JP2001198012A - 洗米炊飯装置 - Google Patents

洗米炊飯装置

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JP2001198012A
JP2001198012A JP2000014797A JP2000014797A JP2001198012A JP 2001198012 A JP2001198012 A JP 2001198012A JP 2000014797 A JP2000014797 A JP 2000014797A JP 2000014797 A JP2000014797 A JP 2000014797A JP 2001198012 A JP2001198012 A JP 2001198012A
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JP
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rice
motor
washing
drop valve
shaft
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JP2000014797A
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English (en)
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Kihachiro Hase
喜八郎 長谷
Masanori Inoue
正典 井上
Masahiro Yamazaki
正博 山崎
Motoyuki Kikuchi
基之 菊池
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】下端部に投下弁を有する投下弁軸の昇降によ
り、洗浄タンクで洗浄した米と炊飯用の水を貯留または
投下する手段が一般的であるが、投下弁軸が上昇位置に
あるとき、投下弁軸から投下弁を取りはづすと、投下弁
軸が上側に移動するために軸下端がジャケット内上部に
向けて入り込み易い。そのため、その後、投下弁を投下
弁軸の下端部に取り付け難く、また、その取り付けに手
間を要する。 【解決手段】貯米部Aと下方に向けて米を案内可能なジ
ャケット1を設けた洗浄部Bと炊飯器2を設けている炊
飯部Cとを上側からその順に配置し、該ジャケット1か
ら米を投下および阻止可能な投下弁3を下端部に着脱自
在に設けた投下弁軸を昇降可能に設け、該投下弁軸4の
上昇位置において、モ−タ5を逆転してカムにより投下
弁軸4の上側への移動を規制する洗米炊飯装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、貯米部に貯留し
ている米を自動計量・洗浄し、その後、炊飯する洗米炊
飯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】下端部に投下弁を有する投下弁軸の昇降
により、洗浄タンクで洗浄した米と炊飯用の水を貯留ま
たは投下する手段が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、投下弁軸が
上昇位置にあるとき、投下弁軸から投下弁を取りはづす
と、投下弁軸が上側に移動するために軸下端がジャケッ
ト内上部に向けて入り込み易い。そのために、その後、
投下弁を投下弁軸の下端部に取り付け難く、また、その
取り付けに手間を要する。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
課題を解決する洗米炊飯装置を提供するものであって、
つぎのような技術的手段を講じた。すなわち、請求項1
では、貯米部Aと下方に向けて米を案内可能なジャケッ
ト1を設けた洗浄部Bと炊飯器2を設けている炊飯部C
とを上側からその順に配置し、該ジャケット1から米を
投下および阻止可能な投下弁3を下端部に着脱自在に設
けた投下弁軸4を昇降可能に設け、該投下弁軸4の上昇
位置において、投下弁軸4の上側への移動を規制する規
制手段を設けてなる洗米炊飯装置とした。
【0005】そして、請求項2では、規制手段が正逆転
可能なモ−タ5と該モ−タ5によって作動する作動体6
である請求項1記載の洗米炊飯装置とした。また、請求
項3では、投下弁軸4の昇降は正逆転可能なモ−タ5の
一方向への回転に起因し、投下弁軸4の上昇位置におけ
る上側への移動の規制はモ−タ5の他方向への回転に起
因する請求項2記載の洗米炊飯装置とした。
【0006】
【作用】炊飯作業について説明すると、炊飯台を設定位
置まで引き出して炊飯器2を載せ、つぎに、炊飯台を元
の位置に押し込んだ後、作業条件設定手段を操作して、
所望の炊飯量、水加減、洗い方等の作業条件を設定する
と、この作業条件は、制御手段に取り込まれる。
【0007】そして、スタ−トスイッチを入りにし、炊
飯作業を開始すると、貯米部Aに貯留している米は洗浄
部Bの洗浄タンクに供給されて撹拌手段や給水手段など
の洗浄手段により洗浄される。洗浄時に生じた汚水はジ
ャケット1の下部は上昇位置にある投下弁軸4の下端部
に取り付けた投下弁3によって閉鎖されているので、米
と水は投下されないで、汚水のみが排水口から排水され
る。
【0008】洗浄作業を終えると、排水口開閉弁は排水
口を排水阻止の状態にし、所定量の水を洗浄タンクに貯
留する。そして、所定時間を経て所定の炊飯用の水量に
なると、排水口開閉弁は排水口を排水阻止状態にする。
つぎに、モ−タ5が一方向に回転し作動体6を作動する
と、これに関連して、投下弁軸4が下降し、投下弁3が
ジャケット1の下部を開放するので、洗浄を終えた米は
ジャケット1を通って投下され、炊飯用の水とともに下
方の炊飯器2に収容される。このとき、モ−タ5も停止
する。
【0009】投下作業を終え、モ−タ5が駆動して再び
前記と同方向である一方向に回転すると、これに関連し
て、投下弁軸4は上昇して元の位置に戻り、モ−タ5の
駆動も停止する。そして、規制手段が投下弁軸4の上側
への移動を規制するので、投下弁3の取りはづしを簡単
にできる。
【0010】そして、モ−タ5は逆の方向に駆動して作
動体6を他方向に回転すると、投下弁軸4の上側への移
動を阻止するので、構成が簡単でありながらも投下弁3
の取りはづしが簡単である。
【0011】
【効果】投下弁軸4が上昇位置にある場合、投下弁軸4
の上側への移動を阻止構成が簡単でありながらも投下弁
3の取りはづしを簡単におこなうことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。まず、その構成について
説明すると、洗米炊飯装置7はフレ−ムFに貯米部Aと
洗浄部Bと炊飯部Cとを上側からその順に配設し、炊飯
部Cの炊飯器2を載せる炊飯台8を前後方向に移動可能
に設けている。
【0013】そして、この貯米部Aは下端部を連通口を
有する天板Tの上面に着脱自在に設けるとともに前壁部
に前後方向に開閉自在(作業時は閉じ位置)に設けて扉
13を形成したケ−ス9と、ケ−ス9に内装している漏
斗10、モ−タ5,11,12、給水管15等を備えて
いる。
【0014】後述する洗浄タンク16と連通口を介して
連通する連通路には、外面の一部に受け孔17を有しモ
−タ11からの回転動力により回転可能に設けている円
筒形の給米体18を備えている。19はケ−ス9の前壁
部の右下方部に設けた電源スイッチである。
【0015】洗浄部Bは下部を細く形成し且つ円筒形状
であって天板の下面に着脱自在に取り付けている中空の
洗浄タンク16と、該洗浄タンク16の中央部に設けた
撹拌装置20と、洗浄タンク16の下端部に着脱自在に
取り付けたジャケット1の排米口21を開閉する投下弁
3等を備えている。
【0016】洗浄タンク16は円筒部と円筒部の下端か
ら下方に向かって先細に形成した斜面部とを形成してお
り、洗米炊飯装置7の正面視において、前面部に孔とこ
の孔を開閉する蓋22を円筒部16に着脱可能に設けて
いる。したがって、洗浄タンク16の点検あるいは清掃
等のメンテナンスを行なうとき、蓋を開くか除去して孔
を開放すると、この露出する大きい孔から洗浄タンク1
6の内壁や撹拌装置20のメンテナンスを容易に行なう
ことができる。
【0017】そして、該撹拌装置20はモ−タ12を駆
動源として回転可能に設け且つ縦方向に軸芯を有する中
空の撹拌軸23と、該撹拌軸23に取付けた撹拌体24
とを具備している。なお、該モ−タ12は一方向に回転
するものを使用したが、正逆転可能なものを使用すると
洗浄効果が一層向上するので便利である。
【0018】投下弁3は円錐体に形成するとともに中央
部に投下弁軸4に嵌入する弁軸孔3aを貫通しており、
モ−タ13を駆動源として撹拌軸23の内部に設けた軸
受25に摺動して昇降する投下弁軸4の下端部に着脱自
在に設けている。そして、該投下弁3の底部は、複数個
の放射状の補強リブ26と、下面から見て弁軸孔3aの
軸芯に対して略直行し且つ弁軸孔3aを挟んで上向きに
突出し適宜の厚みを有する横方向に長い受け体27とを
設けている。
【0019】なお、投下弁3の投下弁軸4への固定は、
U状の弾性体(実施例では板バネを使用)からなる投下
弁取付具28により行なう構成としており、該投下弁取
付具28は中央部に前記投下弁軸4を挟みつける挟持部
28aを有し、この挟持部28aを挟んで両受け体27
を挟持する挟持部28bを有している。
【0020】ジャケット1は横端部を排水箱14を着脱
自在に設けているとともに排水箱14の横側壁に形成し
た円形状の排水口29をソレノイド30により作動する
作動機構31を介して開閉する排水口開閉弁32を排水
箱内に設けている。投下弁軸4を昇降する昇降手段は、
貯米部Aの下部に設けた機枠33の上面に着脱自在に取
り付けた正逆転可能なモ−タ5、該モ−タ5のモ−タ軸
34の軸端部に着脱自在に取り付けたカム35、中間部
を機枠33に起立して設けた作動体支持フレ−ム36に
回動自在に枢着するとともに基部を回動軸37を介して
投下弁軸4の上端部に回動可能に取り付けた作動体6な
どを備えている。
【0021】そして、該作動体6の先端部は回動するカ
ム35と接触可能なピン38を回動可能に取り付けてい
る。さらに、作動体支持フレ−ム36の上端部に、投下
弁軸4が最下降したときに作動体6との接触によって入
りになり、投下弁3が開放したことを検出する投下弁ス
イッチ(実施例ではリミットスイッチを使用)39を設
けている。なお、実施例では、ピン側に位置する作動体
6が上昇して投下弁スイッチ39を入りにする構成であ
るが、投下弁軸4との取り付け側の作動体6が下降して
投下弁スイッチ39を入りにする構成としてもよい。ま
た、カム35の形状は実施例では略扇形状であるが、設
置場所のスペ−スや他の部材の位置関係などにより任意
の形状に形成することができる。
【0022】さらに、ピン側に位置する作動体6が上昇
して投下弁スイッチ39を入りにする構成であるが、投
下弁軸4との取り付け側の作動体6の中間部に作動体支
持フレ−ム36のストッパSに当たって受けとめられる
下動位置調節具Kを設けている。該実施例では、下動位
置調節具Kをボルトを使用しており、また、ストッパを
作動体側に設け、下動位置調節具を作動体支持フレ−ム
36または固定の機枠に設けてもよい。これにより、投
下弁3の最上昇位置および最下降位置を調節できるの
で、投下弁3と排米口21との間に空隙ができるのを防
止でき、貯留物の落下を解消できる。
【0023】炊飯部Cは加熱手段をガス、電気等として
おり、外釜40、内釜41、内釜41を開閉する蓋42
などを有する炊飯器2を備えている。該炊飯蓋42には
中央部に設けた円形状の米投入口43を開閉するシャッ
タ44を設けている。なお、該シャッタ44は正逆転モ
−タ45により横方向に往復動するシャッタ開閉ア−ム
46の移動に関連して同方向に移動し米投入口43を開
閉する構成である。
【0024】また、炊飯台8を前側の所定位置に引き出
すと炊飯器2の内釜41などを載せあるいは取り除くこ
とができ、後方の所定位置に押し込むと米投入口43が
洗浄タンク16の排米口21の下方に移動し排米口21
から排出される米・水を収容できる。
【0025】前記ケ−ス9の前壁部中央部付近に設けた
操作パネル47は、炊飯量、水加減、洗い方、浸漬時
間、むらし時間、一釜・まとめ・連続の炊飯モ−ドを設
定するスイッチ等の炊飯条件を設定する各種のスイッチ
を配置したスイッチ部48、時計、テスト、計量、洗
米、上水、下水、水位、排水、投下、リセットなどの手
動操作による作業を行い得るスイッチ49、予約タイマ
−による時・分設定スイッチ、曜日指定スイッチ、ヘル
プスイッチ、予定釜数スイッチ、予約中、現在時刻、累
計釜数、曜日、炊飯作業状態などを表示する表示部5
0、スタ−トスイッチ51などを設けている。
【0026】なお、該操作パネル47に設けた各スイッ
チの操作による作業条件は必要なデ−タや制御プログラ
ム等を内蔵するメモリを有するマイクロコンピュ−タの
演算制御部(制御手段、以下「CPU」と呼ぶ)52に
取り込まれ、また、駆動等の信号が出力される構成とし
ている。
【0027】図17のブロック回路を説明すると、CP
U52は算術、論理及び比較演算作業などを行う。そし
て、該CPU52に入力インタ−フェイス53を介して
入力される多種の情報の中で、主な情報としては、操作
パネル47のスイッチ部48に設けている炊飯量、水加
減、洗い方、浸漬時間、むらし時間、一釜・まとめ・連
続、点火(手動・自動)を設定する各スイッチからの炊
飯情報、手動操作による作業選択情報、電源スイッチ1
9からの電源入り切り情報、スタ−トスイッチ51から
の作業開始情報および投下弁スイッチ39からの投下弁
「開」情報等がある。
【0028】また、出力インタ−フェイス54を介して
CPU52から出力される多種情報の中で、主な情報と
しては、モ−タ5,11,12,45への駆動指令信
号、ソレノイド30への励磁信号、電磁弁への開閉指令
信号、操作パネル47に設けた表示部50への報知指令
信号などがある。
【0029】つぎに、その作用について説明する。ま
ず、作業者は操作パネル47のスイッチ部48の各スイ
ッチを操作して炊飯条件を設定し、スタ−トスイッチを
入りにすると、入力インタ−フェイス53を介して作業
条件を取り込んだマイクロコンピュ−タのCPU52
は、出力インタ−フェイス54を介してモ−タに駆動指
令11信号を出力する。これに関連して、起動した給米
体18は回転して漏斗10に貯留している米を洗浄タン
ク16に供給する。そして、給米体18の回転数が所定
回転数になると、CPU52はモ−タ11に停止信号を
出力しモ−タ11の駆動を停止する。
【0030】そして、CPU52は電磁弁に「開」信号
を出力し、モ−タ12に駆動指令信号を出力する。これ
に関連して、給水源から送られてきた水は給水管15を
通ってノズルから洗浄タンク16に給水拡散し、モ−タ
12の回転動力をモ−タ軸及びモ−タ軸ギから撹拌軸ギ
ヤに伝動して撹拌軸23を回転する。これにより、撹拌
体24は回転して水及び米を撹拌し洗浄する。
【0031】この洗浄作業によって、生じた汚水は洗浄
タンク16からジャケット1の排水口29を通って排水
箱14に入り案内管に案内されて機外に排出される。洗
浄作業を終えると、ソレノイド(図示せず)への通電の
解除により電磁弁が閉じると共に、モ−タ12の駆動を
停止するので、給水と撹拌を停止する。
【0032】洗浄タンク16の汚水が排水されると(実
施例では時間で管理している)、電磁弁が開き、CPU
52による励磁信号により励磁したソレノイド30が作
動機構31を介して排水口開閉弁32を移動して排水口
29を閉じるので、送られてきた水は管のノズルから洗
浄タンク16に供給されて貯留される。そして、所定時
間になると、ソレノイドへの通電を解除して電磁弁を閉
じ、一次給水作業を終了する。
【0033】つぎに、CPU52から出力インタ−フェ
イス54を介して駆動指令信号を受けたモ−タ5は起動
してモ−タ軸34を一回転する。そして、CPU52は
モ−タ5への駆動指令信号の出力を停止する。この間、
モ−タ軸34の軸端部に設けたカム35も一回転して係
止していたピン38と離脱するので、投下弁軸4及び投
下弁3はフリ−になって洗浄タンク16に貯留している
米及び炊飯用の水の重量によって下降して排米口21を
開放する。すると、洗浄タンク16の米と水は落下して
下方に位置する炊飯器2の蓋42の米投入口43に収容
される。
【0034】投下弁軸4が下降すると、投下弁軸4との
連結側の作動体6は回動軸を中心にして同方向に下動す
るが、反対に他方は上動する。そして、投下弁軸4が最
下降に到達すると、上動した作動体6は投下弁スイッチ
39を入りにするので、CPU52は入力インタ−フェ
イス53を介して投下弁開情報を取り込む。つぎに、C
PU52は出力インタ−フェイス54を介してモ−タ5
に短時間の逆転の駆動指令信号を出力するので、モ−タ
軸34とカム35も逆転して、カム35が作動体の先端
部の下面近傍で停止する。
【0035】したがって、米と水とを排出中に作業者自
体があるいは作業者により動いた物が投下弁に接触した
ことにより、投下弁3が上に向かって移動しようとして
も、ピン側にある作動体6はカム35によって下側に向
かう回動を規制されるので、排米口21が狭くなったり
あるいは閉鎖されることがない。
【0036】所定時間(米と炊飯用の水が排出を完了す
る時間であって、あらかじめテストにより定めたデ−タ
をメモリに内蔵している)後、CPU52は出力インタ
−フェイス54を介してモ−タ5に駆動指令信号を出力
しモ−タ軸34を回転する。これに関連して、回転する
カム35は回転途時においてピン38に係合して下向き
に移動するので、ピン38とは反対側の作動体6は上動
して、投下弁3が排米口21を閉鎖する位置に投下弁軸
4を上昇する。
【0037】つぎに、CPU52から出力インタ−フェ
イス54を介してソレノイドへの通電を解除して電磁弁
を閉じ、二次次給水作業を終了し、CPU52から出力
インタ−フェイス54を介して駆動指令信号を受けたモ
−タ5は起動してモ−タ軸34を一回転する。そして、
CPU52はモ−タ5への駆動指令信号の出力を停止す
る。この間、モ−タ軸34の軸端部に設けたカム35も
一回転して係止していたピン38と離脱するので、投下
弁軸4及び投下弁3はフリ−になって洗浄タンク16に
貯留している米及び炊飯用の水の重量によって下降して
排米口21を開放する。すると、洗浄タンク16の米と
水は落下して下方に位置する炊飯器2の蓋42の米投入
口43に収容され、その後、浸漬を終えると炊飯工程に
入る。
【0038】投下弁軸4が下降すると、投下弁軸4との
連結側の作動体6は回動軸を中心にして同方向に下動す
るが、反対に他方は上動する。そして、投下弁軸4が最
下降位置に到達すると、上動した作動体6は投下弁スイ
ッチ39を入りにするので、CPU52は入力インタ−
フェイス53を介して投下弁開情報を取り込む。つぎ
に、CPU52は出力インタ−フェイス54を介してモ
−タ5に短時間の逆転の駆動指令信号を出力するので、
モ−タ軸34とカム35も逆転して、カム35が作動体
の先端部の下面近傍で停止する。
【0039】したがって、前回と同様に、米と水とを排
出中に作業者自体があるいは作業者により動いた物が投
下弁に接触したことにより、投下弁3が上に向かって移
動しようとしても、ピン側にある作動体6はカム35に
よって下側に向かう回動を規制されるので、排米口21
が狭くなったりあるいは閉鎖されることがない。これに
より、米および水の排出を円滑に行なうことができるの
で、米や水が洗浄タンク16の残留による炊飯量不足を
防止することができる。
【0040】所定時間(米と炊飯用の水が排出を完了す
る時間であって、あらかじめテストにより定めたデ−タ
をメモリに内蔵している)後、CPU52は出力インタ
−フェイス54を介してモ−タ5に駆動指令信号を出力
しモ−タ軸34を回転する。これに関連して、回転する
カム35は回転途時においてピン38に係合して下向き
に移動するので、ピン38とは反対側の作動体6は上動
して、投下弁3が排米口21を閉鎖する位置に投下弁軸
4を上昇する。
【0041】このように、一個の投下弁軸4の昇降用の
動力源であるモ−タ5の正逆転駆動により、投下弁軸4
の昇降と炊飯用の排米・排水時における投下弁軸4の上
側への移動を規制することにより、構成が簡単で安価に
構成できながらも、精度の高い洗米・炊飯作業を行なう
ことができる。
【0042】米の洗浄を終え投下作業を行なう場合、投
下作業を終えると次の作業まで、投下弁3は閉鎖した状
態にあるので、米などが洗浄タンク内に付着し、投下弁
3の上面に残留していると、腐敗してつぎに炊飯したご
飯に腐敗臭や食味の低下などの品質の低下を引き起こ
す。
【0043】これに対して、米と炊飯用の水の排出を複
数回(実施例では2回)行なうことにより、1回目に残
った場合でも、つづいて行なう給水・投下作業により洗
浄タンク16やジャケット1の各内部への残留を解消で
きるので、品質の高いご飯を製造できる。なお、複数回
の給水による合計給水量は炊飯する米量に対する所定の
水量になるようにあらかじめ設定しているので問題はな
い。
【0044】そして、洗米あるいは炊飯作業を終え、投
下弁3の点検や清掃、あるいは残留物の付着などを行な
うことがあるが、このような場合、炊飯台8を引き出し
てジャケット内にある投下弁取付具28を持って下方に
引っ張る。すると、この投下弁取付具28の挟持部28
bは弁軸孔3aを挟んで設けている受け体27の挟持を
解き、また、挟持部28aは投下弁軸4への挟持を解く
ので、投下弁3を掴んで投下弁軸4に沿って引き出せば
簡単に取り出すことができる。反対に、投下弁3を取り
付ける場合は、まず、弁軸孔3aを投下弁軸4に挿通し
て投下弁3を所定位置まで押し込み、さらに、投下弁取
付具28の挟持部28aと挟持部28bを投下弁軸4お
よび各受け体27と投下弁軸4とにあてがって挟持させ
れば、投下弁3を投下弁軸4に取り付けることができ
る。したがって、投下弁3を投下弁軸工4に特別な工具
を必要としないで簡単に着脱することができ、点検など
のメンテナンス作業能率を高めることができる。
【0045】
【別実施例1】図11〜図16の別実施例について上記
実施例の使用部材を使って説明すると、上下両端部を同
じ方向に折り曲げてコ状に形成した作動体6の回動支点
を後端部に設け、先端部を長孔56により昇降可能に投
下弁軸4の上端部を取り付けている。そして、作動体6
の中間部に回動可能に軸57を挿通し、この折り曲げ側
にある軸57の軸端部回動可能に円筒のロ−ル58を取
り付けるとともに反対側の軸端部に横長のア−ム59の
一端部を取り付けている。さらに、該ア−ム59の他端
部にモ−タ5のモ−タ軸34の軸芯と略同一の軸芯を有
するア−ム軸60を取り付けている。そして、該ア−ム
軸60はモ−タ軸34とをワンウエイクラッチ61を介
してモ−タ5の回転動力伝動する構成としている。
【0046】したがって、モ−タ5の1回転により、モ
−タ軸34、ア−ム軸60、ア−ム59、軸57を介し
てロ−ル58を回転させるが、これに関連して、作動体
6の先端部は回動支点部を中心にして投下弁軸4を昇降
する。なお、該実施例も投下弁軸4が最下降したとき、
投下弁スイッチ39が投下弁「開」を検出するとともに
所定時間の間、投下弁軸4は停止している。このとき、
作動体6はワンウエイクラッチ61によって逆の方向に
回動しない、すなわち、上側に向かって移動しないの
で、投下弁軸4の上側への移動を規制でき、排米口21
を狭くしたりあるいは閉鎖するのを規制するので、洗浄
タンク16からの米と水の排出を円滑に図れ、洗浄タン
ク内への残留による炊飯不足を防止し得るとともに作業
能率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動炊飯装置の正面図。
【図2】一部切除した自動炊飯装置の側面図。
【図3】タンクの側断面図。
【図4】炊飯部の平面図。
【図5】操作パネルの正面図。
【図6】投下弁が閉の位置にある作動体の正面図。
【図7】投下弁が開の位置にある作動体の正面図。
【図8】モ−タを逆転した投下弁が閉の位置にある作動
体の正面図。
【図9】投下弁の側断面図。
【図10】投下弁の底面図。
【図11】別実施例の作動体の平面図。
【図12】別実施例の作動体の最昇降位置を示す正面
図。
【図13】別実施例の投下弁が閉の位置にある作動体の
正面図。
【図14】別実施例の投下弁が開の位置にある作動体の
正面図。
【図15】ワンウエイクラッチの平面図。
【図16】ワンウエイクラッチの正面図。
【図17】ブロック図。
【符号の説明】
1 ジャケット 2 炊飯器 3 投下弁 4 投下弁軸 5 モ−タ 6 伝動体 A 貯米部 B 洗浄部 C 炊飯部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊池 基之 愛媛県伊予郡松前町徳丸1515番地 ヒット エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 4B054 AA02 AA21 AB01 AC02 BA11 CA06 CA12 CC03 4D043 AA01 BC16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯米部Aと下方に向けて米を案内可能な
    ジャケット1を設けた洗浄部Bと炊飯器2を設けている
    炊飯部Cとを上側からその順に配置し、該ジャケット1
    から米を投下および阻止可能な投下弁3を下端部に着脱
    自在に設けた投下弁軸を昇降可能に設け、該投下弁軸4
    の上昇位置において、投下弁軸4の上側への移動を規制
    する規制手段を設けてなる洗米炊飯装置。
  2. 【請求項2】 規制手段が正逆転可能なモ−タ5と該モ
    −タ5によって作動する作動体6である請求項1記載の
    洗米炊飯装置。
  3. 【請求項3】 投下弁軸4の昇降は正逆転可能なモ−タ
    5の一方向への回転に起因し、投下弁軸4の上昇位置に
    おける上側への移動の規制はモ−タ5の他方向への回転
    に起因する請求項2記載の洗米炊飯装置。
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