JP2001136638A - 補器の車体取付用ブラケット - Google Patents

補器の車体取付用ブラケット

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JP2001136638A
JP2001136638A JP31966299A JP31966299A JP2001136638A JP 2001136638 A JP2001136638 A JP 2001136638A JP 31966299 A JP31966299 A JP 31966299A JP 31966299 A JP31966299 A JP 31966299A JP 2001136638 A JP2001136638 A JP 2001136638A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタの結合状態を目視により確認でき且
つコネクタの結合不完全状態を無くす。 【解決手段】 パネルに補器を固定する車体取付用ブラ
ケットにおいて、雄コネクタ部4を有したパネル側ブラ
ケット5と、パネル側ブラケット5に合体して雄コネク
タ部4と結合する雌コネクタ部6を有するバイザ側ブラ
ケット9と、バイザ側ブラケット9に装着されるカバー
10とを備える。パネル側ブラケット5には、ロック爪
26、26を有したロック片27、27を形成し、バイ
ザ側ブラケット9には、ロック片27、27を挿通させ
る孔部28、28を形成し且つロック爪26、26と係
合する係合凸部29、29を有したロックアーム30、
30を前記孔部28、28に臨むようにして撓み空間3
1を持って形成し、前記ロック爪26、26と前記係合
凸部29、29とを係合させてパネル側ブラケット5と
バイザ側ブラケット9を合体せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車に取
り付けられるサンバイザーなどの如き補器をパネルに取
り付けるための車体取付用ブラケットに関し、詳細には
ネジを使用せずにワンタッチで補器をパネルに取り付け
可能とする補器の車体取付用ブラケットを提供すること
にある。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車の運転席又は助手席のフ
ロントウィンドー上端には、サンバイザーが設けられて
いる。サンバイザーの種類によっては、例えばバイザー
にバニティーミラーが設けられたものがあり、夜間でも
使用できるようにランプを備えたものもある。
【0003】かかるランプを備えたサンバイザー101
は、例えば図11に示すように、当該サンバイザー10
1を車体に固定するためのブラケット102を固定シャ
フト103の先端に有し、そのブラケット102を、車
体のインナーパネル104にネジ止めすることで固定さ
れる。
【0004】以下に、サンバイザー101をインナーパ
ネル104に固定する方法について説明する。先ず、図
11及び図12に示すように、フロントウィンドー10
5上端のインナーパネル104に形成された孔部106
より車内へワイヤハーネス107を引出し、その先端に
設けられたコネクタ108に、前記ブラケット102よ
り導出された電線109の先端に取り付けられたコネク
タ110を結合させる。これらコネクタ108、110
同士の結合作業は、熟練を要した作業者の手作業で行
う。
【0005】次に、結合したコネクタ108、110と
ワイヤハーネス107をインナーパネル104に形成し
た孔部106から前記インナーパネル104とアウター
パネル111間の空間部112に収めながら前記サンバ
イザー101を取り付けて行く。すなわち、図13に示
すように、コネクタ108、110とワイヤハーネス1
07を前記空間部112に収めながら前記ブラケット1
02に形成されたグロメットスクリュー113を、イン
ナーパネル104に形成したブラケット取付孔114
(図11参照)に挿入し、前記ブラケット102をイン
ナーパネル104側へ押し込む。
【0006】次に、図14に示すように、円筒形状をな
すグロメットスクリュー113の中心孔にネジ115を
挿入してネジ締めを行う。すると、図15及び図16に
示すように、グロメットスクリュー113の先端部より
高さ方向に形成されたスリット118より、前記グロメ
ットスクリュー113の先端部が前記ネジ115によっ
て押し広げられ、その押し広げられたグロメットスクリ
ュー113の片部116、116が前記ブラケット取付
孔114の開口周縁部に押圧されることにより、前記ブ
ラケット102が前記インナーパネル104に固定され
る。
【0007】そして、ネジ締めが終了したら、図14及
び図16に示すように、ブラケット102のネジ115
を隠すためのカバー117を、前記ブラケット102に
装着する。このように作業行程を経ることで、前記サン
バイザー101を前記インナーパネル104に固定する
ことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
してサンバイザー101を固定してしまうと、コネクタ
108、110が結合不完全な状態(半嵌合状態)で組
み付けられてしまってもそれが判らない。また、自動車
の走行による振動でコネクタ108、110が外れてし
まってもサンバイザー101を取り外さない限り判らな
い。
【0009】また、図16に示すように、三角形状のブ
ラケット102の場合、カバー117の取付け向きが判
り難く、取付け作業性の悪化、カバー117の装着向き
を謝ってしまう等の虞れがある。これにより、カバー1
17ががたつき、異音を発することにもなる。
【0010】そこで本発明は、上述の課題を解決するた
めに提案されたものであり、コネクタの結合状態を目視
により確認でき且つコネクタの結合不完全状態を無くす
ことができると共に、カバーの謝った向きでの組付けを
防止し且つがたつきによる異音発生を防止できる補器の
車体取付用ブラケットを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1記載の発明は、パネルに補器を固定する
車体取付用ブラケットにおいて、第1のコネクタを有し
た第1のブラケットと、前記第1のブラケットに合体し
て前記第1のコネクタと結合する第2のコネクタを有す
ると共に、前記パネルに形成されたブラケット取付孔に
挿通されて該パネルに係止される円筒状のグロメットス
クリューを有した第2のブラケットと、前記第1のブラ
ケットが合体される側とは反対側の前記第2のブラケッ
トに装着されるカバーとを備え、前記第1のブラケット
には、ロック爪を有したロック片が形成されており、前
記第2のブラケットには、前記ロック片を挿通させる孔
部が形成され且つ前記ロック爪と係合する係合凸部を有
したロックアームが前記孔部に臨むようにして撓み空間
を持って形成されており、前記ロック爪と前記係合凸部
とが係合して前記第1のブラケットと前記第2のブラケ
ットが合体されていることを特徴とする。
【0012】この発明では、第1のコネクタを有した第
1のブラケットに形成したロック片を、第2のコネクタ
を有した第2のブラケットに形成した孔部に挿通させ
て、前記ロック片に設けたロック爪を前記孔部に臨んで
設けられたロックアームの係合凸部に係合させること
で、第1のブラケットと第2のブラケットが合体されて
前記第1のコネクタと前記第2のコネクタが結合され
る。このように、第1のブラケットと第2のブラケット
を合体させることのみで、それぞれのブラケットに設け
られた第1のコネクタと第2のコネクタを結合させるこ
とができる。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の補
器の車体取付用ブラケットにおいて、前記カバーには、
前記撓み空間に挿入されて前記ロックアームを前記ロッ
ク片に押し付けるロック用突起が形成されていることを
特徴とする。
【0014】この発明では、カバーに形成されたロック
用突起を第2のブラケットに形成された撓み空間に挿入
することで、前記ロック用突起により前記ロックアーム
がロック片側へ付勢されてロック爪と係合凸部との係合
力がより一層高まり、前記第1のブラケットと前記第2
のブラケットの合体力が増す。
【0015】また、本発明では、カバーを外さない限
り、前記ロック爪と前記係合凸部との係合状態を解除す
ることができないため、コネクタ外れによる接続不良が
回避される。
【0016】また、本発明では、前記ロック爪と前記係
合凸部とが係合不良である場合は、前記ロックアームが
前記ロック爪に押されて前記撓み空間が狭まるか或いは
無くなるかして、前記カバーに形成されたロック用突起
が前記撓み空間に入り込めず、第1のコネクタと第2の
コネクタとが嵌合不良であることが判る。つまり、第1
のコネクタと第2のコネクタの嵌合状態を検知すること
ができる。また、カバーを取付けなくても、第2のブラ
ケットに形成された孔部より前記ロック爪と前記係合凸
部との係合状態が目視により確認でき、さらには、前記
撓み空間の大小(大きさ)によってもその係合状態を目
視により確認することができる。
【0017】また、本発明では、ロック用突起を撓み空
間に挿入して前記カバーを前記第2のブラケットに装着
するため、カバーの向きが異なると前記第2のブラケッ
トに装着できず、前記カバーの誤装着を防止することが
できる。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の補器の車体取付用ブラケットにおいて、前記カバー
には、前記第2のブラケットに係止される係合爪が形成
されていることを特徴とする。
【0019】本発明では、第2のブラケットに形成され
る係止爪をカバーに形成しているため、カバーが前記第
2のブラケットに対して強固に装着され、前記カバーの
がたつき及び振動による異音が発生しない。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
一実施形態について図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0021】本実施形態は、本発明を、例えば自動車の
運転席又は助手席のフロントウィンドー上端に設けられ
るサンバイザー(補器)を車体(パネル)に固定するた
めのブラケットを、ワンタッチで簡単且つ確実に装着固
定できるように構成した補器の車体取付用ブラケットに
適用したものである。
【0022】『車体取付用ブラケットの構造』本実施形
態における補器の車体取付用ブラケット1は、図1に示
すように、車体のインナーパネル2にサンバイザー(図
示は省略する)を固定するためのもので、前記サンバイ
ザーを支持する固定シャフト3の先端に取り付けられ
る。かかる車体取付用ブラケット1は、第1のコネクタ
である雄コネクタ部4を有した第1のブラケットである
パネル側ブラケット5と、パネル側ブラケット5に合体
して雄コネクタ部4と結合する第2のコネクタである雌
コネクタ部6を有すると共に、インナーパネル2に形成
されたブラケット取付孔7、7に挿通されて該インナー
パネル2に係止される円筒状のグロメットスクリュー
8、8を有した第2のブラケットであるバイザ側ブラケ
ット9と、パネル側ブラケット5が合体される側とは反
対側のバイザ側ブラケット9に装着されるカバー10と
からなる。
【0023】<バイザ側ブラケットの構成>バイザ側ブ
ラケット9は、図1に示すように、インナーパネル2に
固定される内装材であるトリム11を挟んでパネル側ブ
ラケット5とは反対側に設けられて前記インナーパネル
2に固定される。かかるバイザ側ブラケット9には、図
2及び図8に示すように、固定シャフト3の先端側部を
保持するシャフト固定部12が形成されている。シャフ
ト固定部12は、その中心に固定シャフト3を挿通させ
るシャフト固定用孔13を有した円筒体として形成され
ている。
【0024】また、上記バイザ側ブラケット9には、図
2及び図8に示すように、雌コネクタ部6を装着させる
コネクタ装着部14が形成されている。かかるコネクタ
装着部14は、シャフト固定部12の前方に雌コネクタ
部6を装着させる凹部として形成され、該雌コネクタ部
6をがたつきなく嵌合装着せしめる。このコネクタ装着
部14には、雌コネクタ部6の雌コネクタハウジング1
5に形成されたロック係合用孔部16に入り込んで前記
雌コネクタ部6をバイザ側ブラケット9に固定するコネ
クタ固定用ロック爪17、17が形成されている。
【0025】また、上記バイザ側ブラケット9には、図
1及び図8に示すように、インナーパネル2に形成され
たブラケット取付孔7、7に挿通されて該インナーパネ
ル2に形成されるグロメットスクリュー8、8が形成さ
れている。グロメットスクリュー8、8は、後述するカ
バー10に形成されたグロメットスクリュー用突起1
8、18を挿通させる中心孔19を有した円筒体として
形成されている。かかるグロメットスクリュー8、8
は、先端から基端側に亘りその高さ方向に形成されたス
リット20により、その円筒体を略三等分とした変位可
能なスクリュー片部8a、8a、8aを有している。
【0026】そして、上記グロメットスクリュー8、8
の基端部には、上記パネル側ブラケット5を支えるため
のブラケット支持部21、21が形成されている。ブラ
ケット支持部21、21は、上記グロメットスクリュー
8、8の直径よりも大きな円筒体として形成されてお
り、該グロメットスクリュー8、8の基端部に一体化さ
れている。このブラケット支持部21、21は、円環状
をなす上端面にパネル側ブラケット5を載置させて、該
パネル側ブラケット5を支持することになる。
【0027】また、上記バイザ側ブラケット9には、図
2及び図8に示すように、パネル側ブラケット5を合体
させるための合体凹部22、22が形成されている。合
体凹部22、22は、コネクタ装着部14の両脇に形成
されており、後述するパネル側ブラケット5に形成され
た取付爪23、23を嵌合させて前記パネル側ブラケッ
ト5を前記バイザ側ブラケット9に位置決め合体させる
ようになす。
【0028】また、上記バイザ側ブラケット9には、図
2及び図8に示すように、インナーパネル2に形成され
たコネクタ挿通用孔24よりインナーパネル2とアウタ
ーパネル間の空間部(図示は省略する)に臨んで前記イ
ンナーパネル2の内面に係止される引掛け爪部25、2
5が形成されている。
【0029】また、上記バイザ側ブラケット9には、図
3に示すように、後述するパネル側ブラケット5に形成
されたロック爪26、26を先端に有したロック片2
7、27を挿通させる孔部28、28が形成されてい
る。この孔部28、28には、前記ロック爪26、26
と係合する係合凸部29、29を有したロックアーム3
0、30が設けられている。かかるロックアーム30、
30は、パネル側ブラケット5を合体させる側を基端部
としてカバー10が装着される裏面側へ垂下する舌片形
状として形成されており、その自由端側を上記孔部2
8、28に臨ませるようにして当該バイザ側ブラケット
9との間に撓み空間31を持って形成されている。
【0030】上記バイザ側ブラケット9に取付けられる
雌コネクタ部6は、図1及び図2に示すように、コネク
タ装着部14に嵌合装着される雌コネクタハウジング1
5を有する。雌コネクタハウジング15には、サンバイ
ザーに設けられたランプと接続されるリード線32、3
2の先端に設けられた端子33、33を収容する端子収
容室34が形成されている。また、雌コネクタハウジン
グ15には、バイザ側ブラケット9に形成されたコネク
タ固定用ロック爪17、17を挿通係合させるロック係
合用孔部16が形成されている。
【0031】上記雌コネクタハウジング15には、ヒン
ジ部35、35を介して図2中矢印X方向に可動自在な
電線保護部材36が設けられている。電線保護部材36
は、固定シャフト3内を通してシャフト固定部12の先
端より導出される電線32、32を覆って保護するキャ
ップとして形成されており、該シャフト固定部12の先
端に装着される。そして、上記電線保護部材36のヒン
ジ部35、35と連接するアーム部39、39は、固定
シャフト3の先端から端子収容室34へと導出されるそ
れぞれの電線32、32を覆うようにして保護してい
る。また、電線保護部材36には、上記雌コネクタハウ
ジング15に設けられたキャップ止め突起37を挿通係
合させて、図1に示す如くヒンジ部35を折曲げ部とし
て該電線保護部材36を雌コネクタハウジング15に固
定保持させる係合孔部38が形成されている。
【0032】<パネル側ブラケットの構成>パネル側ブ
ラケット5は、図1及び図9に示すように、トリム11
を挟んでバイザ側ブラケット9と合体して互いの雄コネ
クタ部4と雌コネクタ部6とを結合させる。かかるパネ
ル側ブラケット5には、上記バイザ側ブラケット9に固
定された雌コネクタ部6と結合する雄コネクタ部4が設
けられている。雄コネクタ部4には、インナーパネル2
とアウターパネル間の空間部に配索されたワイヤハーネ
スの先端に接続された端子(図示は省略する)を収容さ
せる端子収容室40を有した雄コネクタハウジング41
が形成されている。この雄コネクタハウジング41は、
上記した雌コネクタ部6の雌コネクタハウジング15に
挿入嵌合して、それぞれの端子を電気的に接触させる。
【0033】また、上記パネル側ブラケット5には、バ
イザ側ブラケット9に形成された合体凹部22、22に
嵌合して当該バイザ側ブラケット9と合体するための取
付爪23、23を有している。取付爪23、23は、図
1及び図9に示すように、略L字状をなす爪として形成
され、トリム11に形成された開口部42よりバイザ側
ブラケット9側へ臨むようになっている。
【0034】また、上記パネル側ブラケット5には、前
記開口部42を介してグロメットスクリュー8、8を遊
嵌させる円形孔部43、43と、上記した電線保護部材
36との接触を防止するための逃げ孔部44と、トリム
11を係止するトリム係止爪部45とが形成されてい
る。
【0035】また、上記パネル側ブラケット5には、図
3及び図9に示すように、先端にロック爪26、26を
有したロック片27、27が形成されている。ロック片
27、27は、バイザ側ブラケット9へと垂下する矩形
状をなす舌片として形成され、該バイザ側ブラケット9
に形成された孔部28、28に挿通されるようになって
いる。このロック片27、27の先端に形成されたロッ
ク爪26、26は、バイザ側ブラケット9に形成された
ロックアーム30、30の係合凸部29、29と係合す
るようになされている。
【0036】<カバーの構成>カバー10は、図1に示
すように、パネル側ブラケット5が合体される側とは反
対側のバイザ側ブラケット9に装着され、当該バイザ側
ブラケット9を覆うようになっている。このカバー10
には、図1及び図10に示すように、バイザ側ブラケッ
ト9の外周縁部に係合して、当該バイザ側ブラケット9
にカバー10を固定するための係合爪である組込用爪4
6が複数箇所に形成されている。
【0037】また、上記カバー10には、固定シャフト
3を挿通させるための切欠き部48が形成されている。
切欠き部48は、カバー10の外側縁の一部からそのほ
ぼ中心部に亘る位置までストレートに形成された切欠き
溝として形成されている。また、上記カバー10には、
上記バイザ側ブラケット9に形成された撓み空間31に
挿入されて上記ロックアーム30、30を上記パネル側
ブラケット5に形成されたロック片27、27に押し付
けるロック用突起49、49が形成されている。
【0038】上記ロック用突起49、49は、図3及び
図10に示すように、矩形状をなす舌片として形成さ
れ、先端側に行くに従って互いの対向距離を広げるよう
に垂線に対してθなる角度を有して形成されている。つ
まり、ロック用突起49、49は、カバー10の内面1
0aに対して垂直ではなく斜めに形成されている。この
ように形成されたロック用突起49、49を上記撓み空
間31に嵌入すると、上記ロックアーム30、30がこ
のロック用突起49、49に押されて上記ロック片2
7、27側へ押し付けられて行くことになる。
【0039】<サンバイザーの取付け方法>以上のよう
に構成された車体取付用ブラケット1を用いたサンバイ
ザーの車体への取付けは、次のように行う。
【0040】先ず、図1に示すように、パネル側ブラケ
ット5をトリム11に装着する。すなわち、トリム11
に形成された開口部42に取付爪23、23、雄コネク
タハウジング41、ロック片27、27及びトリム係止
爪部45を臨ませ、前記トリム係止爪部45を前記トリ
ム11に引っ掛けて、前記パネル側ブラケット5を前記
開口部42を覆うようにして装着する。そして、パネル
側ブラケット5が装着されたトリム11をインナーパネ
ル2に固定する。
【0041】次に、固定シャフト3の先端に固定された
バイザ側ブラケット9を、トリム11を挟んで前記パネ
ル側ブラケット5に合体させる。すなわち、トリム11
に形成された開口部42にグロメットスクリュー8、
8、電線保護部材36、雌コネクタ部6及び引掛け爪部
25、25を臨ませ、前記取付爪23、23をバイザ側
ブラケット9の合体凹部22、22に対応させて、前記
バイザ側ブラケット9をパネル側ブラケット5側へ合体
させて行く。
【0042】なお、グロメットスクリュー8、8は、パ
ネル側ブラケット5に形成された円形孔部43、43及
びインナーパネル2に形成されたブラケット取付孔7、
7に臨み、その先端部がインナーパネル2とアウターパ
ネル間の空間部に突出する。また、電線保護部材36
が、パネル側ブラケット5に形成された逃げ孔部44に
臨む。
【0043】上記バイザ側ブラケット9をパネル側ブラ
ケット5に合体させて行くと、パネル側ブラケット5に
形成されたロック片27、27が、上記バイザ側ブラケ
ット9に形成された孔部28、28に挿入されて行くと
共に、雌コネクタ部6の雌コネクタハウジング15に前
記雄コネクタ部4の雄コネクタハウジング41が嵌合さ
れて行く。そして、図4に示すように、バイザ側ブラケ
ット9とパネル側ブラケット5とが合体すると、雄コネ
クタハウジング41と雌コネクタハウジング15が結合
すると共に、ロック片27、27のロック爪26、26
とロックアーム30、30の係合凸部29、29とが係
合する。これらロック爪26、26と係合凸部29、2
9との係合により、パネル側ブラケット5とバイザ側ブ
ラケット9との合体状態がロックされることになる。
【0044】上記ロック爪26、26と上記係合凸部2
9、29との係合状態は、図4に示すように、バイザ側
ブラケット9に形成された孔部28、28より目視によ
り見ることができる。そのため、パネル側ブラケット5
とバイザ側ブラケット9とが完全に合体されているか否
か、または、雄コネクタハウジング41と雌コネクタハ
ウジング15とが結合されているか否かを目視により観
察することができ、コネクタの半嵌合状態をサンバイザ
ー取付け完了前に検知することができる。
【0045】上記ロック爪26、26と上記係合凸部2
9、29とが図4に示す如く正常に係合すると、雄コネ
クタハウジング41と雌コネクタハウジング15とが確
実に結合し、且つ撓み空間31が所望の空間部を保持す
る。そうでない場合は、係合凸部29、29がロック爪
26、26に押されて上記ロックアーム30、30が撓
み、前記撓み空間31が狭くなるか或いは無くなり、雄
コネクタハウジング41と雌コネクタハウジング15が
不完全結合な半嵌合状態となる。
【0046】次に、図4に示すように、カバー10をバ
イザ側ブラケット9に装着させる。すなわち、カバー1
0に形成したグロメットスクリュー用突起18、18
を、図4及び図6に示すように、グロメットスクリュー
8、8の中心孔19に挿通させる。すると、図7に示す
ように、グロメットスクリュー8、8の先端部が、グロ
メットスクリュー用突起18、18に押し広げられる。
これにより、スクリュー片部8a、8a、8aの先端側
が開き、当該スクリュー片部8a、8a、8aがブラケ
ット取付孔7、7の開口周縁部に押圧される。その結
果、車体取付用ブラケット1がインナーパネル2に固定
される。
【0047】また、カバー10に形成されたロック用突
起49、49が、前記バイザ側ブラケット9の撓み空間
31内に入り込む。すると、図5に示すように、上記ロ
ック用突起49、49によって上記ロックアーム30、
30がパネル側ブラケット5に形成されたロック片2
7、27側へと付勢せしめられ、上記ロック爪26、2
6と上記係合凸部29、29との係合状態がより一層確
実なものとなる。
【0048】このように、本実施形態の補器の車体取付
用ブラケットによれば、カバー10をバイザ側ブラケッ
ト9に装着するワンタッチ作業で簡単且つ確実に車体取
付用ブラケット1をインナーパネル2に固定することが
できる。また、ブラケット固定用のネジが不要となり且
つそのネジ締め作業も不要となるため、部品点数及び作
業工数の削減が図れる。また、ネジの斜め締めなどによ
るネジ締め不良も無くなるため、ネジと電線やコネクタ
とが接触してショートする事故を防止できる。さらに、
ネジサイズ違いによるブラケットの破損も防止できる。
【0049】また、本実施形態の補器の車体取付用ブラ
ケットによれば、カバー10に形成されたロック用突起
49、49をバイザ側ブラケット9に形成された撓み空
間31に挿入することで、ロック爪26、26と係合凸
部29、29との係合力がより一層高まり、パネル側ブ
ラケット5とバイザ側ブラケット9との合体力が増し、
ひいては雄コネクタ部4と雌コネクタ部6との結合が確
実なものとなる。また、カバー10を外さない限り、ロ
ック爪26、26と係合凸部29、29との係合状態を
解除することができないため、コネクタ外れによる接続
不良が回避される。
【0050】また、本実施形態の補器の車体取付用ブラ
ケットによれば、ロック爪26、26と係合凸部29、
29とが係合不良である場合は、ロックアーム30、3
0がロック爪26、26に押されて撓み空間31が狭ま
るか或いは無くなるかして、前記カバー10に形成され
たロック用突起49、49が前記撓み空間31に入り込
めず、雌コネクタ部6と雄コネクタ部4とが嵌合不良で
あることが判る。つまり、雌コネクタ部6と雄コネクタ
部4の嵌合状態を検知することができる。また、カバー
10を取付けなくても、バイザ側ブラケット9に形成さ
れた孔部28、28より前記ロック爪26、26と前記
係合凸部29、29との係合状態が目視により確認で
き、さらには、前記撓み空間31の大小(大きさ)によ
ってもその係合状態を目視により確認することができ
る。
【0051】また、本実施形態の補器の車体取付用ブラ
ケットによれば、ロック用突起49、49を撓み空間3
1に挿入して前記カバー10をバイザ側ブラケット9に
装着するため、カバー10の向きが異なると前記バイザ
側ブラケット9に装着できず、前記カバー10の誤装着
を防止することができる。また、バイザ側ブラケット9
に形成される組込用爪47をカバー10に形成している
ため、カバー10が前記バイザ側ブラケット9に対して
強固に装着され、前記カバー10のがたつき及び振動に
よる異音が発生しない。
【0052】以上、本発明を適用した具体的な一実施形
態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に制
限されることなく種々の変更が可能である。
【0053】上述の実施形態では、サンバイザーを補器
としたが、本発明では、上記補器としてサンバイザーに
制限されない。
【0054】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0055】請求項1記載の発明によれば、第1のコネ
クタを有した第1のブラケットに形成したロック片を、
第2のコネクタを有した第2のブラケットに形成した孔
部に挿通させて、前記ロック片に設けたロック爪を前記
孔部に臨んで設けられたロックアームの係合凸部に係合
させることで、第1のブラケットと第2のブラケットが
合体されて前記第1のコネクタと前記第2のコネクタが
結合される。このように、第1のブラケットと第2のブ
ラケットを合体させることのみで、それぞれのブラケッ
トに設けられた第1のコネクタと第2のコネクタを簡単
且つ確実に結合させることができる。
【0056】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明の効果に加えて、カバーに形成されたロック用
突起を第2のブラケットに形成された撓み空間に挿入す
ることで、前記ロック用突起により前記ロックアームが
ロック片側へ付勢されてロック爪と係合凸部との係合力
がより一層高まり、前記第1のブラケットと前記第2の
ブラケットとの合体力を増すことができる。
【0057】また、本発明では、カバーを外さない限
り、前記ロック爪と前記係合凸部との係合状態を解除す
ることができないため、コネクタ外れによる接続不良を
回避することができる。
【0058】また、本発明では、前記ロック爪と前記係
合凸部とが係合不良である場合は、前記ロックアームが
前記ロック爪に押されて前記撓み空間が狭まるか或いは
無くなるかして、前記カバーに形成されたロック用突起
が前記撓み空間に入り込めず、第1のコネクタと第2の
コネクタとが嵌合不良であることが判る。つまり、第1
のコネクタと第2のコネクタの嵌合状態を検知すること
ができる。また、カバーを取付けなくても、第2のブラ
ケットに形成された孔部より前記ロック爪と前記係合凸
部との係合状態が目視により確認でき、さらには、前記
撓み空間の大小(大きさ)によってもその係合状態を目
視により確認することができる。
【0059】また、本発明では、ロック用突起を撓み空
間に挿入して前記カバーを前記第2のブラケットに装着
するため、カバーの向きが異なると前記第2のブラケッ
トに装着できず、前記カバーの誤装着を防止することが
できる。
【0060】請求項3記載の発明によれば、請求項1又
は2記載の発明の効果に加えて、第2のブラケットに形
成される係止爪をカバーに形成しているため、カバーが
前記第2のブラケットに対して強固に装着され、前記カ
バーのがたつき及び振動による異音の発生を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における補器の車体取付用ブラケッ
トの分解斜視図である。
【図2】第2のブラケットとこれに装着される第2のコ
ネクタの分解斜視図である。
【図3】第1のブラケット、第2のブラケット及びカバ
ーの断面図である。
【図4】第1のブラケットが合体した第2のブラケット
にカバーを取り付ける前の状態を示す断面図である。
【図5】第1のブラケットが合体した第2のブラケット
にカバーが取り付けられた状態を示す断面図である。
【図6】グロメットスクリューにグロメットスクリュー
用突起を挿入させる前の状態を示す要部拡大断面図であ
る。
【図7】グロメットスクリューにグロメットスクリュー
用突起を挿入させた状態を示す要部拡大断面図である。
【図8】第2のブラケットを示すもので、(a)は平面
図、(b)はそのA−A線断面図、(c)はそのB−B
線断面図である。
【図9】第1のブラケットを示すもので、(a)は平面
図、(b)はその右側面図、(c)はそのC−C線断面
図である。
【図10】カバーを示すもので、(a)は平面図、
(b)はそのD−D線断面図、(c)はその横断面図で
ある。
【図11】従来の車体取付用ブラケットを用いてサンバ
イザーを車体のパネルに固定する前の状態を示す斜視図
である。
【図12】コネクタを手作業によって結合する様子を示
す図である。
【図13】結合したコネクタをパネル内の空間部に収め
た後にブラケットをインナーパネル側へ押し込む様子を
示す断面図である。
【図14】ブラケットをネジでインナーパネルに固定す
る様子を示す断面図である。
【図15】グロメットスクリューを示すもので、(a)
はネジ締め前の状態を示す要部拡大斜視図、(b)はネ
ジ締め後の状態を示す要部拡大斜視図である。
【図16】ネジを隠すためのカバーを装着する前の状態
を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 車体取付用ブラケット 2 インナーパネル 3 固定シャフト 4 雄コネクタ部(第1のコネクタ) 5 パネル側ブラケット(第1のブラケット) 6 雌コネクタ部(第2のコネクタ) 7 ブラケット取付孔 8 グロメットスクリュー 9 バイザ側ブラケット(第2のブラケット) 10 カバー 11 トリム 18 グロメットスクリュー用突起 26 ロック爪 27 ロック片 28 孔部 29 係合凸部 30 ロックアーム 31 撓み空間 49 ロック用突起

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルに補器を固定する車体取付用ブラ
    ケットにおいて、 第1のコネクタを有した第1のブラケットと、前記第1
    のブラケットに合体して前記第1のコネクタと結合する
    第2のコネクタを有すると共に、前記パネルに形成され
    たブラケット取付孔に挿通されて該パネルに係止される
    円筒状のグロメットスクリューを有した第2のブラケッ
    トと、前記第1のブラケットが合体される側とは反対側
    の前記第2のブラケットに装着されるカバーとを備え、 前記第1のブラケットには、ロック爪を有したロック片
    が形成されており、前記第2のブラケットには、前記ロ
    ック片を挿通させる孔部が形成され且つ前記ロック爪と
    係合する係合凸部を有したロックアームが前記孔部に臨
    むようにして撓み空間を持って形成されており、前記ロ
    ック爪と前記係合凸部とが係合して前記第1のブラケッ
    トと前記第2のブラケットが合体されていることを特徴
    とする補器の車体取付用ブラケット。
  2. 【請求項2】 前記カバーには、前記撓み空間に挿入さ
    れて前記ロックアームを前記ロック片に押し付けるロッ
    ク用突起が形成されていることを特徴とする請求項1記
    載の補器の車体取付用ブラケット。
  3. 【請求項3】 前記カバーには、前記第2のブラケット
    に係止される係合爪が形成されていることを特徴とする
    請求項1又は2記載の補器の車体取付用ブラケット。
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