JP2001169046A - ファクシミリ装置およびファクシミリ受信方法 - Google Patents

ファクシミリ装置およびファクシミリ受信方法

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JP2001169046A
JP2001169046A JP35227499A JP35227499A JP2001169046A JP 2001169046 A JP2001169046 A JP 2001169046A JP 35227499 A JP35227499 A JP 35227499A JP 35227499 A JP35227499 A JP 35227499A JP 2001169046 A JP2001169046 A JP 2001169046A
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Yukio Nakai
由紀夫 中井
Tadashi Okada
正 岡田
Masao Miyaza
政雄 宮座
Masashi Toyoda
真史 豊田
Tsuyoshi Iwamoto
強志 岩本
Toshio Tanoue
寿雄 田野上
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファクシミリ印刷出力の分断を防止し、一連
のファクシミリ情報を受取人へ確実に伝達できるファク
シミリ装置および受信方法を提供する。 【解決手段】 デジタル複合機1は、ファクシミリデー
タを受信するFAXボード603と、FAXボード60
3で受信したデータを保存するメモリ403と、メモリ
403で保存したデータを用紙に印刷するレーザ記録部
32と、用紙を収納するカセット給紙装置51および両
面印刷用トレイ55aと、カセット給紙装置51での用
紙残量Nrを検出するための残量センサ58および用紙
センサ59と、メモリ403およびレーザ記録部32を
制御するメイン画像処理ボード400等で構成され、一
連のデータ受信が完了すると、メモリ403で保存され
た受信データの印刷に必要な用紙枚数Ndを算出し、必
要枚数Ndと残量検出による用紙残量Nrとを比較し
て、Nd≦Nrのとき受信データの印刷を実行し、Nd
>Nrのとき印刷しないでメモリ403でデータを保存
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリ受信機能を
有するファクシミリ装置およびファクシミリ受信方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】特開平6−152820号には、受信し
たデータをメモリに一旦蓄積しておいて、設定時刻にな
ったとき、あるいはメモリが一杯になったときにまとめ
て印刷出力を実行するファクシミリ機能付複写機が提案
されている。
【0003】こうしたメモリ受信機能は、たとえば夜間
や休暇日などの時間帯でユーザが不在となるときに主に
活用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のファクシミリ装
置では、メモリに保存した受信データの量に関係なく、
全ての受信データを一度に印刷出力しようとするため、
印刷の途中で用紙切れを起こした場合、受信データの一
部しか印刷されないことになる。
【0005】そのため一部印刷の状態で、早朝や休暇明
けに別のジョブ、たとえば複写機モードで複写したり、
プリンタモードで印刷したりすると、先の印刷用紙の上
に別のジョブによる印刷用紙が積載されてしまい、その
後受信データの残りを印刷しても、印刷出力の関連性が
途切れてしまう。その結果、前の印刷出力だけが受取人
に渡ったり、あるいは先頭頁の消失によって後の印刷出
力の受取人を特定できないといった事態が予想される。
【0006】本発明の目的は、ファクシミリ印刷出力が
分断されるのを防止し、一連のファクシミリ情報を受取
人へ確実に伝達できるファクシミリ装置およびファクシ
ミリ受信方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ファクシミリ
データを受信するためのデータ通信部と、データ通信部
で受信したデータを保存するためのデータ記憶部と、デ
ータ記憶部で保存したデータを用紙に印刷するための印
刷部と、用紙を収納するための用紙収納部と、用紙収納
部での用紙残量Nrを検出するための残量検出部と、デ
ータ記憶部および印刷部を制御するための制御部とを備
え、制御部は、一連のデータ受信が完了すると、データ
記憶部で保存された受信データの印刷に必要な用紙枚数
Ndを算出し、該必要枚数Ndと残量検出部で検出され
た用紙残量Nrとを比較して、Nd≦Nrのとき受信デ
ータを印刷部に供給して印刷を実行し、Nd>Nrのと
き印刷しないでデータ記憶部でのデータ保存を続行する
ことを特徴とするファクシミリ装置である。
【0008】本発明に従えば、受信したデータはデータ
記憶部でいったん保存して、この受信データの印刷に必
要な用紙枚数Ndを算出し、用紙残量Nrと比較する。
必要枚数Ndが用紙残量Nr以下のときは、受信データ
は一括して印刷可能であるため、受信データを印刷部に
供給して速やかに印刷を実行する。一方、必要枚数Nd
が用紙残量Nrより多いときは、印刷を実行せずに、た
とえば用紙が補充されるまで、データ記憶部でのデータ
保存を続行する。したがって、一連の受信データの処理
は全て印刷または全て保存のどちらかに限られるため、
ファクシミリ印刷出力が分断してしまうのを防止でき
る。
【0009】また本発明は、制御部は、データ受信開始
前に用紙残量Nrと所定値Ncとを比較して、Nr>N
cのときデータ通信部で受信したデータを印刷部に供給
して印刷を実行することを特徴とする。
【0010】本発明に従えば、データ受信を開始する前
に、用紙収納部での用紙が潤沢にあるか否かを所定値N
cとの大小比較で判断し、用紙残量Nrがある程度多け
れば、用紙切れを起こす心配がないため、データ通信部
で受信したデータをそのまま印刷部に供給して印刷を実
行できる。したがって、必要枚数Ndの算出に必要な受
信データの解析処理を省くことができ、処理の効率向上
が図られる。
【0011】また本発明は、用紙収納部は、第1および
第2のトレイと、第1トレイに収納された用紙を第2ト
レイへ移送する用紙移送部とを備え、残量検出部は、用
紙移送部で移送された用紙枚数を計数することを特徴と
する。
【0012】本発明に従えば、用紙を1枚ずつ第1トレ
イから第2トレイへ移送して用紙残量Nrを計数するこ
とによって、用紙残量Nrの計測が1枚単位で可能とな
るため、計測精度が向上する。
【0013】また本発明は、第1トレイは未印刷用紙を
収納するトレイであり、第2トレイは両面印刷用の中間
トレイであることを特徴とする。
【0014】本発明に従えば、両面印刷用の中間トレイ
は、たとえば複写機モードやプリンタモードで使用さ
れ、ファクシミリモードでの使用頻度は少ないため、残
量検出時の用紙移送トレイとして中間トレイを活用する
ことで、専用の用紙移送トレイを省略できる。
【0015】また本発明は、用紙収納部は、サイズの異
なる用紙を収納するための複数のトレイを備え、残量検
出部は、複数のトレイのいずれか1つを用紙残量検出の
対象とすることを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、ファクシミリ装置にサイ
ズの異なる用紙を収納するための複数のトレイが設けら
れている場合は、複数のトレイのいずれか1つを用紙残
量検出の対象とすることによって、残量検出部の簡素化
を図ることができる。この場合、使用頻度が高く、用紙
切れ発生確率が高いサイズ、たとえばA4サイズの用紙
を収納するトレイを検出対象とすることが好ましい。
【0017】また本発明は、用紙収納部は、最大収納枚
数の異なる複数のトレイを備え、所定値Ncは、各トレ
イのうち最も少ない最大収納枚数以下に設定されること
を特徴とする。
【0018】本発明に従えば、ファクシミリ装置に最大
収納枚数の異なる複数のトレイが設けられている場合
は、所定値Ncとして各トレイのうち最も少ない最大収
納枚数以下に設定することによって、Nr>Ncの成立
可能性、すなわち受信データの直接印刷の確率を極力高
めることができ、さらに用紙不足によるデータ保存の確
率を極力低減できる。
【0019】また本発明は、原稿画像を読取って、読取
データをデータ記憶部に供給するための原稿読取部と、
外部ホストから送信されるホストデータを受信し、ホス
トデータをデータ記憶部に供給するためのホストインタ
フェイス部と、日時を計数する時計部とを備え、制御部
は、受信データを印刷するファクシミリモード、読取デ
ータを印刷する複写機モード、およびホストデータを印
刷するプリンタモードを有し、所定の時間帯でファクシ
ミリモードを優先的に動作させることを特徴とする。
【0020】本発明に従えば、所定の時間帯、たとえば
平日夜間および休暇日(土曜、日曜、祝日、夏休み等)
の終日という時間帯は、複写機モードやプリンタモード
の使用頻度が低下するため、両面印刷用中間トレイの使
用権を確保し易くなる。ファクシミリモードから他のモ
ードへ切り替わる場合は、中間トレイに残存したファク
シミリ用紙を強制排出して空き状態にする必要があるた
め、モード切替えが頻繁になると用紙排出動作が大きな
負荷になる。したがって、所定の時間帯に限ってファク
シミリモードを優先させることによって、他のモードへ
の影響が少なく、かつ無駄な排出動作を回避できる。
【0021】また本発明は、制御部は、所定の時間帯が
経過した後、両面印刷用の中間トレイに残留する用紙を
排出することを特徴とする。
【0022】本発明に従えば、ファクシミリモードが優
先する時間帯が経過した後も中間トレイに用紙が残留し
ていると、複写機モードやプリンタモードに切り替わっ
た時点で残留用紙が排出されるようになり、使用者が残
留用紙を誤って処置してしまう可能性があるが、ファク
シミリモードの優先時間帯が経過した後は、すみやかに
中間トレイに残留する用紙を排出することによって、残
留用紙の管理が容易にになる。
【0023】また本発明は、制御部は、Nd>Nrのと
き用紙の補給を促す警告を発し、用紙補給後にデータ記
憶部で保存された受信データを印刷部に供給して印刷を
実行することを特徴とする。
【0024】本発明に従えば、必要枚数Ndが用紙残量
Nrより多い場合、用紙の補給を促す警告を発すること
によって、装置管理者へ注意を喚起できる。用紙が補給
されると、データ記憶部で保存された受信データを印刷
部に供給して印刷を自動的に実行することによって、印
刷指示操作の手間が省ける。
【0025】また本発明は、用紙収納部での用紙残量N
rを検出する工程と、ファクシミリデータを受信する工
程と、受信したデータをデータ記憶部に保存する工程
と、一連のデータ受信が完了した後、データ記憶部で保
存された受信データの印刷に必要な用紙枚数Ndを算出
して、必要枚数Ndと用紙残量Nrとを比較する工程
と、Nd≦Nrのとき受信データを印刷部に供給して印
刷を実行する工程と、Nd>Nrのとき印刷しないでデ
ータ記憶部でのデータ保存を続行するデータ工程とを含
むことを特徴とするファクシミリ受信方法である。
【0026】本発明に従えば、用紙収納部での用紙残量
Nrを予め検出しておいて、ファクシミリデータを受信
すると、受信データはデータ記憶部でいったん保存し、
一連のデータ受信が完了した後、この受信データの印刷
に必要な用紙枚数Ndを算出し、用紙残量Nrと比較す
る。必要枚数Ndが用紙残量Nr以下のときは、受信デ
ータは一括して印刷可能であるため、受信データを印刷
部に供給して速やかに印刷を実行する。一方、必要枚数
Ndが用紙残量Nrより多いときは、印刷を実行せず
に、たとえば用紙が補充されるまで、データ記憶部での
データ保存を続行する。したがって、一連の受信データ
の処理は全て印刷または全て保存のどちらかに限られる
ため、ファクシミリ印刷出力が分断してしまうのを防止
できる。
【0027】また本発明は、データ受信開始前に用紙残
量Nrと所定値Ncとを比較する工程と、Nr>Ncの
とき受信データを印刷部に供給して印刷を実行する工程
とを含むことを特徴とする。
【0028】本発明に従えば、データ受信を開始する前
に、用紙収納部での用紙が潤沢にあるか否かを所定値N
cとの大小比較で判断し、用紙残量Nrがある程度多け
れば、用紙切れを起こす心配がないため、データ通信部
で受信したデータをそのまま印刷部に供給して印刷を実
行できる。したがって、必要枚数Ndの算出に必要な受
信データの解析処理を省くことができ、処理の効率向上
が図られる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態を
示す構成図である。デジタル複合機1は、受信データを
印刷するファクシミリ機能、読取データを印刷する複写
機能、およびホストデータを印刷するプリンタ機能を有
し、スキャナ部31とレーザ記録部32等を有する。
【0030】スキャナ部31は、透明ガラス板から成る
原稿載置台35と、RADF(両面自動原稿送り装置:R
eversing Automatic Document Feeder)36と、スキャ
ナユニット40等で構成され、原稿載置台35上の原稿
画像を光学的に読取って画像データを出力する。
【0031】RADF36は、原稿トレイにセットされ
た原稿を1枚ずつ原稿載置台35に搬送して静止させ、
読取動作が終ると別の排紙トレイに搬出する機能を有
し、両面読取時はさらに排紙トレイでの原稿を裏返し
て、再び原稿載置台35に搬送して静止させ、読取動作
が終ると元の排紙トレイに搬出する機能も有する。
【0032】スキャナユニット40は、第1走査ユニッ
ト40aと、第2走査ユニット40bと、光学レンズ4
3と、CCD(電荷結合デバイス)44等で構成され、
原稿載置台35に載置された原稿をライン走査で読み取
る。
【0033】第1走査ユニット40aは、原稿を照明す
るライン状の光源41と、原稿の反射光を第2走査ユニ
ット40bに向けて反射する反射ミラー42a等で構成
され、原稿載置台35の内側に沿って左から右へ一定速
度Vで移動する。
【0034】第2走査ユニット40bは、第1走査ユニ
ット40aからの光を光学レンズ43に向けて反射する
2枚の反射ミラー42b,42c等で構成され、第1走
査ユニット40aに追随するように左から右へ速度V/
2で移動する。
【0035】光学レンズ43は、第2走査ユニット40
bからの光をCCD44の撮像面に結像する。CCD4
4は複数の光電変換素子を有し、原稿画像を1ラインず
つアナログ信号に変換して、さらに後段のAD変換器
(不図示)によってデジタル画像データに変換される。
【0036】レーザ記録部32は、レーザ書込みユニッ
ト(LSU:Laser Scanning Unit)46と、電子写真
プロセス部47と、用紙搬送機構50等を有し、ファク
シミリ受信データやスキャナ部31からの読取データ、
外部からのホストデータ等に含まれる画像データに基づ
いて、用紙上に画像を印刷する。
【0037】レーザ書込みユニット46は、レーザ光源
やポリゴンミラー、走査レンズ等を有し、画像データに
基づいて変調されたレーザ光をライン状に走査して、電
子写真プロセス部47の感光体ドラム48に静電潜像を
形成する。
【0038】電子写真プロセス部47は、感光体ドラム
48と、ドラム周囲に沿って配置された帯電器、現像
器、転写器、剥離器、クリーニング器および除電器等で
構成され、レーザ走査によって形成された静電潜像をト
ナーで現像して、トナー像を用紙に転写する。
【0039】用紙搬送機構50は、搬送部33と、カセ
ット給紙装置51〜53と、手差し給紙装置54と、ト
ナー像を用紙に定着させる定着器49と、再供給経路5
6と、排紙ローラ57と、両面複写ユニット55と、後
処理装置34等で構成され、電子写真プロセス部47に
用紙を供給するとともに、定着器49によるトナー定着
を行ない、用紙を外部に排出する機能を有する。
【0040】搬送部33は、電子写真プロセス部47の
転写位置に用紙を供給する。カセット給紙装置51〜5
3は、用紙収納トレイを有し、トレイに収納された用紙
を搬送部33へ送り込む。手差し給紙装置54は、使用
者が挿入した用紙を搬送部33へ送り込む。
【0041】なお、カセット給紙装置51の上部には、
用紙残量Nrを検出する残量センサ58が設けられ、さ
らにカセット給紙装置51の給紙路付近には用紙の通過
を検出する用紙センサ59が設けられる。
【0042】両面複写ユニット55は、両面印刷用トレ
イ55aを有し、定着器49で定着された用紙を一時的
に収納して、再び搬送部33へ送り込む。その際、再供
給経路56において、定着器49を通過した用紙は裏返
ってから両面複写ユニット55へ搬送される。排紙ロー
ラ57は、定着器49を通過した用紙を後処理装置34
または再供給経路56に選択的に搬送する。
【0043】後処理装置34は、排紙ローラ57を通過
した用紙を受け取る用紙受取ローラ343と、3系統の
搬送経路344,345,348と、搬送経路を切換る
切換ゲート346,347と、2つの排出トレイ34
1,342に用紙を送り出す排出ローラ349,350
等で構成され、排紙ローラ57を通過した用紙を排出ト
レイ341,342に選択的に排出して、ステープル処
理等の後処理を施す。
【0044】図2は、デジタル複合機1の電気的構成を
示すブロック図である。デジタル複合機1は、操作(オ
ペレーション)パネルボード100と、マシンコントロ
ールボード200と、CCDボード300と、メイン画
像処理ボード400と、サブ画像処理ボード500と、
拡張ボード群600等で構成され、図1に示した各構成
部分の動作を制御する。
【0045】メイン画像処理ボード400は、メインC
PU401と、多値画像処理部402と、メモリ403
と、レーザコントローラ404等で構成され、CCDボ
ード300からの読取データやファクシミリ受信デー
タ、外部からのホストデータなどに含まれる画像データ
に画像処理を施す。
【0046】メインCPU401は、メイン画像処理ボ
ード400の動作を制御するとともに、他のCPUと連
携してデジタル複合機全体の動作を制御する。多値画像
処理部402は、シェーディング補正、濃度補正、領域
分離、フィルタ処理、MTF補正、解像度変換、変倍処
理、ガンマ補正等のように、多値画像データに対する画
像処理を施して、所望の階調性を有する画像データを生
成する。
【0047】メモリ403は、画像処理後の多値画像デ
ータや画像処理に必要な制御データ等を記憶する。レー
ザコントローラ404は、メモリ403に格納された画
像処理後の画像データを図1のレーザ書込みユニット4
6へ供給する。
【0048】サブ画像処理ボード500は、2値画像処
理部501と、メモリ部502と、ハードディスク装置
503と、インタフェイス部504等で構成され、メイ
ン画像処理ボード400が処理した画像データに対して
さらに別の画像処理を施す。
【0049】2値画像処理部501は、メイン画像処理
ボード400とコネクタ405,505で接続されてメ
インCPU401によって制御され、多値画像を2値画
像に変換する多値2値変換、画像を回転させる画像回
転、2値画像の変倍処理である2値ズーム、データの圧
縮伸長処理等のように、入力された画像データを2値化
し、必要な画像処理を施す。また2値画像処理部501
には、後述のFAXボード603と接続するためのFA
Xインタフェイスが設けられる。
【0050】メモリ部502は、ページメモリ502a
と、ページメモリ502aを制御するゲートアレイ50
2b等で構成され、画像処理後の2値画像データや画像
処理に必要な制御データ等を記憶する。ハードディスク
装置503は、ディスクメモリ503aと、ディスクメ
モリ503aを制御するゲートアレイ503b等で構成
され、大量の画像データを記憶する。
【0051】インタフェイス部504は、SCSI規格
に準拠するSCSI端子504aと、SCSI端子50
4aを制御するゲートアレイ504b等で構成され、後
述のプリンタボード601および機能拡張ボード602
との間でデータを送受する。
【0052】操作パネルボード100は、サブCPU1
01と、メモリ102等で構成される。サブCPU10
1は、操作パネル103に搭載されたLCD(液晶ディ
スプレイ)104および操作キー105を制御したり、
時刻、曜日、年月日等の計数を行なう時計部106を制
御したり、メインCPU401との間でデータを送受す
る。
【0053】マシンコントロールボード200は、サブ
CPU201と、メモリ202等で構成される。サブC
PU201は、図1に示したスキャナ部31、RADF
36、電子写真プロセス部47、両面複写ユニット5
5、後処理装置34、用紙搬送機構50等を制御した
り、メインCPU401との間でデータを送受する。
【0054】CCDボード300は、図1に示したCC
D44と、CCD44を制御するゲートアレイ302
と、CCD44からのアナログ画像信号を増幅するアナ
ログ回路303と、アナログ信号をデジタル信号に変換
するAD変換器304等で構成され、これらの動作はメ
インCPU401によって制御され、得られたデジタル
画像データは多値画像処理部402に供給される。
【0055】拡張ボード群600は、プリンタボード6
01と、機能拡張ボード602と、FAXボード603
等で構成され、これらはサブ画像処理ボード500に接
続される。プリンタボード601は、サブCPU、メモ
リ、SCSI端子、ネットワークインタフェイス等で構
成され、ホストコンピュータ等の外部機器からネットワ
ーク経由で送信されるホストデータを受信して、サブ画
像処理ボード500に供給する。機能拡張ボード602
は、サブCPU、SCSI端子等で構成され、サブ画像
処理ボード500の処理内容を拡張するためのものであ
る。
【0056】FAXボード603は、サブCPU603
aと、メモリ603bと、モデム機能を有するゲートア
レイ等で構成され、CCDボード300からの読取デー
タを電話回線経由で外部ファクシミリ装置へ送信した
り、外部ファクシミリ装置からの受信データをサブ画像
処理ボード500に供給する。
【0057】次に動作について説明する。デジタル複合
機1は、外部ファクシミリ装置からの受信データを印刷
するファクシミリモードと、CCDボード300からの
読取データを印刷する複写モードと、ホスト装置からの
ホストデータを印刷するプリンタモードを有する。
【0058】ファクシミリモードには、デジタル複合機
1が外部ファクシミリ装置へデータを送信する送信モー
ドと、外部ファクシミリ装置からのデータを受信する受
信モードとがある。さらに受信モードには、時間帯別に
設定される夜間受信モードと通常受信モードとがある。
上述の各モードは、操作パネル103のマニュアル操作
やホスト装置からの操作コマンド等によって設定され
る。
【0059】まず送信モードに関して、使用者がRAD
F36の原稿トレイに原稿をセットし、操作パネル10
3のスタートボタンを押下すると、RADF36が1枚
ずつ原稿載置台35に搬送して静止させ、次にスキャナ
ユニット40の走査動作とともにCCD44が原稿画像
を読取って、たとえば8ビットの画像データに変換さ
れ、画像データはメイン画像処理ボード400のメモリ
403に格納される。多値画像処理部402は画像デー
タに所定の画像処理を行なった後、処理された画像デー
タを2値画像処理部501に供給する。2値画像処理部
501は誤差拡散法等を用いて2ビットの画像データに
変換して、さらにデータ圧縮してからメモリ部502に
格納する。なお、誤差拡散法は画質劣化を極力少なくし
て階調画像を2値化する一手法であり、また8ビット画
像を2値化することによって画像データ量を大幅に低減
できる。
【0060】FAXボード603は、相手ファクシミリ
装置との通信ルートが確立すると、メモリ部502に格
納された画像データを読みだして、圧縮形式の変更等必
要な処理を行なって、相手ファクシミリ装置へ送信す
る。
【0061】次に受信モードについて説明する。FAX
ボード603は相手ファクシミリ装置からの発呼に応答
して通信ルートを確立した後、相手ファクシミリ装置が
送信するデータを受信してサブ画像処理ボード500の
2値画像処理部501に供給する。2値画像処理部50
1は、ファクシミリ圧縮形式に対応したデータ伸長を行
なった後、メイン画像処理ボード400のメモリ403
に供給する。多値画像処理部402は画像データに所定
の画像処理、たとえばガンマ補正等を行なった後、レー
ザ書込みユニット46へ供給する。レーザ書込みユニッ
ト46は、画像データに基づいてレーザ光を変調し、ラ
イン状に走査して、電子写真プロセス部47の感光体ド
ラム48に静電潜像を形成する。電子写真プロセス部4
7は、静電潜像をトナーで現像して、トナー像を用紙に
転写して、さらに定着器49によって画像が用紙上に記
録される。
【0062】図3および図4は、夜間受信モードの動作
を示すフローチャートである。夜間受信モードとは、F
AXボード603からサブ画像処理ボード500を経由
して供給される受信データを印刷する際、メインCPU
401が印刷用紙の残量を考慮しながら印刷を実行する
モードである。なおファクシミリ受信で使用する用紙
は、3つのカセット給紙装置51〜53のいずれかから
も供給可能であるが、ここではカセット給紙装置51を
ファクシミリ受信用に設定した例を説明する。
【0063】まずステップs1において、メインCPU
401は時計部106の日時データを参照して、予め設
定した夜間受信時刻帯と比較し、現在時刻が夜間受信時
刻帯であればステップs2へ移行し、受信モードを通常
受信モードから夜間受信モードに切替えるとともに、L
CD104の待機表示を通常の複写機用表示からファク
シミリ受信用表示に切替える。
【0064】ここで、LCD104の待機表示とは、デ
ジタル複合機1の機能が使用されていない期間における
画面表示であり、一般に昼間は複写機としての使用頻度
が高いため、複写機用の待機表示を示すように設定され
る。一方、夜間では複写機としての使用頻度が低くな
り、ファクシミリ装置としての使用頻度が高くなるた
め、ファクシミリ受信用の画面表示に切替わるように設
定される。
【0065】ステップs3では、メインCPU401は
残量センサ58の検出信号を参照してカセット給紙装置
51の用紙残量Nrが充分であるか否かを所定値Ncと
の比較によって判定する。この判定では用紙残量Nrを
大まかに推定するもので足り、カセット給紙装置51に
残っている用紙全体の厚さを測定する手法、たとえば残
量センサ58としてマイクロスイッチを用いて、カセッ
ト給紙装置51をゆっくりと上方に移動させて、残留用
紙の最上面が残量センサ58の検出位置に到達するまで
の時間を計測する手法が適用可能である。
【0066】用紙残量Nrが所定値Ncより多い(Nr
>Nc)場合は、用紙切れを起こす心配がないと考えら
れ、ステップs10へ移行して、メインCPU401は
通常受信モードと同様に、ファクシミリ受信の有無を判
定し、ファクシミリ受信が発生すると、ステップs11
でカセット給紙装置51に収納された用紙を使用して、
受信データの印刷を実行する。一方、ステップs13で
は、ファクシミリ受信の待機中にメインCPU401は
現在時刻が夜間受信時刻帯であるか否かを判定してお
り、夜間受信時刻帯を経過すれば、ステップs12で夜
間受信モードを解除して、LCD104の待機表示を複
写機用の画面表示に切替える。
【0067】ステップs3でカセット給紙装置51の用
紙残量Nrが充分でなく、すなわち用紙残量Nrが所定
値Nc以下である(Nr≦Nc)場合は、ステップs4
へ移行して用紙残量Nrを一枚単位で正確に測定する残
量計数ルーチンを実行する。この残量計数ルーチンで
は、メインCPU401は電子写真プロセス部47の動
作を停止させた状態で、カセット給紙装置51に残った
用紙を一枚ずつ給紙し、搬送部33および再供給経路5
6を介して、両面印刷用トレイ55aに送り込むととも
に、用紙センサ59が用紙通過を検出することによって
用紙残量Nrを一枚単位で測定する。このとき両面印刷
用トレイ55aでの用紙溢れを防止するため、所定値N
cの数値として両面印刷用トレイ55aの最大収納枚数
以下であることが好ましい。通常、両面印刷用トレイ5
5aの最大収納枚数は50枚程度に設計される。
【0068】次にステップs5において、メインCPU
401は残量計数ルーチンで測定した用紙残量Nrが第
2の所定値Nf以下であるか否かを判定する。用紙残量
Nrが第2の所定値Nfより多い(Nr>Nf)場合
は、ステップs14へ移行して、メインCPU401は
通常受信モードと同様に、ファクシミリ受信の有無を判
定し、ファクシミリ受信が発生すると、ステップs16
で両面印刷用トレイ55aに収納された用紙を使用し
て、受信データの印刷を実行する。一方、ステップs1
5では、ファクシミリ受信の待機中にメインCPU40
1は現在時刻が夜間受信時刻帯であるか否かを判定して
おり、夜間受信時刻帯を経過すれば、ステップs12で
夜間受信モードを解除する。
【0069】第2の所定値Nfは、ファクシミリ受信1
件分に使用される最大枚数に相当するものであり、後述
のメモリ受信が回避可能となる数値に設定される。な
お、所定値Ncが第2の所定値Nf以下に設定した場合
は、ステップs5の判定処理を省いて直ちにステップs
6へ移行しても構わない。
【0070】ステップs5で両面印刷用トレイ55aの
用紙残量Nrが第2の所定値Nf以下である(Nr≦N
f)場合は、用紙切れを起こす可能性があると考えら
れ、ステップs6へ移行して、メインCPU401はフ
ァクシミリ受信の有無を判定し、ファクシミリ受信が発
生すると、ステップs7で受信データをメイン画像処理
ボード400のメモリ403にいったん保存するメモリ
受信動作を実行する。
【0071】一連のデータ受信が完了すると、次のステ
ップs8において、メモリ403に保存された受信デー
タを解析して、この受信データの印刷に必要な用紙枚数
Ndを算出し、必要枚数Ndと両面印刷用トレイ55a
の用紙残量Nrとを比較する。必要枚数Ndが用紙残量
Nr以下である(Nd≦Nr)場合は、受信データは一
括して印刷可能であると考えられ、ステップs9へ移行
して両面印刷用トレイ55aに収納された用紙を使用し
て、受信データの印刷を実行する。
【0072】一方、必要枚数Ndが用紙残量Nrより多
い(Nd>Nr)場合は、印刷途中で用紙切れを起こす
可能性があると考えられ、メモリ403で受信データを
保存した状態を持続してステップs6へ戻る。
【0073】ステップs6においてファクシミリ受信が
無い場合は、ステップs17へ移行して、ファクシミリ
受信の待機中にメインCPU401は現在時刻が夜間受
信時刻帯であるか否かを判定しており、夜間受信時刻帯
を経過すれば、図4のステップs18へ移行して、夜間
受信モードを解除する。
【0074】次にステップs19において、メモリ40
3で保存した受信データの中に未印字データが存在する
か否かを判定し、未印字受信データが無ければそのまま
終了する。一方、メモリ403に未印字受信データが存
在すればステップs20へ移行して、LCD104の両
面にファクシミリ対象サイズの用紙をカセット給紙装置
51へ補給するように促す警告表示を行なう。
【0075】ステップs21では、未印字受信データの
印刷可能な充分な量のファクシミリ対象サイズの用紙が
カセット給紙装置51および両面印刷用トレイ55aに
存在するか否かを判定し、用紙量が不充分であればLC
D104の両面に追加補給するように促す警告表示を行
なって待機する。
【0076】充分な量の用紙が補給されると、ステップ
s22において両面印刷用トレイ55aに用紙が残って
いるか否かを判定し、ステップs23において両面印刷
用トレイ55aの用紙を先に使用して、メモリ403で
保存した未印字受信データの印刷を実行する。一方、両
面印刷用トレイ55aの用紙が無くなれば、ステップs
24でカセット給紙装置51の用紙を使用して、未印字
受信データの印刷を実行する。
【0077】以上の説明では、用紙の補給があれば自動
的にメモリ受信したデータを印字するように構成した
が、たとえばステップs19においてメモリ403に未
印字受信データがあれば、ファクシミリ受信の印字結果
表を印刷あるいはLCD表示して、管理者等がこの印字
結果表を参考にして手動操作で選択的に印刷を実行して
もよい。
【0078】また、ステップs12で夜間受信モードを
解除する際に、両面印刷用トレイ55aに残留する用紙
を排出トレイ341,342に強制排出することが好ま
しい。これは、ファクシミリモードが優先する時間帯が
経過した後も両面印刷用トレイ55aに用紙が残留して
いると、複写機モードやプリンタモードに切り替わった
時点で残留用紙が排出されるようになり、使用者が残留
用紙を誤って処置してしまうのを防止するためである。
また、両面印刷用トレイ55aの残留用紙を前もって排
出しておくことで、両面複写時における第1頁の複写動
作速度を維持できる。
【0079】
【発明の効果】以上詳説したように本発明によれば、受
信したデータはデータ記憶部でいったん保存して、この
受信データの印刷に必要な用紙枚数Ndを算出し、用紙
残量Nrと比較し、必要枚数Ndが用紙残量Nr以下の
ときは、受信データは一括して印刷可能であるため、受
信データを印刷部に供給して速やかに印刷を実行する。
一方、必要枚数Ndが用紙残量Nrより多いときは、印
刷を実行せずに、たとえば用紙が補充されるまで、デー
タ記憶部でのデータ保存を続行する。したがって、一連
の受信データの処理は全て印刷または全て保存のどちら
かに限られるため、ファクシミリ印刷出力が分断してし
まうのを防止でき、一連のファクシミリ情報を受取人へ
確実に伝達できるまた、データ受信を開始する前に、用
紙収納部での用紙が潤沢にあるか否かを所定値Ncとの
大小比較で判断し、用紙残量Nrがある程度多ければ、
用紙切れを起こす心配がないため、データ通信部で受信
したデータをそのまま印刷部に供給して印刷を実行でき
る。したがって、必要枚数Ndの算出に必要な受信デー
タの解析処理を省くことができ、処理の効率向上が図ら
れる。
【0080】また残量検出の際に、用紙を1枚ずつ第1
トレイから第2トレイへ移送して用紙残量Nrを計数す
ることによって、用紙残量Nrの計測が1枚単位で可能
となるため、計測精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す構成図である。
【図2】デジタル複合機1の電気的構成を示すブロック
図である。
【図3】夜間受信モードの動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】夜間受信モードの動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 デジタル複合機 31 スキャナ部 32 レーザ記録部 33 搬送部 40 スキャナユニット 44 CCD 46 レーザ書込みユニット 47 電子写真プロセス部 50 用紙搬送機構 51〜53 カセット給紙装置 55 両面複写ユニット 55a 両面印刷用トレイ 56 再供給経路 58 残量センサ 59 用紙センサ 100 操作パネルボード 106 時計部 200 マシンコントロールボード 300 CCDボード 400 メイン画像処理ボード 500 サブ画像処理ボード 603 FAXボード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮座 政雄 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 豊田 真史 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 岩本 強志 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 田野上 寿雄 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H078 FF04 FF11 FF13 5C062 AA02 AA05 AA13 AA27 AB08 AB22 AB30 AB32 AB35 AB41 AB42 AC09 AC35 AC60 AC67 AC68 AC71 AF06 AF07 AF10 AF15 BA00

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリデータを受信するためのデ
    ータ通信部と、 データ通信部で受信したデータを保存するためのデータ
    記憶部と、 データ記憶部で保存したデータを用紙に印刷するための
    印刷部と、 用紙を収納するための用紙収納部と、 用紙収納部での用紙残量Nrを検出するための残量検出
    部と、 データ記憶部および印刷部を制御するための制御部とを
    備え、 制御部は、一連のデータ受信が完了すると、データ記憶
    部で保存された受信データの印刷に必要な用紙枚数Nd
    を算出し、該必要枚数Ndと残量検出部で検出された用
    紙残量Nrとを比較して、Nd≦Nrのとき受信データ
    を印刷部に供給して印刷を実行し、Nd>Nrのとき印
    刷しないでデータ記憶部でのデータ保存を続行すること
    を特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 制御部は、データ受信開始前に用紙残量
    Nrと所定値Ncとを比較して、Nr>Ncのときデー
    タ通信部で受信したデータを印刷部に供給して印刷を実
    行することを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装
    置。
  3. 【請求項3】 用紙収納部は、第1および第2のトレイ
    と、 第1トレイに収納された用紙を第2トレイへ移送する用
    紙移送部とを備え、 残量検出部は、用紙移送部で移送された用紙枚数を計数
    することを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装
    置。
  4. 【請求項4】 第1トレイは未印刷用紙を収納するトレ
    イであり、第2トレイは両面印刷用の中間トレイである
    ことを特徴とする請求項3記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 用紙収納部は、サイズの異なる用紙を収
    納するための複数のトレイを備え、 残量検出部は、複数のトレイのいずれか1つを用紙残量
    検出の対象とすることを特徴とする請求項1記載のファ
    クシミリ装置。
  6. 【請求項6】 用紙収納部は、最大収納枚数の異なる複
    数のトレイを備え、 所定値Ncは、各トレイのうち最も少ない最大収納枚数
    以下に設定されることを特徴とする請求項2記載のファ
    クシミリ装置。
  7. 【請求項7】 原稿画像を読取って、読取データをデー
    タ記憶部に供給するための原稿読取部と、 外部ホストから送信されるホストデータを受信し、ホス
    トデータをデータ記憶部に供給するためのホストインタ
    フェイス部と、 日時を計数する時計部とを備え、 制御部は、受信データを印刷するファクシミリモード、
    読取データを印刷する複写機モード、およびホストデー
    タを印刷するプリンタモードを有し、所定の時間帯でフ
    ァクシミリモードを優先的に動作させることを特徴とす
    る請求項4記載のファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 制御部は、所定の時間帯が経過した後、
    両面印刷用の中間トレイに残留する用紙を排出すること
    を特徴とする請求項7記載のファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】 制御部は、Nd>Nrのとき用紙の補給
    を促す警告を発し、用紙補給後にデータ記憶部で保存さ
    れた受信データを印刷部に供給して印刷を実行すること
    を特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  10. 【請求項10】 用紙収納部での用紙残量Nrを検出す
    る工程と、 ファクシミリデータを受信する工程と、 受信したデータをデータ記憶部に保存する工程と、 一連のデータ受信が完了した後、データ記憶部で保存さ
    れた受信データの印刷に必要な用紙枚数Ndを算出し
    て、必要枚数Ndと用紙残量Nrとを比較する工程と、 Nd≦Nrのとき受信データを印刷部に供給して印刷を
    実行する工程と、 Nd>Nrのとき印刷しないでデータ記憶部でのデータ
    保存を続行するデータ工程とを含むことを特徴とするフ
    ァクシミリ受信方法。
  11. 【請求項11】 データ受信開始前に用紙残量Nrと所
    定値Ncとを比較する工程と、 Nr>Ncのとき受信データを印刷部に供給して印刷を
    実行する工程とを含むことを特徴とする請求項10記載
    のファクシミリ受信方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8339657B2 (en) 2006-03-31 2012-12-25 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image data processing apparatus
JP2013257479A (ja) * 2012-06-14 2013-12-26 Sharp Corp 画像形成装置
EP3214500A1 (en) * 2016-03-02 2017-09-06 Kyocera Document Solutions Inc. Image-forming device having a plurality of paper-supply cassettes

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