JP2001226049A - エレベータの制御装置 - Google Patents

エレベータの制御装置

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JP2001226049A
JP2001226049A JP2000036493A JP2000036493A JP2001226049A JP 2001226049 A JP2001226049 A JP 2001226049A JP 2000036493 A JP2000036493 A JP 2000036493A JP 2000036493 A JP2000036493 A JP 2000036493A JP 2001226049 A JP2001226049 A JP 2001226049A
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elevator
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discharge
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Hiroshi Araki
博司 荒木
Hitoshi Tajima
仁 田島
Ikuro Suga
郁朗 菅
Kazuyuki Kobayashi
和幸 小林
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Mitsubishi Electric Corp
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
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Tokyo Electric Power Co Inc
Mitsubishi Electric Corp
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B1/00Control systems of elevators in general
    • B66B1/24Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration
    • B66B1/28Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration electrical
    • B66B1/30Control systems with regulation, i.e. with retroactive action, for influencing travelling speed, acceleration, or deceleration electrical effective on driving gear, e.g. acting on power electronics, on inverter or rectifier controlled motor

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のエレベータの制御装置は、常に商用電
源から電力供給を受けなければ、エレベータを運転する
ことができなかった。 【解決手段】 交流電力を整流して直流電力に変換する
コンバータと、上記直流電力を可変電圧可変周波数の交
流電力に変換するインバータと、上記可変電圧可変周波
数の交流電力により駆動し、エレベータを運転する電動
機とを有するエレベータの制御装置において、電力が充
電される電力蓄積装置と、上記エレベータの運転に要す
る電力若しくは上記エレベータの運転によって生じる電
力であるエレベータの所要電力を算出する所要電力演算
回路と、上記エレベータの所要電力に基づき、上記電力
蓄積装置への充電若しくは上記電力蓄積装置からの放電
を制御する充放電制御回路とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力蓄積装置を利
用したエレベータの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エレベータの制御装置の例として、図1
0に示すものがある。この図10は、従来のエレベータ
の制御装置の構成を示すブロック図である。図10にお
いて、1は商用の三相交流電源(以下、商用電源と称す
る)、2はインダクションモータ等の電動機である。3
は巻上機であり、電動機2に接続される。4はロープで
あり、巻上機3に設けられる。5はエレベータのかごで
あり、ロープ4の一端に設けられる。6は釣合い錘であ
り、ロープ4の他端に設けられる。商用電源1からの電
力供給により電動機2が駆動し、この電動機2の駆動に
より巻上機3が回転駆動する。そして、この巻上機3の
回転駆動により、巻上機3に設けられたロープ4が、そ
の両端に接続されたエレベータのかご5および釣合い錘
6を移動させ、かご5内の乗客を所定の階床に運ぶ。
【0003】7はコンバータであり、ダイオード等で構
成される。そして、このコンバータ7は、商用電源1に
接続され、商用電源1から供給された交流電力を整流し
て直流電力に変換する。8はインバータであり、トラン
ジスタやIGBT等で構成される。そして、このインバ
ータ8は、コンバータ7で変換された直流電力を可変電
圧可変周波数の交流電力に変換する。9は回生抵抗であ
る。10は回生抵抗制御回路であり、回生抵抗9と直列
に接続される。これら回生抵抗9及び回生抵抗制御回路
10は、コンバータ7とインバータ8との間に設けられ
る。
【0004】11はコントローラであり、エレベータの
起動・停止を決定するとともに、エレベータの位置・速
度を指令する位置・速度指令を作成する。12は電流検
出装置であり、電動機2とインバータ8との間に設けら
れる。13はエンコーダであり、巻上機3に搭載され
る。14はインバータ制御回路であり、コントローラ1
1からの位置・速度指令に基づく電流検出装置12から
の電流帰還とエンコーダ13からの速度帰還とにより、
電動機2を回転駆動させ、エレベータの位置・速度制御
を実現する。なお、15はゲートドライブ回路であり、
インバータ制御回路14からの信号に基づき、インバー
タ8から出力される出力電圧・周波数を制御し、電動機
2及びエレベータを制御する。
【0005】なお、エレベータの釣合い錘6は、かご5
に適切な人数の人間が乗車している時に釣合うよう設定
されている。例えば、釣合い錘6と乗客を含めたかご5
全体の重量とが釣合う状態でエレベータが走行する場
合、加速時には電力を消費し、逆に減速時には運動エネ
ルギーを電力に戻すことが可能である。しかし、一般的
なエレベータでは、減速時に、運動エネルギーから得ら
れた電力を、回生抵抗制御回路10でのON/OFFス
イッチングにより、回生抵抗9で熱エネルギーに変換し
消費してしまっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のエ
レベータの制御装置は、常に商用電源1から電力供給を
受けなければ、エレベータを運転することができなかっ
た。本発明は、このような問題点を解決するためになさ
れたものであり、エレベータの減速時である回生運転時
に発生する運動エネルギーによる回生電力を利用し、商
用電源1からの電力供給量を抑えることができるエレベ
ータの制御装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
タの制御装置は、交流電力を整流して直流電力に変換す
るコンバータと、直流電力を可変電圧可変周波数の交流
電力に変換するインバータと、可変電圧可変周波数の交
流電力により駆動し、エレベータを運転する電動機とを
有するエレベータの制御装置において、電力が充電され
る電力蓄積装置と、エレベータの運転に要する電力若し
くはエレベータの運転によって生じる電力であるエレベ
ータの所要電力を算出する所要電力演算回路と、エレベ
ータの所要電力に基づき、電力蓄積装置への充電若しく
は電力蓄積装置からの放電を制御する充放電制御回路と
を有するものである。
【0008】また、この発明に係るエレベータの制御装
置は、エレベータの所要電力を算出する所要電力演算装
置を備え、得られた所要電力値を通信手段を介して充放
電制御装置に出力するものである。
【0009】さらに、この発明に係るエレベータの制御
装置における充放電制御回路は、エレベータの所要電力
が負の値でエレベータの運転によって電力が生じる場合
に電力蓄積装置に充電し、エレベータの所要電力が正の
値でエレベータの運転に電力を要する場合に電力蓄積装
置から放電するように制御するものである。
【0010】また、この発明に係るエレベータの制御装
置における充放電制御回路は、エレベータの所要電力が
0でエレベータが停止している場合に商用電力から電力
蓄積装置に充電するように制御するものである。
【0011】さらに、この発明に係るエレベータの制御
装置は、充放電制御回路の制御に基づき、電力蓄積装置
への充電又は電力蓄積装置からの放電を行う充放電回路
を有し、充放電制御回路は、エレベータの所要電力が正
の値で、エレベータの運転に電力を要する場合に、エレ
ベータの所要電力に基づき、電力蓄積装置からの放電電
力を制御し、エレベータの所要電力が負の値で、エレベ
ータの運転によって電力が生じる場合に、充放電回路か
ら電力蓄積装置への出力電圧が所定の電圧になるように
制御するものである。
【0012】また、この発明に係るエレベータの制御装
置における充放電回路から出力される所定の電圧の出力
電圧は、電源電圧を整流した電圧値より高いものであ
る。
【0013】さらに、この発明に係るエレベータの制御
装置における充放電制御回路は、エレベータの所要電力
に基づき、所定の電力量を超えた超過分の電力量だけ、
電力蓄積装置から放電するように制御するものである。
【0014】また、この発明に係るエレベータの制御装
置における充放電制御回路は、あらかじめ設定された時
間帯に基づき、電力蓄積装置から放電する電力量を制御
するものである。
【0015】さらに、この発明に係るエレベータの制御
装置における充放電制御回路は、あらかじめ設定された
時間帯に基づき、エレベータの所要電力に対して所定の
電力量を超えたその超過分の電力量だけを電力蓄積装置
から放電する場合と、所定の電力量を安定的に電力蓄積
装置から放電する場合とを切り替えるものである。
【0016】また、この発明に係るエレベータの制御装
置における所要電力演算回路は、電動機に印加する電圧
指令値と、電動機電流若しくは電動機に供給する電流指
令値とに基づき、エレベータの所要電力を算出するもの
である。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.本発明によるエレ
ベータの制御装置の一実施形態について、図1を用いて
説明する。この図1は、本発明の実施形態1のエレベー
タの制御装置の構成を示すブロック図である。図1にお
いて、20は所要電力演算回路であり、インバータ制御
回路14に接続され、エレベータの所要電力を計算す
る。21は充放電制御回路である。なお、所要電力演算
回路20はインバータ制御回路14及びコントローラ1
1と1つの駆動制御ユニットを構成し、このコントロー
ラ11や所要電力演算回路20から出力された制御指令
や演算結果は該駆動制御ユニットに設けられた通信手段
に入力される。なお、コントローラ11から出力される
制御指令には、速度指令、停止時充電電流指令、充放電
指令等がある。また、充放電制御回路21も通信手段を
有し、駆動制御ユニットの通信手段から出力された制御
指令や演算結果は、シリアル又はパラレルの伝送路を介
して、該充放電制御回路21の通信手段に入力される。
22は電力蓄積装置であり、バッテリー等で構成され
る。23は充放電回路であり、DC/DCコンバータ等
で構成される。そして、この充放電回路23は、電力蓄
積装置22及び母線に接続される。なお、母線とは、コ
ンバータ7とインバータ8との間の結線のことである。
なお、充放電制御回路21は、充放電回路23の電力蓄
積装置22側の電圧や充放電回路23の母線側の電圧を
検出する。また、この充放電制御回路21は、充放電回
路23による電力蓄積装置22への充電電力又は電力蓄
積装置22からの放電電力を制御するものである。
【0018】24は充放電電流検出器(CT)であり、
電力蓄積装置22と充放電回路23との間に設けられ
る。この充放電電流検出器24は、電力蓄積装置22と
充放電回路23との間の電流値、つまり電力蓄積装置2
2に充電される電流の電流値及び電力蓄積装置22から
放電される電流の電流値を検出し、充放電制御回路21
に通知する。なお、図1において、図10に示す従来例
と同一又は相当の部分には、同一符号を付してその説明
を省略し、図10と相違する部分について説明した。
【0019】次に、図1に示す実施形態1のエレベータ
の制御装置が有する充放電回路23について、図2を用
いて説明する。この図2は、本実施形態のエレベータの
制御装置が有する充放電回路23の回路構成を示す回路
図である。図2において、25はリアクトル、26〜2
7はIGBT等のスイッチング素子、28〜29はダイ
オードである。なお、リアクトル25はスイッチング素
子26と直列に設けられる。また、リアクトル25はス
イッチング素子27と直列に設けられる。さらに、スイ
ッチング素子26はダイオード28と逆並列に設けら
れ、スイッチング素子27はダイオード29と逆並列に
設けられる。また、電力蓄積装置22への充電は、リア
クトル25とスイッチング素子26とダイオード29と
による降圧型チョッパ回路で行われる。また、電力蓄積
装置22からの放電は、リアクトル25とスイッチング
素子27とダイオード28とによる昇圧型チョッパ回路
で行われる。
【0020】次に、図1に示す実施形態1のエレベータ
の制御装置が有するインバータ制御回路14及び所要電
力演算回路20について、図3を用いて説明する。この
図3は、本実施形態のエレベータの制御装置が有するイ
ンバータ制御回路14及び所要電力演算回路20の構成
を示すブロック図である。図3において、30は三相−
二相座標変換器である。この三相−二相座標変換器30
は、電流検出装置12によって検出された三相交流電流
の電流帰還Iu,Iv,Iwを、固定子巻線電流Id,
Iqに変換する。なお、固定子巻線電流Id,Iqは、
固定子巻線に印可される交流電圧の周波数ω1と同期し
て回転する二軸の回転座標系(d−q座標系)での値で
ある。
【0021】31は磁束演算器であり、三相−二相座標
変換器30から出力されたd−q座標系での固定子巻線
電流Idが入力され、回転子に鎖交する磁束Φ2dが出
力される。32は減算器であり、磁束演算器31から出
力された磁束Φ2dと磁束指令Φ2d*とが入力され
る。33は磁束コントローラであり、減算器32から出
力された出力値が入力され、回転子巻線鎖交磁束のd軸
成分磁束Φ2dを所望の値磁束指令Φ2d*に制御す
る。34は減算器であり、エンコーダ13から出力され
た速度帰還ωrとコントローラ11から出力された速度
指令ωr*とが入力される。35は速度コントローラで
あり、減算器34から出力された出力値が入力され、回
転子角速度ωrを所望の値ωr*に制御する。36は除
算器であり、磁束演算器31から出力された磁束Φ2d
と速度コントローラ35から出力された出力値とが入力
される。
【0022】37は係数器であり、除算器36から出力
された出力値に基づき、すべり周波数指令ωs*を出力
する。38は減算器であり、三相−二相座標変換器30
から出力された固定子巻線電流Idと磁束コントローラ
33から出力された出力値とが入力される。39は減算
器であり、三相−二相座標変換器30から出力された固
定子巻線電流Iqと速度コントローラ35から出力され
た出力値とが入力される。40は加算器であり、係数器
37から出力されたすべり周波数指令ωs*とエンコー
ダ13から出力された速度帰還ωrとが入力される。
【0023】41はd軸電流コントローラであり、減算
器38から出力された出力値が入力され、固定子巻線電
流のd軸成分指令値Id*とその実際値Idとの差を例
えば比例積分演算してd軸電流を指令値に制御する。4
2はq軸電流コントローラであり、減算器39から出力
された出力値が入力され、固定子巻線電流のq成分指令
値Iq*とその実際値Iqとの差を例えば比例積分演算
してq軸電流を指令値に制御する。
【0024】43は積分器であり、加算器40から出力
された出力値が入力される。44は二相−三相座標変換
器であり、d軸電流コントローラ41から出力された出
力値とq軸電流コントローラ42から出力された出力値
と積分器43から出力された出力値とが入力され、d−
q座標系における電圧指令値Vd,Vqが三相の交流電
圧指令値に変換される。なお、積分器43から出力され
た出力値は、三相−二相座標変換器30にも入力され
る。45はPWM信号作成回路であり、二相−三相座標
変換器44から出力された出力値が入力される。ゲート
ドライブ回路15は、PWM信号作成回路45から出力
された出力値が入力される。
【0025】46は積算器であり、d軸電流コントロー
ラ41から出力された出力値と、三相−二相座標変換器
30から出力された固定子巻線電流Idとが入力され
る。なお、d軸電流コントローラ41から出力された出
力値は、d−q座標系における電圧指令値Vdである。
47は積算器であり、q軸電流コントローラ42から出
力された出力値と、三相−二相座標変換器30から出力
された固定子巻線電流Iqとが入力される。なお、q軸
電流コントローラ42から出力された出力値は、d−q
座標系における電圧指令値Vqである。48は加算器で
あり、積算器46から出力された出力値と積算器47か
ら出力された出力値とが入力され、エレベータの所要電
力値Pwを出力する。所要電力演算回路20は、これら
積算器46、積算器47及び加算器48を有する。
【0026】なお、エレベータの所要電力値Pwを求め
るために、積算器46でd−q座標系における電圧指令
値Vdと固定子巻線電流指令値Id*とを演算し、積算
器47でd−q座標系における電圧指令値Vqと固定子
巻線電流指令値Iq*とを演算し、加算器48ではこれ
ら積算器46からの出力と積算器47からの出力とを演
算してもよい。また、固定子巻線電流Idや固定子巻線
電流Iqは電動機電流に相当し、固定子巻線電流指令値
Id*や固定子巻線電流指令値Iq*は、電流指令値に
相当する。
【0027】次に、図1に示す実施形態1のエレベータ
の制御装置が有する充放電制御回路21について、図4
を用いて説明する。この図4は、本実施形態のエレベー
タの制御装置が有する充放電制御回路21の構成を示す
ブロック図である。図4において、50は除算器であ
り、所要電力演算回路20から出力された所要電力値P
wと電力蓄積装置22のバッテリ電圧Vbとが入力され
る。51は減算器であり、除算器50から出力された放
電電流指令Idcと、充放電電流検出器24で検出され
た電流帰還Icとが入力される。52は放電電流コント
ローラであり、減算器51から出力された出力値が入力
され、放電電流指令値Idcとその実際値である充放電
電流Icとの差を、例えば比例積分演算して放電電流指
令値Idcを制御する。なお、電流帰還Icと充放電電
流Icとは同様のものである。53はPWM信号回路で
あり、放電電流コントローラ52から出力された出力値
が入力され、PWM変調信号を作成する。54はゲート
ドライブ回路であり、PWM信号回路53から出力され
たPWM変調信号が入力される。
【0028】60は減算器であり、充放電回路23の出
力端で検出される直流電圧の電圧帰還Vdcと電圧指令
Vdc*とが入力される。61は電圧コントローラであ
り、減算器60から出力された出力値が入力され、電圧
指令値Vdc*とその実際値Vdcとの差を、例えば比
例積分演算して、電圧指令値Vdc*を制御する。62
は減算器であり、電圧コントローラ61から出力された
充電電流指令Iccと、充放電電流検出器24で検出さ
れた電流帰還Icとが入力される。63は充電電流コン
トローラであり、減算器62から出力された出力値が入
力され、充電電流指令値Iccとその実際値である充放
電電流検出器24で検出された充放電電流Icとの差
を、例えば比例積分演算して、充電電流指令値Iccを
制御する。64はPWM信号回路であり、充電電流コン
トローラ63から出力された出力値が入力され、PWM
変調信号を作成する。65はゲートドライブ回路であ
り、PWM信号回路64から出力されたPWM変調信号
が入力される。
【0029】70はスイッチであり、ゲートドライブ回
路54に接続される。71はスイッチであり、ゲートド
ライブ回路65に接続される。なお、除算器50、減算
器51、放電電流コントローラ52、PWM信号回路5
3、ゲートドライブ回路54及びスイッチ70は、放電
制御回路を構成する。また、減算器60、電圧コントロ
ーラ61、減算器62、充電電流コントローラ63、P
WM信号回路64、ゲートドライブ回路65及びスイッ
チ71は、充電制御回路を構成する。72は充放電切換
回路であり、所要電力演算回路20から出力された所要
電力値Pwが入力され、それに応じて放電制御回路のス
イッチ70及び充電制御回路のスイッチ71のオンオフ
を切り換える。なお、スイッチ70とスイッチ71と
は、充放電切換回路72からの指令によって開閉動作が
行われ、互いにインターロックのとれたものである。
【0030】80は減算器であり、コントローラ11か
ら出力された停止時充電電流指令Icc2と充放電電流
検出器24で検出された電流帰還Icとが入力される。
81は停止時充電電流コントローラであり、減算器80
から出力された出力値が入力され、停止時充電電流指令
値Icc2とその実際値Icとの差を例えば比例積分演
算して、停止時充電電流指令値Icc2を制御する。8
2はPWM信号回路であり、充電電流コントローラ11
1から出力された出力値が入力され、PWM変調信号を
作成する。83はゲートドライブ回路であり、PWM信
号回路82から出力されたPWM変調信号が入力され
る。
【0031】84はスイッチであり、ゲートドライブ回
路83に接続される。なお、減算器80、充電電流コン
トローラ111、PWM信号回路82、ゲートドライブ
回路83及びスイッチ84は、停止時充電制御回路を構
成する。85はスイッチであり、スイッチ71及びスイ
ッチ70に接続される。放電制御回路、充電制御回路及
びスイッチ85は、充放電制御回路を構成する。86は
停止検出回路であり、コントローラ11から出力された
速度指令ωr*が入力され、それに応じて停止時充電制
御回路のスイッチ84及び充放電制御回路のスイッチ8
5のオンオフを切り換える。なお、スイッチ84とスイ
ッチ85とは、停止検出回路86からの指令によって開
閉動作が行われ、互いにインターロックのとれたもので
ある。
【0032】なお、スイッチ84がオンされると、スイ
ッチング素子26が操作され、電力蓄積装置22への充
電が行われる。また、スイッチ85がオンされ、またス
イッチ70がオンされると、スイッチング素子27が操
作され、電力蓄積装置22からの放電が行われる。さら
に、スイッチ85がオンされ、またスイッチ71がオン
されると、スイッチング素子26が操作され、電力蓄積
装置22への充電が行われる。また、停止検出回路86
は、入力される速度指令ωr*が0である時に、エレベ
ータの運行が停止しているものと判断し、スイッチ84
をオンとして、スイッチ85をオフとする。さらに、停
止検出回路86への入力信号は、速度指令ωr*の代わ
りに、エレベータの制御装置からの直接の起動・停止信
号とか、所要電力値Pwが0であることでもよい。
【0033】次に、図1に示す実施形態1のエレベータ
の制御装置が有する充放電切替回路72の動作につい
て、図5を用いて説明する。この図5は、本実施形態の
エレベータの制御装置が有する充放電切替回路72の動
作を示すフローチャートである。図5のステップ(以
下、Sとする)1において、充放電切替回路72は所要
電力値Pwが0以上であるか否かを判断する。所要電力
値Pwが0以上である場合はS2へ進む。所要電力値P
wが0未満である場合はS3へ進む。S2で、充放電切
替回路72は、スイッチ71を開放(オフ)にして充電
制御回路を遮断して、スイッチ70を閉成(オン)にし
て放電制御回路を導通させ、電力蓄積装置22から放電
させる。S3で、充放電切替回路72は、スイッチ70
を開放(オフ)にして放電制御回路を遮断して、スイッ
チ71を閉成(オン)にして充電制御回路を導通させ、
電力蓄積装置22に充電する。
【0034】次に、図1に示す実施形態1のエレベータ
の制御装置が有する停止検出回路86の動作について、
図6を用いて説明する。この図6は、本実施形態のエレ
ベータの制御装置が有する停止検出回路の86の動作を
示すフローチャートである。図6のステップ(以下、T
とする)1において、停止検出回路86は速度指令ωr
*が0であるか否かを判断する。速度指令ωr*が0で
ある場合、つまりエレベータが停止している場合はT2
へ進む。速度指令ωr*が0でない場合、つまりエレベ
ータが停止していない場合はT3へ進む。T2で、停止
検出回路86は、スイッチ85を開放(オフ)にして充
放電制御回路を遮断して、スイッチ84を閉成(オン)
にして停止時充電制御回路を導通させ、電力蓄積装置2
2に商用電源1から充電する。T3で、停止検出回路8
6は、スイッチ84を開放(オフ)にして停止時充電制
御回路を遮断して、スイッチ85を閉成(オン)にして
充放電制御回路を導通させる。なお、この処理が終わる
と、上述のS1の処理を実行してもよい。
【0035】なお、停止時充電制御回路は、停止時充電
電流指令Icc2に基づき、停止時充電電流コントロー
ラ111で充電電流を制御することにより、商用電源1
から電力蓄積装置22に精密に充電することができる。
【0036】次に、図1に示す実施形態1のエレベータ
の制御装置の動作について説明する。エレベータはコン
トローラ11からの位置・速度指令に基づくインバータ
制御回路14の制御により運転される。また、インバー
タ制御回路14の制御により、所要電力演算回路20で
はエレベータの所要電力値Pwが演算され、その所要電
力値Pwは充放電制御回路21に出力される。そして、
その所要電力値Pwが入力された充放電制御回路21
は、その所要電力値Pwに基づき、電力蓄積装置22に
対する充放電を制御する。
【0037】例えば、所要電力値Pwが負の場合、つま
りエレベータの回生運転時には、充放電制御回路21内
の充電制御回路が作動し、エレベータの回生運転によっ
て得られる回生電力が電力蓄積装置22に充電される。
なお、充放電制御回路21内の充電制御回路は、所定の
電圧指令Vdc*が入力されると、電圧コントローラ6
1によりその電圧が制御され、また充電電流コントロー
ラ63によりその充電電流が制御される。これらの制御
により、エレベータの回生運転による回生電力は、電力
蓄積装置22に精密に充電される。なお、所定の電圧指
令Vdc*とは、電源電圧を整流して得られた電圧より
高い電圧のことである。
【0038】また、所要電力値Pwが正の場合、つまり
エレベータの力行運転時には、充放電制御回路21内の
放電制御回路が作動し、エレベータの力行運転に必要な
電力が電力蓄積装置22から放電される。なお、充放電
制御回路21内の放電制御回路には、所要電力演算回路
20から出力された所要電力値Pwとバッテリ電圧値V
bとが入力され、(1)式に従う放電電流指令Idcが
出力される。 Idc=Pw/Vb ・・・ (1) そして、放電電流指令Idcは、充放電電流検出器24
で検出された放電電流値Icと共に放電電流コントロー
ラ52に入力され、放電電流値を制御する。このような
制御により、電力蓄積装置22からの放電が制御され
る。
【0039】さらに、所要電力値Pwが0の場合、つま
りエレベータの停止時には、充放電制御回路21内の停
止時充電制御回路が作動し、商用電源1から供給された
電力が電力蓄積装置22に充電される。なお、エレベー
タの停止の判断は、速度指令ωr*に基づくものに限ら
ない。また、充放電制御回路21内の停止時充電制御回
路は、停止時充電電流指令値Icc2によって、その充
電電流が停止時充電電流コントローラ111で制御され
る。このような制御により、商用電源1から供給される
電力が、電力蓄積装置22に精密に充電される。
【0040】このように、本実施形態のエレベータの制
御装置は、電力蓄積装置22を設け、エレベータの回生
運転時に発生する回生電力を充電できるため、それ以後
のエレベータの力行運転時にその充電された電力を利用
することができ、それまで回生抵抗9等で無駄に消費さ
れていた回生電力を有効に利用することができ、効率よ
くかつ省エネ効果も高く電力を利用することができ、ま
た商用電源1による電力供給量を抑えることもできる。
一般に、夏の暑い日の午後には商用電源1に対する電力
需要がピークとなり、その時間帯の電力消費量を削減す
ることが求められている。そのような事態に対しても、
本実施形態のエレベータの制御装置は、回生電力等が充
電された電力蓄積装置22を用いることにより、電力消
費量の削減が求められている時間帯に、商用電源1から
の電力消費量を低減させることができる。
【0041】また、エレベータは、停止している時間が
長く、その平均的な消費電力量は小さいのだが、運転時
に要する瞬間的な消費電力(以下、瞬時電力)は大き
く、消費電力の時間的なバラツキは大きかった。そこ
で、電力蓄積装置22を設けていない従来のエレベータ
の制御装置では、その大きな瞬時電力にあわせて、商用
電源1からの供給電力量を受けなければならなかった
が、多くの時間帯では必要とされず、非常に無駄が多か
った。しかし、本実施形態のエレベータの制御装置は、
電力蓄積装置22を設けたことにより、商用電源1から
の電力供給と電力蓄積装置22からの電力供給とをあわ
せて、エレベータの運転時に要する電力需要をまかなえ
ばよく、商用電源1からの電力供給量をエレベータの平
均的な消費電力量や、一般に使用されることの多いレベ
ルの消費電力量等に抑え、多くの時間帯で必要とされる
適切な電力供給量に商用電源1からの電力供給量を抑え
ることができる。つまり、電力会社との契約電力を低く
設定することが可能となり、エレベータの運転経費も安
価になる。なお、瞬間的に不足する電力需要は電力蓄積
装置22でまかなうものとする。
【0042】一方、エレベータの運行に要する全ての電
力を電力蓄積装置22から供給する訳ではないので、電
力蓄積装置22に対する費用負担も抑えることができ
る。また、電力蓄積装置22への充電は、回生電力だけ
でなく、エレベータが停止している時の商用電源1を用
いても行われるため、供給された電力をさらに有効に活
用することができる。
【0043】実施の形態2.本発明によるエレベータの
制御装置の他の実施形態について説明する。なお、本実
施形態のエレベータの制御装置の構成は、図1に示す実
施形態1のエレベータの制御装置の構成と同様であり、
その説明を省略した。また、本実施形態のエレベータの
制御装置が有する充放電回路の回路構成は、図2に示す
実施形態1のエレベータの制御装置が有する充放電回路
23の回路構成と同様であり、その説明を省略した。さ
らに、本実施形態のエレベータの制御装置が有するイン
バータ制御回路及び所要電力演算回路の構成は、図3に
示す実施形態1のエレベータの制御装置が有するインバ
ータ制御回路14及び所要電力演算回路20の構成と同
様であり、その説明を省略した。
【0044】そこで、本実施形態のエレベータの制御装
置が有する充放電制御回路について、図7を用いて説明
する。この図7は、本実施形態のエレベータの制御装置
が有する充放電制御回路の構成を示すブロック図であ
る。図7において、90は非線型要素部であり、除算器
50に接続される。この非線型要素部90には、所要電
力演算回路20から出力された所要電力値Pwが入力さ
れ、この所要電力値Pwから所定の電力値を差し引いた
残りの差分値が出力される。なお、図7において、図4
に示す実施形態1と同一又は相当の部分には、同一符号
を付してその説明を省略し、図4と相違する部分につい
て説明した。
【0045】次に、この実施形態2のエレベータの制御
装置の動作について説明する。なお、充放電制御回路2
1に入力された所要電力値Pwが0以下の場合、本実施
形態のエレベータの制御装置の動作は、実施形態1に示
したエレベータの制御装置の動作と同様であり、その説
明を省略する。所要電力値Pwが正の場合、つまりエレ
ベータの力行運転時には、充放電制御回路21内の放電
制御回路が作動する。そして、エレベータの力行運転に
必要な所要電力値Pwの内の非線型要素部90に設定さ
れた所定の電力値が差し引かれた残り、つまり非線型要
素部90に設定された所定の電力値の超過分を電力蓄積
装置22から放電する。
【0046】なお、非線型要素部90に設定された所定
の電力値は、電力会社との契約に基づく契約電力の範囲
内である所定の電力値である。また、本実施形態の充放
電制御回路21内の放電制御回路の非線型要素部90に
は、所要電力演算回路20で演算された所要電力値Pw
が入力され、所要電力値Pwから上述の所定の電力値が
差し引かれた残りの差分値が放電電力値Pdとして除算
器50に出力される。そして、この除算器50では、放
電電力値Pdとバッテリ電圧値Vbとが入力され、
(2)式に従う放電電流指令Idcが作成される。 Idc=Pd/Vb ・・・ (2) そして、除算器50で作成されたこの放電電流指令Id
cは、充放電電流検出器24で検出された放電電流値I
cと共に放電電流コントローラ52に入力され、電力蓄
積装置22から放電される放電電流値を制御する。
【0047】実施の形態3.本発明によるエレベータの
制御装置の他の実施形態について説明する。なお、本実
施形態のエレベータの制御装置の構成は、図1に示す実
施形態1のエレベータの制御装置の構成と同様であり、
その説明を省略した。また、本実施形態のエレベータの
制御装置が有する充放電回路の回路構成は、図2に示す
実施形態1のエレベータの制御装置が有する充放電回路
23の回路構成と同様であり、その説明を省略した。さ
らに、本実施形態のエレベータの制御装置が有するイン
バータ制御回路及び所要電力演算回路の構成は、図3に
示す実施形態1のエレベータの制御装置が有するインバ
ータ制御回路14及び所要電力演算回路20の構成と同
様であり、その説明を省略した。
【0048】そこで、本実施形態のエレベータの制御装
置が有する充放電制御回路について、図8を用いて説明
する。この図8は、本実施形態のエレベータの制御装置
が有する充放電制御回路の構成を示すブロック図であ
る。図8において、91は時計であり、非線型要素部9
0に接続される。なお、図8において、図7に示す実施
形態2と同一又は相当の部分には、同一符号を付してそ
の説明を省略し、図7と相違する部分について説明し
た。
【0049】次に、この実施形態3のエレベータの制御
装置の動作について説明する。なお、本実施形態のエレ
ベータの制御装置の動作について、実施形態2に示した
エレベータの制御装置の動作と同一又は相当の部分につ
いてはその説明を省略し、相違する部分について説明す
る。本実施形態のエレベータの制御装置には、充放電制
御回路21内に非線型要素部90と時計91とが設けら
れる。そして、この時計91には所定の時間帯があらか
じめ設定される。また、非線型要素部90には、時計9
1に設定された時間帯に応じて、商用電源1からの電力
供給量を示す所定の電力値が設定される。
【0050】例えば、時計91には、13:00から1
6:00といった電力需要がピークとなる時間帯が所定
の時間帯として設定される。これに対して、非線型要素
部90には、所定の電力値として0が設定される。ま
た、所定の時間帯以外の時間帯は、電力会社との契約に
基づく契約電力の範囲内の所定の電力値が設定される。
これらのことから、上述の時間帯では、非線型要素部9
0を介すも所要電力値Pwはそのまま放電電力値Pdに
相当し、所要電力Pwはすべて電力蓄積装置22から放
電され、まかなわれる。このように、電力需要のピーク
時におけるエレベータへの電力供給を電力蓄積装置22
からのみ行うことにより、電力需要のピーク時における
エレベータでの電力消費量を抑えることができる。
【0051】また、上述の時間帯以外の時間帯では、非
線型要素部90により、所要電力値Pwから電力会社と
の契約に基づく契約電力の範囲内にある所定の電力値が
差し引かれ、その差分値が放電電力値Pdとして非線型
要素部90より出力され、その放電電力値Pdに基づき
電力蓄積装置22から放電される。このように、所定の
時間帯以外の時間帯では、エレベータの運転に必要な大
部分の電力を電力会社との契約に基づく契約電力の範囲
内にある所定の電力値で安定的に供給できると共に、電
力蓄積装置22からは電力会社からの安定供給分では不
足する分だけを供給すればよく、電力蓄積装置22の設
備投資に要する費用を削減することができる。
【0052】実施の形態4.本発明によるエレベータの
制御装置の他の実施形態について説明する。なお、本実
施形態のエレベータの制御装置の構成は、図1に示す実
施形態1のエレベータの制御装置の構成と同様であり、
その説明を省略した。また、本実施形態のエレベータの
制御装置が有する充放電回路の回路構成は、図2に示す
実施形態1のエレベータの制御装置が有する充放電回路
23の回路構成と同様であり、その説明を省略した。さ
らに、本実施形態のエレベータの制御装置が有するイン
バータ制御回路及び所要電力演算回路の構成は、図3に
示す実施形態1のエレベータの制御装置が有するインバ
ータ制御回路14及び所要電力演算回路20の構成と同
様であり、その説明を省略した。
【0053】そこで、本実施形態のエレベータの制御装
置が有する充放電制御回路について、図9を用いて説明
する。この図9は、本実施形態のエレベータの制御装置
が有する充放電制御回路の構成を示すブロック図であ
る。図9において、92は非線型要素部であり、電力蓄
積装置22から放電される所定の放電電力値Pdが設定
される。この、非線型要素部92に設定される所定の放
電電力値Pdとは、電力蓄積装置22から供給可能な範
囲の電力値である。93はスイッチであり、非線型要素
部92、非線型要素部90、時計91、及び除算器50
が接続される。このスイッチ93は、時計91にあらか
じめ設定された時間帯に応じて、非線型要素部92若し
くは非線型要素部90を切り替え、除算器50に接続す
る。なお、図9において、図8に示す実施形態3と同一
又は相当の部分には、同一符号を付してその説明を省略
し、図8と相違する部分について説明した。
【0054】次に、この実施形態4のエレベータの制御
装置の動作について説明する。なお、本実施形態のエレ
ベータの制御装置の動作について、実施形態3に示した
エレベータの制御装置の動作と同一又は相当の部分につ
いてはその説明を省略し、相違する部分について説明す
る。本実施形態のエレベータの制御装置では、充放電制
御回路21内に非線型要素部90、非線型要素部92、
時計91及びスイッチ93が設けられる。そして、この
時計91には所定の時間帯、例えば、13:00から1
6:00といった商用電源1に対する電力需要がピーク
となる時間帯が所定の時間帯としてあらかじめ設定され
る。また、非線型要素部90には、時計91に設定され
た時間帯に応じて、商用電源1から供給される電力供給
量をあらかじめ設定する。さらに、非線型要素部92に
は、時計91に設定された時間帯に応じて、電力蓄積装
置22から供給される電力供給量をあらかじめ設定す
る。
【0055】スイッチ93は、時計91にあらかじめ設
定された時間帯に応じて非線型要素部90と非線型要素
部92とを切り替え、非線型要素部90又は非線型要素
部92を除算器50に接続する。本実施形態における上
述の時間帯では、所定の電力が電力蓄積装置22から安
定的に供給され、その安定供給分では足りない分だけ商
用電源1から供給されるように、上述の時間帯では非線
型要素部92が除算器50に接続されるよう設定され
る。この時、非線型要素部92からは、設定された所定
の電力値が放電電力値Pdとして除算器50に出力され
る。
【0056】このように、電力需要のピーク時における
エレベータへの電力供給を電力蓄積装置22から基本的
に行うことにより、電力需要のピーク時における商用電
源1からのエレベータの電力供給を抑えることができ
る。また、他の電力付加設備の需要がピークになる時間
帯に、エレベータで必要とする電力のほとんどを電力蓄
積装置22から供給することにより、電力総需要を抑制
することも可能である。さらに、非線型要素部92で
は、所要電力値Pwが所定値を超えても、その放電量を
一定に制限している。これにより、電力需要のピーク時
には商用電源1を一部利用するだけで、電力蓄積装置2
2に蓄積された電力の早期消耗を防止することができ
る。
【0057】また、上述の時間帯以外の時間帯では、所
定の電力が商用電源1から安定的に供給され、その安定
供給分では足りない分だけ電力蓄積装置22から供給さ
れるように、非線型要素部90と除算器50とが接続さ
れるよう設定される。この時、非線型要素部90では、
所要電力演算回路20から入力された所要電力値Pwか
ら電力会社との契約に基づく契約電力の範囲内にある所
定の電力値を差し引き、その差分値を放電電力値Pdと
して除算器50に出力する。このように、所定の時間帯
以外の時間帯では、エレベータの運転に必要な電力の大
部分を電力会社との契約に基づく契約電力の範囲内にあ
る所定の電力値で安定的に供給すると共に、電力蓄積装
置22からは電力会社からの安定供給分では不足する分
だけを供給すればよく、電力蓄積装置22の設備投資に
要する費用を削減することができる。
【0058】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るエレベー
タの制御装置は、交流電力を整流して直流電力に変換す
るコンバータと、直流電力を可変電圧可変周波数の交流
電力に変換するインバータと、可変電圧可変周波数の交
流電力により駆動し、エレベータを運転する電動機とを
有するエレベータの制御装置において、電力が充電され
る電力蓄積装置と、エレベータの運転に要する電力若し
くはエレベータの運転によって生じる電力であるエレベ
ータの所要電力を算出する所要電力演算回路と、エレベ
ータの所要電力に基づき、電力蓄積装置への充電若しく
は電力蓄積装置からの放電を制御する充放電制御回路と
を有するものであり、それまで無駄に消費されていた電
力を有効に利用することができる。
【0059】また、この発明に係るエレベータの制御装
置における充放電制御回路は、エレベータの所要電力が
負の値でエレベータの運転によって電力が生じる場合に
電力蓄積装置に充電し、エレベータの所要電力が正の値
でエレベータの運転に電力を要する場合に電力蓄積装置
から放電するように制御するものであり、電力を有効に
利用することができる。
【0060】さらに、この発明に係るエレベータの制御
装置における充放電制御回路は、エレベータの所要電力
が0でエレベータが停止している場合に電力蓄積装置に
充電するように制御するものであり、電力を有効に利用
することができる。
【0061】また、この発明に係るエレベータの制御装
置における充放電制御回路は、エレベータの所要電力に
基づき、所定の電力量を超えた超過分の電力量だけ、電
力蓄積装置から放電するように制御するものであり、商
用電源による電力供給量を抑えることができる。
【0062】さらに、この発明に係るエレベータの制御
装置における充放電制御回路は、あらかじめ設定された
時間帯に基づき、電力蓄積装置から放電する電力量を制
御するものである。商用電源による電力供給量を抑える
ことができる。
【0063】また、この発明に係るエレベータの制御装
置における充放電制御回路は、あらかじめ設定された時
間帯に基づき、エレベータの所要電力に対して所定の電
力量を超えたその超過分の電力量だけを電力蓄積装置か
ら放電する場合と、所定の電力量を安定的に電力蓄積装
置から放電する場合とを切り替えるものであり、商用電
源による電力供給量を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1のエレベータの制御装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施形態1のエレベータの制御装置
が有する充放電回路23の回路構成を示す回路図であ
る。
【図3】 本発明の実施形態1のエレベータの制御装置
が有するインバータ制御回路14及び所要電力演算回路
20の構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の実施形態1のエレベータの制御装置
が有する充放電制御回路21の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】 本発明の実施形態1のエレベータの制御装置
が有する充放電切替回路72の動作を示すフローチャー
トである。
【図6】 本発明の実施形態1のエレベータの制御装置
が有する停止検出回路86の動作を示すフローチャート
である。
【図7】 本発明の実施形態2のエレベータの制御装置
が有する充放電制御回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図8】 本発明の実施形態3のエレベータの制御装置
が有する充放電制御回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図9】 本発明の実施形態4のエレベータの制御装置
が有する充放電制御回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図10】 従来のエレベータの制御装置の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 商用電源、2 電動機、3 巻上機、4 ロープ、
5 エレベータのかご、6 釣合い錘、7 コンバー
タ、8 インバータ、9 回生抵抗、10 回生抵抗制
御回路、11 コントローラ、12 電流検出装置、1
3 エンコーダ、14 インバータ制御回路、15 ゲ
ートドライブ回路、20 所要電力演算回路、21 充
放電制御回路、22 電力蓄積装置、23 充放電回
路、24 充放電電流検出器、25 リアクトル、26
〜27 スイッチング素子、28〜29ダイオード、3
0 三相−二相座標変換器、31 磁束演算器、32
減算器、33 磁束コントローラ、34 減算器、35
速度コントローラ、36 除算器、37 係数器、3
8 減算器、39 減算器、40 加算器、41 d軸
電流コントローラ、42 q軸電流コントローラ、43
積分器、44 二相−三相座標変換器、45 PWM
信号作成回路、46 積算器、47 積算器、48 加
算器、50 除算器、51 減算器、52 放電電流コ
ントローラ、53PWM信号回路、54 ゲートドライ
ブ回路、60 減算器、61 電圧コントローラ、62
減算器、63 充電電流コントローラ、64 PWM
信号回路、65 ゲートドライブ回路、70 スイッ
チ、71 スイッチ、72 充放電切換回路、80 減
算器、81 停止時充電電流コントローラ、82 PW
M信号回路、83 ゲートドライブ回路、84 スイッ
チ、85 スイッチ、86停止検出回路、90 非線型
要素部、91 時計、92 非線型要素部、93スイッ
チ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田島 仁 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 菅 郁朗 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 小林 和幸 神奈川県横浜市鶴見区江ヶ崎町4−1 東 京電力株式会社電力技術研究所内 Fターム(参考) 3F002 CA06 EA08 GA03 GA07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電力を整流して直流電力に変換する
    コンバータと、 上記直流電力を可変電圧可変周波数の交流電力に変換す
    るインバータと、 上記可変電圧可変周波数の交流電力により駆動し、エレ
    ベータを運転する電動機とを有するエレベータの制御装
    置において、 電力が充電される電力蓄積装置と、 上記エレベータの運転に要する電力若しくは上記エレベ
    ータの運転によって生じる電力であるエレベータの所要
    電力を算出する所要電力演算回路と、 上記エレベータの所要電力に基づき、上記電力蓄積装置
    への充電若しくは上記電力蓄積装置からの放電を制御す
    る充放電制御回路とを有することを特徴とするエレベー
    タの制御装置。
  2. 【請求項2】 エレベータの所要電力を算出する所要電
    力演算装置を備え、得られた所要電力値を通信手段を介
    して充放電制御装置に出力することを特徴とする請求項
    第1項記載のエレベータの制御装置。
  3. 【請求項3】 充放電制御回路は、エレベータの所要電
    力が負の値でエレベータの運転によって電力が生じる場
    合に電力蓄積装置に充電し、上記エレベータの所要電力
    が正の値でエレベータの運転に電力を要する場合に上記
    電力蓄積装置から放電するように制御することを特徴と
    する請求項1に記載のエレベータの制御装置。
  4. 【請求項4】 充放電制御回路は、エレベータの所要電
    力が0でエレベータが停止している場合に商用電源から
    電力蓄積装置に充電するように制御することを特徴とす
    る請求項1に記載のエレベータの制御装置。
  5. 【請求項5】 充放電制御回路の制御に基づき、電力蓄
    積装置への充電又は上記電力蓄積装置からの放電を行う
    充放電回路を有し、 充放電制御回路は、エレベータの所要電力が正の値で、
    エレベータの運転に電力を要する場合に、上記エレベー
    タの所要電力に基づき、上記電力蓄積装置からの放電電
    力を制御し、上記エレベータの所要電力が負の値で、エ
    レベータの運転によって電力が生じる場合に、上記充放
    電回路から上記電力蓄積装置への出力電圧が所定の電圧
    になるように制御することを特徴とする請求項1に記載
    のエレベータの制御装置。
  6. 【請求項6】 充放電回路から出力される所定の電圧の
    出力電圧は、電源電圧を整流した電圧値より高いことを
    特徴とする請求項5に記載のエレベータの制御装置。
  7. 【請求項7】 充放電制御回路は、エレベータの所要電
    力に基づき、所定の電力量を超えた超過分の電力量だ
    け、電力蓄積装置から放電するように制御することを特
    徴とする請求項1に記載のエレベータの制御装置。
  8. 【請求項8】 充放電制御回路は、あらかじめ設定され
    た時間帯に基づき、電力蓄積装置から放電する電力量を
    制御することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ
    の制御装置。
  9. 【請求項9】 充放電制御回路は、あらかじめ設定され
    た時間帯に基づき、エレベータの所要電力に対して所定
    の電力量を超えたその超過分の電力量だけを電力蓄積装
    置から放電する場合と、所定の電力量を安定的に電力蓄
    積装置から放電する場合とを切り替えることを特徴とす
    る請求項1に記載のエレベータの制御装置。
  10. 【請求項10】 所要電力演算回路は、電動機に印加す
    る電圧指令値と、電動機電流若しくは電動機に供給する
    電流指令値とに基づき、上記エレベータの所要電力を算
    出することを特徴とする請求項1に記載のエレベータの
    制御装置。
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