JP2001190996A - プリント配線板の製造装置およびそれを用いたプリント配線板の製造方法 - Google Patents

プリント配線板の製造装置およびそれを用いたプリント配線板の製造方法

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    • C23FNON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置製造のコスト高騰を招くことなく簡便か
つ普及が容易なプリント配線板の製造装置を提供し、生
産性を低下させることなく上下面の導体パターン精度を
均一にし、高密度・高精度のプリント配線板を歩留りよ
く生産することを目的とする。 【解決手段】 処理液を前記ノズルパイプに供給するポ
ンプと、前記複数の各ノズルパイプとポンプとの間に耐
圧フレキシブルチューブを備え、個々のノズルパイプ間
の間隔を可変とし、垂直上下に可変可能としたプリント
配線板の製造装置を用いて、所定の揺動角度と揺動速度
でノズルパイプを揺動し処理液を基板に吹き付けながら
所定の速度で搬送することによりプリント配線板を処理
するというものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種電子機器等に使
用されるプリント配線板の製造装置およびそれを用いた
プリント配線板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種電子機器等に数多く使用され
ているプリント配線板は電子機器の小型化や多機能化に
伴い、配線の高密度化とともに高い信頼性が要求される
ようになってきている。
【0003】以下に、従来のプリント配線板の導体パタ
ーン形成に用いられる製造装置において、特にエッチン
グ装置について説明する。
【0004】図6は従来のプリント配線板の製造装置と
してのエッチング装置の概略を示すものである。図6に
おいて、31はスプレーノズル、32は上面用ノズルパ
イプ、33は下面用ノズルパイプ、34は上面用圧力
計、35は下面用圧力計、36は上面用圧力調整バル
ブ、37は下面用圧力調整バルブ、38は上面用スプレ
ーポンプ、39は下面用スプレーポンプ、40は送りロ
ーラー、41はエッチングブース、42はプリント配線
板である。
【0005】以上のように構成されたエッチング装置に
おけるプリント配線板のエッチング方法について、以下
に説明する。
【0006】まず、所定の大きさに切断された銅張積層
板(図示せず)にスクリーン印刷法や写真法などにより
エッチングレジストを形成したプリント配線板42をエ
ッチングブース41内にプリント配線板42の進行方向
に対して平行またはある角度に配管された上面用ノズル
パイプ32及び下面用ノズルパイプ33の間に送り、ロ
ーラー40上で所定の速度で搬送し、上下面に塩化第2
銅などのエッチング液をスプレーノズル31から吹き付
けてエッチングレジスト非形成部分の露出した銅を溶解
(以下、エッチングと称す)し、導体パターンを得る。
この際、上面用ノズルパイプ32及び下面用ノズルパイ
プ33はプリント配線板42の進行方向に対して45°
〜60°の角度で揺動(オシレーション)させることも
可能である。その後、エッチングレジストの剥離や水洗
・乾燥などの工程を経て銅張積層板より導体パターンを
形成している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
エッチング装置及びエッチング方法では、基板の上下面
とも精度よく、かつ均一な銅のエッチングを行うことは
困難であり、特に、プリント配線板の上面と下面ではエ
ッチングスピードに大きな差が生じやすい。これはプリ
ント配線板上面においては、その中央部に溶解した銅を
多量に含む劣化したエッチング液が滞留しやすいが、そ
の周辺部分の劣化したエッチング液は、直ちにプリント
配線板上より流れ落ちるため滞留することがなく、また
プリント配線板下面ではエッチング液の滞留がなく、常
にエッチング能力の高い新液状態のエッチング液がその
下面に供給されるためである。
【0008】これにより上面のプリント配線板中央部と
周辺部では導体パターンのエッチング精度に大きな差が
生じ、さらに上下面ではその差は著しく、高密度・高精
度のプリント配線板の導体パターンのエッチングは極め
て困難となり、工程歩留りを著しく悪化させ、プリント
配線板の板厚が薄く、導体パターンが密であるほど顕著
であるという問題点を有していた。
【0009】これらの問題の解決方法として、従来はプ
リント配線板を傾斜させたり垂直に立て、横方向のスプ
レーノズルからエッチング液を噴出させ、エッチング液
の滞留をなくす方法が考案されたが、プリント配線板の
搬送及びエッチング条件の設定も困難であり、その生産
性は著しく阻害され、また製造装置の製造コスト高騰を
招くことにより、一般的に普及していないのが現状であ
る。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、製造装置の製造コスト高騰を招くことなく簡便かつ
普及が容易なプリント配線板の製造装置とそれを用いた
プリント配線板の製造方法を提供するものであり、これ
によりプリント配線板のエッチングの生産性を低下させ
ることなく上下面のエッチング精度を均一にし、高密度
・高精度のプリント配線板を歩留りよく生産することを
目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、基板を所定の速度で搬送する送りローラー
と、スプレーノズルを複数個取り付けかつプリント配線
板の進行方向に平行またはある角度で配管された複数の
ノズルパイプと、前記ノズルパイプを揺動させる機構
と、処理液としてのエッチング液を前記ノズルパイプに
供給するポンプと、前記複数の各ノズルパイプとポンプ
との間に耐圧フレキシブルチューブを備え、個々のノズ
ルパイプ間の間隔を可変とし、垂直上下に可変可能とし
たプリント配線板の製造装置を用いて、所定の揺動角度
と揺動速度でノズルパイプを揺動しエッチング液を基板
に吹き付けながら所定の速度で搬送することによりプリ
ント配線板をエッチング処理するというものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1及び24に記載
の発明は、基板を所定の速度で搬送する送りローラー
と、スプレーノズルを複数個取り付けかつプリント配線
板の進行方向に平行またはある角度で配管された複数の
ノズルパイプと、前記ノズルパイプを揺動させる機構
と、処理液としてのエッチング液を前記ノズルパイプに
供給するポンプと、前記複数の各ノズルパイプとポンプ
との間に耐圧フレキシブルチューブを備えたプリント配
線板の製造装置というものであり、各ノズルパイプとポ
ンプとの間に耐圧フレキシブルチューブを備えることに
よって、各ノズルパイプ間の間隔、垂直方向の位置の移
動が可能となり、高精度を要求されるプリント配線板の
条件設定が容易となるエッチング装置を提供するもので
ある。
【0013】本発明の請求項2に記載の発明は、複数の
ノズルパイプの個々のノズルパイプ間の間隔を可変とし
た請求項1に記載のプリント配線板の製造装置というも
のであり、ノズルパイプ間の間隔を可変し、プリント配
線板上の中央部へのエッチング液量を増やし中央部から
基板周辺部の液流れを円滑し、高精度のプリント配線板
を実現できるエッチング装置を提供するものである。
【0014】本発明の請求項3に記載の発明は、複数の
ノズルパイプの個々のノズルパイプが、プリント配線板
の進行方向に対して垂直上下に移動可能とした請求項1
に記載のプリント配線板の製造方法というものであり、
基板上のエッチングされる場所に対応してノズルパイプ
を垂直方向に移動することにより、エッチング液の当た
り具合を調整することで、高精度のプリント配線板を実
現できるエッチング装置を提供するものである。
【0015】本発明の請求項4に記載の発明は、複数の
ノズルパイプの各ノズルパイプが貫通されかつ揺動可能
な状態で支持された第1の支持部材と、前記第1の支持
部材が一定方向に移動可能な状態で支持された第2の支
持部材と、前記第2の支持部材が前記第1の支持部材の
移動方向に対して垂直方向に移動可能な状態で支持され
た機構を有する請求項1に記載のプリント配線板の製造
装置というものであり、ノズルパイプを揺動可能な状態
で保持しながら、基板の進行方向に対して左右及び垂直
上下に移動することが可能なエッチング装置であり、こ
れによりノズルパイプを垂直方向に移動することによっ
て基板上の位置によりエッチング液の当たり具合や基板
上の場所の違いによる液量を調整することで、高精度の
プリント配線板を実現できる。
【0016】本発明の請求項5に記載の発明は、第1の
支持部材の両側の第2の支持部材上にあって、かつ移動
領域を覆うように取り付けた伸縮自在の第1の蛇腹状部
材と、第2の支持部材の両側にあって、かつ移動領域を
覆うように取り付けた伸縮自在の第2の蛇腹状部材を備
えた請求項4に記載のプリント配線板の製造装置という
ものであり、支持部材の移動領域を覆うように取り付け
られた伸縮自在の蛇腹状部材によって、エッチングブー
ス内に充満したエッチングガスや噴霧中のエッチング液
の流出を防ぐものである。
【0017】本発明の請求項6に記載の発明は、各ノズ
ルパイプと耐圧フレキシブルチューブ及びポンプとの個
々の流路に圧力調整バルブと圧力計を備えた請求項1に
記載のプリント配線板の製造装置というものであり、各
ノズルパイプ間の間隔、垂直方向の位置の移動が可能と
なる。またプリント配線板の上面中央部にエッチング液
が滞留せず直ちに流れ落ちるようにするため、中央のノ
ズルパイプの圧力を両側のノズルパイプの圧力より高く
なるように、圧力計の表示を確認しながら圧力調整バル
ブの開閉の割合で容易に設定することができ、高精度を
要求されるプリント配線板の条件設定が容易となるエッ
チング装置を提供するものである。
【0018】本発明の請求項7に記載の発明は、ノズル
パイプを揺動させる機構が各ノズルパイプで独立した機
構である請求項1に記載のプリント配線板の製造装置と
いうものであり、ノズルパイプの左右及び垂直上下の位
置、揺動角度、揺動速度の条件を各ノズルパイプ毎に独
立して設定することが可能となる。これによりプリント
配線板上のエッチング液の流れをエッチング力が均一に
なるように設定し、中央部と周辺部及び上下面のエッチ
ング速度の均一化を図り高精度の導体パターンを実現で
きるエッチング装置を提供するものである。
【0019】本発明の請求項8に記載の発明は、各ノズ
ルパイプを揺動させる独立した機構において、揺動角度
及び揺動速度が可変である請求項7に記載のプリント配
線板の製造装置というものであり、ノズルパイプの位置
や要求精度及び基板サイズに応じて、ノズルパイプの揺
動角度、揺動速度の条件をノズルパイプ毎に独立して設
定することができ、これによりプリント配線板上のエッ
チング液の流れをエッチング力が均一になるように設定
し、中央部と周辺部及び上下面のエッチング速度の均一
化を図り高精度の導体パターンを形成することができ
る。
【0020】本発明の請求項9に記載の発明は、各ノズ
ルパイプを揺動させる独立した機構としてカム及びリン
ク機構と、制御用モータをノズルパイプ毎に備えた請求
項7に記載のプリント配線板の製造装置というものであ
り、揺動角度及び揺動速度を容易に変更または設定で
き、かつ各ノズルパイプが独立した駆動を有するエッチ
ング装置を提供できるものである。
【0021】本発明の請求項10に記載の発明は、カム
及びリンク機構と、制御用モータを用いた独立した揺動
機構と、各ノズルパイプをフレキシブルワイヤで連結し
た請求項9に記載のプリント配線板の製造装置というも
のであり、ノズルパイプの左右上下の移動においても対
応しうる揺動機構を備えたエッチング装置を提供できる
ものである。
【0022】本発明の請求項11に記載の発明は、カム
及びリンク機構を調整することによって、各ノズルパイ
プの揺動角度を可変させる請求項9に記載のプリント配
線板の製造装置というものであり、回転板とリンクの支
点位置を移動することによって、簡易かつ安価にノズル
パイプの揺動角度を変更できる機構を備えたエッチング
装置を提供できるものである。
【0023】本発明の請求項12に記載の発明は、制御
用モータをインバータ回路または電流または電圧制御回
路にて回転数を制御し、各ノズルパイプの揺動速度を変
化される請求項9に記載のプリント配線板の製造装置と
いうものであり、各ノズルパイプの揺動速度を電気的に
容易に変更及び設定できるというエッチング装置を提供
できるものである。
【0024】本発明の請求項13乃至15に記載の発明
は、第1の支持部材及び第2の支持部材を移動する手段
を備え、その手段がリニアモーションであって、それを
制御回路にて移動する位置を制御する手段を備えた請求
項4に記載のプリント配線板の製造装置というものであ
り、これによりノズルパイプを揺動可能な状態で保持し
ながら、基板の進行方向に対して左右及び垂直上下に移
動することを機械的かつ電気的に行い、しかも自動化す
ることが可能なエッチング装置を提供することができる
ものである。
【0025】本発明の請求項16に記載の発明は、プリ
ント配線板の寸法データを格納する手段と、前記寸法デ
ータを制御回路へ入力する経路を備えた請求項15に記
載のプリント配線板の製造装置というものであり、プリ
ント配線板の寸法に応じて、各ノズルパイプ間の間隔を
自動的に設定できるエッチング装置を提供することがで
き、これにより最もエッチング効率の高い条件でプリン
ト配線板を製造することができるものである。
【0026】本発明の請求項17及び25に記載の発明
は、請求項2に記載のプリント配線板の製造装置の複数
のノズルパイプにおいて、中央のノズルパイプの間隔を
狭く設定し、前記ノズルパイプを揺動し処理液としての
エッチング液を基板に吹き付けながら所定の速度で搬送
することにより処理するプリント配線板の製造方法とい
うものであり、中央のノズルパイプの間隔を狭く設定す
ることにより、プリント配線板上の中央部へ吹き付ける
エッチングの液量を増加させ、これによりプリント配線
板の上面中央部にエッチング液が滞留させずに効率的か
つ即効的に流れ落ち、中央部と周辺部及び上下面のエッ
チング速度の均一化を図り高精度の導体パターンを形成
することができる。
【0027】本発明の請求項18及び25に記載の発明
は、請求項3に記載のプリント配線板の製造装置の複数
のノズルパイプにおいて、中央のノズルパイプの位置を
基板搬送面側に近づけた位置で設定し、前記ノズルパイ
プを揺動し処理液としてのエッチング液を基板に吹き付
けながら所定の速度で搬送することにより処理するプリ
ント配線板の製造方法というものであり、中央のノズル
パイプの位置を基板搬送面側に近づけることによって、
基板中央部のエッチング液の当たりを周辺部より強くす
ることで、プリント配線板の上面中央部にエッチング液
が滞留させずに効率的かつ即効的に流れ落ち、中央部と
周辺部及び上下面のエッチング速度の均一化を図り高精
度の導体パターンを形成することができる。
【0028】本発明の請求項19に記載の発明は、請求
項7に記載のプリント配線板の製造装置の複数のノズル
パイプにおいて、中央のノズルパイプの揺動速度と揺動
角度を両側のノズルパイプの揺動速度及び揺動角度より
も大となるように設定した請求項17または請求項18
に記載のプリント配線板の製造方法というものであり、
中央のノズルパイプの揺動角度、揺動速度の条件を両側
のノズルパイプ毎より大きくかつ速くすることにより、
中央部の液溜まりをなくすことができる。さらに中央の
ノズルパイプの間隔を狭く設定することにより、プリン
ト配線板上の中央部へ吹き付けるエッチングの液量を増
加させることができる。また基板中央部のエッチング液
の当たりを周辺部より強くすることで、プリント配線板
の上面中央部にエッチング液が滞留させずに効率的かつ
即効的に流れ落ち、エッチング速度の均一化を図り高精
度の導体パターンを高い生産性で形成することができ
る。
【0029】本発明の請求項20に記載の発明は、請求
項6記載のプリント配線板の製造装置の複数のノズルパ
イプにおいて、中央のノズルパイプの圧力計の表示を両
側のノズルパイプの圧力計の表示より高くなるように、
個々の圧力調整バルブの開閉の割合により設定した請求
項17に記載のプリント配線板の製造方法というもので
あり、中央のノズルパイプの間隔を狭く設定することに
より、プリント配線板上の中央部へ吹き付けるエッチン
グの液量を増加させることができる。さらに中央のノズ
ルパイプの圧力を両側のノズルパイプの圧力より高くな
るように、圧力計の表示を確認しながら圧力調整バルブ
の開閉の割合で容易に設定することができ、これにより
プリント配線板の上面中央部にエッチング液が滞留させ
ずに効率的かつ即効的に流れ落ち、中央部と周辺部及び
上下面のエッチング速度の均一化を図り高精度の導体パ
ターンを形成することができる。また条件を組み合わせ
ることによって、ノズルパイプの間隔及び圧力の設定の
範囲を広げることが可能となる。
【0030】本発明の請求項21に記載の発明は、請求
項6記載のプリント配線板の製造装置の複数のノズルパ
イプにおいて、中央のノズルパイプの圧力計の表示を両
側のノズルパイプの圧力計の表示より高くなるように、
個々の圧力調整バルブの開閉の割合により設定した請求
項18に記載のプリント配線板の製造方法というもので
あり、中央のノズルパイプの位置を基板搬送面側に近づ
けることによって、基板中央部のエッチング液の当たり
を周辺部より強くすることができる。さらに中央のノズ
ルパイプの圧力を両側のノズルパイプの圧力より高くな
るように、圧力計の表示を確認しながら圧力調整バルブ
の開閉の割合で容易に設定することができる。これによ
りプリント配線板の上面中央部にエッチング液が滞留さ
せずに効率的かつ即効的に流れ落ち、中央部と周辺部及
び上下面のエッチング速度の均一化を図り高精度の導体
パターンを形成することができ、また条件を組み合わせ
ることによって、ノズルパイプの位置及び圧力の設定の
範囲を広げることが可能となる。
【0031】本発明の請求項22に記載の発明は、請求
項6記載のプリント配線板の製造装置の複数のノズルパ
イプにおいて、中央のノズルパイプの圧力計の表示を両
側のノズルパイプの圧力計の表示より高くなるように、
個々の圧力調整バルブの開閉の割合により設定した請求
項19に記載のプリント配線板の製造方法というもので
あり、中央のノズルパイプの揺動角度、揺動速度の条件
を両側のノズルパイプ毎より大きくかつ速くすることに
より、中央部の液溜まりをなくすことができる。さらに
中央のノズルパイプの間隔を狭く設定することにより、
プリント配線板上の中央部へ吹き付けるエッチングの液
量を増加させ、さらに中央のノズルパイプの圧力を両側
のノズルパイプの圧力より高くなるように、圧力計の表
示を確認しながら圧力調整バルブの開閉の割合で容易に
設定することができる。これによりプリント配線板の上
面中央部にエッチング液が滞留させずに効率的かつ即効
的に流れ落ち、中央部と周辺部及び上下面のエッチング
速度の均一化を図り高精度の導体パターンを形成するこ
とができる。また条件を組み合わせることによって、ノ
ズルパイプの揺動角度、横道速度及び圧力の設定の範囲
を広げることが可能となる。
【0032】本発明の請求項23及び25に記載の発明
は、請求項16に記載されたプリント配線板の製造装置
を用いる製造方法であって、予め進行方向に対して横方
向のプリント配線板の寸法を計測し、それを寸法データ
を格納する手段へ入力し、前記寸法データに対応してノ
ズルパイプ間の間隔を移動・設定した後、前記ノズルパ
イプを揺動し処理液としてのエッチング液を基板に吹き
付けながら所定の速度で搬送することによりエッチング
するプリント配線板の製造方法というものであり、プリ
ント配線板の寸法に応じて最もエッチング効率の高い条
件でプリント配線板を製造することができるものであ
る。
【0033】(実施の形態)以下本発明の一実施の形態
について、図面を参照しながら説明する。図1は本発明
の一実施の形態におけるプリント配線板の製造装置とし
てのエッチング装置の概略を示す図であり、図2、図3
は、本発明の一実施の形態におけるプリント配線板の製
造装置の独立したノズルパイプの詳細を示す図であり、
図4、図5は本発明の一実施の形態におけるプリント配
線板の製造装置の条件設定を示す図である。
【0034】図1〜図5において、1はスプレーノズ
ル、2a〜2fはスプレーノズル1を複数個取り付けか
つプリント配線板の進行方向に平行またはある角度に配
管された複数の上面用ノズルパイプ、3a〜3fは上面
用圧力計、4a〜4fはスプレー圧力の調整可能な手段
としての上面用圧力調整バルブ、5は処理液としてのエ
ッチング液をノズルパイプ2a〜2fに供給する上面用
スプレーポンプ、6は送りローラー、7はエッチングブ
ース、8は基板としてのプリント配線板、9a〜9fは
上面用ノズルパイプの揺動機構、10は制御用モータ、
11はカム、12aはリンク機構、12bは回転板とリ
ンク機構の支点、13はインバータ回路、14a〜14
fは耐圧フレキシブルチューブ、15aは第1の支持部
材、15bは第2の支持部材、16aは第1の蛇腹状部
材、16bは第2の蛇腹状部材、17はフレキシブルワ
イヤ、18a,18bはリニアモーションとしての電動
シリンダ、19は制御回路、20aは入力手段、20b
はデータ格納手段である。
【0035】まず、本発明の実施の形態におけるプリン
ト配線板の製造装置としてのエッチング装置について説
明する。
【0036】本発明の実施の形態におけるエッチング装
置の構成は、従来と同様に上面及び下面からの両面同時
にエッチングできる構成の装置であり、上面と下面の構
成は基本的に同じである。したがって、本発明の説明を
容易にするため、上面の構成のみを図面を用いて説明す
る。
【0037】図1に示すように、エッチングブース7内
にプリント配線板8の進行方向に平行または1〜5°の
角度で上面用ノズルパイプ2a〜2fが配管され、各々
上面用ノズルパイプは耐圧フレキシブルチューブ14a
〜14fを介して、上面用スプレーポンプ5に接続され
ている。また上記の各ノズルパイプと耐圧フレキシブル
チューブ14a〜14f及び上面用スプレーポンプ5と
の個々の流路には上面用圧力計3a〜3fと上面用圧力
調整バルブ4a〜4fを備えている。
【0038】また図2に示すように、各ノズルパイプ
は、第1の支持部材15aを貫通し、さらに揺動できる
ように支持されている。第1の支持部材15aは、第2
の支持部材15b内を左右方向に平行に移動が可能なよ
うに第2の支持部材15bに支持されている。また第2
の支持部材15bは、エッチングブース7の前壁面と後
壁面(図示せず)の移動領域を垂直上下に平行に移動で
きるように支持されている。
【0039】上記第1の支持部材15a及び第2の支持
部材15bのそれぞれの移動領域には、図2に示すよう
に、第1の支持部材15aの左右方向の移動領域に第1
の蛇腹部材16aを設け、第2の支持部材15bの垂直
上下方向の移動領域には第2の蛇腹部材16bを設けて
いる。この構成により上面用ノズルパイプ2a〜2fが
左右、上下に移動しても、耐圧フレキシブルチューブ1
4a〜14fの存在により、配管に亀裂や破損を生じる
こともなく、さらに蛇腹部材の存在により、エッチング
ブース7内のエッチング液やエッチングガスが外部に流
出漏洩することもなく、所定の上面用ノズルパイプ2a
〜2fの間隔及びプリント配線板8との距離を近づけた
り、遠ざけたりすることができる。
【0040】上記の各ノズルパイプの移動を自動的に行
う方法として、図3に示すように、第1の支持部材15
a及び第2の支持部材15bを移動する手段としてリニ
アモーションを用いる。本実施の形態においては電動シ
リンダ18aで支持部材15aを、電動シリンダ18b
で第2の支持部材15bをそれぞれ移動させる構成を示
した。特に電動シリンダ18aは、隣り合うノズルパイ
プと接触しないように取り付け位置を考慮する必要があ
る。
【0041】上記の電動シリンダ18a,18bは制御
回路19にて移動する位置を制御し、制御回路19は、
入力手段20aからの信号により動作する構成となって
いる。この構成により各ノズルパイプの移動を自動的に
行うことが可能となる。
【0042】また入力手段20aをプリント配線板の寸
法データを入力・変換することのできる寸法データ格納
手段20bとして置き換え、それに寸法データを入力す
ることも可能である。
【0043】これによりプリント配線板の基板サイズに
応じて各ノズルパイプの間隔を自動で設定することが可
能となる。
【0044】その方法として、予め進行方向に対して横
方向のプリント配線板の寸法を計測し、それを寸法デー
タ格納手段20bへ入力し、前記寸法データに対応して
各ノズルパイプ間の間隔を移動・設定した後、エッチン
グを行うことである。すなわち横方向が600mmの寸
法を有するプリント配線板をエッチングする際に比較し
て、400mmの寸法を有するプリント配線板のエッチ
ングの場合は、各ノズルパイプ間の間隔は狭く設定され
る。
【0045】このことからプリント配線板の寸法に応じ
て最もエッチング効率の高い条件でプリント配線板を製
造することができるものである。
【0046】さらに上記の上面用ノズルパイプ2a〜2
fは各々独立した揺動機構を備えている。
【0047】各上面用ノズルパイプ2a〜2fに対応し
独立した揺動機構9は、図2に示すようにカム16とリ
ンク機構12aで構成され、回転板とリンク機構の支点
12bの位置を移動することによって、揺動角度を変え
ることができる。またカム(回転板)11は、制御用モ
ータ10に直接またはベルトやギアにより連動し、制御
用モータ10はインバータ回路にて回転数を容易に変更
できる。
【0048】揺動角度のみを各ノズルパイプ毎に変更す
る場合は、制御用モータ10は1つだけ用い、設備コス
トを低減することも可能である。
【0049】さらに上記の独立したノズルパイプは、図
2に示すように、第1の支持部材15aに支持され、か
つ揺動可能な状態で同じく第1の支持部材15a上に一
部を固定され、かつ上記の回転板とリンク機構の支点1
2bの位置と連動しているフレキシブルワイヤ17で連
結され、ワイヤ線の入出により揺動する機構を備えてい
る。このフレキシブルワイヤ17のワイヤ線の入出の移
動距離は、リンク機構の支点12bの位置を移動するこ
とによって替わり、これにより揺動角度を変えることが
できる。またワイヤ線の入出の速度はカム(回転板)1
1の回転数によって変更できる。これらの構造により、
ノズルパイプが左右及び垂直上下に移動しても、各ノズ
ルパイプの揺動機構における揺動角度と揺動速度の独立
を保つことが可能である。
【0050】以上のように構成されたエッチング装置に
おけるプリント配線板のエッチング方法について、以下
に説明する。
【0051】まず、銅張積層板に感光性のエッチングレ
ジストを露光、現像工程を経て形成した基板をエッチン
グ装置へ搬送しエッチングする前に、本発明のエッチン
グ装置におけるエッチング条件の設定について述べる。
【0052】まず基本のエッチング条件の設定につい
て、通常は上下面のエッチング条件の設定を行うが、本
発明の実施の形態の説明では、上面のエッチング条件の
設定についてのみ特に詳細に述べる。
【0053】その理由として通常エッチング精度は上面
のばらつきが大きく、そのメカニズムは、従来の課題に
て述べた通りである。これに対し下面は上面でみられる
ようなエッチング液の基板中央部の液溜まりが発生する
ことはなく、基板を搬送するローラーの存在より噴射さ
れるエッチング液の基板への当たりが遮られ、これによ
るバラツキが生じることがある。これらについては後述
するものとし、以下本発明の実施の具体例においては、
基板上面において、(1)ノズルパイプの間隔、揺動角
度、揺動速度、及び圧力を設定する場合、(2)ノズル
パイプの基板搬送面からの距離、揺動角度、揺動速度、
及び圧力を設定する場合の2通りのエッチング装置にお
ける条件設定について述べる。
【0054】(1)ノズルパイプの間隔、揺動角度、揺
動速度、及び圧力を設定する場合について説明する。
【0055】まず、第1の設定として、各ノズルパイプ
の間隔について述べる。
【0056】図4に示すように、中央のノズルパイプ2
cと2dの配管の間隔は、他のノズルパイプ2aと2b
及び2eと2fの間隔に比較して約30〜50%狭くし
ており、必要に応じて中央に近いノズルパイプ2bと2
c及び2dと2eの間隔も10〜30%程度狭く配管さ
れている。
【0057】この中央に位置するほど狭い間隔でノズル
パイプを配管する構造により、プリント配線板上の中央
部へ吹き付けるエッチングの液量を増加させることがで
きる。
【0058】次に、第2の設定として、ノズルパイプの
揺動角度と揺動速度について述べる。
【0059】図2に示した構造において、中央のノズル
パイプ2cと2dの揺動角度を揺動機構におけるカム、
リンク機構のカムとリンク支点の位置を移動することに
よって、それに連動するフレキシブルワイヤ17のワイ
ヤ線の入出の移動距離の変位量が大きくなり、他のノズ
ルパイプ2aと2b及び2eと2fの揺動角度を程度大
きくなるように設定する。
【0060】さらに中央のノズルパイプ2cと2dまた
揺動速度を他のノズルパイプ2aと2b及び2eと2f
に比較して大なるようにインバータ回路、電流または電
圧制御回路にて設定する。
【0061】さらに、上記のエッチング装置の設定のも
とにおける第3の設定として各ノズルパイプのスプレー
圧力を次の通り、設定する。
【0062】エッチング装置の圧力設定として、上面用
圧力計3a〜3fに表示される圧力は、中央のノズルパ
イプが高くなるようにそれぞれ3aは1.2kg/cm2
3bは1.6kg/cm2、3cは2.0kg/cm2、3dは
2.0kg/cm2、3eは1.6kg/cm2、3fは1.2kg
/cm2になるように、上面用圧力調整バルブ4a〜4f
の開閉の割合で調整する。
【0063】このプリント配線板8は、エッチングブー
ス7内に進行方向に平行またはある角度に配管された上
面用ノズルパイプ2a〜2f及び下面用ノズルパイプの
間に構成された送りローラー6上で所定の速度で搬送さ
せ、上下面に塩化第2銅などのエッチング液をスプレー
ノズル1から吹き付けてエッチングを行う。エッチング
実施の際、上面用ノズルパイプ2a〜2f及び下面用ノ
ズルパイプは、プリント配線板進行方向に対して中央の
ノズルパイプ2cと2dを45°に、他のノズルパイプ
2aと2b及び2eと2fを60°に設定し、それぞれ
独立した揺動角度及び揺動速度で揺動(オシレーショ
ン)させ、また上面用スプレーポンプ5から上面用ノズ
ルパイプ2a〜2fへ供給されるエッチング液は、上面
用圧力調整バルブ4a〜4fの開閉の割合で上面用圧力
計3a〜3fに示すスプレー圧力を調整する。
【0064】以上のノズルパイプの揺動角度及び揺動速
度並びにスプレー圧力設定によりエッチングを実施する
と、従来のエッチング装置及びエッチング方法によるエ
ッチング後の導体パターン幅は設定値に対して、プリン
ト配線板の上下面及び中央部と周辺部でそのバラツキは
50〜100μmであるが、本発明でのエッチング装置
及びエッチング方法ではバラツキが10〜20μmと極
端に減少できる。
【0065】(2)ノズルパイプの基板搬送面からの距
離、揺動角度、揺動速度、及び圧力を設定する場合につ
いて説明する。
【0066】次に上記(1)の第1の設定であるノズル
パイプの間隔を変更することにかわって、本条件設定に
おいては、中央のノズルパイプを垂直方向に移動させた
場合における、各ノズルパイプの基板搬送面との距離に
ついて述べる。
【0067】図5に示すように、中央のノズルパイプ2
cと2dの基板搬送面との距離は、他のノズルパイプ2
aと2b及び2eと2fの距離に比較して約30〜50
%短くしており、必要に応じて中央に近いノズルパイプ
2bと2c及び2dと2eの基板搬送面からの距離も1
0〜30%程度短く設定されている。この中央に位置す
るほど基板搬送面に近づける位置でノズルパイプを設定
する構造により、プリント配線板上の中央部へ吹き付け
るエッチングの液量を増加させることができる。
【0068】さらに、上記のエッチング装置の設定のも
とにおける第3の設定として各ノズルパイプのスプレー
圧力を次の通り設定する。
【0069】上面用圧力計3a〜3fに表示される圧力
は、中央のノズルパイプが高くなるようにそれぞれ3a
は1.2kg/cm2、3bは1.6kg/cm2、3cは2.0
kg/cm2、3dは2.0kg/cm2、3eは1.6kg/c
m2、3fは1.2kg/cm2になるように、上面用圧力調
整バルブ4a〜4fの開閉の割合で調整する。
【0070】(1)の場合と同様に、本条件においても
中央の2本のノズルパイプの圧力を他のノズルパイプの
圧力よりも、高めに設定しているが、(1)の場合と異
なることは、比較値として中央の圧力値を低く設定する
ことができ、さらに他のノズルパイプの圧力を高く設定
することが可能となり、全体としてのエッチング速度を
向上させることができ、(1)の場合に比較して生産性
を高めることが可能となる。
【0071】また中央のノズルパイプをさらに基板搬送
面上に近づけたり、中央の両側のノズルパイプも最両端
のノズルパイプよりも近づけたり、あるいは、各ノズル
パイプの揺動角度、揺動速度を調整することで、各ノズ
ルパイプの圧力設定範囲を広くとることが可能となる。
【0072】このプリント配線板8は、エッチングブー
ス7内に進行方向に平行またはある角度に配管された上
面用ノズルパイプ2a〜2f及び下面用ノズルパイプの
間に構成された送りローラー6上で所定の速度で搬送さ
せ、上下面に塩化第2銅などのエッチング液をスプレー
ノズル1から吹き付けてエッチングを行う。
【0073】エッチング実施の際、上面用ノズルパイプ
2a〜2f及び下面用ノズルパイプは、プリント配線板
進行方向に対して中央のノズルパイプ2cと2dを45
°に、他のノズルパイプ2aと2d及び2eと2fを6
0°に設定し、それぞれ独立した揺動角度及び揺動速度
で揺動(オシレーション)させ、また上面用スプレーポ
ンプ5から上面用ノズルパイプ2a〜2fへ供給される
エッチング液は、上面用圧力調整バルブ4a〜4fの開
閉の割合で上面用圧力計3a〜3fに示すスプレー圧力
を調整する。
【0074】以上のノズルパイプの揺動角度及び揺動速
度並びにスプレー圧力設定によりエッチングを実施する
と、従来のエッチング装置及びエッチング方法によるエ
ッチング後の導体パターン幅は設定値に対して、プリン
ト配線板の上下面及び中央部と周辺部でそのバラツキは
50〜100μmであるが、本発明でのエッチング装置
及びエッチング方法ではバラツキが10〜20μmと極
端に減少できる。
【0075】次に上記の(1),(2)の組み合わせに
よる利点について説明する。
【0076】これによる利点効果としては、各ノズルパ
イプに取り付けられた複数のスプレーノズル1への噴射
圧力が極端に低くならないようにできるため、スプレー
ノズル1のエッチング液噴射口の異物の詰まりによるト
ラブルが発生する確率を低くすることができる。また両
側の圧力を圧力調整バルブを閉めることで、エッチング
の流路をせばめることによる流体損失を低くすることが
できエネルギー効率を高めるという利点がある。
【0077】また、基板全面を均一なエッチング速度と
するため、各ノズルパイプの間隔、基板搬送面との距
離、あるいはノズルパイプの揺動角度と揺動速度を概ね
設定することで、従来の基板中央部における液溜まりを
解消することができる。これにより各ノズルパイプの圧
力設定の範囲を広く取ることができる。
【0078】以上のことから種々の基板サイズや、要求
される導体回路の仕上がり精度に応じて、各ノズルパイ
プの圧力設定を微調整に用いることができ、さらにその
条件設定も各ノズルパイプ毎の圧力計の表示を確認しな
がら、圧力調整バルブにより容易に設定することができ
る。
【0079】上記の条件設定における本発明の実施の形
態の事例については、主に基板上面について述べた。
【0080】基板の下面における条件の設定は、送りロ
ーラーの数や、ローラーのピッチ、取り付け位置につい
てエッチング装置ごとに異なるのが一般的である。
【0081】それぞれのエッチング装置における基板下
面のエッチング条件の設定も、ノズルパイプの間隔、基
板搬送面との距離、あるいはノズルパイプの揺動角度、
揺動速度などを調整して行う。そして基板全面において
概ね均一なエッチング条件を設定した後、上記の基板上
面の例と同様に、各ノズルパイプ毎の圧力を再調整する
ことで微調整を図ることができる。
【0082】このためエッチング装置毎に異なる送りロ
ーラー、ローラーのピッチ、ローラー数においても対応
することができる。
【0083】以上のことから、従来下面のエッチング精
度を基板全面において均一にするため行っていた送りロ
ーラーのピッチ検討や、位置の変更、ローラーの個数の
調整作業等を行う必要がなく、上記エッチング装置の各
パラメータの設定、及び圧力による微調整により、容易
に条件設定を行うことができる。
【0084】なお、本発明の実施の形態においては、
(1)ノズルパイプの間隔、揺動角度、揺動速度、及び
圧力を設定する場合と、(2)ノズルパイプの基板搬送
面からの距離、揺動角度、揺動速度、及び圧力を設定す
る場合の2通りのエッチング装置における条件設定につ
いて述べたが、別の組み合わせ例えば、(3)ノズルパ
イプの間隔、基板搬送面からの距離、圧力を設定する場
合や、(4)ノズルパイプの間隔、基板搬送面からの距
離、揺動角度、揺動速度を設定する場合でエッチング条
件を設定してもよく、さらに全ての条件、すなわち
(5)ノズルパイプの間隔、基板搬送面からの距離、揺
動角度、揺動速度、圧力等を用いて条件設定を行うこと
も可能である。
【0085】さらに本発明の実施の形態においては、プ
リント配線板の製造装置の中で、特に銅はく等のエッチ
ングを行うエッチング装置について説明したが、本発明
は、感光性レジストの未露光部を現像・除去するための
現像装置としても用いることもできる。
【0086】
【発明の効果】以上のように本発明は、各ノズルパイプ
とポンプとの間に耐圧フレキシブルチューブを備え、個
々のノズルパイプ間の間隔を可変とし、垂直上下に可変
可能としたプリント配線板の製造装置を用いて、所定の
揺動角度と揺動速度でノズルパイプを揺動し処理液とし
てのエッチング液を基板に吹き付けながら所定の速度で
搬送し、プリント配線板をエッチングすることによっ
て、プリント配線板のエッチングの生産性を低下させる
ことなくプリント配線板上面の中央部と周辺部及び上下
面のエッチング精度を均一にし、高密度・高精度のプリ
ント配線板を歩留りよく生産することができるものであ
り、さらに装置の製造コスト高騰を招くことなく容易に
普及しうる簡易な製造装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるプリント配線板
のエッチング装置の概略図
【図2】本発明の一実施の形態におけるプリント配線板
のエッチング装置の独立したノズルパイプの詳細図
【図3】本発明の一実施の形態におけるプリント配線板
のエッチング装置の独立したノズルパイプの詳細図
【図4】本発明の一実施の形態におけるプリント配線板
のエッチング装置の条件設定を示す図
【図5】本発明の一実施の形態におけるプリント配線板
のエッチング装置の条件設定を示す図
【図6】従来のプリント配線板のエッチング装置の概略
【符号の説明】
1 スプレーノズル 2a〜2f 上面用ノズルパイプ 3a〜3f 上面用圧力計 4a〜4f 上面用圧力調整バルブ 5 上面用スプレーポンプ 6 送りローラー 7 エッチングブース 8 プリント配線板 9a〜9f 上面用ノズルパイプの揺動機構 10 制御用モータ 11 カム 12a リンク機構 12b 回転板とリンク機構の支点 13 インバータ回路 14a〜14f 耐圧フレキシブルチューブ 15a 第1の支持部材 15b 第2の支持部材 16a 第1の蛇腹状部材 16b 第2の蛇腹状部材 17 フレキシブルワイヤ 18a,18b 電動シリンダ 19 制御回路 20a 入力手段 20b データ格納手段

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を所定の速度で搬送する送りローラ
    ーと、スプレーノズルを複数個取り付けかつプリント配
    線板の進行方向に平行またはある角度で配管された複数
    のノズルパイプと、前記ノズルパイプを揺動させる機構
    と、処理液を前記ノズルパイプに供給するポンプと、前
    記複数の各ノズルパイプとポンプとの間に耐圧フレキシ
    ブルチューブを備えたプリント配線板の製造装置。
  2. 【請求項2】 複数のノズルパイプの個々のノズルパイ
    プ間の間隔を可変とした請求項1に記載のプリント配線
    板の製造装置。
  3. 【請求項3】 複数のノズルパイプの個々のノズルパイ
    プが、プリント配線板の進行方向に対して垂直上下に移
    動可能とした請求項1に記載のプリント配線板の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 複数のノズルパイプの各ノズルパイプが
    貫通されかつ揺動可能な状態で支持された第1の支持部
    材と、前記第1の支持部材が一定方向に移動可能な状態
    で支持された第2の支持部材と、前記第2の支持部材が
    前記第1の支持部材の移動方向に対して垂直方向に移動
    可能な状態で支持された機構を有する請求項1に記載の
    プリント配線板の製造装置。
  5. 【請求項5】 第1の支持部材の両側の第2の支持部材
    上にあって、かつ移動領域を覆うように取り付けた伸縮
    自在の第1の蛇腹状部材と、第2の支持部材の両側にあ
    って、かつ移動領域を覆うように取り付けた伸縮自在の
    第2の蛇腹状部材を備えた請求項4に記載のプリント配
    線板の製造装置。
  6. 【請求項6】 各ノズルパイプと耐圧フレキシブルチュ
    ーブ及びポンプとの個々の流路に圧力調整バルブと圧力
    計を備えた請求項1に記載のプリント配線板の製造装
    置。
  7. 【請求項7】 ノズルパイプを揺動させる機構が各ノズ
    ルパイプで独立した機構である請求項1に記載のプリン
    ト配線板の製造装置。
  8. 【請求項8】 各ノズルパイプを揺動させる独立した機
    構において、揺動角度及び揺動速度が可変である請求項
    7に記載のプリント配線板の製造装置。
  9. 【請求項9】 各ノズルパイプを揺動させる独立した機
    構としてカム及びリンク機構と、制御用モータをノズル
    パイプ毎に備えた請求項7に記載のプリント配線板の製
    造装置。
  10. 【請求項10】 カム及びリンク機構と、制御用モータ
    を用いた独立した揺動機構と、各ノズルパイプをフレキ
    シブルワイヤで連結した請求項9に記載のプリント配線
    板の製造装置。
  11. 【請求項11】 カム及びリンク機構を調整することに
    よって、各ノズルパイプの揺動角度を可変させる請求項
    9に記載のプリント配線板の製造装置。
  12. 【請求項12】 制御用モータをインバータ回路または
    電流または電圧制御回路にて回転数を制御し、各ノズル
    パイプの揺動速度を変化される請求項9に記載のプリン
    ト配線板の製造装置。
  13. 【請求項13】 第1の支持部材及び第2の支持部材を
    移動する手段を備えた請求項4に記載のプリント配線板
    の製造装置。
  14. 【請求項14】 移動する手段がリニアモーションであ
    る請求項13に記載のプリント配線板の製造装置。
  15. 【請求項15】 制御回路にて移動する位置を制御する
    手段を備えた請求項13に記載のプリント配線板の製造
    装置。
  16. 【請求項16】 プリント配線板の寸法データを格納す
    る手段と、前記寸法データを制御回路へ入力する経路を
    備えた請求項15に記載のプリント配線板の製造装置。
  17. 【請求項17】 請求項2に記載のプリント配線板の製
    造装置の複数のノズルパイプにおいて、中央のノズルパ
    イプの間隔を狭く設定し、前記ノズルパイプを揺動し処
    理液を基板に吹き付けながら所定の速度で搬送すること
    により処理するプリント配線板の製造方法。
  18. 【請求項18】 請求項3に記載のプリント配線板の製
    造装置の複数のノズルパイプにおいて、中央のノズルパ
    イプの位置を基板搬送面側に近づけた位置で設定し、前
    記ノズルパイプを揺動し処理液を基板に吹き付けながら
    所定の速度で搬送することにより処理するプリント配線
    板の製造方法。
  19. 【請求項19】 請求項7に記載のプリント配線板の製
    造装置の複数のノズルパイプにおいて、中央のノズルパ
    イプの揺動速度と揺動角度を両側のノズルパイプの揺動
    速度及び揺動角度よりも大となるように設定した請求項
    17または請求項18に記載のプリント配線板の製造方
    法。
  20. 【請求項20】 請求項6に記載のプリント配線板の製
    造装置の複数のノズルパイプにおいて、中央のノズルパ
    イプの圧力計の表示を両側のノズルパイプの圧力計の表
    示より高くなるように、個々の圧力調整バルブの開閉の
    割合により設定した請求項17に記載のプリント配線板
    の製造方法。
  21. 【請求項21】 請求項6に記載のプリント配線板の製
    造装置の複数のノズルパイプにおいて、中央のノズルパ
    イプの圧力計の表示を両側のノズルパイプの圧力計の表
    示より高くなるように、個々の圧力調整バルブの開閉の
    割合により設定した請求項18に記載のプリント配線板
    の製造方法。
  22. 【請求項22】 請求項6に記載のプリント配線板の製
    造装置の複数のノズルパイプにおいて、中央のノズルパ
    イプの圧力計の表示を両側のノズルパイプの圧力計の表
    示より高くなるように、個々の圧力調整バルブの開閉の
    割合により設定した請求項19に記載のプリント配線板
    の製造方法。
  23. 【請求項23】 請求項16に記載されたプリント配線
    板の製造装置を用いる製造方法であって、予め進行方向
    に対して横方向のプリント配線板の寸法を計測し、それ
    を寸法データを格納する手段へ入力し、前記寸法データ
    に対応してノズルパイプ間の間隔を移動・設定した後、
    前記ノズルパイプを揺動し処理液を基板に吹き付けなが
    ら所定の速度で搬送することにより処理するプリント配
    線板の製造方法。
  24. 【請求項24】 処理液がエッチング液である請求項1
    に記載のプリント配線板の製造装置。
  25. 【請求項25】 処理液がエッチング液である請求項1
    7,18及び23のいずれかに記載のプリント配線板の
    製造方法。
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