JP3770307B2 - インクジェット式記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクカートリッジに対して加圧空気を供給することで、空気圧によってインクカートリッジからキャリッジに搭載された記録ヘッド側にインクを供給するように構成したインクジェット式記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェット式記録装置は、一般にキャリッジ上に搭載されて記録用紙の幅方向に移動するインクジェット式記録ヘッドと、記録用紙を記録ヘッドの移動方向に対して直行する方向に相対的に移動させる紙送り手段が備えられ、印刷データに基づいて記録ヘッドよりインク滴を吐出させることにより記録用紙に対して記録が行われる。
【0003】
一方、例えばオフィス向けまたは業務用に提供されるこの種の記録装置においては、比較的大量の印刷に対応させるために、大容量のインクカートリッジを配備する必要が生じ、このためにインクカートリッジを例えば装置の本体側に配置された装着装置(カートリッジホルダ)に装填させる形式の記録装置が提供されている。
【0004】
そして、記録ヘッドが搭載されたキャリッジ上にはサブタンクが配置され、前記インクカートリッジとしてのメインタンクから各サブタンクに対してインク補給チューブを介してそれぞれインクを補給し、さらに各サブタンクからそれぞれ記録ヘッドに対してインクを供給するように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、昨今においては大型の紙面に対して印刷を行うことが可能な、キャリッジの走査距離の長い大型の記録装置の需要が増大している。このような記録装置においては、スループットを向上させるために、記録ヘッドにおいては益々多ノズルかが図られている。さらに、スループットを向上させるために、印刷を実行しながらインクカートリッジからキャリッジに搭載された各サブタンクに対して逐次インクを補給することを可能とし、各サブタンクからそれぞれ記録ヘッドに対してインクを安定して供給するような記録装置が求められる。
【0006】
このような記録装置においては、インクカートリッジからキャリッジ上のサブタンクに対して、それぞれのインクに対応してインク補給チューブを接続する必要があり、キャリッジの走査距離が大きいために必然的にチューブの引き回し距離が増大する。しかも前記したとおり、記録ヘッドにおいては多ノズル化が図られているために、インクの消費量が多く、インクカートリッジからサブタンクに接続された各インク補給チューブ内においてインクの動圧(圧力損失)が高まり、サブタンクに対するインクの補給量が不足するという技術的な課題を抱えている。
【0007】
このような課題を解決するための一つの手段として、例えばインクカートリッジ内に収納したインクパックを空気で加圧することにより、カートリッジからサブタンクに対してインク流を発生させて、サブタンクに対してインクの補給を可能にする構成が好適に採用される。このように、加圧空気の作用によってカートリッジからインクを補給するように構成した記録装置においては、インク補給チューブを介したインクの補給量が、記録ヘッドの印刷状態におけるインクの最大吐出量(フルデューティ時のインクの吐出量)をカバーするように前記加圧空気の圧力が設定されていることが必要である。
【0008】
一方、この種の記録装置に用いられている記録ヘッドは、圧力発生室で加圧したインクをノズル開口からインク滴として記録用紙に吐出させて印刷を行なう関係上、例えばノズル開口からの溶媒の蒸発に起因するインク粘度の上昇やインクの固化により印刷不良を起こすという問題を抱えている。このために、キャッピング手段により記録ヘッドのノズル形成面を封止し、吸引ポンプからの負圧によりノズル開口からインクを吸引してインクの吐出不良を解消させるクリーニング動作が実行される。
【0009】
このようなクリーニング動作を実行した場合には、記録ヘッドの印刷状態におけるインクの最大吐出量よりも遥かに多くのインクを消費する。したがって、前記したように印刷状態におけるインクの最大吐出量をカバーする程度に前記加圧空気の圧力を設定した場合においては、クリーニング動作時においてサブタンク内のインクが不足して十分なクリーニング効果を発揮することができない。さらには、サブタンクから記録ヘッドに至るインク流路に気泡が入り込む事態が招来され、これにより重度の印刷不良状態に陥る場合も発生する。このような事態を避けるためには、クリーニング動作の実行によってもサブタンク内のインクが不足しないようなインクの補給流速を得る必要がある。このために、インクカートリッジに与える加圧空気の圧力をさらに高く設定することが必要となる。
【0010】
しかしながら、インクカートリッジに対する加圧空気を前記したように高く設定しようとする場合には、加圧ポンプの機能の向上を図る必要が生ずることはもとより、カートリッジ内のインクパックの耐圧を向上させる必要が発生し、また、長期にわたって加圧空気の供給系における耐圧の信頼性を確保する必要が発生する。したがって、これらに対応するためのコストアップは免れない。
【0011】
本発明は、このような技術的な観点に基づいてなされたものであり、記録ヘッドの印刷状態におけるインクの最大吐出量をカバーする程度に前記加圧空気の圧力を設定することができ、しかもクリーニング動作時におけるインクの不足を解消することができるインクジェット式記録装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するためになされた本発明にかかるインクジェット式記録装置は、キャリッジに搭載されて記録用紙の幅方向に往復移動される記録ヘッドと、前記記録ヘッドと共にキャリッジに搭載され、インクカートリッジからインク補給路を介してインクの補給を受けると共に、前記記録ヘッドにインクを供給するサブタンクとが具備され、前記インクカートリッジに対して加圧空気を供給することで、空気圧によってインクカートリッジからサブタンクに対してインクが補給されるように構成されたインクジェット式記録装置であって、前記サブタンクに貯留されたインク量が所定値以下となったことをインク量検出手段によって検出した場合において、前記インク補給路を介してインクカートリッジからサブタンクに対してインクを補給するように構成されると共に、クリーニング動作中に前記サブタンクに貯留されたインク量が所定値以下となったことをインク量検出手段によって検出した場合にも前記インク補給路を介してインクカートリッジからサブタンクに対してインクを補給するように構成され、前記インク量検出手段により検出される前記所定値に対応するサブタンク内のインク容量が、一度のクリーニング動作によるインクの消費量からクリーニング動作中においてサブタンク内に補給されるインク量を差し引いた量以上かつ、前記一度のクリーニング動作によるインクの消費量未満に設定され、かつ、前記インク補給路を介したサブタンクへのインク補給量が、記録ヘッドの印刷状態におけるインクの最大吐出量をカバーするように前記加圧空気の圧力が設定されている点に特徴を有する。
【0014】
一方、前記インク量検出手段は、好ましくはサブタンク内に貯留されたインクによって浮上するフロート部材と、前記サブタンク内のインク量に応じた前記フロート部材の浮上位置にしたがって電気的出力を発生する出力発生手段とにより構成される。この場合、前記出力発生手段は、好ましくはフロート部材に配置された永久磁石と、フロート部材の浮上位置にしたがった前記永久磁石による磁力線量に応じて電気的出力を発生する磁電変換素子により構成される。
【0015】
そして、前記インク補給路に配置されて、出力発生手段からの電気的出力を受けて開閉制御されるバルブ手段が具備され、当該バルブ手段の開閉動作によって前記インクカートリッジからサブタンクに対して断続的にインクが補給されるように構成される。この場合、好ましくは前記インクカートリッジが、内部にインクが封入された可撓性素材により形成されたインクパックと、このインクパックを収納した気密状態に形成されたカートリッジケースより構成され、当該インクカートリッジを装填した状態においてカートリッジケースとインクパックとの間に形成された圧力室内に加圧空気を供給する加圧ポンプが配置される。
【0016】
そして、前記インクカートリッジからサブタンクに至るインク補給路としては、可撓性のインク補給チューブが好適に採用される。また、前記加圧空気の空気圧は、空気圧によって駆動されて変位する圧力検出器によって管理されるように構成される。この場合、好ましくは前記圧力検出器には、加圧空気を受けて変位するダイヤフラムと設定圧力における前記ダイヤフラムの変位に基づいて制御信号を発生する出力発生手段とが具備される。
【0017】
以上のように構成された記録装置によると、カートリッジ内に、内部にインクを封入した可撓性素材により形成されたインクパックが収納され、カートリッジの外郭ケースとインクパックとで形成される空間内に空気圧が印加されるので、カートリッジからサブタンクに至るインク補給チューブ等における圧力損失の発生にもかかわらず、サブタンクに対して確実にインクを補給することができる。そして、サブタンク内に配置されたフロート部材を備えたインク量検出手段は、サブタンク内のインクの貯留量に応じて重力方向に移動し、当該フロート部材に配置された永久磁石の磁力線を感知する磁電変換素子の出力により、サブタンク内のインクが所定値以下(以下、インクロー状態ともいう)となったことが検出される。
【0018】
これにより、インクカートリッジからサブタンクに至るインク補給路に配置されたバルブ手段が開弁され、カートリッジ内に供給された加圧空気の作用によりカートリッジよりサブタンクに対してインクが補給される。この場合、前記インク量検出手段によるインクロー状態の検出レベルが、一度のクリーニング動作の実行によるインクの消費によっても、サブタンク内にインクが残留するように設定されているので、クリーニング動作中にインクが空状態となって重度の印刷不良状態に陥るという問題を回避することができる。
【0019】
したがって、サブタンクへのインク補給量が、記録ヘッドの印刷状態におけるインクの最大吐出量をカバーするように前記加圧空気の圧力を設定することで正常な印刷状態を確保することができる。換言すれば、クリーニング動作の実行によって消費されるインク量を即時に補給できるような大きな設定圧力を持たせる必要はなく、これにより、加圧空気の供給系における信頼性を向上させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかるインクジェット式記録装置について、図に示す実施の形態に基づいて説明する。図1は、本発明が適用されたインクジェット式記録装置の一例を上面図によって示したものである。図1において符号1はキャリッジであり、このキャリッジ1はキャリッジモータ2によって駆動されるタイミングベルト3を介し、走査ガイド部材4に案内されて紙送り部材5の長手方向、すなわち記録用紙の幅方向である主走査方向に往復移動されるように構成されている。そして、図1には示されていないが、キャリッジ1の紙送り部材5に対向する面には、後述するインクジェット式記録ヘッド6が搭載されている。
【0021】
また、キャリッジ1には前記記録ヘッドにインクを供給するためのサブタンク7a〜7dが搭載されている。このサブタンク7a〜7dは、この実施の形態においては、その内部において各インクを一時的に貯留するために、それぞれのインクに対応して4個具備されている。そして、このサブタンク7a〜7dに対して装置の端部に配置されたカートリッジホルダ8に装填されたインクカートリッジとしてのメインタンク9a〜9dから、インク補給路を構成する各インク補給チューブ10,10,……をそれぞれ介して、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの各インクが補給されるように構成されている。
【0022】
一方、前記キャリッジ1の移動経路上における非印刷領域(ホームポジョン)には、記録ヘッドのノズル形成面を封止することができるキャッピング手段11が配置されている。このキャッピング手段11の上面には、前記記録ヘッドのノズル形成面を封止し得るゴム等の可撓性素材により形成されたキャップ部材11aが具備されている。そして、キャリッジ1がホームポジョンに移動したときに、これに追従して前記キャッピング手段11が上昇し、キャップ部材11aによって、記録ヘッドのノズル形成面が封止できるように構成されている。
【0023】
このキャップ部材11aは、記録装置の休止期間中において記録ヘッドのノズル形成面を封止し、ノズル開口の乾燥を防止する蓋体として機能する。また、このキャッピング手段11には、図2に基づいて後述するように、吸引ポンプ(チューブポンプ)におけるチューブの一端が接続されており、吸引ポンプによる負圧を記録ヘッドに作用させて、記録ヘッドからインクを吸引排出させるクリーニング動作が実行されるように構成されている。さらに、キャッピング手段11に隣接した印刷領域側には、ゴムなどの弾性素材により形成されたワイピング部材12が配置されていて、必要に応じて記録ヘッドのノズル形成面を払拭して清掃することができるように構成されている。
【0024】
次に図2は、図1に示した記録装置に搭載されたインク供給システムを模式的に示したものであり、このインク供給システムについて、同一符号で示した図1と共に説明する。図1および図2において、符号21は加圧ポンプを示しており、この加圧ポンプ21により生成された加圧空気は圧力調整弁22に供給され、圧力検出器23を介して前記した各メインタンク9a〜9d(図2においては代表して符号9として示しており、以下において代表して単に符号9として説明する場合もある。)にそれぞれ供給されるように構成されている。
【0025】
前記圧力調整弁22は、所定以上の空気圧が加わった場合において開弁し、加圧空気の一部を大気に逃がすことで、加圧空気の圧力を所定未満の範囲に維持させるように作用する。また、前記圧力検出器23は、加圧空気の圧力を検出して例えばオンまたはオフの電気信号を出力し、前記加圧ポンプ21を駆動する図示せぬモータを制御することで、後述するメインタンクの圧力室に一定の範囲の加圧空気を常に印加するように作用する。
【0026】
前記メインタンク9は、その概略構成が図2に示されたように、その外郭ケースが気密状態に形成されており、その内部にはインクを封入した可撓性素材により形成されたインクパック24が収納されている。そして、メインタンク9の外郭ケースとインクパック24とで形成される空間が圧力室25を構成しており、この圧力室25内に、圧力検出器23を介した加圧空気が供給されるように構成されている。この構成により、各メインタンク9a〜9dに収納された各インクパック24は、それぞれ加圧空気による加圧を受け、各メインタンク9a〜9dから各サブタンク7a〜7dに対してインク流が発生されるように作用する。
【0027】
したがって、前記各メインタンク9a〜9dにおいて加圧されたインクは、インク補給バルブ26,26……および各インク補給チューブ10,10,……をそれぞれ介して、キャリッジ1に搭載された各サブタンク7a〜7d(図2においては代表して符号7として示しており、以下において代表して単に符号7として説明する場合もある。)に個別に補給される。
【0028】
図2に示すサブタンク7の構成についての詳細な説明は後述するが、その基本構成は、内部にフロート部材31が配置されており、そのフロート部材31の一部には永久磁石32が取り付けられている。そして、ホール素子に代表される磁電変換素子33a,33bが基板34に装着されて、サブタンク7の側壁に添接されている。この構成により、サブタンク内のインク量に応じた前記フロート部材31の浮上位置にしたがって、前記永久磁石32による磁力線がホール素子33a,33bに作用する。したがって、このホール素子33a,33bの電気的出力によりサブタンク内のインク量を検出することができる。
【0029】
前記した構成により、印刷動作等によりサブタンク7内のインク量が低下して所定値(インクロー)に達した場合には、サブタンク内に収納されたフロート部材31の位置が重力方向に移動し、これに伴い前記永久磁石32の位置も重力方向に移動する。したがって、永久磁石の移動によるホール素子33a,33bの電気的出力によって、前記インク補給バルブ26が開弁される。
【0030】
これにより、メインタンク9内で加圧されているインクは、インク量が低下したそれぞれのサブタンク7内に送出される。そして、当該サブタンク7内におけるインク量が十分な量に達した場合には、前記したホール素子33a,33bの電気的出力に基づいて前記バルブ26が弁される。このような繰り返しにより、メインタンクからサブタンクに対して断続的にインクが補給されるように作用し、各サブタンクには常にほぼ一定の範囲のインクが貯留されるようになされる。
【0031】
このように、メインタンク内において空気圧によって加圧された各インクが、サブタンク内に配置されたそれぞれのフロート部材の位置に基づく電気的な出力に基づいて、各サブタンクに対して補給されるように構成されているので、インクの補給レスポンスを向上させることができ、サブタンク内のインクの貯留量が適切に管理される。一方、各サブタンク7からは後述するバルブユニット35およびこれに接続されたチューブ36を介して記録ヘッド6に対してインクが供給されるように成される。そして、記録ヘッド6の図示せぬアクチェータに与えられる印刷データに基づいて、記録ヘッド6のノズル形成面におけるノズル開口6aより、インク滴が吐出されるように作用する。
【0032】
なお、図2において符号11は、前記したキャッピング手段を示しており、このキャッピング手段11に一端が接続されたチューブ37aは、吸引ポンプ(チューブポンプ)37の一部を構成している。そして、チューブ37aの他端は廃液タンク38に接続されており、吸引ポンプ37により吸引した廃液は、廃液タンク38に導出されるように構成されている。
【0033】
図3乃至図5は、前記したサブタンクの実施の形態を示したものであり、図3はサブタンクの一部の構成を割愛し、これを一面方向から視た斜視図で示し、図4は同方向から視た透視図で示している。さらに図5はサブタンクを裏面方向から視た背面図で示している。なお、図3乃至図5において、既に説明した各部に相当する部分は、同一符号で示されている。
【0034】
サブタンク7は、ほぼ直方体状に形成され、且つ全体が偏平状になされている。このサブタンク7の外郭は、一側壁41aとこれに連なる周側壁41bとが一体に形成された箱状部材41により構成されており、この箱状部材41の開口周縁には、例えば透明樹脂によるフィルム状部材42(図4参照)が熱溶着手段により密着状態で取り付けられ、箱状部材41とフィルム状部材42とにより囲まれた内部に、インク貯留空間43が形成されている。
【0035】
そして、箱状部材41を構成する前記一側壁41aからインク貯留空間43に向かって突出する支持軸44が箱状部材41と一体に形成されており、フロート部材31は、この支持軸44を回動中心として、インク貯留空間43内において重力方向に可動できるように配置されている。なお、この実施の形態においては、前記支持軸44はインク貯留空間43における水平方向の端部近傍に配置されており、前記フロート部材31は、前記支持軸44を回動中心として可動される支持腕部材45の可動自由端側に一体に形成されている。
【0036】
そして、図4に示されたように前記支持腕部材45の自由端側に、前記した永久磁石32が取り付けられており、この永久磁石32は、支持腕部材45がほぼ水平状態となされた時に、インク貯留空間43における水平方向の他端部近傍に位置するよう、すなわちサブタンク7の側壁に添接された基板34に装着されたホール素子33a,33bに最も接近されるように構成されている。
【0037】
また、前記ホール素子33a,33bは、サブタンク7の側壁に形成された位置決め凹部41cに挿入されており、この位置決め凹部41cを形成することにより、サブタンク7の側壁部はより薄肉状態とされ、前記フロート部材31に取り付けられた永久磁石32の移動軌跡と、各ホール素子33a,33bとの距離がより接近できるように構成されている。
【0038】
一方、前記サブタンク7には、その重力方向の低部、すなわちこの実施の形態においては周側壁41bの底部にインク補給口46が形成されており、このインク補給口46に接続された前記チューブ10を介してメインタンク9よりインク貯留空間43内に、インクが補給されるように構成されている。このサブタンク7におけるインク補給口46が、前記したとおり重力方向の低部に形成されることにより、メインタンクからのインクは、インク貯留空間43の底部から補給され、したがって、インクの補給によってインク貯留空間43内におけるインクの泡立ちが発生しないように配慮されている。
【0039】
さらに、前記サブタンク7内には、フロート部材31および支持腕部材45の移動領域を避けた部分に、キャリッジの移動に伴いサブタンク内のインクの波打ちの発生程度を低減させる複数条のリブ部材47が配置されている。この実施の形態においては、リブ部材47はサブタンク7を構成する箱状部材41の一側壁41aからインク貯留空間43に向かってそれぞれ突出するように、一側壁41aをベースとして一体に形成されている。このリブ部材47の存在により、前記したとおりサブタンク内のインクの波打ちの発生程度を低減させることができ、これにより、ホール素子によるサブタンク7内のインクの貯留量の検出精度を向上させることができる。
【0040】
また、サブタンク内7には、インク補給口46に近接してインク導出口48が形成されている。このインク導出口48を覆うように、五角形(ホームベース状)を形成する異物トラップ用のフィルタ部材49が配置されており、したがって、サブタンク7内に貯留されたインクは、このフィルタ部材49を介してインク導出口48に導かれるようになされる。前記インク導出口48より導出されるインクは、図5に示されたように側壁41aの裏面に形成された溝部50に導出され、この溝部を覆うように熱溶着されたフィルム状部材51により形成されたインク導出路を介してサブタンク7の下底部に配置された前記バルブユニット35に至るように構成されている。
【0041】
そして、バルブユニット35を介して、同様に側壁41aの裏面に形成された溝部52に導出され、この溝部を覆うように熱溶着された前記フィルム状部材51により形成されたインク導出路(同じく符号52で示す)を介して記録ヘッド6に接続されるチューブ36の接続口53に導かれるように構成されている。
【0042】
一方、サブタンク7の上半部には、図3および図4に示されたようにインク貯留空間43に導通する導通溝61が傾斜状態に形成されており、この導通溝61の上端部、すなわちサブタンク7の重力方向の高部には、サブタンク7の側壁41aの裏面に貫通する大気連通口62が形成されている。この大気連通口62は、図5に示すようにサブタンク7の裏面に配置され、大気を通過させると共にインクの通過を阻止する撥水膜63によって閉塞されている。
【0043】
前記撥水膜63を介して側壁41aの裏面には蛇行溝65が形成されており、この蛇行溝65の端部は、サブタンク7の側壁41aに形成された有底孔66に連通されている。これら蛇行溝65および有底孔66は、フィルム部材64によって気密状態に覆われており、したがって、蛇行溝65とフィルム部材64とによって、空気流通抵抗路(符号は蛇行溝と同じ65で示す)が形成されている。
【0044】
そして、前記有底孔66を覆うフィルム状部材64を、鋭利な工具等で破壊することで、前記大気開放口62は蛇行状に形成された前記空気流通抵抗路65を介して大気に連通されるようになされる。このように、サブタンク7に形成された大気連通口62が撥水膜63により覆われた構成とされているので、誤って記録装置全体を例えば上下反転させた場合などにおいて、前記撥水膜63の存在によりサブタンク7内のインクを漏出させるという問題を回避することができる。
【0045】
また、空気流通抵抗路65の端部に形成された有底孔66を、予めフィルム部材64によって気密状態に覆った構成とすることで、サブタンク単体の完成時において、サブタンクの液漏れ(インク漏れ)をチェックすることができ、このチェックが完了した時点で、有底孔66を覆うフィルム状部材64を破壊することで、本来の機能をもたせるように構成することができる。
【0046】
なお、前記したサブタンク7には貫通孔67が形成されており、この貫通孔67を貫通して各サブタンク7を支持する1本の支持軸(図示せず)によって、各サブタンク7を並列状態に支持し、サブタンクユニットが構成できるようになされている。
【0047】
以上の構成によると、単位時間における各サブタンク7へのインク補給量は、メインタンク9の圧力室25に加わる加圧空気の圧力と相関関係を持つことになる。すなわち、加圧空気の圧力設定値を上昇させれば、単位時間における各サブタンク7へのインク補給量も上昇する。前記圧力設定値は、図1および図2に示した圧力検出器23によって管理されるようになされており、この実施の形態における圧力設定値は、サブタンクへのインク補給量が、記録ヘッドの印刷状態におけるインクの最大吐出量(フルデューティ時のインクの吐出量)をカバーする程度に設定されている。これにより、記録ヘッドの印刷動作に支障を来すことなく、サブタンクに対するインクの補給が実行される。
【0048】
一方、前記サブタンクにおけるフロート部材によるインク量検出手段においては、インクローの検出レベルを、一度のクリーニング動作の実行によるインクの消費によっても、サブタンク内にインクが残留するように設定されている。インクローの検出レベルをこのように設定することで、インク量検出手段が例えばインクローを検出する寸前で、クリーニング動作が実行されても、サブタンク内のインクが空状態となるのを未然に防ぐことができる。
【0049】
これを実現する場合におけるインクロー検出レベルの設定方法としては、図6に示したような考え方を採用することができる。図6(a)および(b)には、インクロー状態におけるサブタンクの様子をそれぞれ模式的に示している。まず、図6(a)はインク量検出手段により検出される所定値(インクロー)に対応するサブタンク内のインク容量が、一度のクリーニング動作によるインクの消費量以上に設定されている状態を示している。この場合、インクロー検出レベルにおけるサブタンク内の残留インク量を(A)として示している。そして、一度のクリーニング動作によるインク消費量を(B)とすれば、A≧Bの関係となるようにインクローレベルを設定すれば、たとえインク量検出手段がインクローを検出する寸前で、クリーニング動作が実行されても、サブタンク内のインクが空状態となるのを防ぐことができる。
【0050】
次に図6(b)は、インク量検出手段により検出される所定値(インクロー)に対応するサブタンク内のインク容量が、一度のクリーニング動作によるインクの消費量からクリーニング動作中においてサブタンク内に補給されるインク量を差し引いた量以上に設定されている状態を示している。この場合、インクロー検出レベルにおけるサブタンク内の残留インク量を(A′)として示している。そして、一度のクリーニング動作によるインク消費量は(B)である。ところが、クリーニング動作が実行されて、インク量検出手段がインクローを検出した場合には、前記したインク補給バルブ26が開弁されるため、クリーニング動作中において(C)として示すインク量がサブタンク内に補給されることになる。
【0051】
したがって、(A′+C)≧Bの関係となるようにインクローレベルを設定すれば、たとえインク量検出手段がインクローを検出する寸前で、クリーニング動作が実行されても、サブタンク内のインクが空状態となるのを防ぐことができる。これを換言すれば、前記したようにA′≧(B−C)の関係となる。これにより、インク量検出手段により検出するインクローレベルは、図6(a)に示した場合よりも、低いレベルに設定することができることになり、キャリッジに搭載されたそれぞれのサブタンク容量を小型に設計することも可能となる。
【0052】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明にかかるインクジェット式記録装置によると、加圧空気の作用によってインクカートリッジからサブタンクに対して必要十分なインクを補給することができる。そして、インクカートリッジに対する加圧空気の設定圧力を低減させることができるので、加圧空気が印加される各部の信頼性を向上させることができる。また、クリーニング動作を実行した場合においても、サブタンク内のインクが空状態となるのを防止することができるので、記録ヘッドに気泡等が入り込み、重度な印字障害を引き起こすことを未然に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したインクジェット式記録装置の全体構成を示した平面図である。
【図2】インクカートリッジから記録ヘッドに至るインク供給システムの構成を示した模式図である。
【図3】サブタンクの一部の構成を割愛し、これを一面方向から視た状態の斜視図である。
【図4】同じくサブタンクを一面方向から視た状態の透視図である。
【図5】同じくサブタンクを裏面方向から視た状態の背面図である。
【図6】サブタンクに配置されたインク量検出手段により、インクロー状態を検出する場合における好ましいインク量の検出レベルを示した模式図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ
6 記録ヘッド
7(7a,7b,7c,7d) サブタンク
8 カートリッジホルダ
9(9a,9b,9c,9d) メインタンク(インクカートリッジ)
10 インク補給チューブ(インク補給路)
11 キャッピング手段
21 加圧ポンプ
22 圧力調整弁
23 圧力検出器
24 インクパック
25 圧力室
26 インク補給バルブ
31 フロート部材(インク量検出手段)
32 永久磁石
33a,33b ホール素子(出力発生手段)
37 吸引ポンプ
38 廃液タンク
43 インク貯留空間

Claims (8)

  1. キャリッジに搭載されて記録用紙の幅方向に往復移動される記録ヘッドと、前記記録ヘッドと共にキャリッジに搭載され、インクカートリッジからインク補給路を介してインクの補給を受けると共に、前記記録ヘッドにインクを供給するサブタンクとが具備され、前記インクカートリッジに対して加圧空気を供給することで、空気圧によってインクカートリッジからサブタンクに対してインクが補給されるように構成されたインクジェット式記録装置であって、
    前記サブタンクに貯留されたインク量が所定値以下となったことをインク量検出手段によって検出した場合において、前記インク補給路を介してインクカートリッジからサブタンクに対してインクを補給するように構成されると共に、クリーニング動作中に前記サブタンクに貯留されたインク量が所定値以下となったことをインク量検出手段によって検出した場合にも前記インク補給路を介してインクカートリッジからサブタンクに対してインクを補給するように構成され、前記インク量検出手段により検出される前記所定値に対応するサブタンク内のインク容量が、一度のクリーニング動作によるインクの消費量からクリーニング動作中においてサブタンク内に補給されるインク量を差し引いた量以上かつ、前記一度のクリーニング動作によるインクの消費量未満に設定され、かつ、前記インク補給路を介したサブタンクへのインク補給量が、記録ヘッドの印刷状態におけるインクの最大吐出量をカバーするように前記加圧空気の圧力が設定されていることを特徴とするインクジェット式記録装置。
  2. 前記インク量検出手段が、サブタンク内に貯留されたインクによって浮上するフロート部材と、前記サブタンク内のインク量に応じた前記フロート部材の浮上位置にしたがって電気的出力を発生する出力発生手段とにより構成された請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  3. 前記出力発生手段が、フロート部材に配置された永久磁石と、フロート部材の浮上位置にしたがった前記永久磁石による磁力線量に応じて電気的出力を発生する磁電変換素子により構成された請求項2に記載のインクジェット式記録装置。
  4. 前記インク補給路に配置されて、出力発生手段からの電気的出力を受けて開閉制御されるバルブ手段が具備され、当該バルブ手段の開閉動作によって前記インクカートリッジからサブタンクに対して断続的にインクが補給されるように構成された請求項2または請求項3に記載のインクジェット式記録装置。
  5. 前記インクカートリッジが、内部にインクが封入された可撓性素材により形成されたインクパックと、このインクパックを収納した気密状態に形成されたカートリッジケースより構成され、当該インクカートリッジを装填した状態においてカートリッジケースとインクパックとの間に形成された圧力室内に加圧空気を供給する加圧ポンプを配置してなる請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のインクジェット式記録装置。
  6. 前記インクカートリッジからサブタンクに至るインク補給路が、可撓性のインク補給チューブにより構成されている請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のインクジェット式記録装置。
  7. 前記加圧空気の空気圧が、空気圧によって駆動されて変位する圧力検出器によって管理されるように構成した請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のインクジェット式記録装置。
  8. 前記圧力検出器には、加圧空気を受けて変位するダイヤフラムと設定圧力における前記ダイヤフラムの変位に基づいて制御信号を発生する出力発生手段とが具備された請求項7に記載のインクジェット式記録装置。
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