JP3198260B2 - 圧力調節弁機能を有する包装材料及び飲食品パッケー - Google Patents

圧力調節弁機能を有する包装材料及び飲食品パッケー

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力調節弁機能を
それ自体に有する包装材料、及び該包装材料からなる飲
食品パッケージに関するものである。ここで、飲食品パ
ッケージは、飲食品を保存するとともに、電子レンジの
様な調理器で簡単に調理できるものである。更に詳しく
は、孔のあけられたフィルム層と孔のあけられていない
フィルム層とからなる積層フィルムシートから造られた
包装材料、及び該包装材料を使用した所定圧力になると
圧力を開放することの出来る飲食品パッケージに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年の食生活は、大きく変化してきてい
る。特に、調理済みの飲食品、半調理の飲食品が増加し
ている。例えば、レトルト食品と称され、調理した食品
を容器に入れて冷凍し、飲食に際して電子レンジで温め
るだけでよいものもある。この様に、電子レンジを使用
して簡単に短時間で調理できる、飲食品が増加してい
る。
【0003】飲食品パッケージ用のフィルムシートに
は、合成樹脂フィルム、紙、金属箔、或いはこれらの多
層ラミネート構造のシート材料が使用されている。これ
らパッケージの材質及び機能は、その目的例えば、保
存、保管、物流、流通、陳列、また、鮮度保持の方法や
形態、飲食品の置かれる環境、更には生鮮品であるか加
工処理品であるかによって異なるものである。従って、
それら目的等に合致した材質や形態を有する包装材料を
適宜選択使用する必要がある。また、実際この様にして
選択されたパッケージが作られ、利用されている。
【0004】飲食品パッケージを電子レンジや電磁調理
器の様な迅速加熱が出来る調理器を使用し加熱する場
合、急激に圧力が上昇するという問題がある。この際、
圧力安全対策として現在、パッケージに部分的に孔を開
けその孔を接着剤付きシールで塞ぎ電子レンジ等で加熱
する前に該シールを剥がして使用する方法、パッケージ
に孔を開けその孔に圧力調節弁機能を有するシールを取
付ける方法、パッケージのシール部に高融点部分と低融
点部分を設け加熱時低融点部分が溶融して圧力を開放さ
せる方法、或いは電子レンジ等で加熱する前に予めパッ
ケージに孔を開けるか又はパッケージの一部をカットす
る方法が一般的に取られている。
【0005】例えば、実公昭63−49187号、及び
実公平1−25593号には、電子レンジでポップコー
ンを作るための包装容器が開示されている。これは、と
うもろこし、食用油及び調味料を紙製の受皿に入れ、こ
の受け皿を合成樹脂フィルムからなる包装材料で密封し
たものである。フィルムで包装密封したとうもろこしを
電子レンジで処理すると、とうもろこしは熱せられてポ
ップコーンとなる。この際、フィルムの接着部分に通気
用の小さな孔をあけておくことができ、この孔を通して
包装物内で上昇した圧力を逃がし暴発を避けることがで
きる。
【0006】一般に密閉した状態で包装容器を加熱する
と、圧力が上昇する。この圧力上昇を巧くコントロール
することにより、電子レンジを使用して飲食品を短時間
で調理できる飲食品パッケージが開示されている。即
ち、特公平7−22547及び特開平6−329179
号に、飲食品パッケージにシート状圧力調節弁を接着
し、パッケージ内の圧力が一定の圧力より高くなると、
この圧力調節弁が開いてパッケージ内の圧力を調節する
ことのできる飲食品パッケージが開示されている。
【0007】しかしながら、これらの飲食品パッケージ
は確かにパッケージ内の圧力上昇を抑えることはできる
が、現実には圧力を厳密に調節することはできない。と
うもろこしの例では、パッケージ毎にあけられた孔の大
きさが一定になり難く、極端には孔の径がパッケージ毎
に異なるため、電子レンジで処理したときに上昇する圧
力がパッケージ毎に異なり、同じ品質のホップコーンが
得られにくいという問題がある。また、シート状圧力調
節弁を使用する例では、圧力調節弁の製造に手間がかか
ってコスト高になり、また、シート状安全調節弁の貼付
位置の微妙なずれ、安全調節弁とシートとの接着力のば
らつき等により、調理後の飲食品の出来映えと味がパッ
ケージ毎に異なることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、種々異なる
目的に応じたパッケージ用シートを使用する包装材料、
及び該包装材料からなる飲食品パッケージを低コストで
提供しようとするものである。特に、飲食品パッケージ
に関しては、前述の問題があり、これらの問題を解消し
たシート包装材料及び該包装材料を使用した飲食品パッ
ケージを提供しようとするものである。即ち、包装材料
の製造が容易で低コストで、しかも製品の品質が一定し
たものを提供しようとするものである。更に、この包装
材料を使用した飲食品パッケージは、電子レンジで手軽
に調理することが出来るものである。この際、圧力調節
装置部分のフィルム層が設定された圧力以上になると、
フィルム層が膨張して最終的には破れて圧力を開放する
ものである。そして、この圧力を開放する圧力の値は常
に同一に設定することが可能で、その結果調理した飲食
品の出来映えと味を常に一定のものとすることができる
ものである。
【0009】本発明は、従来の包装機能を保持したうえ
でそのパッケージに圧力調節弁機能を保有させた、レト
ルト、クックチルド、クックサーブ、真空調理、冷凍な
どの各種加工処理をする飲食品パッケージに関する。そ
の一つは、電子レンジや電磁調理器を使用して急激に加
熱する場合、飲食品パッケージそれぞれに適合した加熱
環境を与えることができるもの、即ち、飲食品を温度斑
なく加熱することができ、同時に加熱による圧力を自動
調節をすることができるものである。他の一つは、まだ
加熱処理がなされていない生鮮品を、その種類と調理目
的別に合った調理環境、即ち、加熱温度、パッケージ内
湿度、同圧力及び調味料等の添加タイミング等を自動設
定できる飲食品パッケージである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ナイ
ロン、ポリエステル、ポリエチレン又はポリプロピレン
からなる孔のあいていないフィルム層及び貫通した孔の
あいているフィルム層を積層したフィルムシートからな
る、飲食品用包装材料であり、請求項2の発明は、ナイ
ロン、ポリエステル、ポリエチレン又はポリプロピレン
からなる孔のあ いていないフィルム層及びナイロン、ポ
リエステル、ポリエチレン又はポリプロピレンからなる
貫通した孔のあいているフィルム層を積層したフィルム
シートからなる、飲食品用包装材料であり、請求項3の
発明は、ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン又はポ
リプロピレンからなる孔のあいていないフィルム層の表
裏に、貫通した孔のあいている第一及び第二フィルム層
を、第一フィルム層の孔と第二フィルム層の孔とがフィ
ルムシートの厚さ方向に対してほぼ同一になるように積
層した三層フィルムシートからなる、飲食品用包装材料
であり、請求項4の発明は、ナイロン、ポリエステル、
ポリエチレン又はポリプロピレンからなる孔のあいてい
ないフィルム層の表裏に、ナイロン、ポリエステル、ポ
リエチレン又はポリプロピレンからなる貫通した孔のあ
いている第一及び第二フィルム層を、第一フィルム層の
孔と第二フィルム層の孔とがフィルムシートの厚さ方向
に対してほぼ同一になるように積層した三層フィルムシ
ートからなる、飲食品用包装材料であり、請求項5の発
明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の包装材
料を使用して形成したパッケージに飲食品を封入した、
飲食品パッケージである。
【0011】図1は、本発明の二層からなるフィルムシ
ートの組立外観図である。即ち、孔4のあいているフィ
ルムシート3を、孔のあいていないフィルムシート2に
積層するのである。図2(a)は、本発明の二層からな
るフィルムシート1の断面を示した図であり、同(b)
は、その平面を示した図である。二層からなるフィルム
シート1は、孔のあいていないフィルム2に孔4のあい
ているフィルム3を積層したものである。フィルム層2
とフィルム層3は、接着剤層5で接着されている。図3
は、本発明の三層からなるフィルムシート10の断面を
示したものである。孔のあいていないフィルム2の裏と
表の両面に、孔4、4’のあいているフィルム3、3’
を積層したものである。各フィルム層は、接着剤層5、
5’で接着されている。この際、フィルム層3の孔4と
フィルム3’の孔4’とはフィルムシートの厚さ方向に
対してそれぞれの孔の位置がほぼ一致するように積層す
る。また、孔の形状は特に限定はしないが、円形或いは
楕円形のような滑らかな形は、安全調節弁機能を有効か
つ安定して作用させる観点から、好ましいものである。
【0012】ここで使用するフィルムの原材料として
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナ
イロン、ポリ塩化ビニール、ポリ塩化ビニリデンやポリ
スチレン等を使用することができる。また、これらのフ
ィルムは、孔のあいていないフィルムとして、また、孔
のあいているフィルムの材料として使用しうる。これら
の積層は、ラミネーション法で行うことができる。
【0013】ラミネーションを行うには、1)接着剤を
一方のフィルムに塗布し、積層すべきフィルムを重ね合
わせてローラー等を通して圧着し乾燥させるウエットラ
ミネーション法、2)一方のフィルムに接着剤を塗布し
接着剤の溶剤を乾燥により除去した後他のフィルムと重
ね合わせて積層するドライラミネーション法、3)溶剤
を含まない100%固形分からなる接着剤を溶融状態で
フィルムに塗布し、他のフィルムを重ね合わせて圧着さ
せるホットメルトラミネーション法、及び4)樹脂をフ
ィルム状に押し出し機で押し出した後、他のフィルムを
圧着し冷却させて積層する押し出しラミネーション法等
の方法を利用することができる。
【0015】これらの積層したフィルムシートは、包装
材料として使用することができる。更に、該包装材料を
使用して、飲食品パッケージを製造することができる。
フィルムシートを袋状にし、その中に飲食品を入れ密封
すると飲食品パッケージが得られる。飲食品としては、
魚類、肉類のような生鮮食品及びこれらの冷凍品、野菜
や麺類のような素材、中華饅頭やビーフシチュウのよう
な加工食品及びこれらの冷凍品、並びにその他の嗜好品
等を用いることができる。本発明の飲食品パッケージ
は、食品の輸送、保存や保管、店頭に於ける陳列等にも
充分役に立つものである。
【0016】該包装材料からできた袋に飲食品を入れる
際、二層からフィルムシートを使用する場合は、飲食品
を入れる側が孔のあいているフィルム層になるようにす
るケースと飲食品を入れる側が孔のあいていないフィル
ム層になるようにするケースとがあり、いずれにも、適
用することができる。三層からなる場合は、こうした考
慮を払わなくてもよい。更に、本発明の飲食品パッケー
ジは、自動調理用としての機能を有する。本発明の飲食
品パッケージを電子レンジ等で処理すると、次第に温度
が上昇してくるが、パッケージされている飲食品に最適
の温度に至って、更に圧力が上昇する場合に、孔のあい
ているフィルム層の孔部に相当する孔のあいていないフ
ィルム層で、しかも引っ張り強度が弱い部分に圧力が集
中して、その部分が破裂してその圧力を開放し、それぞ
れの飲食品に最適の温度、圧力で調理することができ
る。この結果、調理された飲食品は、品質が安定ししか
も出来映えも極めて良いものになる。
【0017】フィルムシートは、種々の形態をとること
ができる。例えば、図4に示した形態がある。図4
(a)は、シート全面に亘って孔が適宜あけられてい
る。図4(b)は、シートの中央線B,B’を境にして
片方にのみ孔があけられている。図4(c)は、シート
を包装材料として使用する場合の単位、ここではA,
A’、C,C、或いはD,D’で区切られた部分に、決
められた任意の数の孔が開けられている。該包装材料か
ら製造したパッケージ内に入れられる内容物により、こ
れらの孔の大きさと数は決めることになる。尚、A、
A’、C、C’、D、D’の線で切り取られた部分が、
パッケージ用袋の一単位になる。
【0018】フィルムシートは、A,A’、C,C’或
いはD,D’の線に沿って切断され包装材料となる。切
断した材料を、B,B’の線で折り、周囲を融着、接着
等の方法で密閉し袋状にすることにより、各種パッケー
ジに使用するとができる。こうして製造される袋の状況
を、図4(a)、(b)、(c)の右側の図で示した。
また、該包装材料を他の容器に被せることにより、同様
にパッケージにすることができる。例えば、図5(a)
は、フィルムシートからなる包装材料から製造したパッ
ケージである。また、図5(b)は、他の材料、例えば
プラスチック、紙、陶磁器等からできた容器の上に、本
発明のフィルムシートを被せて製造したパッケージであ
る。
【0019】本発明の作用を、図6に基づいて説明す
る。飲食品パッケージを電子レンジに入れた当初包装材
料は、図6(a)の様な状態にある。即ち、何らの変化
もない状態である。時間が経過して飲食品パッケージ内
の温度が上昇すると、パッケージ内の圧力が上昇し、飲
食品パッケージは、(b)の様に孔のあいていないフィ
ルム層が、孔4のところで外側に膨張した状態になる。
更に、パッケージ内の圧力が上昇し、孔のあいていない
フィルムの強度限界に達すると、更に膨張した(c)の
状態を経てフィルム層2は破裂し圧力を開放することに
なる(d)。圧力が開放される圧力の値は、孔のあいて
いないフィルム2の材質と厚さ及びフィルム3に開けら
れている孔の大きさや孔の形状によって決まってくる。
これらを適宜選択することにより、所望の圧力値で圧力
を開放することのできるシート状包装材料を得ることが
できる。この様に、本発明のシート素材は、それ自身が
圧力調節弁機能を有するのである。
【0020】本発明の圧力調節弁機能を有するフィルム
シートで作つたパッケージに、各種の飲食品を入れ密封
したものを電子レンジに入れて加熱すると、内容物であ
る飲食品は徐々に加熱されて少しづづ保有水分が蒸発を
はじめる。蒸発する水蒸気は加熱時間と共に増加する。
この際、内容物である飲食品に含有されている水溶性
分、油性分、繊維質分、果肉質分(澱粉質等々も含む)
のそれぞれの物質は、夫々異なった変化をする。水溶性
分は、その加熱量と時間に比例して蒸発し、油性分は沸
点が高いので膨張せず圧力に比例して内容物から外に滲
みだし、又繊維質分や果肉質分は加熱量、圧力、時間に
よってそれ自身が変化していく。
【0021】電子レンジ等による調理に於ける問題は、
内容物の形状、形態、容積、表面積、或いは脂質成分の
含有量が違っていることである。他の一つは、電子レン
ジでの加熱に於いて、マイクロ波特有の性質により、断
面積の小さい部分でしかも水分含有率の低い方にエネル
ギーが集中する傾向があることである。このため、形
状、容積、水分含有量等が異なる内容物を均一に加熱す
ることは、極めて困難になっている。
【0022】これに対し、本発明の飲食品パッケージは
密閉されているので、内容物の温度上昇が早くしかも加
熱された熱量が外に放出しないので、蒸発した水蒸気は
内容物の高温部から低温部へ移動し、短時間に均一に内
容物を加熱することができる。内容物が均一に加熱され
更に温度が上昇すると、圧力も同時に上昇する。この圧
力が、パッケージの耐圧を超えるに至ると、図6で説明
したように、本発明のパッケージの安全調節機能が作動
して、即ち、フィルムシート1のケースでは、孔のあい
ていないフィルム層2が孔4の部分で破れ、パッケージ
内の余分の圧力を開放しパッケージの破壊を防止する。
【0023】しかし、飲食品を調理するためには、引き
続き加熱を継続する必要がある場合もある。このために
は、開放する圧力と発生する圧力とをバランスさせる必
要である。即ち、破裂して生じた孔の大きさが、発生す
る圧力と開放する圧力とがバランスを取る大きさにして
やればよいのである。これは、フィルム層3に於ける孔
径とフィルム層1の材質即ち引つ張り強度と厚さとを選
定することにより、簡単に達成することができる。かく
して、本発明は最も安全でしかもシンプルな構造体を有
するパッケージになるのである。
【0024】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態について、
説明する。一つの実施形態は、図2の形態に於いて、孔
のあいていないフィルム2としてナイロンフィルムを、
孔のあいているフィルムとしてポリプロピレンフィルム
を使用する二層からなるものである。フィルム層2は、
耐熱性の高いナイロンフィルムでその厚さは0.01〜
0.035mm程度のものを使用する。一方の孔のあい
ているフィルムとして、バリヤ性に優れ柔軟性の高いポ
リプロピレンフィルムを使用する。ポリプロピレンフィ
ルムの厚さは、0.04〜0.08mmであり、あけら
れた孔の直径は1〜5mm程度である。ポリプロピレン
フィルム層に接着剤を塗布し、ドライラミネーション法
によりナイロンフィルムと積層し、一体化する。尚、ナ
イロンフィルム層は、必要に応じて他の合成樹脂フィル
ム、紙、合成紙等を使用してもよい。この実施形態に於
いては、孔のあいているフィルム層3即ちポリプロピレ
ンフィルム層が外側にくる場合と、孔のあいていないフ
ィルム層2即ちナイロンフィルム層が外側にくる場合が
ある。
【0026】更に他の実施形態は、図3に於いて孔のあ
いていないフィルム層2が、ナイロンフィルムからな
り、孔のあいているフィルム層3、3’がポリプロピレ
ンフィルム層からなるものである。ポリプロピレンフィ
ルムの厚さは、0.04〜0.08mmであり、あけら
れた孔の直径は1〜5mm程度であった。ポリプロピレ
ンフィルム層に接着剤を塗布し、ドライラミネーション
法によりナイロンフィルムと積層し、一体化する。
【0027】次に、本発明を実施例に基づいて更に詳細
に説明する。
【実施例1】図2の形態で、孔のあいていないフィルム
として厚さ0.01mmのナイロンフィルムを使用し、
一方孔のあいているフィルム層として厚さ、0.04m
m、直径4mmの孔が4cm当たり1個の割合で孔を
開けたポリエステルフィルムを使用して、フィルムシー
トを作成した。尚、孔の開け方は、図4(a)タイプで
あった。このフィルムシートを幅300mm、長さ30
0mmの大きさに切断し折り畳み、四方を10mm幅で
シールして幅150mm、長さ300mmの平袋を作成
した。
【0028】この平袋にほうれん草70gを入れて、
(a)の形態にパッケージした。このパッケージを、
高周波出力500Wの電子レンジに入れタイマーを1分
20秒にセットしてスイッチを入れた。約40秒経過時
点より徐々にほうれん草自身が保有する含有水分が加熱
により蒸発し、パッケージ内部に水蒸気が拡散し、平袋
の膨張が観察された。加熱開始後、1分経過時にはパッ
ケージ内部の圧力は約1.3気圧、温度120℃程度ま
で上昇し、パッケージはパンパンの状態となった。間も
なく、パッケージ上面側で張力が最も大きく作用する面
にある一つの圧力調節装置部分20に於いて、フィルム
層3が孔4のところで押し上げられ、最終的には圧力に
耐えきれずに破れた。その破れた空隙より内部の設定以
上の圧力は外部に放出されパッケージ内部は設定圧力で
ある約1.25気圧、温度98〜105℃程度に保つた
状態で、更に20秒間加熱を続けて調理を終了した。短
時間で、ほうれん草を効率よく調理することができた。
【0029】
【実施例2】図2の形態で、孔のあいていないフィルム
として厚さ0.02mmのナイロンフィルムを使用し、
一方孔のあいているフィルム層として厚さ、0.055
mm、直径2mmの孔が9cm当たり1個の割合で孔
を開けたポリプロピレンフィルムを使用して、フィルム
シートを作成した。尚、孔の開け方は、図4(b)タイ
プとした。このフィルムシートを、長さ140mm、幅
110mm、の大きさに切断し、別途作成した長さ12
0mm、幅90mm、深さ50mmの紙製の容器に被せ
て、図5(b)の形態のパッケージを作成した。この容
器に、ビーフ80g、玉葱14g、生パン粉5g、及び
調味料1gからなる生ハンバーグ100gを入れて冷凍
した。
【0030】該冷凍生ハンバーグパッケージを冷凍庫よ
り取りだし、高周波出力500Wの電子レンジに入れタ
イマーを4分50秒にセットしてスイッチを入れた。解
凍に、約50〜60秒間要した。その後1分10〜1分
30秒(累計時間2分10秒〜2分30秒)経過時点よ
り徐々にハンバーグ自身が保有する含有水分が加熱によ
り蒸発し始め、次第にパッケージ内に水蒸気が拡散し、
パッケージは膨張し始めた。更に、約1分30秒経過時
(累計時間3分40〜4分)にはパッケージ内部の圧力
は約1.5気圧、温度135℃程度まで上昇し、パッケ
ージは膨張してパンパンの状態となった。
【0031】間もなく、パッケージ上面側で張力が最も
大きく作用する面にある一つの圧力調節装置部分21に
於いて、フィルム層3が孔4のところで押し上げられ、
最終的には圧力に耐えきれずに破れた。その破れた空隙
より内部の設定以上の圧力は外部に放出され、パッケー
ジ内部は設定圧力である約1.35気圧、温度110〜
120℃程度に保つた状態で更に、50〜70秒間加熱
を続けた。その結果、熱の通り難い挽き肉を使用したハ
ンバーグにも拘わらず、高湿度、高温度、高圧力下で生
ハンバーグは均一に加熱処理され、適度に油が絞られた
ソフト感のあるハンバーグに仕上がった。
【0032】
【実施例3】図3の形態で、孔のあいていないフィルム
として厚さ0.035mmのナイロンフィルムを使用
し、一方孔のあいているフィルム層として厚さ、0.0
6mm、直径3mmの孔が一袋当たり2個の孔を開けた
ポリプロピレンフィルムを使用して、三層のフィルムシ
ートを作成した。尚、孔の開け方は、図4(c)タイプ
で、このフィルムシートを幅320mm、長さ220m
mの大きさに切断し折り畳み、四方を10mm幅でシー
ルして幅160mm、長さ220mmの図5(a)タイ
プの平袋を作成した。尚、フィルムシートの厚膜方向に
対してフィルム層に開けられた孔の位置は、相互に同一
位置になる様に積層してある。該平袋に、カレールー液
150gを入れパッケージし、レトルト釜に入れ気圧
1.5気圧前後、温度120〜125℃の設定で約40
分間レトルト殺菌し、その後冷却処理した。このレトル
ト処理に際して、パッケージの構造等には何らの変化も
起こさなかった。
【0033】このレトルト商品を、高周波出力500W
の電子レンジに入れタイマーを2分30秒にセットして
スイッチを入れた。約1分経過時点より徐々にカレール
ー液自身の含有水分が加熱により蒸発し、パッケージ内
部に水蒸気が拡散し、パッケージは膨張し始めた。その
後、1分経過(累計時間2分)後、パッケージ内部の圧
力は約1.65気圧、温度は130〜135℃まで上昇
し、パッケージはパンパンの状態となった。間もなく、
パッケージ上面側にあらかじめ設定した2個の圧力調節
装置の内の一つが徐々に押し上げられ、引つ張り許容強
度を超えた瞬間に破れた。その破れた空隙より内部の設
定以上の圧力は外部に放出されパッケージ内部は設定圧
力である約1.65気圧、温度130℃程度に保った状
態で更に30秒間加熱を続けた。その結果、そのカレール
液は均一な温度で加熱処理されマロヤカさを持つたカレ
ールが得られた。
【0034】
【発明の効果】本発明は、極めてシンプルな構造を持つ
フィルムシート、該フィルムシートからなる包装材料、
及び該包装材料からなるパッケージである。特に、飲食
品パッケージとして、構造がシンプルなため製造コスト
が大してかからず、しかも手軽に電子レンジなどを利用
して調理ができ、そしてパッケージ毎の調理品の品質も
一定で、普通に調理したものとほとんど遜色のないもの
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、二層からなるフィルムシートの組立外
観図である
【図2】図2(a)は、二層からなるフィルムシートの
断面図、図2(b)は、同平面図である
【図3】図3は、三層からなるフィルムシートの断面図
である
【図4】図4は、フィルムシートの構成例を示す図であ
【図5】図5は、パッケージの構成例を示す図である
【図6】図6は、圧力調節の作用機作を説明する図であ
【符号の説明】
1 二層フィルムシート 2 孔のあいていないフィルム 3、3’ 孔のあいているフィルム 4、4’ 孔 5、5’ 接着剤層 10 三層フィルムシート 14 内容物 15 パケージ1 16 パケージ2 17 容器 20、21 圧力調節装置部分
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 81/34 B65D 81/20 B32B 25/00 - 25/14

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン又
    はポリプロピレンからなる孔のあいていないフィルム層
    及び貫通した孔のあいているフィルム層を積層したフィ
    ルムシートからなる、飲食品用包装材料
  2. 【請求項2】ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン又
    はポリプロピレンからなる孔のあいていないフィルム層
    及びナイロン、ポリエステル、ポリエチレン又はポリプ
    ロピレンからなる貫通した孔のあいているフィルム層を
    積層したフィルムシートからなる、飲食品用包装材料
  3. 【請求項3】ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン又
    はポリプロピレンからなる孔のあいていないフィルム層
    の表裏に、貫通した孔のあいている第一及び第二フィル
    ム層を、第一フィルム層の孔と第二フィルム層の孔とが
    フィルムシートの厚さ方向に対してほぼ同一になるよう
    に積層した三層フィルムシートからなる、飲食品用包装
    材料
  4. 【請求項4】ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン又
    はポリプロピレンからなる孔のあいていないフィルム層
    の表裏に、ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン又は
    ポリプロピレンからなる貫通した孔のあいている第一及
    び第二フィルム層を、第一フィルム層の孔と第二フィル
    ム層の孔とがフィルムシートの厚さ方向に対してほぼ同
    一になるように積層した三層フィルムシートからなる、
    飲食品用包装材料
  5. 【請求項5】請求項1から請求項4のいずれかに記載の
    包装材料を使用して形成したパッケージに飲食品を封入
    した、飲食品パッケージ
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