JP2001130118A - 熱転写式プリンタ - Google Patents

熱転写式プリンタ

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JP2001130118A
JP2001130118A JP31769799A JP31769799A JP2001130118A JP 2001130118 A JP2001130118 A JP 2001130118A JP 31769799 A JP31769799 A JP 31769799A JP 31769799 A JP31769799 A JP 31769799A JP 2001130118 A JP2001130118 A JP 2001130118A
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JP
Japan
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ink ribbon
tension
ribbon
printing
thermal transfer
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JP31769799A
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English (en)
Inventor
Masaru Suzuki
勝 鈴木
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Sato Corp
Original Assignee
Sato Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクリボンの皺の発生を防止する熱
転写式プリンタを提供する。 【解決手段】 インクリボン17を印字部3に向けて供
給するリボン供給部4と、転写後のインクリボン17を
巻き取るリボン巻取部5とを設け、インクリボン移送方
向の印字部上流側又は印字部下流側の何れか一方にイン
クリボン17にテンションを付与するとともに、インク
リボン17のバランスを調整する張力バランス機構11
(19)を設けことを特徴とする熱転写式プリンタであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクリボンを張
架させて印字用紙に印字する熱転写式プリンタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4に従来の熱転写式プリンタの概略構
成図を示す。熱転写式プリンタ20は、用紙供給部2
と、印字部3と、リボン供給部4と、リボン巻取部5と
を有している。用紙供給部2は、ロール状とした印字用
紙7を回転可能に保持する供給軸6が設けられている。
印字部3は、プラテンローラ8とサーマルヘッド9とが
配置され、サーマルヘッド9はヘッド支持体10に設け
られるとともに、プラテンローラ8に対し接離自在に設
けられている。また、プラテンローラ8は図示しない駆
動源により回転駆動するように設けられている。
【0003】ヘッド支持体10には、後述する転写後の
インクリボン17を転向する転向ローラ16が設けら
れ、インクリボン17を転向するようにしてある。印字
部3の上方には、インクリボン17を保持するととも
に、インクリボン17を移送路23に繰り出し、印字部
3に供給するリボン供給部4と、印字部3で印字用紙7
に転写したインクリボン17を巻き取るリボン巻取部5
とが設けられている。
【0004】このように構成した熱転写式プリンタの動
作について説明する。リボン供給部4から繰り出された
インクリボン17は、案内ローラ21によって案内され
て印字部3に移送される。印字部3では用紙供給部2か
ら移送されくる印字用紙7の上面にインクリボン17が
重ね合わされるようにして、サーマルヘッド9の図示し
ない発熱体の発熱によりインクリボン17のインクを印
字用紙7に転写して所望の印字等を施す。
【0005】印字された印字用紙7は前方に繰り出され
るとともに、転写したインクリボン17は、転向ローラ
16によって上方に転向移送されリボン巻取部5で巻き
取られるようにしてある。
【0006】しかしながら、インクリボン17を印字用
紙7に転写する際、インクリボン17が伸び縮みをする
ので、インクリボン17に皺が発生し、その皺が印字面
に黒筋となって印字不良を発生させる問題がある。とく
に、印字用紙7の幅方向に対し印字率のバランスが不均
等になるような印字をした場合、インクリボン17のバ
ランスが不均等になり、インクリボン17に皺が発生し
易くなる問題がある。
【0007】また、インクリボン17には、インクの材
質、リボンの厚み、リボンの幅など多くの種類があり、
皺が発生しないようにインクリボン17によってその都
度、リボンの調整をするなどしていたので、インクリボ
ンを交換する作業効率が低下するという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の問題
にかんがみ成されたもので、印字用紙の幅方向に対し印
字率が不均等になり、インクリボンの幅方向に対しバラ
ンスがくずれた場合でも、インクリボンの皺の発生を防
止する熱転写式プリンタを提供する。
【0009】また、インクリボンの種類が異なるリボン
をプリンタに装填した時に、調整作業をすることがな
く、インクリボンの交換する際の作業効率を向上させた
熱転写式プリンタを提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、インクリボン
の幅方向にバランスを得ることに着目したもので、請求
項1によれば、サーマルヘッドとプラテンローラとを配
置した印字部と、この印字部にインクリボンを供給して
サーマルヘッドの発熱体の発熱作用により前記インクリ
ボンのインクを印字用紙に転写する熱転写式プリンタに
おいて、前記インクリボンを前記印字部に向けて供給す
るリボン供給部と、転写後のインクリボンを巻き取るリ
ボン巻取部とを設け、前記インクリボン移送方向の印字
部上流側又は印字部下流側の何れか一方にインクリボン
にテンションを付与するとともに、インクリボンのバラ
ンスを調整する張力バランス機構を設けことを特徴とす
る熱転写式プリンタである。
【0011】請求項2によれば、上記張力バランス機構
を印字部上流側及び印字部下流側の両方に設けたこと特
徴とする。
【0012】請求項3によれば、上記張力バランス機構
は、インクリボンのテンション方向に対し、変位可能な
張架片を設けたことを特徴とする。
【0013】請求項4によれば、上記張架片は、インク
リボンの幅方向に対して複数連設した張架群で構成され
たことを特徴とする。
【0014】請求項1によれば、張力バランス機構を印
字部の上流側又は下流側の何れか一方に設けることとし
たので、インクリボンの幅方向におけるテンションのバ
ランスがくずれたとしても張力バランス機構により、イ
ンクリボンの幅方向に対するバランスが補整され、皺の
発生を防止して、印字品質の高い印字を得ることができ
る。
【0015】請求項2によれば、張力バランス機構を印
字部の上流側及び下流側の両方に設けたので、インクリ
ボンの皺の発生を防止するとともに、インクリボンの蛇
行を防止することができる。
【0016】請求項3によれば、インクリボンのテンシ
ョン方向に変位可能な張架片を設けたので、インクリボ
ンの皺の発生を防止することができる。
【0017】請求項4によれば、インクリボンの幅方向
に対して張架片を複数連設した張架群で構成したので、
インクリボンをを幅方向に複数のラインに分割して、各
ラインごとにインクリボンのテンションを補整すること
ができ、細かな補整をすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
3に基づいて説明する。ただし、従来と同一の部分には
同一符号を付し、説明を省略する。図1は本発明の熱転
写式プリンタであり、熱転写式プリンタ1には、用紙供
給部2と、印字部3と、リボン供給部4と、リボン巻取
部5と、第1の張力バランス機構11と、第2の張力バ
ランス機構19と、を有する。
【0019】用紙供給部2は、ロール状とした印字用紙
7を回転可能に保持する供給軸6を有し、印字用紙7を
印字部3に向けて供給するようにしてある。印字部3
は、プラテンローラ8とサーマルヘッド9とを有し、印
字用紙7と後述するインクリボン17とを重ねて印字用
紙7の印字面にインクを転写させて所望の印字を施すよ
うにしてある。また、サーマルヘッド9はヘッド支持体
10に設けられ、プラテンローラ8に対し接離自在に設
けられている。
【0020】リボン供給部4は、プリンタ1の側板1a
に回転可能に設けられた供給軸4aを有し、ロール状の
インクリボン17をリボン供給部4から移送路18に向
けて繰り出すようにしてある。また、図示しないが供給
軸4aには、制動機構が設けら、インクリボン17の繰
り出し方向に対し適宜なテンションが得られるようにし
てある。一方、リボン巻取部5は、印字用紙7にインク
を転写した転写後のインクリボン17を巻き取る巻取軸
5aを有し、図示しないが、駆動源により巻取軸5aを
巻取るように回転駆動するようにしてある。
【0021】インクリボン17の移送路18には、第1
の張力バランス機構11と、印字部3と、転向ローラ1
6と、第2の張力バランス機構19と、が設けられてい
る。第1の張力バランス機構11は、第2の張力バラン
ス機構19と同様な構成としてある。すなわち、図2及
び図3に示す如く、円柱状の張力バランス支持体12の
一端部は側板1aに片持式に支持されるように設けら
れ、他端部は開放端としてある。
【0022】張力バランス支持体12には、その幅方向
にコ字状に切り欠いた切欠溝15が形成されている。こ
の切欠溝15に沿ってインクリボン17の幅方向に当接
するとともに、切欠溝15に嵌合する張架片13a・・
13fが所定の間隔おもって複数連設された張架群13
が形成されている。本実施の形態では6つの張架片13
a・・13fが設けられている。各張架片と張架片との
には、僅かな隙間が形成され、各張架片同士が当接しな
いようにしてある。
【0023】一方、切欠溝15には弾性体であるコイル
スプリング14・・14が埋設されており、一つの張架
片に対し2つのコイルスプリング14,14が設けら
れ、張架片13a・・13fは、コイルスプリング14
の弾性により切欠溝15の奥側方向に変位可能に設けら
れているので、インクリボン17に当接された張架片
は、インクリボン17のテンションにより、コイルスプ
リング14の付勢力に抗して、張架片はコイルスプリン
グ14を圧縮方向に、すなわち切欠溝15の奥側側に変
位するようになっている。各張架片13a・・13fの
インクリボン17の摺接部分は、略円弧状に形成される
とともに、静電気が発生しにくい金属体などの導電性材
料から構成される。
【0024】第1の張力バランス機構11は、リボン供
給部4と印字部3との中間に配置され、また第2の張力
バランス機構19は、印字部3とリボン巻取部5との中
間に配置されている。さらに、ヘッド支持体10には、
印字後のインクリボン17を転向させる転向ローラ16
が設けてある。
【0025】このように構成した熱転写式プリンタ1
は、印字部3で所望の印字を印字用紙7に転写をする際
に、インクリボン17の幅方向に対し、印字率の高い部
分と低い部分が発生して、インクリボン17が伸び縮み
をしても、インクリボン17の伸び縮みを張架片13a
・・13fが吸収して、皺の発生を防止することができ
る。
【0026】さらに、インクリボン17の幅方向に複数
の張架片13a・・13fを設けることにより、張架片
の摺接するインクリボン17のラインごとに、細かくイ
ンクリボン17のテンションの変化を吸収できるので、
インクリボンの材質、厚み、幅など異なる種類とに調整
する必要が無く、また、インクリボン17の幅方向であ
る左右の印字率が異なってバランスがくずれたとして
も、インクリボン17の皺の発生を防止することができ
る。
【0027】本発明の張力バランス機構は、リボン供給
部と印字部との中間に配置された第1の張力バランス機
構と、印字部とリボン巻取部との中間に配置された第2
の張力バランス機構とを配置した実施の形態で説明した
が、何れか一方に設けてもよい。また、必要に応じてイ
ンクリボンを案内する案内ローラをインクリボンの移送
路に配置してもよい。
【0028】本発明の実施の形態では、6つの張架片で
説明したが、これに限定されるものでなく、複数であれ
ばいくつでもよく、とくに多く張架片を設けることによ
りインクリボンの細かなテンションを張架片が補整でき
るものである。また、弾性体としてコイルスプリングで
説明したが、スポンジなどでもい。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明の熱転
写式プリンタは、インクリボンの皺の発生を防止するこ
とができるとともに、インクリボンの蛇行を防止するこ
とができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱転写式プリンタの概略説明図であ
る。
【図2】本発明の張力バランス機構の斜視図である。
【図3】図2のIII―III断面図である。
【図4】従来の熱転写式プリンタの概略説明図である。
【符号の説明】
1 熱転写式プリンタ(本発明) 2 用紙供給部 3 印字部 4 リボン供給部 5 リボン巻取部 7 印字用紙 8 プラテンローラ 9 サーマルヘッド 11 張力バランス機構 12 張力バランス支持体 13 張架群 13a〜13f 張架片 14 コイルスプリング 15 切欠溝 17 インクリボン 18 移送路 20 熱転写式プリンタ(従来)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーマルヘッドとプラテンローラ
    とを配置した印字部と、この印字部にインクリボンを供
    給してサーマルヘッドの発熱体の発熱作用により前記イ
    ンクリボンのインクを印字用紙に転写する熱転写式プリ
    ンタにおいて、 前記インクリボンを前記印字部に向けて供給するリボン
    供給部と、転写後のインクリボンを巻き取るリボン巻取
    部とを設け、前記インクリボン移送方向の印字部上流側
    又は印字部下流側の何れか一方にインクリボンにテンシ
    ョンを付与するとともに、インクリボンのバランスを調
    整する張力バランス機構を設けたことを特徴とする熱転
    写式プリンタ。
  2. 【請求項2】 前記張力バランス機構を印字部上流
    側及び印字部下流側の両方に設けたこと特徴とする請求
    項1記載の熱転写式プリンタ。
  3. 【請求項3】 前記張力バランス機構は、インクリ
    ボンのテンション方向に対し、変位可能な張架片を設け
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の熱転写
    式プリンタ。
  4. 【請求項4】 前記張架片は、インクリボンの幅方
    向に対して複数連設した張架群で構成されたことを特徴
    とする請求項3記載の熱転写式プリンタ。
JP31769799A 1999-11-09 1999-11-09 熱転写式プリンタ Pending JP2001130118A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006281560A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Sato Corp 熱転写プリンタ
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