JP2001211608A - 車両用発電機 - Google Patents

車両用発電機

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JP2001211608A
JP2001211608A JP2000237804A JP2000237804A JP2001211608A JP 2001211608 A JP2001211608 A JP 2001211608A JP 2000237804 A JP2000237804 A JP 2000237804A JP 2000237804 A JP2000237804 A JP 2000237804A JP 2001211608 A JP2001211608 A JP 2001211608A
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casing
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vehicle
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Hiroshi Okamoto
宏 岡本
Takechika Mishima
毅睦 三島
Toshihiko Saito
俊彦 斎藤
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Toshiba Carrier Corp
Original Assignee
Toshiba Carrier Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成により冷却性能を向上させる。 【解決手段】車両のエンジンにより駆動される回転軸3
に固定されて回転するロータ4と、このロータの外周を
環状に囲むように配設されて電力を出力するステータコ
イル6と、通風入口2cと通風出口2dとを穿設し、こ
の通風入口を出口に連通させる通風路を内部に形成した
ケーシング2と、通風入口から通風路14に外気を吸引
して軸方向に通風させてから再び通風出口からケーシン
グ外に排気する吸引ファン13と、通風路を通風する通
風に乱流を発生させる内,外側突出部12a,12bと
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両に
搭載されて、そのエンジンにより駆動される車両用発電
機に係り、特に、冷却性能の向上を図った車両用発電機
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の車両用発電機では、電
力を発生させるステータコイルの電気絶縁が高熱により
破壊されるのを防止するために冷却する必要がある。ま
た、車両用発電機の許容温度が高ければ、その分、電流
を多く流せるので、冷却効果を大きくすることにより発
熱を抑えて電流値を増大させて発電能力を増大させるこ
とができる。このために、従来より車両用発電機には種
々の冷却手段を設けている。例えば通風用のファンを複
数設けたもの(特開平9−37519号公報)やステー
タコイル端近傍のフロントカバーやリアカバーに切欠孔
を形成して冷却風通路を設けたもの(特開平7−274
440号公報)、水冷ジャケットを設けたもの(特開平
10−225060号公報)、大出力時に冷却水を直接
噴霧するもの(特開平7−298401号公報)等があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両用発電機では、車両のエンジンの低回転
時の冷却効果が低い、または洗車時に発電機内部に水が
入り易い、あるいは、構成の複雑化や大形化を招くの
で、メンテナンスが容易ではないうえに車両用発電機が
エンジンルームに納まりにくい等種々の課題がある。
【0004】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、簡単な構成により冷却性能を向
上させることができる車両用発電機を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
車両のエンジンにより駆動される回転軸に固定されて回
転するロータと、このロータの外周を環状に囲むように
配設されて電力を出力するステータと、このステータと
上記ロータとを少なくとも収容する一方、軸方向両端に
通風入口と通風出口とを穿設し、この通風入口を出口に
連通させる通風路を内部に形成したケーシングと、上記
回転軸に固定されて上記ケーシングの通風入口から上記
通風路に外気を吸引して軸方向に通風させてから再び通
風出口からケーシング外に排気する吸引ファンと、とを
具備した車両用発電機において、上記ケーシング内の通
風路を通風する通風に乱流を発生させる乱流発生手段を
設けたことを特徴とする車両用発電機である。
【0006】この発明によれば、ケーシング内の通風路
を外気が通風することにより、このケーシング内のステ
ータやロータ等が冷却されるが、その通風には乱流発生
手段により乱流が発生する。このために、通風抵抗が増
大するが、その通風抵抗の増大以上に放熱の熱伝導率を
向上させることができる。このため、冷却性能を向上さ
せることができる。
【0007】請求項2に係る発明は、ステータは、複数
の磁性板材を積層してなる積層体にコイルを巻き付け、
この積層体の外周面の少なくとも一部を外部に露出させ
た状態でケーシングに固定されてなり、乱流発生手段
は、上記積層材の一部を、その積層方向に所要の間隔を
置いてその内周側の通風路と外周側の外部の少なくとも
一方に突出させるように不揃いに積層してなることを特
徴とする請求項1記載の車両用発電機である。
【0008】この発明によれば、ステータの積層体の積
層材の一部が積層体の内周側の通風路側に突出している
ので、これら突出部に、通風路を通風する通風が吹き当
たって乱流が発生する、このために、積層体内周側の通
風面積が増大して放熱の熱伝導率を向上させこるとがで
きる。
【0009】また、ステータの積層体の積層材の一部が
積層体の外側の外気側に露出し、かつ突出しているの
で、この積層体の外側の突出部から外気への放熱効率を
向上させることができる。このために、ステータ積層体
の内外周両側の少なくとも一方の放熱効率を向上させる
ことができるので、積層体の冷却性能を向上させること
ができる。
【0010】しかも、これら冷却効果は、積層体の積層
材を、その一部が内周側と外周側の少なくとも一方に突
出するように単に不揃いに積層することにより簡単に得
ることができ、構成の複雑化や大型化を招くことがな
い。
【0011】請求項3に係る発明は、積層体の内周側と
外周側の少なくとも一方に突出する積層材の突出部に、
切欠きを形成したことを特徴とする請求項2記載の車両
用発電機である。
【0012】この発明によれば、積層体の内周側と外周
側の少なくとも一方に突出する突出部に切欠きを形成し
ているので、これら突出部に通風や外気が吹き当って乱
流が発生するうえに、その突出部の切欠きにおいてもさ
らに乱流が発生するので、さらに積層体の通風面積を増
大させて放熱の熱伝導率を向上させることができる。こ
のために、車両用発電機の冷却性能を向上させることが
できる。
【0013】請求項4に係る発明は、ロータは、回転軸
の軸方向で対向配置されたN極とS極の一対有し、これ
らS極とN極の各ロータの外周部にて、その対向方向に
突出する複数の外周爪部を周方向に所要の間隔を置いて
形成すると共に交互に対向配置し、これら外周爪部を回
転軸に対して所要角度傾斜させてなることを特徴とする
請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用発電機であ
る。
【0014】この発明によれば、回転軸の軸方向で対向
配置された一対のロータの外周爪部が回転軸に対して所
要角度傾斜しているので、このロータの回転により回転
する外周爪部により生ずる送風作用が増大してケーシン
グ内の通風効率を向上させることができる。このため
に、ケーシング内の冷却性能を向上させることができ
る。
【0015】請求項5に係る発明は、ステータの内周面
に所要の間隙を置いて直径方向で対向するロータの対向
面に、その間隙に突出する突部を突設したことを特徴と
する請求項1または4記載の車両用発電機である。
【0016】この発明によれば、ステータの内周面と対
向するロータの外周面(対向面)との間隙を、軸方向に
通風する通風はロータ外周面に突設された突部に吹き当
って乱流が発生するので、ステータ内周面の放熱の熱伝
導率を向上させることができる。
【0017】請求項6に係る発明は、突部が羽根状に形
成されていることを特徴とする請求項5記載の車両用発
電機である。
【0018】この発明によれば、請求項5記載の発明に
係るロータに突設した突部が羽根状であるので、このロ
ータの回転と共に回転する羽根状突部により通風を通風
入口から出口に向けて送風する送風力を増大させること
ができる。このために、ケーシング内の通風効率を向上
させることができるので、冷却性能を向上させることが
できる。
【0019】請求項7に係る発明は、吸引ファンは、ケ
ーシングの通風出口近傍の外側に配設され、この通風出
口に、ベルマウスを形成したベルマウスガイドを配設し
たことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載
の車両用発電機である。
【0020】この発明によれば、ケーシングの通風出口
の近傍に、ベルマウスを形成したベルマウスガイドを配
設する一方、この通風出口近傍に吸引ファンを配設した
ので、この吸引ファンにより通風出口からケーシング外
へ吸引される通風をベルマウスを経て外部へスムースに
吸引することができる。このために、通風出口から外部
へ吸引される通風抵抗を低減できるので、その吸引風量
を増大させて、通風効率を向上させることができる。そ
の結果、車両用発電機の冷却性能を向上させることがで
きる。
【0021】請求項8に係る発明は、ベルマウスガイド
は、ケーシングに一体に形成されていることを特徴する
請求項7記載の車両用発電機である。
【0022】この発明によれば、ベルマウスガイドがケ
ーシングと一体に形成されているので、ベルマウスガイ
ドをケーシングと別部材により形成する場合に比して部
品点数と組立工数の減少を図ることができる。
【0023】請求項9に係る発明は、ケーシングは、ス
テータのコアから露出するステータコイルのコイルエン
ドに対向する部位において、このケーシングの内外に連
通する通気孔を形成していることを特徴とする請求項1
記載の車両用発電機である。
【0024】この発明によれば、ケーシングの通気孔を
通ってケーシングの内外を通風する通風がステータのコ
イルエンドを通風して冷却するので、そのコイルエンド
ないしステータコイルを冷却することができる。
【0025】請求項10に係る発明は、通気孔は、使用
状態でケーシングの上部に位置する通気孔を複数設ける
一方、ケーシングの下部に位置する通気孔を少なくとも
1つ設け、この下部通気孔の開口面積を上記全上部通気
孔の合計開口面積よりも小さく形成したことを特徴とす
る請求項9記載の車両用発電機である。
【0026】この発明によれば、車両用発電機の使用状
態でケーシングの下部に位置する下部通気孔が例えば1
つで、複数の上部通気孔よりも少ないうえに、下部通気
孔の開口面積が全上部通気孔の合計開口面積よりも小さ
いので、この下部通気孔からケーシング内に吸入される
吸気を少なくして下部通気孔を水抜き孔兼用に形成する
ことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1〜
図33に基づいて説明する。なお、これらの図中、同一
または相当部分には同一符号を付している。
【0028】図1は本発明の第1の実施形態に係る車両
用発電機1の側断面図である図3のI−I線断面図、図
2はその一部拡大傾斜図、図4はその背面図である。
【0029】図1に示すように車両用発電機1は円筒状
のケーシング2内に、回転軸3、ロータ4、環状のフィ
ールドコイル5、環状のステータコイル6等を収容して
いる。
【0030】ケーシング2は図3で示す有蓋円筒状のフ
ロントブラケット2aの底部開口端と図4で示す有蓋円
筒状のリアブラケット2bの底部開口端とを同心状に結
合して円筒状に形成され、これらブラケット2a,2b
の各蓋部には、回転軸3の両端部を回転自在に支承する
ベアリング7a,7bをそれぞれ設けている。
【0031】また、フロントブラケット2aから外方に
突出する回転軸3の外端部には、プーリ8を固定してお
り、このプーリ8に巻付けられる図示しないVベルト等
の伝動ベルトの他端部は車両のエンジンのクランク軸の
プーリ等に巻付けられ、車両のエンジンにより回転軸3
が軸心回りに回転駆動するようになっている。
【0032】そして、ケーシング2内に収容されている
回転軸3の軸方向中間部外周には、ロータ4を同心状に
固着している。図2に示すようにロータ4は回転軸3の
軸方向で所要の間隔を置いて対向するN極のロータ9と
S極のロータ10とを具備している。これらN,S極の
ロータ9,10は回転軸3に固着される円板状の本体9
a,10aの外周部内面(対向面)に、対向方向に向け
て先細の複数の外周爪部4aを周方向に所定の間隔を置
いて垂直方向に一体に突設しており、これら外周爪部4
aは周方向でN,S極が所用のギャップを置いて交互に
配置されている。
【0033】図1に示すようにこれら各ロータ9,10
の外周爪部4aの内方には、環状のフィールドコイル5
が配設され、このフィールドコイル5により各ロータ
9,10の外周爪部4aをN,S極にそれぞれ励磁する
ようになっている。フィールドコイル5は例えばリアブ
ラケット2bに固定されて、受電コイル11を介して図
示しない車両用のバッテリーあるいは車両用冷凍装置の
電動圧縮機の電源回路等に電気的に接続され、受電する
ようになっている。
【0034】一方、ステータコイル6は、ロータ4の各
外周爪部4aの外周面を直径方向に所要の間隙を置いて
囲む積層体である積層鉄心12の軸方向両端に巻き付け
られてケーシング2に固定されている。積層鉄心12は
例えば環状の複数の積層材であるけい素鋼板製薄板を軸
方向に積層して構成され、積層鉄心12の外周面の少な
くとも一部は外気に露出している。
【0035】そして、図5にも示すように、これら薄板
を、その軸方向に所要の間隔を置いて内周側と外周側と
に若干突出するように径方向にずらした状態で積層して
乱流発生手段である複数の内側突出部12aと外側突出
部12bとをそれぞれ形成している。
【0036】そして、図1に示すようにプーリ8のフロ
ントブラケット2a側の外側面には、このプーリ8より
も大径の吸引ファン13を同心状に固着している。ま
た、図3,図4に示すようにフロントブラケット2aと
リアブラケット2bの各蓋部には、複数の通風入口2c
と通風出口2dとをそれぞれ穿設し、これら通風入口2
cと通風出口2dとをそれぞれ連通させる複数の通風路
14を図1中ドットで示すようにケーシング2内の空間
部に形成し、外気を図1中矢印に示すようにケーシング
2内を通風させて冷却してから再び外部へ排気するよう
になっている。
【0037】さらに、フロントブラケット2aの通風出
口2dにはベルマウス15を形成し、ケーシング2内の
通風を外気にスムースに排気するようになっている。ベ
ルマウス15はフロントブラケット2aに一体に連成し
てもよく、またはベルマウス15を形成した図示しない
ベルマウスガイドをフロントブラケット2aとは別体に
形成し、このフロントガイドをフロントブラケット2a
に取り付けるように構成してもよい。
【0038】次にこの車両用発電機1の作用を説明す
る。
【0039】図示しない車両のバッテリーから励磁電流
が車両用発電機1のフィールドコイル5に給電される
と、このフィールドコイル5により一対のロータ9,1
0の各外周爪部4aがN極とS極とにそれぞれ励磁され
る。この状態で、エンジンからの駆動力がVベルト等を
介してプーリ8に伝達されると、回転軸3が回転し、同
時にN,S極の一対のロータ9,10の各外周爪部4a
が、ステータコイル6の内側で回転するので、N,S極
一対のロータ9,10間の磁束をステータコイル6によ
り相対的に鎖交する。このために、ステータコイル6に
起電力が誘起される。
【0040】そして、このとき、プーリ8と共に吸引フ
ァン13が回転するので、ケーシング2内の空気が図1
中矢印に示すように通風出口2dから外部へ吸引されて
排気されるので、ケーシング2内は負圧になる。このた
めに、リアブラケット2bの背後の外気が通風入口2c
からケーシング2内の通風路14内に吸引され、さらに
通風出口2dに向けて通風する。
【0041】そして、この通風がロータ4の各外周爪部
4aの外周面とステータコイル6の積層鉄心12の内周
面との環状間隙の通風路14を通風すると、図5の矢印
に示すように通風が各内側突出部12aに吹き当って乱
流が発生し、積層鉄心12の内周面に通風が接触する表
面積が増大する。このために、積層鉄心12の放熱効率
を向上させ、冷却性能を向上させることができる。
【0042】また、積層鉄心12の外周面は、外気に露
出しているうえに、複数の外側突出部12bが外気に突
出しているので、積層鉄心12の外部露出表面積が増大
するうえに、外気が各外側突出部12bに吹き当って乱
流が発生する。このために、この積層鉄心12の放熱効
率を向上させて冷却性能を向上させることができる。
【0043】さらに、吸引ファン13近傍の通風出口2
dにベルマウス15を形成しているので、ケーシング2
内の空気が通風出口2dを通風する際の通風抵抗を低減
することができる。このために、吸引ファン13による
ケーシング2内の通風を外部に吸引して排気する通風効
率を向上させることができるので、ケーシング2内の通
風による冷却性能を向上させることができる。
【0044】図6(A),(B)は本発明の第2の実施
形態に係る内側突出部12cと外側突出部12dの各要
部正面図である。これら内,外側突出部12c,12d
は上記図5等で示す積層鉄心12の内側突出部12aの
内周縁部と、外側突出部12bの外周縁部とに、また
は、その一方に複数の切欠き12e,12fを周方向に
所要の間隔を置いて形成した点に特徴がある。これら複
数の切欠き12e,12fは突部でもよく、それらの形
状も任意でよい。
【0045】これら内,外側突出部12c,12dによ
れば、その内,外側に突出することにより通風に乱流を
発生させることができるうえに、各切欠き12e,12
fによってもさらに通風に乱流を発生させることができ
るので、これら乱流による積層鉄心12の放熱効率を向
上させ、冷却性能を向上させることができる。
【0046】図7(B)は本発明の第3の実施形態に係
るN,S極一対のロータ9,10の外周爪部4bの要部
平面図である。上記図2で示す第1の実施形態に係る各
ロータ9,10の外周爪部4a,4aの軸方向中心軸O
a,Obは、図7(A)で示すように、その各ロータ
9,10の回転中心軸Ooとほぼ平行をなすが、この第
3の実施形態に係る外周爪部4b,4bは各ロータ9,
10の回転中心軸Ooに対しそれぞれ所要角度θ傾斜す
るように形成されており、これらの各外周爪部4b,4
bの回転により、その周囲の通風を通風出口2d側へ送
風するように構成した点に特徴がある。
【0047】したがって、これら外周爪部4bが回転す
ることにより、その周囲の通風を通風出口2d側へ送風
させることができるので、ケーシング2内の通風効率を
向上させることができる。このために、ケーシング2内
の通風による冷却性能のさらなる向上を図ることができ
る。
【0048】図8は本発明の第4の実施形態に係る各ロ
ータ9,10の外周爪部4c,4cの要部拡大側面図、
図9はその平面図である。これら各外周爪部4cは、上
記外周爪部4aの外周面上に、円弧状の羽根16を長手
方向に沿って立設し、これら外周爪部4cの回転によ
り、その周囲の通風を通風出口2d側へ送風するように
構成した点に特徴がある。
【0049】したがって、これら外周爪部4cが回転す
ることにより、これら外周爪部4cの外周面と積層鉄心
12の内周面との環状間隙の通風路14を通風する通風
を通風入口2d側へ送風させることができるので、ケー
シング2内の通風効率を向上させて冷却性能を向上させ
ることができる。なお、この羽根16は図5で示す内側
突出部12aに代えて設けてもよく、または内側突出部
12aと共に設けてもよい。
【0050】図10は本発明の第5の実施形態に係る各
外周爪部4dの要部拡大側面図、図11はその平面図で
ある。これら外周爪部4dは、その外周面上に、上記図
8,図9で示す羽根16に代えて、例えば複数の球状突
部17を、上記羽根16の湾曲軌跡上に所要の間隔を置
いて配設し、その周囲の通風に乱流を発生させると共に
通風出口2d側へ送風するように構成した点に特徴があ
る。
【0051】したがって、これら外周爪部4dによって
も、これら外周爪部4dの回転により、これら外周爪部
4cの外周面と積層鉄心12の内周面との環状間隙の通
風路14を通風する通風に乱流を発生させて積層鉄心1
2の放熱効率を向上させると共に、この通風を通風出口
2d側へ送風させることができるので、ケーシング2内
の通風効率を向上させて冷却性能を向上させることがで
きる。
【0052】図12は本発明の第6の実施形態に係るス
テータコイル6の積層鉄心12gの要部縦断面図であ
る。この積層鉄心12gは、上記第1の実施形態に係る
積層鉄心12の軸方向一端から他端側へ向けて軸方向に
マイクロヒートパイプ18の先端部を挿入固定し、この
マイクロヒートパイプ18の他端部を通風路14内ある
いはケーシング2の外部に突設させて構成した点に特徴
がある。
【0053】したがって、この実施形態によれば、上述
したように外気の通風によりケーシング2内を冷却する
ことができる一方、マイクロヒートパイプ18により、
積層鉄心12gの全体は勿論、その発熱密度の高い部分
を局所的に冷却することができる。しかも、マイクロヒ
ートパイプ18内の作動流体やパイプの内圧等を変える
ことにより積層鉄心12gの冷却温度を適宜制御でき
る。
【0054】なお、このマイクロヒートパイプ18は上
記各実施形態と共に設けてもよく、あるいは単独に設け
てもよい。
【0055】図13は本発明の第7の実施形態に係る積
層鉄心12hの要部縦断面図である。この積層鉄心12
hは、上記第1の実施形態に係る積層鉄心12の外側突
出部12bを削除し、その外周面に例えば偏平形状のマ
イクロヒートパイプ19を軸方向に複数回巻き付けて固
定して構成した点に特徴がある。
【0056】したがって、この実施形態によれば、上述
したように外気の通風によりケーシング2内を冷却する
ことができる一方、偏平マイクロヒートパイプ19によ
り、積層鉄心12hの外周面は勿論、その全体を効率的
に冷却することができる。しかも、マイクロヒートパイ
プ19内の作動流体やパイプ内圧等を変えることにより
積層鉄心12gの冷却温度を適宜制御できる。
【0057】図14は本発明の第8の実施形態に係る車
両用発電機1Aの側断面図である。この車両用発電機1
Aは、上記第1の実施形態に係る積層鉄心12の内,外
側突出部12a,12bに代えて、この積層鉄心12の
外気に露出した露出部の外周面に冷却水等の冷却材を直
接滴下して、この積層鉄心12を冷却する冷却装置20
を設けた点に特徴がある。
【0058】この冷却装置20は、例えば図示しない車
両用の空気調和機や冷凍装置からの低温のドレン等の冷
却水を積層鉄心12の外周面に滴下ないし給水する給水
ヘッド20a、この給水ヘッド20aにドレンを給水す
る配管20b、給水ヘッド20aにドレンを給水する流
量を制御する流量制御弁20c等を具備している。
【0059】したがって、この車両用発電機1Aによれ
ば、上述したように外気の通風によりケーシング2内を
冷却することができる一方、積層鉄心12の外周面に滴
下される低温のドレン水等の冷却水により積層鉄心12
を有効に冷却することができる。しかも、積層鉄心12
の外周面に滴下される冷却水の温度と流量を制御するこ
とにより積層鉄心12の冷却温度を適宜制御することが
できる。また、冷却水として冷凍装置等のドレン水を使
用する場合には、冷却水を別途作る装置を必要としない
ので、構成の簡単化とコスト低減とを図ることができ
る。なお、配管20bの管径を、冷却水の所要流量に応
じて予め設定しておくことにより流量制御弁20cを省
略してもよい。
【0060】図15は本発明の第9の実施形態に係る車
両用発電機1Bの側断面図である。この車両用発電機1
Bは、上記積層鉄心12の外気に露出する露出部の外周
面に冷却風を直接吹き付ける第1の吹出ノズル21と、
通風入口2cの近傍において、その外側から冷却風を吹
き付ける第2の吹出ノズル22とを設けた点に特徴があ
る。
【0061】これら第1,第2の吹出ノズル21,22
には、冷却風を送風する第1,第2の送風管21a,2
2aをそれぞれ接続する一方、これら送風管21a,2
2aには、送風量を制御する第1,第2の風量調節弁2
1b,22bをそれぞれ介装している。冷却風として
は、例えば図示しない車両の冷凍装置の庫内冷却空気の
一部を利用するように構成してもよい。また、第1,第
2の送風管21a,21bを1本に連結し、第1,第2
の風量調節弁21b,22bの両者、または一方を省略
してもよい。
【0062】この車両用発電機1Bによれば、第1の吹
出ノズル21により冷却風を、直接積層鉄心12の外周
面に吹き付けて冷却する一方、フロントブラケット2a
に穿設した通風孔2eとリアブラケット2bに穿設した
通風孔2fを通してステータコイル6に吹き付けて冷却
することができる。
【0063】また、第2の吹出ノズル22から通風入口
2cの近傍に冷却風を吹き付けるので、この冷却風が通
風入口2cからケーシング2内に導入され、通風路14
を通風して積層鉄心12やフィールドコイル5等を効率
的に冷却することができる。しかも、これら冷却風の温
度と風量を制御することにより積層鉄心12やフィール
ドコイル5等の冷却温度を適宜制御することができる。
【0064】図16は本発明の第10の実施形態に係る
車両用発電機1Cを冷凍車23に搭載する場合の一例を
示す概略構成図である。すなわち、冷凍車23は、図示
しない冷凍装置により冷凍庫ないし冷蔵庫に構成される
コンテナ24の外面、例えば外底面に車両用発電機1C
を取り付けることにより、冷凍車23の走行時の走行風
により車両用発電機1Cを冷却するように構成した点に
特徴がある。
【0065】つまり、車両用発電機1C自体の構成は上
記各実施形態に係る車両用発電機のいずれか、または従
来の車両用発電機のいずれでもよく、これらの車両用発
電機は一般にエンジンルーム25内に配設されるが、こ
の実施形態ではエンジンルーム25内に配設される図示
しないエンジンの回転力を後輪26に伝動するプロペラ
シャフト27の途中にプーリ28を設け、このプーリ2
8に、車両用発電機1Cの上記プーリ8に巻き掛けられ
るVベルト等の伝動ベルトの他端部を巻き掛けることに
より、車両用発電機1Cの回転軸3をプロペラシャフト
27により回転駆動するようになっている。
【0066】したがって、この車両用発電機1Cによれ
ば、従来例のようにエンジンルーム25内に配置されず
に、外気に露出した状態で配設されているので、冷凍車
23の走行時の走行風により、この車両用発電機1Cを
冷却することができる。なお、この車両用発電機1Cは
コンテナ24の外底面に配設しなくてもよく、走行風を
受ける箇所に配設すればよい。さらに、車両用発電機1
Cの冷凍車23への取付は、着脱自在でもよく、これに
よれば車両用発電機1Cを冷凍車23から取り外して保
守点検を行うことができ、メンテナンスの容易性を向上
させることができる。また、上記実施形態では、プロペ
ラシャフト27の回転力をVベルト等の伝動ベルトによ
り車両用発電機1Cに伝動する場合について説明した
が、プロペラシャフト27の回転力を伝動ベルトに代え
て歯車列により車両用発電機1Cに伝動するように構成
してもよい。
【0067】図17は本発明の第11の実施形態に係る
車両用発電機1Dの側断面図、図18は図17のXVI
II−XVIII線切断部の端面図である。この車両用
発電機1Dは、図1で示す本発明の第1の実施形態に係
る車両用発電機1の乱流発生手段である積層鉄心12に
設けた複数の内,外側突出部12a,12bに代えて、
ケーシング2のフロントブラケット2aに複数の通気孔
31を穿設した点に特徴がある。
【0068】すなわち、図17に示すように車両用発電
機1Dは、ステータコイル6に、ステータのコアである
積層鉄心12の軸方向両端から軸方向(図17では左右
方向)へそれぞれ突出する左右一対の環状のコイルエン
ド6a,6bを形成しているが、これらコイルエンド6
a,6bの少なくとも一方、例えば図17中右側のコイ
ルエンド6aの外周面に対向するフロントブラケット2
aの対向部位にて、フロントブラケット2aの内外を貫
通する複数の通気孔31を穿設している。
【0069】図18に示すようにこれら通気孔31は車
両用発電機1Dの使用状態で上部に位置するフロントブ
ラケット2aの上部にて、複数の上通気孔31a,31
a,31aを周方向に所定の間隔を置いて配設する一
方、フロントブラケット2aの少なくとも最下部に1つ
の下通気孔31bを配設している。そして、これら上通
気孔31a,31a,31aの合計開口面積を下通気孔
31bの開口面積よりも大きくすることにより、下通気
孔31bからフロントブラケット2a内に吸入される外
気の吸入量を少なくして、この下通気孔31bをフロン
トブラケット2a内の水分を外部に排水するための水抜
き孔と兼用し得るように構成している。
【0070】したがって、この車両用発電機1Dによれ
ば、吸引ファン13の回転によりフロントブラケット2
aの各上,下通気孔31a,31bを通して外気がフロ
ントブラケット2a内に吸入され、その吸気がコイルエ
ンド6aの外周面を通風する際に直接冷却することがで
きる。このために、ステータコイル6全体を効率的に冷
却することができる。
【0071】図19はこの種の車両用発電機Aにおける
熱バランスについての新しい知見を示すモデル図であ
る。すなわち、車両用発電機Aの運転時にはステータコ
イル6の温度が最も高くなるが、例えばこの車両用発電
機Aの総冷却熱量を1とすると、図19に示すようにス
テータコアである積層鉄心12の発熱がケーシング2内
を通風する通風へ伝熱される伝熱量Qaが0.41、ス
テータコイル6の発熱がコイルエンド6a,6bから同
通風へ伝熱される伝熱量Qbが0.40、積層鉄心12
の外表面から外気へ自然対流で伝熱される伝熱量が0.
19となる。
【0072】しかし、この時ステータコイル6から積層
鉄心12へ伝熱される伝熱量Qdは0.49に相当して
おり、積層鉄心12からの放熱であるQa+Qc=0.
60の大部分を占めていることが分かる。このことから
車両用発電機1Dの主発熱源はステータコイル6であ
り、このステータコイル6の冷却機構としては上記通気
孔31の通風によるコイルエンド6a,6bでの直接冷
却と、ステータコイル6から積層鉄心12への熱伝導を
通じた間接冷却があるといえる。
【0073】また、これら直接、間接の冷却機構に対し
ては吸引ファン13による通風量を増大させることによ
り冷却効果を向上させることができるが、さらに、その
冷却効率を向上させるには最大の発熱部であるステータ
コイル6の露出部分であるコイルエンド6a,6bの冷
却効率を上げる手法が有効である。つまり、積層鉄心1
2のスロット間を単に最短で結合するコイルエンド6
a,6bに放熱器としての機能を積極的に持たせること
により、車両用発電機の冷却効率を向上させることがで
きるという知見を得た。
【0074】したがって、上記車両用発電機1Dによれ
ば、ステータコイル6のコイルエンド6aをフロントブ
ラケット2aの複数の通気孔31を通風する通風により
直接冷却するので、運転時に最も高温となるステータコ
イル6を高効率で冷却することができ、ひいては発電効
率を向上させることができる。
【0075】次に、上記知見に基づく本発明の種々の実
施形態を図20〜図33に基づいて説明する。なお、以
下の各実施形態は上記第1〜第11実施形態のいずれか
と共に構成してもよく、またはこれら実施形態とは関係
なく単独で構成してもよい。
【0076】図20は本発明の第12の実施形態に係る
車両用発電機1Eの要部拡大図である。この車両用発電
機1Eはステータコイル6の左右一対の上記コイルエン
ド6a,6bを改良6cした点に特徴がある。この改良
したコイルエンド6cは、その外表面積が可能な限り大
きくなるようにコイルエンド6cの各コイルを束状に結
束せずにばらばらに不揃いにして平面上に拡げたもので
ある。
【0077】したがって、この車両用発電機1Eによれ
ば、運転時に最も高温となるステータコイル6のコイル
エンド6cの外表面積が増大するので、ケーシング2内
の通風により冷却されるコイルエンド6cの冷却効果の
向上を図ることができる。
【0078】図21は本発明の第13の実施形態に係る
車両用発電機1Fの要部模式図である。この車両用発電
機1Fはステータコアである積層鉄心12の軸方向両端
から外方(図21中左右方向)へそれぞれ突出するステ
ータコイル6の一対のコイルエンド6d,6dの外方へ
の突出量をそれぞれ長くすることにより、ケーシング2
内に露出する露出面積を増大させてコイルエンド6d,
6dの冷却効率の向上を図った点に特徴がある。
【0079】そして、例えばこれら各コイルエンド6d
の突出量lを積層鉄心12の厚さtの1/2以上(l≧
t/2)に形成してもよい。
【0080】したがって、この車両用発電機1Fによれ
ば、積層鉄心12から外方へ露出してケーシング2内の
通風により冷却されるコイルエンド6dの露出面積を増
大させている分だけ、コイルエンド6dないしステータ
コイル6全体の通風による冷却効率の向上を図ることが
できる。
【0081】図22は本発明の第14実施形態に係る車
両用発電機1Gの要部模式図である。この車両用発電機
1Gはステータコイル6の一対のコイルエンド6e,6
eが積層鉄心12から軸方向外方へ突出する突出量を増
大させると共に、ロータ4の回転に干渉しないように外
周側方向へ折り曲げた点に特徴がある。
【0082】したがって、この車両用発電機1Gによっ
ても、積層鉄心12から外方へ突出する突出量を増大さ
せてケーシング2内の通風により冷却される一対のコイ
ルエンド6e,6eの露出面積を増大させているので、
コイルエンド6e,6eないしステータコイル6全体の
冷却効率を向上させることができる。
【0083】図23は本発明の第15実施形態に係る車
両用発電機1Hの要部模式図である。この車両用発電機
1Hはステータコイル6の一対のコイルエンド6f,6
fに複数の放熱フィン32,32,…をそれぞれ取り付
けた点に特徴がある。
【0084】したがって、この車両用発電機1Hによれ
ば、各コイルエンド6f,6fに取り付けた複数の放熱
フィン32,32,…により放熱面積を増大させたの
で、各コイルエンド6f,6fないしステータコイル6
全体の冷却効率を向上させることができる。
【0085】図24は本発明の第16実施形態に係る車
両用発電機1Iの要部模式図である。この車両用発電機
1Iはコイルエンド6gの一側、例えば吸引ファン13
側(図24では右端側)の環状一端部の内周に、環状の
冷却用のヒートパイプ33を密に内嵌させた点に特徴が
ある。
【0086】すなわち、ヒートパイプ33はその先端部
を例えば環状の環状部33aに形成し、その環状部33
aを上下一対のコイルエンド6gの内周面に密に内嵌さ
せて、その環状部33aの外周面をコイルエンド6gの
環状右端部の内周面に全長に亘って密着させている。
【0087】したがって、この車両用発電機1Iによれ
ば、冷却用ヒートパイプ33の環状部33aによりステ
ータコイル6の発生熱をコイルエンド6gの一端から吸
熱して冷却するので、ステータコイル6ないしステータ
コイル6の冷却効率の向上を図ることができる。
【0088】なお、上記ヒートパイプ33は、その環状
部33aを、図25に示すようにコイルエンド6gの環
状一端部の外周に外嵌する環状部33bに形成してもよ
く、これによってもコイルエンド6gないしステータコ
イル6の冷却効率の向上を図ってもよい。
【0089】図26は本発明の第17実施形態に係る車
両用発電機1Jの要部模式図、図27はその要部縦断面
図である。
【0090】この車両用発電機1Jは、積層鉄心12に
通風路34をステータコイル6の一面(図26、図25
では外周側一面)に沿って積層鉄心12の全長に亘って
形成した点に特徴がある。
【0091】すなわち、図27に示すように通風路34
は、横断面形状が例えば半円形をなし、ステータコイル
6が挿入される積層鉄心12のスロット35の一面(図
27では上面)とステータコイル6の一面(同上面)と
の間にてステータコイル6の外周面の一部に沿って積層
鉄心12の全長に亘って形成され、積層鉄心12の軸方
向両端にて通風路34の入口34aと出口34bとをそ
れぞれ形成している。
【0092】したがって、この車両用発電機1Jによれ
ば、吸引ファン13の回転によりケーシング2内に吸引
された外気の一部は通風路34の入口34aからその内
部へ吸引され、通風路34の全長を通風することにより
積層鉄心12内のステータコイル6の外周面の一部を直
接冷却して出口34bからケーシング2内へ吐出され
る。このために、ステータコイル6を通風により直接冷
却するので、ステータコイル6の冷却効率の向上を図る
ことができる。
【0093】図28は本発明の第18実施形態に係る車
両用発電機1Kの要部模式図である。この車両用発電機
1Kは上記図26で示す車両用発電機1Jの通風路34
と、その軸方向中間部にて、その垂直方向から連通する
連通路36を積層鉄心12に半径方向に形成し、この連
通路36の入口36aを積層鉄心12の外表面にて開口
させた点に特徴がある。
【0094】この車両用発電機1Kによれば、吸引ファ
ン13の回転により連通路36の入口36aから外気を
連通路36内に吸引し、ステータコイル6を冷却する通
風路34を通風する通風量を増加させることができるの
で、ステータコイル6のさらなる冷却効率の向上を図る
ことができる。
【0095】図29は本発明の第19実施形態に係る車
両用発電機1Lの要部模式図である。この車両用発電機
1Lは上記図26で示す車両用発電機1Jの通風路34
内に冷却用ヒートパイプ37を密に挿入してステータコ
イル6を強制的に直接冷却するように構成した点に特徴
がある。
【0096】図30は本発明の第20実施形態に係る車
両用発電機1Mの要部模式図である。この車両用発電機
1Mは上記環状の積層鉄心12を軸方向に複数分割、例
えば2分割12a,12bし、これら分割部12a,1
2bの対向端同士間に所要幅の環状間隙38を積層鉄心
12の全周に形成し、この環状間隙38の外端38aを
外気に開口させる一方、内端38bをステータコイル6
の外周面に連通させた点に特徴がある。なお、積層鉄心
12の上記分割数は、例えば3,4,5,6,7,8の
いずれでもよい。
【0097】したがって、この車両用発電機1Mによれ
ば、ステータコイル6の軸方向中間部を環状の間隙38
により外気に直接露出させて、外気への放熱面を形成し
ているので、このステータコイル6の冷却効率の向上を
図ることができる。
【0098】図31は本発明の第21実施形態に係る車
両用発電機1Nの要部模式図である。この車両用発電機
1Nは上記実施形態1〜1Mのいずれかの車両用発電機
において、積層鉄心12の外気に露出する外周面露出部
の外周を円筒状の外筒39により所要の間隙を置いて覆
うことにより、積層鉄心12の外周面露出部を所要の間
隙を置いて覆う環状の外気流路39を形成した点に特徴
がある。
【0099】この環状外気流路39は、ケーシング2の
外気入口側の一端で開口する入口39aと、吸引ファン
13の近傍の上流側で開口する出口39bとを備えてい
る。
【0100】したがって、吸引ファン13が回転する
と、この吸引ファン13の上流近傍で開口する外気流路
39の出口39b側が入口39a側よりも負圧になるの
で、外気がその入口39aから外気流路39内に吸入さ
れ、外気流路39内を流れる際に積層鉄心12の露出外
周面を直接通風して冷却し、出口39bから排気され
る。
【0101】このために、積層鉄心12を外気の強制対
流により直接冷却することができるので、外気の自然対
流により積層鉄心12を冷却する場合よりも冷却効率の
向上を図ることができる。このために、積層鉄心12を
介して冷却するステータコイル6の冷却効率の向上を図
ることができる。
【0102】図32は本発明の第22実施形態に係る車
両用発電機1Pの縦断面図である。この車両用発電機1
Pは図1等で示す車両用発電機1のロータ4を、回転軸
3の軸方向中間点を中心として左右対称に設けることに
よりダブルロータ4c,4dに構成したものにおいて、
環状の積層鉄心12を軸方向に複数分割、例えば2分割
12c,12dし、これら分割部12c,12dの対向
端同士間に所要幅の環状間隙41を積層鉄心12の全周
に形成した点に特徴がある。なお、この分割数は3,
4,5,6,7,8のいずれでもよい。
【0103】この車両用発電機1Pによれば、上記図3
0で示す車両用発電機1Mとほぼ同様に積層鉄心12の
環状間隙41によりステータコイル6の軸方向中間部外
周面を外気に露出させているので、このステータコイル
6の冷却効率の向上を図ることができる。
【0104】また、上記環状間隙41内に、冷却用の環
状のヒートパイプ42を嵌入させてステータコイル6の
外周面に直接接触させるように構成してもよく、これに
よってもステータコイル6の冷却効率の向上を図ること
ができる。
【0105】図33は本発明の第22実施形態に係る車
両用発電機1Qの要部模式図である。この車両用発電機
1Qは上記図32で示す車両用発電機1Pのようなダブ
ルロータ型の車両用発電機の改良に係るものであり、左
右一対のロータ4c,4dの各周方向で隣り合う外周爪
4a同士間の間隙によりそれぞれ形成される複数の溝流
路42を、これらの各溝流路42を通る通風の流路抵抗
が小さくなるように、左右一対のロータ4c,4dの各
外周爪4aの位置を両ロータ4c,4d間で周方向にず
らした点に特徴がある。
【0106】すなわち、このダブルロータ型の車両用発
電機1Qでは、これらダブルロータ4c,4dの回転に
より各溝流路42には図中矢印に示すように吸引ファン
13の吸引方向に流れる通風(順風)と、その逆方向の
通風(逆風)とが発生するので、この吸引ファン13の
吸引方向に通風する順風が通る溝流路42aについては
左右一対のロータ4c,4d同士間でほぼ直線状に連通
させる一方、吸引方向に対する逆風が通る一方(図33
中左側)のロータ4dの溝流路42bについては、他方
(図33中右側)のロータ4cの台形状外周爪4aの台
形底部に吹き当たるように左右のロータ4c,4d同士
の外周爪4aの配置を周方向にずらしている。
【0107】このために、吸引ファン13の吸引方向に
流れる通風(順風)の通風抵抗を低下させることができ
る一方、その逆に流れる逆風の通風抵抗を増大させるこ
とができるので、吸引ファン13による吸引風量、すな
わちケーシング2内の通風量を増大させることができ
る。このために、この通風により冷却される積層鉄心1
2とステータコイル6の冷却効率の向上を図ることがで
きる。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ケ
ーシング内の通風路を通風する通風に乱流を発生させる
手段を設けたので、このケーシング内の通風路を外気が
通風することにより、このケーシング内のステータやロ
ータ等を冷却することができ、しかも、その通風には乱
流発生手段により乱流が発生するので、通風抵抗が増大
するが、その通風抵抗の増大以上に放熱の熱伝導率を向
上させることができる。このため、冷却性能を向上させ
ることができる。
【0109】また、ケーシングの通気孔を通ってケーシ
ングの内外を通風する通風がステータのコイルエンドを
直接通風して冷却するので、そのコイルエンドを有効に
冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る車両用発電機の
側断面図であって、図3のI−I線断面図。
【図2】図1のN,S極一対のロータの一部拡大斜視
図。
【図3】図1の車両用発電機の正面図。
【図4】図1の車両用発電機の背面図。
【図5】図1の車両用発電機の要部拡大図。
【図6】(A)は本発明の第2の実施形態に係る車両用
発電機の内側突出部の要部拡大正面図、(B)は同外側
突出部の要部拡大正面図。
【図7】(A)は図2で示すロータの外周爪部の一部の
平面図、(B)は本発明の第3の実施形態に係る車両用
発電機のロータの外周爪部の一部平面図。
【図8】本発明の第4実施形態に係る車両用発電機のロ
ータの外周爪部の側面図。
【図9】図8で示す外周爪部の平面図。
【図10】本発明の第5の実施形態に係る車両用発電機
のロータの外周爪部の側面図。
【図11】図10で示す外周爪部の平面図。
【図12】本発明の第6実施形態に係る車両用発電機の
積層鉄心の要部拡大図。
【図13】本発明の第7の実施形態に係る車両用発電機
の積層鉄心の要部拡大図。
【図14】本発明の第8の実施形態に係る車両用発電機
の側断面図。
【図15】本発明の第9の実施形態に係る車両用発電機
の側断面図。
【図16】本発明の第10の実施形態に係る車両用発電
機を冷凍車に適用した場合の概略構成図。
【図17】本発明の第11の実施形態に係る車両用発電
機の側断面図。
【図18】図17のXVIII−XVIII線切断部の
端面図。
【図19】この種の車両用発電機における熱バランスに
ついての新しい知見を示すモデル図。
【図20】本発明の第12の実施形態に係る車両用発電
機の要部拡大図。
【図21】本発明の第13の実施形態に係る車両用発電
機の要部模式図。
【図22】本発明の第14実施形態に係る車両用発電機
の要部模式図。
【図23】本発明の第15実施形態に係る車両用発電機
の要部模式図。
【図24】本発明の第16実施形態に係る車両用発電機
の要部模式図。
【図25】本発明の第16実施形態の変形例に係る車両
用発電機の要部模式図。
【図26】本発明の第17実施形態に係る車両用発電機
の要部模式図。
【図27】本発明の第17実施形態に係る車両用発電機
の要部縦断面図。
【図28】本発明の第18実施形態に係る車両用発電機
の要部模式図。
【図29】本発明の第19実施形態に係る車両用発電機
の要部模式図。
【図30】本発明の第20実施形態に係る車両用発電機
の要部模式図。
【図31】本発明の第21実施形態に係る車両用発電機
の要部模式図。
【図32】本発明の第22実施形態に係る車両用発電機
の縦断面図。
【図33】本発明の第22実施形態に係る車両用発電機
の要部模式図。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G,1
H,1I,1J,1K,1L,1M,1N,1P,1Q
車両用発電機 2 ケーシング 2a フロントブラケット 2b リアブラケット 3 回転軸 4 ロータ 4a ロータの外周爪部 5 フィールドコイル 6 ステータコイル 6a,6b,6c,6d,6e,6f,6g コイルエ
ンド 9 N極ロータ 9a N極ロータの本体 10 S極ロータ 10a S極ロータの本体 12 積層鉄心 12a 内側突出部 12b 外側突出部 13 吸引ファン 14 通風路 15 ベルマウス 16 羽根 17 球状突部 18 マイクロヒートパイプ 19 偏平マイクロヒートパイプ 20 冷却装置 20a 給水ヘッド 21 第1の吹出ノズル 22 第2の吹出ノズル 31 通気孔 31a 上通気孔 31b 下通気孔 34 通風路 36 連通路 37,42 冷却用ヒートパイプ 38,41 環状間隙 39 外筒 40 外気流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斎藤 俊彦 静岡県富士市蓼原336番地 東芝キヤリア 株式会社内 Fターム(参考) 5H609 BB05 BB13 BB18 PP02 PP06 PP07 PP08 PP09 PP16 QQ02 QQ04 QQ12 QQ13 QQ18 QQ20 QQ23 RR03 RR12 RR16 RR20 RR21 RR24 RR27 RR35 RR37 RR38 RR39 RR40 RR42 RR43 RR44 RR59 RR63 RR68 RR69 RR73 SS04 SS21

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のエンジンにより駆動される回転軸
    に固定されて回転するロータと、このロータの外周を環
    状に囲むように配設されて電力を出力するステータと、
    このステータと上記ロータとを少なくとも収容する一
    方、軸方向両端に通風入口と通風出口とを穿設し、この
    通風入口を出口に連通させる通風路を内部に形成したケ
    ーシングと、上記回転軸に固定されて上記ケーシングの
    通風入口から上記通風路に外気を吸引して軸方向に通風
    させてから再び通風出口からケーシング外に排気する吸
    引ファンと、とを具備した車両用発電機において、 上記ケーシング内の通風路を通風する通風に乱流を発生
    させる乱流発生手段を設けたことを特徴とする車両用発
    電機。
  2. 【請求項2】 ステータは、複数の磁性板材を積層して
    なる積層体にコイルを巻き付け、この積層体の外周面の
    少なくとも一部を外部に露出させた状態でケーシングに
    固定されてなり、乱流発生手段は、上記積層材の一部
    を、その積層方向に所要の間隔を置いてその内周側の通
    風路と外周側の外部の少なくとも一方に突出させるよう
    に不揃いに積層してなることを特徴とする請求項1記載
    の車両用発電機。
  3. 【請求項3】 積層体の内周側と外周側の少なくとも一
    方に突出する積層材の突出部に、切欠きを形成したこと
    を特徴とする請求項2記載の車両用発電機。
  4. 【請求項4】 ロータは、回転軸の軸方向で対向配置さ
    れたN極とS極の一対有し、これらS極とN極の各ロー
    タの外周部にて、その対向方向に突出する複数の外周爪
    部を周方向に所要の間隔を置いて形成すると共に交互に
    対向配置し、これら外周爪部を回転軸に対して所要角度
    傾斜させてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か1項に記載の車両用発電機。
  5. 【請求項5】 ステータの内周面に所要の間隙を置いて
    直径方向で対向するロータの対向面に、その間隙に突出
    する突部を突設したことを特徴とする請求項1または4
    記載の車両用発電機。
  6. 【請求項6】 突部が羽根状に形成されていることを特
    徴とする請求項5記載の車両用発電機。
  7. 【請求項7】 吸引ファンは、ケーシングの通風出口近
    傍の外側に配設され、この通風出口に、ベルマウスを形
    成したベルマウスガイドを配設したことを特徴とする請
    求項1〜6のいずれか1項に記載の車両用発電機。
  8. 【請求項8】 ベルマウスガイドは、ケーシングに一体
    に形成されていることを特徴する請求項7記載の車両用
    発電機。
  9. 【請求項9】 ケーシングは、ステータのコアから露出
    するステータコイルのコイルエンドに対向する部位にお
    いて、このケーシングの内外に連通する通気孔を形成し
    ていることを特徴とする請求項1記載の車両用発電機。
  10. 【請求項10】 通気孔は、使用状態でケーシングの上
    部に位置する通気孔を複数設ける一方、ケーシングの下
    部に位置する通気孔を少なくとも1つ設け、この下部通
    気孔の開口面積を上記全上部通気孔の合計開口面積より
    も小さく形成したことを特徴とする請求項9記載の車両
    用発電機。
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