JP2001199514A - トレー式物品搬送装置 - Google Patents
トレー式物品搬送装置Info
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- B65G35/00—Mechanical conveyors not otherwise provided for
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B61—RAILWAYS
- B61C—LOCOMOTIVES; MOTOR RAILCARS
- B61C11/00—Locomotives or motor railcars characterised by the type of means applying the tractive effort; Arrangement or disposition of running gear other than normal driving wheel
- B61C11/02—Locomotives or motor railcars characterised by the type of means applying the tractive effort; Arrangement or disposition of running gear other than normal driving wheel tractive effort applied to cables or chains
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 上下方向に傾斜する搬送経路であっても多種
多様な搬送物品を安定して仕分け搬送することができる
とともに、上下方向に連続した搬送レイアウトと搬送作
業エリアの省スペース化を達成することができるトレー
式物品搬送装置を提供する。 【解決手段】 搬送物品を載置するトレー１１を支持し
た多数のキャリッジ１２が、搬送レールＲ１を走行する
前後一対の走行車輪１３を備えた駆動用下部フレーム１
２ａと、前記搬送レールＲ１の上方に敷設されたトレー
水平案内用レールＲ２を走行する従動ローラ１４を備え
て前記トレー１１を支持する従動用上部フレーム１２ｂ
とで構成され、前記駆動用下部フレーム１２ａと従動用
上部フレーム１２ｂがこれらの前方部においてヒンジ結
合されたものである。
多様な搬送物品を安定して仕分け搬送することができる
とともに、上下方向に連続した搬送レイアウトと搬送作
業エリアの省スペース化を達成することができるトレー
式物品搬送装置を提供する。 【解決手段】 搬送物品を載置するトレー１１を支持し
た多数のキャリッジ１２が、搬送レールＲ１を走行する
前後一対の走行車輪１３を備えた駆動用下部フレーム１
２ａと、前記搬送レールＲ１の上方に敷設されたトレー
水平案内用レールＲ２を走行する従動ローラ１４を備え
て前記トレー１１を支持する従動用上部フレーム１２ｂ
とで構成され、前記駆動用下部フレーム１２ａと従動用
上部フレーム１２ｂがこれらの前方部においてヒンジ結
合されたものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数のトレーに搬
送物品を載置して搬送するトレー式物品搬送装置に関す
るものである。
送物品を載置して搬送するトレー式物品搬送装置に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、搬送物品を載置したトレーを連結
杆で多数連結したトレー式物品搬送装置として、例え
ば、図６に示すようなトレー式物品搬送装置がある。こ
のトレー式物品搬送装置は、搬送物品を載置するトレー
Ａ１が仕分け先に応じて搬送方向の側方に傾動可能とな
るようにキャリッジＡ２に取り付けられている。そし
て、キャリッジＡ２の前方部および後方部には、搬送経
路に沿って設置した走行レール上を走行する車輪Ａ３と
サイドレール上を走行する横揺れ防止のサイドローラＡ
４がそれぞれ取り付けられている。また、キャリッジＡ
２の下部には、前記搬送経路に沿って配置したリニアモ
ーターの一次コイル（図示せず）から搬送方向の走行駆
動力を受けるリアクションプレートＡ５が水平方向に横
設されているとともに、上部には、搬送方向の側方へ傾
動可能に支持されたトレー支持体Ａ６と該トレー支持体
Ａ６を側方に傾動させるインデックスプレートＡ７とが
取り付けられている。なお、搬送物品を載置するトレー
Ａ１は、前記トレー支持体Ａ６に取り付けられている。
杆で多数連結したトレー式物品搬送装置として、例え
ば、図６に示すようなトレー式物品搬送装置がある。こ
のトレー式物品搬送装置は、搬送物品を載置するトレー
Ａ１が仕分け先に応じて搬送方向の側方に傾動可能とな
るようにキャリッジＡ２に取り付けられている。そし
て、キャリッジＡ２の前方部および後方部には、搬送経
路に沿って設置した走行レール上を走行する車輪Ａ３と
サイドレール上を走行する横揺れ防止のサイドローラＡ
４がそれぞれ取り付けられている。また、キャリッジＡ
２の下部には、前記搬送経路に沿って配置したリニアモ
ーターの一次コイル（図示せず）から搬送方向の走行駆
動力を受けるリアクションプレートＡ５が水平方向に横
設されているとともに、上部には、搬送方向の側方へ傾
動可能に支持されたトレー支持体Ａ６と該トレー支持体
Ａ６を側方に傾動させるインデックスプレートＡ７とが
取り付けられている。なお、搬送物品を載置するトレー
Ａ１は、前記トレー支持体Ａ６に取り付けられている。
【０００３】そして、このようなトレー式物品搬送装置
は、前記インデックスプレートＡ７が搬送経路における
所望の仕分け位置において固設された公知の傾動作動部
材（図示せず）の作動制御によってトレー支持体Ａ６を
傾動させて、トレーＡ１上の搬送物品を所望の仕分け位
置に付設されている側方シュートへ放下して搬送物品の
仕分けを行うものである。
は、前記インデックスプレートＡ７が搬送経路における
所望の仕分け位置において固設された公知の傾動作動部
材（図示せず）の作動制御によってトレー支持体Ａ６を
傾動させて、トレーＡ１上の搬送物品を所望の仕分け位
置に付設されている側方シュートへ放下して搬送物品の
仕分けを行うものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来のトレー式物品搬送装置は、トレーＡ１が
取り付けられているキャリッジＡ２の前方部および後方
部に車輪Ａ３が設けられており、トレーＡ１の物品載置
面が搬送路面に対して平行な搬送状態となるため、略水
平な搬送経路において使用されるのが一般的であり、搬
送物品の搬送経路が上下方向に直線状、若しくは曲線状
に傾斜している場合には、トレーＡ１上の搬送物品が転
倒したりズレ落ちたりするので、搬送仕分け作業が水平
な搬送経路に限定され、搬送仕分け作業が低位置の搬送
エリアと高位置の搬送エリアとの相互に及ぶ場合には搬
送物品が不連続に配置した別の物品搬送装置に乗り継が
せるための余分な積み替え作業負担が生じ、搬送作業が
傾斜した搬送経路に及ぶ場合にはこの経路領域において
仕分け搬送を行うことができず、要するに、搬送経路形
態、搬送作業、搬送作業スペースなどにおいて著しく制
限されるという問題があった。
たような従来のトレー式物品搬送装置は、トレーＡ１が
取り付けられているキャリッジＡ２の前方部および後方
部に車輪Ａ３が設けられており、トレーＡ１の物品載置
面が搬送路面に対して平行な搬送状態となるため、略水
平な搬送経路において使用されるのが一般的であり、搬
送物品の搬送経路が上下方向に直線状、若しくは曲線状
に傾斜している場合には、トレーＡ１上の搬送物品が転
倒したりズレ落ちたりするので、搬送仕分け作業が水平
な搬送経路に限定され、搬送仕分け作業が低位置の搬送
エリアと高位置の搬送エリアとの相互に及ぶ場合には搬
送物品が不連続に配置した別の物品搬送装置に乗り継が
せるための余分な積み替え作業負担が生じ、搬送作業が
傾斜した搬送経路に及ぶ場合にはこの経路領域において
仕分け搬送を行うことができず、要するに、搬送経路形
態、搬送作業、搬送作業スペースなどにおいて著しく制
限されるという問題があった。
【０００５】また、仮に略水平な搬送経路であっても、
これが上下方向にわずかに傾斜する緩斜面である場合に
は、トレーＡ１上の搬送物品が不安定な載置状態となり
トレーＡ１から不意に転落して、仕分けミスや搬送物品
の破損などを生じる恐れがあり、搬送物品の適用範囲が
限定されるという問題があった。
これが上下方向にわずかに傾斜する緩斜面である場合に
は、トレーＡ１上の搬送物品が不安定な載置状態となり
トレーＡ１から不意に転落して、仕分けミスや搬送物品
の破損などを生じる恐れがあり、搬送物品の適用範囲が
限定されるという問題があった。
【０００６】また、これを解決するために、トレーＡ１
の形状を搬送物品が転落しないような形状に設計変更す
ることも行われているが、搬送経路の仕分け位置におい
て搬送物品をトレーＡ１から搬出するための搬出機構や
そのための作業負担が複雑化するか、あるいは、搬送物
品ごとに適したトレーＡ１に交換しなければならないと
いう面倒なトレー交換作業が発生し、結局のところ、搬
送物品の適用範囲を拡大することができないという問題
があった。
の形状を搬送物品が転落しないような形状に設計変更す
ることも行われているが、搬送経路の仕分け位置におい
て搬送物品をトレーＡ１から搬出するための搬出機構や
そのための作業負担が複雑化するか、あるいは、搬送物
品ごとに適したトレーＡ１に交換しなければならないと
いう面倒なトレー交換作業が発生し、結局のところ、搬
送物品の適用範囲を拡大することができないという問題
があった。
【０００７】そこで、本発明の目的は、前述したような
従来技術の問題を解決し、上下方向に傾斜する搬送経路
であっても多種多様な搬送物品を安定して仕分け搬送す
ることができるとともに、上下の搬送方向に連続した搬
送レイアウトと搬送作業エリアの省スペース化を達成す
ることができるトレー式物品搬送装置を提供することで
ある。
従来技術の問題を解決し、上下方向に傾斜する搬送経路
であっても多種多様な搬送物品を安定して仕分け搬送す
ることができるとともに、上下の搬送方向に連続した搬
送レイアウトと搬送作業エリアの省スペース化を達成す
ることができるトレー式物品搬送装置を提供することで
ある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】そこで、本請求項１記載
のトレー式物品搬送装置は、搬送物品を載置するトレー
を支持した多数のキャリッジを連結杆で搬送方向に離間
連結したトレー式物品搬送装置において、前記キャリッ
ジが搬送レールを走行する前後一対の走行車輪を備えた
駆動用下部フレームと前記搬送レールの上方に敷設され
たトレー水平案内用レールを走行する従動ローラを備え
て前記トレーを支持する従動用上部フレームとで構成さ
れ、前記駆動用下部フレームと従動用上部フレームがこ
れらの前方部においてヒンジ結合されていることによっ
て、前記課題を解決したものである。
のトレー式物品搬送装置は、搬送物品を載置するトレー
を支持した多数のキャリッジを連結杆で搬送方向に離間
連結したトレー式物品搬送装置において、前記キャリッ
ジが搬送レールを走行する前後一対の走行車輪を備えた
駆動用下部フレームと前記搬送レールの上方に敷設され
たトレー水平案内用レールを走行する従動ローラを備え
て前記トレーを支持する従動用上部フレームとで構成さ
れ、前記駆動用下部フレームと従動用上部フレームがこ
れらの前方部においてヒンジ結合されていることによっ
て、前記課題を解決したものである。
【０００９】そして、本請求項２記載のトレー式物品搬
送装置は、請求項１の発明に加えて、トレーが従動用上
部フレームに対して搬送方向の側方に傾動可能に設けら
れていることによって、前記課題をさらに解決したもの
である。
送装置は、請求項１の発明に加えて、トレーが従動用上
部フレームに対して搬送方向の側方に傾動可能に設けら
れていることによって、前記課題をさらに解決したもの
である。
【００１０】なお、本発明のトレー式物品搬送装置にお
ける駆動用下部フレームの下部には、搬送経路に沿って
配置したリニアモーターの一次コイルから搬送方向の走
行駆動力を受けるリアクションプレートを垂設するか、
水平方向に横設するなどのリニア方式を採用したり、搬
送経路に沿って配置した搬送チェーンの牽引力から走行
駆動力を受けるトロリーを垂設するなどのトロリー方式
を採用することによって、前後一対の走行車輪を搬送レ
ール上に走行させる。
ける駆動用下部フレームの下部には、搬送経路に沿って
配置したリニアモーターの一次コイルから搬送方向の走
行駆動力を受けるリアクションプレートを垂設するか、
水平方向に横設するなどのリニア方式を採用したり、搬
送経路に沿って配置した搬送チェーンの牽引力から走行
駆動力を受けるトロリーを垂設するなどのトロリー方式
を採用することによって、前後一対の走行車輪を搬送レ
ール上に走行させる。
【００１１】また、本発明のトレー式物品搬送装置が走
行するトレー水平案内用レールと搬送レールは、トレー
水平案内用レールの搬送レールに対する離間間隔を適宜
設定しており、この離間間隔に応じて従動用上部フレー
ムが駆動用下部フレームに対してヒンジ結合を中心とし
て回動自在することによって、トレーが水平状態を保持
することができるようにしている。
行するトレー水平案内用レールと搬送レールは、トレー
水平案内用レールの搬送レールに対する離間間隔を適宜
設定しており、この離間間隔に応じて従動用上部フレー
ムが駆動用下部フレームに対してヒンジ結合を中心とし
て回動自在することによって、トレーが水平状態を保持
することができるようにしている。
【００１２】さらに、本発明のトレー式物品搬送装置が
走行するトレー水平案内用レールと搬送レールは、断面
をＬ字状に形成して走行車輪と従動ローラとがそれぞれ
のレール上を自重を伴って走行するようにしたり、ある
いは、搬送起動時における異常な後方回動や搬送停止時
における異常な前方回動などを防止するために、断面を
コの字状に形成して走行車輪と従動ローラとをそれぞれ
上下から挟んで案内走行するようにしても良い。
走行するトレー水平案内用レールと搬送レールは、断面
をＬ字状に形成して走行車輪と従動ローラとがそれぞれ
のレール上を自重を伴って走行するようにしたり、ある
いは、搬送起動時における異常な後方回動や搬送停止時
における異常な前方回動などを防止するために、断面を
コの字状に形成して走行車輪と従動ローラとをそれぞれ
上下から挟んで案内走行するようにしても良い。
【００１３】
【作用】本発明のトレー式物品搬送装置は、水平な搬送
経路においても、前上がりや前下がりに傾斜した直線
状、あるいは、曲線状の搬送経路においても、常に、搬
送物品を載置するトレーのトレー水平搬送案内機能を発
揮する。
経路においても、前上がりや前下がりに傾斜した直線
状、あるいは、曲線状の搬送経路においても、常に、搬
送物品を載置するトレーのトレー水平搬送案内機能を発
揮する。
【００１４】すなわち、前上がりに傾斜した直線状、若
しくは曲線状の搬送経路を搬送する場合、トレー水平案
内用レールの搬送レールに対する離間間隔が水平な搬送
経路の場合より大きくなっているため、従動用上部フレ
ームの後方部に備えた従動ローラがトレー水平案内用レ
ールによって押し上げられて、従動用上部フレームが駆
動用下部フレームに対してヒンジ結合を中心として搬送
方向の前方に回動するので、従動用上部フレームに備え
られたトレーの載置面が水平状態となる。
しくは曲線状の搬送経路を搬送する場合、トレー水平案
内用レールの搬送レールに対する離間間隔が水平な搬送
経路の場合より大きくなっているため、従動用上部フレ
ームの後方部に備えた従動ローラがトレー水平案内用レ
ールによって押し上げられて、従動用上部フレームが駆
動用下部フレームに対してヒンジ結合を中心として搬送
方向の前方に回動するので、従動用上部フレームに備え
られたトレーの載置面が水平状態となる。
【００１５】また、前下がりに傾斜した直線状、若しく
は曲線状の搬送経路を搬送する場合、トレー水平案内用
レールの搬送レールに対する離間間隔が水平な搬送経路
の場合より小さくなっているため、従動用上部フレーム
の後方部に備えた従動ローラがトレー水平案内用レール
によって押し下げられて、従動用上部フレームが駆動用
下部フレームに対してヒンジ結合を中心として搬送方向
の後方に回動するので、従動用上部フレームに備えられ
たトレーの載置面が水平状態となる。
は曲線状の搬送経路を搬送する場合、トレー水平案内用
レールの搬送レールに対する離間間隔が水平な搬送経路
の場合より小さくなっているため、従動用上部フレーム
の後方部に備えた従動ローラがトレー水平案内用レール
によって押し下げられて、従動用上部フレームが駆動用
下部フレームに対してヒンジ結合を中心として搬送方向
の後方に回動するので、従動用上部フレームに備えられ
たトレーの載置面が水平状態となる。
【００１６】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の実施例を説
明する。
明する。
【００１７】図１乃至図５は、本発明の一実施例である
トレー式物品搬送装置１０を示したものであって、図１
は水平経路における搬送状態を示す要部側面図であり、
図２は図１の正面図であり、図３は前上がりの搬送経路
における搬送状態を示す要部側面図であり、図４は前下
がりの搬送経路における搬送状態を示す要部側面図であ
り、図５は前下がりの曲線搬送経路における搬送状態を
示す側面図である。
トレー式物品搬送装置１０を示したものであって、図１
は水平経路における搬送状態を示す要部側面図であり、
図２は図１の正面図であり、図３は前上がりの搬送経路
における搬送状態を示す要部側面図であり、図４は前下
がりの搬送経路における搬送状態を示す要部側面図であ
り、図５は前下がりの曲線搬送経路における搬送状態を
示す側面図である。
【００１８】図１乃至図２に示すように、本実施例のト
レー式物品搬送装置１０は、搬送経路を形成する搬送レ
ールＲ１とトレー水平案内用レールＲ２を走行するもの
である。なお、トレー水平案内用レールＲ２は、搬送レ
ールＲ２の上方に並行に離間して敷設されており、その
離間間隔は、搬送経路の傾斜勾配に応じて適宜設定され
ている。
レー式物品搬送装置１０は、搬送経路を形成する搬送レ
ールＲ１とトレー水平案内用レールＲ２を走行するもの
である。なお、トレー水平案内用レールＲ２は、搬送レ
ールＲ２の上方に並行に離間して敷設されており、その
離間間隔は、搬送経路の傾斜勾配に応じて適宜設定され
ている。
【００１９】まず、本実施例のトレー式物品搬送装置１
０は、搬送物品を載置するトレー１１を支持した多数の
キャリッジ１２を具備しており、このキャリッジ１２
は、搬送レールＲ１を走行する前後一対の走行車輪１
３，１３を備えた駆動用下部フレーム１２ａと、前記搬
送レールの上方に敷設されたトレー水平案内用レールＲ
２を走行する従動ローラ１４を備えて前記トレー１１を
支持する従動用上部フレーム１２ｂとで構成されてい
る。
０は、搬送物品を載置するトレー１１を支持した多数の
キャリッジ１２を具備しており、このキャリッジ１２
は、搬送レールＲ１を走行する前後一対の走行車輪１
３，１３を備えた駆動用下部フレーム１２ａと、前記搬
送レールの上方に敷設されたトレー水平案内用レールＲ
２を走行する従動ローラ１４を備えて前記トレー１１を
支持する従動用上部フレーム１２ｂとで構成されてい
る。
【００２０】そして、前記駆動用下部フレーム１２ａと
従動用上部フレーム１２ｂがこれらの前方部において連
結軸１５で上下回動自在にヒンジ結合されている。
従動用上部フレーム１２ｂがこれらの前方部において連
結軸１５で上下回動自在にヒンジ結合されている。
【００２１】さらに、前記駆動用下部フレーム１２ａに
は、前記搬送レールＲ１に一体化したサイドレールＲ３
上を転動する前後一対のサイドローラ１６，１６が備え
られてキャリッジ１２の横揺れを防止しているととも
に、図２に図示したリニアモータＭのリアクションプレ
ート１７が水平に取り付けられており、さらに、前記走
行車輪１３，１３の取り付け位置の上方位置には、前後
のキャリッジの連結杆１８，１８の両端が自在継手１
９，１９を介して連結されており、前記連結杆１８，１
８の両端位置には必要に応じて公知のガードプレートが
水平に取り付けられている。
は、前記搬送レールＲ１に一体化したサイドレールＲ３
上を転動する前後一対のサイドローラ１６，１６が備え
られてキャリッジ１２の横揺れを防止しているととも
に、図２に図示したリニアモータＭのリアクションプレ
ート１７が水平に取り付けられており、さらに、前記走
行車輪１３，１３の取り付け位置の上方位置には、前後
のキャリッジの連結杆１８，１８の両端が自在継手１
９，１９を介して連結されており、前記連結杆１８，１
８の両端位置には必要に応じて公知のガードプレートが
水平に取り付けられている。
【００２２】一方、従動用上部フレーム１２ｂには、ト
レー１１を搬送方向の側方に傾動可能に支持するトレー
支持体２１が取り付けられるとともに、このトレー支持
体２０を図２に示したような公知の傾動作動機構Ｋによ
って側方に傾動させるインデックスプレート２１が取り
付けられている。
レー１１を搬送方向の側方に傾動可能に支持するトレー
支持体２１が取り付けられるとともに、このトレー支持
体２０を図２に示したような公知の傾動作動機構Ｋによ
って側方に傾動させるインデックスプレート２１が取り
付けられている。
【００２３】このようにして得られた本実施例のトレー
式物品搬送装置１０は、図３に示すような前上がりに傾
斜した直線状の搬送経路を搬送する場合、従動用上部フ
レーム１２ｂの後方部に備えた従動ローラ１４がトレー
水平案内用レールＲ２によって押し上げられて、従動用
上部フレーム１２ｂが駆動用下部フレーム１２ａに対し
て連結軸１５を中心として水平な搬送経路における位置
より搬送方向の前方に回動するので、従動用上部フレー
ム１２ｂに備えられたトレー１１の載置面が水平状態と
なる。
式物品搬送装置１０は、図３に示すような前上がりに傾
斜した直線状の搬送経路を搬送する場合、従動用上部フ
レーム１２ｂの後方部に備えた従動ローラ１４がトレー
水平案内用レールＲ２によって押し上げられて、従動用
上部フレーム１２ｂが駆動用下部フレーム１２ａに対し
て連結軸１５を中心として水平な搬送経路における位置
より搬送方向の前方に回動するので、従動用上部フレー
ム１２ｂに備えられたトレー１１の載置面が水平状態と
なる。
【００２４】また、図４に示すような前下がりに傾斜し
た直線状や図５に示すような前下がりに傾斜した曲線状
の搬送経路を搬送する場合、従動用上部フレーム１２ｂ
の後方部に備えた従動ローラ１４がトレー水平案内用レ
ールＲ２によって押し下げられて、従動用上部フレーム
１２ｂが駆動用下部フレーム１２ａに対して連結軸１５
を中心として水平な搬送経路における位置より搬送方向
の後方に回動するので、従動用上部フレーム１２ｂに備
えられたトレー１１の載置面が水平状態となる。
た直線状や図５に示すような前下がりに傾斜した曲線状
の搬送経路を搬送する場合、従動用上部フレーム１２ｂ
の後方部に備えた従動ローラ１４がトレー水平案内用レ
ールＲ２によって押し下げられて、従動用上部フレーム
１２ｂが駆動用下部フレーム１２ａに対して連結軸１５
を中心として水平な搬送経路における位置より搬送方向
の後方に回動するので、従動用上部フレーム１２ｂに備
えられたトレー１１の載置面が水平状態となる。
【００２５】したがって、本実施例のトレー式物品搬送
装置１０は、水平な搬送経路ばかりでなく、如何なる上
下方向の傾斜搬送路であっても多種多様な搬送物品を安
定して確実に仕分け搬送することができ、また、上下方
向に連続した搬送経路をレイアウトすることができると
ともに搬送作業エリアの省スペース化を達成することが
できるなど、その効果は甚大である。
装置１０は、水平な搬送経路ばかりでなく、如何なる上
下方向の傾斜搬送路であっても多種多様な搬送物品を安
定して確実に仕分け搬送することができ、また、上下方
向に連続した搬送経路をレイアウトすることができると
ともに搬送作業エリアの省スペース化を達成することが
できるなど、その効果は甚大である。
【００２６】
【発明の効果】前述したように、本発明のトレー式物品
搬送装置は、如何なる傾斜搬送経路であってもトレーの
載置面を水平支持する機構を備えていることによって、
以下のような特有の効果を奏することができる。すなわ
ち、本請求項１記載のトレー式物品搬送装置は、水平な
搬送経路であっても、また、従来のトレー式物品搬送装
置が搬送することができなかった、前上がりや前下がり
に傾斜した直線状、若しくは曲線状の搬送経路であって
も、常に、搬送物品を載置するトレーに対してトレー水
平案内機能を発揮することができるため、如何なる傾斜
路であっても搬送物品の品種形態に制限されることな
く、搬送物品を安定して搬送することができ、しかも、
搬送物品を単一の物品搬送装置で積み替えなしで上下方
向に連続搬送することのできる搬送経路を簡便にレイア
ウトすることができるとともに、その搬送作業エリアの
省スペース化を達成することができる。
搬送装置は、如何なる傾斜搬送経路であってもトレーの
載置面を水平支持する機構を備えていることによって、
以下のような特有の効果を奏することができる。すなわ
ち、本請求項１記載のトレー式物品搬送装置は、水平な
搬送経路であっても、また、従来のトレー式物品搬送装
置が搬送することができなかった、前上がりや前下がり
に傾斜した直線状、若しくは曲線状の搬送経路であって
も、常に、搬送物品を載置するトレーに対してトレー水
平案内機能を発揮することができるため、如何なる傾斜
路であっても搬送物品の品種形態に制限されることな
く、搬送物品を安定して搬送することができ、しかも、
搬送物品を単一の物品搬送装置で積み替えなしで上下方
向に連続搬送することのできる搬送経路を簡便にレイア
ウトすることができるとともに、その搬送作業エリアの
省スペース化を達成することができる。
【００２７】また、本請求項１記載のトレー式物品搬送
装置は、上下方向に傾斜する如何なる搬送経路であって
も、従来のようなトレー式物品搬送装置において発生し
ていた搬送物品の転落も無く安定して搬送することがで
きるので、搬送物品に応じて特にトレーの形状を変更す
る必要もなく、搬送物品の適用範囲を拡大することがで
きる。
装置は、上下方向に傾斜する如何なる搬送経路であって
も、従来のようなトレー式物品搬送装置において発生し
ていた搬送物品の転落も無く安定して搬送することがで
きるので、搬送物品に応じて特にトレーの形状を変更す
る必要もなく、搬送物品の適用範囲を拡大することがで
きる。
【００２８】加えて、本請求項２記載のトレー式物品搬
送装置は、トレーが従動用上部フレームに対して搬送方
向の側方に傾動可能に設けられていることによって、請
求項１記載の発明に加えて、従来のトレー式物品搬送装
置が仕分けミスや搬送物品の破損などを生じて仕分け搬
送することができなかった傾斜路においても、安定した
確実な仕分け搬送を行うことができる。
送装置は、トレーが従動用上部フレームに対して搬送方
向の側方に傾動可能に設けられていることによって、請
求項１記載の発明に加えて、従来のトレー式物品搬送装
置が仕分けミスや搬送物品の破損などを生じて仕分け搬
送することができなかった傾斜路においても、安定した
確実な仕分け搬送を行うことができる。
【図１】 本発明の一実施例であるトレー式物品搬送装
置の水平経路における搬送状態を示す要部側面図。
置の水平経路における搬送状態を示す要部側面図。
【図２】 図２は図１の正面図。
【図３】 前上がりの搬送経路における搬送状態を示す
要部側面図。
要部側面図。
【図４】 前下がりの搬送経路における搬送状態を示す
要部側面図。
要部側面図。
【図５】 前下がりの曲線搬送経路における搬送状態を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図６】 従来のトレー式物品搬送装置の水平経路にお
ける搬送状態を示す要部側面図。
ける搬送状態を示す要部側面図。
１０ ・・・ トレー式物品搬送装置 １１ ・・・ トレー １２ ・・・ キャリッジ １２ａ ・・・ 駆動用下部フレーム １２ｂ ・・・ 従動用上部フレーム １３ ・・・ 走行車輪 １４ ・・・ 従動ローラ １５ ・・・ 連結軸 １６ ・・・ サイドローラ １７ ・・・ リアクションプレート １８ ・・・ 連結杆 １９ ・・・ 自在継手 ２０ ・・・ トレー支持体 ２１ ・・・ インデックスプレート Ｒ１ ・・・ 搬送レール Ｒ２ ・・・ トレー水平案内用レール Ｒ３ ・・・ サイドレール Ｍ ・・・ リニアモータ Ｋ ・・・ 傾動作動機構 Ａ１ ・・・ トレー Ａ２ ・・・ キャリッジ Ａ３ ・・・ 車輪 Ａ４ ・・・ サイドローラ Ａ５ ・・・ トレー支持体 Ａ６ ・・・ リアクションプレート Ａ７ ・・・ インデックスプレート
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｂ６５Ｇ 35/06 Ｂ６５Ｇ 35/06 Ｅ 47/38 47/38 (72)発明者 古谷 泰道 大阪府大阪市鶴見区鶴見４丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 Ｆターム(参考） 3F015 AA06 DA02 3F034 QA05 QB07
Claims (2)
- 【請求項１】 搬送物品を載置するトレーを支持した多
数のキャリッジを連結杆で搬送方向に離間連結したトレ
ー式物品搬送装置において、 前記キャリッジが、搬送レールを走行する前後一対の走
行車輪を備えた駆動用下部フレームと、前記搬送レール
の上方に敷設されたトレー水平案内用レールを走行する
従動ローラを備えて前記トレーを支持する従動用上部フ
レームとで構成され、前記駆動用下部フレームと従動用
上部フレームがこれらの前方部においてヒンジ結合され
ていることを特徴とするトレー式物品搬送装置。 - 【請求項２】 前記トレーが、従動用上部フレームに対
して搬送方向の側方に傾動可能に設けられていることを
特徴とする請求項１記載のトレー式物品搬送装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000009155A JP2001199514A (ja) | 2000-01-18 | 2000-01-18 | トレー式物品搬送装置 |
| KR1020000071544A KR20010086272A (ko) | 2000-01-18 | 2000-11-29 | 트레이식 물품반송장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000009155A JP2001199514A (ja) | 2000-01-18 | 2000-01-18 | トレー式物品搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001199514A true JP2001199514A (ja) | 2001-07-24 |
Family
ID=18537339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000009155A Pending JP2001199514A (ja) | 2000-01-18 | 2000-01-18 | トレー式物品搬送装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001199514A (ja) |
| KR (1) | KR20010086272A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005066048A1 (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-21 | Honda Motor Co., Ltd. | フロアコンベア |
| CN102514882A (zh) * | 2011-12-27 | 2012-06-27 | 台州迈得科技制造有限公司 | 医疗配件的输送装置 |
| CN102807077A (zh) * | 2012-09-14 | 2012-12-05 | 无锡市福曼科技有限公司 | 一种滑轮式输送机 |
| CN103863776A (zh) * | 2014-03-26 | 2014-06-18 | 哈尔滨工业大学 | 一种多点浮动支撑装置 |
| CN104176455A (zh) * | 2014-09-12 | 2014-12-03 | 江苏六维物流设备实业有限公司 | 一种环形穿梭车 |
| JP2015182888A (ja) * | 2014-03-21 | 2015-10-22 | ボイマー ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー | 従動キャリッジに支持される運搬キャリッジを有する仕分けコンベヤ |
| CN110884841A (zh) * | 2019-07-29 | 2020-03-17 | 张凤来 | 一种传送装置及传送物品的方法 |
| CN115464455A (zh) * | 2022-10-18 | 2022-12-13 | 通用技术齐齐哈尔二机床有限责任公司 | 一种用于风力发电机主机架加工的自动化线用工装托盘 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102328158B1 (ko) * | 2021-04-26 | 2021-11-18 | 한아에스에스 주식회사 | 물류 소터장치 |
-
2000
- 2000-01-18 JP JP2000009155A patent/JP2001199514A/ja active Pending
- 2000-11-29 KR KR1020000071544A patent/KR20010086272A/ko not_active Application Discontinuation
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005066048A1 (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-21 | Honda Motor Co., Ltd. | フロアコンベア |
| CN102514882A (zh) * | 2011-12-27 | 2012-06-27 | 台州迈得科技制造有限公司 | 医疗配件的输送装置 |
| CN102807077A (zh) * | 2012-09-14 | 2012-12-05 | 无锡市福曼科技有限公司 | 一种滑轮式输送机 |
| JP2015182888A (ja) * | 2014-03-21 | 2015-10-22 | ボイマー ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー | 従動キャリッジに支持される運搬キャリッジを有する仕分けコンベヤ |
| CN103863776A (zh) * | 2014-03-26 | 2014-06-18 | 哈尔滨工业大学 | 一种多点浮动支撑装置 |
| CN104176455A (zh) * | 2014-09-12 | 2014-12-03 | 江苏六维物流设备实业有限公司 | 一种环形穿梭车 |
| CN110884841A (zh) * | 2019-07-29 | 2020-03-17 | 张凤来 | 一种传送装置及传送物品的方法 |
| CN115464455A (zh) * | 2022-10-18 | 2022-12-13 | 通用技术齐齐哈尔二机床有限责任公司 | 一种用于风力发电机主机架加工的自动化线用工装托盘 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR20010086272A (ko) | 2001-09-10 |
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|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040730 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050125 |