JP2001186735A - リラクタンスモータ - Google Patents
リラクタンスモータInfo
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- JP2001186735A JP2001186735A JP36528099A JP36528099A JP2001186735A JP 2001186735 A JP2001186735 A JP 2001186735A JP 36528099 A JP36528099 A JP 36528099A JP 36528099 A JP36528099 A JP 36528099A JP 2001186735 A JP2001186735 A JP 2001186735A
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Abstract
損を低減でき、また誘導始動時に同期・非同期トルクに
よって加速できるロータ・ステータスロット数の組み合
わせのリラクタンスモータを提供することを課題とす
る。さらに、突極比が大きく取れるスリット形状で機械
強度を確保し、商用電源で反抗トルクの大きな負荷を接
続した状態でも自己始動を可能とするリラクタンスモー
タの提供する。 【解決手段】 リラクタンスモータにおいて、ロータ半
径方向に1極あたり6層であり、かつ1極当り等価的ロ
ータスロットが11スロットとなるように配置されたフ
ラックスバリアスリットを備え、そのうち第2層から第
6層のフラックスバリアスリットがロータの中心方向に
凸形の形状を形成し、フラックスバリアスリットの端部
近傍の一部を狭くする。
Description
クを利用した同期電動機であり、とくに商用電源で反抗
トルクの大きな負荷を接続した場合も容易に自己始動が
可能なリラクタンスモータに関するものである。
層以上多層に間隔をおいて配置された複数組のフラック
スバリアスリットがロータの中心方向に凸形をなす形状
をなし、d軸とq軸の磁気抵抗の差によるリラクタンス
トルクで回転する電動機であり、商用電源で自己始動は
不可能である。
の層数が2から3層と少ない場合、一回転当りのトルク
変動が大きくなる問題がある。また、フラックスバリア
の層数が多くなると、高次の磁束に進入により、漂遊負
荷損が増大するという問題もあった。
数の選択によっては、誘導始動時に同期・非同期トルク
によって加速不能となる問題があった。
は、ロータの強度確保が必要であり、従来は、図6に示
すフラックスバリアスリットの中央にリブを設け、ロー
タ最外周部の薄肉で連結される厚さをある程度確保する
ことで、ロータの強度を確保している。しかし、d軸と
q軸の磁気抵抗の差が小さいほどリラクタンストルクは
小さくなるために、この方法では漏れ磁束が多くなるこ
とから磁気抵抗の差が小さくなり、リラクタンストルク
が小さくなるという問題がある。また、モータを始動さ
せるためには高価な制御装置を必要とした。
にすることが容易ではなく、薄板鉄心を積層し圧着カシ
メによって形成されたロータは強度が小さいため切削・
研削によるロータの外径加工によって真円にできないた
め、図6の空隙が不均一となり、大きな磁気騒音が発生
しやすい。同時に、3層以上の長穴スロットを設けたロ
ータ最外周部の薄肉連結部の厚さを極限まで薄くするに
は鉄心変形などの問題から切削加工に限界がある。その
ため、この薄肉連結部が厚くなってしまい、漏れ磁束に
よる突極比低下が深刻で性能が著しく低下するという問
題点もあった。
己始動ができず、突極比の大きく取れるスリット形状と
機械強度の両立が確保できず、ロータを真円にできない
ことから磁気騒音が発生し易かった。
動が小さく、また漂遊損を低減できるようなフラックス
バリアの層数であって、かつまた、クローリングによる
始動停滞の発生しないロータ・ステータスロット数の組
み合わせのリラクタンスモータを提供することを課題と
する。さらに、突極比が大きく取れるスリット形状で機
械強度を確保し、商用電源で反抗トルクの大きな負荷を
接続した状態でも自己始動を可能とし、磁気騒音を低減
したリラクタンスモータを提供する。
れば、リラクタンスモータにおいて、ロータのフラック
スバリアスリットがロータ半径方向に1極あたり6層で
あり、かつ1極当り等価的ロータスロットが11スロッ
トとなるように配置され、第2層から第6層のフラック
スバリアスリットがロータの中心方向に凸形の形状をな
している。
ラックスバリアスリットに注入した非磁性材料からなる
注入部材と、ロータ両端面に各スリット内の非磁性材料
を結合する短絡環形状の非磁性材料の結合部材を備えて
いる。
バリアスリットに注入する非磁性材料の注入部材とロー
タ端面に設けた短絡環形状の結合部材をダイカスト法よ
り一体形成する。
バリアスリットへの注入部材とロータ端面に設ける短絡
環形状の結合部材を銅または銅合金、アルミニウムまた
はアルミニウム合金のような、非磁性で導電性のある材
料でダイカスト法により一体形成し、2次導体を形成す
る。
バリアスリットの一部を狭くした縮小部を設ける。
バリアスリットのうち、ロータ外周円となす角度の大き
いスリットのロータ外周円近傍の一部を狭くする。
バリアスリットに注入する非磁性導電性の注入部材の一
部分に非磁性の絶縁体を挿入し、フラックスバリアスリ
ットと短絡環とを一体にダイカストする。
バリアスリット部に非磁性材を注入後に回転子外径を切
削加工または、研削加工によりロータ外径を加工する。
を避け、かつ進入する高調波磁束を少なくするため、1
極当り等価的ロータスロットが11スロットとなるよう
にフラックスバリアスリットが配置されているので、一
回転当りのトルク変動が小さく、また漂遊損を低減する
ことができる。
バリアスリットに注入した非磁性材料の注入部材と、ロ
ータ両端面に各スリット内の非磁性材料を結合する短絡
環形状の非磁性材料の結合部材を備えることで半径方向
及びに円周方向において機械的強度を向上することがで
きる。
バリアスリットに注入する非磁性材料の注入部材とロー
タ端面に設けた短絡環形状の結合部材をダイカスト法よ
り、一体形成したことによって容易に堅牢なロータを提
供できる。
バリアスリットへの注入部材とロータ端面に設ける結合
部材とを銅または銅合金、アルミニウムまたはアルミニ
ウム合金のような、非磁性で導電性のある材料でダイカ
スト法により一体形成し、2次導体を形成したことによ
って商用電源による自己始動が可能となる。
バリアスリットの一部を狭くしたことによって商用電源
で始動する時の始動トルクを大きくすることができる。
バリアスリットのうちロータ外周円となす角の大きいス
リットのロータ外周円近傍の一部を狭くしたことによっ
て商用電源で始動する時の始動トルクを大きくすること
ができる。
バリアスリットに注入する非磁性導電性の注入部材の一
部分に非磁性の絶縁体を挿入し、フラックスバリアスリ
ットと短絡環とを一体にダイカストしたことによって2
次抵抗を大きくすることができ、商用電源で始動する時
の始動トルクを大きくすることができる。
バリアスリット部に非磁性材料を注入することにより外
径加工による回転子変形を抑制し、回転子外周部の薄肉
連結部を極限まで薄くすることを可能にする。また回転
子外径を切削加工または、研削加工によりロータ外径を
加工したことによってステータとロータとの空隙を均一
にすることができ、磁気騒音を減少することができる。
いては、1極当りのステータスロット数と、ロータのフ
ラックスバリアスリットにより形成される1極当りの等
価的ロータスロットとの最小公倍数を大きくすることに
より、一回転当りのトルク変動を小さくすることができ
る。このためには、ロータのフラックスバリアスリット
により形成される1極当りの等価的ロータスロット数と
して大きな素数を取ることが望ましい。この時、素数と
して5、7は相帯高調波と同じ次数でありクローリング
が発生してしまうため、素数としては11以上の素数で
なければならない。一方、漂遊損低減のためには、高次
の磁束の進入を防ぐために、ロータスロット数は少ない
方が望ましい。この3つの条件を満足するためには、1
極当りのロータスロット数として11スロットが望まし
い。このため、前記の目的を達成するために本発明で
は、フラックスバリアスロットの作る1極当りの等価的
ロータスロット数が11となるように、一極当り6層の
フラックスバリアスリットを設けることで、クローリン
グを発生せず、トルク変動、漂遊損の低減を可能とす
る。
リットに充填しダイカストすることにより、機械強度を
満足し、突極比が大きくとれ、商用電源で自己始動を可
能とする。さらに、ロータ外径を加工することにより、
空隙を均一とし磁気騒音を低減する。
態を説明する。
子)の構成を示す図であり、1はロータを構成する鉄心
のコアシートであり、その正面図を示す。ロータはコア
シート1を積層して形成する。2a〜2fは回転方向の
磁気抵抗差を形成するための6層からなるフラックスバ
リアスリットであり、1極当りの等価的なロータスロッ
ト数が11となるように配置されている。3a〜3c
は、フラックスバリアスリットの端部近傍の一部の幅を
狭くした、スリットの縮小部である。コアシート1のパ
ターンは、以後の実施の形態についても共通である。
りのトルク変動を小さくするために1極当りのステータ
スロット数との最小公倍数を大きくすることが望まし
く、このためには大きな素数であることが望ましい。一
方、高次の磁束の侵入による漂遊損失を少なくする観点
からは小さい素数であることが望ましい。素数のうち5
と7は相帯高調波と同じ次数であるためクローリング
(空隙磁束密度の高調波成分により発生する同期・非同
期トルクによって、すべり−トルク曲線に鞍点ができる
現象。この鞍点で安定してしまい、加速できない場合が
ある)が発生するので避けなければならない。以上の3
つの条件から、ロータスロット数として11を選択し
た。スリットによる等価的なロータスロット数が11と
なるように、フラックスバリアスリット2a〜2fは6
層とした。
の3条件との組合わせの良好な数として9スロットとし
た。ただし、ステータのスロット数は9に限るものでは
ない。
ることにより、1回転当りのトルク変動が小さく、漂遊
損失が小さく、誘導始動をした場合のクローリングの発
生を防止できるリラクタンスモータを提供することがで
きる。
2a〜2fの中に非磁性材料を注入し、これらをロータ
の軸方向端面に設けた短絡環形状の非磁性材料の結合部
材で結合し、固定したものである。このようにすること
によって、ロータの半径方向および円周方向の機械的強
度を改善することができ、そのため高速回転の可能なリ
ラクタンスモータを提供することができる。また、機械
的強度を改善できることにより、フラックスバリアスリ
ット端部の薄肉連結部を薄くすることが可能であり、漏
洩磁束を減少させて突極比の大きいロータを構成するこ
とができる。
アスリットへの非磁性の注入部材とロータ端面に設けた
短絡環形状の非磁性の結合部材をダイカスト法により一
体に形成したものである。
ける機械的強度をより一層改善できるとともに、容易に
製作することができる。
バリアスリットへの非磁性の注入部材およびロータ端面
に設けた短絡環形状の結合部材を銅または銅合金、ある
いはアルミニウムまたはアルミニウム合金のような非磁
性の導電性材料としたものである。
のロータの構造を示す一部破断斜視図であり、フラック
スバリアスリット内に注入した非磁性導電性材料の構造
を示すために、ローターの一部を破断し、鉄心を除いた
状態を示している。図において4a〜4fはフラックス
バリアスリット内に注入した非磁性導電性材料である。
5はロータの外径面、6はロータの軸方向端面に設けた
短絡環であり、スリット注入部材4a〜4fとともに2
次導体を形成している。このような2次導体はダイカス
ト法により一体に形成することができる。
の2次導体に2次電流が流れトルクが得られるので、自
己始動が可能である。ここで、フラックスバリア層を6
層として1極当りの等価的なロータスロット数を11と
してあるので、クローリングを発生することがなく、安
定した自己始動が可能である。また自己始動が可能なた
め、始動のための制御装置を必要としない。
アスロット内の2次導体に、ロータ表面に近い位置に厚
さの縮小部を設けたものである。図1において、3a〜
3cはフラックスバリアスリットのロータ外周円近傍の
一部の幅を狭くしたスリットの縮小部である。このよう
な縮小部を有するフラックスバリアスリットに非極性導
電性材料を注入して形成した2次導体は、図2の4a〜
4cに示すようにロータ表面に近い位置に厚さの縮小部
が形成される。
電動機における2重かご型構造と同様に作用し、始動時
の2次抵抗を高めることができるので、始動トルクを大
きくすることができる。そのため、商用電源で反抗トル
クの大きな負荷を接続した場合でも自己始動が可能であ
る。
フラックスバリアスリットをスリット長の長いものに限
定したものである。図1に示すようにフラックスバリア
スリット2a〜2fのうちスリット長の長い2a〜2c
にのみスリットの縮小部3a〜3c設けている。この結
果、図2に示すようにフラックスバリアスリットに注入
された2次導体4a〜4fのうち4d〜4fにのみ厚さ
の縮小部が形成されている。
2次導体に薄肉部を形成し、誘導始動時に2重かご型導
体として作用し、始動トルクを増大する効果を有する
が、一方ではフラックスバリアの一部の磁気抵抗を減少
させ、突極比を劣化させる。したがってフラックスバリ
アスリットの縮小部は大きな2重かご型効果の得られる
ものに限定して設けるのが得策である。そのような条件
は、フラックスバリアスリットの端部がロータ外周円と
なす角度が大きいことである。そのためスリット長の長
いフラックスバリアスリットを選んで幅の縮小部を設け
る。フラックスバリアスリットとロータ外周円のなす角
度としては、たとえば45度以上とするのが望ましい。
リアスリットを限定することにより、突極比の低下を抑
えながら始動トルクを増大させることができる。
よる2次導体4a〜4f(図2)の一部を非磁性絶縁材
料におき替えたものである。
すものであり、図において、2次導体は導電性材料部分
4a〜4fと絶縁物よりなる部分10a〜10eから構
成されている。導電性2次導体4a〜4fは図4に示す
ように短絡環6で両端面を短絡されている。またこのよ
うな導電性材料と絶縁物から構成される2次導体もダイ
カスト法により一体に形成することができる。
電動機のかご型2次導体の形状に近いものとなり、2次
抵抗を高めて始動トルクを増大させることができる。
バリアスリットに非磁性体を注入したロータの外径面5
を切削加工または研削索加工により真円度を高めたもの
である。フラックスバリアスリットに非磁性材料を注入
したロータは、径方向にも円周方向にも機械的強度が大
きく、ロータの外周部を機械加工することができる。図
3はロータを機械加工することにより真円度を高め、か
つスリット端部の薄肉連結部の厚さを極限まで薄くした
ロータをステータ中に組込んだ状態を示している。図に
おいて、7はステータ、8はロータ、9はステータとロ
ータの間の空隙を示している。ただし、空隙の幅は実際
より拡大して表わしている。
注入せず空洞としたリラクタンスモータのロータは、フ
ラックスバリアスリット端部の薄肉連結部の機械的強度
が弱く、とくに3層以上のスリットを有するロータでは
薄肉連結部の幅を少なくとも0.5〜1mm程度にする
必要があり、そのうえ機械加工が不可能であった。本実
施の形態のようにフラックスバリアスリット内に非磁性
材料を注入して中実構造としたものではスリット端部の
薄肉連結部の幅を0.4mm以下とすることができ、か
つ非磁性材料注入後にさらに機械加工により薄肉連結部
の幅をさらに縮小することができる。このため漏洩磁束
を著しく減少させることができ、突極比を大きくするこ
とができる。
表面の真円度を高めることができるので、ロータとステ
ータ間の空隙を均一にすることができ、磁気騒音の小さ
なリラクタンスモータを提供することができる。また、
ロータとステータ間の空隙を0.2mm以下まで小さく
することができるので、ロータの突極軸方向の磁束を増
加させることができ、ロータの突極比の改善とともに高
力率のリラクタンスモータを提供することができる。
波次数を避け、かつ進入する高調波磁束を少なくするた
め、1極当り等価的ロータスロットが11スロットとな
るようにフラックスバリアスリットが配置されているの
で、一回転当りのトルク変動が小さく、さらに漂遊損を
低減することができるリラクタンスモータを提供するこ
とができる。
バリアスリットに注入した非磁性材料の注入部材と、ロ
ータ両端面に各スリット内の非磁性材料を結合する短絡
環形状の非磁性材料の結合部材を備えているので高速回
転で運転することが可能なリラクタンスモータを提供す
ることができる。
バリアスリットに注入する非磁性材料の注入部材とロー
タ端面に設けた短絡環形状の非磁性材料の結合部材をダ
イカスト法より、一体形成したことによって、堅牢なリ
ラクタンスモータを提供することができる。
バリアスリットに注入する注入部材とロータ端面に設け
る結合部材とを銅または同合金、アルミニウムまたはア
ルミニウム合金のような、非磁性で導電性のある材料で
ダイカスト法によりで一体形成し、2次導体を形成した
ことによって、高価な制御装置を用いなくても自己始動
可能なリラクタンスモータを提供することができる。
バリアスリットのロータ外周円近傍の一部を狭くしたこ
とによって、始動時の2次抵抗を高めることができるの
で始動トルクを大きくでき、商用電源で反抗トルクの大
きな負荷を接続した状態でも自己始動可能なリラクタン
スモータを提供することができる。
バリアスリットのうちロータ外周円となす角度の大きな
スリットのロータ外周円近傍の一部を狭くしたことによ
って、始動時の2次抵抗を高めることができるので、始
動トルクを大きくでき、商用電源で反抗トルクの大きな
負荷を接続した状態でも自己始動可能なリラクタンスモ
ータを提供することができる。
バリアスリットに注入する非磁性導電性の注入部材の一
部分に非磁性の絶縁体を挿入し、フラックスバリアスリ
ットへの注入部材と短絡環形状の結合部材とを一体にダ
イカストしたことによって、2次抵抗を大きくすること
により始動トルクを大きくでき、商用電源で反抗トルク
の大きな負荷を接続した状態でも自己始動可能なリラク
タンスモータを提供することができる。
バリアスリット部に非磁性材料を注入することにより外
径加工による回転子変形を抑制し、回転子外周部の薄肉
連結部を極限まで薄くすることを可能にする。また回転
子外径を切削加工または、研削加工によりロータ外径を
加工したことによってステータとロータとの空隙を均一
にすることができ、磁気騒音を減少することができる。
構成を示すコアシートの正面図である。
を破断した斜視図である。
ータの断面図である。
図である。
を破断した断面図である。
タの断面図である。
フラックスバリアスリット、3a,3b,3c スリ
ットの縮小部、4a,4b,4c 2次導体、5 ロー
タ外径面、6 短絡環、7 ステータ、8 ロータ、9
空隙、10 絶縁物、11 リブ。
Claims (8)
- 【請求項1】 リラクタンスモータにおいて、ロータ半
径方向に1極あたり6層であり、かつ1極当り等価的ロ
ータスロットが11スロットとなるように配置されたフ
ラックスバリアスリットを備え、そのうち第2層から第
6層のフラックスバリアスリットがロータの中心方向に
凸形の形状を形成したロータであることを特徴とするリ
ラクタンスモータ。 - 【請求項2】 フラックスバリアスリットに注入した非
磁性材料の注入部材と、ロータ両端面に各スリット内の
非磁性材料を結合する短絡環形状の非磁性材料の結合部
材とを備えたことを特徴とする請求項1記載のリラクタ
ンスモータ。 - 【請求項3】 前記フラックスバリアスリットに注入す
る非磁性材料の注入部材とロータ端面に備えた短絡環形
状の結合部材をダイカスト法より一体形成したことを特
徴とする請求項2記載のリラクタンスモータ。 - 【請求項4】 前記フラックスバリアスリットへの注入
部材とロータ端面に設ける結合部材とを銅または銅合
金、アルミまたはアルミ合金のような、非磁性で導電性
のある材料でダイカスト法により一体形成し、2次導体
を形成したことを特徴とする請求項2または3記載のリ
ラクタンスモータ。 - 【請求項5】 前記フラックスバリアスリットの一部を
狭くしたことを特徴とする請求項1、2、3または4記
載のリラクタンスモータ。 - 【請求項6】 前記フラックスバリアスリットのうちロ
ータ外周円となす角度の大きいスリットの端部近傍の一
部を狭くしたことを特徴とする請求項5記載のリラクタ
ンスモータ。 - 【請求項7】 前記フラックスバリアスリットに注入す
る非磁性導電性注入部材の一部分に非磁性の絶縁体を挿
入し、フラックスバリアスリットへの注入部材とロータ
端面に設ける短絡環形状の結合部材とを一体にダイカス
トしたこと特徴とする請求項4記載のリラクタンスモー
タ。 - 【請求項8】 フラックスバリアスリット部に非磁性材
を注入後に回転子外径を切削加工または、研削加工によ
りロータ外径を加工したことを特徴とする請求項2、
3、4、5、6または7記載のリラクタンスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36528099A JP4098939B2 (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | リラクタンスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36528099A JP4098939B2 (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | リラクタンスモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001186735A true JP2001186735A (ja) | 2001-07-06 |
JP4098939B2 JP4098939B2 (ja) | 2008-06-11 |
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ID=18483880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36528099A Expired - Fee Related JP4098939B2 (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | リラクタンスモータ |
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JP (1) | JP4098939B2 (ja) |
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