JP3265909B2 - 搬入装置 - Google Patents

搬入装置

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JP3265909B2
JP3265909B2 JP10487495A JP10487495A JP3265909B2 JP 3265909 B2 JP3265909 B2 JP 3265909B2 JP 10487495 A JP10487495 A JP 10487495A JP 10487495 A JP10487495 A JP 10487495A JP 3265909 B2 JP3265909 B2 JP 3265909B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上下複数段に配列され
た保管用グラビティーローラコンベヤの搬入端(傾斜上
端部)に接続される搬入または搬出装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】グラビティーローラコンベヤを上下複数
段に配列して、1つの保管用コンベヤユニットを構成
し、このコンベヤユニットに全て同一態様(例えば積み
込み順序が同じもの、場合によっては品種や行き先など
を同一とするもの)の荷を収納保管する場合、搬送され
てくる荷を1段目のグラビティーローラコンベヤに連続
的に搬入し、このコンベヤが満杯になれば2段目のグラ
ビティーローラコンベヤに搬入するというように、搬入
作業が行われる。
【0003】従来の設備において上記のような搬入作業
を行おうとした場合、各段のグラビティーローラコンベ
ヤごとに搬入用コンベヤを併設する必要があり、設備コ
ストが非常に高価につく。このような問題点を解消する
ために本出願人は、特願平6−87301号において、
上下複数段のグラビティーローラコンベヤに択一的に接
続可能なように端部が上下揺動自在に軸支された角度可
変駆動コンベヤを使用する搬入装置を提案した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
角度可変駆動コンベヤを使用する搬入装置では、傾斜し
ているグラビティーローラコンベヤと傾斜する角度可変
駆動コンベヤとの間で荷の乗り移りが行われるため、角
度可変駆動コンベヤの角度によっては両コンベヤ間の搬
送面の折れ曲がり角度が非常に大きくなって、両コンベ
ヤ間での荷の乗り移りが安定的に行われ難く、特に角度
可変駆動コンベヤが下向きに大きく傾斜している状態で
は、グラビティーローラコンベヤ上に送り込まれる荷が
当該コンベヤのローラ間に突っ込む状態となって、荷が
停止してしまう恐れもある。本発明は、このような問題
点を解消し得る搬入装置を提供することを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の搬入装置は、後述する実施例の参照符号を付
して示すと、上下複数段に配列された保管用グラビティ
ーローラコンベヤ (2A〜2C) と1つの搬入用コンベヤ(1
1)とを接続する搬入装置(4A,4B) であって、水平駆動コ
ンベヤ(13A〜13C)と、中継駆動コンベヤ手段(14)とを有
し、水平駆動コンベヤ(13A〜13C)は、各段の保管用グラ
ビティーローラコンベヤ (2A〜2C) の搬入端に接続する
ように上下複数段設置され、中継駆動コンベヤ手段(14)
は、搬入用コンベヤ(11)の端部に接続する基部が上下揺
動自在に軸支された1つの角度可変主駆動ベルトコンベ
ヤ(19)と、この主駆動ベルトコンベヤ(19)の遊端を上下
複数段の水平駆動コンベヤ(13A〜13C)に択一的に接続す
る1つの副駆動ベルトコンベヤ(20)と、主駆動ベルトコ
ンベヤ(19)の上下揺動に連動して副駆動ベルトコンベヤ
(20)を水平姿勢に保持しながら上下に平行移動させる支
持機構(21)とから成り、主駆動ベルトコンベヤ(19)の角
度変更により、搬入用コンベヤ(11)が水平姿勢の副駆動
ベルトコンベヤ(20)を介して上下複数段の水平駆動コン
ベヤ(13A〜13C)に択一的に接続されるようにした構成と
なっている。
【0006】上記本発明の搬入または搬出装置を実施す
るに際して、中継駆動コンベヤ手段(14)の支持機構(21)
を、副駆動ベルトコンベヤ(20)の基部を主駆動ベルトコ
ンベヤ(19)の遊端に上下揺動自在に軸支する支軸(22)
と、主駆動ベルトコンベヤ(19)のフレームの一部(19a)
を1つの上下傾動リンクとするとともに副駆動ベルトコ
ンベヤ(20)のフレームの一部(20a) を1つの平行上下動
リンクとする平行四連リンク(23)とから構成することが
できる。
【0007】また、中継駆動コンベヤ手段(14)の副駆動
ベルトコンベヤ(20)のコンベヤベルト(20b) と主駆動ベ
ルトコンベヤ(19)のコンベヤベルト(19b) とを互いに連
動連結し、副駆動ベルトコンベヤ(20)には駆動用モータ
を搭載しないで主駆動ベルトコンベヤ(19)のみを駆動用
モータ(27)付きとすることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、図1において、1A,1Bは同一レ
ベルで並設(図では2列であるが、3列以上であっても
良い)された保管用コンベヤユニットであって、各コン
ベヤユニット1A,1Bは、傾斜方向と角度が同一のグ
ラビティーローラコンベヤ2A〜2Cを上下3段に配列
集合したものであって、傾斜下端の搬出端には出退自在
なストッパー3が設けられている。4A,4Bは搬入装
置であって、各コンベヤユニット1A,1Bごとに、そ
の搬入端(傾斜上端)に隣接して設置されている。5は
各コンベヤユニット1A,1Bに兼用の1つの搬出装置
であって、各コンベヤユニット1A,1Bの搬出端(傾
斜下端)に沿って敷設されたガイドレール6上を走行可
能な台車7に搭載されている。
【0009】8は搬入用仕分けコンベヤであって、コン
ベヤユニット1A,1Bのグラビティーローラコンベヤ
2A〜2Cの内、中段のコンベヤ2Bの搬入端と略同一
レベルに設置され、荷Wをコンベヤユニット1Bの搬入
装置4Bに分岐させる仕分け手段9と、コンベヤユニッ
ト1Aの搬入装置4Aに荷Wを送り込む固定ガイド10
と、各荷送り出し位置に併設された水平または若干傾斜
した送出コンベヤ部11とを備えている。12は搬出用
合流コンベヤであって、コンベヤユニット1A,1Bの
グラビティーローラコンベヤ2A〜2Cの内、中段のコ
ンベヤ2Bの搬出端と略同一レベルに設置されている。
【0010】各搬入装置4A,4Bは同一構造のもので
あって、上下複数段の水平駆動ローラコンベヤ13A〜
13Cと、中継駆動コンベヤ手段14とから構成されて
いる。図2に示すように水平駆動ローラコンベヤ13A
〜13Cは、各段のグラビティーローラコンベヤ2A〜
2Cごとに、その始端部に接続するように水平に架設さ
れ、コンベヤローラ13aを、受動用回転体15とこれ
に接触移動する無端回動ベルト16とを介して連動回転
駆動するモータ17を備えている。勿論、コンベヤロー
ラ13aの駆動方式はこれに限定されない。
【0011】中継駆動コンベヤ手段14は、搬入用仕分
けコンベヤ8の端部、即ち水平送出コンベヤ部11の端
部に接続する基部が支軸18により上下揺動自在に軸支
された1つの角度可変主駆動ベルトコンベヤ19と、こ
の主駆動ベルトコンベヤ19の遊端を上下複数段の水平
駆動ローラコンベヤ13A〜13Cに択一的に接続する
1つの副駆動ベルトコンベヤ20と、主駆動ベルトコン
ベヤ19の上下揺動に連動して副駆動ベルトコンベヤ2
0を水平姿勢に保持しながら上下に平行移動させる支持
機構21とから構成され、主駆動ベルトコンベヤ19の
角度変更により、搬入用仕分けコンベヤ8(水平送出コ
ンベヤ部11)が水平姿勢の副駆動ベルトコンベヤ20
を介して上下複数段の水平駆動ローラコンベヤ13A〜
13Cに択一的に接続される。
【0012】具体的に説明すると、支持機構21は、副
駆動ベルトコンベヤ20の基部を主駆動ベルトコンベヤ
19の遊端部に上下揺動自在に軸支する支軸22と、平
行四連リンク23とから成り、この平行四連リンク23
は、支軸18を介して主駆動ベルトコンベヤ19の基部
を軸支する水平送出コンベヤ部11のフレーム突出部1
1aと副駆動ベルトコンベヤ20のフレーム突出部20
aとに両端が支軸24,25により軸支されたリンク2
6を有し、当該リンク26と、主駆動ベルトコンベヤ1
9のフレーム19aと、水平送出コンベヤ部11のフレ
ーム突出部11aと、副駆動ベルトコンベヤ20のフレ
ーム突出部20aとによって構成され、リンク26と主
駆動ベルトコンベヤ19のフレーム19a(支軸18,
22間)とが互いに平行で有効長さが同一の上下傾動リ
ンクとなり、水平送出コンベヤ部11のフレーム突出部
11a(支軸18,24間)と副駆動ベルトコンベヤ2
0のフレーム突出部20a(支軸22,25間)とが互
いに平行で有効長さが同一の平行上下動リンクとなって
いる。
【0013】前記各フレーム突出部11a,20aとリ
ンク26は、水平送出コンベヤ部11から主駆動ベルト
コンベヤ19を経由して副駆動ベルトコンベヤ20に至
る荷搬送経路の左右両側に配設することができる。ま
た、主駆動ベルトコンベヤ19の両端の支軸18,22
は、当該主駆動ベルトコンベヤ19の搬送経路両端でコ
ンベヤベルト19bを掛張するローラ19c,19dと
同心であって、これらローラ19c,19dの支軸を兼
用させることができる。
【0014】主駆動ベルトコンベヤ19は、そのコンベ
ヤベルト19bを駆動するモータ27を備えており、副
駆動ベルトコンベヤ20は、その搬送経路の基部でコン
ベヤベルト20bを掛張するローラ20cとこれに隣接
する主駆動ベルトコンベヤ19のコンベヤベルト掛張ロ
ーラ19dとが伝動ベルト(またはチェン)28により
連動連結され、主駆動ベルトコンベヤ19のコンベヤベ
ルト19bの回動に連動して副駆動ベルトコンベヤ20
のコンベヤベルト20bが同一速度で回動するようにな
っている。29は、主駆動ベルトコンベヤ19を支軸1
8の周りに上下揺動させて角度を変更するシリンダユニ
ットである。
【0015】なお、搬出装置5は図3に示すように搬入
装置4A,4Bと同一構造であって、単に搬送方向が逆
になるだけであるから、搬入装置4A,4Bと対応する
各部に同一符号を付して説明は省略する。ただ、この搬
出装置5においては、各段のグラビティーローラコンベ
ヤ2A〜2Cの搬出端に接続するように上下複数段に配
設された水平駆動ローラコンベヤ13A〜13Cは、台
車7上には架設されないで、各グラビティーローラコン
ベヤ2A〜2Cごとに固定的に配設される。
【0016】また、中継駆動コンベヤ手段14の主駆動
ベルトコンベヤ19の基部が接続する搬出用合流コンベ
ヤ12の荷受け入れ水平コンベヤ部30は、搬出用合流
コンベヤ12とは切り離されて台車7上に設置される。
勿論、この搬出装置5も、搬入装置4A,4Bと同様に
各保管用コンベヤユニット1A,1Bごとに配設して、
台車7を省くこともできる。30aは、搬出用合流コン
ベヤ12の荷受け入れ水平コンベヤ部30のフレーム突
出部であって、平行四連リンク23のリンク26の一端
を軸支する。
【0017】搬入用仕分けコンベヤ8によって搬送され
てくる荷Wは、仕分け手段9の制御または固定ガイド1
0により、水平送出コンベヤ部11を経由して搬入装置
4Aまたは4Bに送り出される。当該荷Wは、中継駆動
コンベヤ手段14の主駆動ベルトコンベヤ19から副駆
動ベルトコンベヤ20及びこれに接続する上下複数段の
水平駆動ローラコンベヤ13A〜13Cの内の1つを経
由して、グラビティーローラコンベヤ2A〜2Cの内の
1つの搬入端(傾斜上端)に送り込まれる。グラビティ
ーローラコンベヤ2A〜2C上では、荷Wは重力によっ
て傾斜下方へ滑動し、搬出端のストッパー3または当該
ストッパー3によって受け止められている荷Wの列の後
端に当接して止まる。
【0018】荷Wを送り込むグラビティーローラコンベ
ヤ2A〜2Cの選択は、中継駆動コンベヤ手段14にお
ける主駆動ベルトコンベヤ19の角度変更によって行わ
れる。即ち、荷Wを送り込む対象のグラビティーローラ
コンベヤ2A〜2Cの搬入端に接続している水平駆動ロ
ーラコンベヤ13A〜13Cに中継駆動コンベヤ手段1
4の副駆動ベルトコンベヤ20が接続するように、主駆
動ベルトコンベヤ19をシリンダユニット29により支
軸18の周りに上下揺動させて角度変更させる。このと
き、主駆動ベルトコンベヤ19の上下揺動に伴って副駆
動ベルトコンベヤ20も一体に上下移動するが、平行四
連リンク23の働きにより、図2に示すように副駆動ベ
ルトコンベヤ20は常に水平姿勢を保持している。
【0019】従って、水平駆動ローラコンベヤ13A〜
13Cの何れの1つに中継駆動コンベヤ手段14の副駆
動ベルトコンベヤ20が接続しても、当該副駆動ベルト
コンベヤ20が水平姿勢であるから、この副駆動ベルト
コンベヤ20から水平駆動ローラコンベヤ13A〜13
Cへの荷Wの乗り移りは円滑且つ安定的に行われる。ま
た、中継駆動コンベヤ手段14の主駆動ベルトコンベヤ
19と副駆動ベルトコンベヤ20とは比較的低速で荷W
を確実且つ安定的に上下複数段の水平駆動ローラコンベ
ヤ13A〜13Cの1つに送り込むのであるが、水平駆
動ローラコンベヤ13A〜13Cは中継駆動コンベヤ手
段14の搬送速度よりも高速駆動して、荷Wを勢い良く
グラビティーローラコンベヤ2A〜2Cに送りだすこと
により、当該グラビティーローラコンベヤ2A〜2Cの
傾斜角度が緩くとも、荷Wを確実に搬出端まで滑動させ
ることができる。
【0020】保管用コンベヤユニット1Aまたは1Bに
保管されている荷Wを搬出するときは、保管用コンベヤ
ユニット1Aまたは1Bに搬出装置5が接続するように
台車7を走行停止させ、搬出装置5の中継駆動コンベヤ
手段14における主駆動ベルトコンベヤ19を前記のよ
うに角度変更して、搬出対象のグラビティーローラコン
ベヤ2A〜2Cに接続している水平駆動ローラコンベヤ
13A〜13Cの1つに接続し、搬出対象のグラビティ
ーローラコンベヤ2A〜2Cのストッパー3を開放して
当該グラビティーローラコンベヤ上の荷Wをその先頭の
ものから水平駆動ローラコンベヤ13A〜13C上に滑
動移載させる。
【0021】水平駆動ローラコンベヤ13A〜13C上
に乗り移った荷Wは、当該コンベヤ13A〜13Cによ
って強制的に、中継駆動コンベヤ手段14の水平姿勢に
保持されている副駆動ベルトコンベヤ20上へ送り出さ
れ、主駆動ベルトコンベヤ19とこれに接続する荷受け
入れ水平コンベヤ部30を経由して搬出用合流コンベヤ
12上に搬出され、当該合流コンベヤ12により目的の
場所へ搬送される。
【0022】なお、中継駆動コンベヤ手段14を、主駆
動ベルトコンベヤ19の基部を中心に水平方向にも向き
変更可能に構成し、同一レベルで並設された複数のグラ
ビティーローラコンベヤに対しても水平駆動ローラコン
ベヤを介して択一的に接続可能に構成することもでき
る。また、各段のグラビティーローラコンベヤ2A〜2
Cに接続する水平駆動コンベヤとしてローラコンベヤ1
3A〜13Cを示したが、ベルトコンベヤなど、他の駆
動コンベヤであっても良い。さらに搬出装置5も搬入装
置4A,4Bと同一構造に構成したが、搬出装置は本発
明に必須のものではないから、如何なる構成の搬出装置
を利用しても良い。
【0023】
【発明の作用及び効果】以上のように実施し得る本発明
の搬入装置によれば、1つの搬入用コンベヤ(11)を上下
に角度変更可能な主駆動ベルトコンベヤ(19)により上下
複数段に配列された保管用グラビティーローラコンベヤ
(2A〜2C) に択一的に接続させて、荷を各段の保管用グ
ラビティーローラコンベヤ (2A〜2C) の任意の一つに搬
入することができるのであるが、前記の上下角度変更可
能な主駆動ベルトコンベヤ(19)の遊端を直接グラビティ
ーローラコンベヤの端部に接続させるのではなく、両者
間に、各段グラビティーローラコンベヤ (2A〜2C) の端
部に接続させた水平駆動コンベヤ(13A〜13C)と前記主駆
動ベルトコンベヤ(19)の遊端に接続する常時水平姿勢の
副駆動ベルトコンベヤ(20)とを介在させたので、上下可
動のコンベヤと各段コンベヤとの間の荷の乗り移りは、
何れも水平姿勢の駆動コンベヤ(13A〜13C)と副駆動ベル
トコンベヤ(20)との間で行われることになる。
【0024】また、上下角度変更可能な主駆動ベルトコ
ンベヤ(19)は常に水平姿勢の副駆動ベルトコンベヤ(20)
と接続するのであるから、上り勾配のコンベヤから下り
勾配のグラビティーローラコンベヤに荷が乗り移る場合
のように、両コンベヤ間で荷が大きく姿勢変更して衝撃
を受けるというような不都合もない。
【0025】さらに、副駆動ベルトコンベヤ(20)とは別
に、各段グラビティーローラコンベヤ (2A〜2C) の端部
に前記副駆動ベルトコンベヤ(20)が接続する水平駆動コ
ンベヤ(13A〜13C)を配設したので、当該水平駆動コンベ
ヤ(13A〜13C)として、荷の加速に好都合な駆動ローラコ
ンベヤを利用して、グラビティーローラコンベヤ (2A〜
2C) へ荷を勢い良く送り込むようにし、以て、グラビテ
ィーローラコンベヤ (2A〜2C) の傾斜角度が緩くとも確
実に荷を搬出端まで滑動させることができるようにする
ことができる。しかもこのように実施しても、主駆動ベ
ルトコンベヤ(19)から水平駆動ローラコンベヤ上へ荷が
直接乗り移るのではなく、両コンベヤ間の副駆動ベルト
コンベヤ(20)を経由するのであるから、下り勾配の主駆
動ベルトコンベヤ(19)上から水平駆動ローラコンベヤへ
荷が直接乗り移る場合のように、当該荷の先端がコンベ
ヤローラ間に嵌まり込むような恐れもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 A図は本発明の搬入装置を利用した保管設備
の全体を示す概略側面図であり、B図は同平面図であ
る。
【図2】 搬入装置の詳細を示す縦断側面図である。
【図3】 搬出装置の詳細を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1A 保管用コンベヤユニット 1B 保管用コンベヤユニット 2A グラビティーローラコンベヤ 2B グラビティーローラコンベヤ 2C グラビティーローラコンベヤ 4A 搬入装置 4B 搬入装置 8 搬入用仕分けコンベヤ 9 仕分け手段 10 固定ガイド 11 水平送出コンベヤ部 11a コンベヤフレームの突出部(平行四連リンクの
一部) 13A 水平駆動ローラコンベヤ 13B 水平駆動ローラコンベヤ 13C 水平駆動ローラコンベヤ 14 中継駆動コンベヤ手段 18 主駆動ベルトコンベヤを支承する支軸 19 主駆動ベルトコンベヤ 19a コンベヤフレーム(平行四連リンクの一部) 20 副駆動ベルトコンベヤ 20a コンベヤフレームの突出部(平行四連リンクの
一部) 21 支持機構 22 副駆動ベルトコンベヤを支承する支軸 23 平行四連リンク 26 リンク 27 主駆動ベルトコンベヤの駆動用モータ 28 伝動ベルト(またはチェン) 29 シリンダユニット

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下複数段に配列された保管用グラビティ
    ーローラコンベヤ (2A〜2C) と1つの搬入用コンベヤ(1
    1)とを接続する搬入装置(4A,4B) であって、水平駆動コ
    ンベヤ(13A〜13C)と、中継駆動コンベヤ手段(14)とを有
    し、 水平駆動コンベヤ(13A〜13C)は、各段の保管用グラビテ
    ィーローラコンベヤ (2A〜2C) の搬入端に接続するよう
    に上下複数段設置され、 中継駆動コンベヤ手段(14)は、搬入用コンベヤ(11)の端
    部に接続する基部が上下揺動自在に軸支された1つの角
    度可変主駆動ベルトコンベヤ(19)と、この主駆動ベルト
    コンベヤ(19)の遊端を上下複数段の水平駆動コンベヤ(1
    3A〜13C)に択一的に接続する1つの副駆動ベルトコンベ
    ヤ(20)と、主駆動ベルトコンベヤ(19)の上下揺動に連動
    して副駆動ベルトコンベヤ(20)を水平姿勢に保持しなが
    ら上下に平行移動させる支持機構(21)とから成り、 主駆動ベルトコンベヤ(19)の角度変更により、搬入用コ
    ンベヤ(11)が水平姿勢の副駆動ベルトコンベヤ(20)を介
    して上下複数段の水平駆動コンベヤ(13A〜13C)に択一的
    に接続されるようにした搬入装置。
  2. 【請求項2】中継駆動コンベヤ手段(14)の支持機構(21)
    が、副駆動ベルトコンベヤ(20)の基部を主駆動ベルトコ
    ンベヤ(19)の遊端に上下揺動自在に軸支する支軸(22)
    と、主駆動ベルトコンベヤ(19)のフレームの一部(19a)
    を1つの上下傾動リンクとするとともに副駆動ベルトコ
    ンベヤ(20)のフレームの一部(20a) を1つの平行上下動
    リンクとする平行四連リンク(23)とから成る請求項1に
    記載の搬入装置。
  3. 【請求項3】中継駆動コンベヤ手段(14)の副駆動ベルト
    コンベヤ(20)のコンベヤベルト(20b) と主駆動ベルトコ
    ンベヤ(19)のコンベヤベルト(19b) とが互いに連動連結
    され、主駆動ベルトコンベヤ(19)を駆動用モータ(27)付
    きとして成る請求項1または2に記載の搬入装置。
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