようにした。 (作用)板ばね状弾性延出部がナット摺動ガイドに圧接
して、ナット部材はナット摺動ガイド内においてガタな
く弾支されるとともに、ナット部材のナット摺動ガイド
(エイミングスクリュー)に沿ったスムーズな摺動が確
保される。また、請求項1〜5のいずれかに記載のリフ
レクター可動型自動車用ヘッドランプにおいて、前記ス
クリュー挿通孔を、ランプボディに一体に形成されラン
プボディを貫通して前方に延出する筒状部によって構成
するとともに、前記筒状部の前方延出端部を、周方向に
分割されて半径方向に弾性変形可能で、先端に形成され
た掛止部がエイミングスクリュー側の凹状係合部に係合
してランプボディ後方から挿通したエイミングスクリュ
ーを後方に抜け止めする複数の分割揺動片によって構成
し、前記エイミングスクリューを、前記スクリュー挿通
孔によって支承される被支承部と、前記被支承部前方の
雄ねじ部と、前記被支承部後方の回動操作部とを備え、
前記スクリュー挿通孔周縁部に圧接かつ摺接するスカー
ト状の弾性防水リブを一体に形成するように構成しても
よい。そして、このように構成することで、ランプボデ
ィの外側からエイミングスクリューをスクリュー挿通孔
に押し込むと、筒状部の前方延出端部を構成する分割揺
動片が、被支承部に押されて半径方向外方に拡径するよ
うに弾性変形して、被支承部が筒状部を貫通し、分割揺
動片の掛止部がエイミングスクリュー側の凹状係合部に
係合しかつスカート状弾性リブがスクリュー挿通孔周縁
部に当接することで、スクリュー挿通孔に対しエイミン
グスクリューが軸方向に位置決め固定される。また、エ
イミングスクリューの被支承部後端側に形成されたスカ
ート状の弾性防水リブは、スクリュー挿通孔の周縁部に
圧接かつ摺接し、ランプボディ後方側のスクリュー挿通
孔周縁部とエイミングスクリュー被支承部間への水の侵
入を阻止するとともに、エイミングスクリューを前後方
向に弾性支持する。また防水リブおよびランプボディは
いずれも合成樹脂製で、防水リブとスクリュー挿通孔周
縁部間の摺接部では両者の滑動が確保されて、エイミン
グスクリューの回動を妨げるものでもない。また、合成
樹脂製防水リブは、ゴム製のOリングに比べ、水によっ
て劣化しにくい。この結果、エイミングスクリューに一
体に形成されてスクリュー挿通孔の周縁部に圧接かつ摺
接するスカート状の弾性防水リブによって、エイミング
スクリューは回転支承部において前後方向にガタなく弾
性支持されるとともに、エイミングスクリューの回転支
承部における防水が確保されるので、エイミングスクリ
ューの回転支承部にプッシュオンフィックス等の弾性部
材やOリングなどのシール部材を介装する必要がなくな
り、それだけエイミング機構を構成する部品点数が減っ
て、エイミング機構の構成が簡潔となるとともに、エイ
ミング機構の組み付け作業も簡単となる。また、合成樹
脂製防水リブは、長期使用しても水による劣化はなく、
エイミングスクリューの回転支承部における長期にわた
る弾性支持と防水が保証される。また、エイミングスク
リューの被支承部に、スクリュー挿通孔の内周面に摺接
する円環状の第2の弾性防水リブを一体に形成するよう
に構成してもよい。そして、このように構成すること
で、エイミングスクリューの被支承部に形成されてスク
リュー挿通孔の内周面に摺接する第2の円環状の弾性防
水リブは、スクリュー挿通孔内周面に圧接状態に保持さ
れて、エイミングスクリューの回転支承部における防水
を確保する。また、合成樹脂製防水リブは弾性(可撓
性)をもつことから、エイミングスクリューの被支承部
を筒状部(スクリュー挿通孔)に挿入する際には、第2
の防水リブが弾性変形して、エイミングスクリューのス
クリュー挿通孔への組付けを妨げず、また第2の防水リ
ブとスクリュー挿通孔内周面間の摺接部が、エイミング
スクリューの回動を妨げるものでもない。また、合成樹
脂製の第2の防水リブは、ゴム製のOリングに比べ水に
よって劣化しにくい。この結果、エイミングスクリュー
の回転支承部は、ランプボディ外側のスクリュー挿通孔
周縁部における弾性防水リブによる防水手段と、スクリ
ュー挿通孔内部における第2の弾性防水リブによる防水
手段の2カ所によって防水がとられているので、それだ
けエイミングスクリューの回転支承部における防水を確
実なものとすることができる。請求項6においては、請
求項1〜5のいずれかに記載のリフレクター可動型自動
車用ヘッドランプにおいて、前記リフレクタを合成樹脂
製とし、前記エイミング支点を、リフレクター側または
ランプボディ側のいずれか一方に突設された合成樹脂製
の玉部と、他方に形成された、前記玉部が係合可能な合
成樹脂製玉受け部とからなる玉継手により構成するよう
にした。 (作用)エイミングスクリューに加えて、リフレクター
と、エイミング支点を構成する玉部と玉受け部からなる
玉継手とを合成樹脂製とすることで、エイミング機構全
体を合成樹脂で構成できる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、実
施例に基づいて説明する。
【0013】図1〜図13は本発明の第1の実施例を示
し、図1は本発明の第1の実施例であるリフレクター可
動型の自動車用ヘッドランプの正面図、図2は同ヘッド
ランプの水平断面図(図1に示す線II−IIに沿う断面
図)、図3は同ヘッドランプの縦断面図(図1に示す線
III−IIIに沿う断面図)、図4はランプボディ,リフレ
クタおよびエイミング機構の分解斜視図、図5はエイミ
ングスクリューの拡大側面図、図6はエイミングスクリ
ューの回転支承部の拡大縦断面図、図7はエイミングス
クリューの回転支承部を構成する筒状部を示し、(a)
は同筒状部の拡大側面図、(b)は同筒状部の拡大正面
図、(c)は同筒状部の拡大斜視図、(d)は同筒状部
の拡大縦断面図、図8はナット部材とナット係合孔の斜
視図、図9はナット部材の斜視図、図10はブラケット
とナット部材の装着部の断面図(図2に示す線X−Xに
沿う断面図)、図11はブラケットとナット部材の装着
部の断面図(図3に示す線XI−XIに沿う断面図)、図1
2はナット係合孔の断面図(図10に示す線XII−XIIに
沿う断面図)、図13はナット部材とナット係合孔間の
応力解放作用を説明する説明図である。
【0014】これらの図において、符号10は、ポリプ
ロピレン樹脂製の容器状ランプボディで、ランプボディ
10の前面開口部には前面レンズ12が組み付けられて
灯室Sが画成されている。灯室S内には、光源であるバ
ルブ18を装着一体化したリフレクター14が、エイミ
ング機構Eによって傾動可能に設けられている。符号1
3は、リフレクター14と前面レンズ12間に配置され
て、灯室S内を鏡面色に見せるエクステンションリフレ
クタである。
【0015】エイミング機構Eは、ランプボディ10と
リフレクター14間に介装されたエイミング支点Pを構
成する玉継手20と、ランプボディ10に設けられたス
クリュー挿通孔10a,10bにそれぞれ回転可能に支
承された一対のエイミングスクリュー30,40と、リ
フレクター14の背面側に突出するブラケット150
a,150bにそれぞれ取着されるとともに、エイミン
グスクリュー30,40のねじ部32,42にそれぞれ
螺合してエイミング点を構成する一対のナット部材13
0,140と、を備えて構成されている。
【0016】符号22は、リフレクター14の背面に突
設されたブラケット150cに装着された合成樹脂製の
玉部材で、ランプボディ10の内側に一体に形成された
玉受け部24に、この玉部材22の玉部23が支承され
て、玉継手20が構成されている。玉受部24は円筒形
状で、円筒部の先端側には周方向等間隔に縦スリットが
設けられて、玉部23の玉受部24への装脱着ができ
る。
【0017】符号230(240)は、ランプボディ1
0に一体形成された筒型のナット摺動ガイドで、エイミ
ングスクリュー30(40)に螺合するナット部材13
0(140)は、この摺動ガイド230(240)に担
持かつガイドされて、前後方向に進退動作できる。
【0018】そして、エイミングスクリュー30を回動
すると、ナット部材130がエイミングスクリューのね
じ部32に沿って進退し、玉継手20とナット部材14
0を結ぶ垂直傾動軸Ly周りにリフレクター14が傾動
する。また、エイミングスクリュー40を回動すると、
ナット部材140がエイミングスクリューのねじ部42
に沿って進退し、玉継手20とナット部材130を結ぶ
傾動軸Lx周りにリフレクター14が傾動する。即ち、
エイミングスクリュー30は、ランプの光軸を傾動軸L
y周りに傾動調整する左右エイミングスクリューを構成
し、エイミングスクリュー40は、ランプの光軸を水平
傾動軸Lx周りに傾動調整する上下エイミングスクリュ
ーを構成している。
【0019】次に、エイミング機構Eを構成する各部材
について、詳細に説明する。
【0020】スクリュー挿通孔10a,10bは、図
6,7に示すように、ランプボディ10に一体に形成さ
れて前後方向に延出する円筒形状の筒状部50によって
構成されている。筒状部50の前方延出端部50Aに
は、軸方向に沿って延びるスリット52が周方向等分6
カ所に設けられて、スリット52で挟まれた分割揺動片
である6個の分割側壁53がそれぞれ半径方向に揺動で
きるように構成され、各分割側壁53の先端部内側に
は、半径方向内側に突出する掛止部54が形成されてい
る。
【0021】また、筒状部50の後方延出部50Bの延
出量は、図6に示すように、ランプボディ10に沿って
配設したエイミングスクリュー回動操作用のドライバD
の先端部を担持できる大きさに形成されている。また、
ドライバDの先端部が当接する後方延出部50Bの上側
面には、平坦面51が形成されており、ドライバDを回
動する際に、ドライバDの先端部が筒状部50外周面に
沿って滑動しないようになっている。
【0022】一方、エイミングスクリュー30(40)
は、図5,6に示すように、雄ねじ部32(42)の形
成された前端側のスクリュー本体31(41)は勿論の
こと、後端の冠状歯車部35(45)を含む全体が、例
えばポリアセタール樹脂等の合成樹脂で構成されてい
る。
【0023】符号34(44)は、エイミングスクリュ
ー30(40)のうち、筒状部50によって支承される
部位、即ち被支承部で、この被支承部34(44)の後
端側には、筒状部50の後方延出部の端面50bに当接
する冠状歯車部35(45)が一体に形成されており、
被支承部34(44)の前端寄りには、筒状部50の前
方延出部50Aの掛止部54に係合する凹状係合部であ
る係合溝36(46)が周設されている。そして、この
エイミングスクリュー30(40)における歯車部35
(45)の付根側が筒状部50の後端面50bに当接
し、かつ係合溝36(46)前端側の段差部36a(4
6a)が筒状部50の前端面50aに係合することで、
エイミングスクリュー30(40)はスクリュー挿通孔
10a(10b)に対し軸方向に位置決め固定される。
【0024】冠状歯車部35(45)の歯35a(45
a)は、前方(ランプボディ10に臨む側)に設けられ
ており、図6に示すように、ランプボディ10に沿って
配設したエイミングスクリュー回動操作用のドライバD
の先端部を筒状部50の平坦面51に当接させると、ド
ライバDの歯が冠状歯車部35(45)の歯35a(4
5a)にちょうど噛み合って、ドライバD側の回転力が
冠状歯車部35(45)側に伝達されるようになってい
る。
【0025】また、エイミングスクリュー30(40)
の後端部(冠状歯車部35(45)の後方)には、外形
が断面正六角形で、端面に角溝37a(47a)の設け
られた回動操作部37(47)が一体に形成されてお
り、ドライバDに代えて、スパナなどの工具を使ってエ
イミングスクリュー30(40)を回動操作することも
できる。
【0026】また、エイミングスクリュー30(40)
の冠状歯車部35(45)の付け根寄りには、筒状部5
0の後端面50bに摺接するスカート状の第1の弾性防
水リブ35b(45b)が設けられている。この第1の
弾性防水リブ35b(45b)は、筒状部50の後端面
50bに圧接状態に保持されて、エイミングスクリュー
30(40)の回転支承部における防水を確保するべく
作用する。
【0027】また、この第1の弾性防水リブ35b(4
5b)の圧接力は、エイミングスクリュー30(40)
を軸方向に弾性支持して、エイミングスクリュー30
(40)が回転支承部においてがたつかないように保持
する。
【0028】また、この合成樹脂製の第1の弾性防水リ
ブ35b(45b)は適度の弾性(可撓性)をもつとと
もに、合成樹脂製の筒状部50の後端面50bが平滑面
であることから、第1の防水リブ35b(45b)と筒
状後端面50b間の摺接部が、エイミングスクリュー3
0(40)の回動を妨げるものではない。
【0029】また、エイミングスクリューの被支承部3
4(44)には、筒状部50(スクリュー挿通孔10
a,(10b))の内周面に摺接する円環状の第2の弾
性防水リブ34a(44a)が一体に形成されている。
第2の防水リブ34a(44a)の外径は、スクリュー
挿通孔10a(10b)の内径よりわずかに大きく形成
されて、防水リブ34a(44a)の先端部が常にスク
リュー挿通孔10a(10b)の内周面に圧接されるよ
うになっている。
【0030】被支承部34(44)の外周面における弾
性防水リブ34a(44a)の両側には、防水リブ34
a(44a)に沿って延びる環状溝34b(44b)が
形成されて、エイミングスクリューの被支承部34(4
4)とスクリュー挿通孔10a(10b)間における隙
を拡げることなく、弾性防水リブ34a(44a)の半
径方向の突出量を大きくすることで、弾性防水リブ34
a(44a)の弾性(可撓性)が高められ、これによっ
て弾性防水リブ34a(44a)とスクリュー挿通孔1
0a(10b)内周面との間に適度の圧接力が作用する
ようになっている。
【0031】即ち、環状溝34b(44b)を設けない
と、弾性防水リブの突出量(半径方向高さ)がそれだけ小
さく、弾性(可撓性)が不十分なため、弾性防水リブと
スクリュー挿通孔内周面との間に過大な圧接力が作用
し、エイミングスクリューの回動トルクが大きくなっ
て、エイミングスクリューをスムーズに回動させたり、
エイミングスクリューをスムーズにスクリュー挿通孔に
挿着できないおそれがある。また、弾性防水リブ34a
(44a)の弾性(可撓性)を高めるには、被支承部3
4(44)とスクリュー挿通孔10a,(10b)間の
隙を拡げて防水リブの突出量を大きくすればよいが、こ
の隙が大きくなるに従って防水性が低下し、かつ回転支
承部におけるがたも大きくなるため、好ましいことでは
ない。
【0032】そこで、本実施例では、防水リブ34a
(44a)の付け根に沿って環状溝34b(44b)を
形成し、被支承部34(44)とスクリュー挿通孔10
a(10b)内周面間における隙を拡げることなく、即
ち防水性を低下させることなく、弾性防水リブ34a
(44a)の突出量を大きくして、弾性防水リブ34a
(44a)とスクリュー挿通孔10a(10b)内周面
間に生じる圧接力や摺動摩擦抵抗を軽減するようになっ
ている。したがって、エイミングスクリュー30(4
0)のスムーズな回動と、エイミングスクリュー30
(40)のスクリュー挿通孔10a(10b)へのスム
ーズな挿着が可能となっている。
【0033】また、防水リブ34a(44a)は、軸方
向に2カ所並設されており、防水リブ34a(44a)
とスクリュー挿通孔10a(10b)内周面間の円環状
の摺接部が2段となって、それだけエイミングスクリュ
ー30(40)の回転支承部における防水性が高められ
ている。
【0034】次に、エイミングスクリュー30,40を
ランプボディ10の筒状部50(スクリュー挿通孔10
a,10b)に組み付ける方法について説明する。
【0035】まず、エイミングスクリュー30(40)
をランプボディ10の後方側からスクリュー挿通孔10
a(10b)に押し込む。スクリュー挿通孔10a(1
0b)より孔径の小さい外径の雄ねじ部32(42)
は、スムーズにスクリュー挿通孔10a(10b)に挿
通される。スクリュー挿通孔10a(10b)の孔径よ
りわずかに小さい外径である被支承部34(44)の前
端部が、筒状部50の前方延出端部を構成する分割揺動
片(分割側壁)53の掛止部54に当たると、分割揺動
片53は、被支承部34(44)の前端部に押されて半
径方向外方に拡径するように弾性変形して、被支承部3
4(44)が前進する。そして、分割揺動片(分割側
壁)53の掛止部54がエイミングスクリュー(被支承
部)側の係合溝36(46)に係合し、かつ被支承部3
4(44)後端に設けられている弾性防水リブ35b
(45b)が筒状部後端面50bに当接(圧接)するこ
とで、スクリュー挿通孔10a(10b)に対しエイミ
ングスクリュー30(40)が軸方向に位置決め固定さ
れた状態となる。
【0036】次に、エイミングスクリュー30(40)
に螺合するナット部材130(140)と、ナット部材
130(140)を担持するとともに、摺動可能に支持
するナット摺動ガイド230(240)と、ナット部材
130(140)が装着されるブラケット150a,1
50b側の係合孔152のそれぞれの構造について、説
明する。
【0037】ナット摺動ガイド230(240)は、図
1,4,10,11に示されるように、エイミングスク
リュー30(40)を覆うように前後に延びて、エイミ
ング支点P側の側面が開口する矩形筒型に形成され、ナ
ット摺動ガイド230は、ランプボディ10を正面視し
た右上に、ナット摺動ガイド240は、ランプボディ1
0を正面視した左下に設けられている。
【0038】そして、側面開口部232(242)の形
成されていない側壁の内側には、ナット部材130(1
40)を直接ガイドするための前後に延びるリブ234
(244)が形成されている。符号234a(244
a)は横リブ、符号234b(244b)は縦リブであ
る。
【0039】一方、ナット部材130(140)は、図
4,8,9,10,11に示されるように、エイミング
スクリュー30(40)に螺合する雌ねじ部132(1
42)が形成され、摺動ガイド230(240)内に収
容できる矩形ブロック状に形成されたナット部材本体1
31(141)と、ナット部材本体131(141)の
側面に突出形成され、ブラケット150a(150b)
側の係合孔152に係合可能な係合突起135(14
5)とから構成されている。ナット部材130(14
0)の係合突起135(145)の形成されていない側
面には、ナット摺動ガイド230(240)側のリブ2
34(244)の先端部にそれぞれ圧接状態に摺接する
断面L字型の板ばね状弾性延出部133(143)が形
成されており、板ばね状弾性延出部133(143)が
リブ234(244)に圧接して、ナット部材130
(140)はナット摺動ガイド230(240)内にお
いて弾支される。
【0040】また、ナット部材130(140)の上側
面(図8に示す形態における上側面)には、リブ234
(244)に当接するコ字枠134(144)が形成さ
れるとともに、ナット摺動ガイド230(240)の側
面開口部232(242)の縁部に、このコ字枠134
(144)とナット部材本体131(141)との段差
部134a(144a)、および弾性延出部133(1
43)とナット部材本体131(141)との段差部1
33a(143a)が係合するように構成されており、
ナット摺動ガイド230(240)内のナット部材13
0(140)は、弾性延出部133(143)のばね付
勢力によってナット摺動ガイド230(240)に押し
つけられた形態に保持されて、がたつくことなくエイミ
ングスクリュー30(40)に沿ったスムーズな摺動が
確保される。
【0041】係合突起135(145)の先端部は、図
8,9,10,11に示すように、外形がほぼ球状に形
成されるとともに、二股に分離されている。一方、ブラ
ケット150a(150b)に形成されている係合孔1
52も、エイミングスクリューと平行に延びる隔壁15
3によって、2つの孔154,154に分離画成されて
いる。そして、二股係合部136,136(146,1
46)がそれぞれの孔153,153に係合されて、ブ
ラケット150a(150b)とナット部材130(1
40)の装着部が構成されている。
【0042】また、二股係合部136、136(14
6,146)の外周面には、先端面が球面である対向し
た凸部137,137(147,147)がそれぞれ突
設されるとともに、符号135a(145a)に示すよ
うに、二股の基端部が大きくえぐられて、二股係合部1
36、136(146,146)は、接近離反方向の可
撓性をもつ。また、対向した凸部137,137(14
7,147)間の距離Hは、係合孔152の内径Dより
僅かに大きく形成されて、係合孔152(二つの孔15
4,154)に挿入された二股係合部136、136
(146,146)は接近する方向に弾性変形し、その
反力により凸部137,137(147,147)が係
合孔154,154の内周面に圧接された状態に保持さ
れるようになっている。
【0043】そして、この係合突起135(145)と
係合孔152は、係合孔152延在方向に沿って相対摺
動可能で、係合孔152に沿った方向に作用する引っ張
り力や圧縮力による応力を解放するべく作用する。
【0044】さらに、係合突起135(145)と係合
孔152は、凸部137,137(147,147)を
通る軸L10(図9参照)周りに相対揺動可能で、凸部
137,137(147,147)を通るL10軸周り
に作用する応力を解放するべく作用する。
【0045】また、二股係合部136、136(14
6,146)のそれぞれの対向面は、図9,12に示す
ように、断面台形状に形成され(それぞれの対向面の巾
方向外側寄りがテーパ形状に面取りされ)て、係合突起
135(係合部136)と係合孔152(154)とが
係合孔152(154)の周方向(図12矢印参照)に
相対回動できるように構成されており、これにより、係
合孔152(154)の周方向に作用する応力を解放す
るべく作用する。符号136a(146a)は面取り部
を示す。
【0046】即ち、例えば、図13に示すように、エイ
ミングスクリュー30の回動に伴って、ナット部材13
0は、矢印Aに示すように、スクリュー30に沿って前
後進退(直線運動)し、一方、リフレクター14(のブ
ラケット150aの係合孔152)は、矢印Bに示すよ
うに、エイミング支点P(垂直傾動軸Ly)周りに回転
(傾動)する。このため、移動軌跡が異なる両者(直線
運動をするナット部材130と回転運動をするブラケッ
ト150a)間の係合部(係合突起135と係合孔15
2)には、移動軌跡の差(ずれ)相当の応力が発生する
ことになる。
【0047】しかし、ナット部材130のスクリュー3
0に沿った前後進退動作に伴って、ナット部材130側
の係合突起135とブラケット150a側の係合孔15
2が係合方向(係合孔152延在方向)に相対摺動し
て、ナット部材130とブラケット150a間の装着部
における、エイミング支点Pを通る水平傾動軸Lxに沿
った方向のずれδに対応する引張応力(圧縮応力)を解
放する。
【0048】また、係合突起135と係合孔152が水
平方向に相対揺動(軸L10周りに相対揺動)して、ナ
ット部材130とブラケット150a間の装着部におけ
る、係合孔152の延在方向L2と係合突起135の突
出方向L3の角度ずれθに対応するトルクを解放する。
即ち、リフレクター14がエイミング支点Pを通る垂直
傾動軸Ly周りに傾動する際の、装着部に生じる応力を
解放する。
【0049】また、係合突起135と係合孔152が係
合孔152の周方向に相対回動して、リフレクター14
がエイミング支点Pを通る水平傾動軸Lx周りに傾動す
る際の、ナット部材130とブラケット150a間の装
着部に生じる応力を解放する。
【0050】また、光源の発熱が原因でリフレクター1
4が熱膨張するするなどの場合にも、ナット部材130
とブラケット150a間の装着部には、リフレクター1
4の変形に伴う応力が生じようとするが、玉部側の係合
突起135と玉受け部側の係合孔152から構成された
玉継手構造の応力解放手段によって、解放される。
【0051】また、二股係合部136,136(14
6,146)と係合孔152側の隔壁153は、係合突
起135(145)を係合孔152に挿入する際のガイ
ドとして作用するので、ナット部材130(140)を
ブラケット150a(150b)に装着する作業が簡単
となる。
【0052】また、ナット部材140とブラケット15
0b間の装着部においても、同様にして、玉部側の係合
突起145と玉受け部側の係合孔152から構成される
玉継手構造の応力解放手段によって、装着部に発生しよ
うとする応力が解放される。
【0053】また、係合孔152に挿入された係合突起
135(145)は、係合孔152の内周面に圧接状態
に保持されて、抜け止めされるので、ランプボディ10
にエイミング機構Eを介してリフレクター14を組み付
ける作業が簡単となる。
【0054】即ち、先ず、エイミングスクリュー30,
40を組み付けたランプボディ10を上向きにしてお
く。次ぎに、ブラケット150cに玉部材22を取り付
け、ブラケット150a,150bの係合孔152にそ
れぞれナット部材130,140の係合突起135,1
45を係合する。そして、ブラケット150a,150
b,150cを下向きにして、ランプボディ10の上方
からリフレクター14を下降させ、ナット部材130,
140をエイミングスクリュー30,40の先端に位置
合わせする。そして、エイミングスクリュー30,40
を回動することで、ナット部材130,140をエイミ
ングスクリュー30,40にそれぞれ螺合させるととも
に、ナット摺動ガイド230,240内に挿入し、さら
に玉部材22の玉部23をリフレクター14に一体に形
成されている玉受け部24に圧入することで、リフレク
ター14をエイミング機構Eを介してランプボディ10
に一体化することができる。
【0055】図14は、本発明の第2の実施例の要部で
あるブラケットとナット部材の装着部の断面図である。
【0056】前記した第1の実施例では、係合突起13
5が二股状とされ、二股係合部136,136のそれぞ
れの対向面が断面台形状に形成されて、係合突起135
とブラケット150とが係合孔152周りに相対回動で
きるように構成され、二股係合部136,136に凸部
137,137が設けられて、ブラケット150とナッ
ト部材130(係合孔152と係合突起135)が水平
方向に相対揺動できるように構成されているが、本実施
例では、係合突起135Aが球状に形成されて、係合突
起135Aの係合孔152に沿った相対摺動は勿論、係
合突起135Aとブラケット150との係合孔152周
りの相対回動も、ブラケット150とナット部材130
Aの水平方向の相対揺動もできるように構成されてい
る。
【0057】その他は、前記実施例と同一であるため、
同一の符号を付すことで、その重複した説明は、省略す
る。
【0058】また、前記した実施例では、ランプボディ
10はポリプロピレン樹脂で構成され、エイミングスク
リュー30,40は、適度な弾力があり、耐摩耗性に優
れ、しかもポリプロピレン樹脂との摺動性のよいポリア
セタール樹脂で構成されているが、ポリアセタール樹脂
に代えて、ナイロン樹脂で構成してもよい。
【0059】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に係るリフレクター可動型自動車用ヘッドランプによ
れば、リフレクターの重量による曲げモーメントがエイ
ミングスクリューに作用しないので、金属に比べて変形
し易い合成樹脂製エイミングスクリューであっても、耐
久性が保証されるとともに、適正なエイミングにも十分
に対応できる。エイミングスクリューの回動(エイミン
グ)の際や、光源の発熱などでリフレクターが熱膨張す
る等して、ナット部材とブラケットとの装着部に不測の
応力が生じてリフレクターやエイミングスクリューが変
形するようなことがないので、適正なエイミングが可能
となる。ナット摺動ガイドによって、エイミングスクリ
ュー延出方向に沿った方向への摺動が確保されるので、
エイミングスクリューを回動する際のナット部材とエイ
ミングスクリュー間螺合部の摩擦トルクが一定に保持さ
れて、エイミングスクリューの軽快な回動によりスムー
ズなエイミングが保証される。請求項2によれば、合成
樹脂製の上下エイミングスクリュー(左右エイミングス
クリュー)を変形させるような応力が作用しないので、
上下エイミングスクリュー(左右エイミングスクリュ
ー)の耐久性が保証されるとともに、エイミングスクリ
ューの軽快な回動によりスムーズなエイミングが可能と
なる。請求項3によれば、エイミングスクリューの回動
の際や、光源の発熱に起因してリフレクターが熱膨張す
る際に、ナット部材とブラケット間の装着部(エイミン
グスクリューとリフレクター間)に応力が全く生じない
ので、適正なエイミングが可能となる。請求項4によれ
ば、二股状係合突起を係合孔の隔壁に合わせて係合孔に
挿入することで、間違うことなく簡単にナット部材をブ
ラケットに装着でき、しかも、ナット部材は係合孔に抜
け止め保持されるので、リフレクターのランプボディへ
の組付けが簡単となる。また、ナット部材とブラケット
間の装着部がガタなく保持されるので、適正なエイミン
グが保証される。請求項5によれば、ナット部材がナッ
ト摺動ガイド(エイミングスクリュー)に沿ってスムー
ズに摺動するので、適正なエイミングが確保される。請
求項6によれば、リフレクターおよびエイミング機構全
体を合成樹脂で構成することで、ヘッドランプの軽量化
を達成でき、ひいては光源を除くヘッドランプ全体を合
成樹脂で構成することで、さらなるヘッドランプの軽量
化を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である自動車用ヘッドラ
ンプの正面図である。
【図2】同ヘッドランプの水平断面図(図1に示す線II
−IIに沿う断面図)である。
【図3】同ヘッドランプの縦断面図(図1に示す線III
−IIIに沿う断面図)である。
【図4】ランプボディ,リフレクタおよびエイミング機
構の分解斜視図である。
【図5】エイミングスクリューの拡大側面図である。
【図6】エイミングスクリューの回転支承部の拡大縦断
面図である。
【図7】エイミングスクリューの回転支承部を構成する
筒状部を示し、(a)は同筒状部の拡大側面図、(b)
は同筒状部の拡大正面図、(c)は同筒状部の拡大斜視
図、(d)は同筒状部の拡大縦断面図である。
【図8】ナット部材とナット係合孔の斜視図である。
【図9】ナット部材の斜視図である。
【図10】ブラケットとナット部材の装着部の断面図
(図2に示す線X−Xに沿う断面図)である。
【図11】ブラケットとナット部材の装着部の断面図
(図3に示す線XI−XIに沿う断面図)である。
【図12】ナット係合孔の断面図(図10に示す線XII
−XIIに沿う断面図)である。
【図13】ナット部材とナット係合孔間の応力解放作用
を説明する説明図である。
【図14】本発明の第2の実施例の要部であるブラケッ
トとナット部材の装着部の断面図である。
【図15】従来のエイミングスクリューの回転支承部周
辺の断面図である。
【符号の説明】
10 ランプボディ 10a、10b スクリュー挿通孔 12 前面レンズ 14 リフレクター 18 光源であるバルブ 20 エイミング支点を構成する玉継手 23 エイミング支点を構成する玉部 24 エイミング支点を構成する玉受け部 30 左右エイミングスクリュー 40 上下エイミングスクリュー 32、42 雄ねじ部 34、44 エイミングスクリューのスクリュー挿通孔
による被支承部 34a、44a 円環状の第2の弾性防水リブ 35a、45a スカート状の第1の弾性防水リブ 36、46 凹状係合部である係合溝 50 エイミングスクリュー回転支承部を構成する筒状
部 50A 筒状部の前方延出部 50a 筒状部前端面 130、140 ナット部材 131(141) ナット部材本体 133、143 板ばね状弾性延出部 135、145 応力解放手段を構成する玉部側の係合
突起 136,146 二股状係合突起である二股係合部 150a、150b ブラケット 152 応力解放手段を構成する玉受部側の係合孔 153 隔壁 154 係合孔 230、240 ナット摺動ガイド 234、244 リブ E エイミング機構 P エイミング支点 S 灯室 LX 水平傾動軸 LY 垂直傾動軸
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年2月23日(2001.2.2
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器状の合成樹脂製ランプボディと、灯
    室を画成するべく前記ランプボディの前面開口部に組み
    付けられた合成樹脂製前面レンズと、前記灯室に収容さ
    れた、光源を装着したリフレクターと、前記ランプボデ
    ィとリフレクター間に介装されて、前記リフレクターを
    ランプボディに対し傾動可能に支持するエイミング機構
    とを備え、 前記エイミング機構は、前記リフレクターの傾動支点を
    構成するエイミング支点と、前記ランプボディに設けら
    れたスクリュー挿通孔に回転可能に支承されて前方に延
    出する合成樹脂製エイミングスクリューと、前記リフレ
    クターに延出形成されたブラケットに装着されるととも
    に、前記エイミングスクリューに螺合し、エイミングス
    クリューの回動に連係して前後進退する合成樹脂製ナッ
    ト部材とから構成されたリフレクター可動型自動車用ヘ
    ッドランプであって、 前記ランプボディには、前記ナット部材を担持しかつ前
    後方向摺動可能に支持するナット摺動ガイドが一体に延
    出形成され、 前記ナット部材と前記ブラケットとの装着部には、ナッ
    ト部材の進退に伴って前記装着部に生ずる応力を解放す
    る玉継手構造の応力解放手段が設けられたことを特徴と
    するリフレクター可動型自動車用ヘッドランプ。
  2. 【請求項2】 前記エイミングスクリューは、前記エイ
    ミング支点と上下方向に離間する位置に配設された上下
    エイミングスクリューと、前記エイミング支点と左右方
    向に離間する位置に配設された左右エイミングスクリュ
    ーと、から構成されたことを特徴とする請求項1に記載
    のリフレクター可動型自動車用ヘッドランプ。
  3. 【請求項3】 前記ブラケットとナット部材との装着部
    は、前記ナット部材の前記エイミング支点に臨む側面に
    突設された玉部側の係合突起と、前記ブラケットに設け
    られた、前記係合突起が係合する玉受部側の係合孔で構
    成され、 前記係合突起と係合孔が、係合方向に相対摺動可能で、
    前記エイミング支点と前記エイミングスクリューを含む
    平面に沿って相対揺動可能で、かつ前記係合孔の周方向
    に相対回動可能に構成されて、前記玉継手構造の応力解
    放手段が構成されたことを特徴とする請求項1または2
    に記載のリフレクター可動型自動車用ヘッドランプ。
  4. 【請求項4】 前記係合孔は、前記エイミングスクリュ
    ーと平行な隔壁によって2つの孔に画成され、一方、前
    記係合突起は、二股状に分割されるとともに、前記二股
    部を前記隔壁に係合するように前記二股状係合突起がそ
    れぞれの孔に挿入されて、係合孔の内周面に係合突起が
    圧接状態に保持されたことを特徴とする請求項3に記載
    のリフレクター可動型自動車用ヘッドランプ。
  5. 【請求項5】 前記ナット部材は、前記エイミングスク
    リューを覆うように前後に延びて前記エイミング支点側
    の側面が開口する筒型の摺動ガイド内に収容されるとと
    もに、前記摺動ガイドの側面開口部から前記係合突起が
    突出し、前記ナット部材の側面には、前記ナット摺動ガ
    イドに圧接状態に摺接する板ばね状弾性延出部が形成さ
    れたことを特徴とする請求項3または4に記載のリフレ
    クター可動型自動車用ヘッドランプ。
  6. 【請求項6】 前記リフレクタは合成樹脂製で、前記エ
    イミング支点は、リフレクター側またはランプボディ側
    のいずれか一方に突設された合成樹脂製の玉部と、他方
    に形成された、前記玉部が係合可能な合成樹脂製玉受け
    部とからなる玉継手により構成されたことを特徴とする
    請求項1〜5いずれかに記載のリフレクター可動型自動
    車用ヘッドランプ。
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