JP2001209294A - 画像形成装置 - Google Patents
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- G03G15/1605—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support
- G03G15/1615—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support relating to the driving mechanism for the intermediate support, e.g. gears, couplings, belt tensioning
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- G03G2215/0193—Structural features of the multicolour image forming apparatus transfer member separable from recording member
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- G03G2221/16—Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts
- G03G2221/1606—Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts for the photosensitive element
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ベルト交換時にベルトカートリッジごと交換
する方式において、ベルトカートリッジの構造を簡略化
して部品点数を削減し、使い捨て方式の場合は廃棄物を
削減し、リサイクル方式の場合は再生／チェックなどの
時間と人手とを削減し、トータルランニングコストを低
減できる構造の画像形成装置を提供する。 【解決手段】 ベルトカートリッジ１２の側面に着脱ガ
イドピン１０，１１を設け、画像形成装置本体のフレー
ム２９に着脱ガイドピン１０，１１を案内する着脱ガイ
ド溝３０，３１，３２を設け、装置本体側には、テンシ
ョンリンク１３，ばね１５を含むベルト張力付与機構を
設け、ベルトカートリッジ１２を装置本体に装着する際
に、着脱ガイド溝３０，３１，３２に沿って装着する
と、テンションローラ４の回転軸と、ベルト張力付与機
構１３，１５とが容易／確実に噛み合うので、ベルトカ
ートリッジ１２には、複雑な歯車列などを搭載しないで
済む。
する方式において、ベルトカートリッジの構造を簡略化
して部品点数を削減し、使い捨て方式の場合は廃棄物を
削減し、リサイクル方式の場合は再生／チェックなどの
時間と人手とを削減し、トータルランニングコストを低
減できる構造の画像形成装置を提供する。 【解決手段】 ベルトカートリッジ１２の側面に着脱ガ
イドピン１０，１１を設け、画像形成装置本体のフレー
ム２９に着脱ガイドピン１０，１１を案内する着脱ガイ
ド溝３０，３１，３２を設け、装置本体側には、テンシ
ョンリンク１３，ばね１５を含むベルト張力付与機構を
設け、ベルトカートリッジ１２を装置本体に装着する際
に、着脱ガイド溝３０，３１，３２に沿って装着する
と、テンションローラ４の回転軸と、ベルト張力付与機
構１３，１５とが容易／確実に噛み合うので、ベルトカ
ートリッジ１２には、複雑な歯車列などを搭載しないで
済む。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の複
写機，プリンタ，ファクシミリなどの画像形成装置に係
り、特に、ベルトを収納し交換するためのベルトカート
リッジの着脱機構に関する。交換対象のベルトには、静
電潜像を形成する感光体ベルト，感光体に形成したトナ
ー像を一旦保持して転写媒体に転写する中間転写ベル
ト，その転写媒体を搬送する転写媒体搬送ベルトなどが
含まれる。
写機，プリンタ，ファクシミリなどの画像形成装置に係
り、特に、ベルトを収納し交換するためのベルトカート
リッジの着脱機構に関する。交換対象のベルトには、静
電潜像を形成する感光体ベルト，感光体に形成したトナ
ー像を一旦保持して転写媒体に転写する中間転写ベル
ト，その転写媒体を搬送する転写媒体搬送ベルトなどが
含まれる。
【０００２】
【従来の技術】複写機，プリンタ，ファクシミリなどの
電子写真方式の画像形成装置においては、一様に帯電さ
せたドラム状感光体またはベルト状感光体の表面に静電
潜像を書き込み、この静電潜像をトナーで現像する。そ
の感光体上のトナー像をコピー用紙などの転写媒体に直
接転写するか、感光体上のトナー像を中間転写ベルトに
一次転写した後に、転写されたトナー像を転写媒体に二
次転写すると、画像のいわゆるハードコピーが得られ
る。
電子写真方式の画像形成装置においては、一様に帯電さ
せたドラム状感光体またはベルト状感光体の表面に静電
潜像を書き込み、この静電潜像をトナーで現像する。そ
の感光体上のトナー像をコピー用紙などの転写媒体に直
接転写するか、感光体上のトナー像を中間転写ベルトに
一次転写した後に、転写されたトナー像を転写媒体に二
次転写すると、画像のいわゆるハードコピーが得られ
る。
【０００３】このような画像形成装置においては、感光
体ベルト，中間転写ベルト，転写媒体搬送ベルトは、使
用状況や経年変化に応じて消耗するので、定期的に交換
する必要がある。
体ベルト，中間転写ベルト，転写媒体搬送ベルトは、使
用状況や経年変化に応じて消耗するので、定期的に交換
する必要がある。
【０００４】特開平8−123294号公報は、ベルトを張り
渡してある軸を移動自在に構成し、ベルトのみを交換す
る方法を開示している。
渡してある軸を移動自在に構成し、ベルトのみを交換す
る方法を開示している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ベルトの搬送方向と直
交する幅方向両端の周長が異なったり、張力にばらつき
があると、ベルトが蛇行することが知られている。ベル
トの幅方向両端の周長を同寸法に製作するとともに、幅
方向左右の張力をバランスさせることは、困難である。
そのため、ローラの左右端部を任意方向に移動可能と
し、それぞれの端部にばねを取り付け、ベルトの左右の
張力を適正化する機構または蛇行を修正する機構が必要
となる。
交する幅方向両端の周長が異なったり、張力にばらつき
があると、ベルトが蛇行することが知られている。ベル
トの幅方向両端の周長を同寸法に製作するとともに、幅
方向左右の張力をバランスさせることは、困難である。
そのため、ローラの左右端部を任意方向に移動可能と
し、それぞれの端部にばねを取り付け、ベルトの左右の
張力を適正化する機構または蛇行を修正する機構が必要
となる。
【０００６】特開昭57−60356号公報は、ローラ端部近
傍に規制部材を設け、ベルトの蛇行を防止する方法を示
している。しかし、ベルトの蛇行が大きくなった場合、
ベルトがストッパに乗り上げ、ベルトにしわができたり
ベルト自体が破損したりする。
傍に規制部材を設け、ベルトの蛇行を防止する方法を示
している。しかし、ベルトの蛇行が大きくなった場合、
ベルトがストッパに乗り上げ、ベルトにしわができたり
ベルト自体が破損したりする。
【０００７】特開平4−133926号公報は、テーパリング
とステアリングローラ軸とを連結し、ベルトが蛇行して
テーパリングを押し回す力に応じてステアリングローラ
を傾け、蛇行を修正する方法を記載している。
とステアリングローラ軸とを連結し、ベルトが蛇行して
テーパリングを押し回す力に応じてステアリングローラ
を傾け、蛇行を修正する方法を記載している。
【０００８】しかし、入り組んだ装置内部からベルトだ
けを取り出すことは、困難である。また、装着時にベル
トを破損してしまうことがあった。さらに、ベルトを張
り渡している軸を移動させるので、ベルトの交換毎に軸
の平行度を高精度に調整する必要があった。
けを取り出すことは、困難である。また、装着時にベル
トを破損してしまうことがあった。さらに、ベルトを張
り渡している軸を移動させるので、ベルトの交換毎に軸
の平行度を高精度に調整する必要があった。
【０００９】前記従来の構造は、使い捨て方式のベルト
カートリッジの場合、ベルトカートリッジ内に設けられ
る多くの歯車やクラッチ装置も、各機材とともに交換し
廃棄することになり、省資源の面からまた価格の点から
も極めて不経済的であって、好ましい構造ではない。一
方、リサイクル方式の場合も、ベルトカートリッジ部分
が複雑な構造では、再生／チェックに多くの時間および
人手を必要とし、好ましくない。
カートリッジの場合、ベルトカートリッジ内に設けられ
る多くの歯車やクラッチ装置も、各機材とともに交換し
廃棄することになり、省資源の面からまた価格の点から
も極めて不経済的であって、好ましい構造ではない。一
方、リサイクル方式の場合も、ベルトカートリッジ部分
が複雑な構造では、再生／チェックに多くの時間および
人手を必要とし、好ましくない。
【００１０】さらに、動作中に蛇行の大きさが変化した
場合や、経年変化により蛇行補正能力が不足した場合
に、ベルトの蛇行を補正しきれないこともあった。
場合や、経年変化により蛇行補正能力が不足した場合
に、ベルトの蛇行を補正しきれないこともあった。
【００１１】本発明の目的は、ベルトを交換する際にベ
ルトカートリッジごと交換する方式において、ベルトカ
ートリッジの構造を簡略化して部品点数を削減し、使い
捨て方式の場合は廃棄物を削減し、リサイクル方式の場
合は主に再生／チェックなどの時間および人手を削減
し、トータルランニングコストを低減する構造を備えた
画像形成装置を提供することである。
ルトカートリッジごと交換する方式において、ベルトカ
ートリッジの構造を簡略化して部品点数を削減し、使い
捨て方式の場合は廃棄物を削減し、リサイクル方式の場
合は主に再生／チェックなどの時間および人手を削減
し、トータルランニングコストを低減する構造を備えた
画像形成装置を提供することである。
【００１２】本発明の他の目的は、ベルトだけを交換す
る方式において、ベルト張力付与機構とテンションロー
ラとを系脱する張力系脱機構を備えた画像形成装置を提
供することである。
る方式において、ベルト張力付与機構とテンションロー
ラとを系脱する張力系脱機構を備えた画像形成装置を提
供することである。
【００１３】本発明の別の目的は、ベルトの蛇行を高精
度に補正するベルト蛇行補正機構を備えた画像形成装置
を提供することである。
度に補正するベルト蛇行補正機構を備えた画像形成装置
を提供することである。
【００１４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ベルトと当該ベルトを支持する複数本の
ロールとを収納したベルトカートリッジを画像形成装置
本体に着脱してベルトを交換する画像形成装置におい
て、複数本のロールのうち少なくとも１本のロールが、
ベルトに所定の張力を与える方向に回転軸を移動可能な
テンションローラであり、ベルトカートリッジが、画像
形成装置本体に着脱する際の着脱ガイドピンを備え、画
像形成装置本体が、テンションローラを移動させて所定
の張力をベルトに与えるベルト張力付与機構と、ベルト
カートリッジを着脱する際のガイド溝とを備え、ベルト
カートリッジ装着時に、着脱ガイド溝に着脱ガイドピン
を案内させ、ベルト張力付与機構とテンションローラの
回転軸とを係合させベルトに所定の張力を与える画像形
成装置を提案する。
成するために、ベルトと当該ベルトを支持する複数本の
ロールとを収納したベルトカートリッジを画像形成装置
本体に着脱してベルトを交換する画像形成装置におい
て、複数本のロールのうち少なくとも１本のロールが、
ベルトに所定の張力を与える方向に回転軸を移動可能な
テンションローラであり、ベルトカートリッジが、画像
形成装置本体に着脱する際の着脱ガイドピンを備え、画
像形成装置本体が、テンションローラを移動させて所定
の張力をベルトに与えるベルト張力付与機構と、ベルト
カートリッジを着脱する際のガイド溝とを備え、ベルト
カートリッジ装着時に、着脱ガイド溝に着脱ガイドピン
を案内させ、ベルト張力付与機構とテンションローラの
回転軸とを係合させベルトに所定の張力を与える画像形
成装置を提案する。
【００１５】この発明においては、テンションローラを
移動させて所定の張力をベルトに与えるベルト張力付与
機構と、ベルトカートリッジを着脱する際のガイド溝と
を、画像形成装置本体側に備えたので、使い捨て方式の
ベルトカートリッジの場合、ベルトカートリッジ内に多
くの歯車やクラッチ装置を設ける必要が無く、各機材と
ともに廃棄する部品が大幅に少なくなり、省資源の面か
らまた価格の点からも経済的であって、好ましい構造と
なる。一方、リサイクル方式の場合も、ベルトカートリ
ッジ部分が単純な構造となり、再生／チェックには時間
および人手をほとんど必要としない。
移動させて所定の張力をベルトに与えるベルト張力付与
機構と、ベルトカートリッジを着脱する際のガイド溝と
を、画像形成装置本体側に備えたので、使い捨て方式の
ベルトカートリッジの場合、ベルトカートリッジ内に多
くの歯車やクラッチ装置を設ける必要が無く、各機材と
ともに廃棄する部品が大幅に少なくなり、省資源の面か
らまた価格の点からも経済的であって、好ましい構造と
なる。一方、リサイクル方式の場合も、ベルトカートリ
ッジ部分が単純な構造となり、再生／チェックには時間
および人手をほとんど必要としない。
【００１６】本発明は、上記他の目的を達成するため
に、複数本のベルト支持ロールを有しベルトを単独で複
数本のベルト支持ロールに着脱可能な画像形成装置にお
いて、複数本のロールのうち少なくとも１本のロール
が、ベルトに所定の張力を与える方向に回転軸を移動可
能なテンションローラであり、画像形成装置本体が、テ
ンションローラを移動させて所定の張力をベルトに与え
るベルト張力付与機構を備え、ベルト装着時に、ベルト
張力付与機構がテンションローラの回転軸に係合しベル
トに所定の張力を与える画像形成装置を提案する。
に、複数本のベルト支持ロールを有しベルトを単独で複
数本のベルト支持ロールに着脱可能な画像形成装置にお
いて、複数本のロールのうち少なくとも１本のロール
が、ベルトに所定の張力を与える方向に回転軸を移動可
能なテンションローラであり、画像形成装置本体が、テ
ンションローラを移動させて所定の張力をベルトに与え
るベルト張力付与機構を備え、ベルト装着時に、ベルト
張力付与機構がテンションローラの回転軸に係合しベル
トに所定の張力を与える画像形成装置を提案する。
【００１７】この発明においても、テンションローラを
移動させて所定の張力をベルトに与えるベルト張力付与
機構を画像形成装置本体に備えたことにより、ベルトに
囲まれる領域内の機構が単純な構造になり、狭い領域内
の機構をチェックする煩雑さが無くなる。
移動させて所定の張力をベルトに与えるベルト張力付与
機構を画像形成装置本体に備えたことにより、ベルトに
囲まれる領域内の機構が単純な構造になり、狭い領域内
の機構をチェックする煩雑さが無くなる。
【００１８】本発明は、上記別の目的を達成するため
に、上記いずれかの画像形成装置において、ベルトの蛇
行検出センサと、蛇行検出センサの検出結果に基づきベ
ルト張力付与機構を駆動し蛇行を補正するベルト蛇行補
正機構とを備えることを提案する。
に、上記いずれかの画像形成装置において、ベルトの蛇
行検出センサと、蛇行検出センサの検出結果に基づきベ
ルト張力付与機構を駆動し蛇行を補正するベルト蛇行補
正機構とを備えることを提案する。
【００１９】このように蛇行検出センサとベルト蛇行補
正機構とを備えると、動作中に蛇行の大きさが変化した
り、経年変化により蛇行補正能力が不足した場合にも、
ベルトの蛇行を十分に自動補正できる。
正機構とを備えると、動作中に蛇行の大きさが変化した
り、経年変化により蛇行補正能力が不足した場合にも、
ベルトの蛇行を十分に自動補正できる。
【００２０】前記ベルトは、感光体ベルト，中間転写ベ
ルト，転写媒体搬送ベルトなどのいずれでもよい。
ルト，転写媒体搬送ベルトなどのいずれでもよい。
【００２１】
【発明の実施の形態】次に、図１〜図９を参照して、本
発明による画像形成装置の実施形態を説明する。
発明による画像形成装置の実施形態を説明する。
【００２２】
【実施形態１】図１は、本発明による電子写真方式の画
像形成装置の実施形態１として、カラーレーザプリンタ
の概略の構造を示す図である。
像形成装置の実施形態１として、カラーレーザプリンタ
の概略の構造を示す図である。
【００２３】図１では、着脱ガイドピン１０，１１によ
り案内されて装着された状態の感光体ベルトカートリッ
ジ１２を示してあり、感光体ベルト(図２参照)は、テン
ションリンク１３，ストッパガイド１４，ばね１５を含
むベルト張力付与機構により所定の張力を付与されてい
る。
り案内されて装着された状態の感光体ベルトカートリッ
ジ１２を示してあり、感光体ベルト(図２参照)は、テン
ションリンク１３，ストッパガイド１４，ばね１５を含
むベルト張力付与機構により所定の張力を付与されてい
る。
【００２４】感光体ベルトカートリッジ１２に収納した
感光体ベルト(図２参照)は、帯電器２３により、電荷を
与えられ、図示しないパソコンなどから送られてきた画
像データに基づき、レーザ書き込みユニット２４で、画
像を露光され、静電潜像を保持する。
感光体ベルト(図２参照)は、帯電器２３により、電荷を
与えられ、図示しないパソコンなどから送られてきた画
像データに基づき、レーザ書き込みユニット２４で、画
像を露光され、静電潜像を保持する。
【００２５】現像器２５，２６，２７，２８は、異なる
色の現像剤、例えば、イエロー，マゼンタ，シアン，黒
の各色現像剤をそれぞれ収容し、感光体ベルトカートリ
ッジ１２に対向して配置されている。各現像器２５〜２
８は、露光した感光体ベルト１上の静電潜像を非接触現
像法により顕像化する。現像された画像は、感光体ベル
ト１から、中間転写ドラム１９に転写されて、各色を重
ね合わせた状態で保持される。
色の現像剤、例えば、イエロー，マゼンタ，シアン，黒
の各色現像剤をそれぞれ収容し、感光体ベルトカートリ
ッジ１２に対向して配置されている。各現像器２５〜２
８は、露光した感光体ベルト１上の静電潜像を非接触現
像法により顕像化する。現像された画像は、感光体ベル
ト１から、中間転写ドラム１９に転写されて、各色を重
ね合わせた状態で保持される。
【００２６】一方、給紙カセット２２に収納されていた
コピー用紙などの転写媒体は、分離ローラ２１により１
枚ずつ分離され、搬送ローラ２０を通り、中間転写ドラ
ム１９とバックアップローラ１８との間に供給される。
バックアップローラ１８は、中間転写ドラム１９ととも
に、中間転写ドラム１９上に形成されたトナー画像を転
写媒体に静電転写する。
コピー用紙などの転写媒体は、分離ローラ２１により１
枚ずつ分離され、搬送ローラ２０を通り、中間転写ドラ
ム１９とバックアップローラ１８との間に供給される。
バックアップローラ１８は、中間転写ドラム１９ととも
に、中間転写ドラム１９上に形成されたトナー画像を転
写媒体に静電転写する。
【００２７】画像を静電転写された転写媒体は、定着ロ
ーラ１７により画像を定着されて、搬送ローラ１６によ
り装置本体上面に排出される。
ーラ１７により画像を定着されて、搬送ローラ１６によ
り装置本体上面に排出される。
【００２８】上カバー３８は、感光体ベルトカートリッ
ジ１２の着脱時に、支点３９を軸にして、反時計回りに
回転し、大きく解放でき、感光体ベルトカートリッジ１
２の着脱や装置本体内のメンテナンスに便利なようにな
っている。
ジ１２の着脱時に、支点３９を軸にして、反時計回りに
回転し、大きく解放でき、感光体ベルトカートリッジ１
２の着脱や装置本体内のメンテナンスに便利なようにな
っている。
【００２９】なお、ここでは、カラーレーザプリンタを
例に本発明を説明しているために、複数個の現像ユニッ
ト２５，２６，２７，２８を示してあるが、本発明は、
現像ユニットの数には限定されないから、モノクロレー
ザプリンタなどにも適用できる。
例に本発明を説明しているために、複数個の現像ユニッ
ト２５，２６，２７，２８を示してあるが、本発明は、
現像ユニットの数には限定されないから、モノクロレー
ザプリンタなどにも適用できる。
【００３０】図２は、感光体ベルトカートリッジ１２の
内部構成を概略的に示す図である。感光体ベルトカート
リッジ１２は、感光体ベルト１と、駆動ローラ２と、従
動ローラ３と、テンションローラ４と、ガイドローラ
５，６，７と、これらのローラの回転軸を保持するフレ
ーム８と、テンションローラ４の回転軸を移動自在に保
持するガイド溝９と、着脱ガイドピン１０，１１とから
なる。
内部構成を概略的に示す図である。感光体ベルトカート
リッジ１２は、感光体ベルト１と、駆動ローラ２と、従
動ローラ３と、テンションローラ４と、ガイドローラ
５，６，７と、これらのローラの回転軸を保持するフレ
ーム８と、テンションローラ４の回転軸を移動自在に保
持するガイド溝９と、着脱ガイドピン１０，１１とから
なる。
【００３１】静電潜像を形成するための感光体ベルト１
は、駆動ローラ２と従動ローラ３と感光体ベルト１に所
定の張力を付与するテンションローラ４とに掛け渡さ
れ、図２では、反時計方向に駆動される。
は、駆動ローラ２と従動ローラ３と感光体ベルト１に所
定の張力を付与するテンションローラ４とに掛け渡さ
れ、図２では、反時計方向に駆動される。
【００３２】ガイドローラ５，６，７は、フレーム８に
回転軸を固定され、感光体ベルト１の内周に接し、感光
体ベルト１をガイドする。テンションローラ４の回転軸
は、フレーム８に形成されたガイド溝９に沿って図では
ほぼ水平方向に移動できるようになっている。
回転軸を固定され、感光体ベルト１の内周に接し、感光
体ベルト１をガイドする。テンションローラ４の回転軸
は、フレーム８に形成されたガイド溝９に沿って図では
ほぼ水平方向に移動できるようになっている。
【００３３】着脱ガイドピン１０，１１は、感光体カー
トリッジ１２を装置本体に着脱する際に、感光体カート
リッジ１２の位置を規制する。
トリッジ１２を装置本体に着脱する際に、感光体カート
リッジ１２の位置を規制する。
【００３４】図３は、感光体ベルトカートリッジ１２を
正面から見た左端部分を示す図であり、感光体ベルトカ
ートリッジ１２の着脱ガイドピン１０，１１が画像形成
装置本体の着脱ガイド溝３１，３０に入り込んでいる状
態を示している。感光体ベルトカートリッジ１２は、駆
動ローラ２，従動ローラ３と同軸に、それぞれ左右一対
の着脱ガイドピン１０，１１を備えている。着脱ガイド
ピン１０，１１は、幅方向では、異なった位置に取り付
けられ、同様に、画像形成装置本体のフレーム２９の幅
方向では異なる位置に形成された着脱ガイド溝３０，３
１に入り込む。
正面から見た左端部分を示す図であり、感光体ベルトカ
ートリッジ１２の着脱ガイドピン１０，１１が画像形成
装置本体の着脱ガイド溝３１，３０に入り込んでいる状
態を示している。感光体ベルトカートリッジ１２は、駆
動ローラ２，従動ローラ３と同軸に、それぞれ左右一対
の着脱ガイドピン１０，１１を備えている。着脱ガイド
ピン１０，１１は、幅方向では、異なった位置に取り付
けられ、同様に、画像形成装置本体のフレーム２９の幅
方向では異なる位置に形成された着脱ガイド溝３０，３
１に入り込む。
【００３５】図４は、画像形成装置本体のフレーム２９
に形成した着脱ガイド溝３０，３１，３２の形状の一例
を示す図である。画像形成装置本体の側面のフレーム２
９に設けた着脱ガイド溝３０，３１，３２は、垂直方向
の溝と斜め下方向への溝とを組み合わせた形状である。
図３のように、着脱ガイドピン１０，１１が画像形成装
置本体の着脱ガイド溝３１，３０に入り込むと同時に、
図２に示したテンションローラ４の回転軸も、図４に示
した着脱ガイド溝３２に入り込み、感光体ベルトカート
リッジ１２が所定位置に保持される。
に形成した着脱ガイド溝３０，３１，３２の形状の一例
を示す図である。画像形成装置本体の側面のフレーム２
９に設けた着脱ガイド溝３０，３１，３２は、垂直方向
の溝と斜め下方向への溝とを組み合わせた形状である。
図３のように、着脱ガイドピン１０，１１が画像形成装
置本体の着脱ガイド溝３１，３０に入り込むと同時に、
図２に示したテンションローラ４の回転軸も、図４に示
した着脱ガイド溝３２に入り込み、感光体ベルトカート
リッジ１２が所定位置に保持される。
【００３６】感光体ベルトカートリッジ１２を装着して
いない時に、テンションリンク１３は、ばね１５の力に
より引かれ、ストッパガイド１４に当たっている。この
状態では、テンションリンク１３の先端に形成された切
り欠きが、着脱ガイド溝３２の溝位置に一致するように
なっている。
いない時に、テンションリンク１３は、ばね１５の力に
より引かれ、ストッパガイド１４に当たっている。この
状態では、テンションリンク１３の先端に形成された切
り欠きが、着脱ガイド溝３２の溝位置に一致するように
なっている。
【００３７】次に、図５，６，７を参照して、感光体ベ
ルトカートリッジの装着手順を説明する。画像形成装置
本体は、支点３９を中心に上カバー３８を反時計方向に
回動すれば、画像形成装置本体の上部を広く開放できる
ようになっていて、その状態で感光体ベルトカートリッ
ジ１２を着脱する。
ルトカートリッジの装着手順を説明する。画像形成装置
本体は、支点３９を中心に上カバー３８を反時計方向に
回動すれば、画像形成装置本体の上部を広く開放できる
ようになっていて、その状態で感光体ベルトカートリッ
ジ１２を着脱する。
【００３８】まず、図５に示すように、感光体ベルトカ
ートリッジ１２は、着脱ガイドピン１１が着脱ガイド溝
３０の溝に沿うように挿入される。さらに、挿入する
と、ガイド溝９に沿って移動可能なテンションローラ４
の回転軸が、着脱ガイド溝３２上部のテーパ状に広くな
った部分に当たり、挿入するにつれて図の左側に押し出
される。
ートリッジ１２は、着脱ガイドピン１１が着脱ガイド溝
３０の溝に沿うように挿入される。さらに、挿入する
と、ガイド溝９に沿って移動可能なテンションローラ４
の回転軸が、着脱ガイド溝３２上部のテーパ状に広くな
った部分に当たり、挿入するにつれて図の左側に押し出
される。
【００３９】次に、図６に示すように、着脱ガイドピン
１０が、着脱ガイド溝３１に挿入される。また、テンシ
ョンローラ４の回転軸は、テンションリンク１３の切り
欠きに係合し、テンションリンク１３を押し下げる。こ
の操作により、ばね１５が伸ばされ、その引っ張りばね
力により、テンションリンク１３が引かれ、ベルト１に
張力が付与される。
１０が、着脱ガイド溝３１に挿入される。また、テンシ
ョンローラ４の回転軸は、テンションリンク１３の切り
欠きに係合し、テンションリンク１３を押し下げる。こ
の操作により、ばね１５が伸ばされ、その引っ張りばね
力により、テンションリンク１３が引かれ、ベルト１に
張力が付与される。
【００４０】さらに挿入すると、着脱ガイドピン１１，
１０およびテンションローラ４の回転軸が、着脱ガイド
溝３０，３１，３２の斜め下方に延びた溝部に到達し、
感光体ベルトカートリッジ１２は、着脱ガイド溝３０，
３１，３２の形状に従い、斜め下方に下降し、図７に示
す位置に保持される。
１０およびテンションローラ４の回転軸が、着脱ガイド
溝３０，３１，３２の斜め下方に延びた溝部に到達し、
感光体ベルトカートリッジ１２は、着脱ガイド溝３０，
３１，３２の形状に従い、斜め下方に下降し、図７に示
す位置に保持される。
【００４１】このとき、テンションリンク１３により、
テンションローラ４がさらに引き出され、感光体ベルト
１には、ベルト駆動に適切な所定の張力が付与される。
いずれの歯車もここでは図示していないが、着脱ガイド
ピン１０と同軸の駆動ローラ２の駆動歯車と画像形成装
置本体に備えられた動力装置の歯車とが噛み合って、感
光体ベルトカートリッジ１２の画像形成装置本体への装
着が完了する。感光体ベルトカートリッジ１２は、画像
形成装置本体への装着後、自動的に係合する解除可能な
ロックレバーによりロックされ、所定位置に規制され、
歯車の噛み合わせ状態が維持される。
テンションローラ４がさらに引き出され、感光体ベルト
１には、ベルト駆動に適切な所定の張力が付与される。
いずれの歯車もここでは図示していないが、着脱ガイド
ピン１０と同軸の駆動ローラ２の駆動歯車と画像形成装
置本体に備えられた動力装置の歯車とが噛み合って、感
光体ベルトカートリッジ１２の画像形成装置本体への装
着が完了する。感光体ベルトカートリッジ１２は、画像
形成装置本体への装着後、自動的に係合する解除可能な
ロックレバーによりロックされ、所定位置に規制され、
歯車の噛み合わせ状態が維持される。
【００４２】感光体ベルトカートリッジ１２を画像形成
装置本体から取り出す手順は、装着時とは逆の操作にな
る。すなわち、感光体ベルトカートリッジ１２を引き上
げると、画像形成装置本体外部に容易に取り出すことが
できる。
装置本体から取り出す手順は、装着時とは逆の操作にな
る。すなわち、感光体ベルトカートリッジ１２を引き上
げると、画像形成装置本体外部に容易に取り出すことが
できる。
【００４３】次に、図１により、本実施形態１の画像形
成装置によるカラー画像形成のプロセスを説明する。パ
ソコンなどを用いてカラー画像データを演算処理し、各
色の画像データを作成し、図１の画像形成装置に入力す
る。
成装置によるカラー画像形成のプロセスを説明する。パ
ソコンなどを用いてカラー画像データを演算処理し、各
色の画像データを作成し、図１の画像形成装置に入力す
る。
【００４４】各色の色信号がレーザ書き込みユニット２
４に入力されると、レーザ書き込みユニット２４の半導
体レーザで発生したレーザビームが、帯電器２３により
予め一様に電荷を付与された感光体ベルト１の周面上に
投射され、輝線を形成する。
４に入力されると、レーザ書き込みユニット２４の半導
体レーザで発生したレーザビームが、帯電器２３により
予め一様に電荷を付与された感光体ベルト１の周面上に
投射され、輝線を形成する。
【００４５】走査が開始されると、ビームがインデック
スセンサにより検知され、第１色信号によるビーム変調
が開始され、変調されたビームが感光体ベルト１の周面
上を走査する。したがって、レーザビームによる主走査
と感光体ベルト１の搬送により副走査とに応じて、感光
体ベルト１の周面上に第１色に対応する潜像が形成され
ていく。
スセンサにより検知され、第１色信号によるビーム変調
が開始され、変調されたビームが感光体ベルト１の周面
上を走査する。したがって、レーザビームによる主走査
と感光体ベルト１の搬送により副走査とに応じて、感光
体ベルト１の周面上に第１色に対応する潜像が形成され
ていく。
【００４６】この潜像は、現像手段のうちイエロー(Ｙ)
のトナー(顕像媒体)が装填された現像器２８により現像
され、感光体ベルト１の表面でトナー像となる。
のトナー(顕像媒体)が装填された現像器２８により現像
され、感光体ベルト１の表面でトナー像となる。
【００４７】得られたトナー像は、感光体ベルト１の表
面に保持されたまま、中間転写ドラム１９に搬送され、
中間転写ドラム１９に転写される。
面に保持されたまま、中間転写ドラム１９に搬送され、
中間転写ドラム１９に転写される。
【００４８】トナー像転写後、感光体ベルト１は、帯電
器２３により再び一様に帯電され、信号処理部から出力
された第２色信号が、レーザ書き込みユニット２４に入
力され、第１色信号の場合と同様に、感光体ベルト表面
に書き込まれ、潜像が形成される。
器２３により再び一様に帯電され、信号処理部から出力
された第２色信号が、レーザ書き込みユニット２４に入
力され、第１色信号の場合と同様に、感光体ベルト表面
に書き込まれ、潜像が形成される。
【００４９】この潜像は、第２色としてマゼンタ(Ｍ)の
トナーを装填した現像器２７により現像される。マゼン
タ(Ｍ)のトナー像は、既に形成されているイエロー(Ｙ)
のトナー像に重ねて、中間転写ドラム１９に転写され
る。
トナーを装填した現像器２７により現像される。マゼン
タ(Ｍ)のトナー像は、既に形成されているイエロー(Ｙ)
のトナー像に重ねて、中間転写ドラム１９に転写され
る。
【００５０】同様にして、シアン(Ｃ)のトナーを有する
現像器２６でシアン(Ｃ)のトナー像が形成して転写さ
れ、さらに、黒色のトナーを有する現像器２５で黒色の
トナー像を中間転写ドラム１９上に重ね合わせて、カラ
ートナー画像を形成する。
現像器２６でシアン(Ｃ)のトナー像が形成して転写さ
れ、さらに、黒色のトナーを有する現像器２５で黒色の
トナー像を中間転写ドラム１９上に重ね合わせて、カラ
ートナー画像を形成する。
【００５１】中間転写度ドラム１９の周面上に形成され
たカラートナー画像は、転写媒体に転写される。
たカラートナー画像は、転写媒体に転写される。
【００５２】転写媒体は、現像器２５〜２８の下側の給
紙カセット２２から給紙ローラ２１の摩擦により、１枚
ずつ給紙経路に送り出され、搬送ローラ２０を経て、中
間転写ドラム１９上の像形成位置と転写媒体先端の通過
タイミングとを合わせるように供給される。
紙カセット２２から給紙ローラ２１の摩擦により、１枚
ずつ給紙経路に送り出され、搬送ローラ２０を経て、中
間転写ドラム１９上の像形成位置と転写媒体先端の通過
タイミングとを合わせるように供給される。
【００５３】中間転写ドラム１９部に供給し画像を転写
された転写媒体は、定着ローラ１７により画像を溶着し
た後、排紙ローラ１６を経て、排紙トレイ上に排出して
積層される。
された転写媒体は、定着ローラ１７により画像を溶着し
た後、排紙ローラ１６を経て、排紙トレイ上に排出して
積層される。
【００５４】以上のプロセスを繰り返すと、カラー画像
を所望の枚数だけプリントアウトできる。
を所望の枚数だけプリントアウトできる。
【００５５】
【実施形態２】図８は、本発明による画像形成装置の実
施形態２の構成を示す図である。実施形態２は、実施形
態１の画像形成装置に、ベルトの蛇行検出センサと、蛇
行検出センサの検出結果に基づきベルト張力付与機構を
駆動し蛇行を補正するベルト蛇行補正機構とを備えた例
である。
施形態２の構成を示す図である。実施形態２は、実施形
態１の画像形成装置に、ベルトの蛇行検出センサと、蛇
行検出センサの検出結果に基づきベルト張力付与機構を
駆動し蛇行を補正するベルト蛇行補正機構とを備えた例
である。
【００５６】図８において、蛇行検出センサ３７は、感
光体ベルトカートリッジ１２内の感光体ベルト１のベル
トの片寄りを検知する。本実施形態２では、蛇行検出セ
ンサとして、ＣＣＤリニアアレイセンサを用いている
が、レーザ変位検出センサ，超音波距離センサ，２次元
ＣＣＤカメラセンサなどを使用してもよい。
光体ベルトカートリッジ１２内の感光体ベルト１のベル
トの片寄りを検知する。本実施形態２では、蛇行検出セ
ンサとして、ＣＣＤリニアアレイセンサを用いている
が、レーザ変位検出センサ，超音波距離センサ，２次元
ＣＣＤカメラセンサなどを使用してもよい。
【００５７】直動ステージ３６は、ばね１５の一端を固
定し保持する。ベルト蛇行補正機構３３は、ステージ駆
動ギア３４と蛇行制御モータ３５とを含んでいる。
定し保持する。ベルト蛇行補正機構３３は、ステージ駆
動ギア３４と蛇行制御モータ３５とを含んでいる。
【００５８】図９は、感光体１の蛇行補正制御系統の構
成の一例を示すブロック図である。図９において、モー
タ制御装置４０は、蛇行検出センサ３７からの片寄り検
出信号により、感光体ベルト１の蛇行方向および蛇行量
を算出し、算出した蛇行方向および蛇行量に基づき、ベ
ルト蛇行補正機構３３内の蛇行制御モータ３５に回転方
向信号，回転角度信号を出力する。
成の一例を示すブロック図である。図９において、モー
タ制御装置４０は、蛇行検出センサ３７からの片寄り検
出信号により、感光体ベルト１の蛇行方向および蛇行量
を算出し、算出した蛇行方向および蛇行量に基づき、ベ
ルト蛇行補正機構３３内の蛇行制御モータ３５に回転方
向信号，回転角度信号を出力する。
【００５９】すなわち、蛇行検出センサ３７で検出した
感光体ベルト１のベルト端部の位置情報を基に、感光体
ベルト１の蛇行方向および蛇行量の指令値を計算する。
蛇行方向に応じて、蛇行制御モータ３５の回転方向を切
り替え、蛇行量が０でない場合は、蛇行量に合わせた回
転角度信号を出力する。
感光体ベルト１のベルト端部の位置情報を基に、感光体
ベルト１の蛇行方向および蛇行量の指令値を計算する。
蛇行方向に応じて、蛇行制御モータ３５の回転方向を切
り替え、蛇行量が０でない場合は、蛇行量に合わせた回
転角度信号を出力する。
【００６０】蛇行制御モータ３５は、ステージ駆動ギア
３４を介して、直動ステージ３６を駆動する。直動ステ
ージ３６が駆動され、ばね１５が任意の方向に伸縮する
と、ばね力が変わる。ばね１５のばね力は、テンション
リンク１３，テンションローラ４を介して、感光体ベル
ト１に働き、感光体ベルト１の左右の張力を調整し、ベ
ルトの片寄りを補正する。
３４を介して、直動ステージ３６を駆動する。直動ステ
ージ３６が駆動され、ばね１５が任意の方向に伸縮する
と、ばね力が変わる。ばね１５のばね力は、テンション
リンク１３，テンションローラ４を介して、感光体ベル
ト１に働き、感光体ベルト１の左右の張力を調整し、ベ
ルトの片寄りを補正する。
【００６１】画像形成時に、このように調整すると、画
像を高精度に形成し、各色のトナーを正確に配置し、高
画質な出力画像を得ることができる。
像を高精度に形成し、各色のトナーを正確に配置し、高
画質な出力画像を得ることができる。
【００６２】上記各実施形態においては、引っ張りばね
１５を伸縮させる構造を採用している。このばね１５を
用いずに、直動ステージ３６がテンションリンク１４を
直接駆動し、感光体ベルト１の左右方向の張力を制御し
てもよい。
１５を伸縮させる構造を採用している。このばね１５を
用いずに、直動ステージ３６がテンションリンク１４を
直接駆動し、感光体ベルト１の左右方向の張力を制御し
てもよい。
【００６３】また、蛇行検出機構として摩擦を利用した
機構を採用し、摩擦力を利用しテンションリンク１４を
移動させる構成にしてもよい。
機構を採用し、摩擦力を利用しテンションリンク１４を
移動させる構成にしてもよい。
【００６４】これまで説明した実施形態においては、感
光体ベルトカートリッジについて述べたが、本発明は、
ベルトが中間転写ベルトである中間転写ベルトカートリ
ッジ，転写媒体搬送ベルトである転写媒体搬送ベルトカ
ートリッジを使用する画像形成装置にも適用できる。
光体ベルトカートリッジについて述べたが、本発明は、
ベルトが中間転写ベルトである中間転写ベルトカートリ
ッジ，転写媒体搬送ベルトである転写媒体搬送ベルトカ
ートリッジを使用する画像形成装置にも適用できる。
【００６５】上記各実施形態においては、ベルトカート
リッジを採用する画像形成装置について述べたが、本発
明のベルト張力付与機構およびベルト蛇行補正機構は、
さらに、ベルトカートリッジを用いずベルトのみを交換
する画像形成装置にも、次のように適用できる。
リッジを採用する画像形成装置について述べたが、本発
明のベルト張力付与機構およびベルト蛇行補正機構は、
さらに、ベルトカートリッジを用いずベルトのみを交換
する画像形成装置にも、次のように適用できる。
【００６６】図１の構成を用いて説明すると、ベルトの
みを交換する画像形成装置においてベルトを交換する時
には、テンションリンク１３からばね１５を取り外し、
テンションリンク１３とテンションローラ４の軸とを離
し、テンションリンク１３をベルトと干渉しない位置に
退避させると、テンションローラ４の軸が移動し、感光
体ベルト１への張力が解放されるので、ベルトの交換が
容易になる。
みを交換する画像形成装置においてベルトを交換する時
には、テンションリンク１３からばね１５を取り外し、
テンションリンク１３とテンションローラ４の軸とを離
し、テンションリンク１３をベルトと干渉しない位置に
退避させると、テンションローラ４の軸が移動し、感光
体ベルト１への張力が解放されるので、ベルトの交換が
容易になる。
【００６７】
【発明の効果】本発明によれば、感光体ベルト，中間転
写体ベルト，転写媒体搬送ベルトなどの画像形成装置を
形成する各種ベルトをベルトカートリッジとして容易に
交換可能とし、かつ、画像形成装置本体側の駆動装置に
よって、構成器材を個々に駆動可能となり、ベルトとと
もに交換される構成部品の数を削減したベルトカートリ
ッジおよびこのベルトカートリッジを用いた画像形成装
置を提供できる。
写体ベルト，転写媒体搬送ベルトなどの画像形成装置を
形成する各種ベルトをベルトカートリッジとして容易に
交換可能とし、かつ、画像形成装置本体側の駆動装置に
よって、構成器材を個々に駆動可能となり、ベルトとと
もに交換される構成部品の数を削減したベルトカートリ
ッジおよびこのベルトカートリッジを用いた画像形成装
置を提供できる。
【００６８】また、本発明によれば、感光体ベルト，中
間転写体ベルト，転写媒体搬送ベルトなどの画像形成装
置を形成する各種ベルトをベルトカートリッジとして交
換可能とした画像形成装置において、ベルトの片寄りを
補正し、正確で安定した搬送を可能とした画像形成装置
を提供できる。
間転写体ベルト，転写媒体搬送ベルトなどの画像形成装
置を形成する各種ベルトをベルトカートリッジとして交
換可能とした画像形成装置において、ベルトの片寄りを
補正し、正確で安定した搬送を可能とした画像形成装置
を提供できる。
【図１】本発明による画像形成装置の実施形態１とし
て、カラーレーザプリンタの概略の構造を示す図であ
る。
て、カラーレーザプリンタの概略の構造を示す図であ
る。
【図２】感光体ベルトカートリッジ１２の内部構成を概
略的に示す図である。
略的に示す図である。
【図３】感光体ベルトカートリッジ１２の着脱ガイドピ
ン１０，１１が画像形成装置本体の着脱ガイド溝３１，
３０に入り込んでいる状態を示す図である。
ン１０，１１が画像形成装置本体の着脱ガイド溝３１，
３０に入り込んでいる状態を示す図である。
【図４】画像形成装置本体のフレーム２９に形成した着
脱ガイド溝３０，３１，３２の形状の一例を示す図であ
る。
脱ガイド溝３０，３１，３２の形状の一例を示す図であ
る。
【図５】感光体ベルトカートリッジの装着手順１を示す
図である。
図である。
【図６】感光体ベルトカートリッジの装着手順２を示す
図である。
図である。
【図７】感光体ベルトカートリッジの装着手順３を示す
である。
である。
【図８】本発明による画像形成装置の実施形態２の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図９】感光体１の蛇行補正制御系統の構成の一例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
１ 感光体ベルト ２ 駆動ローラ ３ 従動ローラ ４ テンションローラ ５ ガイドローラ ６ ガイドローラ ７ ガイドローラ ８ フレーム ９ ガイド溝 １０ 着脱ガイドピン １１ 着脱ガイドピン １２ 感光体ベルトカートリッジ １３ テンションリンク １４ ストッパガイド １５ ばね １６ 搬送ローラ １７ 定着ローラ １８ バックアップローラ １９ 中間転写ドラム ２０ 搬送ローラ ２１ 分離ローラ ２２ 給紙カセット ２３ 帯電器 ２４ レーザ書き込みユニット ２５ 現像器 ２６ 現像器 ２７ 現像器 ２８ 現像器 ２９ フレーム ３０ 着脱ガイド溝 ３１ 着脱ガイド溝 ３２ 着脱ガイド溝 ３３ 蛇行補正機構 ３４ ステージ駆動ギア ３５ 蛇行制御モータ ３６ 直動ステージ ３７ 蛇行検出センサ ３８ 上カバー ３９ 支点 ４０ モータ制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 和恭 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 中嶋 勇夫 東京都千代田区大手町ニ丁目６番２号 日 立工機株式会社内 (72)発明者 乙▲め▼ 幸雄 東京都千代田区大手町ニ丁目６番２号 日 立工機株式会社内 Ｆターム(参考） 2H035 CA05 CB06 CD05 CD09 CD14 CF01 2H071 BA03 BA13 BA19 BA36 DA09 DA16 DA32
Claims (6)
- 【請求項１】 ベルトと当該ベルトを支持する複数本の
ロールとを収納したベルトカートリッジを画像形成装置
本体に着脱して前記ベルトを交換する画像形成装置にお
いて、 前記複数本のロールのうち少なくとも１本のロールが、
前記ベルトに所定の張力を与える方向に回転軸を移動可
能なテンションローラであり、 前記ベルトカートリッジが、前記画像形成装置本体に着
脱する際の着脱ガイドピンを備え、 前記画像形成装置本体が、前記テンションローラを移動
させて所定の張力を前記ベルトに与えるベルト張力付与
機構と、前記ベルトカートリッジを着脱する際のガイド
溝とを備え、 前記ベルトカートリッジ装着時に、前記着脱ガイド溝に
前記着脱ガイドピンを案内させ、前記ベルト張力付与機
構と前記テンションローラの回転軸とを係合させ前記ベ
ルトに所定の張力を与えることを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項２】 複数本のベルト支持ロールを有しベルト
を単独で前記複数本のベルト支持ロールに着脱可能な画
像形成装置において、 前記複数本のロールのうち少なくとも１本のロールが、
前記ベルトに所定の張力を与える方向に回転軸を移動可
能なテンションローラであり、 前記画像形成装置本体が、前記テンションローラを移動
させて所定の張力を前記ベルトに与えるベルト張力付与
機構を備え、 前記ベルト装着時に、前記ベルト張力付与機構が前記テ
ンションローラの回転軸に係合し前記ベルトに所定の張
力を与えることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項３】 請求項１または２に記載の画像形成装置
において、 前記ベルトの蛇行検出センサと、前記蛇行検出センサの
検出結果に基づき前記ベルト張力付与機構を駆動し蛇行
を補正するベルト蛇行補正機構とを備えたことを特徴と
する画像形成装置。 - 【請求項４】 請求項１ないし３のいずれか一項に記載
の画像形成装置において、 前記ベルトが、感光体ベルトであることを特徴とする画
像形成装置。 - 【請求項５】 請求項１ないし３のいずれか一項に記載
の画像形成装置において、 前記ベルトが、中間転写ベルトであることを特徴とする
画像形成装置。 - 【請求項６】 請求項１ないし３のいずれか一項に記載
の画像形成装置において、 前記ベルトが、転写媒体搬送ベルトであることを特徴と
する画像形成装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000015466A JP2001209294A (ja) | 2000-01-25 | 2000-01-25 | 画像形成装置 |
| US09/768,810 US6445895B2 (en) | 2000-01-25 | 2001-01-25 | Image forming apparatus having a belt attaching/detaching mechanism |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000015466A JP2001209294A (ja) | 2000-01-25 | 2000-01-25 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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Family
ID=18542765
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6445895B2 (ja) |
| JP (1) | JP2001209294A (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| US7424947B2 (en) | 2005-12-26 | 2008-09-16 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
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| JP2010049122A (ja) * | 2008-08-25 | 2010-03-04 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
| JP2012252367A (ja) * | 2012-09-28 | 2012-12-20 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
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