JP2001199079A - インクジェット式記録装置 - Google Patents

インクジェット式記録装置

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JP2001199079A
JP2001199079A JP2000012460A JP2000012460A JP2001199079A JP 2001199079 A JP2001199079 A JP 2001199079A JP 2000012460 A JP2000012460 A JP 2000012460A JP 2000012460 A JP2000012460 A JP 2000012460A JP 2001199079 A JP2001199079 A JP 2001199079A
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Japan
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ink
air
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ink jet
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JP2000012460A
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Kimitoshi Kimura
仁俊 木村
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Seiko Epson Corp
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Priority to DE60135045T priority patent/DE60135045D1/de
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Priority to EP06019558A priority patent/EP1747888B1/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気加圧ポンプにより生成される空気圧によ
ってメインタンクからキャリッジに搭載された記録ヘッ
ド側にインクを補給する記録装置において、空気加圧ポ
ンプの駆動を適正に制御させること。 【解決手段】 空気加圧ポンプとメインタンクとの間の
空気流路には、加圧空気の圧力を検出する圧力検出器2
3が配置される。そして、圧力検出器による検出圧力に
よって生成される制御信号に基づいて、空気加圧ポンプ
の駆動を制御するように構成される。圧力検出器23に
は、加圧空気の空気圧を受けて変位するダイヤフラム4
3と、ダイヤフラムの変位量に基づいて制御信号を発生
するフォトセンサによる出力発生手段46が具備され、
出力発生手段46による制御信号によって加圧ポンプが
断続的に駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクが貯留され
たメインタンクに対して空気加圧ポンプにより生成され
る加圧空気が印加され、前記加圧空気の作用によりメイ
ンタンクからキャリッジに搭載された記録ヘッド側にイ
ンクを補給するように構成したインクジェット式記録装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット式記録装置は、印刷時の
騒音が比較的小さく、しかも小さなドットを高い密度で
形成できるため、昨今においてはカラー印刷を含めた多
くの印刷に使用されている。このようなインクジェット
式記録装置は、一般にキャリッジ上に搭載されて記録用
紙の幅方向に移動するインクジェット式記録ヘッドと、
記録用紙を記録ヘッドの移動方向に対して直行する方向
に相対的に移動させる紙送り手段が備えられ、印刷デー
タに基づいて記録ヘッドよりインク滴を吐出させること
により記録用紙に対して記録が行われる。
【0003】そしてキャリッジ上に例えばブラック、イ
エロー、シアン、マゼンタの各インクの吐出可能な記録
ヘッドを搭載し、ブラックインクによるテキスト印刷ば
かりでなく、各インクの吐出割合を変えることにより、
フルカラー印刷を可能にしている。
【0004】一方、例えばオフィス向けまたは業務用に
提供されるこの種の記録装置においては、比較的大量の
印刷に対応させるために、大容量のインクカートリッジ
を配備する必要が生じ、このためにインクカートリッジ
としてのメインタンクを例えば装置本体側に配置された
装着装置(カートリッジホルダ)に装填させる形式の記
録装置が提供されている。
【0005】そして、記録ヘッドが搭載されたキャリッ
ジ上にはサブタンクが配置され、前記各メインタンクか
ら各サブタンクに対してインク補給チューブを介してそ
れぞれインクを補給し、さらに各サブタンクからそれぞ
れ記録ヘッドに対してインクを供給するように構成され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、昨今におい
ては大きな紙面に対して印刷を行うことが可能な、キャ
リッジの走査距離の長い大型の記録装置が要求されてい
る。このような記録装置においては、スループットを向
上させるために、記録ヘッドにおいては益々多ノズル化
が図られている。さらに、スループットを向上させるた
めに、印刷を実行しながらメインタンクからキャリッジ
に搭載された各サブタンクに対して逐次インクを補給す
ることを可能とし、各サブタンクからそれぞれ記録ヘッ
ドに対してインクを安定して供給するような記録装置が
求められる。
【0007】このような記録装置においては、メインタ
ンクからキャリッジ上のサブタンクに対してそれぞれの
インクに対応してインク補給チューブを接続する必要が
あり、キャリッジの走査距離が大きいために必然的にチ
ューブの引き回し距離が増大する。しかも前記したとお
り、記録ヘッドにおいては多ノズル化が図られているた
めに、インクの消費量が多く、メインタンクからサブタ
ンクに接続された各インク補給チューブ内においてイン
クの動圧が高まり、サブタンクに対するインクの補給量
が不足するという技術的課題を抱えている。
【0008】このような課題を解決するための一つの手
段として、例えばメインタンク側に空気圧を印加し、メ
インタンクからサブタンクに対して空気圧によって強制
的なインク流を発生させて、サブタンクに対して必要十
分なインクを補給する構成が採用し得る。
【0009】このような構成を採用しようとした場合に
は、メインタンク側に加圧空気を印加するための空気加
圧ポンプが必要となる。そして、この空気加圧ポンプは
記録装置への駆動電源の投入中において、常時駆動状態
とすることでメインタンク側に加圧空気を安定して印加
することができ、この種のインク供給システムの動作を
保障することができる。
【0010】しかしながら、前記加圧ポンプを常時駆動
状態とした場合には、加圧ポンプにより発生する騒音が
問題となり、また加圧ポンプの耐久性も問題となる。し
たがって、これらの対策に対するコストアップという別
の問題点も発生する。そこで、各メインタンクに対する
適正な空気圧を維持できる範囲で、前記加圧ポンプを断
続的に駆動する構成することが望まれる。
【0011】本発明は、前記したような技術的な課題に
基づいてなされたものであり、加圧ポンプよりメインタ
ンクに印加される空気圧を検出し、その検出値に基づく
制御信号によって加圧ポンプの駆動を制御し、メインタ
ンクに加わる空気圧が常に適正な範囲に管理できるよう
に構成したインクジェット式記録装置を提供することを
目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ためになされた本発明にかかるインクジェット式記録装
置は、インクが貯留されたメインタンクに対して空気加
圧ポンプにより生成される加圧空気が印加され、前記加
圧空気の作用によりメインタンクからキャリッジに搭載
された記録ヘッド側にインクを補給するように構成した
インクジェット式記録装置であって、前記空気加圧ポン
プとメインタンクとの間の空気流路には、加圧空気の圧
力を検出する圧力検出器が配置され、前記圧力検出器に
よる検出圧力によって生成される制御信号に基づいて、
前記空気加圧ポンプの駆動を制御するように構成され、
前記圧力検出器には、加圧空気の空気圧を受けて変位す
るダイヤフラムと、前記ダイヤフラムの変位量に基づい
て制御信号を発生する出力発生手段が具備される。
【0013】この場合、好ましくは前記メインタンク
は、その外郭が気密状態に形成され、内部にインクを封
入した可撓性素材により形成されたインクパックが収納
されると共に、メインタンクの外郭構成部材とインクパ
ックとで形成される圧力室内に前記空気加圧ポンプによ
り生成される加圧空気が印加されるように構成される。
【0014】また、好ましくは前記メインタンクからイ
ンク補給路を介してキャリッジに搭載されたサブタンク
にインクを補給し、前記サブタンクよりキャリッジに搭
載された前記記録ヘッドに対してインクが供給されるよ
うに構成される。加えて、前記メインタンクからサブタ
ンクに至るインク補給路が、可撓性のインク補給チュー
ブにより構成されていることが望ましい。
【0015】そして、好ましい実施の形態においては、
前記出力発生手段は、ダイヤフラムの変位によって進退
される可動部材と、前記可動部材の移動経路を横断する
ようにして配置された光源と受光素子とによるフォトセ
ンサより構成され、前記フォトセンサを構成する受光素
子の出力に基づいて前記制御信号を発生するように構成
される。
【0016】また、好ましい他の実施の形態において
は、前記出力発生手段は、ダイヤフラムの変位によって
進退される可動部材と、前記可動部材の移動経路に光を
投射する光源と前記可動部材の移動に基づく前記光源の
反射光を受光する受光素子とによるフォトセンサより構
成され、前記フォトセンサを構成する受光素子の出力に
基づいて前記制御信号を発生するように構成される。
【0017】そして、前記したいずれの形態において
も、前記ダイヤフラムは弾性素材により構成され、前記
ダイヤフラムが受ける空気圧と、ダイヤフラムの復帰力
とのバランスによるダイヤフラムの変位に基づいて、前
記可動部材が進退されるようになされた構成が採用し得
る。また、前記ダイヤフラムの復帰方向に付勢するばね
部材がさらに具備され、前記ダイヤフラムが受ける空気
圧と、ダイヤフラムの復帰力ならびに前記ばね部材の付
勢力とのバランスによるダイヤフラムの変位に基づい
て、前記可動部材が進退されるようになされた構成も採
用することができる。
【0018】一方、前記ダイヤフラムは好ましくはゴム
により構成される。また、前記ダイヤフラムはゴムと布
により構成される場合もある。この場合、前記可動部材
には前記ダイヤフラムの空気圧による過度の変位を阻止
する段差部が形成されていることが望ましい。さらに、
前記ばね部材の付勢力を受けて、前記ダイヤフラムの過
度の変位を阻止するストッパー部材が具備されているこ
とが望ましい。
【0019】また、前記可動部材は前記ダイヤフラムと
一体に成形された構成を採用することができる。そし
て、前記したいずれの形態を採用するにしても、ダイヤ
フラムをケースの開口部を閉塞するように配置すること
により、ケースの内部に空気加圧ポンプからの空気圧を
受ける空間部を形成した構成とし、前記ケースには空気
加圧ポンプからの加圧空気を空間部に導入するための加
圧空気導入用の接続管と、前記空間部から各メインタン
クに対してそれぞれ加圧空気を分配する複数の加圧空気
分配用の接続管とが形成されることが望ましい。
【0020】前記したインクジェット式記録装置による
と、メインタンクに対して加圧ポンプにより生成される
加圧空気が印加されるため、キャリッジに搭載された記
録ヘッド側に対して、その空気圧の作用により必要十分
なインク量を補給することができる。そして、空気加圧
ポンプとメインタンクとの間の空気流路に配置された圧
力検出器によって、メインタンクに対する加圧状態が監
視され、この圧力検出器により生成される制御信号によ
って、加圧ポンプが断続的に駆動されるように制御され
る。
【0021】この場合、圧力検出器には加圧空気の空気
圧を受けて変位するダイヤフラムが具備されており、こ
のダイヤフラムの変位量に基づいて出力発生手段が、加
圧ポンプの駆動を制御する制御信号を発生する。前記出
力発生手段にはダイヤフラムの変位によって進退される
可動部材が具備されており、この可動部材の移動状態を
フォトセンサにより検出することで、加圧ポンプの駆動
を制御する制御信号が生成される。
【0022】したがって、ダイヤフラムとフォトセンサ
による比較的単純な構成によって圧力検出器が構成され
るので、比較的安価にこれを実現することができる。ま
た、この圧力検出器により生成される制御信号によっ
て、加圧ポンプが断続的に駆動されるように作用するの
で、加圧ポンプの常時の駆動による騒音の発生、および
耐久性についての問題も解消させることが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるインクジェ
ット式記録装置について、図に示す実施の形態に基づい
て説明する。図1は、本発明が適用され得るインクジェ
ット式記録装置の一例を上面図によって示したものであ
る。図1において符号1はキャリッジであり、このキャ
リッジ1はキャリッジモータ2によって駆動されるタイ
ミングベルト3を介し、走査ガイド部材4に案内されて
紙送り部材5の長手方向、すなわち記録用紙の幅方向で
ある主走査方向に往復移動されるように構成されてい
る。そして、図1には示されていないが、キャリッジ1
の紙送り部材5に対向する面には、後述するインクジェ
ット式記録ヘッド6が搭載されている。
【0024】また、キャリッジ1には前記記録ヘッドに
インクを供給するためのサブタンク7a〜7dが搭載さ
れている。このサブタンク7a〜7dは、この実施の形
態においては、その内部において各インクを一時的に貯
留するために、それぞれのインクに対応して4個具備さ
れている。そして、このサブタンク7a〜7dに対して
装置の端部に配置されたカートリッジホルダ8に装填さ
れたインクカートリッジとしてのメインタンク9a〜9
dから、インク供給路を構成する可撓性のインク補給チ
ューブ10,10,……をそれぞれ介して、ブラック、
イエロー、マゼンタおよびシアンの各インクが補給され
るように構成されている。
【0025】一方、前記キャリッジ1の移動経路上にお
ける非印字領域(ホームポジョン)には、記録ヘッドの
ノズル形成面を封止することができるキャッピング手段
11が配置されており、さらにこのキャッピング手段1
1の上面には、前記記録ヘッドのノズル形成面を封止し
得るゴム等の可撓性素材により形成されたキャップ部材
11aが配置されている。そして、キャリッジ1がホー
ムポジョンに移動したときに、前記キャップ部材11a
によって、記録ヘッドのノズル形成面が封止されるよう
に構成されている。
【0026】このキャップ部材11aは、記録装置の休
止期間中において記録ヘッドのノズル形成面を封止し、
ノズル開口の乾燥を防止する蓋体として機能する。ま
た、このキャップ部材11aには、図には示されていな
いが、吸引ポンプ(チューブポンプ)におけるチューブ
の一端が接続され、吸引ポンプによる負圧を記録ヘッド
に作用させて、記録ヘッドからインクを吸引排出させる
クリーニング動作が実行されるように構成されている。
さらに、キャッピング手段11に隣接する印字領域側に
は、ゴムなどの弾性素材によるワイピング部材12が配
置されていて、必要に応じて記録ヘッドのノズル形成面
を払拭して清掃することができるように構成されてい
る。
【0027】次に図2は、図1に示した記録装置に搭載
されたインク供給システムの構成を模式的に示したもの
であり、このインク供給システムについて同一符号で示
した図1と共に説明する。図1および図2において、符
号21は空気加圧ポンプを示しており、この空気加圧ポ
ンプ21により加圧された空気は、圧力調整弁22に供
給され、さらに圧力調整弁22より圧力検出器23を介
して前記した各メインタンク9a〜9d(図2において
は代表して符号9として示しており、以下において代表
して単に符号9として説明する場合もある。)にそれぞ
れ加圧空気が供給されるように構成されている。
【0028】前記圧力調整弁22は、空気加圧ポンプ2
1によって加圧された空気圧が過度の状態に達した時
に、圧力を開放して各メインタンク9a〜9dに加わる
空気圧を所定の範囲に維持させる機能を有している。こ
れは、後述する圧力検出器23と空気加圧ポンプ21に
よる制御系統に何らかの障害が発生して、加圧ポンプ2
1が駆動状態を継続し、過剰な空気圧がメインタンク9
に印加されて後述するインクパック24を破損させるな
どの問題を回避できるように作用する。
【0029】さらに、圧力検出器23は、空気加圧ポン
プ21によって加圧された空気圧を検知し、空気加圧ポ
ンプ21の駆動を制御するように機能する。すなわち、
空気加圧ポンプ21によって加圧された空気圧が所定の
圧力に達したことを検出した場合には、空気加圧ポンプ
21の駆動を停止させると共に、圧力検出器23によっ
て空気圧が定められた圧力以下となったことを検出した
場合には、空気加圧ポンプ21を駆動させるように制御
し、この繰り返しによって前記した各メインタンク9a
〜9dに加わる空気圧が所定の範囲に維持されるように
機能する。
【0030】前記メインタンク9は、その概略構成が図
2に示されたように、その外郭が気密状態に形成されて
おり、その内部にはインクを封入した可撓性素材により
形成されたインクパック24が収納されている。そし
て、メインタンク9とインクパック24とで形成される
空間が圧力室25を構成しており、この圧力室25内
に、圧力検出器23を介した加圧空気が供給されるよう
に構成されている。この構成により、各メインタンク9
a〜9dに収納された各インクパック24は、それぞれ
加圧空気による圧力を受け、各メインタンク9a〜9d
から各サブタンク7a〜7dに対してインク流が発生さ
れるように構成されている。
【0031】前記各メインタンク9a〜9dにおいて加
圧されたインクは、インクパック24のインク出口付近
に配置された各インク補給バルブ26,26……および
各インク補給チューブ10,10,……をそれぞれ介し
て、キャリッジ1に搭載された各サブタンク7a〜7d
(図2においては代表して符号7として示しており、以
下において代表して単に符号7として説明する場合もあ
る。)に供給されるように構成されている。
【0032】前記サブタンク7は、図2にその基本構成
が示されているように、内部にフロート部材31が配置
されており、そのフロート部材31の一部には永久磁石
32が取り付けられている。そして、ホール素子に代表
される磁電変換素子33a,33bが基板34に装着さ
れて、サブタンク7の側壁に添接されている。この構成
により、フロート部材31に配置された永久磁石32
と、フロート部材の浮上位置にしたがった前記永久磁石
32による磁力線量に応じて、前記ホール素子33a,
33bにより電気的出力が発生されるインク量検出手段
を構成している。
【0033】したがって、例えばサブタンク7内のイン
ク量が少なくなった場合には、サブタンク内に収納され
たフロート部材31の位置が重力方向に移動し、これに
伴い前記永久磁石32の位置も重力方向に移動する。そ
れ故、永久磁石の移動によるホール素子33a,33b
の電気的出力は、サブタンク7内のインク量として感知
することができ、ホール素子33a,33bにより得ら
れた電気的出力によって、前記インク補給バルブ26が
開弁される。これにより、メインタンク9内で加圧され
ているインクは、インク量が低下したそれぞれのサブタ
ンク7内に個別に送出される。
【0034】そして、当該サブタンク7内におけるイン
ク量が所定の容量に達した場合には、前記したホール素
子33a,33bの電気的出力に基づいて前記インク補
給バルブ26が閉弁される。このような繰り返しによ
り、メインタンクからサブタンクに対して断続的にイン
クが補給されるように作用し、各サブタンクには常にほ
ぼ一定のインクが貯留されるようになされる。
【0035】このように、サブタンク内において空気圧
によって加圧された各インクが、サブタンク内に配置さ
れたそれぞれのフロート部材の位置に基づく電気的な出
力に基づいて、各サブタンクに対してインクが補給され
るように構成されているので、インクの補給レスポンス
を向上させることができ、サブタンク内のインクの貯留
量が適切に管理される。
【0036】そして、各サブタンク7からはバルブ35
およびこれに接続されたチューブ36を介して記録ヘッ
ド6に対してインクが供給されるように構成されてお
り、記録ヘッド6の図示せぬアクチェータに供給される
印刷データに基づいて、記録ヘッド6のノズル形成面に
形成されたノズル開口6aより、インク滴が吐出される
ように作用する。なお、図2において符号11は、前記
したキャッピング手段を示しており、このキャッピング
手段11に接続されたチューブは図示せぬ吸引ポンプ
(チューブポンプ)に接続されている。
【0037】図3は、前記した圧力検出器23の第1の
実施の形態を断面図によって示したものである。この圧
力検出器23は、その外形が円筒状に形成された上ケー
ス41と、同じく外形が円筒状に形成された下ケース4
2が具備されており、これら上ケース41と下ケース4
2との間には、可撓性弾性部材により円盤状に形成され
たダイヤフラム43が、その周縁部が挟持された形で配
置されている。前記ダイヤフラム43は、図3に示され
たようにその中央部に厚肉部43aが形成されており、
この厚肉部43aと周縁部との間には、断面が半円状に
なされた薄肉部43bが形成されている。なお、このダ
イヤフラム43は好ましくはゴム素材により構成され
る。また、ダイヤフラム43は布にゴム素材を充填した
状態で形成されることもあり、この場合においてはダイ
ヤフラムとしての耐久性を高めることができる。
【0038】一方、上ケース41の上部には、円筒体4
1aが一体に形成されており、この円筒体41aのさら
に内側の上部には内筒体41bが円筒体41aと一体と
なるように形成されている。なお、図3に示された断面
状態においては、前記内筒体41bは浮いた状態に描か
れているが、この内筒体41bは、図に示された状態に
対し、周方向に直交する位置で円筒体41aに結合され
ている。換言すれば、図に示されたように円筒体41a
と内筒体41bとの間には、対向するようにして一対の
開口部41cが形成されている。
【0039】前記円筒体41aの内部には、可動部材4
4が軸方向(図3において上下方向)に摺動できるよう
に収納されている。この可動部材44は、二股状に形成
され、且つそれぞれの先端部には爪状のストッパー部材
44aが形成されており、このストッパー部材44aが
前記開口部41cに入り込んで、円筒体41aの上端部
に係合するように構成されている。
【0040】そして、可動部材44には、その内底部か
ら一体に起立された起立部44bが形成されており、図
3に示す実施の形態においては、前記内筒体41bの下
端部と可動部材44の内底部との間には、起立部44b
を捲装するようにしてコイル状のばね部材45が配備さ
れている。この構成により前記可動部材44は、ばね部
材45によって図における下方向に付勢されるように構
成されており、これにより可動部材44の下底部は、前
記ダイヤフラム43の中央の厚肉部43aの上面に当接
するように構成されている。
【0041】一方、前記下ケース42には、その下底部
に空気加圧ポンプ21からの加圧空気を、下ケース42
とダイヤフラム43との間の空間部42aに導入するた
めの加圧空気導入用の接続管42bと、前記空間部42
aから各メインタンク9に対してそれぞれ加圧空気を分
配する複数の加圧空気分配用の接続管42cとが形成さ
れている。この実施の形態においては、前記したように
4つのメインタンク9が備えられており、この場合にお
いては加圧空気分配用の接続管42cは、その数に応じ
て4個備えられる。なお、図4はこれを断面図で示して
いる関係で、2つの加圧空気分配用の接続管42cが示
されている。
【0042】この構成によって、空気加圧ポンプ21か
らの加圧空気は、加圧空気導入用の接続管42bを介し
て圧力検出器23の空間部42aに導入され、また各加
圧空気分配用の接続管42cを介して各メインタンク9
における圧力室25に加圧空気が印加されるように作用
する。そして、空間部42aに導入された加圧空気の作
用を受けて、前記ダイヤフラム43は図中上方向に変位
され、可動部材44を上方に押し上げるように作用す
る。なお、前記ダイヤフラム43と上ケース41との間
に形成される空間部は、円筒体41aと可動部材44と
の隙間を介して大気に連通されている。
【0043】そして、この実施の形態においては、前記
したように可動部材44は、ばね部材45によって図に
おける下方向に付勢されるように構成されており、した
がって前記ダイヤフラム43が受ける空気圧と、ダイヤ
フラムの弾性による復帰力ならびに前記ばね部材45の
付勢力とのバランスによるダイヤフラムの変位に基づい
て、前記可動部材44が上下に移動される。
【0044】一方、前記可動部材44に形成された起立
部44bにおける先端部の移動経路には、出力発生手段
を構成するフォトセンサ46が配置されている。このフ
ォトセンサ46には光源46aと受光素子46bが対向
するように配置されており、したがって、前記空間部4
2aに導入された加圧空気を受けてダイヤフラム43が
所定以上に変位した場合には、前記可動部材44に形成
された起立部44bの先端部が、フォトセンサ46を構
成する光源46aと受光素子46bとの光軸を遮断する
ように作用する。
【0045】それ故、空気加圧ポンプ21が駆動されて
加圧空気が所定の圧力以上に達すると、ダイヤフラムの
変位によって起立部44bが押し上げられ、フォトセン
サ46による光軸を遮断するために、この時の受光素子
46bの出力に基づいて前記空気加圧ポンプ21の駆動
が停止されるようになされる。また、インクの消費等に
伴い空気圧が低下した場合においては、ダイヤフラムの
弾性による復帰力と前記ばね部材45の付勢力とによ
り、可動部材44に形成された起立部44bにおける先
端部は、光源46aと受光素子46bとによる光軸から
離れる。これにより受光素子46bに出力が発生し、こ
れに基づいて前記空気加圧ポンプ21を駆動すべき制御
信号が発生される。
【0046】この場合、フォトセンサを構成する前記受
光素子46bの出力に基づく制御信号は、例えば空気加
圧ポンプ21に直結された図示せぬモータを駆動または
停止させるように利用される場合もあり、または他の機
構ユニットを駆動するためのモータを兼用する場合にお
いては、駆動系統に配置された図示せぬクラッチ機構の
噛み合いを制御するよう利用することができる。
【0047】なお、図3におけるA部に示されたよう
に、可動部材44には加圧空気を受けた場合にダイヤフ
ラム43が過度に変位を阻止するのを阻止するための段
差部44dが形成されている。この構成と作用を説明す
るために、図3のA部を図4に拡大して示している。す
なわち、図4の上半部に示す図はダイヤフラムが、通常
またはそれ以下の空気圧を受けている状態を示してお
り、また図4の下半部に示す図はダイヤフラムが、所定
以上の空気圧を受けた状態を示している。
【0048】図4に示すように、ダイヤフラムが、通常
またはそれ以下の空気圧を受けている状態から、所定以
上の空気圧を受けた状態に変化した場合には、可動部材
44が図中上部方向に移動し、可動部材44の内底部か
ら一体に起立された起立部44bに形成された段差部4
4dが、内筒体41bの下端部を構成する当接部41d
に当接して可動部材44のさらなる上昇を阻止するよう
に構成されている。これにより、前記ダイヤフラム43
が過度の変位を受けるのを回避することができ、圧力検
出器23としての正常な機能が保証されるようになされ
ている。
【0049】また、図3に示した実施の形態において
は、可動部材44は二股状に形成され、且つそれぞれの
先端部に爪状のストッパー部材44aが配置されている
ので、このストッパー部材44aが円筒体41aの上端
部に係合することで、前記ダイヤフラム43は、前記ば
ね部材45による過度の変位を受けないようになされて
いる。しかしながら、前記したような爪状のストッパー
部材44aが形成されない場合においては、下ケース4
2の下底部中央に想像線で示したように円柱状のストッ
パー部材42dを一体に成形し、これによりダイヤフラ
ムの過度の変位を阻止するように作用させることが望ま
しい。
【0050】次に図5は、圧力検出器の第2の実施の形
態を断面図によって示したものである。なお、図5に示
す圧力検出器23においては、フォトセンサ46の部分
を除いて、その構成は図3および図4に示した形態と同
様になされている。したがって、図3および図4に示し
た代表的な各部に相当する部分を同一符号で示し、その
詳細な説明は省略する。
【0051】この図5に示す形態においては、フォトセ
ンサ46は、可動部材における起立部44bの移動経路
に、光を投射する光源46aと起立部44bの移動に基
づく前記光源の反射光を受光する受光素子46bとによ
り構成されている。したがって、この構成においては、
起立部44bとして反射特性の良好な白色の合成樹脂素
材を用いるか、または光源46aにおける投射光の経路
に対応する起立部44bの位置に、例えばアルミ箔等に
より構成された反射部材44cを配置することが望まし
い。
【0052】この図5に示した構成によると、空気加圧
ポンプ21が駆動されて加圧空気が所定の圧力以上に達
すると、ダイヤフラム43の変位によって可動部材にお
ける起立部44bが押し上げられ、起立部44bの先端
部、またはこれに配置された反射部材44cは、光源4
6aからの投射光を受けて受光素子46b側に反射させ
る。これによる受光素子46bの出力に基づいて前記空
気加圧ポンプ21の駆動を停止すべき制御信号が発生さ
れる。
【0053】また、インクの消費等に伴い空気圧が低下
した場合においては、ダイヤフラムの弾性による復帰力
と前記ばね部材45の付勢力とにより、可動部材44に
形成された起立部44bの先端部は、光源46aによる
光軸から離れる。これにより受光素子46bに対する反
射光の投射は遮断され、前記空気加圧ポンプ21を駆動
すべき制御信号が発生される。
【0054】なお、以上説明した図3乃至図5に示す圧
力検出器23の実施の形態においては、いずれも上ケー
ス41に形成された内筒体41bの下端と可動部材44
の内底部との間に、起立部44bを捲装するようにして
コイル状のばね部材45が配置されている。しかしなが
ら、前記ばね部材45を除いた構成においても同様の機
能を有する圧力検出器23を構成することができる。
【0055】この場合においては、弾性素材により構成
されたダイヤフラム43の復帰力と、ダイヤフラムが受
ける空気圧とのバランスによるダイヤフラムの変位に基
づいて前記可動部材が進退されるように構成される。し
たがって、このような構成を採用する場合においては、
可動部材44の下底部がダイヤフラム43の厚肉部43
aの上面に接着された構成になされているか、またはダ
イヤフラム43の厚肉部43aが可動部材44の下底部
に一体成形されて、両者が機械的に接続された構成にな
されている必要がある。
【0056】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
かかるインクジェット式記録装置によると、空気加圧ポ
ンプとメインタンクとの間の空気流路には、加圧空気の
圧力を検出する圧力検出器が配置され、この圧力検出器
による検出圧力によって生成される制御信号に基づい
て、前記加圧ポンプの駆動が制御される。したがって、
加圧ポンプが常時駆動されることによる騒音の発生や、
耐久性についての問題も解消させることが可能となる。
【0057】加えて、前記圧力検出器として、加圧空気
の空気圧を受けて変位するダイヤフラムと、ダイヤフラ
ムの変位量に基づいて制御信号を発生する出力発生手段
を具備した構成としたことで、比較的単純な構成によっ
て加圧ポンプの駆動を制御させることができ、この種の
インクジェット式記録装置の動作の信頼性を向上させる
ことに寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェット式記録装置の
全体構成を示した平面図である。
【図2】メインタンクから記録ヘッドに至るインク供給
システムを示した模式図である。
【図3】図2に示したインク供給システムにおいて用い
られる圧力検出器の第1の実施の形態を示した断面図で
ある。
【図4】図3に示した圧力検出器の一部の構成を拡大し
て示した断面図である。
【図5】同じく圧力検出器の第2の実施の形態を示した
断面図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ 6 記録ヘッド 7(7a,7b,7c,7d) サブタンク 8 カートリッジホルダ 9(9a,9b,9c,9d) メインタンク(インク
カートリッジ) 10 インク補給チューブ
(インク補給路) 21 空気加圧ポンプ 22 圧力調整弁 23 圧力検出器 24 インクパック 25 圧力室 26 インク補給バルブ 31 フロート部材 32 永久磁石 33(33a,33b) ホール素子 41 上ケース 41a 円筒体 41b 内筒体 41d 当接部 42 下ケース 42a 空間部 42b 加圧空気導入用接続管 42c 加圧空気分配用接続管 42d ストッパー部材 43 ダイヤフラム(圧力検
出器) 43a 厚肉部 43b 薄肉部 44 可動部材 44a ストッパー部材 44b 起立部 44c 反射部材 44d 段差部 45 ばね部材 46 フォトセンサ(出力発
生手段) 46a 光源 46b 受光素子

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクが貯留されたメインタンクに対し
    て空気加圧ポンプにより生成される加圧空気が印加さ
    れ、前記加圧空気の作用によりメインタンクからキャリ
    ッジに搭載された記録ヘッド側にインクを補給するよう
    に構成したインクジェット式記録装置であって、 前記空気加圧ポンプとメインタンクとの間の空気流路に
    は、加圧空気の圧力を検出する圧力検出器が配置され、
    前記圧力検出器による検出圧力によって生成される制御
    信号に基づいて、前記空気加圧ポンプの駆動を制御する
    ように構成され、前記圧力検出器には、加圧空気の空気
    圧を受けて変位するダイヤフラムと、前記ダイヤフラム
    の変位量に基づいて制御信号を発生する出力発生手段が
    具備されてなるインクジェット式記録装置。
  2. 【請求項2】 前記メインタンクは、その外郭が気密状
    態に形成され、内部にインクを封入した可撓性素材によ
    り形成されたインクパックが収納されると共に、メイン
    タンクの外郭構成部材とインクパックとで形成される圧
    力室内に前記空気加圧ポンプにより生成される加圧空気
    が印加されるように構成した請求項1に記載のインクジ
    ェット式記録装置。
  3. 【請求項3】 前記メインタンクからインク補給路を介
    してキャリッジに搭載されたサブタンクにインクを補給
    し、前記サブタンクよりキャリッジに搭載された前記記
    録ヘッドに対してインクが供給されるように構成した請
    求項1または請求項2に記載のインクジェット式記録装
    置。
  4. 【請求項4】 前記メインタンクからサブタンクに至る
    インク補給路が、可撓性のインク補給チューブにより構
    成されている請求項3に記載のインクジェット式記録装
    置。
  5. 【請求項5】 前記出力発生手段は、前記ダイヤフラム
    の変位によって進退される可動部材と、前記可動部材の
    移動経路を横断するようにして配置された光源と受光素
    子とによるフォトセンサより構成され、前記フォトセン
    サを構成する受光素子の出力に基づいて前記制御信号を
    発生するように構成した請求項1乃至請求項4のいずれ
    かに記載のインクジェット式記録装置。
  6. 【請求項6】 前記出力発生手段は、前記ダイヤフラム
    の変位によって進退される可動部材と、前記可動部材の
    移動経路に光を投射する光源と前記可動部材の移動に基
    づく前記光源の反射光を受光する受光素子とによるフォ
    トセンサより構成され、前記フォトセンサを構成する受
    光素子の出力に基づいて前記制御信号を発生するように
    構成した請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のイン
    クジェット式記録装置。
  7. 【請求項7】 前記ダイヤフラムは弾性素材により構成
    され、前記ダイヤフラムが受ける空気圧と、ダイヤフラ
    ムの復帰力とのバランスによるダイヤフラムの変位に基
    づいて、前記可動部材が進退されるように構成された請
    求項5または請求項6に記載のインクジェット式記録装
    置。
  8. 【請求項8】 前記ダイヤフラムの復帰方向に付勢する
    ばね部材がさらに具備され、前記ダイヤフラムが受ける
    空気圧と、ダイヤフラムの復帰力ならびに前記ばね部材
    の付勢力とのバランスによるダイヤフラムの変位に基づ
    いて、前記可動部材が進退されるように構成された請求
    項5または請求項6に記載のインクジェット式記録装
    置。
  9. 【請求項9】 前記ダイヤフラムがゴムにより構成され
    る請求項1または請求項5乃至請求項8のいずれかに記
    載のインクジェット式記録装置。
  10. 【請求項10】 前記ダイヤフラムがゴムと布により構
    成される請求項1または請求項5乃至請求項8のいずれ
    かに記載のインクジェット式記録装置。
  11. 【請求項11】 前記可動部材に前記ダイヤフラムの空
    気圧による過度の変位を阻止する段差部が形成された請
    求項5乃至請求項10のいずれかに記載のインクジェッ
    ト式記録装置。
  12. 【請求項12】 前記ばね部材の付勢力を受けて、前記
    ダイヤフラムの過度の変位を阻止するストッパー部材が
    さらに具備されてなる請求項8に記載のインクジェット
    式記録装置。
  13. 【請求項13】 前記可動部材が前記ダイヤフラムと一
    体に成形された請求項5乃至請求項8のいずれかに記載
    のインクジェット式記録装置。
  14. 【請求項14】 前記ダイヤフラムがケースの開口部を
    閉塞するように配置することにより、ケースの内部に空
    気加圧ポンプからの空気圧を受ける空間部が形成されて
    なる請求項1乃至請求項13のいずれかに記載のインク
    ジェット式記録装置。
  15. 【請求項15】 前記ケースには空気加圧ポンプからの
    加圧空気を空間部に導入するための加圧空気導入用の接
    続管と、前記空間部から各メインタンクに対してそれぞ
    れ加圧空気を分配する複数の加圧空気分配用の接続管と
    が形成されてなる請求項14に記載のインクジェット式
    記録装置。
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