JP2899904B2 - 包装容器及びその製造方法 - Google Patents

包装容器及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、包装容器その製造方法に関し、特に電子レ
ンジで容器ごと加熱する食品,包装内の液体を排除して
食する食品,調味料,香辛料等の食品の包装用、あるい
は防虫剤,芳香剤,脱臭剤等の非食品を包装するのに適
した包装容器その製造方法に関する。
〔従来の技術〕
合成樹脂フィルムや金属箔を使用したフィルムで包装
した食品を電子レンジで加熱する場合、加熱調理時に発
生する蒸気による包装内の内圧上昇を防止するため、従
来から各種の方法がとられている。例えば、レトルト殺
菌した米飯類等を収納したトレイタイプの容器の場合、
レンジ調理する際に蓋材を一部剥離したり、つま楊子等
で数個所孔を開けたり、あるいは蓋材全面を剥ぎ、別の
嵌合蓋を被せたりしている。
また、非食品としては、例えば防虫剤を含有させた錠
剤を不織布等の透気性ある包材で個別に包装し、これを
複数個ずつバリア性の包材で集合包装し、使用時にバリ
アフィルムを剥離したり、一部に切込みを入れたりして
収容部の機能を発揮させるようにしたものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、電子レンジ食品用容器の蓋材を一部剥離す
るものでは、この部分からの水分蒸散が多くなって調理
ムラの原因となり、蓋材に孔を開けるには、その為の道
具が必要であり、さらに孔の空け方が不十分であると、
調理中に容器内の圧力が上昇し、破裂する危険性があ
る。また嵌合蓋を使用するものは包材コストの面で問題
がある。
さらに液体とともに充填包装される食品、例えばとこ
ろ天,こんにゃく,豆腐,豆類の水煮等は、食する際に
液体を排出する必要があるが、液体を排出するための切
口が大きいと、液体と共に内容食品がこぼれてしまうこ
とがある。
また前記防虫剤のような非食品においても、包材のバ
リアフィルムの剥離が面倒であったり、包材への切込み
や通孔の形成にムラがあると所定の性能を発揮できなく
なることがあった。
そこで、本発明は、使用時に透気性あるいは通水性を
付与する必要のある各種食品,非食品の包装に適した蓋
材を備えた包装容器その製造方法を提供することを目的
としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記した目的を達成するために、本発明の包装容器
は、ヒートシール温度で溶融しない耐熱性を有するベー
スフィルムと、通孔をを有する有孔フィルムとを、剥離
可能な接着強度で接着した積層フィルムの有孔フィルム
を内側にして容器開口鍔部にヒートシールして蓋材とす
るにあたり、該蓋材の周辺部の少なくとも一部につまみ
部を形成するとともに、該つまみ部のヒートシール部位
の有孔フィルムに、前記ベースフィルムとの剥離のきっ
かけとなる薄肉部を形成したことを特徴とし、また、そ
の製造方法は、前記積層フィルムを容器開口鍔部にヒー
トシールバーにてヒートシールして蓋材とする際に、該
蓋材の周辺部の少なくとも一部につまみ部を形成すると
同時に、該つまみ部のヒートシール部位の有孔フィルム
を、前記ヒートシールバーにて薄肉に形成したことを特
徴としている。
上記のごとく構成した積層フィルムを容器蓋材とし、
使用直前にベースフィルムを有孔フィルムから剥離する
ことにより、有孔フィルムのみを容器の蓋材として残す
ことができ、蓋材に適度な透気性,通水性を付与するこ
とができる。また、積層フィルムを容器の鍔部にヒート
シールする際に、つまみ部を設けるとともに、該ヒート
シール部位の有孔フィルムを薄肉にヒートシール処理す
ることにより、該薄肉部がベースフィルムの剥離の切っ
掛けとなり、ベースフィルムを有孔フィルムから容易に
剥離することができる。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図乃至第4図は本発明の包装容器の一実施例を示
すもので、第1図は包装容器の断面図、第2図はベース
フィルムを剥離した状態を示す要部の断面図、第3図は
包装容器の平面図、第4図は蓋材となる積層フィルムの
断面図、第5図は本発明の他の実施例を示す要部の断面
図である。
本発明の包装容器1の蓋材2となる積層フィルム3
は、ベースフィルム4と有孔フィルム5とから構成され
ている。
上記ベースフィルム4としては、耐熱性を有するフィ
ルムが用いられる。このようなフィルムとしては、各種
のものを挙げることができるが、特にバリヤ性を必要と
する場合には、アルミニウム箔,アルミニウム蒸着フィ
ルム,ナイロン,ポリ塩化ビニリデン,エチレン−ビニ
ルアルコール共重合体等を用いることが好ましい。ま
た、ベースフィルム4として各種性能のフィルムを積層
した積層フィルムを用いる場合には、ヒートシール時に
溶融せず、シール部剥離時の力によって破断しない強度
を持ったフィルムが最外層になるような構成の積層フィ
ルムを用いることが好ましい。例えば、ポリエチレンテ
レフタレート,延伸ポリプロピレン,延伸ナイロン等を
最外層とすることが好ましい。
前記有孔フィルム5としては、適当な径,間隔で通孔
5aを形成したフィルムが用いられる。このようなフィル
ムとしては、各種のものを挙げることができるが、例え
ばポリエチレン,ポリプロピレンの単体フィルム又はポ
リエチレン,ポリプロピレンに易剥離剤層を積層した積
層フィルム等を使用することができる。この有孔フィル
ム5は、厚さが15〜100μ,通孔5aの径が直径0.1〜3mm
程度,間隔が0.5〜20mm程度であることが好ましい。
尚、通孔5aの径,間隔は、包装容器1の使用目的により
適宜に設定すべきものである。また、この有孔フィルム
5として、不織布を用いることもできる。
上記ベースフィルム4と有孔フィルム5とは、剥離可
能な接着強度で積層されていればよいが、そのために
は、例えば第4図に示すように、ベースフィルム4と有
孔フィルム5との間にポリオレフィン系樹脂層6を介在
させ、両フィルム4,5と適度な接着力、即ち前記ベース
フィルム4とは強く接着し、有孔フィルム5とは剥離可
能な接着力を有するようにすればよい。より具体的に
は、ポリオレフィン、例えば低密度ポリエチレン,直鎖
状ポリエチレン,ポリエチレンとポリプロピレンとのブ
レンド物,ポリプロピレン,エチレン−酢酸ビニル共重
合体等が使用できる。上記ポリオレフィン系樹脂は、押
出ラミネート,コロナ放電後の圧着等により、容易に接
着強度を調整することができる。
またベースフィルム4のポリオレフィン系樹脂層6側
となる界面には、両者の接着力を強固なものとするた
め、一般に用いられるポリウレタン系の接着剤層(AC剤
層)4aを設けることが好ましい。これにより、ベースフ
ィルム4とポリオレフィン系樹脂層6とが一体化したフ
ィルムを得ることができる。
このポリオレフィン系樹脂層6としては、特に前記有
孔フィルム5がポリプロピレン系樹脂である場合は、低
密度ポリエチレン,直鎖状ポリエチレン,エチレン−酢
酸ビニル共重合体樹脂を使用することが好ましく、ポリ
エチレンとポリプロピレンとのブレンド物の場合には、
ポリエチレン成分がリッチになるように、ポリプロピレ
ン含量が50重量%以下、望ましくは30重量%以下の配合
量にすることが好ましい。これにより、有孔フィルム5
とポリオレフィン系樹脂層6との熱融着強度が必要以上
に増加せず、剥離可能な積層状態とすることができる。
また、有孔フィルム5がポリエチレン系樹脂の場合
は、ポリプロピレンや、ポリエチレンとポリプロピレン
のブレンド物を用いることが好ましい。ブレンド物を用
いる場合には、ポリプロピレン成分がリッチになるよう
に、ポリエチレン含量を50重量%以下、望ましくは30重
量%以下の配合量にすることが好ましい。
この積層フィルム3は、例えば、前記ベースフィルム
4と有孔フィルム5との間に上記ポリオレフィン系樹脂
を溶融押出しして積層する押出しラミネート法などの通
常用いられる方法、あるいはベースフィルム4にドライ
ラミネート法によりポリオリフィン系樹脂層6を強く貼
り合せておき、ポリオレフィン系樹脂層6及び/又は有
孔フィルム5の積層面にコロナ放電処理を施しておいて
両者を熱圧着する方法により製造することができる。
このようにして形成された積層フィルム3は、該積層
フィルム3の有孔フィルム5を容器の内側として容器開
口の鍔部1aにヒートシールされることにより容器の蓋材
2となる。このとき、該蓋材2の周辺部の少なくとも一
部を容器開口蓋部1aの外周より突出させてつまみ部3aを
形成するとともに、該つまみ部3aのヒートシール部位
に、有孔フィルム5のフィルム厚が薄くなるような段差
を設けたヒートシール処理を行い有孔フィルム5に薄肉
部5を形成する。
上記ヒートシール時の温度は、有孔フィルム5が容器
に融着する温度以上であり、かつヒートシールバー7に
接触するベースフィルム(ベースフィルムが積層フィル
ムの場合は最外層のフィルム)が溶融しない温度であれ
ば良く、適宜なヒートシール手段により実施することが
できる。また、薄肉部5bは、有孔フィルム5の鍔部1aへ
のヒートシール部位の外周部に設けることが望ましく、
薄肉部5bがヒートシール部位よりも内側に位置すると、
ベースフィルム4と有孔フィルム5との剥離のきっかけ
としての作用を果さなくなる。
ヒートシールバー7の形状は、容器鍔部1aをある幅で
全面を押圧できるものにおいて、剥離開始部(つまみ部
3a)に対応するヒートシール部の有孔フィルム5に、剥
離が進む方向を横切るような線状の薄肉部5bを形成でき
る形状のものであれば良い。即ち、ヒートシールバー7
の形状としては、第1図に示す形状の薄肉部5bを形成す
る形状のほか、第5図に示す半円形の薄肉部5c等、適宜
な形状の薄肉部を有孔フィルムに形成する形状のものを
使用することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例及び比較例を説明する。
実施例1 ベースフィルムとして、2軸延伸ポリエチレンテレフ
タレート(16μ)/アルミ箔(12μ)/低密度ポリエチ
レン(35μ,積層側)をこの順序でドライラミネートし
たものを、また有孔フィルムとして東セロ化学製CMPSフ
ィルム(013C)(50μ,孔径0.6mm,孔間隔4mm)を用い
るとともに、ポリオレフィン系樹脂層として低密度ポリ
エチレンを用い、上記ベースフィルムを押出ラミネータ
ーの1次側より繰出し、有孔フィルムを2次側より同時
に繰出しながら、低密度ポリエチレン樹脂を樹脂温度31
0℃でTダイ型口金よりベースフィルムと有孔フィルム
との間に押し出してポリオレフィン樹脂層を形成しなが
ら圧着した後に巻取った。
このようにして製造した積層フィルムのベースフィル
ムとポリオレフィン樹脂層との接着強度は1500g/15mm幅
であり、ポリオレフィン樹脂層と有孔フィルムとの接着
強度は、130g/15mm幅(いずれも引張速度200mm/分,180
゜剥離)であった。
この積層フィルムの有孔フィルムをシール側として、
ポリプロピレン容器の開口鍔部に190℃×1kg/cm2×1.5
秒の条件でヒートシールした。このとき、第3図に示す
ように容器の一側につまみ部を延設するとともに、該つ
まみ部の基部の有孔フィルムのヒートシール部に第1図
に示す形状の薄肉部を形成した。
シール後のポリオレフィン樹脂層と有孔フィルムとの
ヒートシール部における接着強度は950g/15mm幅とな
り、つまみ部を手で持って剥離した際、薄肉部で有孔フ
ィルムが切断され、この部分からベースフィルムと有孔
フィルムとの界面の剥離が進んでいった。
実施例2 ベースフィルムとして、2軸延伸ポリプロピレンフィ
ルム(20μ)/アルミ箔(9μ)のドライラミネートフ
ィルムを、また有孔フィルムとして東セロ化学製CMPSフ
ィルム(013C)(50μ,孔径0.6mm,孔間隔4mm)を用い
るとともに、ポリオレフィン系樹脂としてポリプロピレ
ン30重量%と低密度ポリエチレン70重量%のブレンド物
を用い、上記ベースフィルムを押出ラミネーターの1次
側より繰出し、有孔フィルムを2次側より同時に繰出し
ながら、前記ブレンド物を樹脂温度約300℃でTダイ型
口金よりベースフィルムと有孔フィルムとの間に押し出
してポリオレフィン樹脂層を形成するとともに圧着した
後に巻取った。この時、ベースフィルムのアルミ箔側に
は、予めインラインでポリエステルウレタン系接着剤を
塗布して乾燥させた。また有孔フィルムの積層側には、
予めアウトラインでコロナ放電処理を施し、表面ぬれ指
数を40dyne以上に上げたものを用いた。
この様にして製造した積層フィルムのベースフィルム
とポリオレフィン樹脂層との接着強度は1600g/15mm幅、
ポリオレフィン樹脂層と有孔フィルムとの接着強度は10
0g/15mm幅(いずれも引張速度200mm/分,180゜剥離)で
あった。
次いで、実施例1と同様に、第5図に示す形状の薄肉
部を設けてヒートシールした。この際のポリオレフィン
樹脂層と有孔フィルムとのヒートシール部における接着
強度は、1000g/15mm幅であった。また、つまみ部を手で
持って剥離した際、薄肉部で有孔フィルムが切断され、
この部分からベースフィルムと有孔フィルムの界面の剥
離が進んだ。
比較例1 実施例1におけるヒートシールバーを通常の全面平坦
なシール型とした以外は同様に操作を行い包装容器を製
作した。そして、つまみ部より剥離を行ったが、有孔フ
ィルムとベースフィルムとの剥離のきっかけが無いため
に積層フィルム全体が容器開口から剥離してしまった。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の包装容器その製造方法
は、ベースフィルムに有孔フィルムを剥離可能に積層し
た積層フィルムを容器蓋材としたから、ベースフィルム
を剥離することによって有孔フィルムを露出させ、容器
蓋材に適度な透気性又は通水性を付与することができ
る。従って、前述の各種食品、非食品の包装材料として
広く利用することができる。
特に本発明は、有孔フィルムとベースフィルムとの剥
離のきっかけとなる薄肉部をヒートシールと同時に有孔
フィルムに形成したので、剥離のためのきっかけを別に
設けることなく両フィルムを容易に剥離することができ
る。また、ヒートシールと同時に薄肉部を形成してある
ので、包装容器の製造工程が簡略化でき、シール型を変
更するだけで各種容器に対応できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の包装容器の第1実施例を示
すもので、第1図は包装容器の断面図、第2図はベース
フィルムを剥離した状態を示す要部の断面図、第3図は
包装容器の平面図、第4図は蓋材となる積層フィルムの
断面図、第5図は本発明の他の実施例を示す要部の断面
図である。 1……包装容器、2……蓋材、3……積層フィルム、3a
……つまみ部、4……ベースフィルム、5……有孔フィ
ルム、5a……通孔、5b,5c……薄肉部、6……ポリオレ
フィン樹脂層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 77/20 B65D 81/34

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒートシール温度で溶融しない耐熱性を有
    するベースフィルムと、通孔をを有する有孔フィルムと
    を、剥離可能な接着強度で接着した積層フィルムの有孔
    フィルムを内側にして容器開口鍔部にヒートシールして
    蓋材とするにあたり、該蓋材の周辺部の少なくとも一部
    につまみ部を形成するとともに、該つまみ部のヒートシ
    ール部位の有孔フィルムに、前記ベースフィルムとの剥
    離のきっかけとなる薄肉部を形成したことを特徴とする
    包装容器。
  2. 【請求項2】ヒートシール温度で溶融しない耐熱性を有
    するベースフィルムと、通孔をを有する有孔フィルムと
    を、剥離可能な接着強度で接着した積層フィルムの有孔
    フィルムを内側にして容器開口鍔部にヒートシールバー
    にてヒートシールして蓋材とする際に、該蓋材の周辺部
    の少なくとも一部につまみ部を形成すると同時に、該つ
    まみ部のヒートシール部位の有孔フィルムを、前記ヒー
    トシールバーにて薄肉に形成したことを特徴とする包装
    容器の製造方法。
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