JP2001181743A - 磁性に優れた熱延珪素鋼板の製造方法 - Google Patents

磁性に優れた熱延珪素鋼板の製造方法

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JP2001181743A
JP2001181743A JP37011499A JP37011499A JP2001181743A JP 2001181743 A JP2001181743 A JP 2001181743A JP 37011499 A JP37011499 A JP 37011499A JP 37011499 A JP37011499 A JP 37011499A JP 2001181743 A JP2001181743 A JP 2001181743A
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silicon steel
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rolled
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Ryutaro Kawamata
竜太郎 川又
Takeshi Kubota
猛 久保田
Takehide Senuma
武秀 瀬沼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁性に優れた熱延珪素鋼板の提供を目的とす
る。 【解決手段】 特定の範囲のSi,Mn,C,N,Pを
含有する鋼を熱延して珪素鋼板を製造する方法におい
て、仕上熱延後、1回目の巻取温度を750℃以上、1
050℃以下として一度巻取り、30秒以上90分以下
の時間保持した後、巻き戻し、冷却を施して550℃以
下の温度で再度巻取ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鉄損が低く、磁束密
度の高い磁性に優れた熱延珪素鋼板を製造する方法、ま
た、この熱延鋼板を用いた磁性に優れた無方向性電磁鋼
板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、無方向性電磁鋼板がその鉄心材料
として使用される回転機においては、世界的な電力、エ
ネルギー節減、環境保全の動きの中で、高効率化の動き
が急速に広まりつつある。このため無方向性電磁鋼板に
対しても、その特性向上、すなわち高磁束密度かつ低鉄
損化への要請がますます強まってきている。また、世界
的大競争時代に突入しつつある中、需要家からは低コス
トで磁気特性の優れた無方向性電磁鋼板の提供を強く求
められている。
【0003】ところで無方向性電磁鋼板においては、従
来、低鉄損化の手段として一般に、電気抵抗増大による
渦電流損低減の観点からSiあるいはAl等の含有量を
高める方法がとられてきた。しかし、この方法では反
面、磁束密度の低下は避けられないという問題点があっ
た。このような問題点の克服のために、熱延板結晶粒径
を粗大化することで磁束密度と鉄損の両方を改善させる
方法が行われてきた。
【0004】従来技術による無方向性電磁鋼板の冷延前
結晶組織を安価に粗大化する技術として、特開昭59−
74222号公報には、仕上熱延最終スタンドの圧下率
を20%以上として、熱延板の巻取温度を700℃以上
とする技術が開示されている。この技術においては、最
終スタンド圧下率を高めて巻取温度を上昇させることに
より熱延終了後の熱延組織の再結晶および粒成長を促進
し、結果として磁気特性を改善することを狙っている。
しかしながらこの技術では、熱延板の再結晶は促進され
るものの、その後の粒成長が不十分であるという問題点
があった。
【0005】また、特開昭54−76422号公報には
仕上熱延後の熱延板を700℃から1000℃の高温で
巻取り、これをコイルの保有熱で焼鈍する自己焼鈍法が
開示されている。しかしながらこの技術においては、コ
イルを高温で巻き取ることによるコイル内温度不均一に
よりコイル長手方向の磁気特性が変動するという難点が
あった。
【0006】また、低コスト無方向性電磁鋼板を提供す
る手段として、特開平9−194939号公報には、粗
熱間圧延後、シートバーを巻取り均熱処理を施した後、
板厚1mm以下のホットファイナル無方向性電磁鋼板を製
造する技術が開示されている。しかしながらシートバー
の巻取りによるシートバー自身の均熱化のみで薄手熱延
板を安定製造することには限界があり、薄手材を製造し
た場合に、仕上熱延の圧下率が増大することから、シー
トバー噛み込み時にスタンド間で上反りが生じやすく、
結果として圧延を停止せざるを得なかった。
【0007】また、仕上熱延の圧下率低減のためにシー
トバーを薄手化すると、シートバー巻取りを行ったとし
ても、シートバーの温度むらを解消することが出来ない
ため、成品の特性がコイル内位置に対して安定せず、安
定した磁性を実現することには限界があった。このよう
に、薄手ホットファイナル無方向性電磁鋼板の製造には
大きな課題を残していた。
【0008】特開平10−226854号公報には、珪
素鋼熱延板を製造するに際し、仕上熱延の最終パスの圧
下率を50%以上に高めることを旨とする技術が開示さ
れている。しかし積層して使用に供する珪素鋼熱延板に
おいては、通常の熱延鋼板よりも板厚精度の管理を厳し
くする必要があり、仕上熱延の最終パス付近で30%以
上の高圧下率をとると、板厚精度が著しく悪くなるとい
う難点があった。以上のように、これまでの製造技術で
は価格が安く磁性に優れた無方向性珪素鋼板を製造する
には至らなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のコス
ト増を招く無方向性珪素鋼板製造法の問題点を解決し、
安価で磁気特性に優れる薄手ホットファイナル無方向性
珪素鋼板を安定して製造する方法を提供することを主な
目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、以下の通りである。 (1)重量%で、0.1%≦Si≦4%、 0.1%≦
Mn≦1.5%、C≦0.05%、 N≦0.01%、
P≦0.15%を含有し、残部Feおよび不可避的不
純物からなる鋼を熱延して珪素鋼板を製造する方法にお
いて、仕上熱延後、1回目の巻取温度を750℃以上1
050℃以下として一度巻取り、30秒以上90分以下
の時間保持した後、巻き戻し、冷却を施して550℃以
下の温度で再度巻取ることを特徴とする磁性に優れた熱
延珪素鋼板の製造方法。 (2)上記した1回目の巻取温度の下限を、熱延終了温
度FTにより下記(1)式で定義されるXとしたことを
特徴とする前記(1)項に記載の磁性に優れた熱延珪素
鋼板の製造方法。 X=0.67×FT−20×FT0.5 +780・・・(1)式 (3)上記した仕上熱延において、α相域で少なくとも
1パスは10%以上の圧下を施し、熱延終了温度を75
0℃以上、Ar1 点以下とすることを特徴とする前記
(1)または(2)項に記載の磁性に優れた熱延珪素鋼
板の製造方法。 (4)更に、Alを0.1〜2.5%含有する鋼を用い
ることを特徴とする前記(1)乃至(3)項の何れかに
記載の磁性に優れた熱延珪素鋼板の製造方法。 (5)更に、BをB/Nで1.5以下含有する鋼を用い
ることを特徴とする前記(1)乃至(4)項の何れかに
記載の磁性に優れた熱延珪素鋼板の製造方法。 (6)更に、Snを0.1%以下含有する鋼を用いるこ
とを特徴とする前記(1)乃至(5)項の何れかに記載
の磁性に優れた熱延珪素鋼板の製造方法。 (7)粗圧延後のシートバーを仕上熱延前に、先行する
シートバーに接合し、当該連結されたシートバーを連続
して仕上熱延に供することを特徴とする前記(1)乃至
(6)項の何れかに記載の磁性に優れた熱延珪素鋼板の
製造方法。 (8)前記(1)乃至(7)のいずれか1項に記載の方
法により製造した熱延珪素鋼板を用い、更に酸洗、冷延
をした後、再結晶焼鈍を施すことを特徴とする磁性に優
れた無方向性電磁鋼板の製造方法。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳細に説明する。
まず、成分の限定条件について述べる。Siは鉄損向上
の目的で添加する。このためには0.1%以上の添加量
が必要である。一方、Si量が4%を超えると、熱延時
に耳割れが生じるので4%以下に定める。
【0012】MnはSiと同様に鉄損改善をもたらす。
しかし、0.1%未満では添加の効果が得られないので
0.1%以上とする。また、1.5%を超えると熱間圧
延性が悪くなるので1.5%以下に添加量を定める。
【0013】Cは鉄損低減のために少ないほうが好まし
いが、本発明法のプロセスではCが0.05%まで鉄損
向上の効果が確認されたので、上限を0.05%とし
た。
【0014】Nも鉄損改善のためには少ないほうがよ
く、本発明鋼では0.01%を上限とした。特に、Al
Nの析出を抑制して鉄損を下げる場合はBを添加してB
Nを析出させることが望ましく、この場合、B/Nが
1.5を超えると過剰Bが磁性を悪化させるので、Bの
上限をB/Nで1.5と定めた。
【0015】本発明鋼でSiが少ない場合、鋼板が軟質
になり過ぎ、打ち抜き作業が難しくなるのを防ぐためP
を添加している。Pの添加は鉄損の改善にもなるが、
0.15%を超える添加は熱間加工性を悪化させ、熱延
割れなどが発生する危険があるので、上限を0.15%
とした。
【0016】鋼中のAlは不純物レベルであってもなん
ら問題はないが、AlはSiと同様に鋼板の固有抵抗を
増大させ渦電流損を低減させる効果を有するので、特に
低鉄損を得たい場合には0.1%以上2.5%以下添加
するのが好ましい。多量にAl添加した場合には、磁束
密度が低下し、コスト高ともなるので2.5%以下とす
る。
【0017】Snも磁性を改善する元素であるので添加
してもよいが、合金添加のコスト高を抑制する意味から
上限を0.1%とした。
【0018】次にプロセス条件の限定について述べる。
本発明では第1回目の巻取時に適正な大きさの熱延板結
晶粒径にし、第2回目の巻取を低温にすることにより、
鋼板表面のスケール層の発達を抑制する。また、コイル
内の磁性の変動を抑制するために、粗圧延後のシートバ
ーを先行するシートバーに接合し、連続して仕上げ熱延
を行うことが特に有効である。
【0019】1回目の巻取温度が1050℃以下、75
0℃以上の温度で、30秒以上、90分以下の時間保持
するという条件は、上記の適正な熱延板粒径を得るのに
必要な限定条件である。1回目の巻取温度ならびに保持
時間の上限を限定したのは、熱延板表面に形成されるス
ケール層の量を抑制するためである。また、1回目の巻
取温度ならびに保持時間の下限を定めたのは、これ以下
では熱延板の粒径が小さく、熱延珪素鋼板の磁性が十分
改善されないためである。尚、巻取後のコイルに保熱カ
バーを施すことは、コイル長手方向のバラツキ低減に有
効である。
【0020】第2回目の巻取温度を550℃以下の温度
と限定したのは、これ以下の温度でCの状態が冷延、焼
鈍時に成品板の磁性を改善する集合組織の形成に有利に
働くためである。
【0021】このような熱延、巻取プロセスは仕上圧延
機に比較的近接したコイラーで巻き取り、それからRO
T(Run-out Tab1e) へ巻戻し、再び従来のコイラーで巻
き取ることで実現する。本プロセスは、本発明鋼の電磁
特性を改善するだけでなく、従来の高温巻取時の問題点
であったスケールが厚くなるという欠点も回避すること
ができる。
【0022】また、前記式(1)を満たす温度で一度巻
き取り、30秒以上90分以下の時間保持するという条
件は、適正な熱延板粒径を得るための限定条件である。
巻取温度を式(1)の範囲に定めたのは、仕上温度が高
いほど再結晶粒径が大きくなり、粒成長に必要な駆動力
が小さくなるため、高い温度で巻取り、粒成長を促進さ
せてやる必要があるためである。
【0023】更に他に採り得る方策として、仕上げ熱延
において、α相域で少なくとも1パスは10%以下の圧
延を施し、熱延終了温度を750℃以上Ar1 点以下と
する方法により、本発明鋼の電磁特性を改善することを
見出だした。また、上記いずれかの方法により製造した
熱延鋼板を用い、通常の無方向性電磁鋼板の製造ロセス
に従い、酸洗、冷延をした後、再結晶焼鈍を施したとこ
ろ、磁性に優れた無方向性電磁鋼板が得られることも確
認できた。
【0024】
【実施例】次に、本発明の実施例について述べる。 (実施例1)表1に示す成分の鋼を溶製し仕上熱延を実
施した。比較例では仕上熱延の板厚を2.5mmとし、冷
間圧延により0.65mmに仕上げ、750℃、30秒の
仕上焼鈍を施した。木発明例では、仕上げ熱間圧延によ
り0.65mmの薄手で900℃に仕上げ、これを1回目
の巻取りとして860℃で巻き取った。その後このコイ
ルを830℃に30分保持し、その後巻きほどいて冷却
を施し、400℃で巻き取った。その後、この熱延鋼板
に酸洗を施した。両者の試料から、それぞれエプスタイ
ン試料を切り出し、それぞれの磁束密度を測定した。測
定結果を表2に示す。表2より、本発明のホットファイ
ナル無方向珪素性鋼板では比較材に比べて磁束密度の値
が高いことがわかる。
【0025】 表1 供試材成分(wt%) C Si Mn P S Al N 0.0016 0.31 0.12 0.064 0.0017 0.0020 0.0017
【0026】
【0027】(実施例2)表3に示す成分の鋼を溶製し
仕上熱延を実施した。本発明例では、粗圧延後のシート
バーを、先行するシートバーに溶接して連続し仕上熱延
を実施した。これに対し比較例では、シートバーの連続
熱延を行わなかった。仕上板厚は1.00mmで900℃
に仕上げ、これを1回目の巻取りとして860℃で巻き
取った。その後このコイルを830℃に30分保持して
から巻きほどいて冷却を施し、400℃で巻き取った。
その後この熱延鋼板に酸洗を施した。両者のコイルの先
頭部、中間部、最後端部からそれぞれエプスタイン試料
を切り出して磁束密度を測定した。表4に本発明と比較
例の磁束密度の測定結果を示す。表4から明らかなよう
に、本発明によれば、コイル内の磁気特性の変動の小さ
な、磁性に優れた無方向性珪素鋼板を製造することが可
能である。
【0028】 表3 供試材成分(wt%) C Si Mn P S Al N 0.0019 0.14 0.12 0.13 0.0019 0.0010 0.0015
【0029】
【0030】(実施例3)表5に示す成分の鋼を溶製し
スラブとし、仕上熱延を実施した。熱延仕上温度を90
0℃とし、1.0mm厚みに仕上げた。このとき、前記式
(1)から導き出される仕上温度の範囲は783℃以上
1050℃以下である。本実施例では巻取り温度を変化
させて巻き取り、磁性との関係を調べた。1回目に巻き
取った後のコイルの保持温度は780℃になるように、
必要に応じて加熱を施し、1時間保持した後、このコイ
ルを巻きほどいて冷却を施し、500℃で2回目の巻き
取りを行った。これからエプスタイン試料を切り出し、
5000A/mの磁界での励磁磁束密度であるB50の値
を測定した。その結果を表6に示す。表6の結果から、
式(1)の範囲に1回目の巻取り温度を保つことによ
り、磁束密度の高い磁性に優れた熱延珪素鋼板を製造で
きることが分かる。
【0031】 表5 供試材成分(wt%) C Si Mn P S Al N 0.0016 0.30 0.12 0.075 0.0016 0.001 0.0015
【0032】 表6 磁束密度測定結果 巻取り温度 (℃) 磁束密度 B50(T) 本発明例 850 1.781 本発明例 832 1.780 本発明例 800 1.775 比較例 760 1.765 比較例 740 1.760
【0033】(実施例4)表7に示す成分の鋼を溶製し
スラブとし、仕上熱延を実施した。熱延仕上げ温度を1
000℃とし、板厚1.0mmに仕上げた。このとき、式
(1)から導き出される仕上温度の範囲は818℃以上
1050℃以下である。本実施例では巻取り温度を変化
させて巻き取り、磁性との関係を調べた。1回目に巻き
取った後のコイルの保持温度は830℃になるように、
必要に応じて加熱を施し、1時間保持した後、このコイ
ルを巻きほどいて冷却を施し、500℃で2回目の巻取
りを行った。熱間圧延後のコイルを酸洗し、これからエ
プスタイン試料を切り出し、5000A/mの磁界での
励磁磁束密度であるB50の値を測定した。その結果を表
8に示す。表8の結果から、式(1)の範囲に1回目の
巻取り温度を保つことにより、磁束密度の高い磁性に優
れた熱延珪素鋼板を製造することが可能である。
【0034】 表7 供試材成分(wt%) C Si Mn P S Al N 0.0017 2.00 0.20 0.001 0.0017 0.20 0.0016
【0035】 表8 磁束密度測定結果 巻取り温度 (℃) 磁束密度 B50(T) 本発明例 855 1.725 本発明例 840 1.720 比較例 800 1.698
【0036】(実施例5)表9に示した成分を有する無
方向珪素鋼板用スラブを通常の方法にて加熱し、粗圧延
機により厚み30mmの粗バーとし、その後、7スタンド
のタンデム仕上熱延機で0.8mmに仕上げた。この際、
最終パスの圧下率を変えて熱延を実施した。この時、熱
延仕上温度はAr1 点以下のα相域かつ750℃以上の
860℃とした。また、最終パス以前のパスでα相へ変
態する5,6スタンドは圧下率を10%未満に設定し
た。仕上熱延後の鋼板は、一旦830℃で巻き取り、8
30℃で60分保持した後、再びこれを巻きほどいて冷
却し、450℃で巻き取った。その後、酸洗を施し、エ
プスタイン試料に切断し、磁気特性を測定した。表10
に本発明と比較例の最終パスの圧下率と磁気測定結果を
あわせて示す。このように仕上熱延時に少なくとも1パ
スはα相域で10%以上の圧下率をとれば、磁束密度の
値が高く、鉄損値の低い磁気特性の優れた熱延珪素鋼板
を得ることが可能である。
【0037】 表9 供試材成分(wt%) C Si Mn P S Al N 0.0017 0.30 0.12 0.070 0.0016 0.0001 0.0015
【0038】 表10 磁束密度測定結果 仕上熱延最終 磁束密度B50 鉄損W15/50 パス圧下率(%) (T) (W/kg) 比較例 6 1.750 5.56 本発明例 17 1.770 5.36 本発明例 25 1.771 5.24 本発明例 35 1.775 5.23
【0039】(実施例6)表11に示した成分を有する
無方向性珪素鋼用スラブを通常の方法にて加熱し、粗圧
延機により厚み30mmの粗バーに仕上げ、その後、7ス
タンドの仕上タンデム熱延機で1.0mmに仕上げた。こ
の際、最終パスの圧下率を変えて熱延を実施した。この
時、熱延仕上げ温度はAr1 点以下のα相域のかつ75
0℃以上の860℃とした。仕上熱延後の鋼板は、一旦
830℃で巻き取り、830℃で60分保持した後、再
びこれを巻きほどいて冷却し、450℃で巻き取った。
その後、酸洗を施し、エプスタイン試料に切断し、磁気
特性を測定した。表12に本発明と比較例の成分と磁気
測定結果をあわせて示す。このように仕上熱延時に少な
くとも1パスはα相域で10%以上の圧下率をとれば、
磁束密度の値が高く、鉄損値の低い磁気特性の優れた熱
延珪素鋼板を得ることが可能である。
【0040】 表11 供試材成分(wt%) C Si Mn P S Al Sn N B 0.0016 0.50 0.50 0.068 0.0016 0.20 0.050 0.0014 0.0015
【0041】 表12 磁束密度測定結果 仕上熱延最終 磁束密度B50 鉄損W15/50 パス圧下率(%) (T) (W/kg) 比較例 8 1.730 4.54 本発明例 19 1.745 4.26 本発明例 26 1.756 4.22 本発明例 36 1.760 4.11
【0042】(実施例7)表9に示した成分を有する無
方向珪素鋼板用スラブを通常の方法にて加熱し、粗圧延
機により厚み30mmの粗バーに仕上げ、その後、仕上げ
7スタンドのタンデム仕上熱延機で2.5mmに仕上げ
た。この際、最終パスの圧下率を変えて熱延を実施し
た。この時、熱延仕上温度はAr1 点以下のα相域のか
つ750℃以上の860℃とした。また、最終パス以前
のパスでα相へ変態する5,6スタンドは圧下率を10
%未満に設定した。仕上熱延後の鋼板は一旦830℃で
巻き取り、830℃で60分保持した後、再びこれを巻
きほどいて冷却し、450℃で巻き取った。その後酸洗
を施し、冷間圧延により0.50mmに仕上げた。これを
連続焼鈍炉にて750℃で30秒間焼鈍した。その後、
エプスタイン試料に切断し、磁気特性を測定した。表1
3に本発明と比較例の磁気測定結果をあわせて示す。こ
のように仕上熱延時に少なくとも1パスはα相域で10
%以上の圧下率をとれば、磁束密度の値が高く、鉄損値
の低い磁気特性の優れた熱延珪素鋼板を得ることが可能
である。
【0043】 表13 磁束密度測定結果 仕上熱延最終 磁束密度B50 鉄損W15/50 パス圧下率(%) (T) (W/kg) 比較例 6 1.750 5.56 本発明例 17 1.770 5.36 本発明例 25 1.771 5.24 本発明例 35 1.775 5.23
【0044】(実施例8)表11に示した成分を有する
無方向珪素鋼板用スラブを通常の方法にて加熱し、粗圧
延機により厚み30mmの粗バーに仕上げ、その後、仕上
げ7スタンドのタンデム仕上熱延機で2.5mmに仕上げ
た。この際、最終パスの圧下率を変えて熱延を実施し
た。この時、熱延仕上温度はAr1 点以下のα相域のか
つ750℃以上の860℃とした。仕上熱延後の鋼板は
一旦830℃で巻き取り、830℃で60分保持した
後、再びこれを巻きほどいて冷却し、450℃で巻き取
った。その後、酸洗を施し、冷間圧延により厚み0.5
0mmに仕上げた。これを連続焼鈍炉にて800℃で30
秒間焼鈍した。その後エプスタイン試料に切断し、磁気
特性を測定した。表14に本発明と比較例の磁気測定結
果をあわせて示す。このように仕上熱延時に少なくとも
1パスはα相域で10%以上の圧下率をとれば、磁束密
度の値が高く、鉄損値の低い磁気特性の優れた熱延珪素
鋼板を得ることが可能である。
【0045】 表14 磁束密度測定結果 仕上熱延最終 磁束密度B50 鉄損W15/50 パス圧下率(%) (T) (W/kg) 比較例 8 1.730 4.54 本発明例 19 1.745 4.26 本発明例 26 1.756 4.22 本発明例 36 1.760 4.11
【0046】(実施例9)表15に示した成分を有する
無方向珪素鋼板用スラブを通常の方法にて加熱し、粗圧
延機により厚み40mmの粗バーに仕上げ、その後、仕上
熱延機により2.0mmに仕上げた。この時、熱延仕上温
度は860℃とした。これを近接コイラーで巻き取り、
保熱カバーをかぶせ、830℃で1時間保持した。その
後このコイルを巻きほどいて冷却を施し、450℃で巻
き取った。一方、比較例では熱延仕上げ温度、保定時間
は同一としたが、保熱カバーはしなかった。その後、酸
洗を施し、冷間圧延により厚み0.50mmに仕上げた。
これを連続焼鈍炉にて830℃で30秒間焼鈍した。そ
の後、エプスタイン試料を製品コイルの先頭、中間、後
端から切断し、磁気特性を測定した。表16に本発明と
比較例の磁気測定結果をあわせて示す。表16から明ら
かなように、保熱カバーを用いることにより、コイル長
手方向の磁性が安定し、かつ磁性の優れた熱延珪素鋼板
を得ることが可能である。
【0047】 表15 供試材成分(wt%) C Si Mn P S Al N 0.0015 0.50 0.50 0.052 0.0019 0.20 0.0015
【0048】 表16 本発明と比較例の磁束密度測定結果 試料採取位置 磁束密度B50(T) 鉄損W15/50(w/kg) 本発明例 コイル先頭 1.788 3.56 コイル中間 1.789 3.56 コイル後端 1.789 3.59 比較例 コイル先頭 1.730 4.49 コイル中間 1.775 4.35 コイル後端 1.764 4.43
【0049】(実施例10)表17に示した成分を有す
る無方向珪素鋼板用スラブを通常の方法にて加熱し、粗
圧延機により厚み40mmの粗バーに仕上げ、その後、仕
上熱延機により2.0mmに仕上げた。この時、熱延仕上
温度は860℃とした。これを近接コイラーで巻き取
り、保熱カバーをかぶせ、830℃で1時間保持した。
その後このコイルを巻きほどいて冷却を施し、450℃
で巻き取った。一方、比較例では熱延仕上げ温度、保定
時間は同一としたが、保熱カバーはしなかった。その
後、酸洗を施し、冷間圧延により厚み0.50mmに仕上
げた。これを連続焼鈍炉にて900℃で30秒間焼鈍し
た。その後、エプスタイン試料を製品コイルの先頭、中
間、後端から切断し、磁気特性を測定した。表18に本
発明と比較例の磁気測定結果をあわせて示す。このよう
に、保熱カバーを用いることにより、コイル長手方向の
磁性が安定し、かつ磁性の優れた熱延珪素鋼板を得るこ
とが可能である。
【0050】 表17 供試材成分(wt%) C Si Mn P S Al N 0.0015 2.00 0.22 0.002 0.0016 0.22 0.0015
【0051】 表18 本発明と比較例の磁束密度測定結果 試料採取位置 磁束密度B50(T) 鉄損W15/50(w/kg) 本発明例 コイル先頭 1.718 3.33 コイル中間 1.719 3.30 コイル後端 1.719 3.29 比較例 コイル先頭 1.680 3.49 コイル中間 1.715 3.35 コイル後端 1.704 3.43
【0052】(実施例11)表19に示した成分を有す
る無方向珪素鋼板用スラブを通常の方法にて加熱し、粗
圧延機により厚み40mmの粗バーに仕上げ、その後、仕
上熱延機により2.0mmに仕上げた。この時、熱延仕上
温度は860℃とした。これを近接コイラーで巻き取
り、保熱カバーをかぶせ、830℃で1時間保持した。
その後このコイルを巻きほどいて冷却を施し、450℃
で巻き取った。一方、比較例では熱延仕上げ温度、保定
時間は同一としたが、保熱カバーはしなかった。その後
酸洗を施し、冷間圧延により厚み0.50mmに仕上げ
た。これを連続焼鈍炉にて950℃で30秒間焼鈍し
た。その後、エプスタイン試料を製品コイルの先頭、中
間、後端から切断し、磁気特性を測定した。表20に本
発明と比較例の磁気測定結果をあわせて示す。このよう
に、保熱カバーを用いることにより、コイル長手方向の
磁性が安定し、かつ磁性の優れた熱延珪素鋼板を得るこ
とが可能である。
【0053】 表19 供試材成分(wt%) C Si Mn P S Al N 0.0017 3.09 0.12 0.003 0.0015 1.01 0.0016
【0054】 表20 本発明と比較例の磁束密度測定結果 試料採取位置 磁束密度B50(T) 鉄損W15/50(w/kg) 本発明例 コイル先頭 1.676 2.18 コイル中間 1.675 2.20 コイル後端 1.675 2.25 比較例 コイル先頭 1.635 2.49 コイル中間 1.671 2.35 コイル後端 1.668 2.43
【0055】(実施例12)表5に示す成分の鋼を溶製
しスラブとし、仕上熱延を実施した。熱延仕上温度を9
00℃とし、厚み2.0mmに仕上げた。このとき、前記
式(1)から導き出される仕上温度の範囲は783℃以
上1050℃以下である。本実施例では巻取り温度を変
化させて巻き取り、磁性との関係を調べた。1回目に巻
き取った後のコイルの保持温度は780℃になるよう
に、必要に応じて加熱を施し、1時間保持した後、この
コイルを巻きほどいて冷却を施し、500℃で2回目の
巻取りを行った。熱間圧延後のコイルを酸洗し、1回の
冷間圧延により厚み0.50mmに仕上げ、750℃で3
0秒間の再結晶焼鈍を施した。これからエプスタイン試
料を切り出し、5000A/mの磁界での励磁磁束密度
であるB50の値を測定した。その結果を表21に示す。
表21の結果から、式(1)の範囲に1回目の巻取り温
度を保つことにより、磁束密度の高い磁性に優れた熱延
珪素鋼板を製造することが可能である。
【0056】 表21 磁束密度測定結果 巻取り温度 (℃) 磁束密度B50(T) 本発明例 850 1.788 本発明例 832 1.786 本発明例 800 1.782 比較例 760 1.771 比較例 740 1.765
【0057】(実施例13)表7に示す成分の鋼を溶製
しスラブとし、仕上熱延を実施した。熱延仕上温度を1
000℃とし、厚み2.0mmに仕上げた。このとき、前
記式(1)から導き出される仕上温度の範囲は818℃
以上1050℃以下である。本実施例では巻取り温度を
変化させて巻き取り、磁性との関係を調べた。1回目に
巻き取った後のコイルの保持温度は830℃になるよう
に、必要に応じて加熱を施し、1時間保持した後、この
コイルを巻きほどいて冷却を施し、500℃で2回目の
巻き取りを行った。熱間圧延後のコイルを酸洗し、冷間
圧延を施して厚み0.50mm厚みに仕上た。これに95
0℃で30秒の再結晶焼鈍を施した。これからエプスタ
イン試料を切り出し、5000A/mの磁界での励磁磁
束密度であるB50の値を測定した。その結果を表22に
示す。表22の結果から、式(1)の範囲に1回目の巻
取り温度を保つことにより、磁束密度の高い磁性に優れ
た熱延珪素鋼板を製造することが可能である。
【0058】 表22 磁束密度測定結果 巻取り温度 (℃) 磁束密度B50(T) 本発明例 855 1.734 本発明例 840 1.728 比較例 800 1.705
【0059】
【発明の効果】このように本発明によれば、磁束密度が
高く鉄損の低い、磁性に優れた熱延珪素鋼板を製造する
ことが可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬沼 武秀 北九州市戸畑区飛幡町1−1 新日本製鐵 株式会社八幡製鐵所内 Fターム(参考) 4K033 AA01 CA02 CA06 CA08 CA09 FA03 FA04 FA10 FA11 5E041 AA11 AA19 CA04 HB00 HB07 HB11 NN01 NN17 NN18

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%で、 0.1%≦Si≦4%、 0.1%≦Mn≦1.5%、 C≦0.05%、 N≦0.01%、 P≦0.15% を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる鋼を
    熱延して珪素鋼板を製造する方法において、仕上熱延
    後、1回目の巻取温度を750℃以上1050℃以下と
    して一度巻取り、30秒以上90分以下の時間保持した
    後、巻き戻し、冷却を施して550℃以下の温度で再度
    巻取ることを特徴とする磁性に優れた熱延珪素鋼板の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 1回目の巻取温度の下限を、熱延終了温
    度FTにより下記(1)式で定義されるXとしたことを
    特徴とする請求項1に記載の磁性に優れた熱延珪素鋼板
    の製造方法。 X=0.67×FT−20×FT0.5 +780・・・(1)式
  3. 【請求項3】 仕上熱延において、α相域で少なくとも
    1パスは10%以上の圧下を施し、熱延終了温度を75
    0℃以上、Ar1 点以下とすることを特徴とする請求項
    1または2に記載の磁性に優れた熱延珪素鋼板の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 更に、Alを0.1〜2.5%含有する
    鋼を用いることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    1項に記載の磁性に優れた熱延珪素鋼板の製造方法。
  5. 【請求項5】 更に、BをB/Nで1.5以下含有する
    鋼を用いることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
    1項に記載の磁性に優れた熱延珪素鋼板の製造方法。
  6. 【請求項6】 更に、Snを0.1%以下含有する鋼を
    用いることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項
    に記載の磁性に優れた熱延珪素鋼板の製造方法。
  7. 【請求項7】 粗圧延後のシートバーを仕上熱延前に、
    先行するシートバーに接合し、当該連結されたシートバ
    ーを連続して仕上熱延に供することを特徴とする請求項
    1乃至6のいずれか1項に記載の磁性に優れた熱延珪素
    鋼板の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の
    方法により製造した熱延珪素鋼板を用い、更に酸洗、冷
    延をした後、再結晶焼鈍を施すことを特徴とする磁性に
    優れた無方向性電磁鋼板の製造方法。
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