JP2001180764A - 電子レンジ調理用パッケージの圧力コントロール構造 - Google Patents

電子レンジ調理用パッケージの圧力コントロール構造

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JP2001180764A
JP2001180764A JP37046399A JP37046399A JP2001180764A JP 2001180764 A JP2001180764 A JP 2001180764A JP 37046399 A JP37046399 A JP 37046399A JP 37046399 A JP37046399 A JP 37046399A JP 2001180764 A JP2001180764 A JP 2001180764A
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package
cooking
sheet
pressure
slits
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Yoshio Oyama
義夫 大山
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ASAHI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱によりパッケージの内部圧力が増大した
とき、その圧力を解放することができる、電子レンジ調
理用パッケージの圧力コントロール構造を提供するこ
と。 【解決手段】 調理用パッケージ10の複合シート20
aは、スリット32aが設けられたベースシート30a
と、スリット32aの部分を覆うカバー層40からな
る。加熱によってパッケージ10の内部圧力が上昇する
と、ベースシート30aに引張力がかかってスリット3
2aが開かれ、さらにカバー層40が伸びて亀裂が生
じ、スリット32aと連通する開口部50が形成され
る。これらの開口部50によって、パッケージ10の内
部圧力が逃がされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部に飲食品が封
入され、電子レンジの加熱機能を利用して飲食品の調理
をするための電子レンジ調理用パッケージの技術分野に
属する。
【0002】
【従来の技術】従来から、パッケージ内部に冷凍食品や
加工食品等の飲食品を密閉保存しておき、必要に応じて
パッケージのまま電子レンジで加熱調理することができ
る、電子レンジ調理用のパッケージがある。内部に食品
を封入したパッケージを電子レンジで加熱すると、食品
に含まれた水分等が蒸発したり、パッケージ内部の空気
が膨張したりして内部圧力が次第に上昇してパッケージ
が膨張し、最終的には破裂することもある。そのため、
電子レンジ調理用パッケージは、内部圧力を逃がし、且
つ、コントロールするための手段を具えていなければな
らない。
【0003】そこで、従来から、耐熱性プラスチック等
のシートを熱融着して袋状に形成し、この袋の少なくと
も1箇所に低融点シール部分を設けたパッケージがあ
る。低融点シール部分の融着強度は他の融着部分よりも
弱いため、このパッケージが電子レンジで加熱されて内
部圧力が上昇すると、低融点シール部分が剥がれて外部
と連通し、パッケージ内の圧力を逃がすようになってい
る。
【0004】また、上記低融点シール部分を設ける代わ
りに、パッケージの適当な位置に適当な大きさの貫通孔
を形成し、この貫通孔でパッケージの内部圧力をコント
ロールするものがある。このパッケージの貫通孔は出荷
・搬送時にはシールで覆われており、調理の際にはシー
ルを剥がしてから電子レンジで加熱するようになってい
る。
【0005】なお、従来の電子レンジ調理用パッケージ
としては、上記袋状のものの他にも、耐熱性容器に食品
を入れ、容器の開口をシートで覆ったものもある。この
場合にも、容器の開口を覆うシートに低融点シール部分
を設けたり、貫通孔を形成したりして、内部圧力を逃が
し、且つ、コントロールするようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、低融点シール
部分を具えた電子レンジ調理用パッケージでは、搬送・
保存時にパッケージが積み重ねられた場合でも、自重に
よって低融点シール部分が剥がれないよう、低融点シー
ル部分には十分な接着強度がなければならない。そのた
め、パッケージが加熱されて内部圧力が上昇し、低融点
シール部分が剥がれるときにはかなりの衝撃を伴い、場
合によってはパッケージが大きく振動して、内部の食品
がこぼれることがあるという問題を有する。また、低融
点シール部分が剥がれる前後において、パッケージの内
部圧力が大きく変化するため、内容物が損傷する恐れも
ある。
【0007】一方、貫通孔が形成された電子レンジ調理
用パッケージは、シートに貫通孔を形成しなければなら
ず、加工に手間がかかるという問題を有する。また、加
工ミスによって、適切な大きさの貫通孔が適切な場所に
形成されていないものが商品として出荷されてしまう
と、加熱した際にパッケージが破裂する等の危険を伴う
ことになる。そのため、実際の孔開け加工は、製造ライ
ンを停止させた状態で慎重に行なわなくてはならず、生
産性が悪いという問題を有する。さらに、シートに貫通
孔を開けた際に、切り抜いた破片がパッケージ内部に混
入していないかチェックする必要があり、品質管理のた
めの設備費が嵩むという問題を有する。また、調理の際
にシールを剥がし忘れると、加熱によってパッケージが
破裂する恐れもある。
【0008】さらに、貫通孔が形成された電子レンジ調
理用パッケージでは、使用中の安全性を確保するために
は貫通孔を大きくしなければならないが、大きな貫通孔
があると調理中に内部圧力を適切に保持することが困難
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1に、内部
に飲食品が封入される電子レンジ調理用パッケージにお
いて、ベースシート表面にカバー層がコーティングされ
た複合シートからなり、前記ベースシートは、スリット
又は微細孔を具え、熱と圧力によって拡げられた前記ス
リット又は微細孔と、熱と圧力によってできる前記カバ
ー層の亀裂とが連通して開口部が形成され、前記開口部
により圧力解放機能を果たすようにした電子レンジ調理
用パッケージの圧力コントロール構造によって、第2
に、内部に飲食品が封入される電子レンジ調理用パッケ
ージにおいて、接着剤層を介してベースシートとカバー
シートが接着された複合シートからなり、前記ベースシ
ート及び前記カバーシートは、スリット又は微細孔を具
え、熱と圧力によって拡げられた前記両シートの前記ス
リット又は微細孔と、熱と圧力によってできる前記接着
剤層の亀裂とが連通して開口部が形成され、前記開口部
により圧力解放機能を果たすようにした電子レンジ調理
用パッケージの圧力コントロール構造によって、前記の
課題を解決した。
【0010】
【作用】本発明は、第1にスリット又は微細孔を具えた
ベースシートにカバー層をコーティングした構成によ
り、第2にスリット又は微細孔を具えたベースシートと
カバーシートを、接着剤層を介して接着した構成によ
り、パッケージ内の飲食品が加熱されるに従いパッケー
ジ内部の圧力が上昇すると、ベースシートとカバーシー
トのスリット又は微細孔が拡げられるとともに、カバー
層又は接着剤層が伸びて亀裂が生じ、スリット又は微細
孔と亀裂とが連通して開口部が形成され、この開口部に
よってパッケージの内部圧力が解放される。また、ベー
スシートとカバーシートのスリットの長さや本数、微細
孔の数によって、パッケージ内部から放出される水分量
(水蒸気量)を変えることなく、加圧状態で効率的に加
熱することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1実施形態に
よる調理用パッケージ10の複合シート20aを示し、
図1(a)は正面図、図1(b)は図1(a)のb−b
線断面拡大図である。なお、実際のパッケージは袋状で
あるが、図1ではパッケージの圧力コントロールに関与
する部分のみを示した。この調理用パッケージ10の複
合シート20aは、複数のスリット32aを具えたベー
スシート30aと、ベースシート30aの表面を覆うよ
うにコーティングされたカバー層40からなる。なお、
ベースシート30aのスリット32aは、全体として円
形になるように設けられている(図1(a)参照)。ベ
ースシート30aの表面はカバー層40で覆われている
ので、パッケージ10が加熱されていない状態におい
て、ベースシート30aのスリット32aによってパッ
ケージ10内部と外部とは連通しない。上記のパッケー
ジを構成するカバー層としては、ポリエチレンやポリプ
ロピレン等の合成樹脂が使用できるが、ベースシートに
コーティングした後、ロール状に巻取られてもベースシ
ート裏面に転写しないものでなければならない。
【0012】図2乃至図4は、図1の調理用パッケージ
10の圧力コントロール機能を示すための説明図であ
り、具体的には、長さ2.5mmのスリット32aを、
直径20mmの円周上に並ぶように、3.78mmの間
隔で10本設けたベースシート30aと、ベースシート
30a表面を覆うカバー層40からなる複合シート20
a(図2(a)参照)を使用した。パッケージ10中の
飲食品が加熱されて水蒸気が発生し、これによりパッケ
ージ10が膨らむと、複合シート20aには、図3
(b)の矢印で示す方向に引張力がかかるようになり、
ベースシート30aのスリット32a部分が開くように
なる。なお、この引張力は、パッケージ10の内部圧力
が上昇するにつれて次第に大きくなる。
【0013】さらに加熱されると、上記引張力によって
スリット32aを覆う部分のカバー層40が伸びて亀裂
が生じ、パッケージ10内外を連通させる開口部50が
現われるようになり(図4参照)、この開口部50を通
ってパッケージ10内の水蒸気が外部に逃がされる。
【0014】図5は、本発明の第1実施形態の調理用パ
ッケージ10内に飲食品を封入したものの断面図であ
る。この調理用パッケージ10の複合シート20aは、
厚さ0.03mmのポリプロピレンシートをベースシー
ト30aとして図2に示すようにスリット32aを設
け、このベースシート30aの表面に、樹脂からなるカ
バー層40aを、厚さ0.01乃至0.015mm程度
の厚みとなるようにコーティングしたものである。この
複合シート20aを、幅300mm、長さ300mmに
切断し、これを半分に折曲げ、三方を10mmの幅でシ
ールして、幅150mm、長さ300mmの袋状の調理
用パッケージを作製した。この調理用パッケージ10
に、生のほうれん草100gを入れ、残りの一辺を10
mmの幅でシールして密封した(図5参照)。
【0015】上記のほうれん草入りパッケージ10を、
高周波出力500Wの電子レンジに入れ、タイマーを1
分30秒にセットしてスイッチを入れた。加熱開始から
約55秒経過時点で、次第にほうれん草自体が持つ水分
が加熱により蒸発し、調理用パッケージ10が膨張し始
め、加熱開始から1分10秒後には、パッケージ10の
内部圧力は約1.3Kg/cm2、温度は106℃まで
上昇した。調理用パッケージ10が膨張して内部圧力が
上昇すると、複合シート20aには、ベースシート30
aのスリット32aを開かせ、カバー層40aに亀裂を
生じさせるように引張力が作用するため、スリット32
a部分において開口部50が生じるようになり、この開
口部50を通ってパッケージ10内部の水蒸気が外部に
逃がされる(図3、図4参照)。その後、パッケージ1
0内は、設定圧力である1.15Kg/cm2、温度1
03℃に保たれ、約20秒後に調理が終了した。上記の
調理進行中、複合シート20aの開口部50から水蒸気
が放出されるため、パッケージ10が膨張して破れるこ
とはなく、加熱開始から1分30秒という短時間で、ほ
うれん草を効率よく加熱調理することができた。
【0016】上記構成により、同じ大きさのパッケージ
を使用して同じ時間加熱しても、複合シートに設けたス
リットの長さや本数によって、加熱中にパッケージ内部
に溜め込まれる水蒸気圧力や、加熱後のパッケージの状
態等が異なる。表1は、異なる長さ、及び本数のスリッ
トを設けた幅150mm、長さ250mmのパッケージ
を作製し、これらのパッケージに水50gを密封し、出
力500Wの電子レンジで180秒間加熱した場合の放
出水分量、シート伸び率、及び加熱後のパッケージの状
態等を示す。
【表1】 表1から、複合シートの強度や、パッケージ内部に封入
する飲食品の種類に応じてスリットの長さや本数を適宜
変更すれば、パッケージの破裂を防止しながら、加熱に
よって飲食品の水分が必要以上に蒸発しないように調整
することができることが分かる。
【0017】以上に説明した本発明の調理用パッケージ
10において、ベースシート30aのスリット32a
は、図1に示すように、全体として円形となるように設
けられているが、スリットの数や形状は、これに限定さ
れるものではない。図6は、スリットの本数、及びスリ
ットを設ける形状を変更した本発明の調理用パッケージ
10a,10b,10c,10d,10eの一例を示
す。図6(a)は、直線状のスリット32aを1本設け
たもの、図6(b)は2本のスリット32aを、平行に
5mmの間隔で設けたもの、図6(c)は図6(b)に
示す1組のスリット32a,32aを、10mmのピッ
チ(隣合うスリット32a,32aの間隔は5mm)で
並列に2組設けたもの、図6(d)は図6(b)に示す
1組のスリット32a,32aを4組設けたもの、図6
(e)は図6(b)に示す1組のスリット32a,32
aを8組設けたものである。
【0018】スリット32aが、矩形等のように角部分
を有する形状で設けられていると、角部分において引張
力が集中しやすく、パッケージが破れる恐れがあるた
め、スリット32aの形状としては角部分の少ない曲線
状のものがよい。また、隣合うスリット同士が連通する
ことによってパッケージの一部が切抜かれて破片が生じ
ないように配置することが望ましい。
【0019】上記の調理用パッケージ10,10a,1
0b,10c,10d,10eは、ベースシート30a
にスリット32aを設けたものであるが、引張力によっ
て開口部50が生じれば、スリット32aの代わりに微
細孔32bを設けてもよい。図7は、本発明の第2実施
形態による調理用パッケージ12の複合シート20bを
示し、図7(a)は正面図、図7(b)は図7(a)の
b−b線断面拡大図、図7(c)は図7(a)の部分拡
大図である。この実施形態の複合シート20bは、第1
実施形態のものと同様にベースシート30bとカバー層
40からなるが、ベースシート30bに複数の微細孔3
2bが設けられている点で、第1実施形態のものと異な
る。微細孔32bは孔径が0.05mm以下の大きさで
あり、図7(c)に示すように、直径Aの円周上に並ぶ
ように設けられており、隣合う微細孔32bの間隔はL
である。なお、ベースシートの微細孔32bは、孔径が
0.05mm以下であるため、パッケージ内の水分が水
蒸気等の気体の状態では、この微細孔32bを通過する
ことができるが、常温・常圧の環境下において、液体の
状態では粘度や表面張力等の影響により、この微細孔3
2bを通過することができない。
【0020】図8乃至図10は、図7に示す複合シート
20bを使用した調理用パッケージ12の圧力コントロ
ール機能を示すための説明図である。パッケージ12中
の飲食品が加熱されて水蒸気が発生し、これによりパッ
ケージ12が膨らむと、複合シート20bには図9
(b)の矢印で示す方向に引張力がかかるようになり、
ベースシート30bの微細孔が広がる。なお、この引張
力は、パッケージ12の内部圧力が上昇するにつれて次
第に大きくなる。
【0021】さらに加熱されると、上記引張力によって
微細孔32bを覆う部分のカバー層40が伸び、パッケ
ージ12内外を連通させる開口部50が現われるように
なり(図10参照)、この開口部50を通ってパッケー
ジ12内の水蒸気が外部に逃がされる。パッケージ内部
の水蒸気量がさらに増大すると、各微細孔32bが拡げ
られて隣合う微細孔32bと連通することもあり(図1
0(b)参照。)、この場合には開口部50の面積がよ
り大きくなる。その結果、パッケージの破裂をより確実
に防止できる。
【0022】次に、図11は、本発明の第3実施形態に
よる調理用パッケージ14の複合シート20cを示し、
図11(a)は正面図、図11(b)は図11(a)の
b−b線断面拡大図、図11(c)は図11(a)の部
分拡大図である。この実施形態の複合シート20cもベ
ースシート30cとカバー層40からなり、ベースシー
ト30cには、孔径が0.05mm以下の微細孔32c
が設けられている。これらの微細孔32cは、最大直径
がAの螺旋上に並ぶように設けられており、隣合う微細
孔32cの間隔はLである。
【0023】さらに、図12は、本発明の第4実施形態
による調理用パッケージ16の複合シート20dを示
し、図12(a)は正面図、図12(b)は図12
(a)のb−b線断面拡大図、図12(c)は図12
(a)の部分拡大図である。この実施形態の複合シート
20dもベースシート30dとカバー層40からなり、
ベースシート30dの直径Aの円内には、孔径0.05
mm以下の多数の微細孔32dが均一に設けられてい
る。
【0024】図12に示す調理用パッケージ16内に飲
食品を封入し、加熱した場合について、図13を用いて
説明する。この調理用パッケージ16のベースシート3
0dとしては、厚さ0.03mmのポリエチレンシート
が使用され、ベースシート30dの直径30mmの範囲
円内に、平均0.05mmの微細孔32dが設けられて
おり、ベースシート30d表面の微細孔32dが設けら
れた箇所には、厚さ0.005mm乃至0.01mmと
なるように、樹脂がコーティングされている(図12参
照)。上記のベースシート30d及びカバー層40から
なる複合シート20dを、幅260mm、長さ200m
mに切断して折畳み、三方を10mmの幅でシールし
て、幅130mm、長さ200mmの袋状の調理用パッ
ケージ16を作製した。この調理用パッケージ16に、
調味済みの白身魚のすり身120gを入れ、残りの一辺
を10mmの幅でシールして密封した。
【0025】上記の白身魚入り調理用パッケージ16
を、高周波出力500Wの電子レンジに入れ、タイマー
を3分にセットしてスイッチを入れた。加熱開始から約
1分45秒経過時点で、次第に白身魚自体の水分が蒸発
して調理用パッケージ16が膨張し始め、加熱開始から
2分5秒後には、パッケージ16の内部圧力は約1.5
Kg/cm2、温度は110℃まで上昇した。図13
(b)、図13(c)の部分拡大断面図に示すように、
調理用パッケージ16が膨張して内部圧力が上昇する
と、複合シート20dには、微細孔32dを拡げる方向
に引張力が作用して、ついには開口部50が生じるよう
になり、この開口部50を通ってパッケージ16内部の
水蒸気が外部に逃がされる。その後、パッケージ16内
は、設定圧力である1.2Kg/cm2、温度104℃
に保たれ、約55秒後に調理が終了した。上記の調理進
行中、複合シート20dの開口部50から水蒸気が放出
されるため、パッケージ16が膨張して破れることはな
く、加熱開始から3分という短時間で、生の白身魚のす
り身を効率よく加熱調理することができた。
【0026】次に、図14は、本発明の第5実施形態に
よる調理用パッケージ100の複合シート200aを示
し、図14(a)は正面図、図14(b)は図14
(a)のb−b線断面拡大図、図14(c)は図14
(a)の部分拡大図である。この実施形態の複合シート
200aは、ベースシート300a上に、ラミネート接
着剤600を介してカバーシート400aを積層したも
のである。図14(c)に示すように、ベースシート3
00aの直径Aの円内には、複数の微細孔320aが均
一に設けられており、カバーシート400aには、直径
Aより小さい円の円周に沿って、複数のスリット420
aが設けられている。
【0027】この実施形態の調理用パッケージ100を
加熱した場合も、上記の実施形態のものと同様に複合シ
ート200aに引張力が作用する。複合シート200a
に作用する引張力によって、ベースシート300aの微
細孔320aが拡げられ、カバーシート400aのスリ
ット420aが開き、微細孔320aとスリット420
aとが連通して開口部(図示せず。)が生じ、パッケー
ジ100の内外が連通するようになる。
【0028】次に、図14に示す複合シート100にお
いて、カバーシート400aの一部を円形に切取ったも
のが、図15に示す本発明の第6実施形態による調理用
パッケージ102の複合シート200bであり、図15
(a)は正面図、図15(b)は図15(a)のb−b
線断面拡大図、図15(c)は図15(a)の部分拡大
図である。この実施形態の複合シート200bは、カバ
ーシート400bの一部に円形の切取孔440bを設
け、微細孔320bがカバーシート400bで覆われな
いようにされている。そのため、この実施形態のパッケ
ージは、図14のものと比較して、パッケージの内部圧
力を解放しやすくなっている。
【0029】図16は、本発明の第7実施形態による調
理用パッケージ104の複合シート200cであり、図
16(a)は正面図、図16(b)は図16(a)のb
−b線断面拡大図、図16(c)は図16(a)の部分
拡大図である。この実施形態の複合シート200cは、
微細孔320cを具えたベースシート300cと、螺旋
状の切込み420cを具えたカバーシート400cから
なり、両者はラミネート接着剤600で接合されてい
る。
【0030】次に、図17は、本発明の第8実施形態に
よる調理用パッケージ106の複合シート200dであ
り、図17(a)は正面図、図17(b)は図17
(a)のb−b線断面拡大図、図17(c)は図17
(a)の部分拡大図である。この実施形態は、微細孔3
20dが設けられたベースシート300dの上面及び下
面に、ラミネート接着剤600,600を介してカバー
シート400d,400d’を固着させたものである。
図17(b)、図17(c)に示すように、各カバーシ
ート400d,400d’には、直径Aより小さい円の
円周に沿って、複数のスリット420d,420d’が
設けられている。
【0031】最後に、図18は、本発明の第9実施形態
による調理用パッケージ108の複合シートであり、図
18(a)は正面図、図18(b)は図18(a)のb
−b線断面拡大図、図18(c)は図18(a)の部分
拡大図である。この複合シート200eは、図17に示
す複合シート200dと同様に、上側のカバーシート4
00e、及び下側のカバーシート400e’からなる
が、下側のカバーシート400e’の一部に円形の切取
孔440eを設け、微細孔320eが下側のカバーシー
ト400e’で覆われないようにしているので、図17
のものと比較して、パッケージ108の内部圧力を容易
に解放することができる。さらに、第9実施形態におい
て、上側のカバーシート400eの代わりに、切取孔4
40eを具えた下側のカバーシート400e’と同一の
ものを使用してもよい(図示せず)。この場合、ベース
シート300eに設けられた微細孔320eは、上下の
カバーシート400e,400e’で覆われていないの
で、パッケージの内部圧力をより容易に解放できるよう
になる。
【0032】なお、図14及び図18に示す本発明の第
6実施形態及び第9実施形態では、パッケージの強度を
向上させるため、ベースシートとカバーシートとを接着
した複合シートを使用しているが、これらの実施形態に
おいて、ベースシートの微細孔はカバーシートでは覆わ
れておらず、接着剤層のみで覆われており、これらの実
施形態では、接着剤層がコーティングによるカバー層と
して機能している。従って、請求項1の「カバー層」に
は、このような接着剤層も含まれる。
【0033】以上に説明した本発明の調理用パッケージ
10,12,14,16,100,102,104,1
06,108の複合シート20a,20b,20c,2
0d,200a,200b,200c,200d,20
0eにおいて、スリット32a,32bや微細孔32
c,32d,320a,320b,320c,320
d,320eを設ける位置、又は数を適宜変更すること
によって、パッケージ内の飲食品に適した加熱調理を行
なうことができる。
【0034】本発明の調理用パッケージ10,12,1
4,16,100,102,104,106,108
は、加熱条件下において引張力が作用して開口部50が
生じるため、パッケージ内部の水蒸気を外部に逃がすこ
とができる。
【0035】本発明の調理用パッケージの複合シート2
0a,20b,20c,20d,200a,200b,
200c,200d,200eは、引張力によってスリ
ットや微細孔が広がって開口部が現われるため、孔開け
加工等の必要がなく製造が容易であり、切り抜きによる
破片を生じることもない。
【0036】
【発明の効果】上記の構成により、本発明による調理用
パッケージは、製造が容易でありながら、確実に水蒸気
を逃がして、圧力コントロール機能を果たすことができ
るという効果を奏する。また、複数のスリットや微細孔
を設けると、加熱中にパッケージ内の水蒸気量が急激に
増大しても、パッケージが破裂することなく、より安全
に加熱調理を継続することができる。
【0037】また、スリットの形状や本数、微細孔の数
等を適宜変更することによって、水蒸気の放出量を調整
することができる。
【0038】さらに、加熱によって生じた亀裂は十分小
さいので、加熱中、及び加熱終了後にパッケージ内の液
体が亀裂から漏れ出して利用者に火傷を負わせたり、電
子レンジ内を汚したりすることもない。また、調理終了
後にパッケージ内の水蒸気が凝縮すると、微小な亀裂が
水滴で覆われてパッケージは再び密封状態に戻るので、
パッケージ内に液体を封入して煮物を調理する場合等に
は、調味料が少量であっても内部の食品全体に行き渡
り、食品素材に浸透しやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態による調理用パッケー
ジの複合シートを示し、図1(a)は正面図、図1
(b)は図1(a)のb−b線断面拡大図。
【図2】 図1の調理用パッケージの圧力コントロール
機能を説明するための図であり、図2(a)は加熱され
ていない状態の複合シートの正面図、図2(b)は図2
(a)のb−b線断面図。
【図3】 図1の調理用パッケージの圧力コントロール
機能を説明するための図であり、図3(a)は圧力が掛
かり始めた状態の複合シートの正面図、図3(b)は図
3(a)のb−b線断面図。
【図4】 図1の調理用パッケージの圧力コントロール
機能を説明するための図であり、図4(a)は内部に大
きな圧力が掛かり、開口部が生じた状態の複合シートの
正面図、図4(b)は図4(a)のb−b線断面図。
【図5】 図1の調理用パッケージで、白身魚のすり身
を加熱調理する場合の説明図。
【図6】 スリットの本数、及びスリットを設ける形状
を変更した本発明の調理用パッケージの一例を示す正面
図。
【図7】 本発明の第2実施形態による調理用パッケー
ジの複合シートを示し、図7(a)は正面図、図7
(b)は図7(a)のb−b線断面拡大図、図7(c)
は図7(a)の部分拡大図。
【図8】 図7の調理用パッケージの圧力コントロール
機能を説明するための図であり、図8(a)は圧力がか
かっていない状態の複合シートの正面図、図8(b)は
図8(a)のb−b線断面図。
【図9】 図7の調理用パッケージの圧力コントロール
機能を説明するための図であり、図9(a)は圧力が掛
かり始めた状態の複合シートの正面図、図9(b)は図
9(a)のb−b線断面図。
【図10】 図7の調理用パッケージの圧力コントロー
ル機能を説明するための図であり、図10(a)は内部
に大きな圧力が掛かり、開口部が生じた状態の複合シー
トの正面図、図10(b)は図10(a)のb−b線断
面図。
【図11】 本発明の第3実施形態による調理用パッケ
ージの複合シートを示し、図11(a)は正面図、図1
1(b)は図11(a)のb−b線断面図、図11
(c)は図11(a)の部分拡大図。
【図12】 本発明の第4実施形態による調理用パッケ
ージの複合シートを示し、図12(a)は正面図、図1
2(b)は図12(a)のb−b線断面図、図12
(c)は図12(a)の部分拡大図。
【図13】 図12の調理用パッケージで、白身魚のす
り身を加熱調理する場合の説明図であり、図13(a)
は調理用パッケージの断面図、図13(b)はパッケー
ジに圧力が掛かり始めた状態の部分拡大断面図、図13
(c)は開口部が生じた状態の部分拡大断面図。
【図14】 本発明の第5実施形態による調理用パッケ
ージの複合シートを示し、図14(a)は正面図、図1
4(b)は図14(a)のb−b線断面図、図14
(c)は図14(a)の部分拡大図。
【図15】 本発明の第6実施形態による調理用パッケ
ージの複合シートを示し、図15(a)は正面図、図1
5(b)は図15(a)のb−b線断面図、図15
(c)は図15(a)の部分拡大図。
【図16】 本発明の第7実施形態による調理用パッケ
ージの複合シートを示し、図16(a)は正面図、図1
6(b)は図16(a)のb−b線断面図、図16
(c)は図16(a)の部分拡大図。
【図17】 本発明の第8実施形態による調理用パッケ
ージの複合シートを示し、図17(a)は正面図、図1
7(b)は図17(a)のb−b線断面図、図17
(c)は図17(a)の部分拡大図。
【図18】 本発明の第9実施形態による調理用パッケ
ージの複合シートを示し、図18(a)は正面図、図1
8(b)は図18(a)のb−b線断面図、図18
(c)は図18(a)の部分拡大図。
【符号の説明】
10,10a,10b,10c,10d,10e,1
2,14,16,100,102,104,106,1
08:調理用パッケージ 20a,20b,20c,20d,200a,200
b,200c,200d,200e:複合シート 30a,30b,30c,30d,300a,300
b,300c,300d,300e:ベースシート 32a:スリット 32b,32c,32d,320a,320b,320
c,320d,320e:微細孔 40:カバー層 400a,400b,400c,400d,400
d’,400e,400e’:カバーシート 420a,420c,420d,420d’,420
e:スリット 440b,440e:切取孔 50:開口部 600:ラミネート接着剤
フロントページの続き Fターム(参考) 3E064 BA22 BB03 EA30 FA01 HD02 HE03 3L086 AA01 BF05 DA01 4B055 AA10 BA03 BA07 BA52 CA19 CA73 CB07 DB15 FA03 FB33 FB35 FC02 FC09 FD10 FE10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に飲食品が封入される電子レンジ調
    理用パッケージにおいて、 ベースシート表面にカバー層がコーティングされた複合
    シートからなり、 前記ベースシートは、スリット又は微細孔を具え、 熱と圧力によって拡げられた前記スリット又は微細孔
    と、熱と圧力によってできる前記カバー層の亀裂とが連
    通して開口部が形成され、 前記開口部により圧力解放機能を果たすようにしたこと
    を特徴とする、電子レンジ調理用パッケージの圧力コン
    トロール構造。
  2. 【請求項2】 内部に飲食品が封入される電子レンジ調
    理用パッケージにおいて、 接着剤層を介してベースシートとカバーシートが接着さ
    れた複合シートからなり、 前記ベースシート及び前記カバーシートは、スリット又
    は微細孔を具え、 熱と圧力によって拡げられた前記両シートの前記スリッ
    ト又は微細孔と、熱と圧力によってできる前記接着剤層
    の亀裂とが連通して開口部が形成され、 前記開口部により圧力解放機能を果たすようにしたこと
    を特徴とする、 電子レンジ調理用パッケージの圧力コントロール構造。
  3. 【請求項3】 前記ベースシートの両面が前記カバーシ
    ートで覆われている、請求項2の電子レンジ調理用パッ
    ケージの圧力コントロール構造。
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