JP2001110701A - 基板処理装置 - Google Patents
基板処理装置Info
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- JP2001110701A JP2001110701A JP28532599A JP28532599A JP2001110701A JP 2001110701 A JP2001110701 A JP 2001110701A JP 28532599 A JP28532599 A JP 28532599A JP 28532599 A JP28532599 A JP 28532599A JP 2001110701 A JP2001110701 A JP 2001110701A
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 例えば塗布、現像装置において、ウエハ搬送
手段の負担を軽減し、スル−プットを向上させること。 【解決手段】 レジストの塗布等を行う処理ステ−ショ
ンS2では、カセット22を搬出入するカセットステ−
ションS1のカセット22の配列方向と平行に、このス
テ−ションS1に隣接して、反射防止膜形成ユニットB
と塗布ユニットCと冷却部3とを含む第1の処理部群
を、この隣に棚ユニットRを含む第3の処理部群と、現
像ユニットDを含む第2の処理部群をこの順で第1の処
理部群と対向するように配置し、第1及び第2の処理部
群の間、及び第2及び第3の処理部群の間にウエハ搬送
手段MA1,MA2を夫々配置する。このようにすると
カセットステ−ションS1の受け渡しア−ム23により
第1の処理部群との間でウエハWの受け渡しを行うこと
ができ、ウエハ搬送手段MAの負担が軽減される。
手段の負担を軽減し、スル−プットを向上させること。 【解決手段】 レジストの塗布等を行う処理ステ−ショ
ンS2では、カセット22を搬出入するカセットステ−
ションS1のカセット22の配列方向と平行に、このス
テ−ションS1に隣接して、反射防止膜形成ユニットB
と塗布ユニットCと冷却部3とを含む第1の処理部群
を、この隣に棚ユニットRを含む第3の処理部群と、現
像ユニットDを含む第2の処理部群をこの順で第1の処
理部群と対向するように配置し、第1及び第2の処理部
群の間、及び第2及び第3の処理部群の間にウエハ搬送
手段MA1,MA2を夫々配置する。このようにすると
カセットステ−ションS1の受け渡しア−ム23により
第1の処理部群との間でウエハWの受け渡しを行うこと
ができ、ウエハ搬送手段MAの負担が軽減される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体ウエ
ハや液晶ディスプレイ用のガラス基板などの基板に対し
て例えばレジスト液の塗布処理や現像処理などを行う基
板処理装置に関する。
ハや液晶ディスプレイ用のガラス基板などの基板に対し
て例えばレジスト液の塗布処理や現像処理などを行う基
板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造工程におけるフォ
トリソグラフィ−技術においては半導体ウエハ(以下ウ
エハという)の表面にレジストを塗布し、この塗布レジ
ストを所定パタ−ンに露光処理し、更に現像処理して所
定パタ−ンのレジスト膜が形成される。このような一連
の処理は、塗布/現像装置に露光装置を接続したシステ
ムにより行われる。
トリソグラフィ−技術においては半導体ウエハ(以下ウ
エハという)の表面にレジストを塗布し、この塗布レジ
ストを所定パタ−ンに露光処理し、更に現像処理して所
定パタ−ンのレジスト膜が形成される。このような一連
の処理は、塗布/現像装置に露光装置を接続したシステ
ムにより行われる。
【0003】図10はこのような装置の従来例を示す平
面図であり、基板例えば半導体ウエハWを25枚収納し
たカセットCはカセットステ−ションA1のカセットス
テ−ジ1に搬入される。カセットステ−ションA1には
処理ステ−ションA2が接続されており、この処理ステ
−ションA2は、ウエハWにレジスト液を塗布する例え
ば2個の塗布ユニット11と、露光後のウエハWを現像
する例えば2個の現像ユニットとを備えていて、これら
は例えばカセットステ−ションA1に載置されたカセッ
トCの配列方向と直交するように2個並んで2段に設け
られている(この例では下段に現像ユニットが配列され
ている)。
面図であり、基板例えば半導体ウエハWを25枚収納し
たカセットCはカセットステ−ションA1のカセットス
テ−ジ1に搬入される。カセットステ−ションA1には
処理ステ−ションA2が接続されており、この処理ステ
−ションA2は、ウエハWにレジスト液を塗布する例え
ば2個の塗布ユニット11と、露光後のウエハWを現像
する例えば2個の現像ユニットとを備えていて、これら
は例えばカセットステ−ションA1に載置されたカセッ
トCの配列方向と直交するように2個並んで2段に設け
られている(この例では下段に現像ユニットが配列され
ている)。
【0004】また当該ステ−ションA2は、ウエハWが
多段に載置される例えば3個の棚ユニット12,13,
14を備えており、これら棚ユニット12,13,14
の各棚は、加熱部、冷却部、ウエハWの受け渡し部など
として構成されている。そしてウエハWはウエハ搬送手
段15により、前記塗布ユニット11と現像ユニットと
棚ユニット12,13,14との間で搬送されるように
なっている。このような処理ステ−ションA2にはイン
タ−フェイスステ−ションA3を介して露光装置A4が
接続されている。
多段に載置される例えば3個の棚ユニット12,13,
14を備えており、これら棚ユニット12,13,14
の各棚は、加熱部、冷却部、ウエハWの受け渡し部など
として構成されている。そしてウエハWはウエハ搬送手
段15により、前記塗布ユニット11と現像ユニットと
棚ユニット12,13,14との間で搬送されるように
なっている。このような処理ステ−ションA2にはイン
タ−フェイスステ−ションA3を介して露光装置A4が
接続されている。
【0005】このシステムでは、前記カセットステ−ジ
1上のカセットC内のウエハWは、受け渡しア−ム16
により取り出され、棚ユニット12の受け渡し部を介し
て塗布ユニット11に送られ、ここでレジストが塗布さ
れる。その後ウエハWはウエハ搬送手段15→棚ユニッ
ト13の受け渡し部→インタ−フフェイスステ−ション
A3→露光装置A4の経路で搬送されて露光される。露
光後のウエハWは、逆経路で処理ステ−ションA2に搬
送され、塗布ユニット11の下段に設けられた図示しな
い現像ユニットにて現像された後、ウエハ搬送手段15
→棚ユニット12の受け渡し部→カセットCの経路で搬
送される。なお17は処理ステ−ションA2と露光装置
A4との間でウエハWの受け渡しを行うための受け渡し
ア−ムである。
1上のカセットC内のウエハWは、受け渡しア−ム16
により取り出され、棚ユニット12の受け渡し部を介し
て塗布ユニット11に送られ、ここでレジストが塗布さ
れる。その後ウエハWはウエハ搬送手段15→棚ユニッ
ト13の受け渡し部→インタ−フフェイスステ−ション
A3→露光装置A4の経路で搬送されて露光される。露
光後のウエハWは、逆経路で処理ステ−ションA2に搬
送され、塗布ユニット11の下段に設けられた図示しな
い現像ユニットにて現像された後、ウエハ搬送手段15
→棚ユニット12の受け渡し部→カセットCの経路で搬
送される。なお17は処理ステ−ションA2と露光装置
A4との間でウエハWの受け渡しを行うための受け渡し
ア−ムである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の塗
布・現像装置では、処理ステ−ションA2に受け渡され
たウエハWは、当該処理ステ−ションA2内では、前記
塗布ユニット11と現像ユニットと棚ユニット12,1
3,14との間をウエハ搬送手段15により搬送される
ため、ウエハ搬送手段15の負荷が大きく、処理ステ−
ションA2内のユニットの数をそれ程多くすることがで
きないという現状である。
布・現像装置では、処理ステ−ションA2に受け渡され
たウエハWは、当該処理ステ−ションA2内では、前記
塗布ユニット11と現像ユニットと棚ユニット12,1
3,14との間をウエハ搬送手段15により搬送される
ため、ウエハ搬送手段15の負荷が大きく、処理ステ−
ションA2内のユニットの数をそれ程多くすることがで
きないという現状である。
【0007】一方スル−プット向上の観点からは、例え
ば塗布ユニット11や現像ユニットの数を増やすことが
望ましく、またウエハWにレジストを塗布する前の反射
防止膜の形成等、新たなユニットを追加することも検討
されている。このような場合、ユニット数の増加に合わ
せてウエハ搬送手段15の数を増やすことが要求され
る。
ば塗布ユニット11や現像ユニットの数を増やすことが
望ましく、またウエハWにレジストを塗布する前の反射
防止膜の形成等、新たなユニットを追加することも検討
されている。このような場合、ユニット数の増加に合わ
せてウエハ搬送手段15の数を増やすことが要求され
る。
【0008】また上述の塗布・現像装置では、塗布ユニ
ット11や現像ユニットの近傍に棚ユニット12,13
が配置されているため、塗布ユニット11等が棚ユニッ
ト12,13の加熱部からの熱影響を受けやすい。この
ため各ユニットにおける処理の際、ウエハWの温度が変
化しやすく、温度が処理に影響を与えるため、処理にム
ラが発生しやすいという問題がある。このようなことか
らスル−プットを向上させ、かつ処理を均一に行うため
のレイアウトの構築が望まれている。
ット11や現像ユニットの近傍に棚ユニット12,13
が配置されているため、塗布ユニット11等が棚ユニッ
ト12,13の加熱部からの熱影響を受けやすい。この
ため各ユニットにおける処理の際、ウエハWの温度が変
化しやすく、温度が処理に影響を与えるため、処理にム
ラが発生しやすいという問題がある。このようなことか
らスル−プットを向上させ、かつ処理を均一に行うため
のレイアウトの構築が望まれている。
【0009】本発明はこのような事情の下になされたも
のであり、その目的は、基板搬送手段の負荷を少なくし
てスル−プットの向上を図る基板処理装置を提供するこ
とにある。
のであり、その目的は、基板搬送手段の負荷を少なくし
てスル−プットの向上を図る基板処理装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このための本発明の基板
処理装置は、複数の基板を収納した基板カセットを載置
する載置部と、この載置部に載置された基板カセットに
対して基板の受け渡しを行う受け渡し手段と、を含むカ
セットステ−ションと、このカセットステ−ションに接
続され、前記受け渡し手段により搬送された基板を処理
する処理ステ−ションと、を有し、前記処理ステ−ショ
ンは、基板に対して処理液を塗布する塗布処理部と、こ
の塗布処理部に対して基板の受け渡しを行う基板搬送手
段と、を備え、前記カセットステ−ションの受け渡し手
段が前記処理ステ−ションの塗布処理部に対して基板の
受け渡しを行うことを特徴とする。
処理装置は、複数の基板を収納した基板カセットを載置
する載置部と、この載置部に載置された基板カセットに
対して基板の受け渡しを行う受け渡し手段と、を含むカ
セットステ−ションと、このカセットステ−ションに接
続され、前記受け渡し手段により搬送された基板を処理
する処理ステ−ションと、を有し、前記処理ステ−ショ
ンは、基板に対して処理液を塗布する塗布処理部と、こ
の塗布処理部に対して基板の受け渡しを行う基板搬送手
段と、を備え、前記カセットステ−ションの受け渡し手
段が前記処理ステ−ションの塗布処理部に対して基板の
受け渡しを行うことを特徴とする。
【0011】このような構成では、前記処理ステ−ショ
ンの塗布処理部に対して、基板搬送手段のみならず前記
カセットステ−ションの受け渡し手段によっても基板の
受け渡しを行うことができる。このため基板搬送手段の
負荷を軽減でき、その分塗布処理部等を増加することが
できるので、スル−プットの向上が図れる。
ンの塗布処理部に対して、基板搬送手段のみならず前記
カセットステ−ションの受け渡し手段によっても基板の
受け渡しを行うことができる。このため基板搬送手段の
負荷を軽減でき、その分塗布処理部等を増加することが
できるので、スル−プットの向上が図れる。
【0012】また本発明は、複数の基板を収納した基板
カセットを載置する載置部と、この載置部に載置された
基板カセットに対して基板の受け渡しを行う受け渡し手
段と、を含むカセットステ−ションと、このカセットス
テ−ションに接続され、前記受け渡し手段により搬送さ
れた基板を処理する処理ステ−ションと、を有し、前記
処理ステ−ションは、カセットステ−ション側に設けら
れ、基板に対して第1の処理液を塗布する第1の塗布処
理部と、カセットステ−ションの反対側に設けられ、基
板に対して第2の処理液を塗布する第2の塗布処理部
と、前記第1及び第2の塗布処理部の間に設けられ、基
板を加熱するための加熱部と、第1の塗布処理部と加熱
部との間に設けられ、これらに対して基板の搬送を行う
第1の基板搬送手段と、第2の塗布処理部と加熱部との
間に設けられ、これらに対して基板の搬送を行う第2の
基板搬送手段と、を備えることを特徴とする。
カセットを載置する載置部と、この載置部に載置された
基板カセットに対して基板の受け渡しを行う受け渡し手
段と、を含むカセットステ−ションと、このカセットス
テ−ションに接続され、前記受け渡し手段により搬送さ
れた基板を処理する処理ステ−ションと、を有し、前記
処理ステ−ションは、カセットステ−ション側に設けら
れ、基板に対して第1の処理液を塗布する第1の塗布処
理部と、カセットステ−ションの反対側に設けられ、基
板に対して第2の処理液を塗布する第2の塗布処理部
と、前記第1及び第2の塗布処理部の間に設けられ、基
板を加熱するための加熱部と、第1の塗布処理部と加熱
部との間に設けられ、これらに対して基板の搬送を行う
第1の基板搬送手段と、第2の塗布処理部と加熱部との
間に設けられ、これらに対して基板の搬送を行う第2の
基板搬送手段と、を備えることを特徴とする。
【0013】このような構成では、第1の塗布処理部と
第2の塗布処理部は加熱部の両側に、加熱部と基板搬送
手段を挟んで設けられており、第1及び第2の塗布処理
部は加熱部から離れているので、これら第1及び第2の
塗布処理部が加熱部からの熱影響を受けにくくなる。こ
のため塗布処理時における基板温度の変化が抑えられ、
温度変化が原因となる処理ムラの発生が防止できて、塗
布処理の均一性の向上が図れる。
第2の塗布処理部は加熱部の両側に、加熱部と基板搬送
手段を挟んで設けられており、第1及び第2の塗布処理
部は加熱部から離れているので、これら第1及び第2の
塗布処理部が加熱部からの熱影響を受けにくくなる。こ
のため塗布処理時における基板温度の変化が抑えられ、
温度変化が原因となる処理ムラの発生が防止できて、塗
布処理の均一性の向上が図れる。
【0014】ここで前記カセットステ−ションの受け渡
し手段により前記処理ステ−ションの第1の塗布処理部
に対して基板の受け渡しを行うように構成してもよく、
この場合には基板搬送手段の負荷が軽減される。
し手段により前記処理ステ−ションの第1の塗布処理部
に対して基板の受け渡しを行うように構成してもよく、
この場合には基板搬送手段の負荷が軽減される。
【0015】また前記処理ステ−ションは、基板を冷却
するための冷却部を備え、前記カセットステ−ションの
受け渡し手段がこの処理ステ−ションの冷却部に対して
基板の受け渡しを行うように構成してもよく、この場合
には例えば塗布処理の前に基板を冷却して基板温度を調
整する場合であっても、基板搬送手段の負荷が軽減され
ると共に、基板の搬送の無駄を省くことができる。
するための冷却部を備え、前記カセットステ−ションの
受け渡し手段がこの処理ステ−ションの冷却部に対して
基板の受け渡しを行うように構成してもよく、この場合
には例えば塗布処理の前に基板を冷却して基板温度を調
整する場合であっても、基板搬送手段の負荷が軽減され
ると共に、基板の搬送の無駄を省くことができる。
【0016】本発明は具体的には、前記処理ステ−ショ
ンのカセットステ−ションの反対側に設けられた露光装
置と、処理ステ−ションのカセットステ−ションの反対
側に接続され、処理ステ−ションと露光装置との間で基
板の受け渡しを行うためのインタ−フェイスステ−ショ
ンと、を備え、前記第1の塗布処理部は基板に対して反
射防止膜の形成を行う処理部を含み、前記第2の塗布処
理部は前記露光装置にて露光された基板に対して現像処
理を行う処理部を含むという構成である。
ンのカセットステ−ションの反対側に設けられた露光装
置と、処理ステ−ションのカセットステ−ションの反対
側に接続され、処理ステ−ションと露光装置との間で基
板の受け渡しを行うためのインタ−フェイスステ−ショ
ンと、を備え、前記第1の塗布処理部は基板に対して反
射防止膜の形成を行う処理部を含み、前記第2の塗布処
理部は前記露光装置にて露光された基板に対して現像処
理を行う処理部を含むという構成である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明を基板の塗布、現像
装置に適用した実施の形態について説明する。図1はこ
の実施の形態の内部を透視して示す概観図、図2は概略
平面図であって、図中S1はカセットステ−ション、S
2はウエハWに対してレジストの塗布処理や現像処理等
を行うための処理ステ−ション、S3はインタ−フェイ
スステ−ション、S4は露光装置である。
装置に適用した実施の形態について説明する。図1はこ
の実施の形態の内部を透視して示す概観図、図2は概略
平面図であって、図中S1はカセットステ−ション、S
2はウエハWに対してレジストの塗布処理や現像処理等
を行うための処理ステ−ション、S3はインタ−フェイ
スステ−ション、S4は露光装置である。
【0018】カセットステ−ションS1は、複数の基板
例えば25枚のウエハWを収納した例えば4個の基板カ
セットをなすウエハカセット(以下「カセット」とい
う)22を載置する載置部をなすカセットステ−ジ21
と、カセットステ−ジ21上のカセット22と処理ステ
−ションS2との間でウエハWの受け渡しを行なうため
の受け渡し手段をなす受け渡しア−ム23とを備えてい
る。
例えば25枚のウエハWを収納した例えば4個の基板カ
セットをなすウエハカセット(以下「カセット」とい
う)22を載置する載置部をなすカセットステ−ジ21
と、カセットステ−ジ21上のカセット22と処理ステ
−ションS2との間でウエハWの受け渡しを行なうため
の受け渡し手段をなす受け渡しア−ム23とを備えてい
る。
【0019】また処理ステ−ションS2は、例えば3個
の反射防止膜形成ユニットB(B1,B2,B3)と、
例えば3個の塗布ユニットC(C1,C2,C3)と、
例えば6個の現像ユニットD(D1,D2,D3,D
4,D5,D6)と、複数例えば2個の棚ユニットR
(R1,R2,R3)と、複数例えば3個の冷却部3
(3A,3B,3C)と、基板搬送手段である複数例え
ば2個のウエハ搬送手段MA(MA1,MA2)と、複
数例えば2個のウエハWの受け渡し部4(4A,4B)
とを備えており、カセットステ−ションS1とインタ−
フェイスステ−ションS3との間でウエハWの受け渡し
を行うと共に、当該ステ−ションS2内ではウエハWに
反射防止膜を形成する処理と、ウエハWにレジストを塗
布する処理と、ウエハWの現像処理と、これらの処理の
前後にウエハWを所定の温度に加熱し、冷却する処理と
を行うように構成されている。
の反射防止膜形成ユニットB(B1,B2,B3)と、
例えば3個の塗布ユニットC(C1,C2,C3)と、
例えば6個の現像ユニットD(D1,D2,D3,D
4,D5,D6)と、複数例えば2個の棚ユニットR
(R1,R2,R3)と、複数例えば3個の冷却部3
(3A,3B,3C)と、基板搬送手段である複数例え
ば2個のウエハ搬送手段MA(MA1,MA2)と、複
数例えば2個のウエハWの受け渡し部4(4A,4B)
とを備えており、カセットステ−ションS1とインタ−
フェイスステ−ションS3との間でウエハWの受け渡し
を行うと共に、当該ステ−ションS2内ではウエハWに
反射防止膜を形成する処理と、ウエハWにレジストを塗
布する処理と、ウエハWの現像処理と、これらの処理の
前後にウエハWを所定の温度に加熱し、冷却する処理と
を行うように構成されている。
【0020】このステ−ションS2内のレイアウトの一
例について説明すると、当該ステ−ションS2内におい
てカセットステ−ションS1に隣接した領域には、第1
の処理部群が配列されている。この第1の処理部群は例
えば第1の塗布処理部である3個の反射防止膜形成ユニ
ットBと、3個の塗布ユニットCと、1個の冷却部3A
と、1個の受け渡し部4Aとを含み、例えば図3(処理
ステ−ションS2のカセットステ−ションS1に隣接し
た領域を露光装置S4側から見た断面図)に示すよう
に、カセットステ−ションS1から見て右側に3個の反
射防止膜形成ユニットBが3段に設けられている。そし
てこの左側に1個の冷却部3Aと1個のウエハWの受け
渡し部4Aとが例えば冷却部3Aを上にして2段に設け
られており、さらにこの左側に3個の塗布ユニットCが
3段に設けられている。
例について説明すると、当該ステ−ションS2内におい
てカセットステ−ションS1に隣接した領域には、第1
の処理部群が配列されている。この第1の処理部群は例
えば第1の塗布処理部である3個の反射防止膜形成ユニ
ットBと、3個の塗布ユニットCと、1個の冷却部3A
と、1個の受け渡し部4Aとを含み、例えば図3(処理
ステ−ションS2のカセットステ−ションS1に隣接し
た領域を露光装置S4側から見た断面図)に示すよう
に、カセットステ−ションS1から見て右側に3個の反
射防止膜形成ユニットBが3段に設けられている。そし
てこの左側に1個の冷却部3Aと1個のウエハWの受け
渡し部4Aとが例えば冷却部3Aを上にして2段に設け
られており、さらにこの左側に3個の塗布ユニットCが
3段に設けられている。
【0021】ここで前記受け渡しア−ム23は、夫々ウ
エハWを保持するためのア−ム23aを2枚備えており
(図5参照)、各々のア−ム23aは昇降自在、X,Y
方向に移動自在、鉛直軸まわりに回転自在に構成されて
いて、例えばカセットステ−ジ21上のカセット22
と、前記第1の処理部群である、3個の反射防止膜形成
ユニットBと、冷却部3Aと、受け渡し部4Aとの間で
ウエハWの受け渡しを行なうようにこれらにアクセスで
きるように構成されると共に、前記第1の処理部群のレ
イアウトが決定されている。
エハWを保持するためのア−ム23aを2枚備えており
(図5参照)、各々のア−ム23aは昇降自在、X,Y
方向に移動自在、鉛直軸まわりに回転自在に構成されて
いて、例えばカセットステ−ジ21上のカセット22
と、前記第1の処理部群である、3個の反射防止膜形成
ユニットBと、冷却部3Aと、受け渡し部4Aとの間で
ウエハWの受け渡しを行なうようにこれらにアクセスで
きるように構成されると共に、前記第1の処理部群のレ
イアウトが決定されている。
【0022】またカセットステ−ションS1から見て最
も奥側のインタ−フェイスステ−ションS3に隣接した
領域には、例えば図4(処理ステ−ションS2のインタ
−フェイスステ−ションS3に隣接した領域を露光装置
S4側から見た断面図)に示すように、第1の処理部群
と対向して第2の処理部群が設けられている。この第2
の処理部群は、例えば第2の塗布処理部である6個の現
像ユニットDと、ウエハWの受け渡し部を兼ねる1個の
冷却部3Cとを含み、カセットステ−ションS1から見
て右側に3個の現像ユニットD(D1,D2,D3)が
3段に設けられ、この左側に冷却部3Cが設けられ、さ
らにこの左側に3個の現像ユニットD(D4,D5,D
6)が3段に設けられている。
も奥側のインタ−フェイスステ−ションS3に隣接した
領域には、例えば図4(処理ステ−ションS2のインタ
−フェイスステ−ションS3に隣接した領域を露光装置
S4側から見た断面図)に示すように、第1の処理部群
と対向して第2の処理部群が設けられている。この第2
の処理部群は、例えば第2の塗布処理部である6個の現
像ユニットDと、ウエハWの受け渡し部を兼ねる1個の
冷却部3Cとを含み、カセットステ−ションS1から見
て右側に3個の現像ユニットD(D1,D2,D3)が
3段に設けられ、この左側に冷却部3Cが設けられ、さ
らにこの左側に3個の現像ユニットD(D4,D5,D
6)が3段に設けられている。
【0023】そして第1の処理部群及び第2の処理部群
の間には、第3の処理部群が設けられている。この第3
の処理部群は2個の棚ユニットRと、1個の冷却部3B
と、1個の受け渡し部4Bとを含み、この例ではカセッ
トステ−ションS1から見て反射防止膜形成ユニットB
の奥側に棚ユニットR1、塗布ユニットCの奥側に棚ユ
ニットR2が夫々設けられており、この間に1個の冷却
部3Bと1個の受け渡し部4Bとが冷却部3Bを上にし
て2段に設けられている。
の間には、第3の処理部群が設けられている。この第3
の処理部群は2個の棚ユニットRと、1個の冷却部3B
と、1個の受け渡し部4Bとを含み、この例ではカセッ
トステ−ションS1から見て反射防止膜形成ユニットB
の奥側に棚ユニットR1、塗布ユニットCの奥側に棚ユ
ニットR2が夫々設けられており、この間に1個の冷却
部3Bと1個の受け渡し部4Bとが冷却部3Bを上にし
て2段に設けられている。
【0024】前記2個のウエハ搬送手段MAは、後述の
ように進退自在、昇降自在、鉛直軸まわりに回転自在に
構成されており、いずれかのウエハ搬送手段MAによ
り、各反射防止膜形成ユニットBと、各塗布ユニットC
と、各現像ユニットDと、各冷却部3と、各受け渡し部
4と、棚ユニットRの全ての棚との間でウエハWの受け
渡しが行われるようにレイアウトされている。
ように進退自在、昇降自在、鉛直軸まわりに回転自在に
構成されており、いずれかのウエハ搬送手段MAによ
り、各反射防止膜形成ユニットBと、各塗布ユニットC
と、各現像ユニットDと、各冷却部3と、各受け渡し部
4と、棚ユニットRの全ての棚との間でウエハWの受け
渡しが行われるようにレイアウトされている。
【0025】例えばウエハ搬送手段MA1は、前記第1
の処理部群と第3の処理部群とにアクセスできるよう
に、例えばカセットステ−ションS1から見て冷却部3
Aの奥側に配置され、各反射防止膜形成ユニットBと、
各塗布ユニットCと、各棚ユニットRと、冷却部3A,
3Bと、受け渡し部4A,4Bとの間でウエハWの受け
渡しを行なうようになっている。また例えばウエハ搬送
手段MA2は、第2の処理部群と第3の処理部群とにア
クセスできるように、例えば冷却部3Bの奥側に配置さ
れ、各現像ユニットDと、各棚ユニットRと、冷却部3
B,3Cと、受け渡し部4Bとの間でウエハWの受け渡
しを行なうようになっている。
の処理部群と第3の処理部群とにアクセスできるよう
に、例えばカセットステ−ションS1から見て冷却部3
Aの奥側に配置され、各反射防止膜形成ユニットBと、
各塗布ユニットCと、各棚ユニットRと、冷却部3A,
3Bと、受け渡し部4A,4Bとの間でウエハWの受け
渡しを行なうようになっている。また例えばウエハ搬送
手段MA2は、第2の処理部群と第3の処理部群とにア
クセスできるように、例えば冷却部3Bの奥側に配置さ
れ、各現像ユニットDと、各棚ユニットRと、冷却部3
B,3Cと、受け渡し部4Bとの間でウエハWの受け渡
しを行なうようになっている。
【0026】さらにカセットステ−ションS1から見て
各ウエハ搬送手段MAの右側はケミカルユニットUとし
て割り当てられており、左側は作業用スペ−スとして確
保されている。ここでケミカルユニットUとは、反射防
止膜形成ユニットBや塗布ユニットC、現像ユニットD
への薬液の供給系を収納するためのものであり、例えば
溶剤やレジスト液、現像液等の貯留タンクや、貯留タン
クの開閉バルブ等の各種バルブ、フィルタ、バルブの駆
動部、吐出ノズルの駆動系等が収納されている。
各ウエハ搬送手段MAの右側はケミカルユニットUとし
て割り当てられており、左側は作業用スペ−スとして確
保されている。ここでケミカルユニットUとは、反射防
止膜形成ユニットBや塗布ユニットC、現像ユニットD
への薬液の供給系を収納するためのものであり、例えば
溶剤やレジスト液、現像液等の貯留タンクや、貯留タン
クの開閉バルブ等の各種バルブ、フィルタ、バルブの駆
動部、吐出ノズルの駆動系等が収納されている。
【0027】前記棚ユニットR(R1,R2)は、図5
に棚ユニットR1を代表して示すように、ウエハWを加
熱し、その後冷却するための、複数例えば6個のCHP
装置5(Chilling Hot Plate Process Station)が縦に
配列されている。前記CHP装置5は、例えば図6に示
すように、ウエハWを加熱するための加熱部をなす加熱
プレ−ト51と、ウエハWを冷却するための冷却プレ−
ト52とを備えており、先ずウエハWを加熱プレ−ト5
1に載置して所定温度まで加熱した後(図6(a)参
照)、例えば加熱プレ−ト51からウエハWを例えば突
出ピン54で持ち上げると共に、冷却プレ−ト52を搬
送手段53によりウエハWの下方側の位置まで移動させ
てウエハWを冷却プレ−ト52に受け渡し((図6
(b),(c)参照)、その後ウエハWを載置したまま
冷却プレ−ト52を加熱プレ−ト51の側方の位置まで
移動させてウエハWを所定温度まで冷却するようになっ
ており((図6(d))、この装置では加熱プレ−ト5
1と冷却プレ−ト52との間のウエハWの受け渡しによ
って加熱時間が制御されるので、オ−バ−ベ−クが防止
される。 また塗布ユニットCについて例えば図7に基
づいて説明すると、31はカップであり、このカップ3
1内に真空吸着機能を有する回転自在なスピンチャック
32が設けられている。このスピンチャック32は昇降
機構33により昇降自在に構成されており、カップ31
の上方側に位置しているときに、前記ウエハ搬送手段M
Aの後述するア−ム41との間でウエハWの受け渡しが
行われる。
に棚ユニットR1を代表して示すように、ウエハWを加
熱し、その後冷却するための、複数例えば6個のCHP
装置5(Chilling Hot Plate Process Station)が縦に
配列されている。前記CHP装置5は、例えば図6に示
すように、ウエハWを加熱するための加熱部をなす加熱
プレ−ト51と、ウエハWを冷却するための冷却プレ−
ト52とを備えており、先ずウエハWを加熱プレ−ト5
1に載置して所定温度まで加熱した後(図6(a)参
照)、例えば加熱プレ−ト51からウエハWを例えば突
出ピン54で持ち上げると共に、冷却プレ−ト52を搬
送手段53によりウエハWの下方側の位置まで移動させ
てウエハWを冷却プレ−ト52に受け渡し((図6
(b),(c)参照)、その後ウエハWを載置したまま
冷却プレ−ト52を加熱プレ−ト51の側方の位置まで
移動させてウエハWを所定温度まで冷却するようになっ
ており((図6(d))、この装置では加熱プレ−ト5
1と冷却プレ−ト52との間のウエハWの受け渡しによ
って加熱時間が制御されるので、オ−バ−ベ−クが防止
される。 また塗布ユニットCについて例えば図7に基
づいて説明すると、31はカップであり、このカップ3
1内に真空吸着機能を有する回転自在なスピンチャック
32が設けられている。このスピンチャック32は昇降
機構33により昇降自在に構成されており、カップ31
の上方側に位置しているときに、前記ウエハ搬送手段M
Aの後述するア−ム41との間でウエハWの受け渡しが
行われる。
【0028】このウエハWの受け渡しについては、ア−
ム41上のウエハWをカップ31の上方側にてスピンチ
ャック32がその下方側から相対的に上昇して受取り、
またその逆の動作によってスピンチャック32側からア
−ム41に受け渡される。34は吐出ノズル、35は処
理液供給管、36はノズルを水平移動させる支持ア−ム
であり、このような塗布ユニットCでは、スピンチャッ
ク32上のウエハWの表面に吐出ノズル34からレジス
ト液を滴下し、スピンチャック32を回転させてレジス
ト液をウエハW上に伸展させ塗布する。
ム41上のウエハWをカップ31の上方側にてスピンチ
ャック32がその下方側から相対的に上昇して受取り、
またその逆の動作によってスピンチャック32側からア
−ム41に受け渡される。34は吐出ノズル、35は処
理液供給管、36はノズルを水平移動させる支持ア−ム
であり、このような塗布ユニットCでは、スピンチャッ
ク32上のウエハWの表面に吐出ノズル34からレジス
ト液を滴下し、スピンチャック32を回転させてレジス
ト液をウエハW上に伸展させ塗布する。
【0029】また反射防止膜形成ユニットB及び現像ユ
ニットDは塗布ユニットCとほぼ同一の構成であるが、
現像ユニットDは吐出ノズル34が例えばウエハWの直
径方向に配列された多数の供給孔を備えるように構成さ
れ、スピンチャック32上のウエハWの表面に吐出ノズ
ル34から第2の処理液である現像液を吐出し、スピン
チャック32を半回転させることによりウエハW上に現
像液の液盛りが行われ、現像液の液膜が形成されるよう
になっている。また反射防止膜形成ユニットBでは吐出
ノズル34から第1の処理液である薬液が吐出されるよ
うになっている。 前記ウエハ搬送手段MA1,MA2
は同一に構成され、例えば図8に示すように、ウエハW
を保持するための3枚のア−ム41と、このア−ム41
を進退自在に支持する基台42と、この基台42を昇降
自在に支持する一対の案内レ−ル43,44と、を備え
ており、これら案内レ−ル43,44を回転駆動部45
により回転させることにより、進退自在、昇降自在、鉛
直軸回りに回転自在に構成されている。
ニットDは塗布ユニットCとほぼ同一の構成であるが、
現像ユニットDは吐出ノズル34が例えばウエハWの直
径方向に配列された多数の供給孔を備えるように構成さ
れ、スピンチャック32上のウエハWの表面に吐出ノズ
ル34から第2の処理液である現像液を吐出し、スピン
チャック32を半回転させることによりウエハW上に現
像液の液盛りが行われ、現像液の液膜が形成されるよう
になっている。また反射防止膜形成ユニットBでは吐出
ノズル34から第1の処理液である薬液が吐出されるよ
うになっている。 前記ウエハ搬送手段MA1,MA2
は同一に構成され、例えば図8に示すように、ウエハW
を保持するための3枚のア−ム41と、このア−ム41
を進退自在に支持する基台42と、この基台42を昇降
自在に支持する一対の案内レ−ル43,44と、を備え
ており、これら案内レ−ル43,44を回転駆動部45
により回転させることにより、進退自在、昇降自在、鉛
直軸回りに回転自在に構成されている。
【0030】前記ウエハの受け渡し部4は、例えばプレ
−トの上面のウエハWのほぼ中央部に対応する位置にウ
エハ搬送手段MAのア−ム41が緩衝しない程度の高さ
の複数のピンを備えており、これらピン上にウエハWを
載置してからア−ム41を下降させ、次いでア−ム41
を退行させることにより、受け渡し部4にウエハWを受
け渡すように構成されている。
−トの上面のウエハWのほぼ中央部に対応する位置にウ
エハ搬送手段MAのア−ム41が緩衝しない程度の高さ
の複数のピンを備えており、これらピン上にウエハWを
載置してからア−ム41を下降させ、次いでア−ム41
を退行させることにより、受け渡し部4にウエハWを受
け渡すように構成されている。
【0031】また前記冷却部3は、例えば冷媒の通流に
よって冷却された微調整用冷却プレ−トP(図5参照)
の表面にウエハWを載置することにより、当該ウエハW
が所定温度まで高精度に温度制御された状態で冷却され
るようになっている。本実施の形態では、CHP装置5
の加熱プレ−ト51にて所定温度に加熱されたウエハW
は、冷却プレ−ト52により第1の温度まで冷却され、
その後冷却部3にて第1の温度よりも低い第2の温度ま
で高精度に制御された状態で冷却されるようになってお
り、2段階で所定の温度(第2の温度)まで冷却するこ
とにより高精度に温度調整を行っている。
よって冷却された微調整用冷却プレ−トP(図5参照)
の表面にウエハWを載置することにより、当該ウエハW
が所定温度まで高精度に温度制御された状態で冷却され
るようになっている。本実施の形態では、CHP装置5
の加熱プレ−ト51にて所定温度に加熱されたウエハW
は、冷却プレ−ト52により第1の温度まで冷却され、
その後冷却部3にて第1の温度よりも低い第2の温度ま
で高精度に制御された状態で冷却されるようになってお
り、2段階で所定の温度(第2の温度)まで冷却するこ
とにより高精度に温度調整を行っている。
【0032】さらにこの例では第2の処理部群が設けら
れた領域は空間が閉じられている。つまりウエハ搬送手
段MA2が設けられた領域との間が図1に破線で示す仕
切り壁6にて仕切られており、図4に示すように天井部
に設けられたフィルタユニットFを介して清浄化された
空気が処理部の中に入っていくように構成されていると
いうことであり、仕切り壁6には各現像ユニットD及び
冷却部3Cとウエハ搬送手段MA2との間でウエハWの
受け渡しを行うためのウエハWの受け渡し口(図示せ
ず)と、冷却部3Cと後述するインタ−フェイスステ−
ションS3の受け渡しア−ム7との間でウエハWの受け
渡しを行うためのウエハWの受け渡し口(図示せず)と
が形成されている。
れた領域は空間が閉じられている。つまりウエハ搬送手
段MA2が設けられた領域との間が図1に破線で示す仕
切り壁6にて仕切られており、図4に示すように天井部
に設けられたフィルタユニットFを介して清浄化された
空気が処理部の中に入っていくように構成されていると
いうことであり、仕切り壁6には各現像ユニットD及び
冷却部3Cとウエハ搬送手段MA2との間でウエハWの
受け渡しを行うためのウエハWの受け渡し口(図示せ
ず)と、冷却部3Cと後述するインタ−フェイスステ−
ションS3の受け渡しア−ム7との間でウエハWの受け
渡しを行うためのウエハWの受け渡し口(図示せず)と
が形成されている。
【0033】例えばフィルタユニットFは例えば処理ス
テ−ションS2の上方側を覆うように設けられており、
処理ステ−ションS2の下部に設けられた通気孔板63
を介して回収される当該ステ−ションS2内の下側雰囲
気が、排気口64から工場排気系に排気される一方、一
部がフィルタ装置65へと導入され、このフィルタ装置
65にて清浄化された空気が、側壁との間に形成された
壁ダクト66へと送出され、天井部に設けられたフィル
タユニットFを介して処理ステ−ションS2内にダウン
フロ−として吹き出されるようになっている。
テ−ションS2の上方側を覆うように設けられており、
処理ステ−ションS2の下部に設けられた通気孔板63
を介して回収される当該ステ−ションS2内の下側雰囲
気が、排気口64から工場排気系に排気される一方、一
部がフィルタ装置65へと導入され、このフィルタ装置
65にて清浄化された空気が、側壁との間に形成された
壁ダクト66へと送出され、天井部に設けられたフィル
タユニットFを介して処理ステ−ションS2内にダウン
フロ−として吹き出されるようになっている。
【0034】フィルタユニットFは、空気を清浄化する
ためのフィルタ、空気中のアルカリ成分例えばアンモニ
ア成分やアミンを除去するために酸成分が添加されてい
る化学フィルタ、吸い込みファン、及び加熱機構や加湿
機構などを備えており、清浄化され、アルカリ成分が除
去され、所定の温度及び湿度に調整された空気を下方側
の処理空間内に送出するようになっている。例えばレジ
スト液として化学増幅型のレジストを用いた場合には、
現像処理雰囲気にアルカリ成分が入り込みことを防止す
る必要があるので、処理部を閉じた空間とし、化学フィ
ルタを用いて外部からのアルカリ成分の侵入を防いでい
る。
ためのフィルタ、空気中のアルカリ成分例えばアンモニ
ア成分やアミンを除去するために酸成分が添加されてい
る化学フィルタ、吸い込みファン、及び加熱機構や加湿
機構などを備えており、清浄化され、アルカリ成分が除
去され、所定の温度及び湿度に調整された空気を下方側
の処理空間内に送出するようになっている。例えばレジ
スト液として化学増幅型のレジストを用いた場合には、
現像処理雰囲気にアルカリ成分が入り込みことを防止す
る必要があるので、処理部を閉じた空間とし、化学フィ
ルタを用いて外部からのアルカリ成分の侵入を防いでい
る。
【0035】なお化学増幅型のレジストは露光すること
により酸が生成し、この酸が加熱処理により拡散して触
媒として作用し、レジスト材料の主成分であるベ−ス樹
脂を分解したり、分子構造を変えて現像液に対して可溶
化するものである。従ってこの種のレジストを用いた場
合、空気中に含まれている微量なアンモニアや壁の塗料
などから発生するアミンなどのアルカリ成分がレジスト
表面部の酸と接触すると酸による触媒反応が抑制され、
パタ−ンの形状が劣化するためアルカリ成分を除去する
必要がある。
により酸が生成し、この酸が加熱処理により拡散して触
媒として作用し、レジスト材料の主成分であるベ−ス樹
脂を分解したり、分子構造を変えて現像液に対して可溶
化するものである。従ってこの種のレジストを用いた場
合、空気中に含まれている微量なアンモニアや壁の塗料
などから発生するアミンなどのアルカリ成分がレジスト
表面部の酸と接触すると酸による触媒反応が抑制され、
パタ−ンの形状が劣化するためアルカリ成分を除去する
必要がある。
【0036】こうして処理ステ−ションS2では、カセ
ットステ−ションS1の受け渡しア−ム23によって各
反射防止膜形成ユニットBと、冷却部3Aと、受け渡し
部4Aとに対してウエハWの受け渡しが行なわれ、ウエ
ハ搬送手段MA1によって各反射防止膜形成ユニットB
と、各塗布ユニットCと、冷却部3A,3Bと、受け渡
し部4A,4Bと、各棚ユニットRとに対してウエハW
の受け渡しが行われ、ウエハ搬送手段MA2によって各
現像ユニットDと、冷却部3B,3Cと、受け渡し部4
Bと、各棚ユニットRとに対してウエハWの受け渡しが
行われる。
ットステ−ションS1の受け渡しア−ム23によって各
反射防止膜形成ユニットBと、冷却部3Aと、受け渡し
部4Aとに対してウエハWの受け渡しが行なわれ、ウエ
ハ搬送手段MA1によって各反射防止膜形成ユニットB
と、各塗布ユニットCと、冷却部3A,3Bと、受け渡
し部4A,4Bと、各棚ユニットRとに対してウエハW
の受け渡しが行われ、ウエハ搬送手段MA2によって各
現像ユニットDと、冷却部3B,3Cと、受け渡し部4
Bと、各棚ユニットRとに対してウエハWの受け渡しが
行われる。
【0037】処理ステ−ションS2の隣にはインタ−フ
ェイスステ−ションS3が接続され、このインタ−フェ
イスステ−ションS3の奥側には、レジスト膜が形成さ
れたウエハWに対して露光を行うための露光装置S4が
接続されている。インタ−フェイスステ−ションS3
は、ウエハWを加熱及び冷却するためのCHP装置71
と、処理ステ−ションS2と露光装置S4との間及び、
処理ステ−ションS2とCHP装置71との間でウエハ
Wの受け渡しを行うための受け渡しア−ム7とを備えて
おり、この受け渡しア−ム7は冷却部3CとCHP装置
71と露光装置S4とにアクセスできるように構成され
ている。
ェイスステ−ションS3が接続され、このインタ−フェ
イスステ−ションS3の奥側には、レジスト膜が形成さ
れたウエハWに対して露光を行うための露光装置S4が
接続されている。インタ−フェイスステ−ションS3
は、ウエハWを加熱及び冷却するためのCHP装置71
と、処理ステ−ションS2と露光装置S4との間及び、
処理ステ−ションS2とCHP装置71との間でウエハ
Wの受け渡しを行うための受け渡しア−ム7とを備えて
おり、この受け渡しア−ム7は冷却部3CとCHP装置
71と露光装置S4とにアクセスできるように構成され
ている。
【0038】次に上述の実施の形態の作用について説明
する。先ず自動搬送ロボット(あるいは作業者)により
例えば25枚のウエハWを収納したカセット22がカセ
ットステ−ジ21に搬入され、受け渡しア−ム23によ
りカセット22内からウエハWが取り出されて処理ステ
−ションS2の冷却部3Aに受け渡され、ここで所定の
温度まで冷却される。この後ウエハWは例えば受け渡し
ア−ム23により反射防止膜形成ユニットBに搬送さ
れ、ここで反射防止膜が形成される。この際受け渡しア
−ム23は2枚のア−ム23aを備えているので、一方
のア−ム23aにより冷却部3Aから冷却後のウエハW
を受け取った後、他方のア−ム23aのウエハWを冷却
部3Aに受け渡すことができる。また反射防止膜を形成
するのは、化学増幅型のレジストを用いると露光時にレ
ジストの下側で反射が起こるので、これを防止するため
である。
する。先ず自動搬送ロボット(あるいは作業者)により
例えば25枚のウエハWを収納したカセット22がカセ
ットステ−ジ21に搬入され、受け渡しア−ム23によ
りカセット22内からウエハWが取り出されて処理ステ
−ションS2の冷却部3Aに受け渡され、ここで所定の
温度まで冷却される。この後ウエハWは例えば受け渡し
ア−ム23により反射防止膜形成ユニットBに搬送さ
れ、ここで反射防止膜が形成される。この際受け渡しア
−ム23は2枚のア−ム23aを備えているので、一方
のア−ム23aにより冷却部3Aから冷却後のウエハW
を受け取った後、他方のア−ム23aのウエハWを冷却
部3Aに受け渡すことができる。また反射防止膜を形成
するのは、化学増幅型のレジストを用いると露光時にレ
ジストの下側で反射が起こるので、これを防止するため
である。
【0039】次いで反射防止膜形成ユニットBのウエハ
Wは、例えば受け渡しア−ム23→受け渡し部4A→ウ
エハ搬送手段MA1→棚ユニットRのCHP装置5→ウ
エハ搬送手段MA1→冷却部3→ウエハ搬送手段MA1
→塗布ユニットCの経路で搬送される。こうしてウエハ
Wは、CHP装置5にて加熱プレ−ト51で所定温度ま
で加熱された後、当該CHP装置5の冷却プレ−ト52
及び冷却部3により所定温度まで2段階で冷却されて温
度調整が行われ、レジストが塗布される。
Wは、例えば受け渡しア−ム23→受け渡し部4A→ウ
エハ搬送手段MA1→棚ユニットRのCHP装置5→ウ
エハ搬送手段MA1→冷却部3→ウエハ搬送手段MA1
→塗布ユニットCの経路で搬送される。こうしてウエハ
Wは、CHP装置5にて加熱プレ−ト51で所定温度ま
で加熱された後、当該CHP装置5の冷却プレ−ト52
及び冷却部3により所定温度まで2段階で冷却されて温
度調整が行われ、レジストが塗布される。
【0040】次に塗布ユニットCのウエハWは、ウエハ
搬送手段MA1→棚ユニットRのCHP装置5→ウエハ
搬送手段MA2→冷却部3Cの経路で搬送されて、CH
P装置5→冷却部3Cにより所定温度まで加熱された
後、所定温度まで2段階で冷却されて温度調整が行われ
る。そして冷却部3CのウエハWは、インタ−フェイス
ステ−ションS3の受け渡しア−ム7→露光装置S4の
経路で搬送され、露光が行われる。
搬送手段MA1→棚ユニットRのCHP装置5→ウエハ
搬送手段MA2→冷却部3Cの経路で搬送されて、CH
P装置5→冷却部3Cにより所定温度まで加熱された
後、所定温度まで2段階で冷却されて温度調整が行われ
る。そして冷却部3CのウエハWは、インタ−フェイス
ステ−ションS3の受け渡しア−ム7→露光装置S4の
経路で搬送され、露光が行われる。
【0041】露光後のウエハWは逆の経路、つまり露光
装置S4→受け渡しア−ム7→CHP装置71→受け渡
しア−ム7→冷却部3C→ウエハ搬送手段MA2→現像
ユニットDの経路で搬送される。こうしてウエハWは、
CHP装置71→冷却部3Cにより所定温度まで加熱さ
れた後、所定温度まで2段階で冷却されて温度調整が行
われ、次いでウエハWは現像ユニットDにて現像処理さ
れる。
装置S4→受け渡しア−ム7→CHP装置71→受け渡
しア−ム7→冷却部3C→ウエハ搬送手段MA2→現像
ユニットDの経路で搬送される。こうしてウエハWは、
CHP装置71→冷却部3Cにより所定温度まで加熱さ
れた後、所定温度まで2段階で冷却されて温度調整が行
われ、次いでウエハWは現像ユニットDにて現像処理さ
れる。
【0042】その後ウエハWはウエハ搬送手段MA2→
棚ユニットRのCHP装置5→ウエハ搬送手段MA1→
受け渡し部4A→受け渡しア−ム23の経路で搬送さ
れ、一旦所定温度まで加熱された後、所定温度まで冷却
されたウエハWは、受け渡し部4Aを介して例えば元の
カセット22内に戻される。
棚ユニットRのCHP装置5→ウエハ搬送手段MA1→
受け渡し部4A→受け渡しア−ム23の経路で搬送さ
れ、一旦所定温度まで加熱された後、所定温度まで冷却
されたウエハWは、受け渡し部4Aを介して例えば元の
カセット22内に戻される。
【0043】ここで処理ステ−ションS2では、ウエハ
Wは順次冷却部3Aに送られ、続いて空いている反射防
止膜形成ユニットB→棚ユニットR1の空いているCH
P装置5→空いている冷却部3→空いている塗布ユニッ
トC→棚ユニットRの空いているCHP装置5→冷却部
3C→インタ−フェイスステ−ションS2の経路で搬送
され、また露光後のウエハWはインタ−フェイスステ−
ションS2のCHP装置71→受け渡しア−ム7→冷却
部3C→空いている現像ユニットD→棚ユニットRの空
いているCHP装置5→受け渡し部4Aの経路で搬送さ
れればよい。
Wは順次冷却部3Aに送られ、続いて空いている反射防
止膜形成ユニットB→棚ユニットR1の空いているCH
P装置5→空いている冷却部3→空いている塗布ユニッ
トC→棚ユニットRの空いているCHP装置5→冷却部
3C→インタ−フェイスステ−ションS2の経路で搬送
され、また露光後のウエハWはインタ−フェイスステ−
ションS2のCHP装置71→受け渡しア−ム7→冷却
部3C→空いている現像ユニットD→棚ユニットRの空
いているCHP装置5→受け渡し部4Aの経路で搬送さ
れればよい。
【0044】この際冷却部3Aと反射防止膜形成ユニッ
トBとの間は、ウエハWを受け渡しア−ム23にて搬送
するようにしてもよいし、ウエハ搬送手段MA1により
搬送するようにしてもよい。またウエハWを搬送する際
に、ウエハ搬送手段MA同士の間でウエハWの受け渡し
を行う場合には、受け渡し部4Bを介してウエハWの受
け渡しが行われる。
トBとの間は、ウエハWを受け渡しア−ム23にて搬送
するようにしてもよいし、ウエハ搬送手段MA1により
搬送するようにしてもよい。またウエハWを搬送する際
に、ウエハ搬送手段MA同士の間でウエハWの受け渡し
を行う場合には、受け渡し部4Bを介してウエハWの受
け渡しが行われる。
【0045】さらに上述の実施の形態では、受け渡しア
−ム23を塗布ユニットCにアクセスできるように構成
し、冷却部3Aと塗布ユニットCとの間は、ウエハWを
受け渡しア−ム23により搬送するようにしてもよい。
−ム23を塗布ユニットCにアクセスできるように構成
し、冷却部3Aと塗布ユニットCとの間は、ウエハWを
受け渡しア−ム23により搬送するようにしてもよい。
【0046】上述実施の形態では、カセットステ−ショ
ンS1の受け渡しア−ム23により、処理ステ−ション
S2の反射防止膜形成ユニットBと冷却部3と受け渡し
部4Aとの間でウエハWを搬送するようにしたので、処
理ステ−ションS2内におけるウエハWの搬送を全てウ
エハ搬送手段MAが行っていた従来の場合に比べて、ウ
エハ搬送手段MAの負荷が軽減される。このためウエハ
搬送手段MAでアクセスするユニットの数を増加するこ
とができ、スル−プットの向上を図ることができる。
ンS1の受け渡しア−ム23により、処理ステ−ション
S2の反射防止膜形成ユニットBと冷却部3と受け渡し
部4Aとの間でウエハWを搬送するようにしたので、処
理ステ−ションS2内におけるウエハWの搬送を全てウ
エハ搬送手段MAが行っていた従来の場合に比べて、ウ
エハ搬送手段MAの負荷が軽減される。このためウエハ
搬送手段MAでアクセスするユニットの数を増加するこ
とができ、スル−プットの向上を図ることができる。
【0047】つまり上述の実施の形態では、処理ステ−
ションS2内のカセットステ−ションS1に隣接した領
域に、カセットステ−ションS1のカセット22の配列
方向と平行に、反射防止膜形成ユニットBと塗布ユニッ
トCと冷却部3Aと受け渡し部4Aとを含む第1の処理
部群を配置し、これに対向するようにインタ−フェイス
ステ−ションS3に隣接する領域に現像ユニットDと冷
却部3Cとを含む第2の処理部群を配置し、これらの間
に棚ユニットRと冷却部3Bと受け渡し部4Bとを含む
第3の処理部群を配置し、さらに第1及び第2の処理部
群の間にウエハ搬送手段MA1、第2及び第3の処理部
群の間にウエハ搬送手段MA2を夫々配置するレイアウ
トになっている。
ションS2内のカセットステ−ションS1に隣接した領
域に、カセットステ−ションS1のカセット22の配列
方向と平行に、反射防止膜形成ユニットBと塗布ユニッ
トCと冷却部3Aと受け渡し部4Aとを含む第1の処理
部群を配置し、これに対向するようにインタ−フェイス
ステ−ションS3に隣接する領域に現像ユニットDと冷
却部3Cとを含む第2の処理部群を配置し、これらの間
に棚ユニットRと冷却部3Bと受け渡し部4Bとを含む
第3の処理部群を配置し、さらに第1及び第2の処理部
群の間にウエハ搬送手段MA1、第2及び第3の処理部
群の間にウエハ搬送手段MA2を夫々配置するレイアウ
トになっている。
【0048】このため第1の処理部群に対しては受け渡
しア−ム23とウエハ搬送手段MA1のいずれによって
もウエハWの受け渡しを行うことができ、第3の処理部
群はウエハ搬送手段MA1,MA2のいずれによっても
ウエハWの受け渡しを行うことができる。このように2
つの搬送手段でアクセスできるユニットが多いので、ウ
エハWの待ち時間を作ることなくアクセスできるユニッ
トの数を多くすることができ、スル−プットを向上させ
ることができる。
しア−ム23とウエハ搬送手段MA1のいずれによって
もウエハWの受け渡しを行うことができ、第3の処理部
群はウエハ搬送手段MA1,MA2のいずれによっても
ウエハWの受け渡しを行うことができる。このように2
つの搬送手段でアクセスできるユニットが多いので、ウ
エハWの待ち時間を作ることなくアクセスできるユニッ
トの数を多くすることができ、スル−プットを向上させ
ることができる。
【0049】また上述の実施の形態では、反射防止膜形
成ユニットBや塗布ユニットCや現像ユニットD等のい
わゆる塗布処理を行うユニットを第1の処理部群と第2
の処理部群とし、また加熱源である加熱プレ−ト51を
含むCHP装置5を第3の処理部群として、カセットス
テ−ションS1側から第1の処理部群、第3の処理部
群、第2の処理部群をこの順序で配列し、第1の処理部
群と第3の処理部群との間及び第3の処理部群と第2の
処理部群との間に夫々ウエハ搬送手段MAとケミカルユ
ニットUを配置するようにレイアウトしたので、塗布処
理を行うユニットが加熱源から分離される。このためC
HP装置5→冷却部3の経路で2段階に高精度に温度調
整されたウエハWが加熱プレ−ト51からの熱影響を受
けにくく、高い温度精度を維持した状態で各ユニットに
おいて塗布処理を行うことができるので、温度変化が原
因となる処理ムラの発生が抑えられ、均一な処理を行う
ことができる。
成ユニットBや塗布ユニットCや現像ユニットD等のい
わゆる塗布処理を行うユニットを第1の処理部群と第2
の処理部群とし、また加熱源である加熱プレ−ト51を
含むCHP装置5を第3の処理部群として、カセットス
テ−ションS1側から第1の処理部群、第3の処理部
群、第2の処理部群をこの順序で配列し、第1の処理部
群と第3の処理部群との間及び第3の処理部群と第2の
処理部群との間に夫々ウエハ搬送手段MAとケミカルユ
ニットUを配置するようにレイアウトしたので、塗布処
理を行うユニットが加熱源から分離される。このためC
HP装置5→冷却部3の経路で2段階に高精度に温度調
整されたウエハWが加熱プレ−ト51からの熱影響を受
けにくく、高い温度精度を維持した状態で各ユニットに
おいて塗布処理を行うことができるので、温度変化が原
因となる処理ムラの発生が抑えられ、均一な処理を行う
ことができる。
【0050】さらにまた本発明では、第1の処理部群と
第3の処理部群との間及び第3の処理部群と第2の処理
部群との間の、カセットステ−ションS1から見て各ウ
エハ搬送手段MAの左側に既述のように作業用スペ−ス
を確保することができるので、棚ユニットRのメインテ
ナンスやウエハ搬送手段MAの動作の確認といった作業
を作業者がこのスペ−スに入り込んで行うことができ、
これらの作業を容易に行うことができる。
第3の処理部群との間及び第3の処理部群と第2の処理
部群との間の、カセットステ−ションS1から見て各ウ
エハ搬送手段MAの左側に既述のように作業用スペ−ス
を確保することができるので、棚ユニットRのメインテ
ナンスやウエハ搬送手段MAの動作の確認といった作業
を作業者がこのスペ−スに入り込んで行うことができ、
これらの作業を容易に行うことができる。
【0051】続いて本発明の他の例について図9に基づ
いて説明するが、図9では図2に示す塗布、現像装置と
同じ符号の部分は、同じ構成を示している。この例で
は、2個の棚ユニットR3,R4には、CHP装置5の
代わりに、複数の加熱部と冷却部が縦に配列されてお
り、これら棚ユニットR3,R4と冷却部3B、受け渡
し部4B(図示せず)により第3の処理部群が構成され
ている。また第2の処理部群は現像ユニットDと複数の
冷却部8を備えており、この冷却部8は上述の冷却部3
と同様に構成され、縦に多段に配列されている。さらに
インタ−フェイスステ−ションS3には、CHP装置7
1の代わりに複数の加熱部72が多段に設けられてい
る。
いて説明するが、図9では図2に示す塗布、現像装置と
同じ符号の部分は、同じ構成を示している。この例で
は、2個の棚ユニットR3,R4には、CHP装置5の
代わりに、複数の加熱部と冷却部が縦に配列されてお
り、これら棚ユニットR3,R4と冷却部3B、受け渡
し部4B(図示せず)により第3の処理部群が構成され
ている。また第2の処理部群は現像ユニットDと複数の
冷却部8を備えており、この冷却部8は上述の冷却部3
と同様に構成され、縦に多段に配列されている。さらに
インタ−フェイスステ−ションS3には、CHP装置7
1の代わりに複数の加熱部72が多段に設けられてい
る。
【0052】処理ステ−ションS2内のレイアウトにつ
いては、上述の実施の形態と同様に、カセットステ−シ
ョンS1のカセット22の配列方向と平行に、当該ステ
−ションS1に隣接して反射防止膜形成ユニットBと塗
布ユニットCと冷却部3Aと受け渡し部4Aとを含む第
1の処理部群を配置し、これに対向するようにインタ−
フェイスステ−ションS3に隣接する領域に前記第2の
処理部群を配置し、第1及び第2の処理部群の間にこれ
らに対向するように前記第3の処理部群を配置して、第
1及び第2の処理部群の間及び第2及び第3の処理部群
の間にウエハ搬送手段MA1,MA2を夫々配置する。
いては、上述の実施の形態と同様に、カセットステ−シ
ョンS1のカセット22の配列方向と平行に、当該ステ
−ションS1に隣接して反射防止膜形成ユニットBと塗
布ユニットCと冷却部3Aと受け渡し部4Aとを含む第
1の処理部群を配置し、これに対向するようにインタ−
フェイスステ−ションS3に隣接する領域に前記第2の
処理部群を配置し、第1及び第2の処理部群の間にこれ
らに対向するように前記第3の処理部群を配置して、第
1及び第2の処理部群の間及び第2及び第3の処理部群
の間にウエハ搬送手段MA1,MA2を夫々配置する。
【0053】また第3の処理部群のレイアウトについて
は、カセットステ−ションS1から見てウエハ搬送手段
MA1の奥側に冷却部3Bと受け渡し部4Bとが冷却部
3Bを上にして縦に配列されており、この右側に棚ユニ
ットR3、左側に棚ユニットR4が夫々配置されてい
る。
は、カセットステ−ションS1から見てウエハ搬送手段
MA1の奥側に冷却部3Bと受け渡し部4Bとが冷却部
3Bを上にして縦に配列されており、この右側に棚ユニ
ットR3、左側に棚ユニットR4が夫々配置されてい
る。
【0054】前記棚ユニットR3,R4の加熱部及びイ
ンタ−フェイスステ−ションS3の加熱部72は、例え
ばヒ−タにより加熱された加熱プレ−トの表面にウエハ
Wを載置することにより、当該ウエハWが所定温度に加
熱されるようになっている。また棚ユニットR3,R4
の冷却部は冷媒の通流によって冷却された粗調整用冷却
プレ−トの表面にウエハWを載置することにより、当該
ウエハWが所定温度まで冷却されるようになっており、
上述の冷却部3,8が微調整用の冷却部3であるのに対
し、いわばウエハWの粗熱をとるための粗調整用の冷却
部である。
ンタ−フェイスステ−ションS3の加熱部72は、例え
ばヒ−タにより加熱された加熱プレ−トの表面にウエハ
Wを載置することにより、当該ウエハWが所定温度に加
熱されるようになっている。また棚ユニットR3,R4
の冷却部は冷媒の通流によって冷却された粗調整用冷却
プレ−トの表面にウエハWを載置することにより、当該
ウエハWが所定温度まで冷却されるようになっており、
上述の冷却部3,8が微調整用の冷却部3であるのに対
し、いわばウエハWの粗熱をとるための粗調整用の冷却
部である。
【0055】さらにこの例では棚ユニットR4は、図示
しない搬送レ−ルに沿って冷却部3Bの隣接する位置か
ら、図9に破線で示すように、カセットステ−ションS
1の受け渡しア−ム23のストロ−ク範囲内の、塗布ユ
ニットCに隣接するカセットステ−ションS1側の位置
まで移動可能に構成されており、棚ユニットR4にある
ウエハWを、棚ユニットR4自身でカセットステ−ショ
ンS1に望む位置まで搬送できるようになっている。こ
の際カセットステ−ションS1の受け渡しア−ム23
は、棚ユニットR4との間でウエハWの受け渡しを行う
ことができるように構成されており、棚ユニットR4に
よって搬送されたウエハWを当該棚ユニットR4から受
け渡しア−ム23が直接受け取ることができるようにな
っている。他の構成は図2に示す実施の形態と同様であ
る。
しない搬送レ−ルに沿って冷却部3Bの隣接する位置か
ら、図9に破線で示すように、カセットステ−ションS
1の受け渡しア−ム23のストロ−ク範囲内の、塗布ユ
ニットCに隣接するカセットステ−ションS1側の位置
まで移動可能に構成されており、棚ユニットR4にある
ウエハWを、棚ユニットR4自身でカセットステ−ショ
ンS1に望む位置まで搬送できるようになっている。こ
の際カセットステ−ションS1の受け渡しア−ム23
は、棚ユニットR4との間でウエハWの受け渡しを行う
ことができるように構成されており、棚ユニットR4に
よって搬送されたウエハWを当該棚ユニットR4から受
け渡しア−ム23が直接受け取ることができるようにな
っている。他の構成は図2に示す実施の形態と同様であ
る。
【0056】このような処理ステ−ションS2内でのウ
エハWの流れを簡単に説明すると、ウエハWは、受け渡
しア−ム23→冷却部3A→受け渡しア−ム23→反射
防止膜形成ユニットB→ウエハ搬送手段MA1→棚ユニ
ットR3(R4)の加熱部→冷却部→ウエハ搬送手段M
A1→冷却部3→ウエハ搬送手段MA1→塗布ユニット
C→ウエハ搬送手段MA1→棚ユニットR3(R4)の
加熱部→冷却部→ウエハ搬送手段MA2→冷却部3C→
インタ−フェイスステ−ションS3の受け渡しア−ム7
→露光装置S4→受け渡しア−ム7→加熱部72→受け
渡しア−ム7→冷却部8→ウエハ搬送手段MA2→現像
ユニットD→ウエハ搬送手段MA2→棚ユニットR4の
加熱部→冷却部→棚ユニットR4のカセットステ−ショ
ンS1側への移動→受け渡しア−ム23の経路で搬送さ
れる。
エハWの流れを簡単に説明すると、ウエハWは、受け渡
しア−ム23→冷却部3A→受け渡しア−ム23→反射
防止膜形成ユニットB→ウエハ搬送手段MA1→棚ユニ
ットR3(R4)の加熱部→冷却部→ウエハ搬送手段M
A1→冷却部3→ウエハ搬送手段MA1→塗布ユニット
C→ウエハ搬送手段MA1→棚ユニットR3(R4)の
加熱部→冷却部→ウエハ搬送手段MA2→冷却部3C→
インタ−フェイスステ−ションS3の受け渡しア−ム7
→露光装置S4→受け渡しア−ム7→加熱部72→受け
渡しア−ム7→冷却部8→ウエハ搬送手段MA2→現像
ユニットD→ウエハ搬送手段MA2→棚ユニットR4の
加熱部→冷却部→棚ユニットR4のカセットステ−ショ
ンS1側への移動→受け渡しア−ム23の経路で搬送さ
れる。
【0057】このようにこの実施の形態では、棚ユニッ
トR4を移動可能に構成し、現像後のウエハWに対して
棚ユニットR4で加熱、冷却を行った後、ウエハ搬送手
段MA1によらずに当該ウエハWを棚ユニットR4自体
で搬送し、受け渡しア−ム23に受け渡し渡すようにし
たので、ウエハ搬送手段MA1の負担を軽減することが
でき、スル−プットの向上を図ることができる。
トR4を移動可能に構成し、現像後のウエハWに対して
棚ユニットR4で加熱、冷却を行った後、ウエハ搬送手
段MA1によらずに当該ウエハWを棚ユニットR4自体
で搬送し、受け渡しア−ム23に受け渡し渡すようにし
たので、ウエハ搬送手段MA1の負担を軽減することが
でき、スル−プットの向上を図ることができる。
【0058】以上において本発明では、反射防止膜形成
ユニットBや塗布ユニットC、現像ユニットD、冷却部
3、棚ユニットRのCHP装置や加熱部、冷却部の個数
は上述の例に限らず適宜選択されるものであり、これに
合わせて前記ユニット等の積み重ね段数も適宜選択され
る。また第1の処理部群を構成する反射防止膜形成ユニ
ットBや塗布ユニットC、冷却部3Aの配置は、上述の
例に限らず、反射防止膜形成ユニットBと塗布ユニット
Cとを他段に積み重ねてもよいし、反射防止膜形成ユニ
ットBと塗布ユニットCと冷却部3Aとを他段に積み重
ねてもよい。
ユニットBや塗布ユニットC、現像ユニットD、冷却部
3、棚ユニットRのCHP装置や加熱部、冷却部の個数
は上述の例に限らず適宜選択されるものであり、これに
合わせて前記ユニット等の積み重ね段数も適宜選択され
る。また第1の処理部群を構成する反射防止膜形成ユニ
ットBや塗布ユニットC、冷却部3Aの配置は、上述の
例に限らず、反射防止膜形成ユニットBと塗布ユニット
Cとを他段に積み重ねてもよいし、反射防止膜形成ユニ
ットBと塗布ユニットCと冷却部3Aとを他段に積み重
ねてもよい。
【0059】また本発明では、レジストの塗布処理や現
像処理の際に、ウエハWを加熱した後2段階で冷却する
手法を用いたが、微調整用の冷却部3,8を用いずにウ
エハWを1段階で冷却するようにしてもよい。ここで上
述の例では、冷却部3Aは第1の処理部群として、カセ
ットステ−ションS1に隣接する領域に配置し、受け渡
しア−ム23によりウエハWの受け渡しを行うことがで
きるように構成したが、これは反射防止膜を形成する場
合に望ましい。つまり反射防止膜形成を形成する場合に
は、この前にウエハWを冷却して所定の温度に調整する
必要があり、既述の位置に冷却部3Aが無い場合には、
ウエハWを受け渡しア−ム23により一旦受け渡し部4
Aや反射防止膜形成ユニットB等の第1の処理部群の一
つに受け渡し、これをウエハ搬送手段MA1により棚ユ
ニットRのCHP装置や冷却部に搬送して冷却すること
になり、搬送に無駄が生じるからである。
像処理の際に、ウエハWを加熱した後2段階で冷却する
手法を用いたが、微調整用の冷却部3,8を用いずにウ
エハWを1段階で冷却するようにしてもよい。ここで上
述の例では、冷却部3Aは第1の処理部群として、カセ
ットステ−ションS1に隣接する領域に配置し、受け渡
しア−ム23によりウエハWの受け渡しを行うことがで
きるように構成したが、これは反射防止膜を形成する場
合に望ましい。つまり反射防止膜形成を形成する場合に
は、この前にウエハWを冷却して所定の温度に調整する
必要があり、既述の位置に冷却部3Aが無い場合には、
ウエハWを受け渡しア−ム23により一旦受け渡し部4
Aや反射防止膜形成ユニットB等の第1の処理部群の一
つに受け渡し、これをウエハ搬送手段MA1により棚ユ
ニットRのCHP装置や冷却部に搬送して冷却すること
になり、搬送に無駄が生じるからである。
【0060】さらにまた本発明は反射防止膜を形成する
代わりに疎水化処理を行う場合に適用してもよく、例え
ばこの場合には反射防止膜形成ユニットBの代わりに疎
水化処理部を設け、ここで疎水化処理を行った後、塗布
ユニットCにてレジストの塗布が行われる。さらにまた
本発明は、基板としてはウエハに限らず、液晶ディスプ
レイ用のガラス基板であってもよい。
代わりに疎水化処理を行う場合に適用してもよく、例え
ばこの場合には反射防止膜形成ユニットBの代わりに疎
水化処理部を設け、ここで疎水化処理を行った後、塗布
ユニットCにてレジストの塗布が行われる。さらにまた
本発明は、基板としてはウエハに限らず、液晶ディスプ
レイ用のガラス基板であってもよい。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、基板搬送手段の負担が
軽減されるので、スル−プットの向上を図ることができ
る。
軽減されるので、スル−プットの向上を図ることができ
る。
【図1】本発明の実施の形態に係る塗布、現像装置を示
す概観斜視図である。
す概観斜視図である。
【図2】前記塗布、現像装置を示す概略平面図である。
【図3】前記塗布、現像装置の第1の処理部群の一例を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図4】前記塗布、現像装置の第2の処理部群の一例を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図5】棚ユニットの一例を示す側面図である。
【図6】CHP装置を示す断面図である。
【図7】塗布ユニットを示す断面図である。
【図8】ウエハ搬送手段を示す斜視図である。
【図9】塗布、現像装置の他の例を示す概略平面図であ
る。
る。
【図10】従来の塗布、現像装置を示す概略平面図であ
る。
る。
W 半導体ウエハ S1 カセットステ−ション S2 処理ステ−ション S3 インタ−フェイスステ−ション S4 露光装置 23 受け渡しア−ム 3 冷却部 B 反射防止膜形成ユニット C 塗布ユニット D 現像ユニット R 棚ユニット MA ウエハ搬送手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F031 CA02 CA05 DA17 FA01 FA03 FA11 FA12 FA15 MA02 MA09 MA24 MA26 MA27 NA03 NA16 5F046 CD01 CD05 CD06 JA22 LA18
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の基板を収納した基板カセットを載
置する載置部と、この載置部に載置された基板カセット
に対して基板の受け渡しを行う受け渡し手段と、を含む
カセットステ−ションと、このカセットステ−ションに
接続され、前記受け渡し手段により搬送された基板を処
理する処理ステ−ションと、を有し、 前記処理ステ−ションは、基板に対して処理液を塗布す
る塗布処理部と、 この塗布処理部に対して基板の受け渡しを行う基板搬送
手段と、を備え、 前記カセットステ−ションの受け渡し手段が前記処理ス
テ−ションの塗布処理部に対して基板の受け渡しを行う
ことを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項2】 複数の基板を収納した基板カセットを載
置する載置部と、この載置部に載置された基板カセット
に対して基板の受け渡しを行う受け渡し手段と、を含む
カセットステ−ションと、このカセットステ−ションに
接続され、前記受け渡し手段により搬送された基板を処
理する処理ステ−ションと、を有し、 前記処理ステ−ションは、カセットステ−ション側に設
けられ、基板に対して第1の処理液を塗布する第1の塗
布処理部と、 カセットステ−ションの反対側に設けられ、基板に対し
て第2の処理液を塗布する第2の塗布処理部と、 前記第1及び第2の塗布処理部の間に設けられ、基板を
加熱するための加熱部と、 第1の塗布処理部と加熱部との間に設けられ、これらに
対して基板の搬送を行う第1の基板搬送手段と、 第2の塗布処理部と加熱部との間に設けられ、これらに
対して基板の搬送を行う第2の基板搬送手段と、を備え
ることを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項3】 前記カセットステ−ションの受け渡し手
段が前記処理ステ−ションの第1の塗布処理部に対して
基板の受け渡しを行うことを特徴とする請求項2記載の
基板処理装置。 - 【請求項4】 前記処理ステ−ションは、基板を冷却す
るための冷却部を備え、前記カセットステ−ションの受
け渡し手段がこの処理ステ−ションの冷却部に対して基
板の受け渡しを行うことを特徴とする請求項1,2又は
3記載の基板処理装置。 - 【請求項5】 前記処理ステ−ションのカセットステ−
ションの反対側に設けられた露光装置と、処理ステ−シ
ョンのカセットステ−ションの反対側に接続され、処理
ステ−ションと露光装置との間で基板の受け渡しを行う
ためのインタ−フェイスステ−ションと、を備え、前記
第1の塗布処理部は基板に対して反射防止膜の形成を行
う処理部を含み、前記第2の塗布処理部は前記露光装置
にて露光された基板に対して現像処理を行う処理部を含
むことを特徴とする請求項2,3又は4記載の基板処理
装置。
Priority Applications (9)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28532599A JP2001110701A (ja) | 1999-10-06 | 1999-10-06 | 基板処理装置 |
US09/676,478 US6402400B1 (en) | 1999-10-06 | 2000-10-02 | Substrate processing apparatus |
TW089120792A TW471051B (en) | 1999-10-06 | 2000-10-05 | Substrate processing apparatus |
KR1020000058362A KR100691652B1 (ko) | 1999-10-06 | 2000-10-05 | 기판처리장치 |
SG200005727A SG111010A1 (en) | 1999-10-06 | 2000-10-06 | Substrate processing apparatus |
SG200300097A SG102704A1 (en) | 1999-10-06 | 2000-10-06 | Substrate processing apparatus |
EP00308842A EP1091390B1 (en) | 1999-10-06 | 2000-10-06 | Substrate processing apparatus |
EP10010838A EP2261952B1 (en) | 1999-10-06 | 2000-10-06 | Substrate processing apparatus |
DE60045270T DE60045270D1 (de) | 1999-10-06 | 2000-10-06 | Substratverarbeitungsvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28532599A JP2001110701A (ja) | 1999-10-06 | 1999-10-06 | 基板処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
JP28532599A Pending JP2001110701A (ja) | 1999-10-06 | 1999-10-06 | 基板処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001110701A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100567237B1 (ko) * | 2002-08-23 | 2006-04-03 | 다이닛뽕스크린 세이조오 가부시키가이샤 | 기판처리장치 |
JP2008300723A (ja) * | 2007-06-01 | 2008-12-11 | Nec Electronics Corp | 処理装置 |
KR102059725B1 (ko) * | 2016-09-26 | 2019-12-26 | 가부시키가이샤 스크린 홀딩스 | 기판 처리 방법 및 기판 처리 장치 |
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