JP3852339B2 - 洗米炊飯機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、洗米炊飯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
貯米手段、米の計量手段、洗米手段、炊飯手段、制御手段を有する洗米炊飯機において、洗米タンクには上部給水ルートを経て上部から給水すると共に、下部給水ルートを経て下部からも給水可能に構成し、洗米作業時には上部給水ルートから水を流下供給しながら、洗米タンク内に設けられている縦軸回りに回転する撹拌羽根を回転させて洗米するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来装置にあっては、洗米作業時に上部給水ルートから水を流下供給しながら、洗米タンク内に設けられている撹拌羽根を回転させて水流を起し洗米するので、水流が弱く洗米能率が低いという問題点があった。そこで、この発明は、このような問題点を解消しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このような問題点を解決するために、請求項1の発明は、貯米手段、米の計量手段、洗米手段、炊飯手段、制御手段を有する洗米炊飯機であって、洗米タンク(3)には上部給水ルート及び下部給水ルートを経て上部及び下部から供給可能に構成し、洗米タンク(3)には下部給水ルートに併設した空気噴出管(27a)から空気を噴出可能に構成し、洗米タンク(3)はオーバーフロー管(41)及び排水弁(44)を経由して上部排水及び下部排水を可能に構成し、
洗米タンク(3)内には縦軸回りに回転する撹拌羽根(17)を設け、撹拌羽根(17)は洗米モータ(20)で正逆回転可能に構成し、
洗米時には撹拌羽根(17)の回転方向と、下部給水ルートからの水噴出方向及び空気噴出管(27a)からの空気の噴出方向を互いに逆方向とし、洗米終了後の研ぎ水を洗米タンク(3)の上部から排出するときには、前記撹拌羽根(17)の回転方向と下部給水ルートからの水噴出方向及び空気噴出管(27a)からの空気の噴出方向とを同じ方向とするように撹拌羽根(17)を回転駆動する構成としたしたことを特徴とする。請求項1の発明では、洗米作業時には、撹拌羽根(17)を例えば反時計方向に回転させ、下部給水ルートからの水及び空気噴出管(27a)からの空気の噴出方向を時計方向に回転するように噴出させると共に、洗米終了後の研ぎ水の排出時には、撹拌羽根(17)を例えば時計方向に回転させ、下部給水ルートからの水噴出方向及び空気噴出管(27a)からの空気の噴出方向を同じ時計方向にする。
【0005】
【0006】
【0007】
【発明の効果】
請求項1の発明は、貯米手段、米の計量手段、洗米手段、炊飯手段、制御手段を有する洗米炊飯機であって、洗米タンク(3)には上部給水ルート及び下部給水ルートを経て上部及び下部から供給可能に構成し、洗米タンク(3)には下部給水ルートに併設した空気噴出管(27a)から空気を噴出可能に構成し、洗米タンク(3)はオーバーフロー管(41)及び排水弁(44)を経由して上部排水及び下部排水を可能に構成し、
洗米タンク(3)内には縦軸回りに回転する撹拌羽根(17)を設け、撹拌羽根(17)は洗米モータ(20)で正逆回転可能に構成し、
洗米時には撹拌羽根(17)の回転方向と、下部給水ルートからの水噴出方向及び空気噴出管(27a)からの空気の噴出方向とを互いに逆方向とし、洗米終了後の研ぎ水を洗米タンク(3)の上部から排出するときには、前記撹拌羽根(17)の回転方向と下部給水ルートからの水噴出方向及び空気噴出管(27a)からの空気の噴出方向とを同じ方向とするように撹拌羽根(17)を回転駆動する構成としたことで、洗米時には下部給水ルート及び空気噴出管(27a)から撹拌羽根(17)の回転方向とは反対方向の水及び空気を噴出するので、水及び空気の旋回流とにより、強い剪断作用が生じるため、水および空気による米の研磨を増幅する。
【0008】
また、洗米作業終了後の研ぎ水及び研ぎ水表面に浮遊する糠等を排出する時には、撹拌羽根(17)の回転方向を逆転して下部給水ルートからの水及び空気噴出管(27a)からの空気の噴出方向を同じにするので、洗米タンク(3)内の研ぎ水及び糠等の浮遊物が洗米タンク(3)上方へ押し上げられて上部配水口(41a)から迅速に排水され、研ぎ水の濁りを迅速に低下させることがでる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示すこの発明の実施例の形態について説明する。大量の米飯を供給する食堂等において使用される炊飯装置の正面図を図1に、その側面図を図2に、また側面断面図を図3に、その概略の制御フローを図4に示す。
【0010】
支持部材1の上部に貯米タンク2が設けられていて、貯米タンク2の下方に洗米タンク3を接続して設け、洗米タンク3の下方には、間隔をおいて炊飯装置本体5が配置され、炊飯装置本体5は炊飯釜6、釜加熱用バーナ7と引出式の架台10等から構成されている。
【0011】
貯米タンク2の下半分はホッパ状に構成されていて、このホッパ下端部に計量器12(図3)が取り付けられている。計量器12は円筒部材からなり、モータ12aから図示省略の伝動装置を介して駆動され、貯米タンク2から円筒部材に一定量ずつ流下した米が充填される計量器12を所定回転数だけ回転させることで、所定量の米を貯米タンク2から洗米タンク3に供給する。
【0012】
洗米タンク3は、図3に示すように、天井部に前記計量器12から供給される米を受ける漏斗状の受け部13を備え、中間部に円筒状の胴部と、下部にホッパ状部を持つ構成である、洗米タンク3のホッパ状部の下方にジャケット部31を接続し、ホッパ状部とジャケット部31との境界部に米粒を漏下させない程度の開口を持つフィルタ15を設けている。洗米タンク3の中心部に鉛直方向の回転軸16を設け、回転軸16には撹拌羽根17を取り付け、回転軸16は支持部材1に取り付けた正逆回転可能な洗米モータ20によりウォームギヤ21を介して回転される。回転軸16は中空軸であり、内側の軸16aは外側の中空軸16の内部に上下摺動自在に遊嵌されていて、軸の下端に着脱自在の排米弁22を設け、軸の上端を排米弁駆動用モータ23で駆動するカム24により上下動させて、排米弁22の開閉制御がなされる構成である。排米弁22が開くと、洗米タンク3内の米は下方の炊飯装置本体5の中に落下する。
【0013】
洗米タンク3への水の供給は配水管26(図3)、流量センサ25、上側給水弁33及び洗米タンク3の天井部の上部給水口29を経由するルートと、流量センサ25の下流で配水管26から分岐して下側給水弁35、配水管27、下部給水口30からジャケット部31を経由するルートの2系統で行われている。洗米タンク3の下部側方には排水箱39が設けられ、排水口40を有した排水箱39は、上端が洗米タンク3の上部側面に開口するオーバーフロー管41の下端部と、一端部が前記ジャケット部31に連通するジャケット配水管42の他端部とが接続されている。ジャケット配水管42からの排水は排水弁44(図3では便宜上、水位弁54と一体的に図示している。)の開閉で行われ、水位弁54で洗米タンク3内の水位を調整する。
【0014】
常時、排水箱39は排水弁44及び水位弁54で閉鎖されているが、洗米タンク3内の水を排水する場合には、ジャケット部31のフィルタ15から、ジャケット配水管42、排水弁44及び/または水位弁54、排水箱39及び排水口40を経て排水される。
【0015】
排水弁44及び水位弁54は洗米タンク3の天井部に固定して設けた排水弁ソレノイド43及び水位弁ソレノイド53から延長して設けたコントロールワイヤ45,55によって開閉する。また、洗米タンク3内上部には洗米タンク3内の水量を検出する電気接点付きフロートセンサ32を備えている。
【0016】
次に、前記実施例の炊飯装置の操作について説明する。まず、図示省略のメモリーとCPUを備えた制御用コンピュータに予約タイム、供給米量、洗米タンク給水量、洗米時間(撹拌羽根17の回転時間)、研米時間(撹拌羽根17の回転時間)、洗米タンクの浸積時間、洗米回数、洗米タンクの溢水時間、洗米タンクの排水時間及び蒸らし時間などの炊飯装置稼働に必要な条件を操作表示装置11により設定する。
【0017】
炊飯条件の設定入力完了後に、図4に示すステップ0でスタートスイッチを押すと、ステップ1で貯米タンク2の米を計量器12で計量し、洗米タンク3に設定量の米を供給し、ステップ2で洗米する。ステップ2の洗米工程は米を水中で撹拌し研ぐ狭義の洗米工程と、米を湿潤した状態で撹拌する研米工程とからなり、狭義の洗米工程の1回では、上側給水弁33及び下側給水弁35(図3参照)を開いて洗米タンク3に給水しながら、撹拌羽根17を規定時間回転し、その間とぎ汁は余り水としてオーバーフロー管41から排水箱39、排水口40を経て排水され、規定時間経過後に上側給水弁33及び下側給水弁35を閉じ、撹拌羽根17を停止し、排水弁44及び水位弁54を開くと、洗米タンク3下部のホッパ状部の下方のフィルタ15からジャケット部31、ジャケット配水管42、排水弁44及び水位弁54、排水箱39、排水口40を経てとぎ汁の排水がなされる。とぎ汁の排水中に米粒はフィルタ15により漏下を阻止され、洗米タンク3から流失することはない。洗米タンク3の排水終了後に撹拌羽根17を規定時間回転して研米工程を行なう。
【0018】
前記のように、洗米タンク3において給水、撹拌、排水を行なう狭義の洗米工程及び研米工程を夫れ夫れ規定回数行って洗米工程を終了し、ステップ3の水加減処理工程に進む。ステップ3では洗米タンク3内の米の量、米の質、気温、水温等に見合った水量をマイクロコンピュータが計算して流量センサ25で測定制御して下側給水弁35を開閉し、洗米タンク3に給水し、洗米タンク3の満水後に、水位弁54を開閉して水加減をする。
【0019】
ステップ4では、洗米タンク3内の洗米済の米とステップ3の水加減の計量された水が、排米弁22の開閉により炊飯釜6に投下される。ステップ5では、炊飯釜6内の米は規定時間にわたり水に浸積される。規定時間経過後に、ステップ6で点火、ステップ7で炊飯、ステップ8で蒸らしを行い、ステップ9で炊き上り、所定の米飯ができあがる(ステップ10)。
【0020】
図5には、操作パネル(操作表示装置)11の蓋75を閉じた状態(図5(a))と開いた状態(図5(b))を示している。操作パネル11の上方には工程表示画面71と予約スイッチ78、スイッチ群79、スタートスイッチ80及びヘルプスイッチ81が配置され、下方には液晶表示画面72を備えている。工程表示画面71には米の計量、洗米及び浸しからなる予備工程と、釜の準備、浸し、点火、炊飯、むらし、炊き上りからなる炊飯工程を夫れ夫れ表示し、現在どの工程を実行中であるかを工程表示部の近傍に設けたLED77を点灯して識別できるようにし、正常な運転席状態では緑色、異常時に赤色の2色に発光するようにして、運転状態を容易に認識できるようにしている。
【0021】
また、図5(a)に示す蓋75を閉じた状態では、液晶表示画面72は通常運転表示画面Aを表示し、この実施例の形態では累積炊飯回数(以下累積釜数という)、連続して炊飯する回数(以下予定釜数という)、一回の炊飯で処理する容量、炊飯予備工程と炊飯工程における合計浸積時間、及び、蒸らし時間を表示している。
【0022】
また、図5(b)は蓋75を開いた状態を示し、蓋75にはフォトカプラ76aの光を反射する反射板76bとからなる蓋開閉検知装置76と係止部83を設け、操作表示装置11上で前記反射板76bと係止部83に対応する位置にフォトカプラ76aと係止部83’からなる蓋開閉検知装置76を設けている。
【0023】
蓋75を開くと、蓋開閉検知装置76がOFFになり、液晶表示画面72は通常運転表示画面Aから即座に炊飯条件を設定できる画面を表示する。この画面を以下炊飯条件設定画面Bという。炊飯条件設定画面Bは、炊飯量、水加減、洗い方、浸し時間、蒸らし時間、炊飯の仕方(モード)、点火方法の中のいずれかの炊飯条件が設定できる画面であり、炊飯条件設定画面Bの下方にあるメニュースイッチ74で炊飯条件の種類を選択し、選択した各炊飯条件に対応した位置にある設定スイッチ73で、その炊飯条件を決めることができるようになっている。
【0024】
また、通常運転表示画面Aには図6に示すように、現在、洗米炊飯機がどの状態にあり、そのときに、処置が必要な場合には、必要な処置を喚起する「米補給」、「停止中」、「運転中」、「異常中」、「水加減」等の文字表示を行なう。更に、作業者に注意を喚起させるために、前記表示される文字を反転点滅させるように構成されている(図6(1)(5)参照)。
【0025】
図7にはこの実施例の形態の操作パネル11における通常運転時の通常運転画面Aを示すものである。まず、(1)電源スイッチをONすると、(2)標準画面である通常運転表示画面Aが表示されて、予め設定された炊飯条件である累計釜数と運転停止中の表示及び一回の炊飯量が5升で、一釜ごとの炊飯であること、浸積時間及び蒸らし時間が表示される。このときヘルプスイッチ81をONすると、現在時刻、運転開始の方法、予約運転ができることを表示する。次いで、(3)前記画面Aに表示された炊飯条件を変更したいときには、蓋75を開き、炊飯条件設定画面Bを表示させて、設定条件を変更できる。
【0026】
例えば、炊飯量を「5升」から「3升」に変更し、モードを「一釜」ごとから「連続」にすると、通常運転画面Aは「3升」、「連続」に切り替わる。次に、(4)スイッチ群79で予定釜数を「3釜」から「10釜」にセットすると、予定釜数が「10」に表示変更される。
【0027】
次に、(5)スタートスイッチ80を押すと、運転が始まり、「運転中」の表示がなされる。何回目かの釜の炊飯が終了したときに、例えば、米が不足した状態となると、「運転中」の表示が「米補給」の点滅表示に変わる。そして、米補給が終わると、自動運転が再開する。このとき、(6)ヘルプスイッチ81を押すと、残時間が表示される。
【0028】
自動運転中に、例えば、(7)釜の準備ができていないと、「運転中」の表示が点滅するので、ヘルプスイッチ81をONすると、内釜をセットするようにとの指示が表示される。内釜のセットの後、(8)点火が手動モードであると、点火コールの音声が流れ、同時に「運転中」の表示が点滅して、点火を催促する。点火スイッチをONして、運転を再開して所定時間が経過すると、(9)炊飯完了の音声が発せられ、同時に「運転中」の表示が点滅するので、ヘルプスイッチ81をONすると、炊飯完了の作業をするようにとの指示が表示される。
【0029】
次に、図1,図2,図8に基づき貯米部及び洗米部の支持構成について説明する。支持部材1は、長方形状の台枠1aと、所定幅及び所定高さの門型の上部枠体1bと、上部枠体1b間に支架した複数の横桟1c,…により構成されている。貯米部及び洗米部を支持する横移動フレーム85は、上部の平面状の横フレーム部85aと、横フレーム部85aの後端部に連結されている縦フレーム部85bとで、側面視L型に構成されている。 横フレーム部85aの後端部左右両側には、前後方向の横軸回りに回転する上ローラー86,…と、縦軸回りに回転する後ローラー87,…を設け、この後ローラー87,…のローラー軸87aを、図8に示すように、支持板88の孔88aに緩く嵌合して、例えば6゜程度軸芯が傾斜できる自動調芯式に構成し、縦フレーム部85bの下側左右両側部には前記後ローラー87,…と同様の自動調芯式にした縦軸回りに回転する下ローラー89を設けている。
【0030】
しかして、上部枠体1bの上部の横桟1c上面に、横移動フレーム85の上ローラー86,…を載置接触させ、上部の横桟1c後面に後ローラー87,…を接触させ、下ローラー89を中間の横桟1c前面に接触させると、貯米タンク2を載置支持すると共に、洗米タンク3を吊り下げ状に支持している横移動フレーム85は、横移動フレーム85を横方向に移動自在に支持される構成になる。
【0031】
従来の貯米タンク2及び洗米タンク3の支持構成は、図9に示すように、横移動フレーム85cを平面状の枠体により構成し、横移動フレーム85cの後端部左右両側には、前後方向の横軸回りに回転する上ローラー86,…と縦軸回りに回転する後ローラー87,…を設け、支持部材1の上部の横桟1c上面に上ローラー86,…を載置接触させ、上部の横桟1c後面に後ローラー87,…を接触させて、横移動フレーム85を横移動自在に支持していた。そして、横移動フレーム85cに貯米タンク2を載置支持すると共に、横移動フレーム85cに洗米タンク3を吊り下げ状に支持し、その洗米タンク3の下部後側に設けた下ローラー89,…を中間部の横桟1c前面に接触させる構成であった。
【0032】
この従来構成では、横移動フレーム85cから洗米タンク3を取り外すと、洗米タンク3の下ローラー89による支持が無くなり、横移動フレーム85に載置されている貯米タンク2の前側部が垂下し、上ローラー86、後ローラー87の支持部に歪みを生じ、ローラ86,87が正規に横桟1cと接しないという不具合があった。
【0033】
しかし、この実施例は、横移動フレーム85を、横フレーム部85aと、横フレーム部85aの後端部に連結されている縦フレーム部85bにより側面視L型に構成し、上ローラー86,…、後ローラー87,…及び下ローラー89により支持部材1に支持しているので、洗米タンク3を取り外しても貯米タンク2が垂下するようなこともなく、また、支持部材1に上ローラー86,…、後ローラー87,…及び下ローラー89を介して横移動フレーム85を横移動自在に支持するにあたり、後ローラー87,89のローラー軸87aを支持部材88の孔88aに緩く嵌合した自動調芯式に構成したので、製作誤差や、組立て誤差等があっても、後ローラー87,…の軸芯が自動的に傾斜調整されてローラー全面が接触し、ローラーの偏摩耗や損傷を防止することができる。
【0034】
次に、図3,図10(a),図10(b)に基づき洗米装置について説明する。洗米タンク3への水の供給は、配水管26、流量センサ25、上側給水弁33及び洗米タンク3の天井部の上部給水口29を経由する上部給水ルートと、流量センサ25の下流で配水管26から分岐して下側給水弁35、配水管27、下部給水口30からジャケット部31を経由する下部給水ルートの2系統で行われる構成とし、下部給水ルートの配水管27に並列して空気を噴出する空気噴出管27aを配置し、下部給水ルートの水と並列して空気を併せてジャケット部31内に噴出する構成としており、配水管27、空気噴出管27aは、それぞれ図10(b)において、ジャケット部31の中心より偏芯した位置に設けられ、空気と水が混合された旋回流が生じやすくしている。
【0035】
そして、洗米タンク3での洗米作業時には、洗米タンク3内の回転軸16に設けられている大小の撹拌羽根17,17の回転方向と、下部給水ルートからの水噴出方向及び空気噴出管27aからの空気噴出方向を互いに逆方向となるように構成している。
【0036】
洗米作業時には、撹拌羽根17,17を、図10(b)に示すように、反時計方向に回転させ、下部給水ルートからの水及び空気噴出管27aの空気の噴出方向を時計方向に回転するように噴出させる。すると、洗米タンク3内の米は撹拌羽根17,17による旋回と、水及び空気の旋回流とにより、強い剪断作用を受けて、高い洗米効果を得ることができる。
【0037】
洗米作業が終了し研ぎ水を洗米タンク3の上部から排出するときには、撹拌羽根17,17の回転方向と、下部給水ルートの水及び空気噴出管27aの空気の噴出方向を同じにすることにより、研ぎ水の排水時間を短縮することができる。下部給水ルートの水及び空気噴出管27aの空気の噴出方向を同じにすることにより、洗米タンク3内の研ぎ水は洗米タンク3内を遠心力により上方に押し上げられ、研ぎ水表面を浮遊する糠等及び研ぎ水がオーバーフロー管41の上部配水口41aから迅速に排水されるためである。
【0038】
従来装置にあっては、洗米作業時に上部給水ルートから水を流下供給し、撹拌羽根17の回転により水流を起し洗米していたが、撹拌羽根17だけで水流を発生させるので、水流が弱く洗米能率が低いという問題点があった。また、研ぎ水に浮遊した糠等が洗米タンク3の中央に溜まり、排出されにくいという問題があった。
【0039】
しかし、この実施例では、下部給水ルートにより撹拌羽根17,17とは反対方向に水及び空気を噴出するので、水による米の研磨を増幅することができ、また、洗米タンク内の研ぎ水を押し上げて上部配水口41aから迅速に排水し、研ぎ水の濁りを迅速に低下させ、洗米後の研ぎ水を迅速に排水することができる。
【0040】
次に、図11〜図14に基づき排米弁22の駆動構成の実施例について説明する。この排米弁22の駆動構成は、排米弁22を排米軸16aから取り外して清掃した後、再び装着するとき、排米軸16aが上下に摺動しないように固定し、装着し易くするものである。
【0041】
中空の回転軸16内には排米軸16aが上下摺動自在に遊嵌されていて、排米軸16aの下端に排米弁22を取り付けている。フレームにはシーソー状に上下動する投下アーム90の中間部を軸支し、投下アーム90の一端を排米軸16aの上端にピン連結し、投下アーム90の他端部に設けたローラ90bに排米弁駆動用モータ23で駆動される投下カム24を接動可能に連係し、排米弁22を上下動して洗米タンク3を開閉する構成である。なお、投下アーム90の一端側の下方への回動を所定位置で停止させるストッパ90aを設けている。
【0042】
投下アーム90の投下カム24の当接する部位には、バネ91で付勢された蝶板92を取り付けている。しかして、投下カム24が反時計方向に開側に回動しその大径部が蝶板92に接触すると、蝶板92はバネ91に抗して退避回動し、投下カム24の大径部が離れるとバネ91により蝶板92は突出方向に復帰し、蝶板92の先端部が停止状態の投下カム24の小径部に当接する構成である。
【0043】
図11に示す状態では、投下カム24の大径部が投下アーム90のローラー90bに当接し、投下アーム90の左側ブームを持ち上げ、投下アーム90を介して排米軸16a及び排米弁22を持ち上げ、排米弁22を閉鎖状態としている。次いで、投下カム24が更に反時計方向に回動すると、投下アーム90の左側部を押圧しながら回転し蝶板92に接触すると、蝶板92をバネ91に抗して退避回動させながら回動し、その大径部がローラー90bから離れると、投下アーム90の左側が排米弁22等の自重により下動し、排米軸16aも下動し排米弁22は開状態となる。
【0044】
そして、図12に示すように、投下カム24が排米弁22を開作動した後、所定位置で停止すると、バネ91により突出方向に復帰している蝶板92の先端部が投下カム24の小径部に当接し、投下アーム90の右側部の上動が規制され、また、投下アーム90の左側部はストッパ91により下方への移動が規制されているので、排米軸16aの動きが規制され、排米軸16aへの排米弁22の着脱を容易に行なうことができる。
【0045】
なお、蝶板92及びバネ91に代えて、図14のように投下アーム90の端部にバネ91で投下カム24側に付勢された係止体92を長手方向にスライド自在に設け、投下カム24の回転により係止体を突出あるいは退避させる構成としてもよい。
【0046】
次に、図15及び図16に基づき洗米タンク3の点検用覗き窓について説明する。支持部材1の横移動フレーム85は貯米タンク2を載置すると共に、洗米タンク3を吊り下げ状に指示している。洗米タンク3には、点検・清掃用の比較的大きな窓3aを設けて、開閉蓋94を装着している。貯米タンク2の前側には制御装置を内装した扉95を開閉自在に設け、横移動フレーム85の固定用横板93における貯米タンク2の下部前側方の空間部には、開口部93aを設けて、開閉蓋94aを装着している。
【0047】
しかして、扉95を開き、開閉蓋94aを開けると、固定用横板93の開口部93aから下方の洗米タンク3内を点検できる。従って、洗米炊飯機が異常により停止し、洗米タンク3の開閉蓋94を開けて調べることが出来なくなった場合にも、洗米タンク3内の様子を容易に確認でき点検作業を円滑に行なうことができる。
【0048】
次に、図17(a),図17(b)に基づき洗米炊飯機における洗米タンク3の浸漬制御の実施例について説明する。洗米タンク3には上部給水ルートにより上部から給水すると共に、下部給水ルートにより下部からも給水できる構成とし、下部給水ルートの配水管27に並列して空気を噴出する空気噴出管27aを配置し、下部給水ルートの水と並列して空気を併せて噴出する構成としている。(図3)。そして、洗米後に研ぎ水を排出し、洗米タンク3内において、所定時間、水を切った状態で保持するざる上げ浸漬をするにあたり、操作パネル11には、米の品種、炊飯時間の待ち時間、炊飯時間、一回の炊飯量のいずれか、または、これらの条件の組み合わせに応じて、浸漬時間間隔、浸漬時間を任意に設定できる設定手段を設けている。
【0049】
また、前記ざる上げ浸漬中に、下部給水ルートにより洗米タンク3の下部から給水し得る構成としている。メニュースイッチ74を例えば5秒間ONして拡張機能を選択すると、液晶表示画面72上に拡張機能入力画面が表示される。次いで、拡張機能入力画面に基づいて、メニュースイッチ74により浸漬調整を選択すると、図17(a)に示すように、浸漬間隔と浸漬時間とを調整する浸漬時間セット画面が表示される。
【0050】
しかして、液晶表示画面72下方に設けられた設定スイッチ73のプラススイッチ96aあるいはマイナススイッチ96bを操作して、浸漬間隔、あるいは、浸漬時間を選択し、次いで、セットスイッチ97をONして設定時間の確定をする。なお、設定が終了すると、拡張機能表示画面に復帰し、標準画面ボタンを押すと標準画面に復帰する。
【0051】
従来装置のように、浸漬条件を例えば浸漬時間間隔を8分、浸漬時間を5秒と一律に設定し、上部給水ルートの洗米タンク3の上部から散水し浸漬する構成であると、浸漬に過不足が生じたり、炊飯運転条件に対応できなかったり、浸漬水量により米の炊飯釜への落下供給時に洗米タンク3に残米が生じるという不具合が発生することがあった。
【0052】
しかし、前記のように、搗精度の低い米では浸漬時間を標準よりも長く設定したり、浸漬時間を長めに設定しているときは、浸漬間隔をそれに応じて長く設定したり、洗米タンク3直下の炊飯装置本体5の炊飯時間が「すぐ炊き」設定で炊飯時間が長くかかる場合は浸漬時間を長く設定するなど、種々の条件に応じて調整できるので、このような不具合を解消することができる。
【0053】
また、洗米タンク3の下部から給水して浸漬するので、下方の炊飯釜から上がる蒸気により洗米タンク3の下部が加熱されても、浸漬中の米が乾燥するようなこともなく、浸漬時に米が割れる等の不具合を解消することができる。次に、図18に基づき運転制御の他の実施例について説明する。
【0054】
洗米、洗浄、浸漬、水加減等の洗米炊飯機に使用した水量を検出する給水量検出手段、炊飯開始から炊飯終了までの所要時間を検出する炊飯時間検出手段、炊飯処理釜数を算出する炊飯釜数検出手段を有する洗米炊飯機であって、前記各検出手段の各累計値を表示する累計数表示手段と、該累計値を初期値に設定するリセット手段を設けたものである。
【0055】
メニュースイッチ74を例えば5秒間ONして拡張機能を選択すると、液晶表示画面72上に運転履歴を含むモード設定画面が表示される。次いで、メニュースイッチ74により運転履歴を選択すると、図18に示すように、炊飯した釜数の累積値(トータル釜数)、使用した全水量(トータル給水量)、炊飯時間の累積値(トータル時間)を液晶表示画面72上に表示する。
【0056】
このように、トータル釜数、トータル給水量、トータル炊飯時間を知ることができるので、構成部品の耐用時期を把握でき、サービス循環時期の予定を組んだり、異常表示をした場合に部品の消耗に基づくものか否かの判断が容易になり、メンテナンスし易いという効果を有する。
【0057】
そして、ヘルプスイッチ98及びセットスイッチ97を同時にONすると、数値を0にクリアーすることができるため、一日、一週間、あるいは一か月等の期間ごとに稼働状態を把握することができ、洗米炊飯機の稼働率の管理が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す洗米炊飯機の正面図。
【図2】 洗米炊飯機の側面図。
【図3】 洗米炊飯機の側面断面図。
【図4】 洗米炊飯機の全体の制御フローを示す図。
【図5】 洗米炊飯機の操作パネルの蓋を閉じた状態と開いた状態を示す図。
【図6】 図5の操作パネルの通常運転表示画面の運転状態を示す図。
【図7】 図5の操作パネルの通常運転時の通常運転画面を示す図。
【図8】 要部の側面断面図。
【図9】 従来装置の側面図。
【図10】 (a)作用状態を示す側面図。(b)作用状態を示す平面図。
【図11】 作用状態を示す正面図。
【図12】 作用状態を示す正面図。
【図13】 要部の詳細図。
【図14】 要部の詳細図。
【図15】 要部の平面図。
【図16】 要部の正面図。
【図17】 操作パネルの蓋を開いた状態を示す図、液晶画面の表示内容。
【図18】 液晶画面の表示内容。
【符号の説明】
1 支持部材
2 貯米タンク(貯米手段)
3 洗米タンク(洗米手段)
5 炊飯装置本体
6 炊飯釜(炊飯手段)
7 釜加熱用バーナ
12 計量器(米の計量手段)
16 回転軸
17 撹拌羽根
19 撹拌螺旋
25 流量センサ
26 配水管
27 配水管
27a 空気噴出管

Claims (1)

  1. 貯米手段、米の計量手段、洗米手段、炊飯手段、制御手段を有する洗米炊飯機であって、洗米タンク(3)には上部給水ルート及び下部給水ルートを経て上部及び下部から供給可能に構成し、洗米タンク(3)には下部給水ルートに併設した空気噴出管(27a)から空気を噴出可能に構成し、洗米タンク(3)はオーバーフロー管(41)及び排水弁(44)を経由して上部排水及び下部排水を可能に構成し、
    洗米タンク(3)内には縦軸回りに回転する撹拌羽根(17)を設け、撹拌羽根(17)は洗米モータ(20)で正逆回転可能に構成し、
    洗米時には撹拌羽根(17)の回転方向と、下部給水ルートからの水噴出方向及び空気噴出管(27a)からの空気の噴出方向を互いに逆方向とし、洗米終了後の研ぎ水を洗米タンク(3)の上部から排出するときには、前記撹拌羽根(17)の回転方向と下部給水ルートからの水噴出方向及び空気噴出管(27a)からの空気の噴出方向とを同じ方向とするように撹拌羽根(17)を回転駆動する構成としたことを特徴とする洗米炊飯機。
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