JP2554630Y2 - グロメット付きコネクタ装置 - Google Patents

グロメット付きコネクタ装置

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Publication number
JP2554630Y2
JP2554630Y2 JP1991062564U JP6256491U JP2554630Y2 JP 2554630 Y2 JP2554630 Y2 JP 2554630Y2 JP 1991062564 U JP1991062564 U JP 1991062564U JP 6256491 U JP6256491 U JP 6256491U JP 2554630 Y2 JP2554630 Y2 JP 2554630Y2
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JP
Japan
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connector
locking
grommet
locking piece
fitting
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991062564U
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English (en)
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JPH0541079U (ja
Inventor
勝彦 西村
嘉伸 川村
崇 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Insulating Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車内配線等に使用す
グロメット付きコネクタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車内配線に使用するコネクタ
付きグロメットは図4に示すように、コネクタ40を、
該コネクタ40に設けた係止片41の先端に形成された
係止突起42を、車両パネルAに穿設された係止口aに
強制的に嵌合係止させて車両パネルAに取り付け、該コ
ネクタ40にグロメット60に嵌装した相手方コネクタ
50を接続し、グロメット60の先端周面を車両パネル
Aに圧接させて車室内への雨水、塵埃等の侵入を防止す
るように構成されていた。
【0003】また、コネクタに被せたコネクタのフラン
ジにパネルロッキングアームを突出して設け、このパネ
ルロッキングアームを車両隔壁板の穴に挿入係止して、
グロメットとコネクタを直接隔壁板に固定し、このコネ
クタに相手方コネクタを接続するようにした実公昭55
−44317号の複合型コネクタが公知である。
【0004】また、係止突起を有する1対の弾性アーム
と検出子とガイド翼を設けたロック検出部品を用い、ロ
ックアームを有するコネクタハウジングの溝にロック検
出部品を取付けてコネクタを構成し、このコネクタを相
手方コネクタに嵌合してロック検出部品を溝内奥に押し
込むことにより、コネクタの不完全嵌合接続を検出する
ようにした実開平2−5277号のコネクタが公知であ
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】前記の図4に示すよう
構成されたコネクタ付きグロメットにおいては、コネ
クタが多極化するに従ってコネクタ相互の接続が不完全
となりやすく、しかも、接続部がグロメット60により
覆われるために、コネクタ40、50が完全に接続され
たか否かの判断が極めて困難であるという問題点があっ
た。
【0006】また、前記実用新案出願公告の複合型コネ
クタは、コネクタ相互の不完全嵌合を検知することはで
きず、前記実用新案出願公開のコネクタは、コネクタを
嵌合する第1の操作をした後に、ロック検出部品の押し
込み操作をしなければならないので、コネクタ嵌合接続
の確認操作が迅速でなく、しかもロック検出部品を組み
込むコネクタの構成が複雑になるという問題点がある。
【0007】本考案は前記の課題を解決し、接続すべき
両コネクタの不完全接続を容易に検知することができる
グロメット付きコネクタ装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め本考案のグロメット付きコネクタ装置は、車両パネル
係止口aに嵌合係止する係止突起5を先端部に設け
たコネクタ取付用係止片4と、相手方コネクタ用嵌合口
2の口縁に係止突起3を設けたコネクタ1と、前記コネ
クタ1係止突起3に係止する係止突起12を設けた係
止片11を上下動自在に設けた他方のコネクタ10と、
前記コネクタ10係止片11の下側間隙に差し込まれ
る検知キー22をコネクタ嵌合口21の内側に突設し
インナー 20と、前記インナー20に嵌着したグロメッ
ト30とを具備することを特徴とするものである。
【0009】
【作用】接続すべき一方のコネクタ1に設けたコネクタ
取付用係止片4の先端部係止突起5を車両パネルA
係止口aに強制的に嵌合係止させてコネクタ1を車両パ
ネルAに取り付ける。次いで、相手方コネクタ10の先
端部をコネクタ1の前記嵌合口2内に嵌合させて相手方
コネクタ10の係止片11係止突起12をコネクタ1
前記嵌合口2係止突起3に係止させ、コネクタ1、
10相互を電気的に接続する。次いで前記のグロメッ
ト30を嵌着したインナー20を前記コネクタ10に嵌
挿し、グロメット30の先端周面を車両パネルAに圧接
させ車室内への雨水、塵埃等の侵入を防止する。
【0010】コネクタ1、10相互の接続が完全な場合
は、コネクタ1の相手方コネクタ用嵌合口2の係止突起
3に、相手方コネクタ10の係止片11の係止突起12
が係止し、係止片11は下方に撓むことなくその下面下
側に間隙が形成されるので、このコネクタ10にインナ
ー20を嵌挿すると、該間隙にインナー20のコネクタ
嵌合口21内に突設した検知キー22の先端が嵌入し
て、コネクタ10にインナー20が完全に嵌挿される状
態になる。この状態によりコネクタ1、10相互が完全
に接続されたことが検知される。
【0011】前記のコネクタ1、10相互の接続が不完
全な場合には、コネクタ1の相手方コネクタ用嵌合口2
係止突起3に、相手方コネクタ10係止片11の係
止突起12が係止せず、係止片11は下方に撓んだ状態
にある。このため、この相手方コネクタ10にインナー
20を嵌挿しようとしても、該インナー20のコネクタ
嵌合口21内に突設した検知キー22の先端面が、前記
係止片11の遊端面に当接し、インナー20をコネクタ
10に嵌挿することができない状態になる。この状態に
なったことによりコネクタ1、10相互の不完全接続が
検知される。
【0012】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面により説明す
る。図1は本考案の一実施例を示す要部欠截分解図で、
図において1は接続すべき一方のコネクタ、2は後述す
る相手方コネクタ10の先端部を嵌合する相手方コネク
タ用嵌合口、3は該嵌合口2の上縁中央部に設けられた
係止突起、4、4はコネクタ1の基部端に上下動自在に
支持し前方に突出したコネクタ取付用係止片で、該コネ
クタ取付用係止片4、4の先端に設けた係止突起5を車
両パネルAに設けた係止口aに強制的に嵌合係止させて
コネクタ1を車両パネルAに取り付けるようになってい
る。
【0013】10は前記コネクタ1と電気的に接続する
相手方のコネクタ、11は該相手方コネクタ10の先端
上面中央部に上下動自在に支持した係止片で、該係止片
11には前記コネクタ1の相手方コネクタ用嵌合口2
係止突起3に係止する係止突起12が突設されている。
【0014】20はゴム製グロメット30に嵌装した樹
脂製インナーであり、その前面に前記コネクタ10が嵌
合するコネクタ嵌合口21を設け、このコネクタ嵌合口
21の内側にはコネクタ10に設けた係止片11の下面
に差し込まれる検知キー22が突設されている。
【0015】前記のように構成した本考案のグロメット
付きコネクタ装置により、例えば、エンジンルーム側に
配設されたハーネスと車室内に配設されたハーネスとを
接続するには、図2に示すように、コネクタ1の係止片
4、4の先端係止突起5を車両パネルA係止口aに
強制的に嵌合係止させて、コネクタ1を車両パネルAに
取り付ける。
【0016】次いで、前記コネクタ1の相手方コネクタ
嵌合口2内に相手方コネクタ10の先端部を嵌合さ
せ、この嵌合口2の係止突起3に相手方コネクタ10の
係止片11の係止突起12を強制的に係止させ、両コ
ネクタ1、10を電気的に接続する。
【0017】次いで、ゴム製グロメット30に嵌着した
樹脂製インナー20を前記コネクタ10に嵌挿し、グロ
メット30の先端周面を車両パネルAに圧接させて、車
室内への雨水、塵埃等の侵入を防止する。
【0018】前記のコネクタ1、10の接続が不完全な
場合には、図3に示すようにコネクタ1の嵌合口2
止突起3と、相手方コネクタ10に上下動自在に設けた
係止片11に突設した係止突起12とが係止せず、係止
片11は下方に撓んだ状態になる。このため、コネクタ
10に前記インナー20を嵌挿しようとしても、インナ
ー20のコネクタ嵌合口21内に突設した検知キー2
2の先端面が、前記コネクタ10係止片11の遊端面
に当接するので、インナー20をコネクタ10に嵌挿す
ることができない状態になる。この状態になったことに
より接続作業中にコネクタ1、10相互の不完全接続を
確実に検知することができる。
【0019】コネクタ1、10相互の接続が完全な場合
は、前記コネクタ10の係止片11は下方に撓むことな
くその下側に間隙が形成され、この間隙にインナー20
の検知キー22の先端が嵌入するので、この状態により
コネクタ1、10相互の完全接続が確認される。
【0020】
【考案の効果】本考案は前記のように、コネクタの係止
片の下側間隙に差し込まれる検知キーをコネクタ嵌合口
の内側に突設したインナーをグロメットに嵌着し、この
コネクタとは別個に設けたグロメット嵌着インナーを、
パネルに取付けたコネクタに嵌合接続した相手方コネク
タに嵌挿するように構成したので、前記インナーをコネ
クタに嵌挿するだけの操作で、直ちに両コネクタの嵌合
接続の完全、不完全を確実に検知することが可能にな
り、従来のロック検出部品の押し込み操作のように複雑
な操作を要せず、接続作業中に容易、迅速に不完全接続
を検知して電気的事故を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部欠截分解図
【図2】接続状態を示す要部欠截説明図
【図3】不完全な接続状態を示す要部欠截説明図
【図4】従来のコネクタ付きグロメットを示す説明図
【符号の説明】
1 コネクタ 2 相手方コネクタ用嵌合口 3 係止突起 4 コネクタ取付用係止片 5 係止突起 10 コネクタ 11 係止片 12 係止突起 20 インナー 21 コネクタ嵌合口 22 検知キー 30 グロメット A 車両パネル a 係止口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01R 13/74 H01R 13/74 C (72)考案者 藤原 崇 滋賀県犬上郡豊郷町大字高野瀬380 近 江電線株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−5277(JP,U) 実開 平4−118583(JP,U) 実公 昭55−44317

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両パネル(A)係止口(a)に嵌合係
    止する係止突起(5)を先端部に形成したコネクタ取付
    係止片(4)と、相手方コネクタ用嵌合口(2)の口
    縁に係止突起(3)を設けたコネクタ(1)と、前記
    止突起(3)に係止する係止突起(12)を突設した係
    止片(11)を上下動自在に設けた他方のコネクタ(1
    0)と、前記コネクタ(10)の係止片(11)の下側
    間隙に差し込まれる検知キー(22)をコネクタ嵌合口
    (21)の内側に突設したインナー(20)と、前記イ
    ンナー(20)に嵌着したグロメット(30)とを具備
    することを特徴とするグロメット付きコネクタ装置
JP1991062564U 1991-07-13 1991-07-13 グロメット付きコネクタ装置 Expired - Lifetime JP2554630Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991062564U JP2554630Y2 (ja) 1991-07-13 1991-07-13 グロメット付きコネクタ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1991062564U JP2554630Y2 (ja) 1991-07-13 1991-07-13 グロメット付きコネクタ装置

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Publication Number Publication Date
JPH0541079U JPH0541079U (ja) 1993-06-01
JP2554630Y2 true JP2554630Y2 (ja) 1997-11-17

Family

ID=13203910

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5191347B2 (ja) * 2008-10-22 2013-05-08 矢崎総業株式会社 コネクタ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS586064Y2 (ja) * 1978-09-12 1983-02-02 東芝機器株式会社 物品収納装置
JPH025277U (ja) * 1988-06-24 1990-01-12

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
実公 昭55−44317

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JPH0541079U (ja) 1993-06-01

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